JPH05172957A - 電子時計 - Google Patents

電子時計

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JPH05172957A
JPH05172957A JP35407791A JP35407791A JPH05172957A JP H05172957 A JPH05172957 A JP H05172957A JP 35407791 A JP35407791 A JP 35407791A JP 35407791 A JP35407791 A JP 35407791A JP H05172957 A JPH05172957 A JP H05172957A
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JP
Japan
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voltage
liquid crystal
display
power supply
value
Prior art date
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Pending
Application number
JP35407791A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayoshi Okuyama
正良 奥山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電源電池の長寿命化を図るべく電源電池の電
圧が一定値以下に至ったときにデジタル表示部の表示動
作を停止するが、これにより外観が損なわれない電子時
計の提供を目的とする。 【構成】 文字板7の表示窓部7W内の奥側にデジタル
表示部を構成する液晶表示パネルを配設し、文字板7と
上記液晶表示パネルの間で指針の回転中心を中心として
回転する円板状のシャッター板8を設け、液晶表示パネ
ルに時刻・日付を表示するときはシャッター板8の開口
部9と上記表示窓部7Wを重ねて液晶表示パネルを露出
させ、他方、電池電圧が低下して、上記表示を停止する
ときは、シャッター板8の「BATTERY EMPT
Y」という文字が印刷表示されている部分で液晶表示パ
ネルを覆うようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子時計に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、指針を備えこれにより時刻を表示
すると共に、デジタル表示部を備え、これに日付、時刻
を表示する電子時計が、広く実用に供されている。この
種の電子時計では、電源電池の電圧が低下したときに
は、その旨を使用者に知らせるために、デジタル表示部
に電圧低下を示す表示体を点灯する方式、或いは指針駆
動を通常時の何倍かの間隔で行なう方式等を採用してい
るものが多い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の如き電
子時計は、電源電池の電圧低下を使用者に知らせること
を主目的とするもので上記電圧低下の進行を大幅に遅ら
せるものではない。そこで、指針又はデジタル表示部の
いずれかで時刻表示をすれば足ることに着目し、それら
のいずれか一方の表示動作を停止して電源電池の寿命を
長くする方式が提案されている。しかしながら、何も表
示されないデジタル表示部が露出されたり、動かない指
針が存在するのは外観が悪い。本発明は、上述の如き事
情に鑑みてなされたもので、電源電池の長寿命化を図る
べく電源電池の電圧が一定値以下に至ったときにデジタ
ル表示部の表示動作を停止するが、これにより外観が損
なわれない電子時計の提供を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、電源電池の電圧が一定値以下に低下して
デジタル表示部の表示駆動を停止するときには、デジタ
ル表示部をシャッター板で覆い見えないようにした。
【0005】
【実施例】以下、図面に示す実施例に基づき本発明を具
体的に説明する。構成 図1は、本実施例の外観を示すものである。すなわち時
計ケース1の前面には時計ガラス2で覆われた指針表示
部3が配されており、この指針表示部3には、時針4、
分針5、秒針6および文字板7が設けられている。ま
た、文字板7の4〜8時の位置の近傍には、指針の回転
中心を中心とし、中心角が約120°の幅広の円弧状を
した開口すなわち表示窓部7Wが形成されており、この
表示窓部7Wの内部後方には、表示窓部7Wと同一形状
(すなわち中心角が約120°の幅広の円弧状)をし
て、後述の如く一定条件の下で表示窓部7Wを介して全
面を見ることができる液晶表示パネル10(図示せず)
が配置されている。また、文字板7の後方で上記液晶表
示パネル10の前方の位置には、指針の回転中心を中心
として回転する円板状のシャッター板8が設けられてい
る。そしてこのシャッター板8は中心角がそれぞれ12
0°の3つの扇形部からなりその1つには、回転したと
きに、表示窓部7Wと重なり液晶表示パネル10を露出
する後述の開口部9が形成されており、当該扇形部の右
側の扇形部には、電源電池の電圧低下を示す「BATT
ERY EMPTY」の文字が印刷表示されており、ま
た上記開口が形成されている扇形部の左側の扇形部は文
字板7の表面と同一色調となっており図1に示す如く、
表示窓部7Wと重なり液晶表示パネル10を覆うと共に
表示窓部7Wの存在を全く認識させないようになってい
る。また、時計ケース1の側面には、4個の押釦スイッ
チSA〜SBおよびバンド取付部11が設けられてい
る。
【0006】図2は本実施例の回路構成を示すものであ
る。すなわち本実施例はCPU15を中心に他の回路部
がこれに接続する構成となっている。CPU15は、送
られてくるデータを処理・加工して送出すると共に各回
路部に信号を送って、それらを制御する回路である。発
振回路16は、常時、一定周波数の信号を送出している
回路である。分周回路17は、発振回路16からの信号
を分周して、1Hz信号を得て、これを計時計数回路1
8およびモータ駆動回路19に送出する回路部である。
計時計数回路18は、上記分周回路17からの1Hz信
号を計数して、現在時刻Tおよび当日の日付Dを得て、
これらをCPU15に送出する回路である。
【0007】モータ駆動回路19は、分周回路17から
の1Hz信号を得て、ステップモータ20を駆動する回
路であり、ステップモータ20は、モータ駆動回路19
に駆動されて回転して回転力を輪列機構21を介して指
針22に与え該指針22を運針する。
【0008】RAM23は、CPU15に制御されて、
CPU15からのデータを記憶し、また記憶しているデ
ータをCPU15に送出する回路部である。このRAM
23中のシャッター位置記憶レジスタSRはシャッター
板8の回転位置を示すステップ数がセットされるレジス
タであり、当該ステップ数は、シャッター板8が図1に
示す位置にあるときを0とし右側に6°回転する毎に1
だけ大きいものとなる。RAM23中のモードレジスタ
Mはモードを指定するレジスタであり、0がセットされ
たときは、前記表示窓部7Wが閉じられ、指針22だけ
により時刻表示が行なわれる時計モードを指定し、1が
セットされたときは、表示窓部7Wが開かれ、液晶表示
パネル10にも時刻等が表示される時刻・日付表示モー
ドを指定する。またRAM23中の電圧低下記憶フラグ
FLは電源電池の電圧が一定値にまで低下したときに1
がセットされるフラグである。電圧検出回路24は電源
電池の電圧を検出して、検出結果をCPU15に送出す
る回路部である。
【0009】スイッチ部25は前述の押釦スイッチSA
〜SD等を備え、それらのいずれかが操作されたとき
に、対応するスイッチ入力信号をCPU15に送出する
回路部である。報音装置26はCPU15からの信号を
受けてアラーム音を発生する回路である。
【0010】モータ駆動回路27は、CPU15からの
2種類の信号を受けて、その都度、ステップモータ28
を所定角度だけ右又は左に回転駆動する回路であり、ス
テップモータ28の回転は、歯車29を介して、シャッ
ター板8に与えられ、このシャッター板8は、CPU1
5から上記2種類の信号が送出される毎に、6°(すな
わち360°/60ステップ)だけ右又は左回転をす
る。表示駆動回路30は、CPU15から表示開始信号
DSにより駆動を開始してCPU15からのデータをデ
ジタル表示部31の前記液晶表示パネル10に表示する
と共に、CPU15から表示停止信号DEを受けて、該
動作を停止する回路である。
【0011】動作 図3は本実施例の動作の概要を示すジェネラルフローチ
ャートであり、図4は図3中のステップS2のスイッチ
処理を詳細に示すフローチャートであり、また図5は、
各種状態における表示窓部7Wの態様の変遷を示すもの
である。以下、上記各図面に基づき各種状態における動
作を説明していく。
【0012】(イ)時計モードでの動作 時計モードであり、表示窓部7Wは図5の(a)に示す
如くシャッター板8により閉じられており、かつ電源電
池の電圧が未だ低下せず一定値以上を保っているとき
は、スイッチ操作がない限り、図3のステップS1でス
イッチ入力がないことを判断し、ステップS3に進み電
圧低下記憶フラグFLの値が0で、先の電圧検出では電
源電池の電圧が低下していなかったことを判断し、その
上でステップS4では新たに電圧検出回路24から電源
電池の電圧を得て、次のステップS5に進む。そしてス
テップS5では、電圧検出回路24から得た電源電池の
電圧が、予め定められた上記一定値(電源電池の寿命が
近づいているか否かの判断の基準とする電圧値)以上で
あることを判断し、次いでステップS6では、モードレ
ジスタMの値が1でなく0で時計モードであることを判
断してステップS1に戻り、以下、上記同様の動作を繰
返す。
【0013】上記の如き時計モードでの動作を継続中
に、電源電池の寿命が近づいてきて、電圧が上記一定値
以上でなくなったときは、それをステップS5で検知し
ステップS8に進み電圧低下記憶フラグFLの値を1と
し、ステップS9でシャッター位置記憶レジスタSRの
ステップ値が0であることを判断し、その上でステップ
S10では、シャッター板8を20ステップだけ左に回
転して図5(c)に示す如く、シャッター板8のうち
「BATTERY EMPTY」なる文字が印刷表示さ
れている部分が液晶表示パネル10を覆い、上記文字が
表示窓部7Wから見える状態にする。これにより、使用
者は、極めて容易に電源電池の寿命が近いことを認識で
きることになる。また、上記ステップS10の処理を実
行した後には、ステップS11に進み上記シャッター板
8の回転位置を記憶すべくシャッター位置記憶レジスタ
SRのステップ値を40にし(シャッター板8の回転は
最小ステップ数とすべく左回転で20ステップとする
が、回転位置は基準位置から右回転で測るので40ステ
ップとなる)、然る後、ステップS1に戻る。以後は、
スイッチ操作がない限り、ステップS1からステップS
3に進み電圧低下記憶フラグFLの値が既に0ではなく
1になっていることを判断し、次いでステップS14で
シャッター位置記憶レジスタSRのステップ値は20で
はなく40であることを判断してステップS1に戻る動
作を繰返すことになる。
【0014】(ロ)時刻・日付表示モードへの切換動作 前述の時計モードから時刻・日付表示モードへの切換え
に際しては押釦スイッチSAを操作する。このとき、図
3のステップS1で上記操作によるスイッチ入力を検出
しステップS2のスイッチ処理すなわち図4のフローチ
ャートへと進む。そしてステップS20で操作されたの
は押釦スイッチSAであることを判断し、その上でステ
ップS21に進みモードレジスタMの値を反転して1と
し上記時刻・日付表示モードとする。然る後、ステップ
S22でモードレジスタMの値は0でなく、既に1で時
刻・日付表示モードになっていることを判断しステップ
S30に進む。ステップS30では、シャッター位置記
憶レジスタSRのステップ値が0になっているかを判断
し(すなわち、電源電池が、未だ寿命に近くなくシャッ
ター位置記憶レジスタSRの値が0で図5の(a)の状
態になっているか、寿命に近くなりシャッター位置記憶
レジスタSRの値が40で図5の(c)の状態になって
いるかを判断し)、前者すなわちシャッター位置記憶レ
ジスタSRの値が0になっているときは、ステップS3
1に進み、シャッター板8を20ステップだけ左回転
し、また後者すなわちシャッター位置記憶レジスタSR
の値が40になっているときは、ステップS34に進
み、シャッター板8を20ステップだけ右回転する。す
なわち、前者、後者いずれの場合にも図5の(b)に示
す如く、表示窓部7Wとシャッター板8の開口部9とを
重ねて表示窓部7Wを開き液晶表示パネル10を露出せ
しめる。然る後、ステップS32では、上記シャッター
板8の回転位置を記憶すべくシャッター位置記憶レジス
タSRのステップ値を20とし、次のステップS33で
はデジタル表示部31に表示開示信号DSを送り、該デ
ジタル表示部31の液晶表示パネル10への表示を可能
にする。その後、図3のステップS3に進み、電圧低下
記憶フラグFLの値が0かを判断し、0であるときはス
テップS4で電圧検出回路24からの電源電池電圧を取
込み、更にステップS5では上記電源電池電圧が一定値
以上を保っているかを判断する。そして、電源電池電圧
が一定値以上であるときは、ステップS5からステップ
S6に進み、モードレジスタMの値が既に1で時刻・日
付表示モードになっていることを判断し、ステップS7
で上記液晶表示パネル10に当日の日付および現在時刻
を表示し(図5の(b)参照)、ステップS1に戻り、
以下、同様の動作を繰返す。
【0015】また、上記ステップS5で電源電池の電圧
が一定値以上でなくなっていると判断したとき(すなわ
ち、時刻・日付表示モードへモードを切換えた直後に電
池電圧が一定値以下になったとき)は、ステップS8で
電圧低下記憶フラグFLの値を1とし、ステップS9で
シャッター位置記憶レジスタSRのステップ値は既に前
述のステップS32の処理で0でなく20になっている
ことを判断し、ステップS15に進む。当該ステップS
15では、前記表示窓部7Wが未だ一定時間、開かれて
いないことを判断し、ステップS7に進み、液晶表示パ
ネル10に日付および時刻を表示してステップS1に戻
る。然る後には、スイッチ操作がない限りステップS
1、S3を経て、ステップS14でシャッター位置記憶
レジスタSRのステップ値は20であることを判断し、
次いで上記ステップS15、S7の処理を実行後、ステ
ップS1に戻る動作を繰返し、当該動作を開始してから
一定時間が継続したときは、それをステップS15で検
出して、ステップS16でシャッター板8を20ステッ
プだけ右回転して表示窓部7Wを閉じ、すなわち図5の
(c)に示す状態とし、ステップS17で、上記回転位
置を記憶すべくシャッター位置記憶レジスタSRに40
をセットし、更にステップS18に進みデジタル表示部
31に表示停止信号DEを送って、液晶表示パネル10
での上記表示を停止し、ステップS19でモードレジス
タMに0をセットして強制的に時計モードにし、その上
でステップS1に戻る。そして、その後は、ステップS
1、S3、S14、S1の処理を繰返し、上記図5の
(c)の状態を保つことになる。
【0016】以上は、時計モードから時刻・日付表示モ
ードへのモード切換を行なうべく押釦スイッチSAを操
作した時点において、電源電池の電圧が一定値以上を保
ち、図5の(a)の状態にあり、図4のステップS20
〜S22、S30〜S33を経て図3のステップS3以
後の処理に進んだ場合であるが、時刻・日付表示モード
への切換のスイッチ操作の時点において、既に電源電池
電圧が一定値以上でなくなっており、図5の(c)の状
態にあり、上記スイッチ操作を受けて図4のステップS
20〜S22、S30、S34、S32、S33と進み
表示窓部7Wを開き、図5の(b)の状態となり図3の
ステップS3以後の処理に進む場合は、ステップS14
でシャッター位置記憶レジスタSRの値が20になって
いることを判断し、ステップS15に進む。そしてステ
ップS15では表示窓部7Wを開いてから未だ一定時間
が経過していないことを判断し、ステップS7に進み液
晶表示パネル10に時刻・日付を表示し、ステップS1
に戻る。然る後は、ステップS1、S3、S14、S1
5、S7、S1の処理を繰返し、上記一定時間が経過し
たときは、それをステップS15で検出し、ステップS
16でシャッター板8を20ステップだけ右に回転し、
ステップS17でシャッター位置記憶レジスタSRのス
テップ値を40として表示窓部7Wを閉じて図5の
(c)の状態とし、その上でステップS18ではデジタ
ル表示部31に表示停止信号DEを送って液晶表示パネ
ル10の表示を停止し、更にステップS19でモードレ
ジスタMに0をセットして時計モードに強制的に戻し、
その上でステップS1に戻る。以後は、ステップS1、
S3、S14、S1の処理を繰返すことになる。
【0017】(ハ)時刻・日付表示モードでの動作 次に、時刻・日付表示モードでの動作を説明する。例え
ば図5の(b)の如き状態にあり未だ電源電池電圧が前
記の一定値以上であるときは、スイッチ操作がない限
り、図3のステップS1、S3を経てステップS4で上
記電源電池電圧を電圧検出回路24から得て、ステップ
S5で上記電圧が一定値以上であることを判断し、ステ
ップS6でモードレジスタMの値が1であることを判断
し、ステップS7で時刻・日付を液晶表示パネル10に
表示しステップS1に戻る動作を繰返す。
【0018】また、上記の如き動作を繰返しているうち
に電源電池の電圧が低下してきて、前記一定値以上でな
くなったときは、それを上記ステップS5で検出し、ス
テップS8で電圧低下記憶フラグFLの値を1とし、ス
テップS9、S15を経てステップS16に進み、シャ
ッタースイッチ他8を20ステップだけ右回転して図5
の(c)の状態にし、ステップS17ではシャッター位
置記憶レジスタSRに40ステップをセットし、ステッ
プS18で液晶表示パネル10の表示を停止し、ステッ
プS19でモードレジスタMに0をセットし、強制的に
時計モードとし、ステップS1に戻る。そして以後は、
ステップS11、S3、S14、S1の処理を繰返すこ
とになる。
【0019】当該時刻・日付表示モードから前記時計モ
ードに戻すべく、押釦スイッチSAを操作したときは、
該操作を図3のステップS2のスイッチ処理すなわち図
4のフローチャートに進み、ステップS20で上記押釦
スイッチSAが操作されたことを検出し、次のステップ
S21でモードレジスタMの値を反転して0とし、その
上でステップS22でモードレジスタMの値が0になっ
たことを判断し、ステップS23に進む。そして、ステ
ップS23では、電圧低下記憶フラグFLの値が0であ
るか、すなわち、電源電池の電圧が一定値以上であるか
否かを判断し、電圧低下記憶フラグFLの値が0で、図
5の(b)の状態にあるときは、ステップS24でシャ
ッター板8を20ステップだけ左に回転して図5の
(a)の状態にし、その上でステップS25に進みシャ
ッター位置記憶レジスタSRの値を0として、ステップ
S26で液晶表示パネル10による表示を停止する。な
お、電源電池電圧が一定値以上でなくなり図5の(c)
に示す如き状態になり、時計モードとなっているとき
に、当日の日付を確認すべく、押釦スイッチSAを操作
し、時刻・日付表示モードとし、すなわち図5の(b)
の状態にし、その後、一定時間が経過して図3のステッ
プS15〜S17の処理により自動的に時計モードに戻
る前に、更に押釦スイッチSAを操作したときは、次の
ようになる。すなわち図4のステップS20で上記操作
を検出し、次のステップS21でモードレジスタMの値
を反転して0として時計モードに戻し、更にステップS
22ではモードレジスタMの値が0になり時計モードに
なったことを判断し、ステップS23に進む。そしてス
テップS23では、電圧低下記憶フラグFLが1で電源
電池の電圧は一定値以上でなくなっていることを確認
し、その上でステップS27に進み、シャッター板8を
20ステップだけ右回転して、図5の(c)の状態に戻
し、次のステップS28では、シャッター位置記憶レジ
スタSRのステップ値を40とし、更にステップS26
に進み液晶表示パネル10への時刻・日付等の表示を停
止する。
【0020】
【発明の効果】本発明は、以上詳述したように、電源電
池の電圧が一定値以下に低下してデジタル表示部の表示
駆動を停止するときには、デジタル表示部をシャッター
板で覆い見えないようにした電子時計に係るものである
から、電源電池の長寿命化を図るべく電源電池の電圧が
一定値以下に至ったときにデジタル表示部の表示動作を
停止するが、これにより外観が損なわれない電子時計の
提供を可能とする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の外観を示す図。
【図2】上記実施例の回路構成を示す図。
【図3】上記実施例の動作の概要を示すフローチャー
ト。
【図4】図3中のステップS2のスイッチ処理を詳細に
示すフローチャート。
【図5】表示窓部の状態の変遷を示す図。
【符号の説明】
7 文字板 7W 表示窓部 8 シャッター板 9 開口部 10 液晶表示パネル 24 電圧検出回路 31 デジタル表示部 SR シャッター位置記憶レジスタ M モードレジスタ FL 電圧低下記憶フラグ SA 押釦スイッチ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステップモータにより文字板上で指針を
    回転して時刻を表示する指針表示装置と、 前記文字板に形成された開口の下側に配置された電気光
    学的表示装置と、 前記文字板と前記電気光学的表示装置との間に設けられ
    前記文字板の開口を開閉するシャッター板と、 前記シャッター板を移動して前記文字板の開口を開き前
    記電気光学的表示装置を露出させるシャッター板移動制
    御手段と、 電池の電圧が一定値以下になったことを検出する電圧低
    下検出手段と、 この電圧低下検出手段で前記電池の電圧が一定値以下に
    なったことが検出された際に前記開口が開かれていて前
    記電気光学的表示装置にデータが表示されている場合に
    前記シャッター板を移動して前記文字板の開口を閉じる
    と共に前記電気光学的表示装置の動作を停止する電圧低
    下制御手段とを具備することを特徴とする電子時計。
JP35407791A 1991-12-19 1991-12-19 電子時計 Pending JPH05172957A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018141648A (ja) * 2017-02-27 2018-09-13 カシオ計算機株式会社 電子時計、表示制御方法及びプログラム

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