JPH05173745A - 表示制御方式 - Google Patents

表示制御方式

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JPH05173745A
JPH05173745A JP3344714A JP34471491A JPH05173745A JP H05173745 A JPH05173745 A JP H05173745A JP 3344714 A JP3344714 A JP 3344714A JP 34471491 A JP34471491 A JP 34471491A JP H05173745 A JPH05173745 A JP H05173745A
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JP
Japan
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display
subsystem
graphic
address
gsp
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JP3344714A
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English (en)
Inventor
Hiroteru Yoshida
浩輝 善田
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】第1グラフィックサブシステムのウインドウ表
示と第2グラフィックサブシステムのフル画面モードで
の表示を混在してフラットパネル表示装置の同一画面上
に表示する。 【構成】CPUによりCRTの表示データが書き込まれ
る第2ビデオRAMエリアが設けられる。描画用コプロ
セッサは第2ビデオRAMエリアから表示データをリー
ドし、エミュレートしてフラットパネルの第1ビデオR
AMの任意位置に、第2ビデオRAMエリアをウインド
ウとして設定すると共に、第1VRAMエリア内の所定
位置にフル画面モードでの表示データを設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、CRT(Catho
de Ray Tube)ディスプレイ等のインターレ
ースディスプレイや、フラットパネルディスプレイ等の
ノンインターレースディスプレイが接続可能なパーソナ
ルコンピュータやパーソナルワークステーション等のコ
ンピュータシステムに使用するのに適した表示制御方式
に関し、特に高解像度モード画面と低解像度モード画面
との混在表示方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、パソコン用グラフィックスコ
ントローラ(ビデオサブシステム)としてVGA(Vi
deo Graphics Array)(第2グラフ
ィックサブシステム)が使用されている。VGAはディ
スプレイへの表示を制御するメカニズムを備え、解像度
が640x480画素、色数が256色の表示機能を有
している。他方、種々のグラフィカルユーザインターフ
ェース(GUI)が開発されている。このようなGUI
を効率よく動かしたいというユーザの要望がある。すな
わち、1画面上に複数のウインドウを表示するために
は、解像度の大きな画面が必要である。また、マウスの
応答性も良くしたいという要望がある。
【0003】このような問題を解決するために、表示解
像度が1024x768画素、色数256色の表示モー
ドを有したグラフィックスコントローラ(第2グラフィ
ックサブシステムよりも表示解像度の高い第1グラフィ
ックサブシステム)が開発されている。
【0004】第1グラフィックサブシステムでは、解像
度の増加に見合う処理速度を得るために、描画専用のコ
プロセサ(グラフィックシステムプロセッサ;GSP)
を含んでいる。
【0005】しかしながら、従来第1グラフィックサブ
システムを動作させる場合には、第2グラフィックサブ
システムを有したパーソナルコンピュータにアダプタカ
ードを介して第1グラフィックサブシステムを接続し、
第2グラフィックサブシステムから第1フラフィックサ
ブシステムに切り替えて使用する必要がある。このた
め、第2グラフィックサブシステム用ハードウエアと第
1グラフィックサブシステム用ハードウエアの両方を用
意する必要があり、ハードウエア構成が複雑となり、操
作性も良くない。
【0006】また、第2グラフィックサブシステムで構
築したソフトウエア資産を承継するため、第1グラフィ
ックサブシステムにおいても、第2グラフィックサブシ
ステム用アプリケーションプログラムを実行したいとい
う要望がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
は、第2グラフィックサブシステムを有したパーソナル
コンピュータにおいて、第2グラフィックサブシステム
よりも解像度の高い第1グラフィックサブシステムを動
作させる場合、アダプタカードを用いて第1グラフィッ
クサブシステムを外部接続し、切り替え回路を介して第
2グラフィックサブシステムから第1グラフィックサブ
システムに切り替えて使用していた。このため、ハード
ウエア回路が複雑になるとともに、操作性も良くないと
いう欠点があった。
【0008】また、第2グラフィックサブシステムで構
築したソフトウエア資産を承継するため、第1グラフィ
ックサブシステムにおいても、第2グラフィックサブシ
ステム用アプリケーションプログラムを実行したいとい
う要望がある。
【0009】さらに、アプリケーションプログラムの中
には、ウインドウを意識せず、VGAのフル画面モード
でのみ表示を行なうように作られたプログラムがあり、
このようなプログラムも第1グラフィックサブシステム
を用いて実行したいという要望がある。
【0010】この発明の目的は、第1グラフィックサブ
システムのハードウエアを内蔵し、第1グラフィックサ
ブシステムのウインドウ表示と第2グラフィックサブシ
ステムのフル画面モードでの表示を混在してフラットパ
ネル表示装置の同一画面上に表示することのできる表示
制御方式を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明の表示制御シス
テムは、フラットパネル表示装置をサポートする第1グ
ラフィックサブシステムと;前記第1グラフィックサブ
システムを用いて、CRT表示装置をサポートする第2
グラフィックサブシステムをエミュレートする手段と;
および前記第1グラフィックサブシステムのウインドウ
表示と第2グラフィックサブシステムのフル画面モード
での表示を混在して前記フラットパネル表示装置の同一
画面上に表示する手段とを備えている。
【0012】
【作用】この発明によれば、CPUによりアクセスされ
る、第2グラフィックサブシステム用ビデオRAMエリ
ア(第2ビデオRAMエリア)と、GSPによりアクセ
スされる、第1グラフィックサブシステム用ビデオRA
Mエリア(第1ビデオRAMエリア)とを備えている。
CPUは、第2グラフィックサブシステムのフル画面モ
ードで表示するように作られたアプリケーションプログ
ラムを実行し、第2ビデオRAMエリアに表示データを
書き込む。GSPは、すでに第1グラフィックサブシス
テム用ウインドウが設定された第1ビデオRAMエリア
の所定の位置にウインドウを切り、第2グラフィックサ
ブシステムのフル画面モードでの表示を行なうことによ
り、第1グラフィックサブシステムのウインドウと第2
グラフィックサブシステムにおけるフル画面モードとの
混在表示を行なう。
【0013】このように、CPUがVGAのフル画面モ
ードでの表示を行なうアプリケーションプログラムを実
行した場合、GSPは第1グラフィックサブシステム用
VRAMエリアの所定の位置にウインドウを切り、そこ
にフル画面をセットし、第1グラフィックサブシステム
の表示解像度(例えば1024x768画素)でフラッ
トパネル表示装置に表示するので、VGAのフル画面モ
ードと、第1グラフィックサブシステムのウインドウと
を混在して表示することができる。
【0014】
【実施例】以下、図面を参照しながら実施例を説明す
る。図1は、この発明の一実施例を示す概念ブロック図
である。この発明の特徴は、第1グラフィックサブシス
テムのハードウエアのみを装備して、第2グラフィック
サブシステムをエミュレートすることである。
【0015】図1において、システムバス1には、メイ
ンプロセッサとして作用する中央処理装置(CPU)3
が接続されている。CPU3は例えば32ビットのマイ
クロプロセッサで構成されている。さらに、描画用コプ
ロセサとしての機能を果たすグラフィックシステムプロ
セサ(GSP)5が接続されている。ビデオRAM(V
RAM)7は機能的に第1および第2のエリア7a,7
cに分かれている。第1のエリア7aは、第1のグラフ
ィックサブシステム(例えば1024x768画素、2
56色の高解像度ディスプレイアダプタ)に利用され、
GSP5のみによりアクセスされる。第2のエリア7c
は、第2グラフィックサブシステム(例えばVGA)に
利用され、CPU3およびGSP5によりアクセスされ
る。第1エリア7c内の斜線部分7bには、CPU3か
ら第2エリア7cに書き込まれた図形作成コマンドおよ
びそのコマンドに対応する図形作成処理プログラムが書
き込まれる。すなわち、パーソナルコンピュータの電源
を立ち上げると、イニシャライズルーチンが実行され、
初期設定が行われる。ディスクオペレーティングシステ
ムでは電源を立ち上げると、第2グラフィックサブシス
テム、たとえばVGAモードで動作するように構成され
ている。従って、初期設定において、VGAモード用エ
ミユレーションプログラムをエリア7bにダウンロード
する。 CPU3からはエリア7cだけが見えている。
すなわち、高解像度ディスプレイアダプタ用のVRAM
7にVGA用の仮想空間が形成される。VGA用に作ら
れたアプリケーションプログラムが実行されると、CP
U3は表示データをエリア7cにセットする。GSP5
はVGAモードであることを検出すると、エリア7cの
データをエリア7aに転送する。図2はこの発明の表示
制御システムの一実施例を示す詳細ブロック図である。
なお、図1と同一部には同符号を付してその説明を省略
する。
【0016】アドレスコントローラ13は、第2グラフ
ィックサブシステムモード(例えば、VGA)における
表示スクリーンのスタートアドレスや、カーソルアドレ
スなどの指定を第1グラフィックサブシステムモード
(例えば1024x768ピクセルの高解像度ディスプ
レイアダプタ)におけるアドレスに変換する。
【0017】アドレスフラッグ29はCPU3によりあ
るアドレスが指定されたことをを示すフラッグである。
例えば、VGA用につくられたアプリケーションプログ
ラムがBIOS(Basic Input and O
utput System)をアクセスしたことを示す
フラッグ、メモリ4をアクセスしたことを示すフラッ
グ、シーケンサ17をリセットしたことを示すフラッグ
などで構成されている。従来VGAにおいて、CRTコ
ントローラ内に設けられている各種表示制御用レジスタ
の中には、実質必要ないレジスタも含まれているので、
この実施例では、図2のI/Oバッファ21のなかに、
その為のレジスタを設けず、フラッグのみをアドレスフ
ラッグ29として持ち、データ格納容量のダウンサイジ
ングをはかっている。
【0018】グラフィックシステムプロセッサ(GS
P)5(第1グラフィックサブシステム)は描画用コプ
ロセッサであり、高解像度(例えば1024x768画
素)で描画を行う。GSP5はGSPの動作モードや各
種フォーマットの指定を行うためのI/Oレジスタ(1
6ビット長)を有している。このI/Oレジスタを用い
て例えばインターレースモード(CRT)、ノンインタ
ーレースモード(プラズマディスプレイ(PDP)や液
晶表示装置(LCD)等のフラットパネル表示装置)の
選択が行われ、選択された表示装置に対応した表示タイ
ミング制御信号を出力するように構成されている。この
ような、GSP5としては、例えば米国テキサスインス
ツルメント社製のTMS34020が適用できる。
【0019】アドレスバッファ15はVGAモードにお
いて使用されるバッファであり例えばFIFO(Fir
st−In First−Out)レジスタで構成され
ている。アドレスバッファ15はVGAモードにおいて
CPU1から出力されたアドレスデータをアドレスコン
トローラ13を介して順次格納する。すなわち、CPU
3が図1のエリア7cのあるアドレスをアクセスする
と、そのアドレスがアドレスバッファ15にかかれる。
GSP5はアドレスバッファ15をポーリングし、その
アドレスの表示データが書き変わったことを知り、その
アドレスの表示データを読みエリア7aに転送する。こ
のようにすることにより、CPU3による表示データの
書換に対して即GSP5が転送処理を行うので、画面の
処理速度が早くなる。
【0020】フォーマットトランスレータ23は、第2
グラフィックサブシステム(VGA)におけるVRAM
7の表示データの配列を第1グラフィックサブシステム
におけるVRAM7の表示データの配列に変換する。こ
の変換作業は、第1グラフィックサブシステムのVRA
Mにおける表示配列とは異なる表示配列を有する第2グ
ラフィックサブシステムをエミュレートするのに必要で
ある。従って、第2グラフィックサブシステムをエミュ
レートする場合にのみ使用され、第1グラフィックサブ
システムモードでは、この回路はパススルーされる。
【0021】ビデオRAM7は、VGAモードにおいて
使用される第2のビデオRAMエリア7cと高解像度モ
ードにより使用される第1のビデオRAMエリア7aと
で構成される。これらのエリア7a,7bは1つのVR
AMデュアルポートメモリで実現されている。
【0022】なお、VRAM7のシリアルポートから出
力されたビデオデータはアトリビュートコントローラ2
5に供給される。アトリビュートコントローラ25は受
け取ったビデオデータを1画素毎に内部のパレットに出
力する。パレットは受け取った画素に対応したカラー値
をD−A変換器(RAMDAC)27に出力する。RA
MDAC27は受け取ったカラー値を、モニタに出力す
るためのアナログビデオ信号に変換する。
【0023】シーケンサ17は、CPU3とGSP5の
VRAM7に対するアクセス要求を調節する機能を有す
る。VGAモードでは、各レジスタは8ビットで構成さ
れている。
【0024】I/Oバッファ21はVGAモードにおい
て、ホストCPU3から送られてくる制御コマンド、例
えば従来存在したCRTコントローラに対する制御コマ
ンドを保持する。グラフィックスコントローラ19は、
VGAモードを実行するためにもうけられている機能で
あり、グラフィックスインデックスレジスタ(Grap
hics Index Register)、セット・
リセット(Set/Reset)、イネーブルセット・
リセット(Enable Set/Resetregi
ster)、カラーコンペア(Color Compa
reregister),データローテート(Data
Rotate)、リードマップセレクト(Read
Map Select)、グラフィックスモードレジス
タ(Graphics Mode Registe
r)、ミスセラニアスレジスタ(miscellane
ous Register)、カラードントケア(Co
lor Don’tCare)、ビットマスクレジスタ
(Bit MaskRegister)などを備えてい
る。なお、グラフィックスコントローラの詳細について
は、例えば米国Paradaise Systems,
Inc.の”PVGA1A Paradise Vid
eo Graphics Array”に記載されてい
る。以下、この発明の一実施例の動作ついて図3乃至図
7を参照して説明する。
【0025】図3はCPU3の処理を示す動作フローで
ある。電源の立ち上げに応答して、CPU3は、イニシ
ャルプログラムモードをロードし、メモリチェック、レ
ジスタチェックの他、各種初期設定を行なう。次に、C
PU3はGSPプログラムをVRAMエリア7bにダウ
ンロードする。これは、外部記憶装置、例えばフロッピ
ーディスクやハードディスク6からGSPプログラムを
ダウンロードしてもよいし、ROM4からダウンロード
してもよい。次に、ステップ35において、CPU3は
GSP5をイニシャライズする。すなわち、CPU3は
GSP5のメモリクリアや、各種レジスタのセット等の
初期設定処理を行なう。そして、ステップ37におい
て、CPU3は、アプリケーションプログラムを実行す
る。この結果、CPU3は、アプリケーションプログラ
ムに従って、VRAMエリア7cに表示データをセット
する。
【0026】一方、GSP5は図4に示すように、CP
U3によりイニシャライズされることにより、VRAM
エリア7bにセットされたGSPプログラムをフェッチ
し(ステップ41)、解釈、実行する(ステップ4
3)。すなわち、GSP5は、ステップ45においてC
PU3により実行されるアプリケーションプログラムの
表示制御に関する内容に応じて、VRAMエリア7cの
内容をリードし、VRAMエリア7aにイメージ展開す
る。そして、ステップ47において、VRAMエリア7
aをスキャンし、表示装置に表示する。このようにし
て、GSPによりVGAモードがエミュレーションされ
る。以下、アドレスバッファ15を使用する場合の、テ
キストモードでの処理の例を図5を参照して説明する。
【0027】いま、図5のステップ51において、アプ
リケーションプログラムがVRAMエリア7c(VGA
VRAM)のアドレスαのコードを”A”から”B”
に書き換えたとする。アドレスコントローラ13はこの
アドレスの書換えを検知し、アドレスαをアドレスバッ
ファ(FIFOバッファ)15に書き込む。
【0028】GSP5は、ステップ53においてアドレ
スバッファ15をリード(ポーリング)し、ステップ5
5において、バッファ15にアドレスが書かれているか
どうか、すなわちアドレス書換えがあったかどうか判断
する。アドレスの書換えがあった場合には、ステップ5
7において、VGAのテキストコードVRAM(VRA
Mエリア7c)のアドレスαをリードする。次に、ステ
ップ59において、そのアドレスαに書かれている文字
コードをリードして、その文字コードに対応するフォン
トアドレスを計算してアドレスβを求める。次に、ステ
ップ61において、VGAのフォントVRAMのアドレ
スβからフォントをリードする。さらに、ステップ63
において、VGAのアトリビュートVRAMから対応す
るカラーコードをリードする。次に、GSP5はそのカ
ラーコードに対応するパレットデータをI/Oバッファ
21からリードする。次に、GSP5はステップ67に
おいて、VGAのアドレスαに対応するGSPのVRA
Mアドレスγにフォントデータをライトする。次に、ス
テップ71において、アドレスバッファ15のポインタ
を1だけインクリメントし、上述したステップ53乃至
71を繰り返す。この処理は、アドレスバッファ15に
セットされているすべてのアドレスに対する処理が完了
するまで続行される。図6は図5に示す処理動作を概念
的に示す図である。
【0029】図7は、CRT表示装置に表示した場合の
フル画面モードと、フラットパネル表示装置に表示した
場合のフル画面モードを概念的に示す図である。図7に
示すように、CRTの場合は、ピクセルサイズを変更で
きるので、物理的画面一杯に640x480の表示解像
度で表示可能である。しかし、フラットパネル表示装
置、例えば液晶表示装置(LCD)の場合には、ピクセ
ルサイズを変更できない。このため、1024x768
画素のVRAMエリア7aの中に、640x480画素
のウインドウを切り、このウインドウをVGAのフル画
面モードとして表示する。VGAのフル画面モード表示
用に作られたアプリケーションプログラムは、例えば、
VRAMのアドレス0番地に”A”を書きなさいという
ように、プログラムで指定する。従って、GSP5はこ
れを解釈して、第1VRAMエリア7aの所定のウイン
ドウ位置に" A" を表示する。
【0030】なお、図7において、左上の画面と右下の
画面は見た目に同じように見えるが、左上の画面は、ウ
インドウを意識して作られたアプリケーションプログラ
ムの場合であり、ウインドウの切られた位置を認識して
そのウインドウ内のアドレスがアプリケーションプログ
ラムにおいて指定される場合である。右下の画面では、
アプリケーションプログラムは左下に示すように、64
0x480画素のVRAMエリアしか見えず、そのVR
AMエリアの左上をアドレス0番地として指定する場合
である。右下に示すフラットパネル表示装置に表示され
るフル画面モードの場合、1024x768画素のウイ
ンドウのみが有効であるが、GSP5としては常に10
24x768画素の高解像度表示を行なうので、その他
の部分も表示される。
【0031】なお、上記実施例では、第2グラフィック
サブシステムの具体例としてVGAを挙げたが、この発
明は、VGAに限らない。すなわち、第2グラフィック
サブシステムとしては、CRT表示を目的とした表示シ
ステムであれば何であってもよい。
【0032】また、上記実施例では、アドレスバッファ
を設け、このアドレスバッファにセットされたアドレス
に対応するVRAMエリア7cのロケーションの内容を
GSPがVRAMエリア7aに転送して、高速処理を図
っているが、常にVRAMエリア7cをシーケンシャル
にリードして、VRAMエリア7aに転送するようにし
てもよい。
【0033】
【発明の効果】以上述べたように、この発明によれば、
CPUによりアクセスされる、第2グラフィックサブシ
ステム用ビデオRAMエリア(第2ビデオRAMエリ
ア)と、GSPによりアクセスされる、第1グラフィッ
クサブシステム用ビデオRAMエリア(第1ビデオRA
Mエリア)とを備えている。CPUは、第2グラフィッ
クサブシステム用アプリケーションプログラムを実行
し、第2ビデオRAMエリアに表示データを書き込む。
GSPは、第1ビデオRAMエリアの所定の位置に、第
2グラフィックサブシステムにおけるフル画面モードの
表示データを設定し、高解像度(1024x768画
素)で表示を行なう。
【0034】このように、ファームウエアにより、第2
グラフィックサブシステム例えばVGAのフル画面モー
ドを第1グラフィックサブシステム用表示画面(例えば
1024x768画素)のウインドウに切ることができ
るので、第1グラフィックサブシステムのウインドウと
第2グラフィックサブシステムのフル画面モード表示と
の混在表示が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の表示制御方式の一実施例を示す概念
図;
【図2】図1に示す概念を実現した例を示すブロック
図;
【図3】CPUの処理動作を示すフローチャート。
【図4】GSPの処理動作を示すフローチャート。
【図5】VGAモードにおいて、テキストモードでの処
理をエミュレートする場合の処理を示すフローチャー
ト。
【図6】図5に示す処理フローの動作を示す概念図。
【図7】第1グラフィックサブシステムのウインドウと
第2グラフィックサブシステムのフル画面モードでの表
示画面をフラットパネル表示装置に混在表示させること
を示す概念図。
【符号の説明】
1…システムバス、3…CPU、5…グラフィックシス
テムプロセッサ(GSP)、7…ビデオRAM(VRA
M)、13…アドレスコントローラ、15…アドレスバ
ッファ、17…シーケンサ、19…グラフィックスコン
トローラ、21…I/Oバッファ、23…フォーマット
トランスレータ、25…属性コントローラ、27…RA
MDAC、29…アドレスフラッグ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高解像度フラットパネル表示装置をサポ
    ートする第1グラフィックサブシステムと;前記第1グ
    ラフィックサブシステムを用いて、低解像度表示装置を
    サポートする第2グラフィックサブシステムをエミュレ
    ートする手段と;および前記第1グラフィックサブシス
    テムのウインドウ表示と第2グラフィックサブシステム
    のフル画面モードでの表示を混在して前記フラットパネ
    ル表示装置の同一画面上に表示する手段とを備えたこと
    を特徴とする表示制御方式。
  2. 【請求項2】 フラットパネル表示装置をサポートする
    第1グラフィックサブシステムと;前記第1グラフィッ
    クサブシステムを用いて、CRT表示装置をサポートす
    る第2グラフィックサブシステムをエミュレートする手
    段と;および前記第1グラフィックサブシステムのウイ
    ンドウ表示と第2グラフィックサブシステムのフル画面
    モードでの表示を混在して前記フラットパネル表示装置
    の同一画面上に表示する手段とを備えたことを特徴とす
    る表示制御方式。
JP3344714A 1991-12-26 1991-12-26 表示制御方式 Pending JPH05173745A (ja)

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