JPH05179426A - 環状ガス吹き出し機構およびガス混合装置 - Google Patents

環状ガス吹き出し機構およびガス混合装置

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JPH05179426A
JPH05179426A JP35809991A JP35809991A JPH05179426A JP H05179426 A JPH05179426 A JP H05179426A JP 35809991 A JP35809991 A JP 35809991A JP 35809991 A JP35809991 A JP 35809991A JP H05179426 A JPH05179426 A JP H05179426A
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JP
Japan
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gas
annular
blowing mechanism
gas blowing
holes
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JP35809991A
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Tsukasa Kobayashi
司 小林
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 CVD装置などに使用するガス吹き出し機構
について、ガス吹き出し孔の均一性を改善でき、ガス吹
き出し孔の配置密度の最適化を容易にし、メンテナンス
性を良好にする。 【構成】 環状ガス吹き出し機構14は、正方形の環状
本体18の対向する2辺にそれぞれガス導入口16を形
成してある。ガス導入口16から導入されたガスはガス
分散板22のガス吹き出し孔30から出ていく。ガス導
入口16に近い対向する2枚のガス分散板22aにはガ
ス吹き出し孔30を3個形成してあり、ガス導入口16
から離れた対向する2枚のガス分散板22bにはガス吹
き出し孔30を6個形成してある。これにより、ガス吹
き出し分布の均一性を良好にしている。これらのガス分
散板22は、ねじによって環状本体18に着脱可能に取
り付けてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は薄膜形成や基板の表面処
理を行う真空処理装置のためのガス吹き出し機構および
ガス混合装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】薄膜形成や基板表面処理を行う真空処理
装置において、真空室の内部にプロセスガスを導入する
際に、基板近傍でのガスの濃度の不均一性が処理速度の
不均一性をもたらす。この不均一性を解消するために、
多数の孔を有するガス分散板を用いてシャワ−状に基板
面に均一にガスを吹き出す場合が多い。プロセスガスが
1種類の場合は、図5に示すような平面状ガス吹き出し
機構を用いれば均一なガス吹き出しを得ることは困難な
ことではない。この平面状ガス吹き出し機構2は、2段
構成の平面状ガス分散板3、4を備えており、1方向に
シャワ−状にガスを吹き出すことができる。プロセスガ
スが2種類以上必要とされ、しかもそれらを均一に基板
に供給しなければならない場合には、図5の平面状ガス
吹き出し機構2の導入口5に同時に複数のガスを導入す
ればよく、分散板によりそれらは充分混合されて均一に
基板に供給される。
【0003】しかし、導入する複数のガスが非常に反応
性が強い場合は、それらが基板に到達する前に好ましく
ない反応を生じて基板上での所望の反応が妨げられる場
合が生じる。一例として、TEOS(テトラエチルオル
ソシリケ−ト)を原料として、これをオゾン(O3)を
用いて酸化することにより、SiO2膜を堆積させるC
VD法を取り上げる。図6(A)は従来のCVD装置の
概略正面断面図である。CVD原料のTEOS6は図5
に示したようなガス分散板を有する平面状ガス吹き出し
機構2によって、加熱された基板8にシャワ−状に供給
される。一方、もう1つの反応ガスであるオゾン10は
基板8のすぐ近くから環状ガス吹き出し機構12によっ
て基板8に供給される。図6(B)は、環状ガス吹き出
し機構12の平面図である。この環状ガス吹き出し機構
12は、2箇所からガスを導入して、円環の内側に多数
設けられた約0.3mm程度の孔径の小孔からガスを均
一に吹き出させるものである。このように2種類のガス
を別々に供給する目的は、基板に到達する前の気相中で
の互いの反応をできるだけ少なくして、TEOSを基板
に効率良く供給することにより堆積速度を増加させるこ
とにある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図6
(B)に示すような環状ガス吹き出し機構を用いた場
合、次のような不具合があった。この環状ガス吹き出し
機構では、吹き出し孔の径やガス流量を適切に設定しな
いと均一な吹き出しが得られない。すなわち、孔径が適
切な大きさよりも大きい場合、ガスの吹き出しはどうし
ても2箇所の導入口近傍に偏る傾向がある。これを防ぐ
ためには孔径をできるだけ小さくしてやればよい。しか
し、ガス流量が1000sccm以下の条件では均一な
吹き出しを得るための孔径は約0.3mmと非常に小さ
くする必要があり、図6(B)のような円環の内面側に
多数の小さな孔を加工することは非常に困難である。ま
た、この場合にはコンダクタンスが小さいため、ガスの
噴出速度が増大して基板近傍で乱流を形成する可能性が
ある。このような現象は、良好な膜質や膜厚の均一性を
得るためには好ましくない。さらに、孔が小さいために
目詰まりを生じ易く、たびたび孔を開けなおす必要が生
じる。また、プロセス上、ガスの流量を変化させる必要
がある場合、ガスの流量に依存して吹き出しの分布も変
化し、その結果、膜厚や膜質の均一性も変化するという
欠点があった。
【0005】このような不具合の防止策としては、図5
に示したような平面状ガス分散板を有するシャワ−状の
吹き出し機構を複数個設置してもよいが、それぞれから
吹き出したガス同士の混合がうまく行なえないことや、
吹き出し口から基板までの距離が増大して基板に到達す
る前に気相中で好ましくない反応が促進されるといった
新たな不具合が生じる。また、別の防止策として、多少
大きめの吹き出し孔を開けて、一方で、孔の配置密度を
場所によって最適化することも考えられるが、実際にこ
れを実行することは多大の労力と時間を費やし、非常に
困難な作業である。
【0006】
【発明の目的】本発明の目的は、ガス吹き出しの均一性
に優れ、ガス吹き出し孔の配置密度の最適化が容易で、
メンテナンス性に優れたガス吹き出し機構およびガス混
合装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】第1の発明の環状ガス吹
き出し機構は、ガス導入口と、導入されたガスが流れる
ための環状のガス流路と、複数のガス吹き出し孔が形成
されたガス分散部とからなるガス吹き出し機構におい
て、前記ガス分散部が着脱可能なガス分散板であること
を特徴としている。
【0008】第2の発明の環状ガス吹き出し機構は、第
1の発明において、前記ガス分散板が環状のガス流路の
内面側に取り付けられることを特徴としている。
【0009】第3の発明のガス混合装置は、複数のガス
吹き出し孔を備える平面状のガス分散板から1方向にガ
スを吹き出す形式の平面状ガス吹き出し機構と、第2の
発明の環状ガス吹出し機構とを組み合わせて、平面状ガ
ス吹き出し機構から吹き出たガスが環状ガス吹き出し機
構の内側を通過するように両吹き出し機構を配置したこ
とを特徴としている。
【0010】第4の発明のガス混合装置は、第3の発明
における環状ガス吹き出し機構に温度制御装置を設けた
ことを特徴としている。
【0011】
【作用】ガス分散板を着脱可能にしたために、吹き出し
の均一性を確保するための孔位置の最適化は、分散板を
交換することにより容易に行うことができる。また、所
望のプロセスに対応していくつかの分散板を用意すれ
ば、分散板の交換により最適のプロセスを選択できる。
さらに孔の目詰まりが生じた場合、ガス分散板のみを取
り外して孔を開け直すことができるので、吹き出し機構
本体は交換が不要となり、短時間で効率良くメンテナン
スを行うことができる。
【0012】
【実施例】図1は本発明の環状ガス吹き出し機構の一実
施例の斜視図である。図2はその垂直断面図である。こ
の環状ガス吹き出し機構14は、正方形の環状本体18
の対向する2辺にそれぞれガス導入口16を形成したも
のである。環状本体18の大きさは約100mm×10
0mmである。図2に示すように、環状本体18の内部
には分散板20、22で区切られた二つの環状通路2
4、26がある。ガス導入口16から導入されたガス
は、1段目の環状通路24の中を環状に流れると共に1
段目のガス分散板20のガス吹き出し孔28から2段目
の環状通路26に吹き出す。2段目の環状通路26に入
ったガスは、この環状通路26の中を環状に流れると共
に、2段目のガス分散板22のガス吹き出し孔30から
環状本体18の内側に向かって吹き出す。このように2
段に設置されたガス分散板により、均一なガス吹き出し
が得られる。
【0013】図1に示すように、2段目のガス分散板2
2は合計で4枚取り付けられている。ガス吹き出しの偏
りをなくすためには、ガス導入口16からの距離に応じ
て、ガス分散板に設けたガス吹き出し孔の大きさや配置
密度を変更することが必要である。この実施例では、ガ
ス吹き出し孔28、30の内径は1mmに統一する一方
で、配置密度の方を変更してある。すなわち、2段目の
ガス分散板22については、ガス導入口16に近い対向
する2枚のガス分散板22aにはガス吹き出し孔30を
3個形成してあり、ガス導入口16から離れた対向する
2枚のガス分散板22bにはガス吹き出し孔30を6個
形成してある。また、1段目のガス分散板20について
は、ガス導入口16に近い2枚のガス分散板にはガス吹
き出し孔28を2個形成してあり、ガス導入口16から
離れた2枚のガス分散板にはガス吹き出し孔28を3個
形成してある。
【0014】図3は環状本体18の拡大垂直断面図であ
る。1段目のガス分散板20と2段目のガス分散板22
は、ねじ32によって環状本体18の内面側から着脱可
能に取り付けられている。ガス分散板20、22と環状
本体18との封止性は、両者間の間隙がガス吹き出し孔
28、30の孔径より十分小さければ特に問題となるこ
とはない。したがって、ガス分散板20、22の取り付
けはねじ止めで十分である。ガス吹き出し孔28、30
の配置位置や配置密度を変更する場合には、ガス分散板
20、22を取り外して別の種類のものに付け替えれば
よい。また、ガス吹き出し孔28、30の目詰まりが生
じるなどしてメンテナンスが必要になった場合でも、ガ
ス分散板20、22だけを取り外して必要な処置を施す
ことができる。
【0015】図4は、図1に示す環状ガス吹き出し機構
14を用いたCVD装置の正面断面図である。この装置
は、オゾンとTEOSを用いてSiO2膜を減圧CVD
により作成するための装置である。反応室34は、図示
していない真空ポンプにより矢印36の方向に排気され
る。ガスの流れに偏りを生じないように排気ポ−ト38
は反応室34の上部の対称な位置4箇所に設置してあ
る。反応室34の下部にはバルブ40を介してTEOS
容器42を接続してある。TEOS容器42にはキャリ
アガスとしてArガスが矢印44の方向から導入され、
気化したTEOSとともに反応室34に導かれる。反応
室34内には平面状ガス吹き出し機構46が設置してあ
り、2段に設置された平面状ガス分散板48によりTE
OSガスは基板50に均一に供給される。さらに、平面
状ガス吹き出し機構46にはヒ−タ52が巻かれてお
り、このヒ−タ52はTEOSガスが基板50に到達す
る前にTEOSガスを予備的に加熱する役割を果たして
いる。この予備加熱によりTEOSガスは非常に反応が
起こり易い状態に変化する。基板ホルダ−53の内部に
は基板加熱ヒ−タ54があり、このヒ−タ54によって
基板50は350℃に加熱されている。
【0016】一方、もうひとつの反応ガスであるオゾン
はオゾン発生器56から供給される。純酸素ガスをオゾ
ン発生器56に供給することによって、約5%程度の濃
度のオゾンを含む酸素ガスが得られる。オゾンと酸素の
混合ガスはオゾン発生器56から出た後、均等に2つに
分流されてから反応室34内に入り、環状ガス吹き出し
機構14の2つのガス導入口に導入される。これによ
り、オゾンも均一に基板50に供給される。
【0017】こうして、TEOSとオゾンは別々の経路
を経て基板50の前面空間に供給され、熱せられた基板
50上で反応してSiO2膜が堆積する。この実施例で
はさらに、環状ガス吹き出し機構14に温度制御装置を
設置してある。温水循環ポンプ58から送られてきた約
90℃の温水は、熱交換器60を介して、環状ガス吹き
出し機構14の温度を一定に保っている。このような温
度制御装置を設置した理由は次の通りである。反応ガス
のひとつであるオゾンは高温、特に100℃以上の温度
では分解が激しい。環状ガス吹き出し機構14は、約3
50℃に保温された基板ホルダ−53からの熱放射を受
けるので、上記の温度制御装置がない場合にはオゾンは
環状ガス吹き出し機構14の内部で分解し易く、効率良
く基板に到達しない。したがって、環状ガス吹き出し機
構14をある程度冷却する必要がある。反対に、環状ガ
ス吹き出し機構14を冷却し過ぎると、もともと液体で
あったTEOSが、熱交換器60や環状ガス吹き出し機
構14で冷却されて、この部分で結露するという問題が
生じる。約90℃という温水の温度は、TEOSが結露
せず、しかもオゾンがそれほど分解しない温度として選
択されたものである。
【0018】次に、図4の装置を用いてSiO2膜を堆
積させる手順を示す。基板50を基板ホルダ−53に取
り付ける。反応室34内を高真空に排気した後、基板ホ
ルダ−53を約350℃に加熱する。また、温水循環ポ
ンプ58を作動させ、環状ガス吹き出し機構14の温度
を約90℃に設定する。さらに、平面状ガス吹き出し機
構46の温度をヒ−タ52により約500℃に加熱す
る。TEOS容器42はTEOSが蒸発しやすいように
約40℃に保温しておく。反応室34内が高真空に達
し、各部の温度が定常状態に達したら、キャリアガスで
あるArを50sccm程度TEOS容器42に流して
TEOSのバブリングを開始する。同時に、バルブ40
を開くことにより、TEOSガスを反応室34に導入す
る。一方、オゾン発生器56を動作させない状態で約1
000sccmの流量の酸素ガスを環状ガス吹き出し機
構14に流して、基板50に酸素ガスを供給する。反応
室34内の圧力は、図示していない圧力計と圧力制御機
構により約50〜200Torr程度の任意の値に一定
に保たれる。この状態ではTEOSと酸素が反応しない
ので膜は堆積しない。次に、オゾン発生器56を動作さ
せると成膜が開始する。成膜を開始して一定時間経過し
たら、全てのガスを停止して、反応室34内を再び高真
空に排気した後、膜が堆積した基板50を取り出す。
【0019】次に、環状ガス吹き出し機構14のガス分
散板の孔位置の最適化を図った経過を示す。図1から図
3に示した環状ガス吹き出し機構14では、ガス導入口
16を2箇所に設置してあるので、すべてのガス分散板
に同一の配置密度でガス吹き出し孔を設けたのではガス
吹き出しの偏りが生ずることが予想された。そこでまず
初めに、ガス分散板のガス吹き出し孔の数を次のように
した。1段目のガス分散板20については、ガス導入口
16に近い分散板で3個、ガス導入口から離れた分散板
で4個とした。また、2段目のガス分散板22について
は、ガス導入口16に近い分散板で4個、ガス導入口か
ら離れた分散板で6個とした。孔径はすべて1mmであ
る。このような環状ガス吹き出し機構を用いて実際にS
iO2膜の成膜を行なったところ、ガス導入口近傍で膜
厚が不均一になる現象が観測された。すなわち、ガス導
入口に近い位置では膜厚が小さいが、そこから離れるに
したがって膜厚は急に増加し、基板中央部で再び減少す
る。ガス導入口に近い位置で膜厚が小さい原因はガスの
流速が大きすぎるためと思われるが、いずれにせよ、こ
のような現象はオゾンガスの吹き出しの不均一性に基づ
いている。そこで、ガス分散板のガス吹き出し孔の数を
上述の実施例のように変更したところ、膜厚分布の均一
性は良好であった。いうまでもなく、この変更はガス分
散板のみであり、環状ガス吹き出し機構本体はそのまま
である。
【0020】以上述べたように、本実施例の環状ガス吹
き出し機構を使用することにより、基板内で膜厚分布の
良好なSiO2膜の堆積が可能となった。これは環状ガ
ス吹き出し機構からのオゾンの吹き出し分布が均一であ
ることを反映したものである。しかも、ガス吹き出し孔
の径が1mmと、従来の0.3mmに比べて大きいた
め、孔の目詰まりが生じにくく、非常に長期(約3か月
以上)にわたってメンテナンスが不要であった。
【0021】なお、本実施例では環状ガス吹き出し機構
の形状を正方形としたが、その他の矩形や多角形、ある
いは円環状にすることもでき、環状であればその形状は
任意である。また、ガス分散板の段数も2段以外の任意
の段数にすることができる。さらに、本明細書ではCV
Dの例をあげて説明を行ったが、ドライエッチングな
ど、真空室内でガスを利用した表面処理プロセスにはす
べて本発明を適用可能である。
【0022】
【発明の効果】本発明は、ガス分散板を着脱可能にした
ために、ガス分散板の交換によりプロセスに応じて最適
なガス吹き出し孔の配置を選択することができて、吹き
出しの均一性を確保できる。また、ガス吹き出し孔の配
置を最適化できるのでガス吹き出し孔を比較的大きくす
ることができ、長期間にわたってガス吹き出し孔の目詰
まりがしにくい。目詰まりが生じた場合には、ガス分散
板のみを取り外して孔を開け直すことができるので、吹
き出し機構本体は交換が不要となり、短時間で効率良く
メンテナンスを行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の環状ガス吹き出し機構の一実施例の斜
視図である。
【図2】図1の環状ガス吹き出し機構の垂直断面図であ
る。
【図3】図1の環状ガス吹き出し機構の環状本体の拡大
垂直断面図である。
【図4】図1の環状ガス吹き出し機構を利用したCVD
装置の正面断面図である。
【図5】従来の平面状ガス吹き出し機構の正面断面図で
ある。
【図6】ガス吹き出し機構を備えた従来のCVD装置の
概略正面断面図と従来の環状ガス吹き出し機構の平面図
である。
【符号の説明】
14 環状ガス吹き出し機構 16 ガス導入口 18 環状本体 20、22 ガス分散板 24、26 環状流路 28、30 ガス吹き出し孔 32 ねじ 46 平面状ガス吹き出し機構 60 熱交換器

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガス導入口と、導入されたガスが流れる
    ための環状のガス流路と、複数のガス吹き出し孔が形成
    されたガス分散部とからなるガス吹き出し機構におい
    て、前記ガス分散部が着脱可能なガス分散板であること
    を特徴とする環状ガス吹き出し機構。
  2. 【請求項2】 前記ガス分散板が環状のガス流路の内面
    側に取り付けられることを特徴とする請求項1記載の環
    状ガス吹出し機構。
  3. 【請求項3】 複数のガス吹き出し孔を備える平面状の
    ガス分散板から1方向にガスを吹き出す形式の平面状ガ
    ス吹き出し機構と、請求項2記載の環状ガス吹出し機構
    とを組み合わせて、平面状ガス吹き出し機構から吹き出
    たガスが環状ガス吹き出し機構の内側を通過するように
    両吹き出し機構を配置したことを特徴とするガス混合装
    置。
  4. 【請求項4】 環状ガス吹き出し機構に温度制御装置を
    設けたことを特徴とする請求項3記載のガス混合装置。
JP35809991A 1991-12-27 1991-12-27 環状ガス吹き出し機構およびガス混合装置 Pending JPH05179426A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7105059B2 (en) * 2002-07-15 2006-09-12 Samsung Electronics Co., Ltd. Reaction apparatus for atomic layer deposition
KR100982987B1 (ko) * 2008-04-18 2010-09-17 삼성엘이디 주식회사 화학 기상 증착 장치
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US11772058B2 (en) 2019-10-18 2023-10-03 Taiwan Semiconductor Manufacturing Company Limited Gas mixing system for semiconductor fabrication

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