JPH05176208A - ビデオカメラ - Google Patents
ビデオカメラInfo
- Publication number
- JPH05176208A JPH05176208A JP3291883A JP29188391A JPH05176208A JP H05176208 A JPH05176208 A JP H05176208A JP 3291883 A JP3291883 A JP 3291883A JP 29188391 A JP29188391 A JP 29188391A JP H05176208 A JPH05176208 A JP H05176208A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ccd
- package
- video camera
- upper layer
- optical lens
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ビデオカメラの超小型化を図ること。
【構成】 CCD5をマウントしたパッケージ2に、抵
抗21、コイル22、コンデンサ23、IC24、大容
量コンデンサ25等の回路素子によって周辺回路を形成
し、CCD5の前に光学レンズ11を取り付けたことを
特徴とする。
抗21、コイル22、コンデンサ23、IC24、大容
量コンデンサ25等の回路素子によって周辺回路を形成
し、CCD5の前に光学レンズ11を取り付けたことを
特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、超小型のビデオカメラ
に関するものである。
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、ビデオカメラには、光学レン
ズから入射される映像をビデオ信号に変換する素子であ
るCCDを用いたCCD撮像装置が使用されている。し
かし、CCDは単体での動作は不可能であり、CCD撮
像装置にはビデオ信号の走査系および処理系等の周辺回
路が必要である。
ズから入射される映像をビデオ信号に変換する素子であ
るCCDを用いたCCD撮像装置が使用されている。し
かし、CCDは単体での動作は不可能であり、CCD撮
像装置にはビデオ信号の走査系および処理系等の周辺回
路が必要である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従って従来は、CCD
をCCD基板にマウントする一方、ビデオ信号の走査系
および処理系等の周辺回路を別の複数の基板にマウント
し、これらCCDと周辺回路との間をハーネスによって
接続しており、CCD撮像装置の小型化に限界があるた
めに、超小型のビデオカメラの実現が困難であると言う
問題があった。
をCCD基板にマウントする一方、ビデオ信号の走査系
および処理系等の周辺回路を別の複数の基板にマウント
し、これらCCDと周辺回路との間をハーネスによって
接続しており、CCD撮像装置の小型化に限界があるた
めに、超小型のビデオカメラの実現が困難であると言う
問題があった。
【0004】本発明は、上記のような問題を解決するた
めになされたものであって、超小型のビデオカメラを得
ることを目的としている。
めになされたものであって、超小型のビデオカメラを得
ることを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明のビデオカメラは、CCDがマウントされ、
上記CCDの周辺回路が形成されたパッケージと、上記
CCDの前に取り付けられた光学レンズとを備えたもの
である。
めの本発明のビデオカメラは、CCDがマウントされ、
上記CCDの周辺回路が形成されたパッケージと、上記
CCDの前に取り付けられた光学レンズとを備えたもの
である。
【0006】
【作用】上記のように構成された本発明のビデオカメラ
は、CCDをマウントしたパッケージに周辺回路を形成
して、CCD撮像装置の小型化を図ることができる。
は、CCDをマウントしたパッケージに周辺回路を形成
して、CCD撮像装置の小型化を図ることができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明を適用したビデオカメラの一実
施例を図を参照して説明する。
施例を図を参照して説明する。
【0008】まず、図1の(A)(B)は共にCCD撮
像装置1と光学レンズ11とを一体化した超小型のビデ
オカメラを示したものである。そして、CCD撮像装置
1のパッケージ2の上層部2aが絶縁材であるセラミッ
ク等によって多層に積層された多層構造に構成され、下
層部2bが絶縁材であるフェライト等によって多層に積
層された多層構造に構成されている。そして、これらセ
ラミック等とフェライト等は低温焼成によって同時焼成
されて一体のパッケージ2を形成している。
像装置1と光学レンズ11とを一体化した超小型のビデ
オカメラを示したものである。そして、CCD撮像装置
1のパッケージ2の上層部2aが絶縁材であるセラミッ
ク等によって多層に積層された多層構造に構成され、下
層部2bが絶縁材であるフェライト等によって多層に積
層された多層構造に構成されている。そして、これらセ
ラミック等とフェライト等は低温焼成によって同時焼成
されて一体のパッケージ2を形成している。
【0009】そして、上層部2aと下層部2bとの積層
部間および上層部2a、下層部2bの各積層部間には多
層の配線3が形成されている。
部間および上層部2a、下層部2bの各積層部間には多
層の配線3が形成されている。
【0010】そして、パッケージ2の上層部2aの上部
に形成された凹部4内にCCD5が接着剤6によって接
着され、そのCCD5の前(図で上部)はシールガラス
7が接着剤8によって接着されて封止されている。そし
て、CCD5のリード線5aが上層部2aの配線3に接
続されている。
に形成された凹部4内にCCD5が接着剤6によって接
着され、そのCCD5の前(図で上部)はシールガラス
7が接着剤8によって接着されて封止されている。そし
て、CCD5のリード線5aが上層部2aの配線3に接
続されている。
【0011】そして、複数の抵抗(R)21、コイル
(L)22、コンデンサ(C)23等の回路素子が上層
部2a、下層部2bの各積層部間に内蔵されていて、こ
れら抵抗21、コイル22、コンデンサ23等が上層部
2a、下層部2bの任意の配線3に接続されている。ま
た、パッケージ2の外周である底面等にはIC24、大
容量コンデンサ25等の大型の回路素子がマウントさ
れ、これらも上記配線3に接続されている。
(L)22、コンデンサ(C)23等の回路素子が上層
部2a、下層部2bの各積層部間に内蔵されていて、こ
れら抵抗21、コイル22、コンデンサ23等が上層部
2a、下層部2bの任意の配線3に接続されている。ま
た、パッケージ2の外周である底面等にはIC24、大
容量コンデンサ25等の大型の回路素子がマウントさ
れ、これらも上記配線3に接続されている。
【0012】そして、これら抵抗21、コイル22、コ
ンデンサ23、IC24、大容量コンデンサ25等によ
ってCCD5のビデオ信号の走査系および処理系等の周
辺回路が構成されている。
ンデンサ23、IC24、大容量コンデンサ25等によ
ってCCD5のビデオ信号の走査系および処理系等の周
辺回路が構成されている。
【0013】なお、図1の(A)に示すCCD撮像装置
1は、パッケージ2を複数の配線3に接続した複数のリ
ード線26によってパッケージ基板27にマウントした
ものであり、パッケージ基板27には上記周辺回路を補
足する複数のIC24や大容量コンデンサ25等がマウ
ントされている。
1は、パッケージ2を複数の配線3に接続した複数のリ
ード線26によってパッケージ基板27にマウントした
ものであり、パッケージ基板27には上記周辺回路を補
足する複数のIC24や大容量コンデンサ25等がマウ
ントされている。
【0014】また、図1の(B)に示すCCD撮像装置
1は、パッケージ2の一部に延長部2cを一体に形成し
て、この延長部2cを利用して多数のIC24や大容量
コンデンサ25等をマウントしたものである。
1は、パッケージ2の一部に延長部2cを一体に形成し
て、この延長部2cを利用して多数のIC24や大容量
コンデンサ25等をマウントしたものである。
【0015】そして、これらCCD撮像装置1の上記周
辺回路は、コネクター28やハーネス等によって電源お
よび外部出力であるVTR、モニタ、映像伝達装置(放
送/TV電話等)等に接続される。
辺回路は、コネクター28やハーネス等によって電源お
よび外部出力であるVTR、モニタ、映像伝達装置(放
送/TV電話等)等に接続される。
【0016】一方、光学レンズ11として、プラスチッ
クやフレネルレンズ等の対物レンズ12が使用され、こ
の対物レンズ12がCCD5の光軸F上の前位置である
真上でシールガラス7上に光学的接着剤13によって接
着されていて、対物レンズ12からシールガラス7を通
して入射された映像がCCD5の前面である結像面5b
に結像されるように構成されている。
クやフレネルレンズ等の対物レンズ12が使用され、こ
の対物レンズ12がCCD5の光軸F上の前位置である
真上でシールガラス7上に光学的接着剤13によって接
着されていて、対物レンズ12からシールガラス7を通
して入射された映像がCCD5の前面である結像面5b
に結像されるように構成されている。
【0017】なお、図2の(A)は抵抗21の一例を示
したものであり、パッケージ2の積層部間における配線
3の途中に厚膜印刷等によって形成された印刷抵抗等に
よって形成することができる。
したものであり、パッケージ2の積層部間における配線
3の途中に厚膜印刷等によって形成された印刷抵抗等に
よって形成することができる。
【0018】また、図2の(B)はコイル22の一例を
示したものであり、パッケージ2の積層部間における配
線3の一端に印刷等によって渦巻状のコイル22を形成
し、そのコイル10の中心をスルーホール29等を介し
て下層又は上層の配線3に接続して形成することができ
る。
示したものであり、パッケージ2の積層部間における配
線3の一端に印刷等によって渦巻状のコイル22を形成
し、そのコイル10の中心をスルーホール29等を介し
て下層又は上層の配線3に接続して形成することができ
る。
【0019】また、図2の(C)はコンデンサ23の一
例を示したものであり、パッケージ2の積層部間におけ
る上下の配線3間に印刷等によって形成することができ
る。
例を示したものであり、パッケージ2の積層部間におけ
る上下の配線3間に印刷等によって形成することができ
る。
【0020】以上のように構成されたビデオカメラ1
は、CCD5がマウントされたパッケージ2に内蔵した
抵抗21、コイル22、コンデンサ23等の回路素子お
よびパッケージ2の外周にマウントしたIC24や大容
量コンデンサ25等の大型の回路素子等によってCCD
5のビデオ信号の走査系や処理系等の周辺回路をパッケ
ージ2にコンパクトに形成しているので、その周辺回路
を他の複数の基板にマウントしてハーネス等によって接
続する必要がなく、CCD撮像装置1の小型化が可能で
ある。そして、その小型のCCD撮像装置1のパッケー
ジ2に光学レンズ11が一体に取り付けられているの
で、超小型のビデオカメラを実現できる。
は、CCD5がマウントされたパッケージ2に内蔵した
抵抗21、コイル22、コンデンサ23等の回路素子お
よびパッケージ2の外周にマウントしたIC24や大容
量コンデンサ25等の大型の回路素子等によってCCD
5のビデオ信号の走査系や処理系等の周辺回路をパッケ
ージ2にコンパクトに形成しているので、その周辺回路
を他の複数の基板にマウントしてハーネス等によって接
続する必要がなく、CCD撮像装置1の小型化が可能で
ある。そして、その小型のCCD撮像装置1のパッケー
ジ2に光学レンズ11が一体に取り付けられているの
で、超小型のビデオカメラを実現できる。
【0021】次に、図3はビデオカメラの第1変形例を
示したものであって、光学レンズ11の対物レンズ12
によってシールガラス7を兼用したものである。
示したものであって、光学レンズ11の対物レンズ12
によってシールガラス7を兼用したものである。
【0022】次に、図4の(A)(B)はビデオカメラ
の第2変形例を示したものであって、マイクロレンズ1
4によってシールガラスを兼用し、対物レンズ12によ
って入射される映像をマイクロレンズ14の底面に形成
されている多数の凹レンズ14a上に結像し、かつ、そ
の映像をこれら多数の凹レンズ14aによってCCD5
の多数の画素5c上に集光させるようにしたものであ
る。
の第2変形例を示したものであって、マイクロレンズ1
4によってシールガラスを兼用し、対物レンズ12によ
って入射される映像をマイクロレンズ14の底面に形成
されている多数の凹レンズ14a上に結像し、かつ、そ
の映像をこれら多数の凹レンズ14aによってCCD5
の多数の画素5c上に集光させるようにしたものであ
る。
【0023】次に、図5の(A)(B)は第3の変形例
を示したものであって、対物レンズ全体に凹レンズ15
aが形成されたマイクロレンズ15によって対物レンズ
およびシールガラスを兼用したものであり、このマイク
ロレンズ15の底面には図4の(A)に示すマイクロレ
ンズ14の多数の凹レンズ14aと同様の多数の凹レン
ズ15bが形成されている。
を示したものであって、対物レンズ全体に凹レンズ15
aが形成されたマイクロレンズ15によって対物レンズ
およびシールガラスを兼用したものであり、このマイク
ロレンズ15の底面には図4の(A)に示すマイクロレ
ンズ14の多数の凹レンズ14aと同様の多数の凹レン
ズ15bが形成されている。
【0024】次に、図6は第4の変形例を示したもので
あって、パッケージ2をパッケージ取付板16を介して
レンズホルダー17の背面に取り付け、光学レンズ11
をレンズホルダー17の前面に取り付けてCCD5の前
位置に配置したものである。
あって、パッケージ2をパッケージ取付板16を介して
レンズホルダー17の背面に取り付け、光学レンズ11
をレンズホルダー17の前面に取り付けてCCD5の前
位置に配置したものである。
【0025】以上、本発明の一実施例に付き述べたが、
本発明は上記の実施例に限定されることなく、本発明の
技術的思想に基づいて各種の変更が可能である。
本発明は上記の実施例に限定されることなく、本発明の
技術的思想に基づいて各種の変更が可能である。
【0026】
【発明の効果】本発明のビデオカメラは、以上のように
構成されているので、次のような効果を奏する。
構成されているので、次のような効果を奏する。
【0027】CCDをマウントしたパッケージに周辺回
路を形成して、CCD撮像装置の小型化を図り、そのC
CDの前に光学レンズを取り付けたので、超小型のビデ
オカメラを実現できる。
路を形成して、CCD撮像装置の小型化を図り、そのC
CDの前に光学レンズを取り付けたので、超小型のビデ
オカメラを実現できる。
【図1】ビデオカメラを示す断面図である。
【図2】抵抗、コイル、コンデンサ等の回路素子を説明
する図面である。
する図面である。
【図3】第1の変形例を示す断面図である。
【図4】図4の(A)は第2の変形例を示す断面図であ
り、図4の(B)はその要部の拡大断面図である。
り、図4の(B)はその要部の拡大断面図である。
【図5】図5の(A)は第3の変形例を示す断面図であ
り、図5の(B)はその要部の拡大断面図である。
り、図5の(B)はその要部の拡大断面図である。
【図6】第4の変形例を示す概略斜視図である。
1 CCD撮像装置 2 パッケージ 3 配線 5 CCD 11 光学レンズ 21 抵抗(周辺回路用回路素子) 22 コイル(周辺回路用回路素子) 23 コンデンサ(周辺回路用回路素子) 24 IC(周辺回路用回路素子) 25 大容量コンデンサ(周辺回路用回路素子)
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年12月22日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 ビデオカメラ
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、超小型のビデオカメラ
に関するものである。
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、ビデオカメラには、光学レン
ズから入射される映像をビデオ信号に変換する素子であ
るCCDを用いたCCD撮像装置が使用されている。し
かし、CCDは単体での動作は不可能であり、CCD撮
像装置にはビデオ信号の走査系および処理系等の周辺回
路が必要である。
ズから入射される映像をビデオ信号に変換する素子であ
るCCDを用いたCCD撮像装置が使用されている。し
かし、CCDは単体での動作は不可能であり、CCD撮
像装置にはビデオ信号の走査系および処理系等の周辺回
路が必要である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従って従来は、CCD
をCCD基板にマウントする一方、ビデオ信号の走査系
および処理系等の周辺回路を別の複数の基板にマウント
し、これらCCDと周辺回路との間をハーネスによって
接続しており、CCD撮像装置の小型化に限界があるた
めに、超小型のビデオカメラの実現が困難であると言う
問題があった。
をCCD基板にマウントする一方、ビデオ信号の走査系
および処理系等の周辺回路を別の複数の基板にマウント
し、これらCCDと周辺回路との間をハーネスによって
接続しており、CCD撮像装置の小型化に限界があるた
めに、超小型のビデオカメラの実現が困難であると言う
問題があった。
【0004】本発明は、上記のような問題を解決するた
めになされたものであって、超小型のビデオカメラを得
ることを目的としている。
めになされたものであって、超小型のビデオカメラを得
ることを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明のビデオカメラは、CCDがマウントされ、
上記CCDの周辺回路が形成されたパッケージと、上記
CCDの前に取り付けられた光学レンズとを備えたもの
である。
めの本発明のビデオカメラは、CCDがマウントされ、
上記CCDの周辺回路が形成されたパッケージと、上記
CCDの前に取り付けられた光学レンズとを備えたもの
である。
【0006】
【作用】上記のように構成された本発明のビデオカメラ
は、CCDをマウントしたパッケージに周辺回路を形成
して、CCD撮像装置の小型化を図ることができる。
は、CCDをマウントしたパッケージに周辺回路を形成
して、CCD撮像装置の小型化を図ることができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明を適用したビデオカメラの一実
施例を図を参照して説明する。
施例を図を参照して説明する。
【0008】まず、図1、図2は共にCCD撮像装置1
と光学レンズ11とを一体化した超小型のビデオカメラ
を示したものである。そして、CCD撮像装置1のパッ
ケージ2の上層部2aが絶縁材であるセラミック等によ
って多層に積層された多層構造に構成され、下層部2b
が絶縁材であるフェライト等によって多層に積層された
多層構造に構成されている。そして、これらセラミック
等とフェライト等は低温焼成によって同時焼成されて一
体のパッケージ2を形成している。
と光学レンズ11とを一体化した超小型のビデオカメラ
を示したものである。そして、CCD撮像装置1のパッ
ケージ2の上層部2aが絶縁材であるセラミック等によ
って多層に積層された多層構造に構成され、下層部2b
が絶縁材であるフェライト等によって多層に積層された
多層構造に構成されている。そして、これらセラミック
等とフェライト等は低温焼成によって同時焼成されて一
体のパッケージ2を形成している。
【0009】そして、上層部2aと下層部2bとの積層
部間および上層部2a、下層部2bの各積層部間には多
層の配線3が形成されている。
部間および上層部2a、下層部2bの各積層部間には多
層の配線3が形成されている。
【0010】そして、パッケージ2の上層部2aの上部
に形成された凹部4内にCCD5が接着剤6によって接
着され、そのCCD5の前(図で上部)はシールガラス
7が接着剤8によって接着されて封止されている。そし
て、CCD5のリード線5aが上層部2aの配線3に接
続されている。
に形成された凹部4内にCCD5が接着剤6によって接
着され、そのCCD5の前(図で上部)はシールガラス
7が接着剤8によって接着されて封止されている。そし
て、CCD5のリード線5aが上層部2aの配線3に接
続されている。
【0011】そして、複数の抵抗(R)21、コイル
(L)22、コンデンサ(C)23等の回路素子が上層
部2a、下層部2bの各積層部間に内蔵されていて、こ
れら抵抗21、コイル22、コンデンサ23等が上層部
2a、下層部2bの任意の配線3に接続されている。ま
た、パッケージ2の外周である底面等にはIC24、大
容量コンデンサ25等の大型の回路素子がマウントさ
れ、これらも上記配線3に接続されている。
(L)22、コンデンサ(C)23等の回路素子が上層
部2a、下層部2bの各積層部間に内蔵されていて、こ
れら抵抗21、コイル22、コンデンサ23等が上層部
2a、下層部2bの任意の配線3に接続されている。ま
た、パッケージ2の外周である底面等にはIC24、大
容量コンデンサ25等の大型の回路素子がマウントさ
れ、これらも上記配線3に接続されている。
【0012】そして、これら抵抗21、コイル22、コ
ンデンサ23、IC24、大容量コンデンサ25等によ
ってCCD5のビデオ信号の走査系および処理系等の周
辺回路が構成されている。
ンデンサ23、IC24、大容量コンデンサ25等によ
ってCCD5のビデオ信号の走査系および処理系等の周
辺回路が構成されている。
【0013】なお、図1に示すCCD撮像装置1は、パ
ッケージ2を複数の配線3に接続した複数のリード線2
6によってパッケージ基板27にマウントしたものであ
り、パッケージ基板27には上記周辺回路を補足する複
数のIC24や大容量コンデンサ25等がマウントされ
ている。
ッケージ2を複数の配線3に接続した複数のリード線2
6によってパッケージ基板27にマウントしたものであ
り、パッケージ基板27には上記周辺回路を補足する複
数のIC24や大容量コンデンサ25等がマウントされ
ている。
【0014】また、図2に示すCCD撮像装置1は、パ
ッケージ2の一部に延長部2cを一体に形成して、この
延長部2cを利用して多数のIC24や大容量コンデン
サ25等をマウントしたものである。
ッケージ2の一部に延長部2cを一体に形成して、この
延長部2cを利用して多数のIC24や大容量コンデン
サ25等をマウントしたものである。
【0015】そして、これらCCD撮像装置1の上記周
辺回路は、コネクター28やハーネス等によって電源お
よび外部出力であるVTR、モニタ、映像伝達装置(放
送/TV電話等)等に接続される。
辺回路は、コネクター28やハーネス等によって電源お
よび外部出力であるVTR、モニタ、映像伝達装置(放
送/TV電話等)等に接続される。
【0016】一方、光学レンズ11として、プラスチッ
クやフレネルレンズ等の対物レンズ12が使用され、こ
の対物レンズ12がCCD5の光軸F上の前位置である
真上でシールガラス7上に光学的接着剤13によって接
着されていて、対物レンズ12からシールガラス7を通
して入射された映像がCCD5の前面である結像面5b
に結像されるように構成されている。
クやフレネルレンズ等の対物レンズ12が使用され、こ
の対物レンズ12がCCD5の光軸F上の前位置である
真上でシールガラス7上に光学的接着剤13によって接
着されていて、対物レンズ12からシールガラス7を通
して入射された映像がCCD5の前面である結像面5b
に結像されるように構成されている。
【0017】なお、図3の(A)は抵抗21の一例を示
したものであり、パッケージ2の積層部間における配線
3の途中に厚膜印刷等によって形成された印刷抵抗等に
よって形成することができる。
したものであり、パッケージ2の積層部間における配線
3の途中に厚膜印刷等によって形成された印刷抵抗等に
よって形成することができる。
【0018】また、図3の(B)はコイル22の一例を
示したものであり、パッケージ2の積層部間における配
線3の一端に印刷等によって渦巻状のコイル22を形成
し、そのコイル10の中心をスルーホール29等を介し
て下層又は上層の配線3に接続して形成することができ
る。
示したものであり、パッケージ2の積層部間における配
線3の一端に印刷等によって渦巻状のコイル22を形成
し、そのコイル10の中心をスルーホール29等を介し
て下層又は上層の配線3に接続して形成することができ
る。
【0019】また、図3の(C)はコンデンサ23の一
例を示したものであり、パッケージ2の積層部間におけ
る上下の配線3間に印刷等によって形成することができ
る。
例を示したものであり、パッケージ2の積層部間におけ
る上下の配線3間に印刷等によって形成することができ
る。
【0020】以上のように構成されたビデオカメラ1
は、CCD5がマウントされたパッケージ2に内蔵した
抵抗21、コイル22、コンデンサ23等の回路素子お
よびパッケージ2の外周にマウントしたIC24や大容
量コンデンサ25等の大型の回路素子等によってCCD
5のビデオ信号の走査系や処理系等の周辺回路をパッケ
ージ2にコンパクトに形成しているので、その周辺回路
を他の複数の基板にマウントしてハーネス等によって接
続する必要がなく、CCD撮像装置1の小型化が可能で
ある。そして、その小型のCCD撮像装置1のパッケー
ジ2に光学レンズ11が一体に取り付けられているの
で、超小型のビデオカメラを実現できる。
は、CCD5がマウントされたパッケージ2に内蔵した
抵抗21、コイル22、コンデンサ23等の回路素子お
よびパッケージ2の外周にマウントしたIC24や大容
量コンデンサ25等の大型の回路素子等によってCCD
5のビデオ信号の走査系や処理系等の周辺回路をパッケ
ージ2にコンパクトに形成しているので、その周辺回路
を他の複数の基板にマウントしてハーネス等によって接
続する必要がなく、CCD撮像装置1の小型化が可能で
ある。そして、その小型のCCD撮像装置1のパッケー
ジ2に光学レンズ11が一体に取り付けられているの
で、超小型のビデオカメラを実現できる。
【0021】次に、図4はビデオカメラの第1変形例を
示したものであって、光学レンズ11の対物レンズ12
によってシールガラス7を兼用したものである。
示したものであって、光学レンズ11の対物レンズ12
によってシールガラス7を兼用したものである。
【0022】次に、図5の(A)(B)はビデオカメラ
の第2変形例を示したものであって、マイクロレンズ1
4によってシールガラスを兼用し、対物レンズ12によ
って入射される映像をマイクロレンズ14の底面に形成
されている多数の凹レンズ14a上に結像し、かつ、そ
の映像をこれら多数の凹レンズ14aによってCCD5
の多数の画素5c上に集光させるようにしたものであ
る。
の第2変形例を示したものであって、マイクロレンズ1
4によってシールガラスを兼用し、対物レンズ12によ
って入射される映像をマイクロレンズ14の底面に形成
されている多数の凹レンズ14a上に結像し、かつ、そ
の映像をこれら多数の凹レンズ14aによってCCD5
の多数の画素5c上に集光させるようにしたものであ
る。
【0023】次に、図6の(A)(B)は第3の変形例
を示したものであって、対物レンズ全体に凹レンズ15
aが形成されたマイクロレンズ15によって対物レンズ
およびシールガラスを兼用したものであり、このマイク
ロレンズ15の底面には図5の(A)に示すマイクロレ
ンズ14の多数の凹レンズ14aと同様の多数の凹レン
ズ15bが形成されている。
を示したものであって、対物レンズ全体に凹レンズ15
aが形成されたマイクロレンズ15によって対物レンズ
およびシールガラスを兼用したものであり、このマイク
ロレンズ15の底面には図5の(A)に示すマイクロレ
ンズ14の多数の凹レンズ14aと同様の多数の凹レン
ズ15bが形成されている。
【0024】次に、図7は第4の変形例を示したもので
あって、パッケージ2をパッケージ取付板16を介して
レンズホルダー17の背面に取り付け、光学レンズ11
をレンズホルダー17の前面に取り付けてCCD5の前
位置に配置したものである。
あって、パッケージ2をパッケージ取付板16を介して
レンズホルダー17の背面に取り付け、光学レンズ11
をレンズホルダー17の前面に取り付けてCCD5の前
位置に配置したものである。
【0025】以上、本発明の一実施例に付き述べたが、
本発明は上記の実施例に限定されることなく、本発明の
技術的思想に基づいて各種の変更が可能である。
本発明は上記の実施例に限定されることなく、本発明の
技術的思想に基づいて各種の変更が可能である。
【0026】
【発明の効果】本発明のビデオカメラは、以上のように
構成されているので、次のような効果を奏する。
構成されているので、次のような効果を奏する。
【0027】CCDをマウントしたパッケージに周辺回
路を形成して、CCD撮像装置の小型化を図り、そのC
CDの前に光学レンズを取り付けたので、超小型のビデ
オカメラを実現できる。
路を形成して、CCD撮像装置の小型化を図り、そのC
CDの前に光学レンズを取り付けたので、超小型のビデ
オカメラを実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ビデオカメラを示す断面図である。
【図2】ビデオカメラの他の例を示す断面図である。
【図3】抵抗、コイル、コンデンサ等の回路素子を説明
する図面である。
する図面である。
【図4】第1の変形例を示す断面図である。
【図5】図5の(A)は第2の変形例を示す断面図であ
り、図5の(B)はその要部の拡大断面図である。
り、図5の(B)はその要部の拡大断面図である。
【図6】図6の(A)は第3の変形例を示す断面図であ
り、図6の(B)はその要部の拡大断面図である。
り、図6の(B)はその要部の拡大断面図である。
【図7】第4の変形例を示す概略斜視図である。
【符号の説明】 1 CCD撮像装置 2 パッケージ 3 配線 5 CCD 11 光学レンズ 21 抵抗(周辺回路用回路素子) 22 コイル(周辺回路用回路素子) 23 コンデンサ(周辺回路用回路素子) 24 IC(周辺回路用回路素子) 25 大容量コンデンサ(周辺回路用回路素子)
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図7】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
Claims (1)
- 【請求項1】CCDがマウントされ、上記CCDの周辺
回路が形成されたパッケージと、 上記CCDの前に取り付けられた光学レンズとを備えた
ビデオカメラ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3291883A JPH05176208A (ja) | 1991-10-14 | 1991-10-14 | ビデオカメラ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3291883A JPH05176208A (ja) | 1991-10-14 | 1991-10-14 | ビデオカメラ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05176208A true JPH05176208A (ja) | 1993-07-13 |
Family
ID=17774680
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3291883A Pending JPH05176208A (ja) | 1991-10-14 | 1991-10-14 | ビデオカメラ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05176208A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1583352A1 (en) * | 2004-04-02 | 2005-10-05 | Teco Image System Co., Ltd. | Digital camera module having a stack structure |
FR2881847A1 (fr) * | 2005-02-10 | 2006-08-11 | St Microelectronics Sa | Dispositif comportant un module de camera a mise au point automatique et procede de montage correspondant |
JP2007181212A (ja) * | 2005-12-27 | 2007-07-12 | Samsung Electro-Mechanics Co Ltd | カメラモジュールパッケージ |
US7333147B2 (en) | 2000-02-29 | 2008-02-19 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Image pickup device with a three-dimensional circuit board and device assembly method |
EP2009708A3 (en) * | 2006-05-30 | 2009-02-18 | Nichia Corporation | Light emitting apparatus |
JP2019211702A (ja) * | 2018-06-07 | 2019-12-12 | Agc株式会社 | 光学素子および光学装置 |
-
1991
- 1991-10-14 JP JP3291883A patent/JPH05176208A/ja active Pending
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7333147B2 (en) | 2000-02-29 | 2008-02-19 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Image pickup device with a three-dimensional circuit board and device assembly method |
EP1583352A1 (en) * | 2004-04-02 | 2005-10-05 | Teco Image System Co., Ltd. | Digital camera module having a stack structure |
FR2881847A1 (fr) * | 2005-02-10 | 2006-08-11 | St Microelectronics Sa | Dispositif comportant un module de camera a mise au point automatique et procede de montage correspondant |
EP1691227A1 (fr) * | 2005-02-10 | 2006-08-16 | Stmicroelectronics SA | Dispositif comportant un module de caméra à mise au point automatique et procédé de montage correspondant |
US7893992B2 (en) | 2005-02-10 | 2011-02-22 | Stmicroelectronics S.A. | Device comprising a camera module with automatic focusing and corresponding assembly method |
JP2007181212A (ja) * | 2005-12-27 | 2007-07-12 | Samsung Electro-Mechanics Co Ltd | カメラモジュールパッケージ |
EP2009708A3 (en) * | 2006-05-30 | 2009-02-18 | Nichia Corporation | Light emitting apparatus |
US7843124B2 (en) | 2006-05-30 | 2010-11-30 | Nichiya Corporation | Light emitting apparatus |
JP2019211702A (ja) * | 2018-06-07 | 2019-12-12 | Agc株式会社 | 光学素子および光学装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CA2571345C (en) | System and method for mounting an image capture device on a flexible substrate | |
TW523922B (en) | Small type module for taking picture | |
TW527727B (en) | Small image pickup module | |
US8072489B2 (en) | Digital camera module using stacked chip package | |
US8223249B2 (en) | Image sensing module with passive components and camera module having same | |
JP2005533452A (ja) | カメラモジュール、カメラシステム及びカメラモジュールの製造方法 | |
US20070152345A1 (en) | Stacked chip packaging structure | |
JPH05268535A (ja) | 視覚センサー | |
JP2008306350A (ja) | カメラモジュール及び撮像装置 | |
JPH05176208A (ja) | ビデオカメラ | |
US7782388B2 (en) | Solid image pickup unit and camera module | |
KR20020013856A (ko) | 고체 상태 이미저가 설치된 색 분리 프리즘 | |
JPH05183135A (ja) | Ccd撮像装置 | |
JP2003179217A (ja) | 固体撮像装置およびその製造方法 | |
JP2000049319A (ja) | 固体撮像装置 | |
JP2003324635A (ja) | 撮像素子ユニット | |
JPH10227962A (ja) | 固体撮像素子を内蔵した電子カメラ用の光学装置 | |
JP3859679B2 (ja) | カメラモジュール | |
JPS61134186A (ja) | 固体撮像デバイス | |
JPH065828A (ja) | 超小型ccdモジュール | |
JP3017780B2 (ja) | 電子内視鏡撮像装置 | |
JP2003259169A (ja) | 電子機器、撮像モジュール、および実装方法 | |
KR101210052B1 (ko) | 카메라 모듈 및 이를 구비하는 휴대용 단말기 | |
JP3720841B2 (ja) | カメラモジュール | |
JP2005094105A (ja) | 撮像装置 |