JPH05173554A - 表示装置付自動演奏装置 - Google Patents

表示装置付自動演奏装置

Info

Publication number
JPH05173554A
JPH05173554A JP3357547A JP35754791A JPH05173554A JP H05173554 A JPH05173554 A JP H05173554A JP 3357547 A JP3357547 A JP 3357547A JP 35754791 A JP35754791 A JP 35754791A JP H05173554 A JPH05173554 A JP H05173554A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
performance
screen data
screen
storage means
performance information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3357547A
Other languages
English (en)
Inventor
Mayumi Ino
真弓 猪野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP3357547A priority Critical patent/JPH05173554A/ja
Publication of JPH05173554A publication Critical patent/JPH05173554A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Auxiliary Devices For Music (AREA)
  • Electrophonic Musical Instruments (AREA)
  • Transforming Electric Information Into Light Information (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 自動演奏終了時に終了画面を表示し、また演
奏情報に関連づけて画面データを切り換え、演奏の終了
や演奏情報の移り変わり等が表示内容により分るように
することを目的とする。 【構成】 自動演奏メモリ部7は、複数のトラックに分
割されており、各トラックに曲を構成する演奏情報が記
憶されている。表示画面メモリ部8に複数の演奏中画面
データと演奏終了画面データを記憶している。CPU2
は、スイッチ部4でトラックが指定されると、指定され
たトラックの演奏情報を読み取り、読み取った演奏情報
の音処理データに基づいて表示画面メモリ部8から読み
出す演奏中画面データを切り換える。また、CPU2
は、曲の演奏が終了すると、表示画面メモリ部8から終
了画面データを読み出す。表示画面メモリ部8から読み
出した演奏中画面データ及び終了画面データをLCD表
示装置10に表示出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、表示装置付自動演奏装
置に関し、詳しくは、自動演奏される曲に連動して画面
表示を行なう自動演奏装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近時、電子楽器の高機能化や自動演奏装
置の高機能化に伴って、単音から成る演奏だけでなく、
複数の異なる楽音を同時に発生できる電子楽器や自動演
奏装置が開発されている。また、このような電子楽器や
自動演奏装置においても、表示装置を備えたものが出現
している。このような従来の表示装置を備えた自動演奏
装置においては、表示装置には、主に、自動演奏される
曲の曲名や、楽器自体の機能あるいは楽器の操作方法等
を表示するのに使用されている。また、従来、自動演奏
装置や電子楽器の販売に際し、店頭等でデモンストレー
ションを行うために、演奏モードとは別にデモンストレ
ーションモードを設け、表示装置に、上記曲名や操作方
法とは異なるデモンストレーション用の画面データ等を
表示することが提案されている。このような従来の表示
装置付自動演奏装置においては、自動演奏する曲の演奏
情報とは何等関係なく画面データを有しているため、画
面データが演奏曲の演奏状態と無関係な表示内容となっ
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の表示装置付自動演奏装置にあっては、自動演
奏する曲の演奏情報とは何等関係なく画面データを有し
ているため、画面データが演奏曲の演奏状態と無関係な
表示内容となっており、曲の演奏状態、特に終了時が分
らず、表示情報としては、利用性が少なく、面白味のな
いものとなっていた。そこで、本発明は、自動演奏され
る曲の終了等の演奏状態に応じて、また曲の演奏内容に
連動して表示内容が変化するようにし、表示情報の利用
性を向上させるとともに、表示内容を面白味のあるもの
にすることを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、自動演奏される曲の演奏情
報を記憶する演奏情報記憶手段と、前記演奏情報記憶手
段に記憶されている演奏情報を順次読み出して自動演奏
を行なう演奏手段と、画面データを記憶する画面データ
記憶手段と、前記演奏手段が曲の演奏を終了したとき、
前記画面データ記憶手段に記憶されている画面データを
読み出す画面データ読出手段と、前記画面データ読出手
段により読み出された画面データに基づいて表示を行う
表示手段と、を備えたことを特徴としている。この場
合、例えば、請求項2に記載するように、前記画面デー
タ記憶手段が、複数の画面データを記憶し、前記画面デ
ータ読出手段が、該画面データ記憶手段に記憶されてい
る複数の画面データを順次読み出し、前記表示手段が該
画面データを連続して表示出力するようにしてもよい。
また、請求項3記載の発明は、前記画面データ記憶手段
が、演奏中に表示する複数の演奏中画面データと演奏終
了時に表示する終了画面データとを記憶し、前記画面デ
ータ読出手段が、前記演奏情報記憶手段から前記演奏手
段により順次読み出される演奏情報の変化に基づいて前
記画面データ記憶手段から読み出す演奏中画面データを
切り換えるとともに、前記演奏手段による曲の演奏が終
了したとき、前記画面データ記憶手段に記憶されている
終了画面データを読み出すことを特徴としている。この
場合、例えば、請求項4に記載するように、前記画面デ
ータ読出手段が、前記演奏手段の読み取った演奏情報の
うちの音色データが切り換わったときに、前記画面デー
タ記憶手段から読み出す演奏中画面データを切り換える
ようにしてもよく、また、請求項5に記載するように、
前記演奏情報記憶手段が、前記演奏情報内に演奏情報と
関係付けて挿入された切換情報及び終了情報を記憶し、
前記演奏手段が該切換情報を読み出したときに、前記表
示選択手段が、前記画面データ記憶手段から読み出す演
奏中画面データを切り換え、前記演奏手段が該終了情報
を読み出したとき、前記画面データ記憶手段の記憶して
いる終了画面データを読み出すようにしてもよい。さら
に、請求項6に記載するように、前記演奏情報記憶手段
が、自動演奏される曲の演奏情報を複数の記憶領域に分
割して記憶し、該演奏情報記憶手段に設定されている記
憶領域のいずれか一つを選択する選択手段を有し、前記
演奏手段が、該選択手段により選択された記憶領域に記
憶されている演奏情報を順次読み出して自動演奏を行な
うようにしてもよく、このとき、請求項7に記載するよ
うに、前記画面データ記憶手段が、前記複数の記憶領域
にそれぞれ複数の演奏中画面データを記憶し、前記選択
手段の選択した前記演奏情報記憶手段の記憶領域に応じ
て、前記画面データ読出手段が、前記画面データ記憶手
段の記憶領域を選択するとともに、前記演奏手段により
読み出される演奏情報の変化に基づいて、前記画面デー
タ記憶手段の選択した記憶領域に記憶されている画面デ
ータのいずれか一つを選択するようにしてもよい。ま
た、例えば、請求項8に記載するように、前記画面デー
タ記憶手段が、前記複数の記憶領域にそれぞれ複数の終
了画面データを記憶し、前記選択手段の選択した前記演
奏情報記憶手段の記憶領域に応じて、前記画面データ読
出手段が、前記画面データ記憶手段の記憶領域を選択し
て該記憶領域に記憶されている終了画面データを読み出
すようにしてもよい。
【0005】
【作用】請求項1記載の発明によれば、自動演奏される
曲の演奏情報が、演奏情報記憶手段に記憶されており、
この演奏情報記憶手段に記憶されている演奏情報を、演
奏手段が順次よみだして自動演奏を行なう。また、画面
データを画面データ記憶手段に記憶し、前記演奏手段が
曲の演奏を終了したとき、画面データ読出手段が、前記
画面データ記憶手段に記憶されている画面データを読み
出す。この場合、画面データ記憶手段が、複数の画面デ
ータを記憶し、画面データ読出手段が、該画面データ記
憶手段に記憶されている複数の画面データを順次読み出
すようにしてもよい。このようにして画面データ読出手
段により読み出された画面データに基づいて表示手段に
より画面表示を行う。したがって、自動演奏が終了した
ときに、終了したことを示す画面を表示出力することが
でき、自動演奏の終了を画面表示により容易に知ること
ができる。また、自動演奏の終了時に、自動演奏の終了
を示す複数の画面を連続して表示出力することができ、
表示内容を面白みのあるものにすることができる。請求
項3記載の発明では、前記画面データ記憶手段が、演奏
中に表示する複数の演奏中画面データと演奏終了時に表
示する終了画面データとを記憶し、前記画面データ読出
手段が、前記演奏情報記憶手段から前記演奏手段により
順次読み出される演奏情報の変化に基づいて前記画面デ
ータ記憶手段から読み出す演奏中画面データを切り換え
るとともに、前記演奏手段による曲の演奏が終了したと
き、前記画面データ記憶手段に記憶されている終了画面
データを読み出す。この場合、前記画面データ読出手段
が、前記演奏手段の読み取った演奏情報のうちの音色デ
ータが切り換わったときに、前記画面データ記憶手段か
ら読み出す演奏中画面データを切り換えるようにしても
く、また、前記演奏情報記憶手段が、前記演奏情報内に
演奏情報と関係付けて挿入された切換情報及び終了情報
を記憶し、前記演奏手段が該切換情報を読み出したとき
に、前記表示選択手段が前記画面データ記憶手段から読
み出す演奏中画面データを切り換え、前記演奏手段が該
終了情報を読み出したとき、前記画面データ記憶手段の
記憶している終了画面データを読み出すようにしてもよ
い。したがって、演奏情報に合わせて、画面データを切
り換えて表示出力させることができ、自動演奏される曲
の内容に連動して表示内容を変化させることができると
ともに、自動演奏が終了したときに、終了したことを示
す画面を表示出力することができる。その結果、演奏曲
の内容の移り変わりや曲構成等を表示内容により知るこ
とができるとともに、自動演奏の終了を画面表示により
容易に知ることができ、表示情報の利用性を向上させる
ことができるとともに、表示内容を面白味のあるものと
することができる。請求項6記載の発明では、前記演奏
情報記憶手段が、自動演奏される曲の演奏情報を複数の
記憶領域に分割して記憶し、選択手段が、該演奏情報記
憶手段に設定されている記憶領域のいずれか一つを選択
する。前記演奏手段が、該選択手段により選択された記
憶領域に記憶されている演奏情報を順次読み出して自動
演奏を行なう。この場合、前記画面データ記憶手段が、
前記複数の記憶領域にそれぞれ複数の演奏中画面データ
を記憶し、前記選択手段の選択した前記演奏情報記憶手
段の記憶領域を選択するとともに、前記演奏手段に読み
出される演奏情報の変化に基づいて、前記選択手段の選
択した記憶領域に記憶されている画面データのいずれか
一つを選択するようにしてもよく、また、前記画面デー
タ記憶手段が、複数の記憶領域にそれぞれ複数の終了画
面データを記憶し、前記選択手段の選択した前記演奏情
報記憶手段の記憶領域に応じて、前記画面データ読出手
段が、前記画面データ記憶手段の記憶領域を選択して該
記憶領域に記憶されている終了画面データを読み出すよ
うにしてもよい。したがって、曲毎に異なる画面データ
を曲の演奏内容に合せて切り換えることができ、より一
層演奏曲の内容の移り変わりや曲構成等を分りやすくす
ることができる。また、自動演奏が終了したときに、終
了したことを示す画面を曲に合せ変えることができ、表
示内容をより一層面白味のあるものとすることができ
る。
【0006】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づいて具体的に説
明する。図1〜図42は、本発明に係る表示装置付自動
演奏装置の一実施例を示す図であり、電子楽器に適用し
たものである。
【0007】図1は、電子楽器1のブロック図であり、
電子楽器1は、CPU(Central Processing Unit)
2、タイマークロック3、スイッチ部4、鍵盤部5、ス
テップカウンター6、自動演奏メモリ部7、表示画面メ
モリ部8、表示制御部9、LCD表示装置10、音色パ
ラメータメモリ部11、音源20、及びサウンドシステ
ム40等を備えている。この電子楽器1は、発音チャン
ネルを7個備え、いわゆるポリフォニック演奏を行な
う。
【0008】タイマークロック3は、一定周期のクロッ
クパルスを発生し、CPU2に出力する。CPU2は、
タイマークロック3から入力されるクロックパルスによ
りその動作周期を設定する。
【0009】CPU2は、ROM(Read Only Memor
y)、RAM(Random Access Memory)及び種々のレジ
スタを備え、ROM内には、電子楽器1としての処理プ
ログラム、特に、演奏終了時の画面表示を行なう演奏終
了表示処理や演奏情報と表示内容とを連動させて表示出
力する表示処理プログラム等を記憶している。CPU2
は、ROM内のプログラムに従って電子楽器1の各部を
制御し、電子楽器1としての処理、特に、演奏終了時の
表示処理や演奏情報と連動した表示出力処理を行なう。
CPU2には、図2〜図14に示すように、音色レジス
タTNR(図2)、ベロシティレジスタVER(図
3)、オクターブレジスタOCR(図4)、キーレジス
タKER(図5)、ステップタイムレジスタSTR0〜6
(図6)、ゲートタイムレジスタGTR0〜6(図7)、
ステップカウンタSC0〜6(図8)、前画面レジスタZ
GR(図9)、発音ラインレジスタn(図10)、画面
ナンバーレジスタG(図11)、ラインゲートタイムレ
ジスタLGR0〜6(図12)、エンドフラグレジスタE
(図13)及び前音色データレジスタZTNR(図1
4)が設けられており、後述する自動演奏処理及び演奏
情報と連動した表示出力処理に利用する。
【0010】スイッチ部4は、電子楽器1に種々の命令
を入力するためのスイッチを総称したものであり、例え
ば、自動演奏とマニュアル演奏等のモード切換スイッ
チ、自動演奏の開始を指示する演奏スタートスイッチ、
LCD表示装置10に表示出力を開始させるためのスタ
ートスイッチ4a(図15参照)、この表示出力を停止
させるためのストップスイッチ4b(図15参照)、電
源スイッチ及び自動演奏メモリ部7のトラックを選択す
るトラックスイッチ等である。
【0011】鍵盤部5は、電子楽器1を使用してマニュ
アル演奏を行なう場合に使用する。
【0012】ステップカウンター6は、各チャンネルの
処理ステップをカウントするためのカウンターである。
【0013】自動演奏メモリ部(演奏情報記憶手段)7
は、複数の記憶領域に分割、例えば、トラック形式に分
割されており、各トラックにはそれぞれ演奏曲の演奏情
報が記憶される。この自動演奏メモリ部7の複数に分割
された各トラックに記憶される演奏曲の演奏情報は、例
えば、図16〜図19に示すように、音色データ、ベロ
シティデータ、オクターブデータ、キーナンバーデー
タ、ステップタイムデータ及びゲートタイムデータ等で
ある。音色データとベロシティデータは、図16に示す
ように、音色データとベロシティデータで1バイト構成
となっており、その上位4ビットに、0〜14の音色デ
ータが、その下位4ビットに、0〜15のベロシティデ
ータが格納される。また、図17に示すように、オクタ
ーブデータとキーナンバーデータで1バイト構成となっ
ており、その上位4ビットに、0〜7のオクターブデー
タが、その下位4ビットに0〜11のキーナンバーデー
タが格納される。さらに、図18及び図19に示すよう
に、ステップタイムデータ及びゲートタイムデータは、
それぞれが1バイト構成となっており、00〜FEの値
を取り得る。
【0014】表示画面メモリ部8は、複数の画面データ
が記憶されている。この画面データの記憶方式は限定さ
れないが、例えば、自動演奏メモリ部7の分割されたト
ラックに対応する数の記憶領域に分割されており、各記
憶領域に、複数の演奏中画面データが記憶されるととも
に、別の記憶領域に、終了画面データが記憶される。こ
の表示画面メモリ部8に記憶されている画面データは、
CPU2により表示制御部9にアドレスデータが出力さ
れ、表示制御部9により表示画面メモリ部8から読み出
される。
【0015】LCD表示装置10は、図15に示すよう
に、所定の表示面積を有し、表示制御部9の制御下で駆
動されて、種々の情報、特に画面情報を表示する。な
お、LCD表示装置10の近くに、上記スタートスイッ
チ4a、ストップスイッチ4bが設けられている。
【0016】音色パラメータメモリ部11は、音源20
により楽音を生成するのに必要な音色パラメータを記憶
しており、この音色パラメータメモリ部11の音色パラ
メータを前記自動演奏メモリ部7の音色データに基づい
てCPU2が読み出す。
【0017】音源20は、音色パラメータバッファ2
1、楽音生成部30及びD/A変換器22を備えてお
り、音色パラメータバッファ21は、CPU2が音色パ
ラメータメモリ11から読み出し、転送してきた音色パ
ラメータを一時記憶する。
【0018】楽音生成部30は、DCO(Digital Cont
rolled Oscillator)31、DCW(Digital Controlle
d Wave)32、DCA(Digital Controlled Amplifie
r)33、エンベロープ発生器34、35、36を備え
ている。DCO31は、発生楽音の基本波形を発生し、
エンベロープ発生器34は、その時間的な変化を決める
エンベロープ波形をDCO31に出力する。DCW32
は、DCO31の出力した波形に対して、音色を制御
し、エンベロープ発生器35は、その時間的な変化を決
定するエンベロープ波形をDCW32に出力する。DC
A33は、DCW32の出力波形に対してその音量を制
御し、エンベロープ発生器36は、その時間的な変化を
決定するエンベロープ波形をDCA33に出力する。こ
の楽音生成部30は、電子楽器1のチャンネル数、すな
わち、本実施例では、7個設けられており、各楽音生成
部30で生成されたディジタル楽音信号は、D/A変換
器22に出力され、D/A変換器22は、入力されるデ
ィジタル楽音信号をアナログ信号に変換して、サウンド
システム40に出力する。
【0019】サウンドシステム40は、通常のサウンド
システムであり、例えば、アンプやスピーカ等で構成さ
れている。
【0020】次に、作用を、図20〜図28に示すフロ
ーチャートに基づいて説明する。図20は、CPU2の
メイン処理を示しており、電子楽器1の電源が投入さ
れ、スタートスイッチ4aがONされると(ステップS
1)、CPU2は、まず、イニシャル処理を行なう(ス
テップS2)。
【0021】イニシャル処理では、自動演奏メモリ部7
の各トラックのアドレスを指定するステップカウンタS
C0〜6に最初の演奏情報を指定するために、初期値をセ
ットする。
【0022】すなわち、イニシャル処理は、図21に示
すように、まず、各ステップカウンタSC0〜6に初期値
を設定して、各チャンネルの演奏データを初期設定する
ことにより演奏の準備処理を行ない(ステップI1)、
現在の画面NO.(ナンバー)、すなわち、スタートスイ
ッチ4aが投入されたときにLCD表示装置10に表示
されている画面No.を前画面レジスタZGRに転送し
て、セットする(ステップI2)。次に、ラインゲート
タイムレジスタLGR0〜6にセット可能な最大値である
FFをセットして、発音しない状態(消音状態)にセッ
トする(ステップI3)。その後、発音ラインレジスタ
n、すなわち、7チャンネルの内のどの発音チャンネル
であるかを示すデータがセットされる発音ラインレジス
タnに「0」をセットし(ステップI4)、自動演奏メ
モリ部7のトラックNO.nのデータ領域の1番目のバイ
トデータ、すなわち、1番目のチャンネルのステップタ
イムのデータをステップタイムレジスタSTRnへ転送
する(ステップI5)。このトラックNo.nが「6」か
どうか、すなわち全チャンネル数のトラック分の処理を
完了したかどうかチェックし(ステップI6)、トラッ
クNo.nが「6」でないときには、全てのチャンネル分
の処理を完了していないと判断して、ステップカウンタ
SCn及び発音ラインレジスタnを「1」だけインクリ
メントしてステップI5に移行する(ステップI7、I
8)。同様の処理を行ない、ステップI6で発音ライン
レジスタnの値が「6」になると、イニシャル処理を終
了する。
【0023】イニシャル処理を終了すると、図20のメ
イン処理に戻って、スイッチ部4を走査し、トラックス
イッチがONされたかどうかチェックする(ステップS
3)。トラックスイッチがONされると、選択されたト
ラックNo.をレジスタTRNにセットし(ステップS
4)、発音ラインレジスタnを「0」にセットする(ス
テップS5)。
【0024】次に、ステップタイムレジスタSTRnが
「0」かどうか、すなわち、次の演奏データの読み込み
処理が必要かどうかチェックし(ステップS6)、ステ
ップタイムレジスタSTRnが「0」のときには、ステ
ップ処理を行なう(ステップS7)。
【0025】このステップ処理は、図22に示すよう
に、まず、ステップデータからSCn〜SCn+3分のバ
イトデータ、すなわち図16〜図19に示す演奏データ
を読み込み(ステップST1)、レジスタセット処理、
すなわち読み込んだ演奏データを各レジスタにセットす
る処理を行なう(ステップST2)。
【0026】レジスタセット処理を完了すると、ステッ
プカウンタSCnを「4」だけ加算してステップデータ
のポインタを「4」だけ進め、次のステップ処理の準備
を行なう(ステップST3)。ステップカウンタSCn
の処理を完了すると、発音処理を行ない(ステップST
4)、ステップ処理を終了する。
【0027】このステップ処理で行なわれるレジスタセ
ット処理は、図23に示すように、最初(1TH)のバ
イトの上位4ビットデータ、すなわち音色データ(図1
6参照)を音色レジスタTNRへ(ステップRS1)、
最初のバイトの下位4ビットデータ、すなわちベロシテ
ィデータ(図16参照)をベロシティレジスタVERへ
(ステップRS2)、次に、2番目(2TH)のバイト
の上位4ビットデータ、すなわちオクターブデータ(図
17参照)をオクターブレジスタOCRへ(ステップR
S3)、2番目のバイトの下位4ビットデータ、すなわ
ちキーナンバーデータ(図17参照)をキーレジスタK
ERへ(ステップRS4)、さらに、3番目(3TH)
のバイトデータ、すなわちステップタイムデータ(図1
8参照)を該当するチャンネルのステップタイムレジス
タSTRnへ(ステップRS5)、最後に、4番目(4
TH)のバイトデータ、すなわちゲートタイムデータ
(図19参照)を該当するチャンネルのゲートタイムレ
ジスタGTRnへ転送する(ステップRS6)。以上に
よりレジスタセット処理を終了する。
【0028】また、上記ステップ処理で行なわれる発音
処理は、図24に示すように、まず、発音ラインレジス
タnの値がレジスタTRNにセットされているトラック
No.の値と一致するかどうか、すなわち発音ラインが表
示切換ラインかどうかチェックし(ステップH1)、発
音ラインレジスタnの値とレジスタTRNの値が一致し
ないときには、表示切換ラインではないと判断して、当
該発音ラインレジスタnに音色レジスタTNR、ベロシ
ティレジスタVER、オクターブレジスタOCR、キー
レジスタKERの値を転送する(ステップH2)。この
発音ラインレジスタnに転送した演奏情報を音源20に
転送し、音源20により楽音波形を生成して、サウンド
システム40から楽音を発生させる。このとき、音色デ
ータは、そのままでは音源20に転送されず、CPUが
音色データに基づいて音色パラメータメモリ部11から
音色パラメータを読み出し、読み出した音色パラメータ
を音源20に転送する。次に、ゲートタイムレジスタG
TRnの値をラインゲートタイムレジスタLGRnに転送
して、セットする(ステップH3)。
【0029】一方、ステップH1で、発音ラインレジス
タnの値がレジスタTRNの値と一致するときには、表
示切換ラインであると判断して、表示切換処理を行なう
(ステップH4)。
【0030】この表示切換処理は、図25に示すよう
に、まず、現在の音色レジスタTNRの値と前音色デー
タレジスタZTNRの値が一致するかどうか、すなわち
同じ音色のデータかどうかチェックし(ステップGS
1)、一致するときには、同じ音色であると判断して、
画面データの切り換えを行なわずにそのまま処理を終了
する。一致しないときには、音色が変ったと判断して、
まず、現在の音色レジスタTNRの値を前音色データレ
ジスタZTNRにセットし(ステップGS2)、次に、
音色レジスタTNRのデータを画面読出データに変換し
て、画面ナンバーレジスタGにセットする(ステップG
S3)。この画面ナンバーレジスタGに対応する画面デ
ータを表示画面メモリ部8から読み出して、LCD10
に表示出力させる(ステップGS4)。
【0031】表示切換処理を完了すると、図24の発音
処理に戻り、上記同様に、発音ラインレジスタnに音色
レジスタTNR、ベロシティレジスタVER、オクター
ブレジスタOCR及びキーレジスタKERの値を転送し
(ステップH2)、ゲートタイムレジスタGTRnの値
をラインゲートタイムレジスタLGRnに転送して、セ
ットする(ステップH3)。
【0032】この発音処理が終了すると、図22のステ
ップ処理に戻り、この発音処理が完了することによりス
テップ処理も完了する。
【0033】ステップ処理が完了すると、図20のメイ
ン処理に戻り、ラインゲートタイムレジスタLGRnが
「FF」であるかどうかチェックする(ステップS
8)。このラインゲートタイムレジスタLGRnは、こ
のメイン処理の途中で、図1のタイマークロック発生器
3から入力される所定のクロック信号により発生するタ
イマー割込み処理により、減算処理される。
【0034】すなわち、図26に示すように、タイマー
割込みが入ると、発音ラインレジスタnに「0」をセッ
トし(ステップIT1)、ステップタイムレジスタST
Rnの値を「1」だけディクリメントする(ステップI
T2)。次に、ラインゲートタイムレジスタLGRnの
値が「FF」、すなわち、発音停止データであるかどう
かチェックし(ステップIT3)、ラインゲートタイム
レジスタLGRnが「FF」でないとき、すなわち発音
中のラインのときには、ラインゲートタイムレジスタL
GRnの値を「1」だけ減算(ディクリメント)し(ス
テップIT4)、ラインゲートタイムレジスタLGRn
が「0」になったかどうか、すなわち、ゲートタイムが
経過したかどうかチェックする(ステップIT5)。ラ
インゲートタイムレジスタLGRnが「0」になったと
きには、発音時間が経過したのであるから、発音ライン
レジスタnにOFF命令を転送して、音源20に発音を
停止させ(ステップIT6)、ラインゲートタイムレジ
スタLGRnに発音が完了したことを示すデータを「F
F」をセットする(ステップIT7)。
【0035】次に、発音ラインレジスタnが「6」にな
ったかどうか、すなわち、発音ラインの全て(全チャン
ネル)を処理したかどうかチェックし(ステップIT
8)、発音ラインレジスタnが「6」でないときには、
発音ラインレジスタnの値を「1」だけインクリメント
して、ステップIT2に戻る。その後、同様に処理を行
ない、ステップIT3でラインゲートタイムレジスタL
GRnが「FF」であるときには、すなわち、発音中で
ないときには、既に発音処理が完了しているので、ライ
ンゲートタイムレジスタLGRnの減算処理を行なわ
ず、ステップIT8に移行し、また、ステップIT5
で、ラインゲートタイムレジスタLGRnの値が「0」
でないときには、まだ発音時間が経過していないと判断
して、ステップIT8に移行する。ステップIT8で、
発音ラインレジスタnの値が「6」になると、全ての発
音ラインのタイマー割込み処理が完了したと判断して、
処理を終了する。
【0036】このようにしてタイマー割込み処理を行な
う毎に、ステップタイムレジスタSTRnの値が減算さ
れ、STRn=「0」となると、ステップ処理により新
たなステップタイムが読み込まれる。この新たなステッ
プタイムレジスタSTRnの値を図20のメイン処理の
ステップS8でチェックし、ステップタイムレジスタS
TRnが「FF」でないとき、すなわち、初オンライン
nが自動演奏終了でないときには、ステップS11に移
行して、ストップスイッチ4bがONされたかどうかチ
ェックする。ストップスイッチ4bがONされないとき
には、ステップS12に移行して、発音ラインレジスタ
nが「6」かどうか、すなわち、全てのチャンネルにつ
いてメイン処理を完了したかどうかチェックし、発音ラ
インレジスタnが「6」でないときに、発音ラインレジ
スタnの値を「1」だけインクリメントして、ステップ
S6に戻る。
【0037】ステップS6で、ステップタイムレジスタ
STRnが「0」でないと判断されたときには、ステッ
プ処理を行なうことなく、ステップS12に移行して、
発音ラインレジスタnをチェックし、発音ラインレジス
タnが「6」でないときには、同様に発音ラインレジス
タnの値を「1」だけインクリメントしてステップS6
に戻る。
【0038】ステップS12で、発音ラインレジスタn
が「6」になると、ステップS3に戻り、トラックスイ
ッチがいずれのトラックを指定しているかどうかチェッ
クし、指定されたトラックNo.のレジスタTRNへのセ
ットを行ない(ステップS4)、発音ラインレジスタn
をリセットする(ステップS5)。
【0039】ステップS8で、ステップタイムレジスタ
STRnが「FF」になったときには、ラインnの自動
演奏が終了したと判断して、エンドフラグレジスタEの
当該ラインに該当するnビット目を「1」とし(ステッ
プS9)、エンドフラグレジスタEが7F、すなわちラ
インnが自動演奏終了となったかどうかチェックする
(ステップS10)。エンドフラグレジスタEの値が
「7F」でないときには、当該演奏がまだ当該演奏曲の
最後まで終了していないと判断して、ストップスイッチ
4bがONされたかどうかチェックし(ステップS1
1)、ストップスイッチ4bがONされていないときに
は、ステップS12に移行して、同様の処理を繰り返
す。
【0040】このように、本実施例によれば、演奏情報
としての音色データが切り換わったことをCPU2が読
み出す毎に、図27〜図40に示すように、順次画面デ
ータ(演奏中画面データ)が切り換わり、最終的にピア
ノの鍵盤の画面が完成する。したがって、演奏情報に基
づいてLCD表示装置10に表示する画面データを切り
換えることができ、演奏曲の移り変わりやパートの切り
換わり等をLCD表示装置10に表示される画面表示に
より、容易、かつ明確に知ることができる。その結果、
LCD表示装置10の表示内容の利用性を向上させるこ
とができるとともに、より一層面白味のあるものとする
ことができる。
【0041】再び、図20において、ステップS10
で、エンドフラグレジスタEの値が「7F」になると、
当該演奏曲演奏が最後まで終了したと判断して、ストッ
プ処理を行なう(ステップS14)。また、このストッ
プ処理は、ステップS11でストップスイッチ4bがO
Nされたときにも行なわれ、ストップ処理を行なうこと
により、自動演奏処理を及び演奏情報に関連付けた表示
画面の切換処理を終了する。
【0042】このストップ処理は、図41に示すよう
に、まず、全発音ラインにOFF命令を送り、音源20
に全ての発音ラインの楽音の発生を停止させる(ステッ
プES1)。すなわち、エンドフラグレジスタEに「F
F」をセットし、全ての楽音の発生を停止させる。次
に、array[T]番目の画面データを表示画面メモ
リ部8から読み出し、LCD表示装置10に表示出力さ
せる。この表示画面メモリ部8のarray[T]番目
には、終了画面データが記憶されており、LCD表示装
置10に終了画面が表示されることとなる。この終了画
面としては、例えば、図42に示すようなものである。
【0043】この終了画面の表示を行なうと、表示時間
を設定する変数Mに「0」を代入し(ステップES
3)、変数Mが予め設定された所定の定数になったかど
うかチェックする(ステップES4)。変数Mが所定の
定数になっていないときに、一定のウエイト時間をおい
た後(ステップES5)、変数Mをインクリメントし
(ステップES6)、ステップES4に戻って、再度、
変数Mが定数になったかどうかチェックする。所定の表
示時間が経過して、変数Mが定数になると、array
[ZGR]番目の画面データを表示画面メモリ部8から
読み出し、LCD表示装置10に出力して、ストップ処
理を終了する(ステップES7)。このarray[Z
GR]番目の画面データは、図21のイニシャル処理の
ステップI2で前画面レジスタZGRにセットしたデー
タに基づいて表示画面メモリ部8から読み出され、スタ
ートスイッチ4aが投入されたときにLCD表示装置1
0に表示されていた画面データである。したがって、L
CD表示装置10には、スタートスイッチ4aが投入さ
れたときにLCD表示装置10に表示されていた画面が
表示される。
【0044】このように、本実施例によれば、演奏情報
に基づいてLCD表示装置10に表示する画面データを
切り換えることができるとともに、曲の演奏が終了した
とき、曲の演奏の終了を示す特別の画面を表示すること
ができ、演奏曲の移り変わりやパートの切り換わり等を
LCD表示装置10に表示される画面表示により、容
易、かつ明確に知ることができるとともに、曲の演奏が
終了したことをLCD表示装置10に表示される画面に
より、容易、かつ明確に知ることができる。その結果、
LCD表示装置10の表示内容の利用性を向上させるこ
とができるとともに、より一層面白味のあるものとする
ことができる。
【0045】図43〜図51は、本発明に係る表示装置
付自動演奏装置の他の実施例を示す図であり、上記実施
例が演奏終了時に終了画面として設定した1つの画面の
みを表示するのに対して、本実施例は、複数の終了画面
データを用意し、順次切り換えて表示を行なうものであ
る。
【0046】本実施例は、上記同様の電子楽器に適用し
たものであり、ストップ処理のみが異なる。そこで、ス
トップ処理のみについて、図43に基づいて説明する。
まず、全発音ラインにOFF命令を送り、音源20に全
ての発音ラインの楽音の発生を停止させる(ステップE
S11)。次に、変数Mに「0」を代入し(ステップE
S12)、array[A][M]番目の画面データを
表示画面メモリ部8から読み出し、LCD表示装置10
に表示出力させる(ステップES13)。この表示画面
メモリ部8のarray[A]には、複数の終了画面デ
ータが記憶されており、ステップES13で、このar
ray[A]の中の[M]番目の終了画面データを読み
出す。すなわち、最初の処理サイクルでは、array
[A]の最初の終了画面データを読み出し、LCD表示
装置10に表示する。
【0047】次に、変数Mが予め設定された所定の定数
になったかどうかチェックし(ステップES14)。変
数Mが所定の定数になっていないときに、一定のウエイ
ト時間をおいた後(ステップES15)、変数Mをイン
クリメントし(ステップES16)、ステップES13
に戻って、array[A]のインクリメントした
[M]番目の終了画面データを読み出して、表示出力さ
せる。この表示出力を行なう毎に、変数Mが定数になっ
たかどうかチェックし、変数が所定の定数になるまで終
了画面データを順次切り換えて表示出力する。所定の表
示時間が経過して、変数Mが定数になると、array
[ZGR]番目の画面データを表示画面メモリ部8から
読み出し、LCD表示装置10に出力して、ストップ処
理を終了する(ステップES17)。このarray
[ZGR]番目の画面データは、図21のイニシャル処
理のステップI2で前画面レジスタZGRにセットした
データに基づいて表示画面メモリ部8から読み出され、
スタートスイッチ4aが投入されたときにLCD表示装
置10に表示されていた画面データである。したがっ
て、LCD表示装置10には、スタートスイッチ4aが
投入されたときにLCD表示装置10に表示されていた
画面が表示される。
【0048】したがって、曲の演奏が終了すると、図4
4から図51に示すように、終了画面が順次切り換えら
れて表示出力され、図51に示す最終画面になったとこ
ろで、終了画面の表示を終了して、スタートスイッチ4
aが投入されたときの初期画面に切り換わる。その結
果、演奏の終了をより一層容易に確認することができる
とともに、表示内容をより一層面白味のあるものとする
ことができる。
【0049】なお、図51は、図42に示した終了画面
と同様の画面である。
【0050】また、上記実施例では、演奏中の画面デー
タの切り換えを音色データに基づいて行なっているが、
これに限るものではなく、他の演奏情報や、演奏情報に
関連づけて表示画面メモリ部8に記憶させた切換情報に
より演奏中の画面データの切り換えを行なってもよい。
【0051】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、自動演奏
が終了したときに、終了したことを示す画面を表示出力
するようにしているので、自動演奏の終了を画面表示に
より容易に知ることができる。
【0052】請求項2記載の発明によれば、自動演奏の
終了時に、自動演奏の終了を示す複数の画面を連続して
表示出力することができるので、自動演奏の終了を画面
表示により知ることができるとともに、表示内容を面白
みのあるものとすることができる。
【0053】請求項3記載の発明によれば、演奏情報に
合わせて、画面データを切り換えて表示出力させること
ができるので、自動演奏される曲の内容に連動して表示
内容を変化させることができ、演奏曲の内容の移り変わ
りや曲構成等を表示内容により知ることができる。ま
た、自動演奏が終了したときに、終了したことを示す画
面を表示出力することができるので、自動演奏の終了を
画面表示により容易に知ることができ、表示情報の利用
性を向上させることができるとともに、表示内容を面白
味のあるものとすることができる。
【0054】請求項4記載の発明によれば、演奏情報の
うちの音色データが切り換わったときに、画面データを
切り換えることができるので、音色の移り変わりを画面
表示により容易に知ることができる。
【0055】請求項5記載の発明によれば、演奏情報内
に演奏情報と関係付けて挿入された切換情報及び終了情
報に基づいて画面データを切り換え、また演奏の終了を
示す画面データを表示出力することができるので、演奏
情報のうち種々の演奏情報に関係付けて表示内容を切り
換えたり、終了画面を表示出力することができる。
【0056】請求項6から請求項8記載の発明によれ
ば、曲毎に異なる画面データを曲の演奏内容に合せて切
り換えようにしているので、より一層演奏曲の内容の移
り変わりや曲構成等を分りやすくすることができる。ま
た、自動演奏が終了したときに、終了したことを示す画
面を曲に合せ変えたり、連続した終了画面を表示出力す
ることができ、表示内容をより一層面白味のあるものと
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による表示装置付自動演奏装置の一実施
例のブロック構成図。
【図2】図1のCPUに形成される音色レジスタのフォ
ーマット図。
【図3】図1のCPUに形成されるベロシティレジスタ
のフォーマット図。
【図4】図1のCPUに形成されるオクターブレジスタ
のフォーマット図。
【図5】図1のCPUに形成されるキーレジスタのフォ
ーマット図。
【図6】図1のCPUに形成されるステップタイムレジ
スタのフォーマット図。
【図7】図1のCPUに形成されるゲートタイムレジス
タのフォーマット図。
【図8】図1のCPUに形成されるステップカウンタの
フォーマット図。
【図9】図1のCPUに形成される前画面レジスタのフ
ォーマット図。
【図10】図1のCPUに形成される発音ラインレジス
タのフォーマット図。
【図11】図1のCPUに形成される画面ナンバーレジ
スタのフォーマット図。
【図12】図1のCPUに形成されるラインゲートタイ
ムレジスタのフォーマット図。
【図13】図1のCPUに形成されるエンドフラグレジ
スタのフォーマット図。
【図14】図1のCPUに形成される前音色データレジ
スタのフォーマット図。
【図15】LCD表示装置の正面図。
【図16】演奏情報としての音色データ及びベロシティ
データの構成図。
【図17】演奏情報としてのオクターブデータ及びキー
ナンバーデータの構成図。
【図18】演奏情報としてのステップタイムデータの構
成図。
【図19】演奏情報としてのゲートタイムデータの構成
図。
【図20】図1のCPUのメイン処理を示すフローチャ
ート。
【図21】図20のイニシャル処理の詳細な処理を示す
フローチャート。
【図22】図20のステップ処理の詳細な処理を示すフ
ローチャート。
【図23】図22のレジスタセット処理の詳細な処理を
示すフローチャート。
【図24】図22の発音処理の詳細な処理を示すフロー
チャート。
【図25】図24の表示切換処理の詳細な処理を示すフ
ローチャート。
【図26】図20のメイン処理の処理中に行なわれるタ
イマー割込み処理を示すフローチャート。
【図27】LCD表示装置の最初の表示画面を示す図。
【図28】LCD表示装置の2番目の表示画面を示す
図。
【図29】LCD表示装置の3番目の表示画面を示す
図。
【図30】LCD表示装置の4番目の表示画面を示す
図。
【図31】LCD表示装置の5番目の表示画面を示す
図。
【図32】LCD表示装置の6番目の表示画面を示す
図。
【図33】LCD表示装置の7番目の表示画面を示す
図。
【図34】LCD表示装置の8番目の表示画面を示す
図。
【図35】LCD表示装置の9番目の表示画面を示す
図。
【図36】LCD表示装置の10番目の表示画面を示す
図。
【図37】LCD表示装置の11番目の表示画面を示す
図。
【図38】LCD表示装置の12番目の表示画面を示す
図。
【図39】LCD表示装置の13番目の表示画面を示す
図。
【図40】LCD表示装置の最終の表示画面を示す図。
【図41】図21のストップ処理の詳細な処理を示すフ
ローチャート。
【図42】図41によるストップ処理で表示される終了
画面の一例を示す図。
【図43】ストップ処理の他の例の処理を示すフローチ
ャート。
【図44】図43のストップ処理でLCD表示装置に表
示される最初の表示画面を示す図。
【図45】図43のストップ処理でLCD表示装置に表
示される2番目の表示画面を示す図。
【図46】図43のストップ処理でLCD表示装置に表
示される3番目の表示画面を示す図。
【図47】図43のストップ処理でLCD表示装置に表
示される4番目の表示画面を示す図。
【図48】図43のストップ処理でLCD表示装置に表
示される5番目の表示画面を示す図。
【図49】図43のストップ処理でLCD表示装置に表
示される6番目の表示画面を示す図。
【図50】図43のストップ処理でLCD表示装置に表
示される7番目の表示画面を示す図。
【図51】図43のストップ処理でLCD表示装置に表
示される最終の表示画面を示す図。
【符号の説明】
1 電子楽器 2 CPU 3 タイマークロック 4 スイッチ部 5 鍵盤部 6 ステップカウンター 7 自動演奏メモリ部 8 表示画面メモリ部 9 表示制御部 10 LCD表示装置 11 音色パラメータメモリ部 20 音源 21 音色パラメータバッファ 22 D/A変換器 30 楽音生成部 40 サウンドシステム

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動演奏される曲の演奏情報を記憶する
    演奏情報記憶手段と、 前記演奏情報記憶手段に記憶されている演奏情報を順次
    読み出して自動演奏を行なう演奏手段と、 画面データを記憶する画面データ記憶手段と、 前記演奏手段が曲の演奏を終了したとき、前記画面デー
    タ記憶手段に記憶されている画面データを読み出す画面
    データ読出手段と、 前記画面データ読出手段により読み出された画面データ
    に基づいて対応する画面の表示を行う表示手段と、 を備えたことを特徴とする表示装置付自動演奏装置。
  2. 【請求項2】 前記画面データ記憶手段が、複数の画面
    データを記憶し、前記画面データ読出手段が、該画面デ
    ータ記憶手段に記憶されている複数の画面データを順次
    読み出し、前記表示手段が該画面データを連続して表示
    出力することを特徴とする請求項1記載の表示装置付自
    動演奏装置。
  3. 【請求項3】 前記画面データ記憶手段が演奏中に表示
    する複数の演奏中画面データと演奏終了時に表示する終
    了画面データとを記憶し、前記画面データ読出手段が、
    前記演奏情報記憶手段から前記演奏手段により順次読み
    出される演奏情報の変化に基づいて前記画面データ記憶
    手段から読み出す演奏中画面データを切り換えるととも
    に、前記演奏手段による曲の演奏が終了したとき、前記
    画面データ記憶手段に記憶されている終了画面データを
    読み出すことを特徴とする請求項1または請求項2記載
    の表示装置付自動演奏装置。
  4. 【請求項4】 前記画面データ読出手段が、前記演奏手
    段の読み取った演奏情報のうちの音色データが切り換わ
    ったときに、前記画面データ記憶手段から読み出す演奏
    中画面データを切り換えることを特徴とする請求項3記
    載の表示装置付自動演奏装置。
  5. 【請求項5】 前記演奏情報記憶手段が、前記演奏情報
    内に演奏情報と関係付けて挿入された切換情報及び終了
    情報を記憶し、前記演奏手段が該切換情報を読み出した
    ときに、前記表示選択手段が、前記画面データ記憶手段
    から読み出す演奏中画面データを切り換え、前記演奏手
    段が該終了情報を読み出したとき、前記画面データ記憶
    手段の記憶している終了画面データを読み出すことを特
    徴とする請求項3記載の表示装置付自動演奏装置。
  6. 【請求項6】 前記演奏情報記憶手段が、自動演奏され
    る曲の演奏情報を複数の記憶領域に分割して記憶し、該
    演奏情報記憶手段に設定されている記憶領域のいずれか
    一つを選択する選択手段を有し、前記演奏手段が、該選
    択手段により選択された記憶領域に記憶されいてる演奏
    情報を順次読み出して自動演奏を行なうことを特徴とす
    る請求項3から請求項5のいずれかに記載の表示装置付
    自動演奏装置。
  7. 【請求項7】 前記画面データ記憶手段が、前記複数の
    記憶領域にそれぞれ複数の演奏中画面データを記憶し、
    前記選択手段の選択した前記演奏情報記憶手段の記憶領
    域に応じて、前記画面データ読出手段が、前記画面デー
    タ記憶手段の記憶領域を選択するとともに、前記演奏手
    段により読み出される演奏情報の変化に基づいて、前記
    画面データ記憶手段の選択した記憶領域に記憶されてい
    る画面データのいずれか一つを選択することを特徴とす
    る請求項6記載の表示装置付自動演奏装置。
  8. 【請求項8】 前記画面データ記憶手段が、前記複数の
    記憶領域にそれぞれ複数の終了画面データを記憶し、前
    記選択手段の選択した前記演奏情報記憶手段の記憶領域
    に応じて、前記画面データ読出手段が、前記画面データ
    記憶手段の記憶領域を選択して該記憶領域に記憶されて
    いる終了画面データを読み出すことを特徴とする請求項
    6または請求項7記載の表示装置付自動演奏装置。
JP3357547A 1991-12-25 1991-12-25 表示装置付自動演奏装置 Pending JPH05173554A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3357547A JPH05173554A (ja) 1991-12-25 1991-12-25 表示装置付自動演奏装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3357547A JPH05173554A (ja) 1991-12-25 1991-12-25 表示装置付自動演奏装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05173554A true JPH05173554A (ja) 1993-07-13

Family

ID=18454692

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3357547A Pending JPH05173554A (ja) 1991-12-25 1991-12-25 表示装置付自動演奏装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05173554A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR970019552A (ko) * 1995-09-22 1997-04-30 오노 시게오 음성 처리 장치

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR970019552A (ko) * 1995-09-22 1997-04-30 오노 시게오 음성 처리 장치

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6228472B2 (ja)
US5453568A (en) Automatic playing apparatus which displays images in association with contents of a musical piece
JPS6157640B2 (ja)
JP2896716B2 (ja) 自動演奏装置
US5321198A (en) Tone signal generator utilizing ancillary memories for electronic musical instrument
JPH05173554A (ja) 表示装置付自動演奏装置
JPH05173555A (ja) 表示装置付自動演奏装置
JPH05181459A (ja) 表示装置付自動演奏装置
JPS6335038B2 (ja)
US5418324A (en) Auto-play apparatus for generation of accompaniment tones with a controllable tone-up level
JPH05181460A (ja) 表示装置付自動演奏装置
JP2756799B2 (ja) 自動リズム演奏装置
JP2611694B2 (ja) 自動演奏装置
JPH09319383A (ja) カラオケ装置
JP2585519B2 (ja) 楽音波形デ−タ発生装置
US5817964A (en) Electronic musical instrument and method for storing a plurality of waveform sampling data at a single address
JP2550826B2 (ja) 電子楽器
JPH0573048A (ja) 自動演奏装置
JPH0926787A (ja) 音色制御装置
JP2583377B2 (ja) 自動演奏装置
JP2754936B2 (ja) 楽音発生装置
JP2666763B2 (ja) 電子楽器
JPS63261396A (ja) 電子楽器
JPH0573043A (ja) 電子楽器
JPS6316759B2 (ja)