JPH051732A - ドラムブレーキ装置 - Google Patents

ドラムブレーキ装置

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JPH051732A
JPH051732A JP2786791A JP2786791A JPH051732A JP H051732 A JPH051732 A JP H051732A JP 2786791 A JP2786791 A JP 2786791A JP 2786791 A JP2786791 A JP 2786791A JP H051732 A JPH051732 A JP H051732A
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JP
Japan
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brake
strut
drum
shoe
lever
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JP2786791A
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English (en)
Inventor
Toshiro Saguchi
鋭郎 佐口
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Suzuki Motor Corp
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Suzuki Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 〔目的〕 急ブレーキ時にオートアジャスタの過調整を
防止してブレーキの引きずり現象の発生を防止し、ブレ
ーキのフィーリングの向上を図る。 〔構成〕 オートアジャスタ13のストラット14をそ
の長手方向に沿って移動可能に配設し、急ブレーキ時に
ブレーキシュー3,4の拡開用のホイールシリンダ31
等にてストラット14をその長手方向に駆動することに
より、ベルクランクレバー16の係合腕部16aを、係
合孔15が設けられているブレーキシュー4の拡開方向
に移動させるように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ブレーキシューのライ
ニング(摩擦パッド)とブレーキドラムとの間隙を常に
一定に保つように機能するオートアジャスタを備えた内
拡式のドラムブレーキ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種のドラムブレーキ装置は、従来よ
り、四輪自動車のリヤブレーキ装置として使用されてい
る。
【0003】図8は、四輪自動車の従来のドラムブレー
キ装置1を示すものであって、バックプレート2上には
互いに対向する一対のブレーキシュー3,4が拡開可能
に配設されている。すなわち、バックプレート2上に
は、互いに対向する位置にアンカー5及びホイールシリ
ンダ6が固定配置されており、一対のブレーキシュー
3,4の一端がアンカー5に回動可能に枢支され、それ
らの他端がホイールシリンダ6のピストン6a,6bに
連結されている。そして、これら一対のブレーキシュー
3,4間には引張ばね7が架設され、この引張ばね7の
付勢力にてブレーキシュー3,4が互いに近づく方向
(内径方向)に常時付勢されている。
【0004】上述のブレーキシュー3,4には、シュー
ウェブ3a,4aに円弧状のシューリム3b,4bを断
面T字状にそれぞれ溶接結合して成るものであって、シ
ューリム3b,4bの外周面にライニング(摩擦パッ
ド)8,9がそれぞれ取付けられている。そして、これ
らのライニング8,9はブレーキドラム(図示せず)の
内周面に対向配置されている。
【0005】また、一方のブレーキシュー3の他端には
ピン10を介してブレーキレバー11の一端が軸支さ
れ、ブレーキレバー11の他端にはブレーキレバー操作
用ケーブル12が連結されている。
【0006】さらに、上述のブレーキレバー11と他方
のブレーキシュー4との間にはオートアジャスタ13が
配設されている。このオートアジャスタ13は、図9及
び図10に示すように、一端が前記ブレーキレバー11
に片持ち支持されたストラット14と、前記ストラット
14に形成された歯部17に一端の歯部18が噛合され
かつ他端の係合腕部16aがブレーキシュー4に形成さ
れた係合孔15内に遊嵌されたベルクランクレバー16
と、前記ストラット14及びベルクランクレバー16の
歯部17,18を互いに噛合方向に附勢する引張ばね1
9とから構成されている。そして、上述のベルクランク
レバー16は、ストラット4に支軸20を中心に回動可
能にかつストラット14の長手方向に沿って僅かにスラ
イド可能に取付けられている。
【0007】また、一方のブレーキシュー3とストラッ
ト14との間には引張ばね21が掛け渡されており、こ
の引張ばね21の荷重は既述の噛合用の引張ばね19の
荷重よりも大きく設定されている。
【0008】しかして、パーキングブレーキ時には、ケ
ーブル12の矢印A方向への牽引操作によりブレーキレ
バー11がその中間部の支点(図示せず)を中心に回動
させるのに伴い一対のブレーキシュー3,4がアンカー
5を中心に引張ばね21の附勢力に抗して回動されて拡
開され、ライニング8,9がブレーキドラム22の内周
面22a(図11参照)に摺接されるようになってい
る。
【0009】また、サービスブレーキ時には、ブレーキ
ペダルを踏み込むのに応じてホイールシリンダ6が作動
されてブレーキシュー3,4が拡開され、これに伴って
ライニング8,9がブレーキドラム22の内周面22a
に摺接して制動作用が行われるようになっている(図1
2参照)。なお、ブレーキシュー3の拡開に伴ってオー
トアジャスタ13もブレーキシュー3と一緒に連動す
る。
【0010】この際、ライニング8,9とブレーキドラ
ム22との間のクリアランス(以下においてシュークリ
アランスという)が許容範囲内でありブレーキシュー
3,4の拡開量が所定の許容範囲内である場合には、オ
ートアジャスタ13は作動せず、ライニング8,9が摩
耗してブレーキシュー3,4の拡開量が許容範囲を越え
て大きくなると、オートアジャスタ13が作動してシュ
ークリアランスが自動的に許容範囲内の所定値に調整さ
れる。
【0011】ここで、オートアジャスタ13の機能を具
体的に詳述すると、ライニング8,9が摩耗していない
時には、ブレーキ操作前では図11に示すようにブレー
キドラム22の内周面22aとライニング9との間の間
隙が許容範囲内のaであり、ベルクランクレバー16の
係合腕部16aとブレーキシュー4の係合孔15の突き
当て端面15aとの間隙がbであるとすると、aよりb
が大きいように設定される。かくして、ブレーキペダル
が踏まれてブレーキシュー4と一緒にライニング9が図
12に示すようにブレーキドラム22の内周面22aに
摺接された時には、前記係合腕部16aと突き当て端面
15aとの間には僅かな間隔cが存在するため、ベルク
ランクレバー16は作動しない。
【0012】一方、図13に示すようにライニング9が
摩耗してライニング9とブレーキドラム22の内周面2
2aとの間隔がさらにαだけ広くなってa+αとなり、
この間隔が前記係合腕部16aと突き当て端面15aと
の間隔bよりも大きくなると、ブレーキ操作時に前記突
き当て端面15aが図14に示すように前記係合腕部1
6aに突き当ってこれを押圧する。これに伴い、ベルク
ランクレバー16が引張ばね19の附勢力に抗して図1
4において右方に僅かに移動されて歯部17,18の噛
合が解除された直後に、ベルクランクレバー16が支軸
20を中心に矢印B方向に回動される。そして、この後
にブレーキ操作が解除されてブレーキシュー4が復動さ
れると、図15に示すように前記係合腕部16aと突き
当て端面15aとの間隔が再びbに設定されると共に、
ライニング9とブレーキドラム22の内周面22aとの
間隔すなわちシュークリアランスが再び所定の間隔aに
設定される。これにより、シュークリアランスが常に一
定に自動調整され、その結果、ブレーキペダルの操作フ
ィーリングを常に一定に保つことができるようになって
いる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
如き従来のドラムブレーキ装置1にあっては、次のよう
な問題点があった。すなわち、高速走行中に急ブレーキ
を掛けた時のようにドラムブレーキ装置1に大きいエネ
ルギーが加わると、ブレーキシュー3,4が瞬間的に変
形したり、ブレーキドラム22が熱膨張することがあ
る。このような事態を生じると、オートアジャスタ13
による自動調整操作が過調整となってしまい、ブレーキ
の引きずり現象(ブレーキペダルの踏込みを解除しても
ブレーキが掛かってしまう現象)を起こしてしまうおそ
れがある。
【0014】本発明はこのような不都合を解消するため
になされたものであって、その目的は、急ブレーキ時の
オートアジャスタの過調整によるブレーキの引きずり現
象の発生を確実に防止し得て良好なブレーキフィーリン
グを得ることができるようにしたドラムブレーキ装置を
提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明では、一端がそれぞれ回動可能に枢支され
た一対のブレーキシューの他端間にホイールシリンダを
配設し、ブレーキペダルの踏込みに応じて前記ホイール
シリンダを作動させることによって前記一対のブレーキ
シューを拡開し、前記一対のブレーキシューのライニン
グをブレーキドラムの内周面に摺接して制動作用を行な
うように構成すると共に、一端が一方のブレーキシュー
の側に支持されたストラットと、前記ストラットの他端
に形成された歯部に一端が噛合されかつ他方のブレーキ
シューに形成された係合孔内に他端の係合腕部が遊嵌さ
れたベルクランクレバーと、前記ストラット及びベルク
ランクレバーの歯部を互いに噛合方向に附勢する引張ば
ねとから成るオートアジャスタを配設し、前記オートア
ジャスタにて前記ブレーキシューのライニングとブレー
キドラムとの間隙を自動調整するようにしたドラムブレ
ーキ装置において、前記ストラットをその長手方向に沿
って急ブレーキ時に移動可能に配設し、前記ストラット
をその長手方向に駆動することにより、前記ベルクラン
クレバーの係合腕部を、前記係合孔が設けられている前
記他方のブレーキシューの拡開方向に移動させるように
構成している。
【0016】
【実施例】以下、本発明に係るドラムブレーキ装置の一
実施例に付き図1〜図7を参照して説明する。なお、図
1〜図7において図8〜図15と同一の部分には同一の
符号を付してその詳細な説明は省略する。
【0017】図1は本発明に係るドラムブレーキ装置3
0の構成を示すものである。図1に示すように、一対の
ブレーキシュー3,4を拡開するホイールシリンダ31
の中間部には側部ピストン32が設けられており、この
側部ピストン32はオートアジャスタ13のストラット
14の側部近傍においてその長手方向(図1において左
右方向)に沿って往復動されるようになっている。
【0018】すなわち、上述のホイールシリンダ31
は、図2に明示するように、ハウジング31aの両側に
ブレーキシュー3,4を作動する左右のピストン33,
34と前記側部ピストン32とをそれぞれ備えており、
ハウジング31aと側部ピストン32との間には引張ば
ね35が架設されている。かくして、急ブレーキ時にホ
イールシリンダ31の圧力室36内の液圧が過大になっ
た場合にのみ側部ピストン32が引張ばね35の附勢力
に抗して突出方向(下方)に往動されるように構成され
ている。
【0019】一方、オートアジャスタ13のストラット
14の一端には、図5に示すように、ストラット14の
長手方向に沿って延びる切欠き部38が形成されてお
り、この切欠き部38内にブレーキレバー11が遊びを
もって挿入配置された状態でストラット14が長手方向
に移動可能に片持ち支持されている。また、図1及び図
3に示すように、ブレーキレバー11には、ストラット
14の下方側の近傍箇所にストラット14に対してほぼ
平行に延びるストッパ片部39が一体成形されており、
このストッパ片部39によってブレーキレバー11から
のストラット14の下方への外れ防止がなされている。
【0020】そして、一方のブレーキシュー3とストラ
ット14との間には、図1及び図3に示すように引張ば
ね40が架設されている。従って、この引張ばね40の
附勢力によってオートアジャスタ13がブレーキシュー
3の側に常時附勢され、通常時(非ブレーキ時)には、
ストラット14の切欠き部38の底面38aが図5に示
す如くブレーキレバー11に当接した位置に配置される
ようになっている。
【0021】また、他方のブレーキシュー4に形成され
た長方形状の係合孔15内には、オートアジャスタ13
のベルクランクレバー16の係合腕部16aがストラッ
ト14の長手方向(図1で左右方向)に相対的に移動可
能な状態で遊嵌されている。
【0022】さらに、オートアジャスタ13のストラッ
ト14には、図4及び図5に示すように、ホイールシリ
ンダ31の側に突出する突起部41が一体に取付けられ
ており、この突起部41に前記ホイールシリンダ31の
側部ピストン32が対応配置されている。しかして、側
部ピストン32の往動時には、突起部41が側部ピスト
ン32にて押圧されるのに伴い、オートアジャスタ13
が引張ばね40の附勢力に抗して図1において右方(係
合孔15が設けられているブレーキシュー4の拡開方
法)へ移動されるように構成されている。
【0023】なお、その他の構成は従来と同様となって
いる。
【0024】次に、このような構成のドラムブレーキ装
置30の動作に付き述べる。
【0025】まず、非ブレーキ時には、ホイールシリン
ダ31の圧力室36内の液圧が低いので、側部ピストン
32は引張ばね35の附勢力にて図1及び図6に示す復
動位置すなわちストラット14の突起部41から離間し
た位置に配置せしめられる。一方、ストラット14は引
張ばね40の附勢力にて図1及び図6において左方に附
勢されてブレーキレバー11に係止された状態で位置規
制される。この際、ベルクランクレバー16の係合腕部
16aに係合孔15のストッパ端面15bが係合され
る。
【0026】このような状態の下で、ブレーキペダルを
踏み込んで通常のブレーキ操作を行なうと、ホイールシ
リンダ31内の圧力室36の液圧が上昇し、左右のピス
トン33,34が往動してブレーキシュー3,4がアン
カー5を中心に回動されて拡開され、これに伴って制動
作用が行われる。なお、この際には圧力室36内の液圧
は過大とならないので、側部ピストン32が引張ばね3
5の附勢力にて図1及び図6に示す復動位置に配置され
たままとなっている。
【0027】従って、通常のブレーキ操作時には、従来
の場合と同様に係合孔15と係合腕部16aとによる自
動調整作用にてライニング9とブレーキドラム22との
間のシュークリアランスが常に一定に保たれる。
【0028】また、高速走行時にブレーキペダルを急激
に踏み込んで急ブレーキを掛けた場合には、ホイールシ
リンダ31の圧力室36内の液圧が過大となって引張ば
ね35のばね力に打ち勝つため、側部ピストン32が図
7において矢印Pで示す方向すなわちストラット14の
長手方向に沿って右方に移動してストラット14の突起
部41を押圧する。その結果、オートアジャスタ13は
引張ばね40の附勢力に抗して右方へ押圧移動(スライ
ド)される。なお、この際、ストラット14はその切欠
き部38とブレーキレバー11との案内作用にて円滑に
スライドされると共に、ブレーキレバー11のストッパ
片部39にてストラット14の下方への脱落が阻止され
る。
【0029】このため、オートアジャスタ13が適度な
調整状態の下に置かれている状態の下では、ブレーキシ
ュー4の側へのオートアジャスタ13の移動により、ベ
ルクランクレバー16の係合腕部16aと係合孔15の
突き当て端面15aとの間の間隔がストラット14の移
動量Lの分だけ相対的に大きくならしめられる(図7参
照)。従って、急ブレーキに伴ってブレーキシュー3,
4が瞬間的に変形したり、ブレーキドラム22が熱膨張
したとしても、前記係合腕部16aがブレーキシュー4
の拡開方向、すなわち前記突き当て端面15aから逃げ
る方向にスライドされるのでこの係合腕部16aと係合
孔15の突き当て端面15aとの間には間隙Sが存在す
ることとなる(図7参照)。よって係合腕部16aは前
記突き当て端面15aにて蹴られることがなく、ベルク
ランクレバー16は回動されないこととなり、急ブレー
キ時のおけるオートアジャスタ13の過調整が防止され
る。
【0030】なお、急ブレーキ解除時には、ホイールシ
リンダ31の圧力室36内の液圧が低下するのに伴い、
ブレーキシュー3,4が復動されると共に側部ピストン
32が引張ばね35の附勢力によって復動されるため、
これに応じてオートアジャスタ13は引張ばね40の附
勢力によって通常位置に復帰される。
【0031】上述の如きドラムブレーキ装置30によれ
ば、急ブレーキ時のオートアジャスタ13の過調整に起
因するブレーキの引きずりを確実に防止することができ
る。これに伴い、通常域でのシュークリアランスaを詰
めることが可能となるので、ブレーキフィーリングの向
上を図ることができる。
【0032】以上、本発明の一実施例に付き述べたが、
本発明は既述の実施例に限定されるものではなく、本発
明の技術的思想に基いて各種の変形及び変更が可能であ
る。例えば、急ブレーキ時にホイールシリンダ31にて
オートアジャスタ13をストラット14の長手方向に沿
って移動させるように構成する機構は、必要に応じて各
種のリンク機構等を用いるようにしてもよい。
【0033】
【発明の効果】以上の如く、本発明は、オートアジャス
タのストラットをその長手方向に沿って移動可能に配設
し、急ブレーキ時に例えば前記ホイールシリンダ等にて
前記ストラットをその長手方向に駆動することにより、
前記ベルクランクレバーの係合腕部を、前記係合孔が設
けられているブレーキシューの拡開方向に移動させるよ
うに構成したものであるから、急ブレーキに伴ってブレ
ーキシューが瞬間的に変形したり、ブレーキドラムが熱
膨張してもベルクランクレバーの係合腕部が係合孔の突
き当て端面にて蹴られてベルクランクレバーが回動され
るのを防止できる。そのため、急ブレーキ時においてオ
ートアジャスタが過調整されてしまうことがなく、従っ
てブレーキの引きずり現象の発生を防止することができ
る。さらに、本発明の構成を採用すれば、ライニングと
ブレーキドラムとの間のシュークリアランスを小さくし
てもオートアジャスタの過調整を防止できるので、通常
域でのシュークリアランスを詰めることが可能となり、
ブレーキのフィーリングの向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明に係るドラムブレーキ装置の正面
図である。
【図2】図2はホイールシリンダの断面図である。
【図3】図3はドラムブレーキ装置の一部拡大正面図で
ある。
【図4】図4はオートアジャスタの正面図である。
【図5】図5はオートアジャスタの平面図である。
【図6】図6は通常のブレーキ時におけるオートアジャ
スタ及びブレーキシューの相対的な配置関係を示す説明
図である。
【図7】図7は急ブレーキ時におけるオートアジャスタ
及びブレーキシューの相対的な配置関係を示す説明図で
ある。
【図8】図8は従来のドラムブレーキ装置の正面であ
る。
【図9】図9は図8におけるF−F線矢視図である。
【図10】図10はオートアジャスタの正面図である。
【図11】図11はライニングとブレーキドラムとの間
のシュークリアランスが正常な場合における非ブレーキ
時のドラムブレーキ装置の要部断面図である。
【図12】図12は同上の場合におけるブレーキ時のド
ラムブレーキ装置の要部断面図である。
【図13】図13はシュークリアランスが大きくなった
場合における非ブレーキ時のドラムブレーキ装置の要部
断面図である。
【図14】図14は同上の場合におけるブレーキ時のド
ラムブレーキ装置の要部断面図である。
【図15】図15はオートアジャスタによる調整完了後
の状態を示すドラムブレーキ装置の要部断面図である。
【符号の説明】
2 バックプレート 3 ブレーキシュー 4 ブレーキシュー 5 アンカー 8 ライニング 9 ライニング 11 ブレーキレバー 13 オートアジャスタ 14 ストラット 15 係合孔 15a 突き当て端面 16 ベルクランクレバー 16a 係合腕部 17 歯部 18 歯部 19 引張ばね 22 ブレーキドラム 30 ドラムブレーキ装置 31 ホイールシリンダ 32 側部ピストン 38 切欠き部 39 ストッパ片部 40 引張ばね 41 突起部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端がそれぞれ回動可能に枢支された一
    対のブレーキシューの他端間にホイールシリンダを配設
    し、ブレーキペダルの踏込みに応じて前記ホイールシリ
    ンダを作動させることによって前記一対のブレーキシュ
    ーを拡開し、前記一対のブレーキシューのライニングを
    ブレーキドラムの内周面に摺接して制動作用を行なうよ
    うに構成すると共に、一端が一方のブレーキシューの側
    に支持されたストラットと、前記ストラットの他端に形
    成された歯部に一端が噛合されかつ他方のブレーキシュ
    ーに形成された係合孔内に他端の係合腕部が遊嵌された
    ベルクランクレバーと、前記ストラット及びベルクラン
    クレバーの歯部を互いに噛合方向に附勢する引張ばねと
    から成るオートアジャスタを配設し、前記オートアジャ
    スタにて前記ブレーキシューのライニングとブレーキド
    ラムとの間隙を自動調整するようにしたドラムブレーキ
    装置において、前記ストラットをその長手方向に沿って
    移動可能に配設し、急ブレーキ時に前記ストラットをそ
    の長手方向に駆動することにより、前記ベルクランクレ
    バーの係合腕部を、前記係合孔が設けられている前記他
    方のブレーキシューの拡開方向に移動させるように構成
    したことを特徴とするドラムブレーキ装置。
  2. 【請求項2】 前記オートアジャスタが急ブレーキ時に
    前記ホイールシリンダにて駆動されるようにしたことを
    特徴とする請求項1に記載のドラムブレーキ装置。
  3. 【請求項3】 前記ストラットの一端を前記ブレーキレ
    バーにてスライド可能に片持ち支持すると共に、前記オ
    ートアジャスタの移動時における下方への外れ防止用の
    ストッパ片部を前記ブレーキレバーに設けたことを特徴
    とする請求項1又は2に記載のドラムブレーキ装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009008151A (ja) * 2007-06-27 2009-01-15 Akebono Brake Ind Co Ltd ドラムブレーキ装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009008151A (ja) * 2007-06-27 2009-01-15 Akebono Brake Ind Co Ltd ドラムブレーキ装置

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