JPH0517937Y2 - - Google Patents

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JPH0517937Y2
JPH0517937Y2 JP1988073155U JP7315588U JPH0517937Y2 JP H0517937 Y2 JPH0517937 Y2 JP H0517937Y2 JP 1988073155 U JP1988073155 U JP 1988073155U JP 7315588 U JP7315588 U JP 7315588U JP H0517937 Y2 JPH0517937 Y2 JP H0517937Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、机等のテーブルにおける天板の保護
縁装置の構造に関するものである。
〔従来の技術とその解決すべき課題〕
従来、事務机やテーブル等の天板における前縁
等を保護するための保護縁装置として、天板の枠
体に固着する硬質合成樹脂製の固定片と、該固定
片に被嵌する軟質合成樹脂製の保護縁部材とから
成るものは、先行技術の実公昭37−28744号公報、
実公昭46−8428号公報、実公昭57−43554号公報
など種々ある。
これらの先行技術では、外側の縁保護部材にお
ける上下端の係合爪が固定片上下端の係合溝に係
合しているだけでその上下中途部は相手部材の突
起部端面に単に互に接当しているのみであつたか
ら、保護縁部材の外面から前記突起部端面に向か
つての外力が作用したときには、この突起部で抵
抗を受けることができて、保護縁部材の係合爪が
前記係合溝から外れるような大幅な変形は阻止さ
れるが、天板の上方からまたはその反対に下方か
ら保護縁部材の垂直面に略平行な外力や斜め方向
からの外力が作用すると、保護縁部材の係合爪が
外れるような変形やずれが起こり易い。
また、固定片と保護縁部材との材質が相違する
と、温度変化による各部材の膨張率が相違し、特
に外側に被嵌する保護縁部材の方が大きく膨張す
ると、その係合爪箇所にて固定片と外れ易くなる
という欠点があつた。
この不都合を解消するため、実開昭56−53936
号公報では、机天板の下面の左右両側に机の前後
方向に延びる断面外向きコ字型の補強枠を固着
し、その補強枠の外面に、下方を除く三方に係合
片を屈曲形成した金属板製の取付け部材と、該取
付け部材の三方の係合片に係止する内向きの三方
の係止片を一体的に形成した合成樹脂製の側カバ
ー体とを取付けするにあたり、この側カバー体の
内面であつて、上下中途部には、側カバー体の前
後長手方向に沿つて適宜間隔にて筒状の複数の突
片を突設し、取付け部材の係合片に側カバー体の
係止片を係止させた状態にて、天板の内側から補
強枠にねじ込むねじを、取付け部材を貫通させて
前記側カバー体における筒状の突片の内径に螺着
すると、ねじの進入に従つて、側カバー体を取付
け部材に引き込むと同時に当該取付け部材を補強
枠に引き寄せて、取付け部材と側カバー体とを強
固に固定するものである。
しかしながら、この構成によれば、ねじは補強
枠の内側(天板の内側)からねじ込む必要があ
り、従つて、天板内側にねじを差し込んだり、螺
子回しを挿入する空間がなければこの取付け作業
が不可能である。また、一般に天板の内側からね
じをねじ込むには、作業者が天板の下面側に潜り
込む等、作業姿勢が劣化となり、この机の組立て
作業が至極困難になるという問題があつた。
本考案は、これらの問題を解消することを目的
とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
前記目的を達成するため、本考案は、机等の天
板における縁枠体に沿わせてビス等で固定する取
付基材の本体上下端に、縁枠体の外面との間に〓
間を有する上下一対の係合段部を形成し、取付基
材の本体には鋸歯状係止部を有する突起体を外向
きに突出させる一方、合成樹脂製の保護縁部材に
は、前記取付基材における上下両係合段部と前記
縁部材との上下の〓間に係止する上下一対の爪片
を形成し、保護縁部材の内面には、前記取付基材
における突起体の鋸歯状係止部に噛合い係合する
鋸歯状係合部を有する係合突起体を突設した構成
としたものである。
〔考案の作用・効果〕
この構成によれば、天板における縁枠体に取付
基材を、天板の外面側から予め固定した後、該取
付基材と保護縁部材とは、取付基材の本体におけ
る上下両端の係合段部と、保護縁部材の上下一対
の爪片とが各々係合し、また、本体の上下中途部
における突起体と保護縁部材の上下中途部の係合
突起体とが各々係合するものである。従つて、従
来の上下2箇所の係合部だけを有するものに比較
して保護縁部材の上下中途部の箇所も係合できる
から係合状態が強固になり、且つ保護縁部材が温
度変化や外力により不用意にずれ動くことがない
のである。
また、前記中途部における取付基材の突起体と
保護縁部材における係合突起体との両者は、各々
の部材に形成された鋸歯状係止部の互いの噛合に
より係合するものであるから、保護縁部材におけ
る係合突起体を他方の取付基材における突起体に
単に押し込むだけで両者の鋸歯状係止部同士を噛
合いさせることができ、少なくとも係合箇所が3
箇所であるにも拘わらず、天板における縁枠体に
対する取付基材の装着作業及びこの取付基材に対
する保護縁部材の係合装着作業が、それぞれ天板
の側面外側から実行することができるから、机の
組立て作業が至極容易にできるという顕著な効果
を有するのである。
〔実施例〕
次に実施例について説明すると、符号2は事務
用の机1における天板を示し、本実施例では、天
板2の前縁枠体3と左右両側枠体と後縁枠体4と
に、後述する各々別体の保護縁装置を設けるもの
である。
前記前縁枠体3及び後縁枠体4は、第2図に示
すように、合成樹脂製の表面板5を張設または貼
着した天板2における上板6の前端を略垂直状に
屈曲形成するなどして設ける。
符号7は、前記前縁枠体3にビス8等にて外側
から固定する左右長手の取付基材で、該取付基材
7は、硬質合成樹脂製である。取付基材7は本体
7aには、その上下両端に向かつて一体的に突設
する上下一対の係合段部9,10を設け、この両
係合段部9,10と前縁枠体3前面との間に適宜
寸法(H)の〓間がある。
符号11,12は、取付基材7の本体7aの上
下中途部から前向きに一体的に突設した上下一対
の突起体で、上突起体11の下面前端寄り位置
と、下突起体12上面前端寄り位置とには、各々
鋸歯状係止部13,14を形成する。前記ビス8
は上下一対の突起体11,12の間にビス頭が位
置するようにして取付けるものである。
なお、前記上下一対の突起体11,12が取付
基材7の全長にわたつて形成される等した左右長
手のものであるときには、取付基材7を押し出し
成形により製作することができる。
また、上下一対の突起体11,12を本体7a
の長手方向に適宜間隔で設けるようにしても良
い。
本考案の保護縁装置における保護縁部材15
は、前記取付基材7の全長にわたつてその前面を
覆うように側断面横向き略コ字状の硬質合成樹脂
製の左右長手に形成され、その外面には軟質合成
樹脂製の被覆部材16を接着または溶着により取
付けている。
符号17,18は保護縁部材15における上下
両自由端縁に互いに対向するようにして形成され
た上下一対の左右長手の爪片で、該各爪片17,
18は前記取付基材7における上下の係合段部
9,10と前縁枠体3の前面との〓間に各々係止
できるものである。
また、符号19,20は、前記取付基材7にお
ける上下一対の突起体11,12に対して着脱自
在に嵌合する上下一対の係合突起体で、保護縁部
材15の上下中途部内面から内向きに一体的に突
設してあり、上係合突起体19の上面自由端寄り
位置に鋸歯状係止部21を、下係合突起体20の
下面自由端寄り位置に鋸歯状係止部22を各々形
成してあり、前記上下両突起体11,12におけ
る鋸歯状係止部13,14と各々噛合い係合する
ことができるものである。
前記係合突起体19,20を保護縁部材15の
全長にわたつて一体的に形成するときには、該部
材15を押し出し成形により製作することができ
る。
また、硬質合成樹脂製の保護縁部材15と軟質
合成樹脂製の被覆部材16とを略同時に押し出し
成形するときには、両部材の押し出し直後の軟化
状態にて両者を全面接着(融着)させることもで
きるし、両部材を別々に押し出し成形後に別途接
着剤にて接着するようにしても良い。
第3図の実施例は、取付基材7の本体7aの上
下中途部における突起体24を、当該取付基材7
の長手方向に沿う突条または長手方向に適宜間隔
で複数箇所に突出成形した形状となし、該突起体
24の外側面から前縁枠体3にビス27止めし、
また、突起体24の上下両面に鋸歯状係止部2
5,26を形成する一方、保護縁部材15の内面
には、上下一対の突条の左右長手の係合突起体2
8,29を一体的に突設し、該両係合突起体2
8,29には前記突起体24における鋸歯状係止
部25,26に噛合う鋸歯状係止部を各々形状し
て、この上下一対の係合突起体28,29にて突
起体24を上下から挟持するように押し込するこ
とで噛合係合するように構成しても良い。
この反対に、取付基材7側の突起体を上下一対
の鋸歯状係止部付きの突条に形成し、保護縁部材
15内面には、一本の突条または適宜間隔へだて
て横向き柱状で外面に鋸歯状係止部を備えた係合
突起体を突設し、互いに噛合係合させるように構
成しても良い。
さらに、前記取付基材7における上下一対の突
起体11,12に代えて、円筒状等の筒状の突起
体とし、該筒状の突起体の内面に鋸歯状係止部を
係止する一方、保護縁部材15の内面から内向き
に突出する上下または左右一対の二股状の係合突
起体の側面に鋸歯状係止部を形成し、この係合突
起体が前記筒状突起体の内筒部に嵌挿して互いに
噛合係合するように構成しても良い。
このように、取付基材7の上下端の係合段部と
保護縁部材上下端における爪片とによる係合の
他、上下中途部における突起体と係合突起体とに
よる噛合係合箇所があるので、保護縁部材15が
断面コ字状等に大きく縁枠体から横向きに突出し
た形態のものであつても、外力により不用意に保
護縁部材が外れないし、温度変化による保護縁部
材の取付基材に対するカタつきも生じることがな
く、強固に取付できるものである。
なお、第2図における後縁枠体4には、上下両
端に係合段部30,31を有する硬質合成樹脂製
の固定片32をネジ37止めし、この固定片32
に対して、外面に軟質合成樹脂製の被覆部材33
付きの保護部材34の上下両端爪35,36を被
嵌係合させて覆うように沿つて配設するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は机の斜視図、第2図は第1図の−
視拡大断面図、第3図は他の実施例の断面図であ
る。 1……机、2……天板、3……前縁枠体、4…
…後縁枠体、7……上取付基材、8……ビス、
9,10……係合段部、11,12,24……突
起体、13,14,21,22,25,26……
鋸歯状係止部、15,34……保護縁部材、1
6,33……被覆部材、17,18……爪片、1
9,20,28,29……係合突起体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 机等の天板における縁枠体に沿わせてビス等で
    固定する取付基材の本体上下端に、縁枠体の外面
    との間に〓間を有する上下一対の係合段部を形成
    し、取付基材の本体には鋸歯状係止部を有する突
    起体を外向きに突出させる一方、合成樹脂製の保
    護縁部材には、前記取付基材における上下両係合
    段部と前記縁部材との上下の〓間に係止する上下
    一対の爪片を形成し、保護縁部材の内面には、前
    記取付基材における突起体の鋸歯状係止部に噛合
    い係合する鋸歯状係止部を有する係合突起体を突
    設したことを特徴とする机等の天板における保護
    縁装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5653936B2 (ja) * 1973-04-07 1981-12-22

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5929575Y2 (ja) * 1979-10-03 1984-08-24 株式会社くろがね工作所 机等の天板における側面カバ−取付装置

Patent Citations (1)

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