JPH05178749A - 血糖値降下剤 - Google Patents

血糖値降下剤

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JPH05178749A JP3081585A JP8158591A JPH05178749A JP H05178749 A JPH05178749 A JP H05178749A JP 3081585 A JP3081585 A JP 3081585A JP 8158591 A JP8158591 A JP 8158591A JP H05178749 A JPH05178749 A JP H05178749A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】血糖値降下剤を提供する。 【構成】下記式(I)及び(II)で示される化合物の
少なくとも1種を有効成分として含有する血糖降下剤。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は血糖値降下剤に関する。
【0002】
【従来の技術】糖尿病は成人病の一つとされ、完治乃至
治療の難しい病気の一つとなっていることは周知のとこ
ろである。従来からこの糖尿病治療薬、惹いては血糖値
降下剤について種々の薬剤が開発されているがその効果
は不充分であり、有効な薬剤の開発が強く要望されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこの糖尿病に
よく効く薬剤、即ち血糖値を降下させうる薬剤を新たに
提供せんとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この課題は下記一般式
(I)
【化3】 で表される化合物(以下化合物1という)、又は下記一
般式(II)
【化4】 で表される化合物(以下化合物2という)を血糖値降下
剤の有効成分として使用することにより解決される。
【0005】本発明者の研究によると上記化合物1及び
2の少なくとも1種の化合物は血糖値を降下させること
ができる特性を有することが判明した。本発明はこの新
しい事実に基づいて完成されている。
【0006】
【発明の作用並びに構成】まず化合物1及び2について
説明する。化合物1及び2はいずれも天然植物である景
天科燕子掌から抽出して製造される。本発明において使
用する燕子掌は景天科に属し、学名はCrassula argente
a であり、「In Bailey. Mauu. Cult. PI. 456. 1949」
に記載されている。また属としては景天属、青鎖龍属、
紅景天属に属するものである。更に詳しくは、常緑肉質
の亜潅木であり、株の高さは50〜100cm、大きいも
のは2m位となる。茎が太く円柱状であり、木質化す
る。枝が対照的に分かれて樹の形になる。葉は厚くペア
で成長し、逆さまの卵のようにスプーンの形になる。長
さは2〜5cm、巾は 1.5〜 2.5cm程度であり、葉の先端
が丸く、茎に近づくにつれて狭くなる。完全な縁で緑
色、毛がない。十数輪の花で円錐状で咲き、花色は白或
いは淡いピンクであり、長さは8〜10cm、花びらが狭
く、短い先端がある。原産地は南アフリカである。鑑賞
植物として栽培されているところもある。
【0007】本発明においてはこの景天科燕子掌は特に
その葉を用いて抽出することが好ましい。即ちこの葉そ
のもの、葉の粉砕物等を抽出溶媒により抽出する。この
景天科燕子掌から抽出成分を抽出する原則的な方法は以
下の通りである。
【0008】新鮮な天然植物燕子掌を粉砕、好ましくは
高速で粉砕して10〜50メッシュパス程度となし、抽
出溶媒たとえばアルコール又はその水溶液や水等を加え
て有効成分を抽出する。アルコールの濃度は50〜98
%、好ましくは70〜96%、蛋白質を沈殿させる最良
濃度は70%である。
【0009】アルコールとしては、メチルアルコール、
エチルアルコールを代表例として例示でき、その他ブド
ウ糖も使用できる。このアルコールに浸漬する時間は1
〜24時間、好ましくは4〜6時間程度である。
【0010】抽出液は通常濃縮する。この際の抽出液の
濃縮温度は30〜100℃、最良濃縮温度は30〜40
℃である。抽出液を濃縮させる時には減圧でも常圧でも
よい。濃縮温度は低温で抽出液を濃縮する。100℃位
の温度で蒸発させてから乾燥冷凍すると効果が一番よ
い。
【0011】本発明においては科学的方法で有効成分を
抽出し、濃縮しても濃縮液の有効成分が変わらないこと
が保証される。本発明において濃度50〜98%のアル
コールで燕子掌中の植物蛋白質を先に沈殿させることが
好ましいが、これは酵素によって有効成分が分解される
ことを防ぐためである。粉砕物を抽出溶媒、たとえばア
ルコールに1〜3時間、或いは一晩漬けてから遠心分離
器で高速分離し、傾斜法で上層の透明液を分離する。も
し上層の透明液にまだ沈殿物が残っていれば透明になる
まで濾過する。次いで減圧濃縮し、冷蔵庫で保存する。
保存しやすく、運びやすくするなら冷凍粉末或いは、1
00℃で蒸発乾燥で得た粉末にすればよい。
【0012】以下に具体的な抽出方法の例を実験例とし
て例示する。 実験例1 2000gの新鮮な燕子掌の葉を洗浄後水に一晩漬け
る。翌日に粉砕器に600ml、70%濃度の薬用アルコ
ール(エチルアルコール)を入れて高速粉砕し、これを
3時間含浸後遠心分離器で高速分離し、傾斜法で黄緑色
の透明液を分離して、緑色の残液を再抽出に使う。透明
液を回転蒸発器で減圧濃縮(水浴温度は60℃より低
い)する。
【0013】実験例2 実験例1の残液に600ml、70%の同じアルコールで
3回に分けて抽出してから混合液を遠心分離して緑色の
透明液について葉緑素除去作業(方法は実験例3)をな
し、淡い黄色の溶液を濃縮する。
【0014】実験例3(葉緑素の除去方法) (1) 実験例2において遠心分離で得た緑色透明液を
600ml分取して、分液濾斗に入れて600ml石油エー
テル(60〜90)で3回に分けて抽出する。淡い黄色
の抽出液を濃縮してから残りの石油エーテル混合液を合
わせて、常圧で石油エーテルを蒸発させ、固体葉緑素を
得て、石油エーテルを回収し、後で使う。 (2) 実験例2の緑色透明液600mlを100℃水浴
で5分間加熱(浴液温度は約80℃位)した。緑色が除
去され、溶液は淡い黄色に変わる。葉緑素は葉黄素に変
わる。
【0015】実験例4 1700gの新鮮な燕子掌の葉を充分に洗浄後粉砕器に
入れ、600ml、95%のエチルアルコールを加え、高
速粉砕してから3時間漬けて、遠心分離し、上層の透明
液を分離して、それを1500ml、95%no同じアル
コールで3回に分けて抽出し、夫々1時間漬けてから掻
き混ぜて遠心分離して上の透明液を分離する。3回の透
明液に石油エーテル(60〜90)を加えて葉緑素を除
去して、1回目の透明液に合わせて実験例1のように濃
縮し、濃縮液68gを得た。黄色である。それを2.99g
有効成分/mlとする。
【0016】実験例5 実験例4の方法に従って得た1040gの燕子掌抽出液
を葉緑素を除去せずに濃縮して、64.6gの濃縮液を得
る。
【0017】実験例6 1600gの新鮮な燕子掌の葉を充分に洗浄後、500
ml、95%のエチルアルコールに漬けてから粉砕し、1
時間漬けて、遠心分離して、上の透明液を分離する。緑
色残液を600ml、95%の同じアルコールで3回に分
けて抽出し、3回の全部の透明液を合わせて、実験例1
のように濃縮させ、濃縮液 222.7gを得る。
【0018】実験例7 328gの新鮮な燕子掌の葉を充分に洗浄後100ml、
50%のエチルアルコールに漬けてから粉砕し、これを
1時間漬けて、80℃位まで加熱し、濾過して黄緑色の
同じ透明液を得る。3回に分けて残液を100ml、50
%の同じアルコールで抽出してから1時間放置後、濾過
する。濾液を実験例1のように123mlまで濃縮し、2.
99有効成分/mlとする。
【0019】実験例8 319gの新鮮な燕子掌の葉を充分に洗浄後50mlの水
を入れて粉砕してからすぐ圧力鍋に入れて5分間加熱す
る(圧力鍋中の温度は120〜125℃)。得られた黄
色の混合液を濾過する。濾液を実験例1のように濃縮さ
せる。残液を100ml、96%のエチルアルコールで3
回に分けて抽出してから濾過して3回の濾液を合わせて
120mlまで濃縮する。濃度は2.66有効成分/mlであ
る。
【0020】実験例9 369gの新鮮な燕子掌の葉を充分に洗浄後120ml、
60%のエチルアルコールを加え、粉砕してから3時間
放置し、濾過する。残液に100ml、60%の同じアル
コールを3回に分けて加えて抽出し、濾過する。抽出液
は緑黄色である。3回の濾液を合わせてから実験例1の
ように濾過する。抽出液は緑黄色である。3回の濾液を
合わせてから実験例のように濃縮させる。(濃縮時の水
浴温度が65℃を越えないようにする)。123mlまで
濃縮する。
【0021】実験例10 (1) 1040gの新鮮な燕子掌の葉を充分に洗浄後
600ml、95%のエチルアルコールで洗い、実験例1
のように濃縮させた。濃縮液の重量は64.6gであり、こ
の抽出液の濃度は10.4g有効成分/mlである。 (2) 269.5gの新鮮な燕子掌の葉を洗ってから15
0ml、70%の同じアルコールで3回に分けて抽出し、
実験例1の方法で濃縮させて(水浴80℃で、減圧或い
は常圧で)濃縮液の濃度が2.99葉重/mlである。 (3) 紅景天の茎を粉にし、乾燥させる。 0.5kgの粉
を70%のエチルアルコール3000mlで3回に分けて
抽出した(毎回30分)。抽出液を濾過し、アルコール
を回収する。550gの濃縮液が得られた。これに等量
の水を入れて、放置してから濾過し、濾液をCH3CO
−OC25 で抽出し、浴剤を回収して紅景天▲だい▼
を得る。
【0022】本発明において使用する抽出溶液は、水、
アルコール又はその水溶液を原則として使用し、更に詳
しくはメチルアルコール、エチルアルコール、ブドウ糖
又はその水溶液が好ましく使用され、特に好ましくは通
常薬用アルコールとして使用されるものである。またそ
の他石油エーテル、イソ酪酸も使用することができる。
【0023】本発明において化合物1及び2を同定した
根拠を以下に示す。抽出液からHPLCを用いて2種類
の化合物の混合物を分離し、まず水を用いて化合物2の
結晶を得る。溶残をメタノールで溶かして化合物1の結
晶(結晶Aという)を得る。
【0024】これら化合物1及び2の構造式の決定は以
下の方法によった。 (1)NMR測定 結晶Aをメタノールで溶かし、1H−NMR 、13C−
NMR測定を行う。測定結果として、−OCH3 、−O
25、−OCH3CH2CH3 、−OCH3CH2CH3
CH3、−OH、−HPLC、
【化5】 の存在が確認された。このNMRのチャートを図1に示
す。 結晶(B)の中に−OH、−COOHの存在が確認さ
れた。このNMRのチャートを図2に示す。
【0025】 (2)EDAX(元素の電子エネルギー)測定 結晶Aの中にNa+ が確認された。チャートを図3に
示す。 結晶Bの中にもNa+ の存在が認められた。チャート
を図4に示す。
【0026】(3)UV測定 結晶A、Bとも吸収ピークが認められず、共役系はない
ことが確認された。結晶Aのチャートを図5に、結晶B
のチャートを図6に示した。
【0027】(4)IR測定 結晶Aの中に−CO2H 、
【化6】 −OHの存在が確認された。チャートは図7の通り。 結晶Bの中に−OH、−CO3H 、−O−が検出され
た。チャートは図8の通り。
【0028】(5)HPLCとMS(Mass spectromete
r)との共用による測定(HPLC−MS) 結晶Aの溶液をHPLC−MSに入れて分離と測定を
行う。チャートを図9及び10に示す。以下の分子式が
得られる(括弧内は分子量である)。 C8168(238)、C9188(252)、C10
208(266)、C11228(280)、C8158
Na(260)。 結晶Bの分子式はC152313(411)である。こ
れらのチャートを図11及び12に示す。 以上のようにNMR、IR、UV、HPLC−MS、E
DAXなどの総合分析により、以上の結晶Aはグルコヘ
プトニックエステル(Glucoheptonic ester )の誘導体
であることが認められた。即ち、Glucoheptonic acid s
odium 、Methylglucoheptonic ester、 Ethyl glucohep
tonic ester、N-propyl glucoheptonicester、 N-Butyl
glucoheptonic ester等である。結晶Bは燕子掌▲だい
▼(glucoside)であると判断された。
【0029】〈Glucoheptonic ester誘導体の構造式〉 化合物1(結晶A)は以下の構造を有する。但し式中R
はアルカリ金属、低級アルキル基を示す。
【化7】 この立体構造式(二次構造共通式)は以下の通りであ
り、すべてを椅子型構造式である。
【化8】 上記アルカリ金属としてはNaが代表例として例示で
き、またアルキル基としてはたとえばメチル、エチル、
プロピル、ブチル等を例示でき、プロピル及びブチルと
してはn−プロピル、n−ブチルを例示できる。
【0030】〈化合物2(結晶B)の構造式〉 化合物2の構造式は以下の通りである。
【化9】 その立体構造式(二次構造式)は以下の通りである。
【化10】 分子式はC152313で表される。二次構造式中の6員
環はすべて椅子型構造を採り、A環とB環とは反型で結
合する。
【0031】上記化合物1(結晶A)及び化合物2(結
晶B)の元素分析値を以下に示す。 化合物1(C8168として) 理論値 C:40.3% H:6.72% 実測値 C:40.6% H:6.50% 化合物2(C152313として) 理論値 C:43.80% H:5.32% 実測値 C:43.60% H:5.20% 上記元素分析値の測定から実測値と理論値とがよく一致
している。上記化合物1及び2は既に述べた通り景天燕
子掌から抽出して製造することができるが、本発明にお
いては上記方法以外でも製造できる方法であればいかな
る方法でもよい。
【0032】実験例 以下に実験例を挙げて詳しく説明する。 1.毒性実験 (A)方法 急性毒性LD50で測定した。 (B)結果 毒性は全くなかった。
【0033】2.動物実験 抽出液の濃縮エキスをSephadex LH20柱に入れて分子
量の差で6成分に分離した。夫々をA、B、C、D、
E、Fとした。これらを乾燥して粉末とする。分子量に
よりBが化合物1と2との混合物である。次に25%の
ブドウ糖溶液で粉末を溶かし、 0.2ml溶液ごとに各成分
の粉末0.21mgが入るようにする。この溶液を判定実験に
用いる。 実験方法:体重20〜25gのMus musculus(スイス種
実験用ネズミ)77匹をランダムに7組に分けて、すべ
ての子ネズミの腹に1mg Tetraoxidicpyrimidineを注
射して、4日間で糖尿病モデルを作り上げる。1日1匹
の子ネズミにつき0.2 ml/日ずつ25%のブドウ糖溶液
を胃に詰め込む。対照組については毎日25%のブドウ
糖溶液0.2ml/日ずつを胃に詰め込むだけである。双盲
法を用いて血糖値を測定し、生物統計を行う。本実験の
結果は次の表1に示す通りである。
【0034】
【表1】 但し表1中の下記記号は以下のことを示す。 *1:−は血糖値の上昇を意味する。 *2:−のマークがついていないのは血糖値下降率を示
す。BC成分により明らかに血糖値が下げられ、生物統
計P値が<0.01、他の成分による明らかな血糖値降下作
用が見られない。
【0035】以上の実験において1匹の子ネズミにつき
4mgのTetraoxidicpyrimidineが注射され、1日に25
%ブドウ糖溶液0.2ml/日も胃に詰め込まれる。できた
糖尿病モデルがインシュリン依頼型であると考えられ
る。従ってC成分がインシュリン依頼型糖尿病の血糖値
を大幅に下げることができ、臨床実験の結果も考慮して
C成分に血糖値を下げる有効成分が入っていると判断さ
れる。
【0036】3.臨床実験 1990年8月から青島市人民医院において血糖値降下
剤の臨床実験を行った。臨床実験において成人型糖尿病
がインシュリン依存型と非インシュリン依存型とに分か
れる。青島市人民医院の最近5年間の統計によると、青
島市地域の罹患率は6.74%であり、患者の大半が50〜
70才の人である。今度の臨床実験に参加された糖尿病
患者は50〜70才までの人である。20名の患者は以
前中国国内にある色々な糖尿病用の薬を服用してきた
が、明らかな効果がなかった。以上の患者に対して毎日
20mg/回の錠剤(化合物1及び2、1:1の混合物)
を1日3回与える。食事前20分位に服用し、毎週1回
血糖値と尿糖との検査をし、同時に症状などの検査もす
る。これを3週間続けて行う。今度の臨床実験の結果を
インシュリン依存型と非依存型に分けて表2及び3にま
とめた。
【表2】
【表3】
【0037】上記表2及び表3から以下のことが判る。
臨床実験用の本錠剤は1粒20mgで、中国北京市東風製
薬場にて製造した。 (1)臨床実験によって血糖値を下げる以外、滋養強壮
の効果も証明された。虚弱体質の患者たちは体質がよく
なった。本剤を服用する前後の正常肝効能などに変化が
ない。 (2)尿糖が定性結果であり、+、−で示される。 (3)正常の人間の血糖値は一般には血液100mlごと
に80〜120mgのブドウ糖であり、最低値が70mg/
100mlでこれ以下が低血糖である。最高値が150mg
/100mlでこれ以上が高血糖症である。本臨床実験の
前の10例が非インシュリン依存型糖尿病患者で、3週
間服用してから、8例が正常になり、他の2例の第3週
の血糖値が正常値の最低値に近づいた。 (4)非インシュリン依存型患者にとって効果が明らか
で、統計学の統計結果が100%である。 (5)インシュリン依存型患者に対しても血糖値を下げ
る効果があることが明らかである。糖尿病の症状もかな
り改善された。 以上説明してきた通り本発明の降下剤は優れた血糖値降
下作用を有するが、通常この効果は成人には0.5mg/1
日以上で充分に発揮される。
【0038】
【発明の効果】本発明による血糖値降下剤は極めて優れ
た血糖値降下作用を有し、糖尿病に最適である。
【0039】
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は化合物1(結晶A)のNMR測定チャー
トである。
【図2】図2は化合物2(結晶B)のNMR測定チャー
トである。
【図3】図3は化合物1(結晶A)のEDAX測定チャ
ートである。
【図4】図4は化合物2(結晶B)のEDAX測定チャ
ートである。
【図5】図5は化合物1(晶A)のUV測定チャート
である。
【図6】図6は化合物2(結晶B)のUV測定チャート
である。
【図7】図7は化合物1(結晶A)のIR測定チャート
である。
【図8】図8は化合物2(結晶B)のIR測定チャート
である。
【図9】図9は化合物1(結晶A)のHPLC測定チャ
ートである。
【図10】図10は化合物1(結晶A)のMS測定チャ
ートである。
【図11】図11は化合物2(結晶B)のHPLC測定
チャートである。
【図12】図12は化合物2(結晶B)のMS測定チャ
ートである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下記一般式(I) 【化1】 で表される化合物、及び下記一般式(II) 【化2】 で表される化合物の少なくとも1種を有効成分として含
    有してなる血糖値降下剤。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5911993A (en) * 1997-01-23 1999-06-15 Jian; Ding Homeopathic antidiabetic treatment
JP2006160710A (ja) * 2004-12-10 2006-06-22 Nippon Yakuyo Shokuhin Kenkyusho:Kk 糖尿病の予防・治療用組成物およびその有効成分を含む健康食品
US7649014B2 (en) 2003-03-31 2010-01-19 Beth Israel Deaconess Medical Center, Inc. Genipin derivatives and uses thereof

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