JPH05172824A - 自動分析装置 - Google Patents

自動分析装置

Info

Publication number
JPH05172824A
JPH05172824A JP34378291A JP34378291A JPH05172824A JP H05172824 A JPH05172824 A JP H05172824A JP 34378291 A JP34378291 A JP 34378291A JP 34378291 A JP34378291 A JP 34378291A JP H05172824 A JPH05172824 A JP H05172824A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
waste liquid
detecting
automatic analyzer
detection means
drainage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP34378291A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeru Fujii
滋 藤井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP34378291A priority Critical patent/JPH05172824A/ja
Publication of JPH05172824A publication Critical patent/JPH05172824A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 装置内部で水漏れを起こすことがなく、排水
ラインのメンテナンスを行う必要があるかどうかを確実
に知ることができる。 【構成】 化学分析によって生じた廃液を排出する排出
ライン7,8,9と、排水ライン7,8,9中の適宜選
択した箇所に廃液の排出状況を検出する検出手段11
と、前記検出手段11による排出状況の検知に基づいて
自動分析装置の動作を制御する制御手段と、を具備す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動分析装置に関し、特
に廃液を装置外に排出するための流路システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、自動分析装置は反応管等の洗浄
によって多量の廃液がでるが、排水ラインの排水チュー
ブ内には血清などのサンプルや各種試薬が入り混じり、
反応生成物が沈殿して排水チューブが詰まりやすい。以
下に、従来の排水ラインのシステムと排水チューブの詰
まり対策の例を示す。
【0003】図5に示すように、複数の吸引または排水
手段からくる廃液を廃液用のポンプ101を用いて一カ
所の廃液タンク102に集め、この廃液タンク102か
ら自由落下によって廃液を装置外へ排出する。詰まり対
策としては、排水チューブ103を太くしたり、廃液タ
ンク102内に洗剤を入れたりする方法がある。
【0004】他の排水ラインのシステムの例では、図6
に示すように、上記した例と同様にして廃液タンク10
2内に集めた廃液を、別のポンプ104によって廃液を
強制的に装置外へ排出する。上記した例のように自由落
下による排出ではないので廃液が排水チューブ103内
に滞留することによって排水チューブ103が詰まるこ
とが少ない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来例においては、排水チューブ103の詰まりの対
策をとっても完全に排水チューブ103の詰まりをなく
すことはできなかった。そのため、排水ラインの定期メ
ンテナンス(排水チューブ103の交換や洗浄)を怠っ
たり、ポンプ101,104の故障が起きたりしたとき
には装置内部で水漏れを起こす可能性がある。
【0006】本発明は上記した従来技術の課題を解決す
るためになされたもので、その目的とするところは、装
置内部で水漏れを起こすことがなく、排水ラインのメン
テナンスを行う必要があるかどうかを確実に知ることが
できる自動分析装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明にあっては、化学分析によって生じた廃液を
排出する排水ラインと、排水ライン中の適宜選択した箇
所に廃液の排出状況を検出する検出手段と、前記検出手
段による排出状況の検知に基づいて自動分析装置の動作
を制御する制御手段と、を具備することを特徴とする。
また、前記検出手段は、廃液タンク内の水位を検出する
水位検出手段、排出される廃液の流量を検出する流量検
出手段、排出される廃液の圧力を検出する圧力検出手
段、またはオーバーフロー口から流出した廃液を検知す
る水分検知手段であることを特徴とする。
【0008】
【作用】上記構成を有する本発明の自動分析装置におい
ては、排水ライン中に廃液が確実に流れているかどうか
を検出することができる。このため、排水チューブが詰
まったり、ポンプの故障が起きたりすること等によって
排水ラインの異常を検知することができるので、排水ラ
インのメンテナンスを行う時期を確実に知ることができ
る。
【0009】
【実施例】以下に、本発明の一実施例を図に基づいて説
明する。
【0010】図4は自動分析装置の構成を示す概略図で
ある。図4において、この一実施例の自動分析装置は、
サンプルや試薬を分注して反応を行う反応管1を備えて
いる。また、サンプルをサンプルカップ2から反応管1
に分注するためのサンプリングノズル3、試薬を試薬容
器4から反応管1に分注するための試薬ノズル5を備え
ている。そして、洗浄部6においてこれらを洗浄し、こ
の洗浄動作等によって生じる廃液を廃液タンク7内に一
時的に溜め、この廃液を廃液タンク7に設けられた排水
口8を介し排水チューブ9から装置外に排出するもので
ある。
【0011】廃液タンク7内には、図1に示すように、
廃液タンク7内の水位を検知する水位検知手段としての
フロートスイッチ11が設けられており、廃液タンク7
内の水位が異常に高くなったときに検知することができ
るものである。
【0012】この自動分析装置においては、装置各部の
洗浄等によって生じた廃液を一時的に廃液タンク7内に
溜め、この廃液を排水口8から装置外へ排出する。排水
チューブ9が詰まること等によって排水口8からの廃液
の流れが悪くなり、廃液タンク7内の水位が以上に高く
なったときには、フロートスイッチ11によって廃液タ
ンク7内の水位を検知する。
【0013】また、図2に示すように、廃液タンク7の
排水口8から排出される廃液が流れているかどうかを検
知する流れ検知センサー12、例えば流量センサーや圧
力センサーを排水ライン中に設けてもよい。このように
した場合は、排水口8から排出される廃液が流れている
かどうかを流れ検知センサー12によって検知する。
【0014】さらに、図3に示すように、廃液タンク7
には廃液の排水口8からの流れが悪いときのためにオー
バーフロー口13を設け、オーバーフロー口13に廃液
が流れてきたときに流れの異常を検知する水分検知セン
サー14を排水ライン中に設けてもよい。そして、排水
口8からの流れが悪くなり、オーバーフロー口13から
廃液が流れてきたときには、水分検知センサー14によ
って廃液がオーバーフロー口から流れてきたことを検知
する。このようにして排水ラインの異常を検知したとき
には、装置の動作を緊急停止させる。したがって、廃液
が装置内部で水漏れを起こすことがなく、排水ラインの
メンテナンスを行う時期を確実に知ることができる。
【0015】以上の実施例においては、排水ラインの以
上を検知したときには、装置の動作を緊急停止させるよ
うにしているが、緊急停止させずに、又は緊急停止させ
ると同時に、排水ラインの異常が検知されたことを適宜
表示装置に表示することによって、使用者にメンテナン
スの実行を促すようにしても良い。
【0016】
【発明の効果】本発明の自動分析装置は以上の構成及び
作用を有するもので、廃液が装置内部で水漏れを起こす
ことがなく、排水ラインのメンテナンスを行う必要性が
あるかどうかを確実に知ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における自動分析装置の排水
ラインを示す構成図である。
【図2】本発明の一実施例における自動分析装置の排水
ラインを示す構成図である。
【図3】本発明の一実施例における自動分析装置の排水
ラインを示す構成図である。
【図4】本発明の一実施例における自動分析装置の構成
を示す概略図である。
【図5】従来例における自動分析装置の排水ラインを示
す構成図である。
【図6】従来例における自動分析装置の排水ラインを示
す構成図である。
【符号の説明】
7 廃液タンク 8 排水口 9 排水チューブ 11 フロートスイッチ(水位検知手段) 12 流れ検知センサー(流量検出手段,圧力検出手
段) 13 オーバーフロー口 14 水分検知センサー(水分検知手段)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 化学分析によって生じた廃液を排出する
    排水ラインと、排水ライン中の適宜選択した箇所に廃液
    の排出状況を検出する検出手段と、前記検出手段による
    排出状況の検知に基づいて自動分析装置の動作を制御す
    る制御手段と、を具備することを特徴とする自動分析装
    置。
  2. 【請求項2】 前記検出手段は、廃液タンク内の水位を
    検出する水位検出手段であることを特徴とする請求項1
    記載の自動分析装置。
  3. 【請求項3】 前記検出手段は、排出される廃液の流量
    を検出する流量検出手段であることを特徴とする請求項
    1記載の自動分析装置。
  4. 【請求項4】 前記検出手段は、排出される廃液の圧力
    を検出する圧力検出手段であることを特徴とする請求項
    1記載の自動分析装置。
  5. 【請求項5】 前記検出手段は、オーバーフロー口から
    流出した廃液を検知する水分検知手段であることを特徴
    とする請求項1記載の自動分析装置。
JP34378291A 1991-12-26 1991-12-26 自動分析装置 Pending JPH05172824A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34378291A JPH05172824A (ja) 1991-12-26 1991-12-26 自動分析装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34378291A JPH05172824A (ja) 1991-12-26 1991-12-26 自動分析装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05172824A true JPH05172824A (ja) 1993-07-13

Family

ID=18364201

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP34378291A Pending JPH05172824A (ja) 1991-12-26 1991-12-26 自動分析装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05172824A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010513928A (ja) * 2006-12-22 2010-04-30 アボット・ラボラトリーズ 液状廃棄物管理システム
JP2016003967A (ja) * 2014-06-17 2016-01-12 株式会社東芝 臨床検査装置
WO2019176136A1 (ja) * 2018-03-14 2019-09-19 株式会社島津製作所 廃液監視装置

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010513928A (ja) * 2006-12-22 2010-04-30 アボット・ラボラトリーズ 液状廃棄物管理システム
US8449839B2 (en) 2006-12-22 2013-05-28 Abbott Laboratories Liquid waste management system
JP2016003967A (ja) * 2014-06-17 2016-01-12 株式会社東芝 臨床検査装置
WO2019176136A1 (ja) * 2018-03-14 2019-09-19 株式会社島津製作所 廃液監視装置
CN111699385A (zh) * 2018-03-14 2020-09-22 株式会社岛津制作所 废液监视装置
JPWO2019176136A1 (ja) * 2018-03-14 2021-01-14 株式会社島津製作所 廃液監視装置
CN111699385B (zh) * 2018-03-14 2024-03-26 株式会社岛津制作所 废液监视装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4995959A (en) Measuring apparatus for determination of the activity or of the concentration of ions in solutions
EP0754951A1 (en) Liquid supply systems
US9513305B2 (en) Multiple cleaning stations for a dispensing probe
JP2004170279A (ja) 自動分析装置
EP3163305B1 (en) Automatic analytical apparatus
JP2003294763A (ja) 自動分析装置及びその管理システム
JP2016206200A (ja) ピペット分注針のための洗浄ステーションの機能を監視する方法
EP3767299B1 (en) Automatic analyzing apparatus, and method for detecting flow path clogging of the automatic analyzing apparatus
JP3283089B2 (ja) 容器洗浄装置
WO2006043900A1 (en) A water quality testing system
JPH05172824A (ja) 自動分析装置
JP6462256B2 (ja) 自動分析装置
JP3120180U (ja) 自動分析装置
JP2007240328A (ja) 分注装置および分注方法
JPH06109745A (ja) ノズルの詰まり検知装置
JPH06103316B2 (ja) 自動分注ノズルの洗浄装置
JP5174766B2 (ja) 自動分析装置
JPH1073601A (ja) 自動分析装置
JP4178122B2 (ja) 分注装置及びそれを備えた自動分析装置
JP5372646B2 (ja) 自動分析装置
WO2022196157A1 (ja) 自動分析装置およびその流路確認方法
CN219201492U (zh) 一种溴化sbs合成工艺中催化剂浓度的在线检测装置
CN117805425A (zh) 一种样本分析仪及样本分析仪的控制方法
US20220276278A1 (en) Liquid Dispensing Device
JPS61275659A (ja) 自動化学分析装置