JPH05178751A - 造血系に活性を有する重合体の製造方法 - Google Patents

造血系に活性を有する重合体の製造方法

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JPH05178751A
JPH05178751A JP4151074A JP15107492A JPH05178751A JP H05178751 A JPH05178751 A JP H05178751A JP 4151074 A JP4151074 A JP 4151074A JP 15107492 A JP15107492 A JP 15107492A JP H05178751 A JPH05178751 A JP H05178751A
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polysaccharide
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suspension
polymer
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JP4151074A
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English (en)
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Taviel De Andrade Pilar Tuduri
ピラル・ツデユリ・タヴイエル・ド・アンドラド
Ranieri Juan Pablo Pivel
ジユアン・パブロ・ピヴエル・ラニエリ
Gomez-Pamo Antonio Guerrero
アントニオ・グエレローゴメス・パモ
Gallego Almudena Real
アルムデナ・リール・ガルゴ
Amurrio Guillermo Guenchea
グイレルモ・グエンチエア・アムリオ
Roncero Juan Antonio Bueren
ジユアン・アントニオ・ブエレン・ロンセロ
Fernandez Gabriel Maganto
ガブリエル・マガント・フエルナンデス
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LAB ANDROMACO SA
Laboratorios Andromaco SA
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LAB ANDROMACO SA
Laboratorios Andromaco SA
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Publication date
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08BPOLYSACCHARIDES; DERIVATIVES THEREOF
    • C08B37/00Preparation of polysaccharides not provided for in groups C08B1/00 - C08B35/00; Derivatives thereof
    • C08B37/006Heteroglycans, i.e. polysaccharides having more than one sugar residue in the main chain in either alternating or less regular sequence; Gellans; Succinoglycans; Arabinogalactans; Tragacanth or gum tragacanth or traganth from Astragalus; Gum Karaya from Sterculia urens; Gum Ghatti from Anogeissus latifolia; Derivatives thereof
    • C08B37/0084Guluromannuronans, e.g. alginic acid, i.e. D-mannuronic acid and D-guluronic acid units linked with alternating alpha- and beta-1,4-glycosidic bonds; Derivatives thereof, e.g. alginates
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P7/00Drugs for disorders of the blood or the extracellular fluid
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    • C08B37/00Preparation of polysaccharides not provided for in groups C08B1/00 - C08B35/00; Derivatives thereof
    • C08B37/006Heteroglycans, i.e. polysaccharides having more than one sugar residue in the main chain in either alternating or less regular sequence; Gellans; Succinoglycans; Arabinogalactans; Tragacanth or gum tragacanth or traganth from Astragalus; Gum Karaya from Sterculia urens; Gum Ghatti from Anogeissus latifolia; Derivatives thereof
    • C08B37/0087Glucomannans or galactomannans; Tara or tara gum, i.e. D-mannose and D-galactose units, e.g. from Cesalpinia spinosa; Tamarind gum, i.e. D-galactose, D-glucose and D-xylose units, e.g. from Tamarindus indica; Gum Arabic, i.e. L-arabinose, L-rhamnose, D-galactose and D-glucuronic acid units, e.g. from Acacia Senegal or Acacia Seyal; Derivatives thereof

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】造血系に活性を有し、多糖類の性状を有する重
合体の製造方法を提供する。 【構成】該重合体は種々の生物学的供給源のアルギン
酸、アラビアゴム又はトラガカントゴムの如きポリカル
ボキシル化多糖類から得られるものであり、振幅、周波
数、時間及び温度の特定した条件下で前記ポリカルボキ
シル化多糖類の明示した水性懸濁液を超音波照射にか
け、その後かくして得られた生成物を徹底的な透析によ
り精製し、凍結乾燥又は噴霧乾燥により固体形の生成物
を得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は明白な分子量を有し且つ
性状が多糖類である重合体(polymer) 分子の製造方法に
関し、該分子は例えばアルギン酸、アラビアゴム又はト
ラガカントゴムの如きポリカルボキシル化多糖類及びそ
の誘導体から得られるものであり、該分子は種々の生物
学的起源を有し、造血系の促進及び回復を生起させる活
性が賦与されており、該活性は腫瘍状態に対する化学療
法及び/又は照射処理に続いて生起する如き骨髄の抑制
を含めて臨床状況に特に重合体分子を有用とさせる。
【0002】
【従来の技術及び課題】造血促進活性は多糖類性状の種
々の重合体分子について十分に文書で証明されている。
この活性を生ずると記載されている多糖類性状のこれら
の分子の若干は、酵母の麦酒酵母菌(Saccharomyces ce
revisiae) の細胞壁から得られるグルカンP;菌類即ち
カビのコリオラス ベルシコラー (Coriolus versicol
or) から得られるクレスチン“Krestin ”;菌類のレン
チヌス エオデス (Lentinus eodes)から得られるレンチ
ナン“Lentinan”;菌類のシゾフィラム コミュン(Sch
yzophyllum commune)から得られるシゾプラン“Schizo
pullan”;及び他の分子〔M.L.Patchen らのJ.Biol.Res
p.Mod.5:45(1986);M.L.PatchenらのJ.Biol.
Resp.Mod.3:627(1984)参照〕である。ま
た、ポリカルボキシル多糖類分子の若干については、例
えばアルギン酸及びアルギネート、アラビアゴム及びト
ラガカントゴムの場合の如く工業的に応用できる活性が
記載されている。アルギネートに関しては、医薬生成物
及び副(para-) 医薬生成物の関係内のそれらの応用分野
は全く広範であり、制酸/還流防止(anti-reflux) 活性
の如き領域、生薬組成物における賦形剤としての使用及
び薬剤の徐放系における成分としての使用、瘢痕形成活
性及び化粧料生成物での添加剤としての使用及び歯科用
の添加剤としての使用を包含する。同様に、アルギネー
トは酵母(β−グルコシダーゼ)の固定に利用でき、食
品の添加剤として及びまた微生物培養用の担体として且
つ動物組織の細胞を培養する担体として利用できる。ア
ラビアゴム及びトラガカントゴムは医薬及び食品加工工
業で粘着性の結合剤として、錠剤用の賦形剤として、乳
化剤として、着色料用の安定剤として及び芳香剤として
使用されている。しかしながら、多糖類の生物活性と特
にアルギネート、アラビアゴム及びトラガカントゴムの
生物活性との両方に関するこの多数の科学文献にも拘ら
ず、今日までこれらの化合物及び/又はそれらの誘導体
の造血系における何れかの活性が記載されていなかっ
た。
【0003】他方、多糖類の部分解重合に使用される広
範囲の方法が科学文献に記載されており、それらの方法
のうちで本発明に関する限りは超音波照射により細菌性
多糖類の解重合及び電離線の作用による特にアルギネー
トの解重合を本発明者は挙げることができる。薬学と方
法学との両方の従来の研究から進行して、無毒でありし
かも血液が減損している状況で造血を促進させ且つ造血
の回復を生起させるのに役立つ活性が付与された部分解
重合の水溶性誘導体を得る目的のために、調節した且つ
固定した条件下で超音波照射によりポリカルボキシル化
多糖類を解重合することからなる本発明の新規性を推定
できる。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明により提供される
方法は種々の生物学的起源のポリカルボキシル化多糖類
の種々の誘導体を製造することに在り、これによって原
料物質を超音波照射処理により解重合させる。種々の生
成物は一定の且つ調節した条件下で超音波照射時間を変
化させることにより得られる。アルギン酸の天然の供給
源のうち、コンブ科例えばコンブ (Laminariacea digi
tata)(L.) の如き藻類、レジオニアセアエ(lesioniacea
e)例えばマクロシスチス ピリフェラ(Macrocystis py
rifera)及び緑膿菌(Pseudomonas aeruginosa) により
例示される如きプソイドモナス属の細菌及び窒素菌(Azo
tobacter vinelandii) 又は(Azotobacter chroococcu
m)により例示される如き窒素菌属の細菌を挙げる。アラ
ビアゴムの天然供給源のうち、例えばアカシア セネガ
(Acacia senegal)(L.)又はアカシアベレク(Acacia
verek) の如き種々の品種のアカシアの木(マメ科の
木)を挙げる。トラガカントゴムの天然供給源のうち、
例えばアストラガルス グミフェールラビル (Astragal
us gummifer Labill)の如き種々の品種のゲンゲ(マメ
科の植物)を挙げる。
【0005】本法の諸段階を以下に記載する;
【0006】1. 第1段階:最終容量の蒸留水中に5
〜25mg/mlの量で原料化合物の水性懸濁液を調製
し、その最終容量は10〜200mlであり得る。
【0007】2. 第2段階:第1段階に記載した懸濁
液を超音波処理にかけ、この目的のため“MSEソニプ
レプ(Soniprep)150”装置を次の条件下で使用する。 (イ) 試料容量に適当なチタン探針 (ロ) 振幅:5〜15μm (ハ) 周波数:23KHz (ニ) 超音波処理は0.5〜8時間の期間施す。この
過程中に超音波処理は温度が0°〜15℃の範囲内に維
持されるように冷媒液体の再循環により冷却され続ける
容器中で行なう。温度の条件が与えられるならば、N2
の泡出による酸化の加減は必要ない。
【0008】3. 第3段階:前述の段階で得られた溶
液を48時間蒸留水に対して低温室(4°〜8℃)での
徹底的な透析処理にかけ、該方法は、10,000〜1
4,000ダルトンの間の分子切り捨て(cut off) を行
ないながらビスキング(Visking) 透析バッグ中で行な
い、該溶液は多量の温水及び蒸留水で前もって洗浄して
ある。交換は24時間毎に透析液で行なう。透析済み液
と透析用液体との間の容量比は0.01の程度である。
【0009】4. 第4段階:透析済み液は凍結乾燥又
は噴霧乾燥により脱水させ、これによってかくして得ら
れた生成物は綿様外観を有する帯黄白色で温和に明るい
粉末である。前記の方法により得られた生成物は無毒で
あり、しかも人間及び動物の医薬に治療有用性の根拠と
なる一連の薬理特性を示す。
【0010】毒性の研究:実施例1に記載した方法によ
り得られた生成物は、1回の静脈内投与として10〜6
0mg/kgの範囲でF1 (C57/B1×バルブ/
C)マイスに投与した時には、投与してから10日、1
4日、20日又は30日後に致死率の評価により且つ前
記の間隔で種々の組織(肝臓、脾臓、腎臓、心臓、肺、
内皮及び腸間膜の神経節)の組織的分析により無毒であ
ることが判明した。
【0011】CFU−GM脾臓前駆体細胞の個数により
評価した造血活性の増大 実施例1に記載した方法により得られた生成物を静脈内
経由により60mg/kgの1回の投与としてF1 (C
57/B1×バルブ/C)マイスに投与するとCFU−
GM脾臓コロニーの個数が増大される。この促進運動は
生成物を投与してから5日目及び15日目に活性ピーク
を生じ、コロニー個数の程度は基礎レベルと比較すると
300%〜400%に達する。かゝる造血応答の賦活化
は生成物を投与してから30日後でも持続し、CFU−
GMコロニーの個数の程度は基礎レベルよりも約500
%だけ増大する。同様に、CFU−GM脾臓コロニーの
個数の増大は、5日目の後処理で評価した時には、10
〜100mg/kgの範囲で投与量/効果の関係を生ず
る。
【0012】BFU−E脾臓前駆体細胞の個数により評
価した造血活性の増大 前記の試験に記載したのと同じ条件下で、実施例1に記
載した方法により得られた生成物をF1 (C57/B1
×バルブ/C)マイスに投与すると、投与してから5日
目(基礎レベルよりも250%の増大)及び15日目
(基礎レベルよりも250%の増大)に活性ピークを有
しながらBFU−Eコロニーの個数の増大を生起し、然
るに同様に生成物を投与した日から30日間持続する促
進作用を生ずる。60mg/kgの投与量濃度で生成物
を投与すると結果として、50%の程度の脾臓細胞充実
性のわずかな増大を伴ない、この増大は投与してから3
0日間持続する。
【0013】致死性の照射(7.6Gy)を受けたマイ
スの保護効果 致死量の照射(7.6Gy)を受けたF1 (C57/B
1×バルブ/C)マイスに60mg/kgの1回の静脈
内投与で、実施例1記載の方法により得られた生成物を
投与すると、照射してから数時間後に該生成物を投与し
た時には30日間の生存率により評価して、完全な保護
が得られた。生成物を照射する1時間前に投与する時に
は保護は90%程度である。
【0014】致死量以下の照射(3Gy)を受けたF1
(C57/B1×バルブ/C)マイスの脾臓及び髄質の
造血活性の回復効果 60mg/kgの投薬濃度で実施例1記載の方法により
得られた生成物を投与すると、細胞充実性(大腿及び脾
臓)及びCFU−GMコロニーの個数(大腿及び脾臓)
により評価して造血活性に顕著な回復効果を生じた。照
射する1日前に前記の生成物を投与した時には、大腿及
び脾臓の細胞充実性はそれぞれ対照値よりも30%及び
55%の増大を示し;大腿及び脾臓中のコロニーの個数
はそれぞれ対照値よりも27%及び980%程度の増大
を示す。
【0015】照射してから1時間後に前記の生成物を投
与する時には、大腿及び脾臓中の細胞充実性の増大はそ
れぞれ60%及び70%の程度であり、大腿及び脾臓中
のCFU−GMコロニーの個数増大はそれぞれ75%及
び2500%の程度であった。
【0016】分析データ 実施例1に記載した方法により得られた生成物の分析デ
ータを表Iに示す。該生成物の赤外スペクトルを図1に
示す。赤外スペクトルはパーキン−エルマー(Perkim-El
mer)型式−881の赤外分光光度計により1.2cm-1
〜1000cm-1の可変スリットの解像力及び0.5
Y.T.のスペクトルノイズで6分の間隔で4000〜
6000cm-1で走査して2%濃度の試料を用いて臭化
カリウム錠剤上で測定し;該スペクトルはサビツキー/
ゴレー (Savitzky/Golay)の方法により“補整”処理に
よって電子的に補正されており、それらの吸光度が自動
的に拡大されている。次の吸収帯(バンド)を観察でき
る:
【0017】(イ) 高強度のカルボキシル基及びカル
ボニル基のC=O張力に対応する1618(1700〜
1500)を中心とするバンド; (ロ) 低強度のカルボキシル基、C=O張力、O−H
屈曲に特有な及び強アルデヒドのCH屈曲に特有な14
17(1440〜1395)を中心とするバンド; (ハ) 強ヒドロキシル基のC−O張力に特有な103
2(1070〜1000)を中心とするバンド。
【0018】
【実施例】実施例 1 懸濁液の調製:第1段階として、藻類マクロシスチス
ピリフェーラ (Macroc ystis pyrifera) から得られた市
販のアルギン酸(シグマケミカル社)の量を秤量して最
終的に得られる懸濁液中のアルギン酸の濃度が5〜25
mg/mlでありしかも最終容量が10〜200mlで
あるようにする。前記量のアルギン酸を手動攪拌の手段
によって蒸留水に懸濁させる。
【0019】超音波照射:第2段階として、前記の懸濁
液を超音波装置の容器に移送し、該容器を温度調節器具
中に配置する。そこで前記容量に適当な探り針を生産者
により記載された条件下に装入する。本実施例の場合に
は、懸濁液を5〜15μmの範囲の振幅で23KHzの
周波数で1時間超音波処理する。
【0020】精製:第3の段階として、超音波処理した
溶液を、10000〜14000ダルトンの分子切り捨
てを行いながらビスキング透析袋に移送し、前記の溶液
は45°〜60℃の水及び低温蒸留水で前もって洗浄し
てあるものとし、該溶液を、透析した液体の容量の80
〜120倍となる容量の蒸留水に対して4〜8℃で48
時間透析し、その間に透析用液の交替は24時間毎に行
なう。
【0021】乾燥:第4の段階として、透析済み溶液を
凍結乾燥により乾燥させる。
【0022】 I 極限濃度: 3.7 全糖(1)、重量% 30 全タン白質(2)、重量% 0 遊離カルボキシレート(3)、重量% 13 分子量(4) 0.5〜1.5・10-6d.
【0023】(1)デュボア法(Duboi′s method) によ
り測定した:Dubois,A.; Gilles, K.A.; Hamilton, J.
K.; Rebers, P.A.; 及びSmith,F.(1956)Anal.Ch
em.28;350〜356“糖類及び関連物質の比色測
定法”。
【0024】(2)ロウリー法(Lowry′s method) によ
り測定した:Lowry,O.H.; Rosenbrough,H.J.; Farr,A.
L.; 及びRandall,R.J.(1951)J.Biol.Chem.19
;265〜275、“フオリン フェノール試薬での
タン白質測定”。
【0025】(3)カース法 (Casu′s method) により
測定した:Casu,B.; 及びGennaro,U.(1975)Carb
ohyd.Res. 39;168〜176.“ヘパリン及び他の
ムコ多糖類中のサルフェート基及びカルボキシル基を測
定する電導度法”。
【0026】(4)分子量の標準品として10000〜
700000の範囲の市販デキストランを使用しながら
高効率液体クロマトグラフィーでの分子透過により測定
した。
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は明白な分子量を有し且つ
性状が多糖類である重合体(polymer) 分子の製造方法に
関し、該分子は例えばアルギン酸、アラビアゴム又はト
ラガカントゴムの如きポリカルボキシル化多糖類及びそ
の誘導体から得られるものであり、該分子は種々の生物
学的起源を有し、造血系の促進及び回復を生起させる活
性が賦与されており、該活性は腫瘍状態に対する化学療
法及び/又は照射処理に続いて生起する如き骨髄の抑制
を含めて臨床状況に特に重合体分子を有用とさせる。
【0002】
【従来の技術及び課題】造血促進活性は多糖類性状の種
々の重合体分子について十分に文書で証明されている。
この活性を生ずると記載されている多糖類性状のこれら
の分子の若干は、酵母の麦酒酵母菌(Saccharomyces ce
revisiae) の細胞壁から得られるグルカンP;菌類即ち
カビのコリオラス ベルシコラー (Coriolus versicol
or) から得られるクレスチン“Krestin ”;菌類のレン
チヌス エオデス (Lentinus eodes)から得られるレンチ
ナン“Lentinan”;菌類のシゾフィラム コミュン(Sch
yzophyllum commune)から得られるシゾプラン“Schizo
pullan”;及び他の分子〔M.L.Patchen らのJ.Biol.Res
p.Mod.5:45(1986);M.L.PatchenらのJ.Biol.
Resp.Mod.3:627(1984)参照〕である。ま
た、ポリカルボキシル多糖類分子の若干については、例
えばアルギン酸及びアルギネート、アラビアゴム及びト
ラガカントゴムの場合の如く工業的に応用できる活性が
記載されている。アルギネートに関しては、医薬生成物
及び副(para-) 医薬生成物の関係内のそれらの応用分野
は全く広範であり、制酸/還流防止(anti-reflux) 活性
の如き領域、生薬組成物における賦形剤としての使用及
び薬剤の徐放系における成分としての使用、瘢痕形成活
性及び化粧料生成物での添加剤としての使用及び歯科用
の添加剤としての使用を包含する。同様に、アルギネー
トは酵母(β−グルコシダーゼ)の固定に利用でき、食
品の添加剤として及びまた微生物培養用の担体として且
つ動物組織の細胞を培養する担体として利用できる。ア
ラビアゴム及びトラガカントゴムは医薬及び食品加工工
業で粘着性の結合剤として、錠剤用の賦形剤として、乳
化剤として、着色料用の安定剤として及び芳香剤として
使用されている。しかしながら、多糖類の生物活性と特
にアルギネート、アラビアゴム及びトラガカントゴムの
生物活性との両方に関するこの多数の科学文献にも拘ら
ず、今日までこれらの化合物及び/又はそれらの誘導体
の造血系における何れかの活性が記載されていなかっ
た。
【0003】他方、多糖類の部分解重合に使用される広
範囲の方法が科学文献に記載されており、それらの方法
のうちで本発明に関する限りは超音波照射により細菌性
多糖類の解重合及び電離線の作用による特にアルギネー
トの解重合を本発明者は挙げることができる。薬学と方
法学との両方の従来の研究から進行して、無毒でありし
かも血液が減損している状況で造血を促進させ且つ造血
の回復を生起させるのに役立つ活性が付与された部分解
重合の水溶性誘導体を得る目的のために、調節した且つ
固定した条件下で超音波照射によりポリカルボキシル化
多糖類を解重合することからなる本発明の新規性を推定
できる。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明により提供される
方法は種々の生物学的起源のポリカルボキシル化多糖類
の種々の誘導体を製造することに在り、これによって原
料物質を超音波照射処理により解重合させる。種々の生
成物は一定の且つ調節した条件下で超音波照射時間を変
化させることにより得られる。アルギン酸の天然の供給
源のうち、コンブ科例えばコンブ (Laminariacea digi
tata)(L.) の如き藻類、レジオニアセアエ(lesioniacea
e)例えばマクロシスチス ピリフェラ(Macrocystis py
rifera)及び緑膿菌(Pseudomonas aeruginosa) により
例示される如きプソイドモナス属の細菌及び窒素菌(Azo
tobacter vinelandii) 又は(Azotobacter chroococcu
m)により例示される如き窒素菌属の細菌を挙げる。アラ
ビアゴムの天然供給源のうち、例えばアカシア セネガ
(Acacia senegal)(L.)又はアカシアベレク(Acacia
verek) の如き種々の品種のアカシアの木(マメ科の
木)を挙げる。トラガカントゴムの天然供給源のうち、
例えばアストラガルス グミフェールラビル (Astragal
us gummifer Labill)の如き種々の品種のゲンゲ(マメ
科の植物)を挙げる。
【0005】本法の諸段階を以下に記載する;
【0006】1. 第1段階:最終容量の蒸留水中に5
〜25mg/mlの量で原料化合物の水性懸濁液を調製
し、その最終容量は10〜200mlであり得る。
【0007】2. 第2段階:第1段階に記載した懸濁
液を超音波処理にかけ、この目的のため“MSEソニプ
レプ(Soniprep)150”装置を次の条件下で使用する。 (イ) 試料容量に適当なチタン探針 (ロ) 振幅:5〜15μm (ハ) 周波数:23KHz (ニ) 超音波処理は0.5〜8時間の期間施す。この
過程中に超音波処理は温度が0°〜15℃の範囲内に維
持されるように冷媒液体の再循環により冷却され続ける
容器中で行なう。温度の条件が与えられるならば、N2
の泡出による酸化の加減は必要ない。
【0008】3. 第3段階:前述の段階で得られた溶
液を48時間蒸留水に対して低温室(4°〜8℃)での
徹底的な透析処理にかけ、該方法は、10,000〜1
4,000ダルトンの間の分子切り捨て(cut off) を行
ないながらビスキング(Visking) 透析バッグ中で行な
い、該溶液は多量の温水及び蒸留水で前もって洗浄して
ある。交換は24時間毎に透析液で行なう。透析済み液
と透析用液体との間の容量比は0.01の程度である。
【0009】4. 第4段階:透析済み液は凍結乾燥又
は噴霧乾燥により脱水させ、これによってかくして得ら
れた生成物は綿様外観を有する帯黄白色で温和に明るい
粉末である。前記の方法により得られた生成物は無毒で
あり、しかも人間及び動物の医薬に治療有用性の根拠と
なる一連の薬理特性を示す。
【0010】毒性の研究:実施例1に記載した方法によ
り得られた生成物は、1回の静脈内投与として10〜6
0mg/kgの範囲でF1 (C57/B1×バルブ/
C)マイスに投与した時には、投与してから10日、1
4日、20日又は30日後に致死率の評価により且つ前
記の間隔で種々の組織(肝臓、脾臓、腎臓、心臓、肺、
内皮及び腸間膜の神経節)の組織的分析により無毒であ
ることが判明した。
【0011】CFU−GM脾臓前駆体細胞の個数により
評価した造血活性の増大 実施例1に記載した方法により得られた生成物を静脈内
経由により60mg/kgの1回の投与としてF1 (C
57/B1×バルブ/C)マイスに投与するとCFU−
GM脾臓コロニーの個数が増大される。この促進運動は
生成物を投与してから5日目及び15日目に活性ピーク
を生じ、コロニー個数の程度は基礎レベルと比較すると
300%〜400%に達する。かゝる造血応答の賦活化
は生成物を投与してから30日後でも持続し、CFU−
GMコロニーの個数の程度は基礎レベルよりも約500
%だけ増大する。同様に、CFU−GM脾臓コロニーの
個数の増大は、5日目の後処理で評価した時には、10
〜100mg/kgの範囲で投与量/効果の関係を生ず
る。
【0012】BFU−E脾臓前駆体細胞の個数により評
価した造血活性の増大 前記の試験に記載したのと同じ条件下で、実施例1に記
載した方法により得られた生成物をF1 (C57/B1
×バルブ/C)マイスに投与すると、投与してから5日
目(基礎レベルよりも250%の増大)及び15日目
(基礎レベルよりも250%の増大)に活性ピークを有
しながらBFU−Eコロニーの個数の増大を生起し、然
るに同様に生成物を投与した日から30日間持続する促
進作用を生ずる。60mg/kgの投与量濃度で生成物
を投与すると結果として、50%の程度の脾臓細胞充実
性のわずかな増大を伴ない、この増大は投与してから3
0日間持続する。
【0013】致死性の照射(7.6Gy)を受けたマイ
スの保護効果 致死量の照射(7.6Gy)を受けたF1 (C57/B
1×バルブ/C)マイスに60mg/kgの1回の静脈
内投与で、実施例1記載の方法により得られた生成物を
投与すると、照射してから数時間後に該生成物を投与し
た時には30日間の生存率により評価して、完全な保護
が得られた。生成物を照射する1時間前に投与する時に
は保護は90%程度である。
【0014】致死量以下の照射(3Gy)を受けたF1
(C57/B1×バルブ/C)マイスの脾臓及び髄質の
造血活性の回復効果 60mg/kgの投薬濃度で実施例1記載の方法により
得られた生成物を投与すると、細胞充実性(大腿及び脾
臓)及びCFU−GMコロニーの個数(大腿及び脾臓)
により評価して造血活性に顕著な回復効果を生じた。照
射する1日前に前記の生成物を投与した時には、大腿及
び脾臓の細胞充実性はそれぞれ対照値よりも30%及び
55%の増大を示し;大腿及び脾臓中のコロニーの個数
はそれぞれ対照値よりも27%及び980%程度の増大
を示す。
【0015】照射してから1時間後に前記の生成物を投
与する時には、大腿及び脾臓中の細胞充実性の増大はそ
れぞれ60%及び70%の程度であり、大腿及び脾臓中
のCFU−GMコロニーの個数増大はそれぞれ75%及
び2500%の程度であった。
【0016】分析データ 実施例1に記載した方法により得られた生成物の分析デ
ータを表Iに示す。該生成物の赤外スペクトルを図1に
示す。赤外スペクトルはパーキン−エルマー(Perkim-El
mer)型式−881の赤外分光光度計により1.2cm-1
〜1000cm-1の可変スリットの解像力及び0.5
Y.T.のスペクトルノイズで6分の間隔で4000〜
6000cm-1で走査して2%濃度の試料を用いて臭化
カリウム錠剤上で測定し;該スペクトルはサビツキー/
ゴレー (Savitzky/Golay)の方法により“補整”処理に
よって電子的に補正されており、それらの吸光度が自動
的に拡大されている。次の吸収帯(バンド)を観察でき
る:
【0017】(イ) 高強度のカルボキシル基及びカル
ボニル基のC=O張力に対応する1618(1700〜
1500)を中心とするバンド; (ロ) 低強度のカルボキシル基、C=O張力、O−H
屈曲に特有な及び強アルデヒドのCH屈曲に特有な14
17(1440〜1395)を中心とするバンド; (ハ) 強ヒドロキシル基のC−O張力に特有な103
2(1070〜1000)を中心とするバンド。
【0018】
【実施例】実施例 1 懸濁液の調製:第1段階として、藻類マクロシスチス
ピリフェーラ (Macroc ystis pyrifera) から得られた市
販のアルギン酸(シグマケミカル社)の量を秤量して最
終的に得られる懸濁液中のアルギン酸の濃度が5〜25
mg/mlでありしかも最終容量が10〜200mlで
あるようにする。前記量のアルギン酸を手動攪拌の手段
によって蒸留水に懸濁させる。
【0019】超音波照射:第2段階として、前記の懸濁
液を超音波装置の容器に移送し、該容器を温度調節器具
中に配置する。そこで前記容量に適当な探り針を生産者
により記載された条件下に装入する。本実施例の場合に
は、懸濁液を5〜15μmの範囲の振幅で23KHzの
周波数で1時間超音波処理する。
【0020】精製:第3の段階として、超音波処理した
溶液を、10000〜14000ダルトンの分子切り捨
てを行いながらビスキング透析袋に移送し、前記の溶液
は45°〜60℃の水及び低温蒸留水で前もって洗浄し
てあるものとし、該溶液を、透析した液体の容量の80
〜120倍となる容量の蒸留水に対して4〜8℃で48
時間透析し、その間に透析用液の交替は24時間毎に行
なう。
【0021】乾燥:第4の段階として、透析済み溶液を
凍結乾燥により乾燥させる。
【0022】 I 極限濃度: 3.7 全糖(1)、重量% 30 全タン白質(2)、重量% 0 遊離カルボキシレート(3)、重量% 13 分子量(4) 0.5〜1.5・10-6d.
【0023】(1)デュボア法(Duboi′s method) によ
り測定した:Dubois,A.; Gilles, K.A.; Hamilton, J.
K.; Rebers, P.A.; 及びSmith,F.(1956)Anal.Ch
em.28;350〜356“糖類及び関連物質の比色測
定法”。
【0024】(2)ロウリー法(Lowry′s method) によ
り測定した:Lowry,O.H.; Rosenbrough,H.J.; Farr,A.
L.; 及びRandall,R.J.(1951)J.Biol.Chem.19
;265〜275、“フオリン フェノール試薬での
タン白質測定”。
【0025】(3)カース法 (Casu′s method) により
測定した:Casu,B.; 及びGennaro,U.(1975)Carb
ohyd.Res. 39;168〜176.“ヘパリン及び他の
ムコ多糖類中のサルフェート基及びカルボキシル基を測
定する電導度法”。
【0026】(4)分子量の標準品として10000〜
700000の範囲の市販デキストランを使用しながら
高効率液体クロマトグラフィーでの分子透過により測定
した。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の方法により製造された生成物の赤外ス
ペクトルを表わす図表である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の方法により製造された生成物の赤外ス
ペクトルを表わす図表である。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年12月1日
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジユアン・パブロ・ピヴエル・ラニエリ スペイン国.28022.マドリツド・サン・ ロセンド・1・デユプル(番地その他表示 なし) (72)発明者 アントニオ・グエレローゴメス・パモ スペイン国.28022・マドリツド・サン・ ロセンド・1・デユプル(番地その他表示 なし) (72)発明者 アルムデナ・リール・ガルゴ スペイン国.28040・マドリツド.アブダ. コムプルテンセ.22 (72)発明者 グイレルモ・グエンチエア・アムリオ スペイン国.28040・マドリツド・アブ ダ・コムプルテンセ.22 (72)発明者 ジユアン・アントニオ・ブエレン・ロンセ ロ スペイン国.28040・マドリツド.アブダ. コムプルテンセ.22 (72)発明者 ガブリエル・マガント・フエルナンデス スペイン国.28040・マドリツド.アブダ. コムプルテンセ.22

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 造血系に活性を有する重合体を取得する
    に当って、 a) 天然のポリカルボキシル多糖類を原料として使用
    し; b) 一定濃度の原料化合物を水に懸濁させてなる懸濁
    液を調製し; c) 該懸濁液に、照射時間、温度、周波数及び振幅の
    明示した条件下で超音波照射処理を施こし; d) 超音波照射処理が完了したからには、透析時間、
    温度、透析膜及び透析液の明示した条件下で徹底的な透
    析処理により、薬理上活性な得られる生成物を精製し;
    次いで e) 透析済み液の凍結乾燥又は噴霧化/霧状化の如き
    乾燥技術により固体形の薬理上活性な多糖類を取得し;
    固体形の多糖類はそのまゝ直接に又は適当な生薬形で投
    与できるものとし; f) あるいは別法として、透析済み液は薬理上活性な
    多糖類の定量測定後に、適当な生薬形の製造に又はその
    直接使用に利用できることを特徴とする、造血系に活性
    を有する重合体の製造方法。
  2. 【請求項2】 原料として用いるポリカルボキシル化多
    糖類のうちで、アルギン酸又はその誘導体、アラビアゴ
    ム又はトラガカントゴムが選択される請求項1記載の方
    法。
  3. 【請求項3】 アルギン酸又はその誘導体の供給源は藻
    類例えばコンブ(Laminaria digitata) 又はマクロシス
    チス ピリフェーラ (Macrocystis pyrifera) あるいは
    細菌例えば緑膿菌(Pseudomonas aeruginosa) 、窒素菌
    (Azotobacter vinelandii) 又は(Azotobacter chrooc
    occum)である請求項1又は2記載の方法。
  4. 【請求項4】 アラビアゴムの供給源は例えばアカシア
    セネガル(Acacia senegal)又はアカシア ベレク (Aca
    cia verek)の如き種々の品種のアカシア(マメ科のア
    カシアの木)である請求項1又は2記載の方法。
  5. 【請求項5】 トラガカントゴムの供給源は例えばアス
    トラガルス グミフェール ラビル (Astragalus gumm
    ifer Labill)の如きマメ科の種々の品種のゲンゲである
    請求項1又は2記載の方法。
  6. 【請求項6】 最初に得られる懸濁液は蒸留水1ml当
    り5〜25mgの濃度で原料化合物を含有する請求項1
    記載の方法。
  7. 【請求項7】 超音波照射を施す時間は0.5〜8時間
    であり、超音波照射中の懸濁液の温度は0℃〜15℃に
    維持され、超音波照射の周波数は21〜25KHzであ
    り、振幅は5〜15μmである請求項1記載の方法。
  8. 【請求項8】 前記の工程の実施後に得られた生成物は
    造血に促進及び回復効果を有し、毒性を殆んど有しない
    か又は全く有せず、しかも人間又は動物用医薬に使用す
    るのに適当な生薬形の生薬製剤の処方に適当である請求
    項1記載の方法。
JP4151074A 1991-04-27 1992-04-27 造血系に活性を有する重合体の製造方法 Pending JPH05178751A (ja)

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ES09101063A ES2049561B1 (es) 1991-04-27 1991-04-27 Procedimiento para la obtencion de polimeros con actividad sobre el sistema hematopoyetico.

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ES2049561B1 (es) 1994-12-16
NO921583D0 (no) 1992-04-24
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EP0511932A2 (en) 1992-11-04

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