JPH05175977A - ハブ装置 - Google Patents

ハブ装置

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JPH05175977A
JPH05175977A JP3343471A JP34347191A JPH05175977A JP H05175977 A JPH05175977 A JP H05175977A JP 3343471 A JP3343471 A JP 3343471A JP 34347191 A JP34347191 A JP 34347191A JP H05175977 A JPH05175977 A JP H05175977A
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JP
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hub device
terminal
hub
lan
mac control
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JP3343471A
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English (en)
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Hidehiro Matsuo
英普 松尾
Yasumasa Imai
康雅 今井
Masaru Kuriyama
勝 栗山
Akira Watanabe
晶 渡辺
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Hitachi Cable Ltd
Original Assignee
Hitachi Cable Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ハブ装置に接続されている通信端末の情報を
検知すると共に伝送路の状態に応じてLANからの接続
離脱ができるハブ装置を提供する。 【構成】 伝送路に入出力端を接続するリレー回路2
と、入出力端の入口側1aと出口側1bとにそれぞれ接
続され、伝送路からのAMP,SMPフレームを認識す
る上流側及び下流側MAC制御回路303a,303b
と、これら両MAC制御回路に接続され、上流側MAC
制御回路が受信したAMP,SMPフレームを認識し、
且つ下流側MAC制御回路が受信したAMP,SMPフ
レームを認識し、その階層端末の局数等の端末情報を収
集する処理回路304とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、トークンリングLAN
に加入し、複数の通信端末を階層的に接続するハブ装置
に係り、特に、ハブ装置に接続されている通信端末の情
報を検知すると共に伝送路の状態に応じてLANからの
接続離脱ができるハブ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】トークンリングLANには、通信端末や
通信端末を接続されたハブ装置を接続してLANに加入
させることができる。また、ハブ装置に、通信端末に替
えて同様のハブ装置を接続することにより、通信端末を
階層的に接続してLANに加入させることができる。
(以下階層的に接続された通信端末を階層端末と呼ぶこ
とがある。)図3に示されたLANには、ハブ装置30
を介して階層的に接続された通信端末21a〜21c及
びLANに直接接続された通信端末21d〜21fが設
けられている。図内の矢印は、信号の伝送方向を示して
いる。ハブ装置30及び通信端末21d〜21fは、分
岐装置20a〜20cを介してLANに接続される。分
岐装置20a〜20c内には、通信端末が接続されてい
ない場合に、その通信端末に向かう伝送路をバイパスさ
せるためのリレー接点側回路が含まれる。ハブ装置及び
各通信端末は、米国電気電子学会(以下IEEEとい
う)の定めるIEEE802.5 トークンリングLAN規格
に示されているように、LANに加入する際に、自身の
リレー駆動側回路を用いて、分岐装置内のリレー接点側
回路を切換え、自身の伝送路をLANの伝送路に接続
し、自局をLANに接続する。
【0003】図3に示すハブ装置30は、ハブ装置30
自身をLANに接続させるためのリレー駆動側回路30
1を備え、分岐装置内のリレー接点側回路と同様のリレ
ー接点側回路302a〜302cをハブ装置30が収容
する通信端末個数分備えている。例えば、ハブ装置が3
局以上の通信端末を収容する場合には、3回路以上のリ
レー接点側回路が必要である。
【0004】また、図4に示すように、端末21d、2
1eが接続されたハブ装置30には、端末21a〜21
cが接続されたハブ装置31が、階層的に接続されてい
る。このように、複数の端末を接続したハブ装置を階層
的に接続することにより、ネットワークの一部に階層関
係を持たせ、そのネットワークに既に接続されている端
末間の通信を妨害すること無く、ネットワークの拡張や
縮小が行われる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来技術では、ハブ装
置や通信端末を階層的に接続することにより、ネットワ
ークの拡張や縮小が行われるが、このようにしてLAN
に加入したハブ装置や通信端末が、どのように接続され
ているかは認識することができない。つまり、あるハブ
装置に接続されているハブ装置や通信端末の個数、或い
はあるハブ装置が位置している階層、といった情報(以
下端末情報と呼ぶ)は、LANに加入しているどの端末
からも認識し得ない。従来は、こうした端末情報の管理
は、人手に頼って行われており、ネットワークの規模が
大きくなるにつれて管理が困難になるという問題があっ
た。
【0006】また、図4に示したような断線箇所P1が
あるとき、通信端末21aは、IEEE802.5 トークン
リングLAN規格に従って、BCNフレームを送信し続
ける。通信端末21aがBCNフレームを送信し続ける
と、LANに接続されている他の端末は、自身に異常が
なくても通信を行うことができなくなる。即ち、1か所
の端末での障害がLAN全体に波及することになる。こ
のような状態を解除するためには、BCNフレームを送
信し続ける通信端末21aをLANから離脱させなけれ
ばならない。この離脱は、従来、人手に頼って行われて
おり、不便であった。
【0007】そこで、本発明の目的は、上記課題を解決
し、ハブ装置に接続されている通信端末の情報を検知す
ると共に伝送路の状態に応じてLANからの接続離脱が
できるハブ装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、伝送路に入出力端を接続するリレー回路
と、上記入出力端の入口側と出口側とにそれぞれ接続さ
れ、伝送路からのAMP、SMPフレームを認識する上
流側及び下流側MAC制御回路と、これら両MAC制御
回路に接続され、上流側MAC制御回路が受信したAM
P、SMPフレームを認識し、且つ下流側MAC制御回
路が受信したAMP、SMPフレームを認識し、アドレ
ス及び局数等の端末情報を収集する処理回路とを備え
た。
【0009】また、ハブ装置に予め決められた共通のグ
ループアドレスを設定し、ハブ装置は、LANへの接続
時、或いは端末の接続、離脱時に、グループアドレス宛
てに、接続されている端末及び自ハブ装置の情報を送信
するようにした。ハブ装置が階層的に接続されていると
き、これらハブ装置がグループアドレス宛のフレームを
受信した際に、ハブ装置は、このフレームの送信元のハ
ブ装置とそれに接続された端末の端末情報を収集すると
共にこの端末情報を自ハブ装置が既に収集した端末情報
と比較することにより、階層的に接続されたハブ装置及
びそのハブ装置に接続された端末を認識するようにし
た。さらに、自ハブ装置或いは自ハブ装置に直接接続さ
れた端末がBCNフレームを送信し続けているとき、こ
のハブ装置はそのリレー回路によってLANから離脱す
ると共に伝送路をこのハブ装置の入出力端で閉じること
により、このハブ装置以下の階層からなる別のLANを
形成するようにした。
【0010】
【作用】上記構成により、LANに接続された階層端末
を含む全端末がAMP、SMPフレームを送信すると、
あるハブ装置は、上流側MAC制御回路が受信したAM
P、SMPフレームと下流側MAC制御回路が受信した
AMP、SMPフレームとを比較することにより、自身
に接続された通信端末、自身の階層下に接続されている
ハブ装置や通信端末を認識することができる。
【0011】また、ハブ装置は、LANへの接続時、或
いは端末の接続、離脱時に、グループアドレス宛に、接
続されている端末及び自ハブ装置の端末情報を送信し、
他のハブ装置は、この端末情報を受信し、自ハブ装置が
既に収集した端末情報と比較することによって、各ハブ
装置は自身と同様のハブ装置が階層的に接続されている
か否かを判定することができる。そして、自ハブ装置或
いは自ハブ装置に直接接続された端末がBCNフレーム
を送信し続けている時、そのハブ装置がLANから離脱
するので、このハブ装置より上層或いは別のLANで
は、LANは障害なく稼働し続けることができる。
【0012】
【実施例】以下本発明の一実施例を添付図面に基づいて
詳述する。
【0013】図1に示された本発明に係るLANには、
ハブ装置30を介して階層的に接続された通信端末21
a、21b及びLANに直接接続された通信端末21c
〜21eが設けられている。図内の矢印は、信号の伝送
方向を示している。ハブ装置30及び通信端末21c〜
21eは、分岐装置20a〜20cを介してLANに接
続されている。
【0014】図1に示すハブ装置30は、伝送路10に
入出力端1a、1bをバイパス接続するリレー回路2
と、入出力端1a、1bの入口側と出口側とにそれぞれ
接続され、伝送路10からのAMP、SMPフレームを
認識する上流側MAC制御回路303a及び下流側MA
C制御回路303bと、これら上流側及び下流側MAC
制御回路間の伝送路10aに順に接続されたリレー接点
側回路302a〜302cと、両MAC制御回路303
a、303bに接続され、MAC制御回路303aが受
信したAMP、SMPフレームを認識し、且つMAC制
御回路303bが受信したAMP、SMPフレームを認
識し、その階層端末の局数等の端末情報を収集する処理
回路304とを備えている。
【0015】リレー回路2は、リレー駆動側回路301
とハブ装置30内伝送路の入出力端1a、1bとからな
る。リレー駆動側回路301は、LANの伝送路に設け
られた分岐装置内のリレー接点側回路或いは、上層のハ
ブ装置のリレー接点側回路を駆動して、伝送路の接続状
態を切り換えることができる。リレー駆動側回路301
がオフであるとき、LAN或いは上層の伝送路は閉じら
れ、入出力端1a、1bも閉じられる。リレー駆動側回
路301がオンであるとき、LAN或いは上層の伝送路
及び入出力端1a、1bは開放され、同時に上流側が入
力端1aに、下流側が出力端1bに接続される。
【0016】ここで、MAC制御回路について説明する
と、MAC制御回路はIEEE802.5 トークンリングL
AN規格に従った動作を行う回路であって、LANに加
入する通信端末も同様の規格に従った動作を行う時、各
通信端末(MAC制御回路も含む)は、一定時間ごとに
AMPフレームまたはSMPフレームを送信する。この
送信は、LAN内のアクティブモニタと呼ばれる特殊な
局がAMPフレームを送信することを引き金に発生し、
アクティブモニタ局の下流局が順にSMPフレームを送
信することで実行される。図2にSMPフレームの構造
を示す。SMPフレームは、SMPベクタを有してお
り、SMPベクタには、ベクタIDが含まれている。S
MPフレームのベクタIDは、06Hである。一方、A
MPフレームは、SMPフレームのベクタIDが06H
から05Hに置き換えられたもので、他の構造はSMP
フレームと同様である。
【0017】次に実施例の作用を述べる。
【0018】まず初めに、ハブ装置30のリレー接点回
路302b、302cに通信端末21a、21bが接続
され、リレー接点回路302aは閉じられている場合を
説明する。ハブ装置30の電源投入時、処理回路304
は、MAC制御回路303a、303bの初期化を行
い、リレー駆動側回路301を用いてLANに加入す
る。このとき、MAC制御回路303a、303bは、
伝送路上を流れる全てのフレームを受信できるように初
期化される。
【0019】ここで、通信端末21dがアクティブモニ
タ局であったとすると、通信端末21dは、AMPフレ
ームを送信し、その後順に21e、303a、21a、
21b、303b、21cの通信端末、MAC制御回路
がSMPフレームを送信する。MAC制御回路303
a、303bは、伝送路上を流れる全てのフレームを受
信できるように初期化されているので、全ての局のAM
P、SMPフレームを受信することになる。
【0020】このようにして受信されたフレームは、処
理回路304に記憶される。図2に示されるようにAM
P、SMPフレームは発信局元のアドレスを含んでいる
ので、処理回路304は、上流にある全ての発信局即ち
通信端末及びMAC制御回路のアドレスをその並び順に
検知することができる。即ち、MAC制御回路303a
の受信情報からは、その上流に21d、21eがあるこ
とが認識され、MAC制御回路303bの受信情報から
は、その上流に21d、21e、303a、21a、2
1bが認識される。処理回路304は、これらの認識結
果から、MAC制御回路303aより下流にあってMA
C制御回路303bより上流にある通信端末、即ちハブ
装置30に接続されている通信端末は、21a、21b
であることを検知することができる。
【0021】次に、通信端末21f〜21hを接続した
ハブ装置31を前記のような動作中のハブ装置30に接
続した場合について説明する。ハブ装置31は、ハブ装
置30と同等の内部構成を有しており、MAC制御回路
303a、303bを備えている。この場合、これまで
述べたようにして、ハブ装置31は、通信端末21f〜
21hを認識する。また、ハブ装置30は、今度は31
3a、21f〜21h、313b、21a、21bを認
識することができる。
【0022】このようにして、各ハブ装置は、自装置以
下の階層端末の局数等の端末情報を収集することができ
る。
【0023】本発明をさらに有効に利用するために、L
AN内にワークステーション等を端末情報の監視装置と
して設け、各ハブ装置から監視装置に、各々自装置内の
MAC制御回路情報と自装置以下の階層端末のアドレス
及び局数等の端末情報とを送信できるようにする。一
方、監視装置は各ハブ装置の端末情報の重複関係を調べ
ることにより、各ハブ装置の階層の上下関係を認識する
ことができるようにする。例えば、図1において21d
を監視装置とする。ハブ装置30は、MAC制御回路3
03a、303bを持つこと、及び313a、21f〜
21h、313b、21a、21bが接続されているこ
とを監視装置21dに伝え、同様にハブ装置31は、M
AC制御回路313a、313bを持つこと、及び21
f〜21hが接続されていることを監視装置21dに伝
える。監視装置21dは、ハブ装置30の端末情報の一
部がハブ装置31の端末情報に重複していることから、
ハブ装置30に21a、21bが直接接続されているこ
とを認識し、さらに21f〜21hが接続されたハブ装
置31がハブ装置30に階層的に接続されていることを
認識する。
【0024】次に、本発明の別の実施例を図1に基づい
て詳述する。
【0025】図1において、その構成は同じであるが、
先の実施例と異なり、ハブ装置30内のMAC制御回路
303bには、同種のハブ装置に予め決められた共通の
グループアドレスが設定されている。LAN内でグルー
プアドレス宛てに送信されたフレームは、同種のハブ装
置のどれでもが受信することができる。また、ハブ装置
30は、自身がLANに加入した時、或いは自身に接続
されている端末に新規接続、離脱等の変化があった時、
自装置内のMAC制御回路情報と自装置以下の階層端末
の局数等の端末情報とを、グループアドレス宛てに送信
することができる。また、ハブ装置は、グループアドレ
ス宛てのフレームを受信した際に、このフレームの送信
元のハブ装置とそれに接続された端末の端末情報を収集
すると共に該端末情報を自ハブ装置が既に収集した端末
情報と比較することにより、階層的に接続されたハブ装
置及びそのハブ装置に接続された端末を認識することが
できる。さらに、ハブ装置は自ハブ装置或いは自ハブ装
置に直接接続された端末がBCCフレームを送信し続け
ているとき、そのリレー回路によってLANから離脱す
ると共に伝送路をハブ装置の入出力端で閉じることによ
り、該ハブ装置以下の階層からなる別のLANを形成す
ることができる。
【0026】まず初めに、ハブ装置30に通信端末21
a、21bのみが接続されている場合の動作を説明す
る。ハブ装置30は、先の実施例で説明したように、自
身に通信端末21a、21bが接続されていることを認
識できる。ここで、ハブ装置30はLANに新たに加入
したので、MAC制御回路303a、303b、通信端
末21a、21bの端末情報をグループアドレス宛てに
送信する。ここでは、他のハブ装置がLANに加入して
ないので、ハブ装置30がグループアドレス宛てに送信
した情報は、ハブ装置30内のMAC制御回路303b
が受信するのみである。ハブ装置30は単にこの情報を
記憶しておく。
【0027】次に、通信端末21f〜21hを接続した
ハブ装置31をハブ装置30に接続したとする。ハブ装
置内のMAC制御回路(下流側)には、同種のハブ装置
に予め決められた共通のグループアドレスが設定されて
いるので、ハブ装置31のMAC制御回路313bは、
MAC制御回路303bと共通のグループアドレスを有
することになる。ハブ装置31は、MAC制御回路31
3a、313b、通信端末21f〜21hの端末情報を
グループアドレス宛てに送信する。この情報は、ハブ装
置30、ハブ装置31のMAC制御回路303b、31
3bが受信することになる。ハブ装置30、ハブ装置3
1は、それぞれこの情報を記憶する。
【0028】一方、ハブ装置30は、AMP、SMPフ
レームを監視することにより、313a、21f〜21
h、313b、21a、21bを認識することができ
る。そこで、ハブ装置30は、新たに端末が接続された
ことを認識し、MAC制御回路313a、313b、及
び313a、21f〜21h、313b、21a、21
bの端末情報をグループアドレス宛てに送信する。この
情報は、ハブ装置30、ハブ装置31のMAC制御回路
303b、313bが受信することになる。ハブ装置3
0、ハブ装置31は、それぞれこの情報を記憶する。
【0029】このようにして各ハブ装置からグループア
ドレス宛てに送信された情報が、各ハブ装置に収集され
ると、例えば、ハブ装置30は、自身の有するMAC制
御回路313a、313b、及び313a、21f〜2
1h、313b、21a、21bの端末情報と、ハブ装
置31から受信したMAC制御回路313a、313
b、及び通信端末21f〜21hの端末情報との重複か
ら、ハブ装置30に21a、21bが直接接続されてい
ることを認識し、さらに21f〜21hが接続されたハ
ブ装置31がハブ装置30に階層的に接続されているこ
とを認識する。
【0030】次に、断線箇所P2、即ち分岐装置20a
の入口で伝送路が断線したとする。この場合、ハブ装置
30のMAC制御回路303aが、BCNフレームを送
信し続ける。BCNフレームは、全端末、全ハブ装置に
受信される。従って、ハブ装置30、31は、共にBC
Nフレームを受信し、BCNフレーム内の発信元アドレ
スよりハブ装置30のMAC制御回路303aが、BC
Nフレームを送信し続けていることを認識する。ここ
で、ハブ装置31は、BCNフレームの発信元が自ハブ
装置或いは自ハブ装置に直接接続された端末でないの
で、何もしない。一方、ハブ装置30は、BCNフレー
ムの発信元が自ハブ装置内にあるので、リレー駆動側回
路301をオフにして、LANから離脱する。そして、
ハブ装置30の内部で伝送路が閉じられ、ハブ装置30
以下の階層からなるLANが形成される。この場合、障
害箇所はハブ装置30より上流であるため、ハブ装置3
0以下の階層からなるLANには障害がなく、MAC制
御回路303aは、BCNフレームを送信しなくなる。
従って、このLANでは、通信が続けられる。
【0031】次に、断線箇所P3、即ちハブ装置31か
ら通信端末21fに向かう伝送路が断線した場合につい
て説明する。この場合、通信端末21fがBCNフレー
ムを送信し続ける。ハブ装置30、31は、共にBCN
フレームを受信し、BCNフレーム内の発信元アドレス
より通信端末21fが、BCNフレームを送信し続けて
いることを認識する。ここで、ハブ装置30は、BCN
フレームの発信元が自ハブ装置或いは自ハブ装置に直接
接続された端末でないので、何もしない。一方、ハブ装
置31は、BCNフレームの発信元が自ハブ装置内にあ
るので、リレー駆動側回路301をオフにして、LAN
から離脱する。そして、ハブ装置31の内部で伝送路が
閉じられ、ハブ装置31以下の階層からなるLANが形
成される。この場合、障害箇所はハブ装置31と通信端
末21fとの間であるため、通信端末21fはBCNフ
レームを送信し続ける。従って、ハブ装置31は、障害
箇所が自装置と自装置の収容する通信端末との間にある
ことを認識する。
【0032】
【発明の効果】本発明は次の如き優れた効果を発揮す
る。
【0033】(1)端末情報がLANに加入している端
末から認識できるので、ネットワークの規模が大きくな
っても端末情報の管理が簡単である。
【0034】(2)断線箇所があるとき自動的にハブ装
置がLANから離脱するので、LAN全体に障害が波及
することが防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すLANのブロック図で
ある。
【図2】SMP及びAMPフレームの構造を示すフレー
ム構造図である。
【図3】従来例を示すLANのブロック図である。
【図4】従来例を示すLANのブロック図である。
【符号の説明】
1a 入力端 1b 出力端 2 リレー回路 303a、303b MAC制御回路 304 処理回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 渡辺 晶 茨城県日立市日高町5丁目1番1号 日立 電線株式会社オプトロシステム研究所内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トークンリングLANの伝送路に接続さ
    れ、少なくとも1台以上の通信端末を接続するハブ装置
    において、上記伝送路に入出力端を接続するリレー回路
    と、上記入出力端の入口側と出口側とにそれぞれ接続さ
    れ、伝送路からのAMP,SMPフレームを認識する上
    流側及び下流側MAC制御回路と、これら両MAC制御
    回路に接続され、上流側MAC制御回路が受信したAM
    P,SMPフレームを認識し、且つ下流側MAC制御回
    路が受信したAMP,SMPフレームを認識し、アドレ
    ス及び局数等の端末情報を収集する処理回路とを備えた
    ことを特徴とするハブ装置。
  2. 【請求項2】 ハブ装置には予め決められた共通のグル
    ープアドレスが設定され、ハブ装置は、LANへの接続
    時、或いは端末の接続、離脱時に、グループアドレス宛
    に、接続されている端末及び自ハブ装置の情報を送信す
    ることを特徴とする請求項1記載のハブ装置。
  3. 【請求項3】 ハブ装置が階層的に接続され、これらハ
    ブ装置がグループアドレス宛てのフレームを受信した際
    に、このフレームの送信元のハブ装置とそれに接続され
    た端末の端末情報を収集すると共に該端末情報を自ハブ
    装置が既に収集した端末情報と比較することにより、階
    層的に接続されたハブ装置及びそのハブ装置に接続され
    た端末を認識することを特徴とする請求項1又は2記載
    のハブ装置。
  4. 【請求項4】 自ハブ装置或いは自ハブ装置に直接接続
    された端末がBCNフレームを送信し続けているとき、
    該ハブ装置はそのリレー回路によってLANから離脱す
    ると共に伝送路を該ハブ装置の入出力端で閉じることに
    より、該ハブ装置以下の階層からなる別のLANを形成
    することを特徴とする請求項1、2及び3いずれかに記
    載のハブ装置。
JP3343471A 1991-12-25 1991-12-25 ハブ装置 Pending JPH05175977A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0681495U (ja) * 1993-05-08 1994-11-22 株式会社川口技研 吊掛装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0681495U (ja) * 1993-05-08 1994-11-22 株式会社川口技研 吊掛装置

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