JP2002274281A - ルーフモールディングの取付構造 - Google Patents
ルーフモールディングの取付構造Info
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Abstract
で製造できるとともに、取付作業も容易であり使用時の
変形も少ないルーフモールディングの取付構造を得る。 【解決手段】 モールディング本体1aから伸びる端末
部1bの裏面側に第1の係合部18を有する形成したエ
ンドキャップ3をルーフモールディング1と、第2の係
合部23を有するクリップ20とを備え、エンドキャッ
プ3は端末部1bに形成した第1の係止部15に第2の
係止部16を係合させた状態で端末部1bに接合されて
いるルーフモールディングの取付構造。
Description
される凹溝に取付けるためのルーフモールディングの取
付構造に関するものである。
ル間に形成される凹溝にルーフモールディングが取付け
られる。図5は例えば実開平6−29952号に示され
た従来のルーフモールディングの取付構造を示す断面図
である。図5において、1はルーフモールディングであ
って、樹脂の押出成形材からなるモールディング本体1
aの端末部1b付近に欠除部2を形成するとともにエン
ドキャップ3を形成しており、車体パネル(ルーフパネ
ル)4に形成された凹溝5に取り付けるために、スタッ
ドボルト6に係合するブラケット7を端末部1bに取り
付けている。8はウインドシールドガラス、9はウイン
ドウモールディングである。
により所定の異形断面に形成されたモールディング本体
1aの端末部1b付近を切り欠いて欠除部2を形成し、
射出成形によりエンドキャップ3を形成するとともに、
ブラケット7を取り付けて製造される。上記のルーフモ
ールディング1はブラケット7に形成した係合穴にスタ
ッドボルト6を挿入して係合させることにより車体パネ
ル4に形成された溝5に取り付けられる。
モールディング1はモールディング本体1aから延びる
端末部1bに欠除部2を形成し、その端部にエンドキャ
ップ3を射出成形により一体成形するとともにブラケッ
ト7を取り付けるため、部品点数および作業工程が多
く、コスト高になるほか、取付作業も手間を要し、長期
的にはブラケットの緩みにより端末部1bが浮き上がり
やすいという問題点があった。またスタッドボルト6に
ブラケット7を係合させて取り付けるようになっている
ため、溝5の形状、寸法、スタッドボルト6の寸法、取
付位置ならびにブラケット7の形状、寸法等のバラツキ
により、端末部1bの取付位置が溝の幅方向にずれるこ
とがあり、これによりモールディング本体1aと端末部
が一直線にならず蛇行して外観を害するという問題があ
った。さらにスタッドボルト6の上部に空間があるた
め、端末部1bを上から押すと上下方向に変形し外観を
害するという問題点があった。
点数および作業工程が少なく、低コストで製造できると
ともに、取付作業も容易であり使用時の変形も少ないル
ーフモールディングの取付構造を得ることである。本発
明の他の課題は、溝にバラツキがある場合でもモールデ
ィング本体と端末部が蛇行するのを防止するとともに、
端末部が上下方向に変形するのを防止し、優れた外観を
呈するルーフモールディングの取付構造を得ることであ
る。
ルディングの取付構造である。 (1)車両のルーフに形成される凹溝に取付けられるル
ーフモールディングの取付構造であって、凹溝に沿って
取り付けられるモールディング本体、裏面側に欠除部を
形成するようにモールディング本体から伸びる端末部、
および端末部から裏面側に伸び、さらに先端側に伸びて
端末部側に第1の受部を形成する第1の係合部を有する
ように端末部に形成されたエンドキャップを備えたルー
フモールディングと、ルーフモールディングの欠除部に
対応する部分の凹溝底部に取り付けられるクリップ本体
からルーフモールディングの端末部側に延び、さらにモ
ールディング本体側に伸びてクリップ本体との間に第2
の受部を形成する第2の係合部を有するクリップとを含
むルーフモールディングの取付構造。 (2) 第1および第2の係合部はクリップの第2の係
合部が第1の受部に挿入されるように、第1の係合部が
第2の受部に挿入されて係合し、係合状態では凹溝の幅
方向の移動は制限されないが、深さ方向の移動は制限さ
れるように構成されている上記(1)記載の構造。 (3) モールディング本体は凹溝の開口部に沿って取
付けられる頭部と、頭部から凹溝内に伸びる脚部と、脚
部から凹溝の側壁に当接するように両側に伸びるリップ
とを備えている上記(1)または(2)記載の構造。 (4) モールディング本体は脚部の先端が凹溝の底部
に当接する当接部の片側に空間部を有する上記(1)な
いし(3)のいずれかに記載の構造。 (5) 端末部に形成された第1の係止部と、エンドキ
ャップに形成された第2の係止部とが係合状態で接合さ
れている上記(1)ないし(4)のいずれかに記載の構
造。 (6) クリップは第2の係合部もしくは本体の片側に
凹溝の側壁に当接する位置決め部を有する上記(1)な
いし(5)のいずれかに記載の構造。 (7) クリップはクリップ本体の片側に空間部を有す
る上記(1)ないし(6)のいずれかに記載の構造。
等の車両のルーフに、車体パネルとしてのルーフパネル
とアウトサイドパネル間に形成される凹溝に取付けて車
体の保護と装飾性を高めるために用いられるものであ
り、合成樹脂(ゴムを含む)の押出成形、射出成形等に
より長尺に形成される樹脂成形品からなるものである
が、押出成形品からなるモールディング本体の端末部
に、射出成形品からなるエンドキャップを接合したもの
が好ましく、金属その他の材料を含んでいてもよい。
に沿って取付けられるモールディング本体、裏面側に欠
除部を形成するようにモールディング本体から伸びる端
末部、および端末部から裏面側に伸び、さらに先端側に
伸びて端末部側に第1の受部を形成する第1の係合部を
有するように一体的に形成されたエンドキャップから構
成される。モールディング本体は凹溝の開口部に沿って
取付けられる頭部と、頭部から凹溝内に伸びる脚部と、
脚部から凹溝の側壁に当接するように両側に伸びるリッ
プとを有しているのが好ましい。モールディング本体は
脚部の先端が凹溝の底部に当接する当接部の片側(アウ
トサイドパネル側)に空間部を形成し、ルーフパネルと
アウトサイドパネルの接合部に塗布されるシール剤との
干渉を避けるように構成するのが好ましい。
れるが、この場合端末部に第1の係止部が形成され、こ
れらの第1および第2の係止部が係合するようにエンド
キャップを射出成形等により一体成形するのが好まし
い。端末部に形成される第1の係止部は、モールディン
グ本体の脚部を上記第1の係止部を含む構造としてお
き、端末部においてその第1の係止部を残して欠除部を
形成することができる。エンドキャップはこの第1の係
止部と係合する第2の係止部および前記第1の係止部を
有する構造とすることができるが、さらに端末の切除部
を覆う装飾部をこれらと一体的に形成するのが望まし
い。
部に対応する部分の凹溝底部に取付けられるクリップ本
体と、このクリップ本体からルーフモールディングの端
末部側に延び、さらにモールディング本体側に伸びてク
リップ本体との間に第2の受部を形成する第2の係合部
から構成される。クリップは、凹溝の幅方向に対して常
に一定の位置に容易に固定することができるように、第
2の係合部もしくは本体の片側(ルーフパネル側)に凹
溝の側壁に当接する位置決め部を有するのが好ましく、
また反対側(アウトサイドパネル側)に空間部を形成
し、ルーフパネルとアウトサイドパネルの接合部に塗布
されるシール剤との干渉を避けるように構成するのが好
ましい。
1の係合部およびクリップの第2の係合部はクリップの
第2の係合部が第1の受部に挿入されるように、第1の
係合部が第2の受部に挿入されて係合し、係合状態では
凹溝の幅方向の移動は制限されないが、深さ方向の移動
は制限されるように構成される。この深さ方向とは、本
発明において凹溝の幅方向と直交する方向、すなわち凹
溝の高さ方向をさす。またこれらの係合により長手方向
の移動を阻止するようにルーフモールディングの長さ、
クリップの取付構造を決めるのが好ましい。
ング本体の両端に設けるのが一般的であるが、一端側が
他の手段で固定される場合には、他の一端側に設けるだ
けでもよい。クリップの凹溝への固定は両面粘着テー
プ、接着剤、ビスなど、任意の手段により固定すること
ができる。ルーフモールディングは端末部を上記の取付
構造で取り付け、モールディング本体はリップその他の
手段により固定することができる。
は、車両のルーフに形成される凹溝のルーフモールディ
ングの端末部に相当する部分に、第2の係合部がモール
ディング本体側に向くようにクリップを取り付け、ルー
フモールディングをエンドキャップの第1の係合部がク
リップの第2の受部に係合するように取り付け係合させ
る。このときクリップの第2の係合部がエンドキャップ
の第1の受部に挿入されるように、エンドキャップの第
1の係合部をクリップの第2の受部に挿入して係合させ
る。係合状態では凹溝の幅方向の移動は第1および第2
の係合部のスライドにより制限されないが、第1および
第2の係合部は第2および第1の受部に嵌合するため深
さ方向の移動は制限される。
はクリップに固定されるので、モールディング本体を凹
溝に押込んで固定すると、ルーフモールディングは凹溝
に取り付けられる。モールディング本体の脚部の両側に
リップを形成すると、リップは凹溝の両側壁に当接する
ため、リップの反力によりモールディング本体を凹溝の
中央部に固定することができる。他の手段で固定する場
合でも、モールディング本体はその固定手段によって取
付位置が決まる。
ディング本体と端末部は一直線状にならず蛇行するが、
クリップの取付位置に拘らず端末部は凹溝の幅方向に移
動するように構成することにより、凹溝の溝幅およびモ
ールディング本体等にバラツキがある場合でも蛇行せ
ず、ルーフモールディングは一直線状に取り付けられ、
優れた外観を呈する。そして端末部における深さ方向の
移動が制限されるため、外側から端末部を押しても変形
することがなく、優れた外観を維持することができる。
またクリップの取付位置等の調整により第1および第2
の係合部が互に押し合うように係合させるとルーフモー
ルディングがその端末部側に移動することが防止され好
ましい。
て取付けられる頭部と、頭部から凹溝内に伸びる脚部
と、脚部から凹溝の側壁に当接するように両側に伸びる
リップとを備えている場合は、凹溝への装着が容易であ
り、装着状態ではリップが両側壁に当接するため、凹溝
にバラツキがある場合でも中央に取り付けられ、優れた
外観が得られる。モールディング本体が脚部の先端が凹
溝の底部に当接する当接部の片側(アウトサイドパネル
側)に空間部を有する場合は、シール剤との干渉を防止
することができる。このためモールディング本体のシー
ル剤側に位置する頭部がシール剤の塗布厚さのバラツキ
により凹溝開口縁から車外方向に突出したりすることが
なく、優れた外観が得られるとともに、モールディング
本体を定位置に取り付けることが可能になる。
キャップに形成された第2の係止部が係合している状態
でエンドキャップが一体成形されている場合には、使用
時のエンドキャップの剥離が防止され、長期にわたって
ルーフモールディングの変形が防止される。第1の係止
部はモールディング本体に同構造を含む脚部を形成して
おくことにより容易に形成可能である。
側(ルーフパネル側)に凹溝の側壁に当接する位置決め
部を有する場合は、この位置決め部を凹溝の側壁に当接
させてクリップを取り付ければよく、取付作業が容易で
ある。またクリップがクリップ本体の片側(アウトサイ
ドパネル側)に空間部を有する場合はシール剤との干渉
を防止してクリップを定位置に固定することが可能にな
る。
合する係合部を有するエンドキャップをルーフモールデ
ィングの端末部に形成することにより、部品点数および
作業工程が少なく、低コストで製造できるとともに、取
付作業も容易であり使用時の変形も少ないルーフモール
ディングの取付構造を得ることができる。またエンドキ
ャップとクリップを特定の係合部で係合することによ
り、溝にバラツキがある場合でもモールディング本体と
端末部が上下方向に変形するのを防止し、優れた外観を
呈するルーフモールディングの取付構造を得ることがで
きる。
より説明する。図1は実施形態のルーフモールディング
の取付構造を示す断面図、図2(a)はルーフモールデ
ィングの斜視図、(b)はエンドキャップの斜視図、図
3(a)、(b)はそれぞれ異なる角度から見たクリッ
プの斜視図、図4(a)は図1のA−A断面図、
(b)、(c)はそれぞれ別の例を示すB−B断面図で
あって、(c)は(b)に比較して凹溝の溝幅が広く形
成された状態を示すものであり、図5と同符号は同一ま
たは相当部分を示す。
車体パネル4により形成された凹溝5に取り付けるよう
に合成樹脂の押出成形により長尺に形成されている。凹
溝5は車体パネル4としてルーフパネル4aおよびアウ
トサイドパネル4bの端部を底部4cで重ねて溶接等に
より接合して形成され、その接合部を含むアウトサイド
パネル4b側にシール剤10が塗布され硬化している。
取付けられるモールディング本体1a、裏面側に欠除部
2を形成するようにモールディング本体1aから伸びる
端末部1b、および端末部1bの先端部および裏面側に
一体的に形成されたエンドキャップ3から構成されてい
る。モールディング本体1aは凹溝5の開口部5aに沿
って取付けられる軟質樹脂製の頭部11と、頭部11か
ら凹溝5内に伸びる硬質樹脂製の脚部12と、脚部12
の下部から凹溝5の側壁5b、5cに当接するように両
側に伸びる軟質樹脂製のリップ13a、13bと、脚部
12の先端部には凹溝5の底部5dに当接する軟質樹脂
製の当接部13cとを備えているが、図1では材質の区
別をすることなく断面表示されている。当接部13cの
アウトサイドパネル4b側には空間部14が形成されて
いる。脚部12は側壁に突条12aおよび溝12b、1
2cを有し、突条12aに対応する部分に芯材12dが
埋設されている。
部12の溝12cに対応する部分で当接部13c側が切
除されて欠除部2が形成されており、これにより突条1
2aに相当する部分が第1の係止部15として残ってい
る。エンドキャップ3は端末部1bの第1の係止部15
と係合する第2の係止部16を有する本体部17から第
1の係合部18が裏面側に伸び、さらに先端側に伸びて
本体部17との間に第1の受部19を形成するように、
L字状に形成されている。端末部1bとエンドキャップ
3とは第1および第2の係止部16、17が係合した状
態で接着剤等により一体化されているが、インサート射
出成形等により一体化されていてもよい。
ィング1の欠除部2に対応する部分の凹溝5の底部5d
に取り付けられるクリップ本体21からルーフモールデ
ィング1の端末部1b側に延び、さらにモールディング
本体1a側に伸びてクリップ本体21との間に第2の受
部22を形成する第2の係合部23を有するように合成
樹脂の射出成形により一体成形されている。クリップ本
体21は第2の係合部23のルーフパネル4a側に凹溝
5の側壁5bに当接する位置決め部24を有し、アウト
サイドパネル4b側に空間部25を有する。クリップ本
体21の裏面には両面粘着テープ等の固着部材26が設
けられている。
8およびクリップ20の第2の係合部23はクリップ2
0の第2の係合部23が第1の受部19に挿入されるよ
うに、第1の係合部18が第2の受部22に挿入されて
係合し、係合状態では凹溝5の幅方向の移動は制限され
ないが、深さ方向の移動は制限されるように構成されて
いる。またこれらの係合により長手方向の移動を阻止す
るようにルーフモールディングの長さ、クリップの取付
位置を決められている。
ールディング本体1aの両端に設けられている。凹溝5
へのクリップ20の固定は両面粘着テープ26により固
定することができる。ルーフモールディング1の端末部
1bは以下のようにしてクリップ20で凹溝5に取り付
け、モールディング本体1aはリップ13a、13bに
より凹溝5に固定する。
付構造による取付は、凹溝5のルーフモールディング1
の端末部1bに相当する部分に、第2の係合部23がモ
ールディング本体1a側に向くように固着部材26によ
りクリップ20を取り付け、ルーフモールディング1を
エンドキャップ3の第1の係合部18がクリップ20の
第2の受部22に係合するように取り付け係合させる。
このときクリップ20の第2の係合部23がルーフモー
ルディング1の第1の受部19に挿入されるように、エ
ンドキャップ3の第1の係合部18をクリップ20の第
2の受部22に挿入して係合させる。係合状態では凹溝
5の幅方向の移動は第1および第2の係合部18、23
のスライドにより制限されないが、第1および第2の係
合部18、23は第2および第1の受部22、19に嵌
合するため深さ方向の移動は制限される。
部はクリップ20に固定されるので、モールディング本
体1aを凹溝5に押込むと、リップ13a、13bが側
壁5b、5cに当接して固定され、ルーフモールディン
グ1は凹溝5に取り付けられる。モールディング本体1
aの脚部12の両側にリップ13a、13bを形成する
ことにより、リップ13a、13bは凹溝5の両側壁5
b、5cに当接して均等に押圧するためモールディング
本体1aを凹溝5の中央部に固定することができる。上
記の取付構造では、ルーフモールディング1の端末部1
bに第1の係合部18を有するエンドキャップ3を形成
し、クリップ20の第2の係合部23と係合させてルー
フモールディング1を取付けることができるため、図5
のようにエンドキャップ3のほかに取付手段を設ける必
要がなく、ルーフモールディング1を形成するための部
品点数および作業工程が少なく、低コストで製造できる
とともに、取付作業も容易であり、使用時の変形も少な
い。また端末部1bとエンドキャップ3とを第1および
第2の係止部15、16を設けて係合させて接合するこ
とにより使用時の剥離等も防止される。
されると、モールディング本体1aと端末部1bは溝内
で蛇行するが、図1ないし図4ではクリップ20の取付
位置に拘らず端末部1bは凹溝5の幅方向に移動するた
め、凹溝5およびモールディング本体1a等にバラツキ
がある場合でも溝内で蛇行せず、ルーフモールディング
1は溝内中央に取り付けられ、優れた外観を呈する。例
えば図4(b)は凹溝5が狭い例、図4(c)は凹溝5
が広い例を示しているが、いずれの場合もモールディン
グ本体1aがリップ13a、13bの車体パネル4から
の圧力により、端末部1bもそれに対応して中央部にス
ライドし、溝内で蛇行しないで配置される。
制限されるため、外側から端末部1bを押しても変形す
ることがなく、優れた外観を維持することができる。ま
たクリップ20の取付位置等の調整により第1および第
2の係合部18、23が互に押し合うように係合させる
ことにより、ルーフモールディング1がその端末側に移
動することが防止される。
5aに沿って取付けられる頭部12と、頭部12から凹
溝5内に伸びる脚部12と、脚部12から凹溝5の側壁
5b、5cに当接するように両側に伸びるリップ13
a、13bとを備えているため凹溝5への装着が容易で
あり、装着状態ではリップ13a、13bが両側壁5
b、5cに当接するため、凹溝5にバラツキがある場合
でも中央に取り付けられ、優れた外観が得られる。また
モールディング本体1bが脚部5の先端が凹溝5の底部
に当接する当接部13cのアウトサイドパネル4b側に
空間部14を有するため、シール剤10との干渉を防止
することができ、モールディング本体1bを定位置に取
り付けることが可能である。
ルーフパネル側に凹溝5の側壁5bに当接する位置決め
部24を有するため、この位置決め部24を凹溝5の側
壁5bに当接させてクリップ20を取り付ければよく、
取付作業が容易である。またクリップ20がクリップ本
体21のアウトサイドパネル4b側に空間部25を有す
るためシール剤10との干渉を防止してクリップ20を
定位置に固定することが可能である。
断面図である。
リップの斜視図である。
は異なる例のB−B断面図である。
図である。
0)
びクリップの第2の係合部はクリップの第2の係合部が
第1の受部に挿入されるように、第1の係合部が第2の
受部に挿入されて係合し、係合状態では凹溝の幅方向の
移動は制限されないが、深さ方向の移動は制限されるよ
うに構成される。この深さ方向とは、本発明において凹
溝の幅方向と直交する方向、すなわち凹溝の高さ方向を
さす。またこれらの係合により長手方向の移動を阻止す
るようにルーフモールディングの長さ、クリップの取付
構造を決めるのが好ましい。
Claims (7)
- 【請求項1】 車両のルーフに形成される凹溝に取付け
られるルーフモールディングの取付構造であって、 凹溝に沿って取り付けられるモールディング本体、 裏面側に欠除部を形成するようにモールディング本体か
ら伸びる端末部、および端末部から裏面側に伸び、さら
に先端側に伸びて端末部側に第1の受部を形成する第1
の係合部を有するように端末部に形成されたエンドキャ
ップを備えたルーフモールディングと、 ルーフモールディングの欠除部に対応する部分の凹溝底
部に取り付けられるクリップ本体からルーフモールディ
ングの端末部側に延び、さらにモールディング本体側に
伸びてクリップ本体との間に第2の受部を形成する第2
の係合部を有するクリップとを含むルーフモールディン
グの取付構造。 - 【請求項2】 第1および第2の係合部はクリップの第
2の係合部が第1の受部に挿入されるように、第1の係
合部が第2の受部に挿入されて係合し、係合状態では凹
溝の幅方向の移動は制限されないが、深さ方向の移動は
制限されるように構成されている請求項1記載の構造。 - 【請求項3】 モールディング本体は凹溝の開口部に沿
って取付けられる頭部と、頭部から凹溝内に伸びる脚部
と、脚部から凹溝の側壁に当接するように両側に伸びる
リップとを備えている請求項1または2記載の構造。 - 【請求項4】 モールディング本体は脚部の先端が凹溝
の底部に当接する当接部の片側に空間部を有する請求項
1ないし3のいずれかに記載の構造。 - 【請求項5】 端末部に形成された第1の係止部と、エ
ンドキャップに形成された第2の係止部とが係合状態で
接合されている請求項1ないし4のいずれかに記載の構
造。 - 【請求項6】 クリップは第2の係合部もしくは本体の
片側に凹溝の側壁に当接する位置決め部を有する請求項
1ないし5のいずれかに記載の構造。 - 【請求項7】 クリップはクリップ本体の片側に空間部
を有する請求項1ないし6のいずれかに記載の構造。
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