JPH05177356A - 自動溶接装置における溶接ワイヤ清掃装置およびその使用方法 - Google Patents

自動溶接装置における溶接ワイヤ清掃装置およびその使用方法

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JPH05177356A
JPH05177356A JP2050892A JP2050892A JPH05177356A JP H05177356 A JPH05177356 A JP H05177356A JP 2050892 A JP2050892 A JP 2050892A JP 2050892 A JP2050892 A JP 2050892A JP H05177356 A JPH05177356 A JP H05177356A
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welding
welding wire
degaussing
degaussing coil
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Hitoshi Ago
均 吾郷
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Shin Meiva Industry Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 溶接ワイヤ7に付着する鉄粉等の付着物を容
易に除去すると共に、溶接ワイヤ7を消磁して溶接ワイ
ヤに対する再度の付着物の付着を有効に防止する。 【構成】 溶接ワイヤ清掃装置14は消磁機構15とエ
アー吸引機構16とからなる。消磁機構15は略円筒状
の消磁コイル18を備え、溶接トーチ4のノズル部11
から突出状とされた溶接ワイヤ7が挿脱自在に挿入され
る挿入孔20を形成する。エアー吸引機構16は支持筒
23と、吸引装置25とを備えている。吸引装置25の
作動によって、支持筒23の連通孔26を通じて、溶接
ワイヤ7挿入側と反対側より消磁コイル18内のエアー
を吸引する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動溶接装置における
溶接トーチのノズル部から突出状とされた溶接ワイヤの
清掃装置およびその使用方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、溶接トーチ側とワーク側との相互
間を位置制御し、予め組込まれたプログラムに従って自
動的に溶接を行うように構成した自動溶接装置がある。
【0003】また、溶接対象ワークの製作誤差によって
ワーク側の溶接線が常に一定とは限らないため、溶接の
実行に先立って、予めワークの位置をセンシングし、そ
のセンシング結果に基づいてワーク側の溶接線の補正を
行い、補正された溶接線に従って溶接を自動的に行い、
ワークの実際の溶接線に沿って良好に溶接が行えるよう
構成した自動溶接装置が種々提案されている。
【0004】そして、この種のセンシング方法として、
例えば、特公昭56−5634号公報や特公昭59−4
2594号公報に開示のものがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記各公報に開示のセ
ンシング方法によれば、溶接トーチのノズル部から所定
長さ突出状とされた溶接ワイヤ(消耗電極)をセンサと
して利用する方法であり、溶接ワイヤに高電圧を印加し
て溶接ワイヤ先端をワーク面に接触(スパーク的に)さ
せることによりワーク面の実際の位置情報を検出し、こ
の位置情報とプログラムされた指令情報との差を演算
し、この演算された差を補正値として、初期にプログラ
ムされた指令情報を補正し、この補正された指令情報を
出力することにより、実際の溶接対象ワークの溶接線に
沿った溶接が行えるよう構成されていた。
【0006】しかしながら、溶接を行う場合に、溶接ワ
イヤに溶接電流を流してアークが発生する際、ノズル部
付近の溶接ワイヤ先端部が磁気を帯びる問題があった。
そしてこの溶接ワイヤの帯磁状態で再度新たなワークの
センシングを行った場合、溶接ワイヤ先端部に鉄粉等の
付着物が付着するおそれがあり、付着物が付着した状態
でセンシングを行えば、鉄粉等の付着物の距離だけ位置
の補正に誤差を生じ、センシングによる良好な補正が行
えない欠点がある。
【0007】またこれら溶接ワイヤに付着した付着物を
ワイヤブラシ等で一旦除去しても、溶接ワイヤの磁力に
よってセンシング途中で新たに鉄粉等の付着物が付着す
るおそれがあり、さらにワイヤブラシ等による付着物の
除去時に、溶接ワイヤに曲がり等の変形が生じるおそれ
もある。
【0008】そこで、本発明は上記問題点に鑑み、溶接
ワイヤに付着する付着物を容易に除去すると共に再度の
付着が有効に防止できる自動溶接装置における溶接ワイ
ヤ清掃装置およびその使用方法を提供することを目的と
する。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の第1発明の技術的手段は、溶接トーチのノズル部から
突出状とされた溶接ワイヤを利用してワークとの相対的
な位置関係のセンシングを行う自動溶接装置における溶
接ワイヤ清掃装置であって、前記溶接トーチのノズル部
から突出状とされた溶接ワイヤが挿脱自在に挿入される
挿入孔を形成する略円筒状の消磁コイルを有する消磁機
構と、溶接ワイヤ挿入側と反対側より消磁コイル内のエ
アーを吸引するエアー吸引機構とを備えてなる点にあ
る。
【0010】また、第2発明の技術的手段は、溶接トー
チのノズル部から突出状とされた溶接ワイヤを利用して
ワークとの相対的な位置関係のセンシングを行う自動溶
接装置における溶接ワイヤ清掃装置であって、前記溶接
トーチのノズル部から突出状とされた溶接ワイヤが挿脱
自在に挿入される挿入孔を形成する略円筒状の消磁コイ
ルを有する消磁機構と、溶接ワイヤ挿入側と反対側より
消磁コイル内に挿入された溶接ワイヤに向けてエアーを
噴射するエアー噴射機構とを備えてなる点にある。
【0011】そして、溶接トーチのノズル部から突出状
とされた溶接ワイヤを利用してワークとの相対的な位置
関係のセンシングを行い、そのセンシング結果に基づい
てワーク側の溶接線の補正を行い、補正された溶接線に
従って溶接を行う自動溶接装置の溶接方法に使用する場
合には、前記溶接トーチのノズル部から突出状とされた
溶接ワイヤによるセンシング工程前に、前記突出状とさ
れた溶接ワイヤを、前記第1発明または前記第2発明の
消磁コイル内に挿入し、消磁コイルにより挿入された溶
接ワイヤの消磁を行うと共に、エアー吸引機構またはエ
アー噴射機構により溶接ワイヤに付着する付着物を吸引
除去または吹き飛ばし除去すればよい。
【0012】
【作用】第1発明の溶接ワイヤ清掃装置によれば、溶接
トーチのノズル部から突出状とされた溶接ワイヤを消磁
機構の消磁コイル内に挿入し、消磁コイルに電流を流し
て溶接ワイヤに帯磁した磁気の消磁を行う。この際、エ
アー吸引機構を作動させることによって、溶接ワイヤ側
の磁力によって付着されている鉄粉等の付着物を容易に
吸引除去できる。そして溶接ワイヤは消磁機構によって
消磁されるため、再度の鉄粉等の付着物の付着が有効に
防止できる。
【0013】また第2発明の溶接ワイヤ清掃装置によれ
ば、前述同様消磁コイルに電流を流して溶接ワイヤに帯
磁した磁気の消磁を行うと共に、エアー噴射機構を作動
させることによって、溶接ワイヤ側の磁力によって付着
されている鉄粉等の付着物を容易に吹き飛ばし除去でき
る。
【0014】さらに、溶接トーチのノズル部から突出状
とされた溶接ワイヤによるセンシング工程前に、前記各
溶接ワイヤ清掃装置を利用して、予め、溶接ワイヤの清
掃を行えば、その後のセンシングが精度よく行えるた
め、センシングによる補正機能がより一層良好に発揮で
きる。
【0015】
【実施例】以下、第1発明の実施例を図面に基づきなが
ら説明する。
【0016】図2は自動溶接装置1の全体概略図を示し
ており、自動溶接装置1は、多関節ロボット等よりなる
溶接ロボット2と、溶接ロボット2を駆動制御するため
の制御装置3と、溶接ロボット2の溶接トーチ4作動範
囲でワークを適宜姿勢に保持もしくは姿勢変更自在に保
持するワーク保持装置(図示省略)等から構成されてい
る。
【0017】6は溶接ワイヤパックで、溶接ワイヤ7が
収容されており、溶接ワイヤ7は溶接ロボット2側にワ
イヤ送給装置8、コンジットケーブル9等を介して溶接
トーチ4内に導かれ、図1に示される如く、溶接トーチ
4先端のノズル部11内に配置されたコンタクトチップ
12内を通じて、ノズル部11先端より所定長さ突出状
とされている。
【0018】また溶接ロボット2の溶接トーチ4作動範
囲内に位置されると共に、ワークの溶接作業に支障がな
い位置に溶接ワイヤ清掃装置14が配置されている。
【0019】溶接ワイヤ清掃装置14は、図1及び図2
に示される如く、上部の消磁機構15と下部のエアー吸
引機構16とからなり、消磁機構15は略円筒状に形成
された消磁コイル18と、消磁コイル18の上面側、下
面側および外周面側を覆う断面コ字状で円筒状に構成さ
れた金属等よりなるカバー体19とを備え、中央部に上
下方向に貫通する挿入孔20が形成されている。
【0020】またエアー吸引機構16はカバー体19が
載置状に取付け固定される台座部22を有する支持筒2
3と、支持筒23を支持する架台24と、ブロワ等の吸
引装置25とを備えている。そして、支持筒23は非磁
性材より形成されており、前記挿入孔20と連通状とさ
れる上下方向の連通孔26を備え、該連通孔26は下方
向に漸次径小となる漏斗状に形成されている。また吸引
装置25の吸引部と支持筒23の連通孔26とがパイプ
27接続されており、吸引装置25の作動によって、エ
アーが挿入孔20および連通孔26を通じて吸引され、
適宜回収部で排出されるよう構成されている。
【0021】図1において、29は消磁機構作動回路
で、商用の交流電源30に接続された整流回路31と、
コンデンサ32と、メインスイッチ33および近接スイ
ッチ34を備えている。
【0022】また近接スイッチ34は消磁コイル18を
覆うカバー体19の上方近傍に位置して設けられてお
り、溶接トーチ4の近接状態の検出によってオン作動す
るよう構成されている。さらに近接スイッチ34にはタ
イマー35が接続されており、近接スイッチ34のオン
作動によりタイマー35が作動して、消磁機構作動回路
29の通電時間および吸引装置25の通電時間が制御さ
れ、ここに消磁コイル18に一定時間電流が流れると共
に、吸引装置25が一定時間作動するよう構成されてい
る。
【0023】第1発明の溶接ワイヤ清掃装置14は以上
のように構成されており、自動溶接装置1の自動溶接作
業に組込んで使用する場合には、図3のフローチャート
に示される如く、第1ステップS1として、サンプリン
グワークにより溶接線等を教示する教示作業を行う。そ
して次に第2ステップS2として、溶接ワイヤ清掃装置
14により溶接トーチ4のノズル部11から突出状とさ
れた溶接ワイヤ7の消磁清掃作業を行う。その後、第3
ステップS3に移行して、溶接ワイヤ7を利用しての溶
接対象ワークに対するセンシング作業を行う。その後、
第4ステップS4に移行して、前記センシング結果に基
づいて前記教示されたプログラムの補正がなされ、補正
されたプログラムに従って自動的に溶接が行われる。
【0024】そして、同種ワークの溶接を順次行う場合
には、第2ステップS2以降のステップが繰返される。
【0025】なお、上記教示作業、センシング作業およ
び自動溶接作業は従来同様であり、その説明を省略し、
第2ステップS2における消磁清掃作業につき詳細す
る。
【0026】溶接ロボット1の溶接トーチ4が駆動制御
されて、図1に示される如く、溶接トーチ4のノズル部
11先端部から突出される溶接ワイヤ7が、消磁コイル
18の挿入孔20内中心部に上方側から挿入状とされ
る。
【0027】この際、ノズル部11の接近を近接スイッ
チ34が検出して、近接スイッチ34がオン作動される
と共にタイマー35が作動する(なお、メインスイッチ
33は予めオン接続されている)。この近接スイッチ3
4のオン作動により、消磁コイル18に電流が流れると
共に、吸引装置25が作動する。
【0028】この消磁コイル18の通電によって溶接ワ
イヤ7に帯磁している磁気が消磁され、溶接ワイヤ7の
磁気によって磁着されている鉄粉等の付着物の磁着力が
弱まり、容易に離脱する状態が得られる。この際、吸引
装置25が作動しているため挿入孔20および連通孔2
6のエアーが吸引され、ここに、挿入孔20上方から挿
入孔20内、連通孔26内およびパイプ27内に至るエ
アーの流れが発生し、このエアーの吸引作用により前記
離脱し易い状態となっている鉄粉等の付着物が容易に吸
引除去され、吸引装置25の排出側に設けられた回収部
に回収される。
【0029】なお、消磁機構作動回路29にコンデンサ
32を設けて蓄電し、短時間で大電流を消磁コイル18
に通電する方式であり、消磁時間の短縮化を図ってい
る。また消磁コイル18をカバー体19で覆っているた
め、エアーの吸引効果も良好に発揮できる。
【0030】そして、タイマー35の作動により所定時
間経過すれば、消磁機構作動回路29がオフ作動されて
消磁コイル18に対する通電が停止される。一方、吸引
装置25側もタイマー35の作動により所定時間経過後
停止される。
【0031】なお、消磁コイル18への通電時間と吸引
装置25の作動時間は同じ時間であってもよく、異なら
せてもよく、適宜設定すればよい。
【0032】以上のように、消磁機構15により溶接ワ
イヤ7を消磁した状態で、エアー吸引機構16により、
溶接ワイヤ7側に付着されている鉄粉等の付着物を吸引
除去するため、付着物の除去が効率よく容易になされる
利点がある。また溶接ワイヤ7は消磁機構15によって
消磁されているため、次の第3ステップS3におけるセ
ンシング工程時に再度の鉄粉等の付着物の付着が有効に
防止でき、従ってセンシングが精度よく行え、ここにセ
ンシングによる補正機能がより一層良好に発揮でき、自
動溶接による良好な仕上がり状態が得られる。
【0033】図4は第2発明の実施例を示しており、溶
接ワイヤ清掃装置14は支持台38上に取付け固定され
た略円筒状の消磁コイル18から主構成された消磁機構
15とエアー噴射機構39とからなり、消磁コイル18
は上下方向の挿入孔20を有し、支持台38の連通孔4
0と連通状とされている。
【0034】エアー噴射機構39は、コンプレッサー等
よりなる圧縮エアー供給源41と、該圧縮エアー供給源
41に電磁弁42を介して接続されたエアーノズル43
とを備え、エアーノズル43の噴射口43aは消磁コイ
ル18の挿入孔20中心に上向き指向状として配設され
ている。
【0035】そして前記第1発明同様、溶接トーチ4が
消磁コイル18内の所定位置に挿入されると、近接スイ
ッチ34の検出により、所定時間消磁コイル18に通電
されると共に、電磁弁42が開作動されるよう構成され
ている。この消磁コイル18の通電により、溶接ワイヤ
7の消磁が行われると共に、電磁弁42の開作動により
圧縮エアーがエアーノズル43の噴射口43aより溶接
ワイヤ7先端部に向けて噴射される。
【0036】そして所定時間経過後、消磁コイル18に
対する通電が停止されると共に、電磁弁42が閉作動さ
れる。
【0037】以上のように、第2発明の実施例において
も、消磁機構15により溶接ワイヤ7を消磁した状態
で、エアー噴射機構39により、溶接ワイヤ7側に付着
されている鉄粉等の付着物を吹き飛ばし除去するため、
付着物の除去が効率よく容易になされる。
【0038】また溶接ワイヤ7は消磁機構15によって
消磁されているため、次の第3ステップS3におけるセ
ンシング工程前に再度の鉄粉等の付着物の付着が有効に
防止でき、従ってセンシングが精度よく行え、ここにセ
ンシングによる補正機能がより一層良好に発揮でき、自
動溶接による良好な仕上がり状態が得られる。
【0039】なお、上記各実施例において、消磁コイル
18に直流を流して溶接ワイヤ7の消磁を行う場合を例
示しているが、交流を流して消磁を行う方式としてもよ
い。また、第2発明の実施例において、先細状のエアー
ノズル43を備えた構造を示しているが、先細状でなく
てもよい。
【0040】
【発明の効果】以上のように、第1発明および第2発明
の自動溶接装置における溶接ワイヤ清掃装置によれば、
溶接ワイヤを消磁機構で消磁した状態で、溶接ワイヤ側
に磁力によって付着されている鉄粉等の付着物を吸引除
去もしくは吹き飛ばし除去する方式であり、溶接ワイヤ
に付着する鉄粉等の付着物が容易に除去できる。また溶
接ワイヤは消磁機構によって消磁されるため、再度の鉄
粉等の付着物の付着が有効に防止できる。
【0041】さらに、この溶接ワイヤ清掃装置の使用方
法によれば、その後のセンシングが精度よく行え、セン
シングによる補正機能がより一層良好に発揮できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1発明の実施例を示す要部説明図である。
【図2】第1発明の実施例における全体概略図である。
【図3】自動溶接装置による作業手順を示すフローチャ
ートである。
【図4】第2発明の実施例を示す要部説明図である。
【符号の説明】
1 自動溶接装置 2 溶接ロボット 4 溶接トーチ 7 溶接ワイヤ 11 ノズル部 14 溶接ワイヤ清掃装置 15 消磁機構 16 エアー吸引機構 18 消磁コイル 20 挿入孔 39 エアー噴射機構

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 溶接トーチのノズル部から突出状とされ
    た溶接ワイヤを利用してワークとの相対的な位置関係の
    センシングを行う自動溶接装置における溶接ワイヤ清掃
    装置であって、 前記溶接トーチのノズル部から突出状とされた溶接ワイ
    ヤが挿脱自在に挿入される挿入孔を形成する略円筒状の
    消磁コイルを有する消磁機構と、溶接ワイヤ挿入側と反
    対側より消磁コイル内のエアーを吸引するエアー吸引機
    構とを備えてなることを特徴とする自動溶接装置におけ
    る溶接ワイヤ清掃装置。
  2. 【請求項2】 溶接トーチのノズル部から突出状とされ
    た溶接ワイヤを利用してワークとの相対的な位置関係の
    センシングを行う自動溶接装置における溶接ワイヤ清掃
    装置であって、 前記溶接トーチのノズル部から突出状とされた溶接ワイ
    ヤが挿脱自在に挿入される挿入孔を形成する略円筒状の
    消磁コイルを有する消磁機構と、溶接ワイヤ挿入側と反
    対側より消磁コイル内に挿入された溶接ワイヤに向けて
    エアーを噴射するエアー噴射機構とを備えてなることを
    特徴とする自動溶接装置における溶接ワイヤ清掃装置。
  3. 【請求項3】 溶接トーチのノズル部から突出状とされ
    た溶接ワイヤを利用してワークとの相対的な位置関係の
    センシングを行い、そのセンシング結果に基づいてワー
    ク側の溶接線の補正を行い、補正された溶接線に従って
    溶接を行う自動溶接装置の溶接方法において、 前記溶接トーチのノズル部から突出状とされた溶接ワイ
    ヤによるセンシング工程前に、前記突出状とされた溶接
    ワイヤを、請求項1または請求項2記載の溶接ワイヤ清
    掃装置の消磁コイル内に挿入し、消磁コイルにより挿入
    された溶接ワイヤの消磁を行うと共に、エアー吸引機構
    またはエアー噴射機構により溶接ワイヤに付着する付着
    物を吸引除去または吹き飛ばし除去することを特徴とす
    る自動溶接装置における溶接ワイヤ清掃装置の使用方
    法。
JP2050892A 1992-01-08 1992-01-08 自動溶接装置における溶接ワイヤ清掃装置およびその使用方法 Pending JPH05177356A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20200086413A1 (en) * 2017-02-07 2020-03-19 Fronius International Gmbh Method and Device for Detecting a Welding Wire Diameter or Welding Wire Composition in a Welding Device
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