JPH0517724A - 接着物押圧装置 - Google Patents
接着物押圧装置Info
- Publication number
- JPH0517724A JPH0517724A JP3201313A JP20131391A JPH0517724A JP H0517724 A JPH0517724 A JP H0517724A JP 3201313 A JP3201313 A JP 3201313A JP 20131391 A JP20131391 A JP 20131391A JP H0517724 A JPH0517724 A JP H0517724A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pressing
- adhesive
- adhesive material
- spherical body
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- Pending
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- Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 塑性変形容易な接着物を対象物の表面形状に
追従するように好適に押圧することが可能な接着物押圧
装置を提供する。 【構成】 弾性変形容易なエラストマ材からなると共に
所定の内圧の中空球状体をもって接着物を対象物表面に
対して押圧することにより、球状体が対象物の表面形状
に追従して弾性変形し対象物表面に均等に接着物を押圧
するようになることから接着物が対象物表面に追従する
ように塑性変形すると共に均等に密着するようになるこ
とから接着安定性が向上する。
追従するように好適に押圧することが可能な接着物押圧
装置を提供する。 【構成】 弾性変形容易なエラストマ材からなると共に
所定の内圧の中空球状体をもって接着物を対象物表面に
対して押圧することにより、球状体が対象物の表面形状
に追従して弾性変形し対象物表面に均等に接着物を押圧
するようになることから接着物が対象物表面に追従する
ように塑性変形すると共に均等に密着するようになるこ
とから接着安定性が向上する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、塑性変形容易な接着物
を様々な形状の対象物の表面にその表面形状に追従する
ように押圧して、接着物を対象物の表面に密着させると
共にその形状を整えるための接着物押圧装置に関し、特
にモータのアーマチュアに接着される熱硬化性樹脂から
なるバランサウェイトをアーマチュアの表面形状に追従
するように押圧し、密着させるのに適した接着物押圧装
置に関するものである。
を様々な形状の対象物の表面にその表面形状に追従する
ように押圧して、接着物を対象物の表面に密着させると
共にその形状を整えるための接着物押圧装置に関し、特
にモータのアーマチュアに接着される熱硬化性樹脂から
なるバランサウェイトをアーマチュアの表面形状に追従
するように押圧し、密着させるのに適した接着物押圧装
置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来から、例えばモータのアーマチュア
が回転する際のバランスを調整するべくその軸線方向端
部近傍などに熱硬化性樹脂材からなるバランサウェイト
を接着すようにしている。このようなバランサウェイト
をアーマチュアの表面に接着するには、常温で塑性変形
容易な上記樹脂材を、押圧頭部がスポンジなどの発泡材
からなる押圧装置によりアーマチュアの表面形状に追従
するように押圧して密着させ、その後加熱することによ
り硬化させ接着させていた。
が回転する際のバランスを調整するべくその軸線方向端
部近傍などに熱硬化性樹脂材からなるバランサウェイト
を接着すようにしている。このようなバランサウェイト
をアーマチュアの表面に接着するには、常温で塑性変形
容易な上記樹脂材を、押圧頭部がスポンジなどの発泡材
からなる押圧装置によりアーマチュアの表面形状に追従
するように押圧して密着させ、その後加熱することによ
り硬化させ接着させていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、アーマ
チュアの表面形状が比較的複雑であることから押圧装置
のスポンジからなる押圧頭部がその形状に追従すること
ができず、部分的に押圧不足となってアーマチュア表面
と樹脂との間に隙間が生じ易くなることから、確実に樹
脂をアーマチュアに密着させることが困難であった。ま
た、場合によって樹脂材が押圧不足により剥れ落ちる
と、アーマチュアを再度バランス調整することによる押
圧装置の稼働率の低下、樹脂材使用量の増加に伴うコス
トの高騰化などの問題が生じる。
チュアの表面形状が比較的複雑であることから押圧装置
のスポンジからなる押圧頭部がその形状に追従すること
ができず、部分的に押圧不足となってアーマチュア表面
と樹脂との間に隙間が生じ易くなることから、確実に樹
脂をアーマチュアに密着させることが困難であった。ま
た、場合によって樹脂材が押圧不足により剥れ落ちる
と、アーマチュアを再度バランス調整することによる押
圧装置の稼働率の低下、樹脂材使用量の増加に伴うコス
トの高騰化などの問題が生じる。
【０００４】上述したような従来技術の問題点に鑑み、
本発明の主な目的は塑性変形容易な接着物を対象物の表
面形状に追従するように好適に押圧することが可能な接
着物押圧装置を提供することにある。
本発明の主な目的は塑性変形容易な接着物を対象物の表
面形状に追従するように好適に押圧することが可能な接
着物押圧装置を提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上述した目的は、本発明
によれば、塑性変形容易な接着物を対象物に対してその
表面形状に追従するように塑性変形させ、かつ密着させ
るべく押圧するための接着物押圧装置であって、弾性変
形容易なエラストマ材からなる中空の球状体と、前記球
状体内に所定の内圧を供給する空気圧ユニットと、前記
球状体を前記対象物に向けて前記接着物を介在させた状
態で押圧する押圧手段とを有することを特徴とする接着
物押圧装置を提供することにより達成される。
によれば、塑性変形容易な接着物を対象物に対してその
表面形状に追従するように塑性変形させ、かつ密着させ
るべく押圧するための接着物押圧装置であって、弾性変
形容易なエラストマ材からなる中空の球状体と、前記球
状体内に所定の内圧を供給する空気圧ユニットと、前記
球状体を前記対象物に向けて前記接着物を介在させた状
態で押圧する押圧手段とを有することを特徴とする接着
物押圧装置を提供することにより達成される。
【０００６】
【作用】上述した構成によれば、内圧によりエラストマ
材からなる球状体が弾性変形して対象物の表面形状に追
従することから接着物を対象物の表面に均等に押圧する
ことができる。
材からなる球状体が弾性変形して対象物の表面形状に追
従することから接着物を対象物の表面に均等に押圧する
ことができる。
【０００７】
【実施例】以下に、本発明の好適実施例を添付の図面に
ついて詳しく説明する。
ついて詳しく説明する。
【０００８】図１は本発明が対象物としてのモータ用ア
ーマチュアのコイル端部に、バランサウェイトとして機
能させるべく接着物としてのパテ状の樹脂材を押圧し、
密着させるための押圧装置の要部構成を示す側面図であ
る。アーマチュア１は図示されないホルダにより保持さ
れている。また、そのコイル端部１ａの適所にはバラン
サウェイトとしての樹脂材２が塗布されている。この樹
脂材２と対峙する位置には押圧装置の押圧ユニット３が
設けられている。この押圧ユニット３は、基端側のエア
シリンダ４と、該エアシリンダ４から突出する作動ロッ
ド５の先端に設けられた押圧部６とを有している。
ーマチュアのコイル端部に、バランサウェイトとして機
能させるべく接着物としてのパテ状の樹脂材を押圧し、
密着させるための押圧装置の要部構成を示す側面図であ
る。アーマチュア１は図示されないホルダにより保持さ
れている。また、そのコイル端部１ａの適所にはバラン
サウェイトとしての樹脂材２が塗布されている。この樹
脂材２と対峙する位置には押圧装置の押圧ユニット３が
設けられている。この押圧ユニット３は、基端側のエア
シリンダ４と、該エアシリンダ４から突出する作動ロッ
ド５の先端に設けられた押圧部６とを有している。
【０００９】図２は押圧ユニット３の先端押圧部６の拡
大側断面図である。この押圧部６は、作動ロッド５の先
端フランジ５ａに一体的にボルト締めされた球状体ホル
ダ７と、このホルダ７の先端面を覆う弾性変形容易なエ
ラストマ材からなる中空の球状体８とを有している。球
状体８は基端側に開口を有し、この開口の周縁には外向
フランジ８ａが形成されている。球状体８を球状体ホル
ダ７に取り付けるには、ホルダ７の先端側周縁部に設け
られた段部７ａにフランジ８ａを密着させ、ナット９を
ホルダ７に螺合させ、ナット９の内向フランジ９ａと段
部７ａとの間にフランジ８ａを挟み込めば良い。一方、
ホルダ７内には、その端面、即ち球状体８内と側面とを
連通する空気通路７ｂが設けられており、この空気通路
７ｂには空気圧ユニット１０が接続され、球状体８内に
所定の内圧を供給するようになっている。
大側断面図である。この押圧部６は、作動ロッド５の先
端フランジ５ａに一体的にボルト締めされた球状体ホル
ダ７と、このホルダ７の先端面を覆う弾性変形容易なエ
ラストマ材からなる中空の球状体８とを有している。球
状体８は基端側に開口を有し、この開口の周縁には外向
フランジ８ａが形成されている。球状体８を球状体ホル
ダ７に取り付けるには、ホルダ７の先端側周縁部に設け
られた段部７ａにフランジ８ａを密着させ、ナット９を
ホルダ７に螺合させ、ナット９の内向フランジ９ａと段
部７ａとの間にフランジ８ａを挟み込めば良い。一方、
ホルダ７内には、その端面、即ち球状体８内と側面とを
連通する空気通路７ｂが設けられており、この空気通路
７ｂには空気圧ユニット１０が接続され、球状体８内に
所定の内圧を供給するようになっている。
【００１０】このような押圧装置をもって樹脂材２をア
ーマチュア１のコイル端部１ａに押圧するには、球状体
８内を所定の内圧とした状態で、エアシリンダ４をもっ
て先端押圧部６を樹脂材２が塗布されたコイル端部１ａ
に押圧すれば良い。すると、図３に示すように球状体８
が好適にコイル端部１ａの表面形状に追従することから
樹脂材２がコイル端部１ａの表面形状に追従するように
密着するようになる。尚、実際にはその後加熱して樹脂
材２を硬化させることとなる。
ーマチュア１のコイル端部１ａに押圧するには、球状体
８内を所定の内圧とした状態で、エアシリンダ４をもっ
て先端押圧部６を樹脂材２が塗布されたコイル端部１ａ
に押圧すれば良い。すると、図３に示すように球状体８
が好適にコイル端部１ａの表面形状に追従することから
樹脂材２がコイル端部１ａの表面形状に追従するように
密着するようになる。尚、実際にはその後加熱して樹脂
材２を硬化させることとなる。
【００１１】
【発明の効果】上述した説明により明らかなように、本
発明による接着物押圧装置によれば、弾性変形容易なエ
ラストマ材からなると共に所定の内圧の中空球状体をも
って接着物を対象物表面に対して押圧することにより、
球状体が対象物の表面形状に追従して弾性変形し対象物
表面に均等に接着物を押圧するようになることから接着
物が対象物表面に追従するように塑性変形すると共に均
等に密着するようになることから接着安定性が向上す
る。以上のことから本発明の効果は大である。
発明による接着物押圧装置によれば、弾性変形容易なエ
ラストマ材からなると共に所定の内圧の中空球状体をも
って接着物を対象物表面に対して押圧することにより、
球状体が対象物の表面形状に追従して弾性変形し対象物
表面に均等に接着物を押圧するようになることから接着
物が対象物表面に追従するように塑性変形すると共に均
等に密着するようになることから接着安定性が向上す
る。以上のことから本発明の効果は大である。
【図１】本発明による対象物押圧装置をモータのアーマ
チュアに対してバンラサウェイトを押圧する押圧装置に
適用した例を示す要部構成側面図である。
チュアに対してバンラサウェイトを押圧する押圧装置に
適用した例を示す要部構成側面図である。
【図２】図１の要部を示す拡大側断面図である。
【図３】本実施例の作動要領を示す図２と同様の図であ
る。
る。
【符号の説明】 １ アーマチュア １ａ コイル端部 ２ 樹脂材 ３ 押圧ユニット ４ エアシリンダ ５ 作動ロッド ５ａ フランジ ６ 先端押圧部 ７ 球状体ホルダ ７ａ 段部 ７ｂ 空気通路 ８ 球状体 ８ａ フランジ ９ ナット ９ａ 内向フランジ １０ 空気圧ユニット
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項１】塑性変形容易な接着物を対象物に対してそ
の表面形状に追従するように塑性変形させ、かつ密着さ
せるべく押圧するための接着物押圧装置であって、 弾性変形容易なエラストマ材からなる中空の球状体と、 前記球状体内に所定の内圧を供給する空気圧ユニット
と、 前記球状体を前記対象物に向けて前記接着物を介在させ
た状態で押圧する押圧手段とを有することを特徴とする
接着物押圧装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3201313A JPH0517724A (ja) | 1991-07-16 | 1991-07-16 | 接着物押圧装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3201313A JPH0517724A (ja) | 1991-07-16 | 1991-07-16 | 接着物押圧装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0517724A true JPH0517724A (ja) | 1993-01-26 |
Family
ID=16438943
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3201313A Pending JPH0517724A (ja) | 1991-07-16 | 1991-07-16 | 接着物押圧装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0517724A (ja) |
Citations (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH03138105A (ja) * | 1989-10-25 | 1991-06-12 | Stanley Electric Co Ltd | 軸一体型カッターホイル |
| JPH07223101A (ja) * | 1994-02-07 | 1995-08-22 | Mitsubishi Materials Corp | 表面被覆超硬合金製切削工具 |
| JPH09300139A (ja) * | 1996-01-11 | 1997-11-25 | Saint Gobain Norton Ind Ceramics Corp | 切削工具基材材料を予備調製する方法及び得られた切削工具 |
| JP3049369U (ja) * | 1997-10-28 | 1998-06-09 | 兼房株式会社 | 切削用チップ |
| US5855974A (en) * | 1993-10-25 | 1999-01-05 | Ford Global Technologies, Inc. | Method of producing CVD diamond coated scribing wheels |
| WO2003051784A1 (fr) * | 2001-12-18 | 2003-06-26 | Mitsuboshi Diamond Industrial Co., Ltd. | Porte-pointe et procede de fabrication, dispositif traceur et couteau manuel pour porte-pointe |
| JP2011126754A (ja) * | 2009-12-21 | 2011-06-30 | Sumitomo Electric Hardmetal Corp | ダイヤモンド被覆切断刃 |
-
1991
- 1991-07-16 JP JP3201313A patent/JPH0517724A/ja active Pending
Patent Citations (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH03138105A (ja) * | 1989-10-25 | 1991-06-12 | Stanley Electric Co Ltd | 軸一体型カッターホイル |
| US5855974A (en) * | 1993-10-25 | 1999-01-05 | Ford Global Technologies, Inc. | Method of producing CVD diamond coated scribing wheels |
| JPH07223101A (ja) * | 1994-02-07 | 1995-08-22 | Mitsubishi Materials Corp | 表面被覆超硬合金製切削工具 |
| JPH09300139A (ja) * | 1996-01-11 | 1997-11-25 | Saint Gobain Norton Ind Ceramics Corp | 切削工具基材材料を予備調製する方法及び得られた切削工具 |
| JP3049369U (ja) * | 1997-10-28 | 1998-06-09 | 兼房株式会社 | 切削用チップ |
| WO2003051784A1 (fr) * | 2001-12-18 | 2003-06-26 | Mitsuboshi Diamond Industrial Co., Ltd. | Porte-pointe et procede de fabrication, dispositif traceur et couteau manuel pour porte-pointe |
| JP2011126754A (ja) * | 2009-12-21 | 2011-06-30 | Sumitomo Electric Hardmetal Corp | ダイヤモンド被覆切断刃 |
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