JPH05176217A - ビデオカメラ用パンティルタ - Google Patents

ビデオカメラ用パンティルタ

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Publication number
JPH05176217A
JPH05176217A JP3341371A JP34137191A JPH05176217A JP H05176217 A JPH05176217 A JP H05176217A JP 3341371 A JP3341371 A JP 3341371A JP 34137191 A JP34137191 A JP 34137191A JP H05176217 A JPH05176217 A JP H05176217A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
video camera
pan
tilt
zoom
speed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3341371A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsuneo Sekiya
庸男 関谷
Tadafusa Tomitaka
忠房 富高
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP3341371A priority Critical patent/JPH05176217A/ja
Publication of JPH05176217A publication Critical patent/JPH05176217A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ズームレンズで画角を調整しても、常に適切
なパンやティルトが行われるパンティルタを提供する。 【構成】 焦点距離の調整が可能なズームレンズを撮像
レンズ1として備えたビデオカメラ10が搭載されるビ
デオカメラ用パンティルタ20において、ズームレンズ
の焦点距離を検出するズーム位置センサ16の出力に応
じて、パン動作又はティルト動作を行う駆動手段22又
は23の駆動速度を変化させるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、搭載されたビデオカメ
ラの撮影方向を変化させるパンティルタに関する。
【0002】
【従来の技術】ビデオカメラで撮影するときに使用する
アクセサリとして、パンティルタと称されるものがあ
る。このパンティルタは、例えば図2に示すように、ビ
デオカメラ10と三脚の雲台30との間に取付けられ、
このパンティルタによって、水平方向の回転(矢印P)
と上下方向の傾斜(矢印T)とが、モータによる駆動で
行えるようになっている。この水平方向の回転Pはパン
と称され、上下方向の傾斜Tは、ティルトと称される。
【0003】このパンティルタを使用してパンとティル
トとを遠隔制御して撮影することで、ビデオカメラから
離れた場所から、撮影方向を自由に制御することがで
き、例えば移動している被写体を撮影する場合に、この
被写体を追い続けた撮影などが遠隔制御で可能になる。
【0004】また、このパンティルタを使用すること
で、モータにより駆動されるので、ビデオカメラを手で
持って撮影する場合に比べ、ビデオカメラの撮影方向の
変化がスムーズになり、撮影された映像としてブレのな
い安定した映像が得られる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このパンテ
ィルタによるパンとティルトとの駆動は、予め設定され
た速度で行われ、駆動速度を変える場合には、パンティ
ルタの操作部に設けられた調整用ボリュームを回すなど
の調整作業が必要であった。従って、通常は撮影場所に
セットする時点で駆動速度を設定して、このときの撮影
が終わるまで一定速度でパンとティルトとを行うように
している。
【0006】一方、ビデオカメラは、撮像レンズとして
焦点距離(画角)の調整が可能なズームレンズを備えた
ものが一般的である。このズームレンズを備えること
で、撮影状況に応じて、広角撮影や望遠撮影が可能で、
目的とする被写体を良好に撮影することができる。
【0007】ところで、ズームレンズを広角側にして撮
影しているときと、望遠側にして撮影しているときで
は、最適なパンやティルトの駆動速度が異なる。即ち、
望遠側にして被写体を大きく捕らえている状態では、パ
ンやティルト用のモータを高速で駆動させると、撮影さ
れる映像内で被写体が移動する速度が非常に早くなっ
て、見苦しい映像になってしまう。また、広角側にして
被写体の周囲を広い範囲で捕らえている状態では、パン
やティルト用のモータを低速で駆動させると、撮影され
る映像の変化が非常に遅くなってしまう。
【0008】このように撮影される画角によりビデオカ
メラを移動させる速度の適切な値は変化するが、従来の
パンティルタでこのようなことが考慮されたものはなか
った。従って、ズームレンズで画角を調整すると、パン
ティルタでの移動が不自然なな状態で行われることがあ
った。
【0009】本発明はかかる点に鑑み、ズームレンズで
画角を調整しても、常に適切なパンやティルトが行われ
るパンティルタを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、例えば図1に
示すように、焦点距離の調整が可能なズームレンズを撮
像レンズ1として備えたビデオカメラ10が搭載される
ビデオカメラ用パンティルタ20において、ズームレン
ズの焦点距離を検出するズーム位置センサ16の出力に
応じて、パン動作又はティルト動作を行う駆動手段22
又は23の駆動速度を変化させるようにしたものであ
る。
【0011】また、この場合にズーム位置センサ16の
出力に応じた駆動手段22又は23の駆動速度の変化
を、ビデオカメラ10により撮影される映像が変化する
線速度がほぼ一定速度となるように制御したものであ
る。
【0012】
【作用】このようにしたことで、焦点距離(画角)が変
化すると、パン動作又はティルト動作の駆動速度が変化
するので、画角に応じた適切な駆動速度が設定され、画
角を変化させても最適な状態でパン動作やティルト動作
が行われる。
【0013】この場合、撮影される映像が変化する線速
度がほぼ一定速度となるように制御することで、何れの
ズーム位置でも撮影される映像が一定状態で変化する制
御が行われる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付図面を参照し
て説明する。
【0015】図1は本例のパンティルタと、このパンテ
ィルタにより撮影方向が制御されるビデオカメラとの構
成を示す図で、図中10はビデオカメラ全体を示す。こ
のビデオカメラ10は、撮像レンズ1として、マスター
レンズ2とズームレンズ3とで構成され、ズームレンズ
3の位置をズーム用モータ15による駆動で変化させる
ことで、焦点距離(画角)が変化する。なお、マスター
レンズ2やズームレンズ3は、実際には複数枚のレンズ
の組み合わせで構成されるものが一般的である。
【0016】そして、撮像レンズ1を介してCCDイメ
ージャ11のフェースプレートに結像した像光を、電気
的な撮像信号に変換し、この撮像信号を撮像処理回路1
2に供給して各種信号処理を行って所定のフォーマット
の映像信号とし、この映像信号を出力端子13から出力
させる。ここで、撮像処理回路12での信号処理などの
撮像処理は、撮像制御部14の制御で行われる。
【0017】この撮像制御部14は、ズーム用モータ1
5の駆動制御も行う。即ち、画角調整を指示するキー
(図示せず)の操作に基づいて、撮像制御部14からズ
ーム用モータ15に駆動信号を供給し、対応した量だけ
ズームレンズ3を移動させる。そして、撮像レンズ1に
はズーム位置センサ16が設けてあり、このズーム位置
センサ16がズームレンズ3の位置(即ち焦点距離)を
検出して、この検出データを撮像制御部14に供給す
る。このズーム位置センサ16としては、例えばポテン
ショメータが使用され、ズーム位置に応じて電位が変化
する検出データが得られる。
【0018】そして、撮像制御部14は、ズーム位置セ
ンサ16から供給される検出データを、パンティルタ2
0側に供給できるようにしてある。このパンティルタ2
0は、図2に示すように三脚の雲台30に取付けられ、
上部に載置されたビデオカメラ10のパンPとティルト
Tとの方向調整ができるようにしてある。即ち、パンテ
ィルタ20は、駆動制御部21とパン用モータ22とテ
ィルト用モータ23とを備え、駆動制御部21からの駆
動信号の供給によりパン用モータ22とティルト用モー
タ23とが駆動されて、パンPとティルトTとの方向調
整ができる。この場合、駆動制御部21に取付けられた
キー(図示せず)などを操作することで、パンPやティ
ルトTによる方向調整が行われる。
【0019】ここで本例においては、駆動制御部21の
制御によるパン用モータ22とティルト用モータ23と
の駆動速度を、ビデオカメラ10側から供給されるズー
ム位置検出データにより変化させるようにしてある。即
ち、ビデオカメラ10の撮像制御部14から出力される
ズーム位置検出データを、パンティルタ20の駆動制御
部21に供給し、この駆動制御部21でパンP又はティ
ルトTの方向調整を行うときには、検出データに応じて
駆動速度を変化させる。この駆動速度の変化について説
明すると、図3に示すように、例えば検出データで示さ
れる電位が最も高いとき(例えば5Vのとき)、撮像レ
ンズ1の焦点距離が最も長い望遠側であり、検出データ
の電位が最も低いとき(例えば0Vのとき)、撮像レン
ズ1の焦点距離が最も短い広角側になっているとする。
このとき、検出データの電位が最も高いとき(即ち最望
遠状態にあるとき)、最も遅い角速度ω0 で駆動させ、
検出データの電位の低下に従って徐々に駆動速度を速く
させ、検出データの電位が最も低いとき(即ち最広角状
態にあるとき)、最も速い角速度ω1 で駆動させる。こ
のような焦点距離の変化による角速度の変化で、ビデオ
カメラで撮影される映像中に静止している物体が移動す
る速度(線速度)を、何れの焦点距離でも一定にさせ
る。
【0020】次に、このパンティルタ20によりパンP
やティルトTによる方向調整が行われるときの制御状態
を、図4のフローチャートを参照して説明すると、本例
においてはまずパンP又はティルトTによる方向調整が
行われることが駆動制御部21に指示されたとき、ビデ
オカメラ10側から供給されるズーム位置検出データの
電位を判断する。そして、この判断した現在のズーム位
置(焦点距離)に適した各モータ22,23の回転速度
を計算する。この場合には、撮影される映像中に静止し
ている物体が移動する線速度がほぼ一定になるような回
転速度を求める。そして、計算された速度でパン用モー
タ22或いはティルト用モータ23を回転駆動させ、指
示された角度だけビデオカメラを移動させる。
【0021】このように本例のパンティルタ20による
と、ビデオカメラ10の撮像レンズ1のズーム位置に応
じてパンやティルトによる方向調整時の駆動速度が変化
するので、望遠状態にあるときには低速で移動し、広角
状態にあるときには高速で移動して、画角に適した撮影
方向の調整が行われる。即ち、望遠状態で撮影している
ときと、広角状態で撮影しているときでは、駆動速度の
変化で撮影される映像中に静止している物体が移動する
線速度が一定になり、ビデオカメラ10で撮影される映
像の変化がズーム位置によって変化することがなく、何
れの場合でも違和感のない良好な方向調整が行われる。
【0022】
【発明の効果】本発明によると、焦点距離(画角)が変
化すると、パン動作又はティルト動作の駆動速度が変化
するので、画角に応じた適切な駆動速度が設定され、画
角を変化させても自動的に最適な状態でパン動作やティ
ルト動作が行われ、違和感のない良好な方向調整が行わ
れる。
【0023】この場合、撮影される映像が変化する線速
度がほぼ一定速度となるように制御することで、何れの
ズーム位置でも撮影される映像が一定状態で変化する制
御が行われ、非常に良好な方向調整が行われる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す構成図である。
【図2】一実施例のパンティルタの使用状態を示す斜視
図である。
【図3】一実施例の説明に供する特性図である。
【図4】一実施例の説明に供するフローチャート図であ
る。
【符号の説明】
1 撮像レンズ 10 ビデオカメラ 11 CCDイメージャ 14 撮像制御部 15 ズーム用モータ 16 ズーム位置センサ 20 パンティルタ 21 駆動制御部 22 パン用モータ 23 ティルト用モータ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 焦点距離の調整が可能なズームレンズを
    撮像レンズとして備えたビデオカメラが搭載されるビデ
    オカメラ用パンティルタにおいて、 上記ズームレンズの焦点距離を検出するズーム位置セン
    サの出力に応じて、パン動作又はティルト動作を行う駆
    動手段の駆動速度を変化させるようにしたビデオカメラ
    用パンティルタ。
  2. 【請求項2】 上記ズーム位置センサの出力に応じた上
    記駆動手段の駆動速度の変化を、上記ビデオカメラによ
    り撮影される映像が変化する線速度がほぼ一定速度とな
    るように制御した請求項1記載のビデオカメラ用パンテ
    ィルタ。
JP3341371A 1991-12-24 1991-12-24 ビデオカメラ用パンティルタ Pending JPH05176217A (ja)

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JP3341371A JPH05176217A (ja) 1991-12-24 1991-12-24 ビデオカメラ用パンティルタ

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