JPH05172214A - エアーブリーザ装置 - Google Patents

エアーブリーザ装置

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Publication number
JPH05172214A
JPH05172214A JP13125791A JP13125791A JPH05172214A JP H05172214 A JPH05172214 A JP H05172214A JP 13125791 A JP13125791 A JP 13125791A JP 13125791 A JP13125791 A JP 13125791A JP H05172214 A JPH05172214 A JP H05172214A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air breather
air
breather chamber
filter
mission case
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP13125791A
Other languages
English (en)
Inventor
Naohisa Goto
直久 後藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JATCO Corp
Original Assignee
JATCO Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by JATCO Corp filed Critical JATCO Corp
Priority to JP13125791A priority Critical patent/JPH05172214A/ja
Publication of JPH05172214A publication Critical patent/JPH05172214A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H57/00General details of gearing
    • F16H57/02Gearboxes; Mounting gearing therein
    • F16H57/027Gearboxes; Mounting gearing therein characterised by means for venting gearboxes, e.g. air breathers

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Details Of Gearings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】エアーブリーザ室の位置設定に制約を受けるこ
とが少なく、又、軽量化を図る。 【構成】潤滑オイルの通過は規制し空気の通過は許容す
る高分子フイルタ21によりエアーブリーザ室20の周
囲が覆われたカゴ状フイルタ2を、ミッションケース1
とは別体に形成し、前記カゴ状フイルタ2を、エアーブ
リーザ室20とミッションケース1の外部とを連通させ
る排気管3により支持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車のトランスミッ
ション等に設けられるエアーブリーザ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のエアーブリーザ装置とし
ては、例えば、特開昭56−113858号公報及び特
開昭60−113864号公報に記載されたものが知ら
れている。
【0003】前者のエアーブリーザ装置は、図2に示す
ように、ケーシングとしてのミッションケース100に
一体に形成されたリブ101と、ミッションケース10
0にボルト102等の固定具により固定されたバッフル
プレート103によってエアーブリーザ室104が形成
され、このエアーブリーザ室104にミッションケース
100内への連通口105が形成されると共に、エアー
ブリーザ室104とミッションケース100の外部とが
排気管106により連通された構造となっていた。
【0004】又、後者のエアーブリーザ装置は、図3に
示すように、内部をエアーブリーザ室200としたブリ
ーザケース201が鋼板によりミッションケース202
とは別体に形成され、該ブリーザケース201にエアー
ブリーザ室200とミッションケース202内との連通
口203が形成されると共に、エアーブリーザ室200
とミッションケース202の外部とが排気管204によ
り連通された構造となっていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た前者のエアーブリーザ装置にあっては、エアーブリー
ザ室がミッションケースのリブを利用して形成されてい
るため、このリブがある場所にしかエアーブリーザ室を
形成できない(ブリーザ室の為にリブを追加しなければ
ならない)し、又、連通口からの潤滑オイルの侵入を防
止するために、ミッションケース内のパワートレイン
(回転体)から離れた位置にエアーブリーザ室を配設し
なければならないなど、エアーブリーザ室の位置設定に
制約を受けることが多いという問題があった。
【0006】又、後者のエアーブリーザ装置にあって
は、前者と同様に、連通口からの潤滑オイルの侵入を防
止するために、ミッションケース内のパワートレインか
ら離れた位置にエアーブリーザ室を配設しなければなら
ないし、又、ブリーザケースが鋼板により形成されてい
るため、重量増になるという問題もあった。
【0007】本発明は、上記の問題点に着目し、エアー
ブリーザ室の位置設定に制約を受けることが少なく、
又、軽量構造のエアーブリーザ装置を提供することを課
題としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明では、高分子フイ
ルタによりエアーブリーザ室の周囲を覆ったカゴ状フイ
ルタを、ケーシングとは別体に形成させることによっ
て、上記の課題を解決した。
【0009】即ち、本発明のエアーブリーザ装置は、潤
滑オイルの通過は規制し空気の通過は許容する高分子フ
イルタによりエアーブリーザ室の周囲が覆われたカゴ状
フイルタが、ケーシングとは別体に形成され、前記カゴ
状フイルタが、エアーブリーザ室とケーシング外部とを
連通させる排気管により支持される状態でケーシング内
に配設されていることを特徴としている。
【0010】
【作用】本発明のエアーブリーザ装置は、内部をエアー
ブリーザ室としたカゴ状フイルタがケーシングとは別体
に形成されているため、このエアーブリーザ室を任意の
位置に移動させることができるし、又、エアーブリーザ
室は、潤滑オイルの通過は規制し空気の通過は許容する
高分子フイルタにより周囲が覆われているため、エアー
ブリーザ室への潤滑オイルの侵入を防止しながら空気の
流通を確保することができる。
【0011】従って、エアーブリーザ室を任意の位置に
移動できると共に、潤滑オイルのはねかけが多い回転体
の近傍位置に配設しても潤滑オイルの侵入を防止できる
ため、エアーブリーザ室の位置設定に制約を受けること
が少ない。
【0012】又、エアーブリーザ室を形成するカゴ状フ
イルタが高分子フイルタにより形成されると共に、エア
ーブリーザ室とケーシング外部とを連通させる排気管が
カゴ状フイルタの支持部材として兼用されて、ボルト等
の固定具を必要としないため、軽量化を図ることができ
る。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面により詳述す
る。尚、実施例では、自動車のトランスミッションに適
用したエアーブリーザ装置を例にとって説明する。
【0014】図1は実施例のエアーブリーザ装置を示す
断面図で、1はケーシングとしてのミッションケースで
ある。
【0015】このミッションケース1には、エンジンか
らの駆動力を変速して駆動車輪に伝達するためのパワー
トレイン10(回転体)が内部に組み込まれ、該パワー
トレイン10の作動を円滑にするために注入された潤滑
オイルが、パワートレイン10の回転に伴うはねかけに
よって各部に給油される。
【0016】又、前記ミッションケース1には、内部空
気の膨張、収縮による内圧変化を解消するためにエアー
ブリーザ装置が設けられている。
【0017】このエアーブリーザ装置は、ミッションケ
ース1とは別体に形成されたカゴ状フイルタ2を備え、
このカゴ状フイルタ2は、その内部がエアーブリーザ室
20に形成されて、このエアーブリーザ室20の周囲が
高分子フイルタ21によって覆われた構造となってい
る。尚、前記高分子フイルタ21は、潤滑オイルの通過
は規制し空気の通過は許容するようなメッシュで形成さ
れている。
【0018】又、前記エアーブリーザ室20は、ミッシ
ョンケース1の外部に排気管3によって連通され、そし
て、この排気管3によりミッションケース1の上部に垂
下支持される状態で、カゴ状フイルタ2がミッションケ
ース1内に配設されている。前記排気管3は、ミッショ
ンケース1を貫通して固定され、その外部口30にキャ
ップ31が設けられると共に、内部口32がカゴ状フイ
ルタ2の上面から突設された接続口管22に連結されて
いる。
【0019】尚、実施例では、カゴ状フイルタ2をパワ
ートレイン10に接近させた位置に配設したことから、
パワートレイン10によるカゴ状フイルタ2への潤滑オ
イルのはねかけが激しく、高分子フイルタ21の劣化を
早めてしまうため、がカゴ状フイルタ2のパワートレイ
ン10に面した側面をバッフルプレート4によって覆
い、潤滑オイルのはねかけを緩和するようにしている。
【0020】次に、実施例の作用を説明する。
【0021】ミッションケース1内のパワートレイン1
0が回転することによる発熱によってミッションケース
1の内部空気が膨張すると、その内部空気がエアーブリ
ーザ装置を通して外部に排気され、又、冷却によって内
部空気が収縮すると、エアーブリーザ装置を通して外気
が侵入するため、内部空気の膨張、収縮に伴うミッショ
ンケース1の内圧変化を解消することができる。
【0022】そして、本実施例のエアーブリーザ装置で
は、カゴ状フイルタ2がミッションケース1とは別体に
形成されているため、このカゴ状フイルタ2の内部に形
成されたエアーブリーザ室20を任意の位置に移動させ
ることができるし、又、エアーブリーザ室20は、潤滑
オイルの通過は規制し空気の通過は許容する高分子フイ
ルタ21により周囲が覆われているため、エアーブリー
ザ室20への潤滑オイルの侵入を防止しながら空気の流
通を確保することができる。
【0023】従って、エアーブリーザ室20を任意の位
置に移動できると共に、潤滑オイルのはねかけが激しい
パワートレイン10の近傍位置に配設しても潤滑オイル
の侵入を防止できるため、パワートレイン10から遠ざ
けるといった制約を受けることがなく、エアーブリーザ
室20の位置設定に伴う設計自由度を向上できる。
【0024】又、エアーブリーザ室20を形成するカゴ
状フイルタ2が高分子フイルタ21により形成されると
共に、エアーブリーザ室20とミッションケース1の外
部とを連通させる排気管3がカゴ状フイルタ2の支持部
材として兼用されて、ボルト等の固定具を必要としない
ため、軽量化を図ることができる。
【0025】以上、本発明の実施例を図面により説明し
たが、具体的な構成はこの実施例に限られるものではな
く、例えば、実施例では、エアーブリーザ装置を、自動
車のトランスミッションに適用した場合で説明したが、
これに限らず、各種産業機械のギヤボックス等に適用で
きる。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のエアーブ
リーザ装置にあっては、高分子フイルタによりエアーブ
リーザ室の周囲を覆ったカゴ状フイルタを、ケーシング
とは別体に形成したため、エアーブリーザ室の位置設定
に制約を受けることが少なくなるし、軽量化できるとい
う効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例のエアーブリーザ装置の要部を示す部分
断面図である。
【図2】従来のエアーブリーザ装置を示す部分断面図で
ある。
【図3】従来のエアーブリーザ装置を示す部分断面図で
ある。
【符号の説明】
1 ミッションケース(ケーシング) 10 パワートレイン(回転体) 2 カゴ状フイルタ 20 エアーブリーザ室 21 高分子フイルタ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 潤滑オイルの通過は規制し空気の通過は
    許容する高分子フイルタによりエアーブリーザ室の周囲
    が覆われたカゴ状フイルタが、ケーシングとは別体に形
    成され、前記カゴ状フイルタが、エアーブリーザ室とケ
    ーシング外部とを連通させる排気管により支持される状
    態でケーシング内に配設されていることを特徴としたエ
    アーブリーザ装置。
JP13125791A 1991-06-03 1991-06-03 エアーブリーザ装置 Pending JPH05172214A (ja)

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JP13125791A JPH05172214A (ja) 1991-06-03 1991-06-03 エアーブリーザ装置

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JP13125791A JPH05172214A (ja) 1991-06-03 1991-06-03 エアーブリーザ装置

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JPH05172214A true JPH05172214A (ja) 1993-07-09

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ID=15053691

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JP13125791A Pending JPH05172214A (ja) 1991-06-03 1991-06-03 エアーブリーザ装置

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JP (1) JPH05172214A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6557438B2 (en) * 2000-06-15 2003-05-06 Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha Breather structure of internal combustion engine for vehicles
JP2013113386A (ja) * 2011-11-29 2013-06-10 Fuji Heavy Ind Ltd ブリーザ装置
CN104624010A (zh) * 2013-11-12 2015-05-20 通用汽车环球科技运作有限责任公司 用于车辆变速器等的外部空气过滤器
KR101649216B1 (ko) * 2015-04-29 2016-08-22 현대위아(주) 차량용 기어박스의 오일 손실 방지장치

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