JPH05175556A - 熱電変換装置 - Google Patents
熱電変換装置Info
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- JPH05175556A JPH05175556A JP3342870A JP34287091A JPH05175556A JP H05175556 A JPH05175556 A JP H05175556A JP 3342870 A JP3342870 A JP 3342870A JP 34287091 A JP34287091 A JP 34287091A JP H05175556 A JPH05175556 A JP H05175556A
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Landscapes
- Cooling Or The Like Of Semiconductors Or Solid State Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】優れた熱輸送効率を実現可能な熱電変換装置を
提供する。 【構成】電気、熱絶縁性の吸熱側仕切り板4及び放熱側
仕切り板3が互いに平行に対面配置され、コ字状に成形
された吸熱プレート2の両脚板部22、23が吸熱側仕
切り板4を貫通し、コ字状に成形された放熱プレート1
の両脚板部12、13が放熱側仕切り板3を貫通し、吸
熱プレート2の底板部21及び放熱プレート1の底板部
11がP型熱電素子6a及びN型熱電素子6bを交互に
直列接続する。このようにすれば、構造及び組立を複雑
化することなく、熱電素子6a,6bから吸熱空間及び
放熱空間への熱輸送能力を向上することができる。
提供する。 【構成】電気、熱絶縁性の吸熱側仕切り板4及び放熱側
仕切り板3が互いに平行に対面配置され、コ字状に成形
された吸熱プレート2の両脚板部22、23が吸熱側仕
切り板4を貫通し、コ字状に成形された放熱プレート1
の両脚板部12、13が放熱側仕切り板3を貫通し、吸
熱プレート2の底板部21及び放熱プレート1の底板部
11がP型熱電素子6a及びN型熱電素子6bを交互に
直列接続する。このようにすれば、構造及び組立を複雑
化することなく、熱電素子6a,6bから吸熱空間及び
放熱空間への熱輸送能力を向上することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、熱電変換装置に関す
る。
る。
【0002】
【従来の技術】従来の熱電変換装置の一例を図5に示
す。交互に配列されたP型熱電素子121〜123及び
N型熱電素子111〜113は導電プレート131、1
41、132、、142、133によりつづら折れ状に
接合されてこれら各熱電素子は直列通電可能となってい
る。導電プレート131〜133の非接合面は絶縁シー
ト15を介して吸熱プレート17に密接し、導電プレー
ト141及び142の非接合面は絶縁シート16を介し
て放熱プレート18に密接している。
す。交互に配列されたP型熱電素子121〜123及び
N型熱電素子111〜113は導電プレート131、1
41、132、、142、133によりつづら折れ状に
接合されてこれら各熱電素子は直列通電可能となってい
る。導電プレート131〜133の非接合面は絶縁シー
ト15を介して吸熱プレート17に密接し、導電プレー
ト141及び142の非接合面は絶縁シート16を介し
て放熱プレート18に密接している。
【0003】各熱電素子に直列通電することにより、導
電プレート131〜133の上記接合面で吸熱が、導電
プレート141〜143の上記接合面で放熱が生じ、こ
れら熱は絶縁シート15又は16を介して吸熱プレート
17又は放熱プレート18に伝熱される。本出願人が出
願した特開平1−205451号公報は、上記装置にお
いて、導電プレートの一端から導電プレートと直角に吸
熱プレート乃至放熱プレートを延在させることにより導
電プレート及び吸熱プレート乃至放熱プレートをL字状
に一体化し、更に上記絶縁シートの代わりとしての絶縁
板の切り込みに上記吸熱プレート乃至放熱プレートを貫
入して吸熱側空間と熱電素子収容空間と放熱側空間とを
分離している。
電プレート131〜133の上記接合面で吸熱が、導電
プレート141〜143の上記接合面で放熱が生じ、こ
れら熱は絶縁シート15又は16を介して吸熱プレート
17又は放熱プレート18に伝熱される。本出願人が出
願した特開平1−205451号公報は、上記装置にお
いて、導電プレートの一端から導電プレートと直角に吸
熱プレート乃至放熱プレートを延在させることにより導
電プレート及び吸熱プレート乃至放熱プレートをL字状
に一体化し、更に上記絶縁シートの代わりとしての絶縁
板の切り込みに上記吸熱プレート乃至放熱プレートを貫
入して吸熱側空間と熱電素子収容空間と放熱側空間とを
分離している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記公報の装置は、導
電プレートと吸熱プレート及び放熱プレートとを直結で
きるので、導電プレートから吸熱プレート及び放熱プレ
ートへの熱輸送効率が向上するものの、熱輸送効率を更
に向上したい要望がある。本発明は、上記要望に鑑みな
されたものであり、優れた熱輸送効率を実現可能な熱電
変換装置を提供することを、その目的としている。
電プレートと吸熱プレート及び放熱プレートとを直結で
きるので、導電プレートから吸熱プレート及び放熱プレ
ートへの熱輸送効率が向上するものの、熱輸送効率を更
に向上したい要望がある。本発明は、上記要望に鑑みな
されたものであり、優れた熱輸送効率を実現可能な熱電
変換装置を提供することを、その目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の熱電変換装置
は、プレート貫入用の切り込みを複数有し、所定間隔を
隔てて互いに平行に対面する電気絶縁性及び熱絶縁性を
有する吸熱側仕切り板及び放熱側仕切り板と、底板部と
該底板部の両端から延在する一対の脚板部とを有し、前
記脚板部が前記吸熱側仕切り板の切り込みに貫入される
複数の吸熱プレートと、底板部と該底板部の両端から延
在する一対の脚板部とを有し、前記脚板部が前記放熱側
仕切り板の切り込みに貫入される複数の放熱プレート
と、前記仕切り板の面方向に交互配列され、両面が吸熱
プレートの底板部及び放熱プレートの底板部に接合され
て前記各吸熱プレート及び各放熱プレートを電気的に直
列接続する第1導電型の熱電素子及び第2導電型の熱電
素子とを備えることを特徴としている。
は、プレート貫入用の切り込みを複数有し、所定間隔を
隔てて互いに平行に対面する電気絶縁性及び熱絶縁性を
有する吸熱側仕切り板及び放熱側仕切り板と、底板部と
該底板部の両端から延在する一対の脚板部とを有し、前
記脚板部が前記吸熱側仕切り板の切り込みに貫入される
複数の吸熱プレートと、底板部と該底板部の両端から延
在する一対の脚板部とを有し、前記脚板部が前記放熱側
仕切り板の切り込みに貫入される複数の放熱プレート
と、前記仕切り板の面方向に交互配列され、両面が吸熱
プレートの底板部及び放熱プレートの底板部に接合され
て前記各吸熱プレート及び各放熱プレートを電気的に直
列接続する第1導電型の熱電素子及び第2導電型の熱電
素子とを備えることを特徴としている。
【0006】
【作用】電気、熱絶縁性の吸熱側仕切り板及び放熱側仕
切り板が互いに平行に対面配置され、コ字状に成形され
た吸熱プレートの両脚板部が吸熱側仕切り板を貫通し、
コ字状に成形された放熱プレートの両脚板部が放熱側仕
切り板を貫通し、吸熱プレートの底板部及び放熱プレー
トの底板部が第1導電型熱電素子及び第2導電型熱電素
子を交互に直列接続する。
切り板が互いに平行に対面配置され、コ字状に成形され
た吸熱プレートの両脚板部が吸熱側仕切り板を貫通し、
コ字状に成形された放熱プレートの両脚板部が放熱側仕
切り板を貫通し、吸熱プレートの底板部及び放熱プレー
トの底板部が第1導電型熱電素子及び第2導電型熱電素
子を交互に直列接続する。
【0007】このようにして各熱電素子に直列に直流通
電すると、熱電素子と吸熱プレートとの接合部で吸熱が
生じ、熱電素子と放熱プレートとの接合部で発熱が生
じ、これらの熱は吸熱プレート及び放熱プレートの各底
板部から両脚板部を通じて効率良く輸送される。
電すると、熱電素子と吸熱プレートとの接合部で吸熱が
生じ、熱電素子と放熱プレートとの接合部で発熱が生
じ、これらの熱は吸熱プレート及び放熱プレートの各底
板部から両脚板部を通じて効率良く輸送される。
【0008】
【実施例】本発明の熱電変換装置の一例を図1に示す。
この熱電変換装置は、所定間隔を隔てて互いに平行に対
面する電気、熱絶縁性の吸熱側仕切り板4及び放熱側仕
切り板3と、コ字状に成形された各複数の吸熱プレート
2及び放熱プレート1と、P型の熱電素子6a及びN型
の熱電素子6bとを備えている。
この熱電変換装置は、所定間隔を隔てて互いに平行に対
面する電気、熱絶縁性の吸熱側仕切り板4及び放熱側仕
切り板3と、コ字状に成形された各複数の吸熱プレート
2及び放熱プレート1と、P型の熱電素子6a及びN型
の熱電素子6bとを備えている。
【0009】吸熱側仕切り板4及び放熱側仕切り板3は
電気、熱絶縁性の樹脂を素材とする平板からなり、プレ
ート貫入用の細長い切り込み40、30がそれぞれマト
リックス状(図2参照)に貫設されている。吸熱プレー
ト2は、細長い銅板を屈曲して作製され、底板部21
と、底板部21の両端から底板部21と直角に延在する
一対の脚板部22、23とからなる。
電気、熱絶縁性の樹脂を素材とする平板からなり、プレ
ート貫入用の細長い切り込み40、30がそれぞれマト
リックス状(図2参照)に貫設されている。吸熱プレー
ト2は、細長い銅板を屈曲して作製され、底板部21
と、底板部21の両端から底板部21と直角に延在する
一対の脚板部22、23とからなる。
【0010】脚板部22、23は、底板部21の内面が
吸熱側仕切り板4に当接するまで吸熱側仕切り板4の互
いに隣接する切り込み40に貫入されている。放熱プレ
ート1も、細長い銅板を屈曲して作製され、底板部11
と、底板部11の両端から底板部11と直角に延在する
一対の脚板部12、13とからなる。脚板部12、13
も、底板部11の内面が放熱側仕切り板3に当接するま
で放熱側仕切り板3の互いに隣接する切り込み30に貫
入されている。
吸熱側仕切り板4に当接するまで吸熱側仕切り板4の互
いに隣接する切り込み40に貫入されている。放熱プレ
ート1も、細長い銅板を屈曲して作製され、底板部11
と、底板部11の両端から底板部11と直角に延在する
一対の脚板部12、13とからなる。脚板部12、13
も、底板部11の内面が放熱側仕切り板3に当接するま
で放熱側仕切り板3の互いに隣接する切り込み30に貫
入されている。
【0011】吸熱プレート2の底板部21の外面及び放
熱プレート1の底板部11の外面は、P型熱電素子6a
及びN型熱電素子6bをサンドイッチしており、詳しく
説明すれば、図1において、P型熱電素子6aは底板部
21の右端と底板部11の左端とに半田で接合され、N
型熱電素子6bは同底板部11の右端と隣接する底板部
21の左端とに半田で接合され、全体としてP型熱電素
子6a及びN型熱電素子6bが底板部11、21に沿っ
て交互配列されている。
熱プレート1の底板部11の外面は、P型熱電素子6a
及びN型熱電素子6bをサンドイッチしており、詳しく
説明すれば、図1において、P型熱電素子6aは底板部
21の右端と底板部11の左端とに半田で接合され、N
型熱電素子6bは同底板部11の右端と隣接する底板部
21の左端とに半田で接合され、全体としてP型熱電素
子6a及びN型熱電素子6bが底板部11、21に沿っ
て交互配列されている。
【0012】これにより、図1中、左端のN型熱電素子
2の底板部21に接合された端子7から通電すると、底
板部21、P型熱電素子6a、底板部11、N型熱電素
子6b、底板部21の順につづら折れ状に直列通電がな
され、これらP型熱電素子6a及びN型熱電素子6bと
底板部11、21との接合領域で吸熱及び発熱が生じ、
冷熱が底板部21から脚板部22、23に伝熱輸送さ
れ、温熱が底板部11から脚板部12、13に伝熱輸送
される。
2の底板部21に接合された端子7から通電すると、底
板部21、P型熱電素子6a、底板部11、N型熱電素
子6b、底板部21の順につづら折れ状に直列通電がな
され、これらP型熱電素子6a及びN型熱電素子6bと
底板部11、21との接合領域で吸熱及び発熱が生じ、
冷熱が底板部21から脚板部22、23に伝熱輸送さ
れ、温熱が底板部11から脚板部12、13に伝熱輸送
される。
【0013】吸熱側仕切り板4は被吸熱流体が流れる吸
熱空間を、熱電素子6a、6bが収容される熱電素子収
容空間から分離し、放熱側仕切り板3は被放熱流体が流
れる放熱空間を上記熱電素子収容空間から分離してい
る。上記説明したこの実施例の熱電変換装置によれば、
従来の熱電変換装置における導電プレートにそれぞれ相
当する底板部11、21からそれぞれ一対の脚板部1
2、13乃至22、23を延在させることができ、熱電
素子6a、6bの両端部すなわち冷熱及び温熱発生領域
から吸熱空間及び放熱空間までの伝熱抵抗を大幅に低減
することができ、装置の熱輸送能力を格段に向上するこ
とができる。
熱空間を、熱電素子6a、6bが収容される熱電素子収
容空間から分離し、放熱側仕切り板3は被放熱流体が流
れる放熱空間を上記熱電素子収容空間から分離してい
る。上記説明したこの実施例の熱電変換装置によれば、
従来の熱電変換装置における導電プレートにそれぞれ相
当する底板部11、21からそれぞれ一対の脚板部1
2、13乃至22、23を延在させることができ、熱電
素子6a、6bの両端部すなわち冷熱及び温熱発生領域
から吸熱空間及び放熱空間までの伝熱抵抗を大幅に低減
することができ、装置の熱輸送能力を格段に向上するこ
とができる。
【0014】また、吸熱プレート2及び放熱プレート1
の作製は簡単であり、次に説明するように組立も簡単で
ある。この熱電変換装置の組立を図2を参照して説明す
る。吸熱側仕切り板4には4行4列のマトリックスとな
るように吸熱プレート2が個別に貫入され、それに対応
して放熱側仕切り板3にも放熱プレート1が貫入されて
いる。なお隣接する熱電素子行を電気的に直列接続する
ために、各行の両端部の放熱プレート1は下流側に隣接
する次行の放熱プレート1と一体化されて大型となって
おり、これにより全熱電素子が電気的に直列接続される
こととなる。
の作製は簡単であり、次に説明するように組立も簡単で
ある。この熱電変換装置の組立を図2を参照して説明す
る。吸熱側仕切り板4には4行4列のマトリックスとな
るように吸熱プレート2が個別に貫入され、それに対応
して放熱側仕切り板3にも放熱プレート1が貫入されて
いる。なお隣接する熱電素子行を電気的に直列接続する
ために、各行の両端部の放熱プレート1は下流側に隣接
する次行の放熱プレート1と一体化されて大型となって
おり、これにより全熱電素子が電気的に直列接続される
こととなる。
【0015】組み立てるには、予め吸熱プレート2及び
放熱プレート1の底板部21、11の外面に半田ペ−ス
トを被着し、吸熱プレート2を吸熱側仕切り板4の切り
込み40に貫入し、また放熱プレート1を放熱側仕切り
板3の切り込み30に貫入する。次に、P型熱電素子6
a、N型熱電素子6b及び一対の端子7(一方のみ図
示)を吸熱プレート2の底板部21の外面上に載置し、
その後、放熱プレート貫入済みの放熱側仕切り板3を吸
熱側仕切り板4上に降下させて、熱電素子6a、6b及
び一対の端子7をサンドイッチし、この状態でボルト9
及びナット10により吸熱側仕切り板4及び放熱側仕切
り板3の4隅を締結してアセンブリとし、このアセンブ
リを加熱炉中で加熱して半田を溶解して熱電素子6a、
6b及び一対の端子7を吸熱プレート2及び放熱プレー
ト1に接合して組立を完了する。
放熱プレート1の底板部21、11の外面に半田ペ−ス
トを被着し、吸熱プレート2を吸熱側仕切り板4の切り
込み40に貫入し、また放熱プレート1を放熱側仕切り
板3の切り込み30に貫入する。次に、P型熱電素子6
a、N型熱電素子6b及び一対の端子7(一方のみ図
示)を吸熱プレート2の底板部21の外面上に載置し、
その後、放熱プレート貫入済みの放熱側仕切り板3を吸
熱側仕切り板4上に降下させて、熱電素子6a、6b及
び一対の端子7をサンドイッチし、この状態でボルト9
及びナット10により吸熱側仕切り板4及び放熱側仕切
り板3の4隅を締結してアセンブリとし、このアセンブ
リを加熱炉中で加熱して半田を溶解して熱電素子6a、
6b及び一対の端子7を吸熱プレート2及び放熱プレー
ト1に接合して組立を完了する。
【0016】なお、放熱プレート1の両端が放熱側仕切
り板3の切り込み30に緊密に貫入されているので、放
熱プレート1が図2の状態で抜けたり姿勢がずれたりす
るのを防止することができる。この組立方式は簡単であ
り、量産性に富むという利点がある。また、吸熱プレー
ト2及び放熱プレート1は本質的に吸熱側仕切り板4及
び放熱側仕切り板3に両端支持されるので、脚板部2
2、23、12、13に異物が衝突したりしても望まし
くない力が熱電素子に加わることが少ない。
り板3の切り込み30に緊密に貫入されているので、放
熱プレート1が図2の状態で抜けたり姿勢がずれたりす
るのを防止することができる。この組立方式は簡単であ
り、量産性に富むという利点がある。また、吸熱プレー
ト2及び放熱プレート1は本質的に吸熱側仕切り板4及
び放熱側仕切り板3に両端支持されるので、脚板部2
2、23、12、13に異物が衝突したりしても望まし
くない力が熱電素子に加わることが少ない。
【0017】他の実施例を以下に説明する。図3の例
は、吸熱プレ−ト2及び放熱プレート1の隣接する脚板
部22、23及び12、13間にコルゲートフィン31
を介装したものであり、このコルゲートフィン31とこ
れら脚板部との間も半田付けすることができる。このよ
うにすると熱輸送能力を一層向上することができる。
は、吸熱プレ−ト2及び放熱プレート1の隣接する脚板
部22、23及び12、13間にコルゲートフィン31
を介装したものであり、このコルゲートフィン31とこ
れら脚板部との間も半田付けすることができる。このよ
うにすると熱輸送能力を一層向上することができる。
【0018】図4の例は、放熱側仕切り板3の隣接する
一対の切り込み30の間に開口5を設けたものであり、
この開口5は放熱プレート1の底板部11の内面を放熱
空間に露出して更に熱輸送能力を向上する。もちろん、
吸熱側仕切り板4に同様の開口を形成することもでき
る。更に、図1において、各吸熱プレート2及び放熱プ
レート1の少なくとも一部又は全部を90度回転するこ
ともできる。
一対の切り込み30の間に開口5を設けたものであり、
この開口5は放熱プレート1の底板部11の内面を放熱
空間に露出して更に熱輸送能力を向上する。もちろん、
吸熱側仕切り板4に同様の開口を形成することもでき
る。更に、図1において、各吸熱プレート2及び放熱プ
レート1の少なくとも一部又は全部を90度回転するこ
ともできる。
【0019】
【発明の効果】以上述べたように本発明の熱電変換装置
は、熱電素子の熱を吸熱空間乃至放熱空間に輸送する吸
熱プレート及び放熱プレートをコ字状に形成したので、
熱輸送能力を格段に向上するという優れた効果を奏する
ことができる。
は、熱電素子の熱を吸熱空間乃至放熱空間に輸送する吸
熱プレート及び放熱プレートをコ字状に形成したので、
熱輸送能力を格段に向上するという優れた効果を奏する
ことができる。
【図1】本発明の熱電変換装置の一実施例を示す正面
図、
図、
【図2】図1の装置の組立を示す斜視組立図、
【図3】他の実施例を示す一部正面図、
【図4】他の実施例を示す斜視図、
【図5】従来の熱電変換装置の断面図、
1は放熱プレート、2は吸熱プレート、3は放熱側仕切
り板、4は吸熱側仕切り板、6aはP型熱電素子、6b
はN型熱電素子、11は放熱プレートの底板部、12、
13は放熱プレートの脚板部、21は吸熱プレートの底
板部22、23は吸熱プレートの脚板部
り板、4は吸熱側仕切り板、6aはP型熱電素子、6b
はN型熱電素子、11は放熱プレートの底板部、12、
13は放熱プレートの脚板部、21は吸熱プレートの底
板部22、23は吸熱プレートの脚板部
Claims (1)
- 【請求項1】プレート貫入用の切り込みを複数有し、所
定間隔を隔てて互いに平行に対面する電気絶縁性及び熱
絶縁性を有する吸熱側仕切り板及び放熱側仕切り板と、 底板部と該底板部の両端から延在する一対の脚板部とを
有し、前記脚板部が前記吸熱側仕切り板の切り込みに貫
入される複数の吸熱プレートと、 底板部と該底板部の両端から延在する一対の脚板部とを
有し、前記脚板部が前記放熱側仕切り板の切り込みに貫
入される複数の放熱プレートと、 前記仕切り板の面方向に交互配列され、両面が吸熱プレ
ートの底板部及び放熱プレートの底板部に接合されて前
記各吸熱プレート及び各放熱プレートを電気的に直列接
続する第1導電型の熱電素子及び第2導電型の熱電素子
とを備えることを特徴とする熱電変換装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3342870A JPH05175556A (ja) | 1991-12-25 | 1991-12-25 | 熱電変換装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3342870A JPH05175556A (ja) | 1991-12-25 | 1991-12-25 | 熱電変換装置 |
Publications (1)
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JPH05175556A true JPH05175556A (ja) | 1993-07-13 |
Family
ID=18357141
Family Applications (1)
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JP3342870A Pending JPH05175556A (ja) | 1991-12-25 | 1991-12-25 | 熱電変換装置 |
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JP (1) | JPH05175556A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6226994B1 (en) * | 1997-07-02 | 2001-05-08 | Sel Application Co., Ltd. | Thermoelectric element and thermoelectric cooling or heating device provided with the same |
US6521991B1 (en) | 1999-11-26 | 2003-02-18 | Morix Corporation | Thermoelectric module |
EP1500147A1 (en) * | 2002-04-22 | 2005-01-26 | Steve Feher | Modular thermoelectric couple and stack |
WO2005117153A1 (ja) * | 2004-05-31 | 2005-12-08 | Denso Corporation | 熱電変換装置およびその製造方法 |
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KR101152079B1 (ko) * | 2008-06-06 | 2012-06-11 | 야마하 가부시키가이샤 | 열전기 모듈 장치 및 그에 사용된 열교환기 |
EP4187624A4 (en) * | 2020-07-24 | 2023-12-20 | LG Innotek Co., Ltd. | THERMOELECTRIC MODULE |
-
1991
- 1991-12-25 JP JP3342870A patent/JPH05175556A/ja active Pending
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