JPH0517814B2 - - Google Patents

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JPH0517814B2
JPH0517814B2 JP1161405A JP16140589A JPH0517814B2 JP H0517814 B2 JPH0517814 B2 JP H0517814B2 JP 1161405 A JP1161405 A JP 1161405A JP 16140589 A JP16140589 A JP 16140589A JP H0517814 B2 JPH0517814 B2 JP H0517814B2
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mushroom
artificial
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mushrooms
tree
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Tooru Obata
Masaaki Yamauchi
Takahiko Baba
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Kanebo Ltd
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Kanebo Ltd
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【発明の詳細な説明】
<産業上の利用分野> この発明は、きのこの培地基材に菌糸を蔓延さ
せた菌糸塊からなる菌床あるいは人工榾木を用い
たきのこの栽培方法に関する。 <従来の技術> きのこを栽培するに際して、きのこの発茸を誘
起させる方法、すなわち、栄養生長した完熟培養
基を生殖生長から子実体原基形成に切換えるべき
きつかけとして、例えば、えのき茸やひら茸では
菌掻操作が実施されている。まず、栄養菌糸の切
断と子実体原基形成に阻害的な動きをする古い菌
蓋(接種した種菌)の切開とを行うことにより刺
激を与え、子実体原基形成の誘起が図られる。次
に、これに続けて、低温刺激処理と高湿度条件の
保持とを行い、子実体生長が成される。 しかしながら、この操作には手間がかかり、ま
た、培養基が開口しているため加湿水源による雑
菌汚染対策が必要である等簡易な方法とは言い難
い。 一方、培地成形、菌糸蔓延後、培養袋から菌糸
塊を取り出すことにより作製される人工榾木によ
るきのこの栽培においては、従来、物理的な処理
による発茸誘起方法として、低温刺激処理が実施
されている。例えば、冷水にきのこ人工榾木を一
定時間浸漬してきのこ人工榾木に品温の変化を与
える方法がある。 しかしながら、この方法では、きのこ人工榾木
の移動等多大な労力が必要であり、労働生産性の
点において問題がある。また、栽培場内を空調に
より保冷し、雰囲気できのこ人工榾木に品温変化
を与える方法が実施されている。しかしながら、
この方法においては、空調のための設備が必要で
あり、コストの点において問題があり、かつ、発
茸が不揃いになり易いという欠点を有する。 その他の物理的な発茸誘起方法として、きのこ
人工榾木を多段積みにして、加重・加圧により刺
激を与える方法が実施されている(特開昭63−
157919号公報)。しかしながら、この方法ではき
のこ人工榾木の発茸に有効な表面積が減少し、栽
培効率の点で好ましくなく、かつ発茸が確実では
ないという欠点がある。 また、衝撃電圧の放電処理による方法や磁力線
処理による方法が研究されているが、発茸が確実
でなく、特定設備が必要等実用的でない。その他
オゾンに対する暴露処理を実施する方法や特定波
長域の光を照射する方法も研究されているが、い
ずれも設備化の点で高コストであり、収量的にも
実用段階ではない。 更に、生理活性物質(cAMP、テオフイリン、
チアミン、リグニン前駆物質フエルラ酸、シナピ
ン酸、セロブロシド等)や酸性プロテアーゼ阻害
剤の添加による発茸誘起方法も研究されている
が、添加剤が高価であり、発茸が確実でない等、
未だ実用化には至つていないのが現状である。 以上のように、従来実施されているきのこの菌
床あるいは人工榾木によるきのこ栽培の発茸誘起
方法は、労働生産性が悪い、あるいは設備等の必
要等コスト面で難点があり、また、発茸の確実性
や収量性の点においても問題がある。 <発明が解決しようとする課題> 本発明は、このような事情に鑑みなされたもの
で、その目的とするところは、確実に高収量で子
実体を誘起発生させることができ、更に、処理方
法が簡便で、コストがかからないきのこの栽培方
法を提供することにある。 <課題を解決するための手段> 上記の目的は、培地基材に菌糸を蔓延させた菌
糸塊からなるきのこの菌床あるいは人工榾木でき
のこを栽培するに際し、該きのこの菌床あるいは
人工榾木に、1〜15Kg・m/sの撃力を与えるこ
とを特徴とするきのこの栽培方法によつて達成さ
れる。 すなわち、簡易で、低コストであり、かつ確実
に、高収量で発茸を誘起するために、きのこの菌
床や人工榾木に物理的刺激を与える方法として、
本発明は、きのこの菌床あるいは人工榾木の一部
分に撃力を与えることにより、発茸を誘起させる
ものである。 次に、本発明を詳細に説明する。 本発明を実施するには、まず、通常のきのこ菌
床栽培法や、きのこ人工榾木によるきのこの栽培
法に従つて、例えば、次のようにしてきのこ菌糸
培地を調製する。すなわち、まず、鋸屑、米糠等
からなるきのこの培地を所定形状の培養容器に充
填し、加熱滅菌する。次いで、しいたけ、なめ
こ、まいたけ等のきのこ種菌を上記培地上に接種
する。そして、菌糸培養を行い、菌糸が充分に蔓
延した後、栽培用完熟菌床とするか、菌糸塊を取
り出し人工榾木化する。 このようにして得られたきのこの菌床あるいは
人工榾木に撃力を与える方法としては、例えば、
きのこの菌床あるいは人工榾木を所定の高さから
硬質な床面等に重力落下させてきのこの人工榾木
底面に撃力を与える方法が挙げられる。このと
き、撃力を与える箇所は、害菌汚染防止の点から
きのこ人工榾木の床面にすることが好適である。 与える撃力(力積)の大きさは、=1〜15
Kg・m/sの総物理量を、1回以上の回数にて、
瞬間的(1秒以内)(撃力1回当たり)に与える
ことが必要であり、この範囲内の撃力を与えるこ
とにより、本発明の目的が達成される。 なお、撃力は、きのこの菌床あるいは人工榾
木の1本の重量を規定し、完全非弾性衝突するも
のと過程して、撃力による運動エネルギーがきの
この菌床あるいは人工榾木に全て加わるとしたと
きの理論値である。 また、1回当たり(総撃力ではなく、処理回数
1回当たり)の撃力は、撃力を与えたときに、割
れ、欠損等の破損を生じないよう設定する。具体
的には、人工榾木の大きさや形状、重量にもよる
が、例えば、1Kgの人工榾木の場合、1回当たり
5Kg・m/s以下が好適である。 また、その他の撃力を与える方法としては、槌
等の治具を使用して、きのこの菌床あるいは人工
榾木に衝撃を与える方法等が挙げられる。 上記槌等の治具を使用する場合、使用される治
具は、木製でも金属製でもよく、重量は500〜
5000gが好ましく、きのこの菌床あるいは人工榾
木へ撃力を与えるときの接触有効面積は、5〜
140cm2(菌床あるいは人工榾木の面積)が好まし
い。 上記のような各方法により、発茸誘起処理を施
して、きのこの完熟菌床あるいは人工榾木から確
実に、高収量できのこを栽培することができる。 また、本発明のきのこの栽培方法は、未発茸の
きのこの菌床あるいは人工榾木だけでなく、1回
目の子実体収穫後の2回目以後の芽切りをしてい
ないきのこの菌床あるいは人工榾木にも適用でき
る。 本発明に用いるきのことしては、しいたけ、ひ
らたけ、えのきたけ、まいたけ、しろたもぎた
け、きくらげ等が挙げられ、一般に栽培される多
くのきのこに効果がある。 <発明の効果> 以上のように、本発明のきのこの菌床あるいは
人工榾木へ一定量の撃力を与えることにより発茸
誘起処理を施すきのこの栽培方法は、従来の低温
刺激等による菌床栽培で実施されてきた発茸誘起
方法に比較して、同等あるいはそれ以上の子実体
量が得られ、かつ発茸が確実で揃うという利点を
有する。また、処理方法が簡便であり、コストが
かからないという効果を有する。 次に、実施例を挙げて本発明を具体的に説明す
る。 実施例1〜15、比較例1、2 鋸屑と米糠を3:1で混合した後、加水し含水
率を70重量%に調整した培地1Kgを、ポリプロピ
レン製の培養袋に充填し、加熱滅菌した。次い
で、しいたけ種菌を上記培地上に接種した。そし
て、菌糸培養を行い、菌糸が充分に蔓延した後、
菌糸塊を取り出し、人工榾木化した。 このようにして作製されたしいたけ人工榾木
を、所定の高さから重力による自由落下させ、コ
ンクリートの硬質な床面へ打ちつけることによ
り、人工榾木底面に所定の大きさの撃力を与える
処理を実施した。その結果を表1に示す。 処理の時期は、夏期(7月中旬〜8月上旬)で
あり、処理後の栽培環境は20℃恒温とした。使用
したしいたけ人工榾木は、実施例中、各々三十本
であり、処理後の子実体発生収量は、20日間の総
収量を1本当たりの平均で算出した。 また、撃力については、しいたけ人工榾木の1
本の重量を1Kgとし、完全非弾性衝突をするもの
と仮定し、落下による運動エネルギーがしいたけ
人工榾木に全て加わるとしたときの理論値を示し
た。落下処理を行う各間隔は同じとし、処理に要
する時間は5分以内であつた。
【表】 実施例1、2は、落下高さを5cmとした場合で
ある。各々処理反復回数を8回、12回としたと
き、8回の方が子実体発生収量が多く、12回の処
理にすると、子実体の個体サイズが小さくなり、
総収量として少ない結果となつた。 次に、実施例3、4、5は、落下高さを10cmと
した場合で、4回処理よりも6回処理の方が子実
体発生収量は増加したが、8回処理した場合に
は、子実体が個体サイズとして小さくなり、総収
量が減少した。 実施例6、7は、落下高さを20cmにした場合で
あり、3回処理(総撃力=5.9Kg・m/s)の
とき、最大の子実体発生収量110gとなつた。 一方、比較例1は、総撃力が小さく、その効果
が得られなかつた。また、その比較例2は、総撃
力が大きすぎ、人工榾木は一部破損すると共に、
子実体の発生効率が悪かつた。 比較例 3 実施例と同様にして作製したしいたけ人工榾木
を用い、水温が7℃の浸水槽に、しいたけ人工榾
木を8時間浸漬する処理を施した。その後、栽培
ハウスにて20℃の恒温下で栽培した。実験はしい
たけ人工榾木30本を用いて行い、20日間における
子実体発生収量をしいたけ人工榾木1本当たりの
平均で算出した。結果は97g/本の収量であつ
た。 比較例 4 実施例と同様にして作製したしいたけ人工榾木
を用い、栽培ハウス内雰囲気温度を空調機によ
り、日周期で10〜20℃の温度較差を取る変温制御
を施し、しいたけ人工榾木の品温に変化を与え
た。実験はしいたけ人工榾木30本を用いて行い、
20日間における子実体発生収量をしいたけ人工榾
木1本当たりの平均で算出した。結果は53g/本
の収量であつた。 比較例 5 実施例と同様にして作製したしいたけ人工榾木
を用い、発茸誘起処理を施すことなく、栽培ハウ
スにて、20℃恒温下で栽培し、20日間の子実体発
生収量をみた。この結果、実施した栽培環境にお
いては、発茸が全くみられなかつた。 比較例 6 実施例と同様にして作製したしいたけ人工榾木
を用い、20℃の恒温栽培環境下で、毎日1回、1
週間、そつとしいたけ人工榾木の位置を並べ換え
た後、実施例と同様にして子実体発生収量をみ
た。この結果、発茸は全くみられなかつた。 比較例 7 実施例と同様にして作製したしいたけ人工榾木
を用い、20℃の環境下で、振とう機に人工榾木を
収容、固定し、振盪数50回/分、振幅30cmで30分
間横揺れで振とう(=0)した。この後、実施
例と同様にして子実体発生収量をみた。この結
果、発茸は全くみられなかつた。 実施例 16 鋸屑と米糠を3:1で混合した後、加水し含水
率を70重量%に調整した培地500gを、800ml容の
ポリプロピレン製の培養袋に充填し、加熱滅菌し
た。次いで、ひらたけ種菌を上記培地上に接種し
た。そして、菌糸培養を25℃で30日間行つた後、
更に10日間追熟させ、完熟菌床とした。 このようにして作製されたひらたけの菌糸塊入
り袋を、50cmの高さから1回だけ重力による自由
落下させ、硬質な床面へ打ちつけることにより、
袋中の菌糸塊に所定の大きさの撃力を与える処理
を実施した。 その後、培養温度と同じ25℃、湿度95%以上で
栽培した。実験は、菌床30本を用いて行い、20日
間における子実体発生収量を菌床1本当たりの平
均で算出した。その結果を表2に示す。 また、撃力は、袋を含むひらたけ菌糸塊重量を
500gとし、完全非弾性衝突をするものと仮定し、
落下による運動エネルギーが菌糸塊に全て加わる
として算出した。その値は、1.6Kg・m/sであ
つた。 比較例 8 実施例16と同様にして作製した菌床を、10〜20
℃の低温環境へ移し、栽培した。発生収量は実施
例16と同様にして算出した。その結果を表2に示
す。 比較例 9 実施例16と同様にして作製した菌床を、培養と
同様に25℃にて栽培した。発生収量は実施例16と
同様にして算出した。その結果を表2に示す。
【表】 以上の結果より、実施例1〜16は、比較例1〜
9に比べて、低温処理等の発茸処理なく、子実体
発生が可能となつており、しかも、発茸は揃う効
果もあり、本発明の栽培方法は、産業的に有効な
栽培方法であると言える。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 培地基材に菌糸を蔓延させた菌糸塊からなる
    きのこの菌床あるいは人工榾木できのこを栽培す
    るに際し、該きのこの菌床あるいは人工榾木に、
    1〜15Kg・m/sの撃力を与えることを特徴とす
    るきのこの栽培方法。
JP1161405A 1989-06-24 1989-06-24 きのこの栽培方法 Granted JPH0327217A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP5147172B2 (ja) * 2005-09-06 2013-02-20 中国電力株式会社 キノコ類の栽培装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6317629A (ja) * 1986-06-03 1988-01-25 エバ−ブル−ム・バイオテクノロジ−・(ピ−・テイ−・イ−)・リミテツド 食用木材腐朽菌類の栽培方法

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JPS6317629A (ja) * 1986-06-03 1988-01-25 エバ−ブル−ム・バイオテクノロジ−・(ピ−・テイ−・イ−)・リミテツド 食用木材腐朽菌類の栽培方法

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