JPH05173931A - データ転送方式 - Google Patents

データ転送方式

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JPH05173931A
JPH05173931A JP34494091A JP34494091A JPH05173931A JP H05173931 A JPH05173931 A JP H05173931A JP 34494091 A JP34494091 A JP 34494091A JP 34494091 A JP34494091 A JP 34494091A JP H05173931 A JPH05173931 A JP H05173931A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、複数のデータ転送経路それぞれのポ
ートにDMA装置を有してなるシステムに於いて、各D
MA装置のモードレジスタに、どのDMA装置とデータ
を転送するかを設定し規定するビットを設けて、任意の
DMA装置間でのハンドシェイクを可能としたことを特
徴とする。 【構成】各DMA装置12,13,14に、互いにデー
タをやりとりするためのデータバス(D−BUS)、及
び転送先のDMA装置とデータ転送を行なうためのハン
ドシェイク機能(Req,Ack)、及び、どのDMA
装置とデータを転送するかが規定されるプログラミング
可能なモードレジスタ21を有して、上記モードレジス
タ21の設定により所望のDMA装置とハンドシェイク
を行なう構成としたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、複数のデータ転送経
路間でDMA(Direct Memory Access)転送によりデー
タ転送を行なうシステムに用いられるデータ転送方式に
関する。
【0002】
【従来の技術】複数のデータ転送経路間でDMA転送に
よりデータ転送を行なうシステムに於ける従来のデータ
転送技術を図2を用いて説明する。図2に於いて、3
1,32はそれぞれが一つのポートを持つ、例えば磁気
ディスク装置等の入出力装置(I/O−1,I/O−
2)である。
【0003】33,34はそれぞれDMA装置(DMA
1,DMA2)であり、それぞれに、モードレジスタ
(MODE)41、アドレスポインタ(Add)42、
レングスカウンタ(COUNT)43等を含むコントロ
ールレジスタ40(40a ,40b )をもち、対応する
入出力装置(I/O−1,I/O−2)31,32との
間ではDReq信号(データリクエスト信号)、DAc
k信号(転送制御信号)等によりデータのハンドシェイ
クを行ない、メモリ37側とはBRQ信号(バスリクエ
スト信号)、BAK信号(バス使用許可信号)等により
データのハンドシェイクを行なう。上記DReq信号
は、入出力装置(I/O−1,I/O−2)31,32
へのデータライト時はデータ要求、入出力装置(I/O
−1,I/O−2)31,32からのデータリード時は
データ受取り要求の信号となる。DAck信号は、入出
力装置(I/O−1,I/O−2)31,32へのデー
タライト時はこの信号タイミングでデータを書き込み、
入出力装置(I/O−1,I/O−2)31,32から
のデータリード時はデータ送出を示す。
【0004】上記コントロールレジスタ40(40a ,
40b )に含まれる、モードレジスタ(MODE)41
は、ビット0がDMAの転送方向を示し、“0”である
ときはメモリ37からのデータリード、“1”であると
きはメモリ37へのデータライトを示す。アドレスポイ
ンタ(Add)42は、転送先のメモリの先頭アドレス
をセットし、転送が行なわれると、その転送毎にアドレ
スがインクリメント(加算)される。レングスカウンタ
(COUNT)43は、DMA転送を行なうデータ転送
数をセットし、転送が行なわれると、その転送毎に値が
デクリメント(減算)される。
【0005】35はバスコントローラ(BUS−CON
T)であり、メモリバス38へのバス使用権の決定を行
なう。このバスコントローラ(BUS−CONT)35
に入力されるBRQ信号(バス要求信号)は、メモリリ
ードのとき、DMA装置(DMA1,DMA2)33,
34の内部バッファが空で、次のデータを要求するとき
に出力され、メモリライトとき、上記内部バッファにデ
ータが用意できたときに出力される。この信号はBAK
信号(バス使用許可信号)によりクリアされる。又、バ
スコントローラ(BUS−CONT)35より出力され
るBAK信号(バス使用許可信号)は、メモリコントロ
ーラ(M−CONT)36からのバス使用許可信号であ
り、この信号が出力されている間(アクティブの間)
は、DMA装置(DMA1,DMA2)33,34がメ
モリバス38のアドレスバス(A−BUS)、コントロ
ールライン(Cont)等をドライブして、メモリアク
セスを行なう。
【0006】36はメモリコントローラ(M−CON
T)であり、バスコントローラ(BUS−CONT)3
5からのメモリスタート信号(MS)をトリガとして、
メモリバス38をコントロールしているデバイスからの
コントロールライン(Cont)上のコントロール信号
に従い、バスコントローラ(BUS−CONT)35を
介し、メモリ37のリード/ライト制御を行なう。
【0007】37はDMA装置(DMA1,DMA2)
33,34のアクセス対象となるメモリであり、上記メ
モリコントローラ(M−CONT)36からのメモリコ
ントロール信号(MC)に従いリード/ライトアクセス
される。
【0008】38はバスコントローラ(BUS−CON
T)35の制御の下に使用権が決定されるメモリバスで
あり、データバス(D−BUS)、アドレスバス(Aー
BUS)、コントロールライン(Cont)等で構成さ
れる。
【0009】この図2に示すシステムのデータ転送動作
を説明する。ここでは、DMAデータ転送による一般的
なシステム構成例を示すもので、ここでは、入出力装置
(I/O−1)31からメモリ37へDMAデータ転送
を行なう場合について説明する。
【0010】入出力装置(I/O−1)31からメモリ
37へのDMAデータ転送に際して、先ず、DMA装置
(DMA1)33をプログラミングする。この際、上記
DMA装置(DMA1)33のコントロールレジスタ4
0a に含まれる、モードレジスタ(MODE)41には
DMAの転送方向(データリード/データライト)とし
てI/Oリードを示す“0”が設定され、アドレスポイ
ンタ(Add)42には転送先となるメモリ37の先頭
アドレスが設定され、レングスカウンタ(COUNT)
43にはデータ転送数が設定される。
【0011】その後、入出力装置(I/O−1)31に
リードコマンドが発行され、入出力装置(I/O−1)
31が上記コマンドを実行すると、入出力装置(I/O
−1)31から、対応するDMA装置(DMA1)33
へ、データバス(DT1)を介して転送データが出力さ
れ、そのデータ出力タイミングでDReq信号(データ
リクエスト信号)が出力される。DMA装置(DMA
1)33はDAck信号(転送制御信号)を送出して、
この信号の後縁でデータバス(DT1)上のデータを内
部のバッファに取り込む。
【0012】DMA装置(DMA1)33の内部にデー
タが取り込まれると、DMA装置(DMA1)33はデ
ータをメモリ37に書き込むために、バスコントローラ
(BUS−CONT)35に対しBRQ信号(バス要求
信号)を出力する。
【0013】バスコントローラ(BUS−CONT)3
5はバス38が確保できると、BAK信号(バス使用許
可信号)をDMA装置(DMA1)33へ返し、同時
に、メモリスタート信号(MS)をメモリコントローラ
(M−CONT)36に出力する。
【0014】DMA装置(DMA1)33はバスコント
ローラ(BUS−CONT)35からBAK信号(バス
使用許可信号)を受けて、予めプログラムされたアドレ
スをアドレスバス(A−BUS)上に出力し、コントロ
ールライン(Cont)を介してメモリコントロール信
号をメモリコントローラ(M−CONT)36に出力す
るとともに、内部バッファに貯えられたデータをデータ
バス(D−BUS)上に出力する。メモリコントローラ
(M−CONT)36は上記メモリコントロール信号の
制御のもとに、メモリ37に対して、データライト動作
を行なう。このようにして、データバス(DT1)上の
データがDMA装置(DMA1)33を介してメモリバ
ス38上にDMA転送されメモリ37に書き込まれる。
【0015】上述した従来のDMA機構は、ポートとメ
モリインターフェイスが固定されており、DMA装置
(DMA1)33は入出力装置(I/O−1)31とメ
モリ37との間のDMAデータ転送に固定され、DMA
装置(DMA2)34は(2)は入出力装置(I/O−
2)32とメモリ37との間のDMAデータ転送に固定
されている。
【0016】このため、例えば入出力装置(I/O−
1)31から入出力装置(I/O−2)32へデータを
転送する場合等に於いては、データを一旦、メモリ37
に転送してから転送し直す必要がある。
【0017】上記図2に於いては、ポートとメモリ間の
DMAを例に示したが、このポートが例えばメモリであ
る場合、即ちメモリーメモリ間のDMA転送に於いて
も、上記図2の場合と同様に、転送相手が固定される。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】上述したように従来の
DMA転送方式に於いては、複数の転送経路をもつシス
テムに於いて、それぞれのDMA装置が転送する転送経
路が予め決められており、その転送経路以外のデバイス
相互間に於けるデータ転送では間接的な経由を伴うこと
から、データ転送効率が大幅に低下するという問題があ
った。
【0019】本発明は上記実情に鑑みなされたもので、
複数のデータ転送経路それぞれのポートにDMA装置を
有してなるシステムに於いて、データの流れをダイナミ
ックに変更できる機能を持つDMA機構をもつことによ
り、複数のデータ転送経路をもつシステムに於いてフレ
キシブルな転送を可能にしたデータ転送方式を提供する
ことを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数のデータ
転送経路それぞれのポートにDMA装置を有してなるシ
ステムに於いて、各DMA装置には、互いにデータをや
りとりするためのデータバス、及び転送先のDMA装置
とデータ転送を行なうためのハンドシェイク機能をもつ
とともに、どのDMA装置とデータを転送するかが規定
されるプログラミング可能なモードレジスタを持ち、こ
のモードレジスタの設定により所望のDMA装置とハン
ドシェイクを行なうことを特徴とする。
【0021】
【作用】上記構成に於いて、各DMA装置のモードレジ
スタに、どのDMA装置とデータを転送するかを設定し
規定することにより、任意のDMA装置間でのハンドシ
ェイクが可能となり、システム構成を繁雑にすることな
く、データ転送機能及びデータ転送効率を向上できる。
【0022】
【実施例】以下図面を参照して本発明の一実施例を説明
する。図1は本発明の一実施例を示すブロック図であ
る。図1に於いて、11は一つのポートを持つ、例えば
磁気ディスク装置等の入出力装置(I/O)である。
【0023】12は第1のDMA装置(DMA1)であ
り、第2のDMA装置(DMA2)13と同様に、モー
ドレジスタ(MODE)21、アドレスポインタ(Ad
d)22、レングスカウンタ(COUNT)23等を含
むコントロールレジスタ(CーReg)20aをもつ。こ
こでは上記モードレジスタ(MODE)21に、データ
をやりとりする(即ちハンドシェイクを行なう)相手の
DMA装置を規定するDMA設定部(ここでは2ビット
構成とする)をもつ。
【0024】この第1のDMA装置(DMA1)12
は、入出力装置(I/O)11との間に於いて、DRe
q信号(データリクエスト信号)、及びDAck信号
(転送制御信号)によりデータのハンドシェイクを行な
う。
【0025】又、第2のDMA装置(DMA2)13と
の間に於いて、入出力装置(I/O)11のリード時に
は、Req1-2 信号(データ受取り要求信号)、及びA
ck2-1 信号(応答信号)によりハンドシェイクを行な
い、入出力装置(I/O)11のライト時にはReq2-
1 信号(データ受取り要求信号)、及びAck1-2 信号
(応答信号)によりハンドシェイクを行なう。
【0026】又、第3のDMA装置(DMA3)14と
の間に於いて、入出力装置(I/O)11のリード時に
は、Req1-3 信号(データ受取り要求信号)、及びA
ck3-1 信号(応答信号)によりハンドシェイクを行な
い、入出力装置(I/O)11のライト時にはReq3-
1 信号(データ受取り要求信号)、及びAck1-3 信号
(応答信号)によりハンドシェイクを行なう。
【0027】13は第2のDMA装置(DMA2)であ
り、上記第1のDMA装置(DMA1)12と同様に、
ハンドシェイクを行なうDMA装置を規定する2ビット
のDMA設定部を有するモードレジスタ(MODE)2
1、及びアドレスポインタ(Add)22、レングスカ
ウンタ(COUNT)23等を含むコントロールレジス
タ(C−Reg)20bをもつ。
【0028】ここでは上記モードレジスタ(MODE)
21の最下位ビット(ビット0)がデータ転送方向
(“0”:リード、“1”:ライト)を示し、下位2ビ
ット目(ビット1)が第1のDMA装置(DMA1)1
2とハンドシェイクするか否か(“1”:ハンドシェイ
クする)を示し、下位3ビット目(ビット2)が第3の
DMA装置(DMA3)14とハンドシェイクするか否
か(“1”:ハンドシェイクする)を示すものとして例
示している。
【0029】この第2のDMA装置(DMA2)13
は、メモリA側との間に於いて、メモリバスコントロー
ラに対して、BRQ2 信号(バス要求信号)、及びBA
K2 信号(バス使用許可信号)によりハンドシェイクを
行なう。このハンドシェイクは前記した図2の例と同様
である。又、第1のDMA装置(DMA1)12、及び
第3のDMA装置(DMA3)14との間に於いては、
第1のDMA装置(DMA1)12と同様のハンドシェ
イクを行なう。
【0030】14は第3のDMA装置(DMA3)であ
り、上記した第2のDMA装置(DMA2)13と同様
に、ハンドシェイクを行なうDMA装置を規定する2ビ
ットのDMA設定部を有するモードレジスタ(MOD
E)21、及びアドレスポインタ(Add)22、レン
グスカウンタ(COUNT)23等を含むコントロール
レジスタ(C−Reg)20cをもつ。
【0031】この第3のDMA装置(DMA3)14
は、メモリB側との間に於いて、メモリバスコントロー
ラに対して、BRQ3 信号(バス要求信号)、及びBA
K3 信号(バス使用許可信号)によりハンドシェイクを
行なう。このハンドシェイクは前記した図2の例と同様
である。又、第1のDMA装置(DMA1)12、及び
第2のDMA装置(DMA2)13との間に於いては、
第1のDMA装置(DMA1)12、第2のDMA装置
(DMA1)12と同様のハンドシェイクを行なう。D
Tは入出力装置(I/O)11と第1のDMA装置(D
MA1)12との間を接続するデータバスである。又、
DーBUSは上記各DMA装置(DMA1,2,3)1
2,13,14相互の間のデータ転送に供される内部デ
ータバスである。
【0032】上記した各バス上の信号に於いて、上記入
出力装置(I/O)11から送出されるDReq信号
(データリクエスト信号)は、入出力装置(I/O)1
1へのライト時はデータ要求、又、入出力装置(I/
O)11からのリード時はデータ受取り要求の信号とな
る。
【0033】又、第1のDMA装置(DMA1)12か
ら送出されるDAck信号(転送制御信号)は、入出力
装置(I/O)11へのデータライト時にこのタイミン
グでデータを書き込むタイミング信号となり、入出力装
置(I/O)11からのリード時にデータ送出を示す信
号となる。
【0034】又、第1のDMA装置(DMA1)12か
ら出力されるReq1-2 信号(データ受取り要求信号)
は、入出力装置(I/O)11からのデータをリード時
に第1のDMA装置(DMA1)12の内部バッファに
有効なデータがあるので、第2のDMA装置(DMA
2)13に対してこのデータの取り込みを要求する信号
である。このReq1-2 信号は第2のDMA装置(DM
A2)13より送出されるAck2-1 信号(応答信号)
によりクリアされる。
【0035】又、第1のDMA装置(DMA1)12か
ら出力されるAck1-2 信号(応答信号)は、第2のD
MA装置(DMA2)13から送出されるReq2-1 信
号(データ受取り要求信号)に対しての第1のDMA装
置(DMA1)12からの応答である。第1のDMA装
置(DMA1)12はこのAck1-2 信号の出ている
間、データバス(D−BUS)上のデータを入出力装置
側のデータバス(DT)に出力する。又、このAck1-
2 信号の後縁で第1のDMA装置(DMA2)13は内
部バッファのデータをアンロードし、新しいデータが取
り込めるようになる。
【0036】又、第2のDMA装置(DMA2)13か
ら出力されるAck2-1 信号(応答信号)は、第1のD
MA装置(DMA1)12から送出されるReq1-2 信
号(データ受取り要求信号)に対しての第2のDMA装
置(DMA2)13からの応答である。第2のDMA装
置(DMA2)13は、このAck2-1 信号の出ている
間、データバス(D−BUS)上のデータをメモリAの
メモリバス内のデータバス(DTa )に出力する。ま
た、このAck2-1 信号(応答信号)の後縁で第1のD
MA装置(DMA1)12は内部バッファのデータをア
ンロードし、新しいデータが取り込めるようになる。
【0037】又、第2のDMA装置(DMA2)13か
ら出力されるReq2-1 信号(データ受取り要求信号)
は、第2のDMA装置(DMA2)13に接続されてい
るメモリAからデータをリード時に第2のDMA装置
(DMA2)13の内部バッファに有効なデータがある
ので、第1のDMA装置(DMA1)12に対してこの
データの取り込みを要求する信号である。このReq2-
1 信号は第1のDMA装置(DMA1)12から送出さ
れるAck1-2 信号(応答信号)によりクリアされる。
【0038】又、第2のDMA装置(DMA2)13か
ら送出されるBRQ2 信号(バス要求信号)は、メモリ
Aのリード時には、第2のDMA装置(DMA2)13
の内部バッファが空で次のデータを要求するときに、メ
モリライト時には、内部バッファにデータが用意できた
ときに出力される。このBRQ2 信号は、メモリバスコ
ントローラから送出されるBAK2 信号(バス使用許可
信号)によりクリアされる。このBAK2 信号(バス使
用許可信号)が出ている間、第2のDMA装置(DMA
2)13は、メモリバス内のアドレスバス(AD−a
)、及びコントロールライン(Cont-a )をドライブ
して、メモリAのアクセスを行なう。アドレスバス(A
D−a )は、前記図2と同様にバスコントローラにより
許可されれたデバイスがドライブできる。
【0039】尚、第3のDMA装置(DMA3)14に
接続されている各信号は、第2のDMA装置(DMA
2)13の各信号と同様であるので、ここではその説明
を省略する。
【0040】又、上記図1に示す実施例では、第1のD
MA装置(DMA1)12の場合、相手がポート(入出
力装置11)であるために、アドレスポインタ(Ad
d)22を必要としない。又、モードレジスタ21のビ
ット1,2はハンドシェイクする相手のDMA装置を示
すため、各DMA装置で意味が異なることは勿論であ
る。ここで上記図1を参照して本発明の一実施例に於け
る動作を説明する。ここでは第2のDMA装置(DMA
2)13を対象にモードレジスタ(MODE)21の内
容を示している。
【0041】DMA装置(DMA2)13のコントロー
ルレジスタ20bに含まれるモードレジスタ(MOD
E)21の最下位ビット(ビット0)は、データ転送方
向を示し、“0”ならば相手DMAからのリード、
“1”ならば相手DMAへのライトを示す。
【0042】上記モードレジスタ(MODE)21の下
位2ビット目(ビット1)、及び下位3ビット目(ビッ
ト2)はそれぞれDMAの転送相手を示す。ここでは、
第2のDMA装置(DMA2)13を対象に示している
ので、下位2ビット目(ビット1)が第1のDMA装置
(DMA1)12とハンドシェイクするか否かを示し、
下位3ビット目(ビット2)が第3のDMA装置(DM
A3)14とハンドシェイクするか否かを示している。
ここで下位2ビット目(ビット1)を“1”に設定する
と、第2のDMA装置(DMA2)13と第1のDMA
装置(DMA1)12がハンドシェイクする(データ転
送する)ことを示し、下位3ビット目(ビット2)を
“1”に設定すると、第2のDMA装置(DMA2)1
3と第3のDMA装置(DMA3)14がハンドシェイ
クする(データ転送する)ことを示す。
【0043】尚、コントロールレジスタ20bに含まれ
る、アドレスポインタ(Add)22には、転送先のメ
モリの先頭アドレスがセットされ、転送に伴いアドレス
加算される(尚、相手がポートの場合、つまり、図1の
例では、相手が第1のDMA装置(DMA1)12のよ
うな場合には、このレジスタは持たない)。又、レング
スカウンタ(COUNT)23にはDMA転送を行なう
データ転送数がセットされ、転送に伴いその値が減算さ
れる。
【0044】ここで、入出力装置(I/O)11から、
第1のDMA装置(DMA1)12、及び第2のDMA
装置(DMA2)13を使用して、メモリAへデータを
ライトする場合を例に動作を説明する。
【0045】先ず、第1のDMA装置(DMA1)1
2、及び第2のDMA装置(DMA2)13をプログラ
ミングする。この第1のDMA装置(DMA1)12、
及び第2のDMA装置(DMA2)13の各コントロー
ルレジスタ20a,20bには、上述したように、モー
ドレジスタ(MODE)21に、自DMA装置との間で
転送を行なう相手がいずれのDMA装置であるかを指定
するビットと転送方向を決定するビットがある。
【0046】ここでは、第1のDMA装置(DMA1)
12のモードレジスタ(MODE)21に、転送相手が
第2のDMA装置(DMA2)13で、第1のDMA装
置(DMA1)12から第2のDMA装置(DMA2)
13へのデータ転送方向であることを指定し、第2のD
MA装置(DMA2)13のモードレジスタ(MOD
E)21に、転送相手が第1のDMA装置(DMA1)
12で、第1のDMA装置(DMA1)12から第2の
DMA装置(DMA2)13へのデータ転送方向である
ことを指定する。
【0047】次にI/Oリードのコマンドを入出力装置
(I/O)11に出すと、入出力装置(I/O)11は
DReq信号(データリクエスト信号)を出力して、デ
ータの受取りを要求する。
【0048】第1のDMA装置(DMA1)12は、D
Ack信号(転送制御信号)を出力して、このDAck
信号の後縁でデータバス(DT)上のデータを内部のバ
ッファに取り込む。
【0049】第1のDMA装置(DMA1)12は、デ
ータバス(DT)上のデータを内部に取り込むと、自装
置内のモードレジスタ(MODE)21の指定に従っ
て、第1のDMA装置(DMA2)13に対して、Re
q1-2 信号(データ受取り要求信号)を出力する。
【0050】第2のDMA装置(DMA2)13は、第
1のDMA装置(DMA1)12からのデータをメモリ
Aに書くため、メモリAのメモリバスコントローラに対
して、BRQ2 信号(バス要求信号)を出力する。この
後の動作は前記した図2の場合と同様である。
【0051】第1のDMA装置(DMA2)13は、メ
モリAのメモリバスコントローラよりBAK2 信号(バ
ス使用許可信号)を受け取ると、バスを使用できる状態
になったので、Ack2-1 信号(応答信号)を第1のD
MA装置(DMA1)12に対して出力する。
【0052】これにより、第1のDMA装置(DMA
1)12は内部バッファのデータを内部データバス(D
−BUS)に出力する。このデータが第2のDMA装置
(DMA2)13を経由して、メモリAのメモリバスに
含まれるデータバス(DTa )、及びアドレスバス(A
Da )に出力される。その後は前記した図2の場合と同
様にして、第2のDMA装置(DMA2)13に接続さ
れたメモリAにデータが書き込まれる。
【0053】ここでは、第1のDMA装置(DMA1)
12に接続された入出力装置(I/O)11から、第2
のDMA装置(DMA2)13に接続されたメモリバス
上のメモリAへのデータ転送を例に示したが、モードレ
ジスタ(MODE)21の設定によって、例えば第2の
DMA装置(DMA2)13に接続されたメモリAか
ら、第3のDMA装置(DMA3)14に接続されたメ
モリBへのデータ転送も同様にして実現できる。
【0054】上記したような本発明の一実施例によるD
MA機構を設けることにより、任意のバス又はポートか
ら、任意のバス又はポートへのデータ転送を容易に実現
できる。又、複数のDMA装置を協調して動作させるこ
とにより、同じDMA装置を使って、複数のバスのデー
タ転送を容易に実現できる。
【0055】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、複
数のデータ転送経路それぞれのポートにDMA装置を有
してなるシステムに於いて、上記各DMA装置に、互い
にデータをやりとりするためのデータバスと、データを
やりとりする相手のDMA装置を規定するプログラミン
グ可能なモードレジスタとを有し、上記モードレジスタ
の設定に従い規定されたDMA装置との間でハンドシェ
イクを行なう構成としたことにより、任意のDMA装置
間でのハンドシェイクが可能となり、システム構成を繁
雑にすることなく、データ転送機能及びデータ転送効率
を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるシステムの構成を示す
ブロック図。
【図2】従来のシステム構成を例示するブロック図。
【符号の説明】
11…入出力装置(I/O)、12…第1のDMA装置
(DMA1)、13…第2のDMA装置(DMA2)、
14…第3のDMA装置(DMA3)、20a,20
b,20c…コントロールレジスタ(CーReg)、21
…モードレジスタ(MODE)、22…アドレスポイン
タ(Add)、23…レングスカウンタ(COUN
T)。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のデータ転送経路それぞれのポート
    にDMA装置を有してなるシステムに於いて、上記各D
    MA装置に、互いにデータをやりとりするためのデータ
    バスと、データをやりとりする相手のDMA装置を規定
    するプログラミング可能なモードレジスタとを有し、上
    記モードレジスタの設定に従い規定されたDMA装置と
    の間でハンドシェイクを行なうことを特徴としたデータ
    転送方式。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004503855A (ja) * 2000-06-09 2004-02-05 モトローラ・インコーポレイテッド 無線携帯マルチメディア装置をサポートする統合型プロセッサプラットフォーム

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