JPH05173417A - トナー補給装置 - Google Patents

トナー補給装置

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JPH05173417A
JPH05173417A JP3354506A JP35450691A JPH05173417A JP H05173417 A JPH05173417 A JP H05173417A JP 3354506 A JP3354506 A JP 3354506A JP 35450691 A JP35450691 A JP 35450691A JP H05173417 A JPH05173417 A JP H05173417A
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JP
Japan
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toner
stirring member
container
rotation
stirring
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JP3354506A
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Inventor
Yutaka Fukuchi
豊 福地
Tsumutoshi Sato
積利 佐藤
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 安定したトナーの撹拌機能を、低負荷トルク
で遂行できるようにすると共に、トナー収納容器の形状
に拘らず、その容器底部にトナーを残さないように補給
できるようにしたトナー補給装置を提供することであ
る。 【構成】 トナー収納容器1内に、2つの撹拌部材1
1,12を設け、トナー量が多いとき、第1の撹拌部材
11の回転負荷トルクが増大しないように、トナーの抵
抗によって屈曲状態になり、トナー量が多いとき、第1
の撹拌部材11と共に直線状に展張状態になる第2の撹
拌部材12を、第1の撹拌部材11に対して取り付け
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像形成装置に具備さ
れる現像装置の所定の部位にトナーを補給する装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】電子複写機、レーザプリンタ或いはファ
クシミリ等の画像形成装置において、感光体のような潜
像担持体に静電潜像を形成するものでは、乾式型の現像
装置が広く採用されている。
【0003】このような現像装置のうち、所謂、二成分
系の現像剤を用いる現像装置では、その内部に収容され
た現像剤に対するトナーの濃度が低下するのに伴って、
トナー補給装置より、トナーを現像剤に補給するように
している。
【0004】図8は、かような機能を遂行するトナー補
給装置の一従来例を示したものである。
【0005】このトナー補給装置100は、内部にトナ
ー2を収納したトナー収納容器101を有し、このトナ
ー収納容器101内には、撹拌部材103が設けられて
いる。この撹拌部材103が回転すると、トナー収納容
器内のトナーが、所々によって疎の状態になったり、密
の状態になったりしないように、均一に撹拌される。こ
のようにして撹拌されたトナーは容器底部の突出部10
1bに連結されたトナー搬送管4内のトナー搬送コイル
部材5により、現像装置本体6に向けて補給される。
【0006】このようなトナー補給装置の第1の問題点
は、トナー収納容器101内のトナーの量が多いとき、
撹拌部材103の回転負荷トルクが増大することであ
る。このために、従来においては、トナー量の多い状態
を想定して、撹拌部材の駆動に、より大きな駆動トルク
を発生するモータを使用するようにしていたが、このよ
うな構成によると、装置が大型化し、装置のコストが上
昇する。
【0007】そこで、回転負荷トルクを軽減するため
に、撹拌部材103の回転半径を小さく設定したり、或
いはトナー収納容器101の内のトナー残量を、トナー
残量検知センサ7で検出し、トナー残量が少ないことを
検知されたときのみ、当該撹拌部材103を回転させる
ようにすることも公知である。
【0008】ところがこの構成によると、トナー収納容
器101内でトナーブリッジを生じたり、容器底部の内
壁面101aの部位に位置するトナーがトナー搬送コイ
ル部材5の側に落ち込まず、その内壁面101aに堆積
したりする問題があった。このような状態になると、ト
ナー2が使い尽くされなくなり、ランニングコストを上
昇させたりする。又、充分に撹拌されないトナー2が補
給されるようになったりする。
【0009】トナー残量が少ないとき撹拌部材を回転駆
動する例として、実開平1−149663号公報などに
よるものが既に提案されており、これによるものでは、
撹拌部材の駆動力を小さくできる利点が得られる。
【0010】しかし乍ら、この例によるものでは、トナ
ー収納容器の横幅(感光体ドラムの軸方向と直交する方
向の幅)が、その高さよりも大きい場合(横長の場合)
には問題ないが、トナー収納容器の横幅が、その高さよ
りも小さい場合(縦長の場合)には、トナー収納容器内
にトナーが十分あるとき、撹拌部材が駆動されないの
で、容器底部にトナーブリッジが発生し易くなり、空洞
部を生じるおそれがある。
【0011】特に、プロセスカートリッジのように、小
型のトナー収納容器である場合、現像スリーブの回転に
よる振動が、容器底部に伝播し、トナーブリッジが発生
しにくくなるが、大型のトナー収納容器となると、その
ような振動も期待できなくなる。
【0012】又、特開平2−236573号公報に示さ
れた技術で、現像剤収納容器内部において回転可能に支
持される腕部材と、容器内壁面に摺擦し乍ら現像剤を搬
送する摺擦部材とを有し、このうちの摺擦部材を、腕部
材の回転方向と反対方向に回動若しくは変形自在とする
ように構成したものが提案されていて、これによるもの
もその回動力を低減することができる。
【0013】ところがこの例の場合も、トナー収納容器
の形状が横長であることが第1の条件であり、トナーを
水平方向に搬送するのに有効なものとなっていて、トナ
ー収納容器が縦長となると、トナーが片側に山積みにな
って取り残されるおそれがある。
【0014】更に、特開平2−287475号公報に示
された技術で、現像容器内の第1撹拌部材に対し、第2
撹拌部材を揺動自在に取り付け、この第2撹拌部材を容
器底面に沿って移動させるようにしたものが提案されて
いるが、これによるものでは、第1の撹拌部材の回動力
を小さくできるようになっていて、現像剤の撹拌と搬送
とを効率良く行えるようになっている。
【0015】ところが、この例の場合も、トナー収納容
器の形状が横長であることが第1の条件であり、矢張
り、トナー収納容器が縦長となると、トナー撹拌部材の
回転領域の両側の一方に、トナーが山積みされ取り残さ
れるようになるおそれがある。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、安定
したトナーの撹拌機能を、低負荷トルクで遂行できるよ
うにすると共に、トナー収納容器の形状に拘らず、その
容器底部にトナーを残さないように補給できるようにし
たトナー補給装置を提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、トナーを内部に収納し、この収納したトナ
ーを容器底部から補給するトナー収納容器と、このトナ
ー収納容器内において回転駆動され、この回転時、収納
トナーを撹拌する第1の撹拌部材と、トナー収納容器内
のトナー量の多いときと、少ないときとで、第1の撹拌
部材の回転方向をそれぞれ変えるようにする、第1の撹
拌部材の回転駆動手段と、第1の撹拌部材に、この回転
の半径方向に移動可能に取り付けられ、トナー収納容器
内のトナー量が多いときの回転方向に、第1の撹拌部材
が回転するのに伴い、この回転負荷トルクを増大させな
いような屈曲した態位になり、トナー収納容器内のトナ
ー量が少いときの回転方向に、第1の撹拌部材が回転す
るのに伴い、トナー収納容器の内壁面に近接又は接する
ように、第1の撹拌部材の回転の半径方向外側に延びた
態位になる第2の撹拌部材とを具備して成るトナー補給
装置を提案するものである。
【0018】なお、第1の撹拌部材が、トナー収納容器
に設けたトナー量検知センサによりトナー量の多少を検
出したとき、回転方向が変えられるものとなっていると
効果的である。
【0019】又、第1及び第2の撹拌部材を、それぞれ
1本の棒状部材から構成し、第1の撹拌部材の両端部を
クランク状に折り曲げ、第2の撹拌部材の両基部側を第
1の撹拌部材に折り曲げて回動可能に取り付けたものと
すると効果的である。
【0020】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に従って、詳細
に説明する。
【0021】図1は、本発明一実施例のトナー補給装置
の概略構成図を示し、この補給装置10からは、先にも
述べた如く、トナー搬送管4内のトナー搬送コイル部材
5を介して、現像装置本体に向けてトナー2が補給され
る。
【0022】当該トナー補給装置の主体を成すトナー収
納容器1には、先にも述べたように、トナー量の多少を
検出するトナー量検知センサ7が設けられている。すな
わち、このセンサ7は、トナー収納容器1内のトナーの
残量を検出するものとなっているのである。そして、こ
のセンサ7は、例えば、圧電式のセンサ若しくは光学式
のフォトセンサより成っている。以下かかるトナー量検
知センサを単に「トナーセンサ」と言う。
【0023】トナー収納容器1内には、第1の撹拌部材
11が設けられている。第1の撹拌部材11は、例え
ば、図3に示すように、1本の棒状部材から構成され、
その両端部がクランク状になるように折り曲げられてい
る。このような第1の撹拌部材はその各端がトナー収納
容器1の各側壁に回転自在に支持され、ここを中心とし
て回転駆動される。又、第2の撹拌部材12も、同様に
1本の棒状部材から構成され、その両基端側が内側に円
弧状に折り曲げられ、この折り曲げ部分12Bには、第
1の撹拌部材11の両側の脚部11Aがそれぞれ挿通さ
れ、第2の撹拌部材12の基端側が第1の撹拌部材11
に回動可能に取り付けられている。
【0024】第2の撹拌部材の折り曲げ部分12Bにつ
いて更に詳しく述べるに、図4に示すように、第2の撹
拌部材12は、a点にて90°以上に折り返され、a点
から先端部までは円弧状に曲げられている。このような
各折り曲げ部分12Bが第1の撹拌部材11の各脚部1
1Aに回動可能に取り付けられている。また第2の撹拌
部材12は、bの点のところで屈曲しており、第1の撹
拌部材11に対して、図3及び図4に示した第1の位置
と、図5に示した第2の位置との間を回動可能となって
いる。しかも第2の撹拌部材12の各折り曲げ部分12
Bは、第1の撹拌部材11の各脚部11Aに沿って摺動
可能である。すなわち、第2の撹拌部材12は、第1の
撹拌部材11に、この回転の半径方向に移動可能に取り
付けられているのである。
【0025】第2の撹拌部材12が図3及び図4に示す
第1の位置を占めたとき、その折り曲げ部12Bと、第
1の撹拌部材11の脚部11Aとが図4にC,Cで示す
個所で互いに衝き当たっているため、第2の撹拌部材1
2は矢印d方向から見て、これ以上の左廻り方向の回動
が阻止される。これに対し、矢印d方向から見て第2の
撹拌部材12を右廻り回動させる場合、その脚部12A
が第1の撹拌部材11の先端部11Bに衝き当たって図
5に示した第2の位置に至るまで、その回動は許され
る。そして、本例ではこの回動角範囲θが120°に設
定されている。
【0026】一方、第2の撹拌部材12が図5に示した
第2の位置を占めたとき、第2の撹拌部材12の脚部1
2Aが第1の撹拌部材11の先端部11Bに衝き当たっ
た状態で、第2の撹拌部材12は第1の撹拌部材11の
脚部11Aのほぼ延長線上に直線状に伸びた状態とな
る。
【0027】図1に戻って、この図に示されるトナー収
納容器1の内部にはトナー2が十分に満たされた状態と
なっている。トナーセンサ7は、トナー有り、すなわ
ち、トナー量が多いことを検出している。かような検出
状態で、第1の撹拌部材11は、図において右廻り(時
計方向廻り)に回転駆動され、この回転によりトナー収
納容器1内のトナー2を撹拌する。
【0028】このように第1の撹拌部材11が右廻り回
転する際、第2の撹拌部材12はトナーの抵抗を受け
て、図3及び図4に示した第1の位置を占める。すなわ
ち折り曲げ部分12Bが脚部11Aに止められて、図1
に示すような屈曲態位になるのである。このとき第1の
撹拌部材11は、その先端部11Bがトナー収納容器底
部の内壁面1aから比較的大きく離れるように、その回
転の半径が小さく形成され、しかも第2の撹拌部材12
が屈曲態位にあるので、トナー収納容器1内のトナー量
が多いものの、第1の撹拌部材11の回転負荷トルクが
左程増大することはない。しかも第1の撹拌部材11が
回転しているので、トナー収納容器1内のトナーのブリ
ッジが発生することもない。このように、第2の撹拌部
材12は、トナー収納容器1内のトナー量が多いときの
回転方向に第1の撹拌部材11が回転するのに伴い、こ
の回転負荷トルクを増大させないような屈曲した態位に
なるのである。
【0029】本例では、第2の撹拌部材12が第1の位
置を占めたとき、この撹拌部材12が第1の撹拌部材1
1に対してθ=120°の角度をなしているが、これは
トナー収納容器の大きさによって任意に設定されるもの
であり、負荷トルクが最も小さくなるような角度にすれ
ば良い。
【0030】ここで、トナー収納容器1内のトナー残量
が少なくなったことを、トナーセンサ7が検知すると、
第1の撹拌部材11の回転方向が変えられるようになっ
ている。すると、第2の撹拌部材12は少ない量のトナ
ーの抵抗を受けて、屈曲した態位から、次第に直線状態
位に回動してゆき、図2及び図5に示した第2の位置ま
で回動する。
【0031】このように、トナー収納容器1内のトナー
量が少ないときの回転方向に第1の撹拌部材11が回転
するのに伴い、第2の撹拌部材12は、第1の撹拌部材
11の脚部11Aのほぼ延長線上に直線状に延びた態勢
となる。その際、第2の撹拌部材12は、前述のように
折り曲げ部分12Bが第1の撹拌部材11の脚部11A
に対し、摺動可能になっており、第2の撹拌部材12が
第1の撹拌部材11の回転の半径方向に移動可能になっ
ているので、残トナーの量が少なくなり、その負荷トル
クも漸次、小さくなるにつれて、第2の撹拌部材12は
半径方向の外側に十分に張り出すようになる。すなわ
ち、図2に示すように、第2の撹拌部材12の半径方向
先端部12C(図5)は、容器底部の、第2の撹拌部材
の回転軌跡に沿った内壁面1aに近接するか、又は接す
るようになる。これにより容器底部のトナーが略全長に
わたり、容器底部の突出部1bまで落ち込むようにな
る。このように、第2の撹拌部材12は、トナー収納容
器1内のトナー量が少ないときの回転方向に第1の撹拌
部材11が回転するのに伴い、トナー収納容器1の内壁
面1aに接近又は接するように、第1の撹拌部材11の
回転の半径方向外側に延びた態位になる。第2の撹拌部
材12が外側に突出しても、トナー収納容器1内のトナ
ー量が少ないので、その回転負荷トルクが過大となるこ
とはない。
【0032】いずれにしても、容器底部の残トナーにつ
いても、十分に突出部1bの方に落とし込むことができ
るようになり、この落とし込まれたトナーはトナー搬送
コイル部材5によって現像装置本体へと運ばれる。第1
の撹拌部材11が図2に示すように左廻りに回動すると
き、第2の撹拌部材12は残トナー2の表面に衝突する
が、第2の撹拌部材12が第1の撹拌部材11に対して
回転の半径方向に移動可能になっているので、その衝突
時に大きな負荷トルクを第1の撹拌部材の回転駆動手段
に与えるおそれがない。
【0033】なお、図5に示す第2の撹拌部材12の先
端部12Cに、長さLに亘って、適当な弾性部材(不図
示)の基端を固定するようにしても良く、このような弾
性部材によっても、内壁面1aに付着したトナーを突出
部1bの方に全て落とし込むことができる。
【0034】トナー収納容器1にトナーが補給される
と、第1の撹拌部材11は再び図1に示したように時計
方向に回転し、第2の撹拌部材12はトナーから受ける
抵抗によって、屈曲した第1の位置に回動する。
【0035】トナー2が、例えば、磁性トナーである場
合、両撹拌部材11,12を、アルミニウムやステンレ
スなどの非磁性材料のものとすると、かかるトナーを、
両撹拌部材に付着させにくくすることができる。
【0036】更に、両撹拌部材11,12を、非磁性に
して、かつ、軽量材のもので構成することにより、それ
ら自体の慣性質量が小さくなり、第1の撹拌部材の回転
駆動手段に与えられる負荷トルクを、より小さなものに
することができる。このような材料には、カーボン、或
いはグラファイトや、PPSや、ボロンや、ケブラー等
の樹脂又はその他の材料をその一例として挙げることが
できる。
【0037】従来は、撹拌部材の回転負荷トルクを小さ
くするために、半径方向長さが小さな撹拌部材を用いる
ようにしていたのであるが、このようにすると、図8に
示すように、撹拌部材103の両側にトナーが堆積し、
突出部101bの方に、それが落ち込まないような状況
となる場合があった。本例の場合は、このようなトナー
の取り残しが無くなり、しかも縦長のトナー収納容器を
もつものでも、そのような取り残しを無くすことができ
る。更に、トナー量が多い場合でも、撹拌部材の回転負
荷が左程大きくならないので、その駆動用のモータなど
を小容量のものにすることができる。
【0038】なお、トナー収納容器1内のトナーの量が
多いときと、少ないときとで、第1の撹拌部材11の回
転方向を変えるようにする回転駆動手段として、例え
ば、正逆回転可能なモータなどを挙げることができる。
【0039】又、第1の撹拌部材11を、トナー収納容
器1に設けたトナーセンサ7によりトナー量の多少を検
出したとき、その回転方向が変えられるような撹拌部材
とすると、トナー量の多少に適確に対応して、第1の撹
拌部材の回転負荷トルクの変動を来たさないように、収
納トナーを円滑に撹拌することができる。
【0040】更に、両撹拌部材11,12を、図3に示
すように、それぞれ1本の棒状部材により構成し、第1
の撹拌部材11の両端部をクランク状に折り曲げ、第2
の撹拌部材12の両基部側を、第1の撹拌部材11に折
り曲げて回動可能に取り付けた構成とすると、それぞれ
材料としては1本ずつの棒状部材があれば良く、材料費
が安くなるばかりでなく、その加工も曲げるだけで済む
ので、加工費を下げることができる。
【0041】図6は、本実施例に対応した制御ブロック
図を示し、この図において、CPUは当該トナー補給装
置を備える画像形成装置の全体を制御する制御回路を含
んでいる。ROMには所定の動作プログラムがメモリー
されている。I/OはCPUに対する入出力を受け持
ち、又、モータドライブ回路は撹拌部材駆動用モータの
駆動を制御するための回路である。Mはそのような制御
を受けるモータであり、正逆両方向に回転可能なモータ
となっている。なお、モータが受ける負荷に応じて変化
する電流値を検知するシステムを採用し、その電流値の
大小に応じて、モータの回転方向、すなわち第1の撹拌
部材の回転方向を変えるようにしても良い。
【0042】図7は、制御フローを示す図であり、ステ
ップ1で、トナー収納容器1内にトナーが有るか(多量
であるか)、無いか(少量であるか)を判断する。ここ
でトナー有りと判断されたときは、ステップ2で上述の
撹拌モータを右廻り回転(図1において第1の撹拌部材
11の回転方向)させる。
【0043】ステップ1でトナー無しの場合は、再び、
ステップ3で、トナー有りか、無しかを判断する。ここ
でトナー有りと判断されたときは、モータを右廻りに回
転させ(ステップ4)、トナー無しと判断されたとき、
モータを左廻りに回転させる(ステップ5)。ステップ
3で、2度目のトナー有無を判断する理由は、トナー有
無の検知をより確実に行い、誤動作を防止するためであ
る。トナーセンサで2度にわたり、トナー無しを検知し
た場合のみ、モータを左廻り(図2における第1の撹拌
部材11の回転方向)に回転させ、トナー収納容器1内
の残トナー2を下側の突出部1bに落とし込むようにす
るのである。この例では、複数回トナーの有無を検知し
ているが、このような場合、トナー収納容器に複数のト
ナーセンサを設け、そのそれぞれによって、トナーの有
無を検出するように構成することができる。
【0044】なお、本発明においては、トナー補給装置
1が、現像装置本体と独立した構成(図1の例では、独
立した構成)とはなっておらず、トナー収納容器が現像
装置本体の方に一体的に組み込まれるものにも、その適
用が可能である。また図1及び図2に示したトナー補給
装置からのトナーを、現像装置本体内の別のトナー補給
装置に補給することもできるし、二成分系現像剤を収容
した現像装置本体内の現像室に補給することもできる。
さらに、一成分系現像剤を用いる現像装置にトナーを補
給する装置にも本発明の適用が可能である。
【0045】
【発明の効果】本発明の請求項1に記載の構成によれ
ば、安定したトナーの撹拌機能を、低負荷トルクで遂行
することができ、又、トナー収納容器の形状に拘らず、
その容器底部側にトナーを残さないように補給すること
ができる。
【0046】請求項2に記載の構成によれば、トナー量
の多少に適確に対応して、第1の撹拌部材の回転負荷ト
ルクの変動を来たさないように、収納トナーを円滑に撹
拌することができる。
【0047】請求項3に記載の構成によれば、両撹拌部
材の材料費が安くなり、又、その加工もし易くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明一実施例のトナー補給装置の概略構成図
である。
【図2】トナー補給装置のトナー収納容器内のトナー量
が少ないときの撹拌部材の回転態様を示す図である。
【図3】第1の撹拌部材及び第2の撹拌部材の形状を示
す図である。
【図4】第1の撹拌部材及び第2の撹拌部材の部分拡大
斜視図である。
【図5】第1の撹拌部材及び第2の撹拌部材が直線状に
展張した状態を示す図である。
【図6】本発明実施例に対応した制御ブロック図であ
る。
【図7】本発明実施例に対応した制御フローを示す図で
ある。
【図8】従来のトナー補給装置の一例の概略構成図であ
る。
【符号の説明】
1 トナー収納容器 1a 内壁面 2 トナー 7 トナー量検知センサ 10 トナー補給装置 11 第1の撹拌部材 12 第2の撹拌部材

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トナーを内部に収納し、この収納したト
    ナーを容器底部から補給するトナー収納容器と、このト
    ナー収納容器内において回転駆動され、この回転時、収
    納トナーを撹拌する第1の撹拌部材と、トナー収納容器
    内のトナー量の多いときと、少ないときとで、第1の撹
    拌部材の回転方向をそれぞれ変えるようにする、第1の
    撹拌部材の回転駆動手段と、第1の撹拌部材に、この回
    転の半径方向に移動可能に取り付けられ、トナー収納容
    器内のトナー量が多いときの回転方向に、第1の撹拌部
    材が回転するのに伴い、この回転負荷トルクを増大させ
    ないような屈曲した態位になり、トナー収納容器内のト
    ナー量が少いときの回転方向に、第1の撹拌部材が回転
    するのに伴い、トナー収納容器の内壁面に近接又は接す
    るように、第1の撹拌部材の回転の半径方向外側に延び
    た態位になる第2の撹拌部材とを具備して成るトナー補
    給装置。
  2. 【請求項2】 第1の撹拌部材は、トナー収納容器に設
    けたトナー量検知センサによりトナー量の多少を検出し
    たとき、回転方向が変えられる撹拌部材となっている請
    求項1に記載のトナー補給装置。
  3. 【請求項3】 第1及び第2の撹拌部材を、それぞれ1
    本の棒状部材から構成し、第1の撹拌部材の両端部をク
    ランク状に折り曲げ、第2の撹拌部材の両基部側を第1
    の撹拌部材に折り曲げて回動可能に取り付けた請求項1
    又は2に記載のトナー補給装置。
JP3354506A 1991-12-20 1991-12-20 トナー補給装置 Pending JPH05173417A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1048929A (ja) * 1996-07-30 1998-02-20 Kyocera Corp トナーコンテナ
US6187495B1 (en) 1998-08-31 2001-02-13 Canon Kabushiki Kaisha Yellow toner, process for producing the tower and image forming method using the toner
JP2014134823A (ja) * 2014-04-22 2014-07-24 Kyocera Document Solutions Inc トナー容器及び画像形成装置
JP2018136402A (ja) * 2017-02-21 2018-08-30 シャープ株式会社 トナーカートリッジ

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