JPH0517174Y2 - - Google Patents

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JPH0517174Y2
JPH0517174Y2 JP1986191872U JP19187286U JPH0517174Y2 JP H0517174 Y2 JPH0517174 Y2 JP H0517174Y2 JP 1986191872 U JP1986191872 U JP 1986191872U JP 19187286 U JP19187286 U JP 19187286U JP H0517174 Y2 JPH0517174 Y2 JP H0517174Y2
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JP
Japan
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motor
piston
valve
injection nozzle
pump
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JP1986191872U
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案はモーター駆動による高圧ポンプを用い
て圧水を噴射させ洗浄や消毒等を行う洗浄ポンプ
装置において、噴射ノズル部に付設された手元レ
バーの開閉によりモーターを始動・停止させるた
めの構成に関する。
(ロ) 従来技術 従来から洗浄、消毒等の作業をするためにモー
ター駆動による高圧の動力噴霧機を用いることは
公知となつていたのである。これら従来技術にお
いて、モーターの始動・停止は、噴射ノズルの手
元レバーの部分に設けたスイツチにより行つてい
たのである。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 このように、噴射ノズルの手元レバーの部分に
設けたスイツチによりモーターの始動・停止を行
う場合には、モーターの始動・停止に合わせて、
回路の開閉を行わないので、噴霧圧が上昇低下を
繰り返すので、噴霧の開始・停止の前後におい
て、噴霧圧の相違する噴霧が行われ、噴霧圧のム
ラが発生するという不具合があつたのである。
本考案においては、バルブケース内の吐出バル
ブとボールバルブとピストンにより、噴霧回路の
開閉を行い、この動作に合わせてモーターの始
動・停止を行うので、噴霧の開始・停止の前後に
於ける噴霧圧のムラを無くすことが出来るのであ
る。
(ニ) 問題を解決するための手段 本考案はこのような点に鑑み、次の如く構成し
たものである。
ポンプ5をモーター6により駆動し、ポンプ5
の吐出口と噴射ノズル19の間に、バルブケース
30を配置し、該バルブケース30内に、流入口
30aと吐出口29の間を開閉する吐出バルブ3
2と、流入口30aと戻り口30bの間を開閉す
るボールバルブ31と、該ボールバルブ31を開
閉するピストン33を配置し、前記噴射ノズル1
9の開閉に連動してピストン33を摺動すること
によりボールバルブ31を閉開し、更にピストン
33の摺動によりモーター6を始動・停止するス
イツチ26をON−OFF操作すべく構成したもの
である。
(ホ) 実施例 本考案の目的は以上の如くであり、添付の図面
に示した実施例の構成に基づいて、本考案の構成
を説明すると。
第1図は洗浄装置正面図、第2図は同じく側面
断面図、第3図は始動・停止装置とその電気制御
回路図、第4図は停止・始動装置側面断面図、第
5図は同じくバルブケース部拡大図である。
第1図、第2図にて全体構成から説明する。
フレーム1後部に車輪2,2を軸支し、前下部
にスタンド3を固設し、フレーム1中途部より後
斜め上方にハンドル4を突出している。4aは噴
射ノズル19を掛けておくためのフツクである。
そして、フレーム1上にポンプ5とモーター6
が載置され、フロントパネル7、リアパネル8及
びカバー9にて覆われている。
ポンプ5はリアパネル8に設けられた制御装置
20により運転停止が制御され、リアパネル8上
にはメインスイツチ21や切換スイツチ22等が
配設されている。
ポンプ5の駆動はモーター6の駆動軸に固設し
たプーリー10より、ベルト11を介してポンプ
5のクランク軸に固設したプランジヤーの往復動
により吸水及び吐出が行われるのである。
吸水はフロントパネル7に設けた吸水口14に
ホースを接続して貯水タンクや水道の蛇口等より
吸水し、ポンプ5の吐出口とフロントパネル7の
吸水口15の間には本考案の始動・停止装置Aが
介装され、吐出口15には高圧ホース17が接続
され、高圧ホース17先端に噴射ノズル19が接
続されている。
本考案の要部である始動・停止装置Aは、第4
図・第5図に示すように、バルブケース30側部
に流入口30aが設けられ、上方にボールバルブ
31を嵌装し、下方よりピストン33を嵌装した
制御シヤフト34を嵌装し、前方より吐出バルブ
32を嵌装して、後部に戻り口30bが設けられ
ている。また、吐出バルブ32の吐出口29側と
ピストン33の押圧側が水路30cにて連通さ
れ、制御シヤフト34の下部にはスプリング35
が外嵌され、圧力調整用のナツト37にて係止さ
れ下方に付勢されている。該制御シヤフト34下
端には接触片36が嵌挿されナツト38にて固定
されている。
制御装置20は第3図に示すように、電源プラ
グ25とモーター6間に介装されるものであり、
メインスイツチ21、切換スイツチ22、電磁接
触器23等からなり、切換スイツチ22は自動運
転22aと連続運転22bに切り換えることがで
き、リミツトスイツチ26の接点26aは前記接
触片36が上昇したときに当接すべく配置されて
いる。
電磁接触器26のソレノイド23aは切換スイ
ツチ22のリミツトスイツチ26に直列に接続さ
れ、切換スイツチ22が自動運転22a側に切り
換えてあるときには、リミツトスイツチ26の
ON・OFFにて電磁接触器26のソレノイド23
aが作用して、接点23bが開閉されるのであ
る。24はヒユーズ又は、ブレーカーである。
(ヘ) 考案の作用 以上のような構成において、切換スイツチ22
を自動運転22aに切り換えて洗浄作業を行つた
場合、電磁接触器26のソレノイド23aが作用
し、接点23bが閉じてモーター6が回動され、
ポンプ5が作動して吸水されるのである。
そして、始動・停止装置Aは第5図に示すよう
に、流入口30aより圧水が流入し、矢印Bで示
すように吐出バルブ32を押し開けて吐出口29
より吐出され、高圧ホース17を介して噴射ノズ
ル19より噴射されるのである。なおこの時、水
路30cより圧水が流れ込むための制御シヤフト
34は少し持ち上げられる。
そして、一時噴射を止めるために噴射ノズル1
9の手元レバー19aを離すと出口が閉じられ
て、矢印B方向の流出が止められ加圧されたまま
となり、圧水は矢印Cの如く水路30cを通つて
ピストン33を押上げ、吐出バルブ32はスプリ
ング39の付勢力により閉じられ、圧水は高圧ホ
ース17と水路30cに閉じ込められるのであ
る。
前記ピストン33の押上げにより制御シヤフト
34も持ち上げられ、ボールバルブ31が押し開
けられ矢印Dの如く圧水は戻り口30bより排出
され、同時に、制御シヤフト34下端に設けた接
触片36がリミツトスイツチ26の接点26aを
押してスイツチが開き、電磁接触器26のソレノ
イド23aがOFFとなつて接点23bが開くの
である。よつて、モーター6は停止されポンプ5
も停止するのである。
次に、噴射させるために再び噴射ノズル19の
手元レバー19aを引くと、高圧ホース17及び
水路30c内の圧力が低下しピストン33はスプ
リング35の付勢力により下降し、ボールバルブ
31も閉じられて、同時に接触片36がリミツト
スイツチ26の接点26aから離れ、再びリミツ
トスイツチ26が閉じられて接点23bが閉じ、
モーター6が回転し、ポンプ5が作動するのであ
る。よつて、圧水が再び流入口30aより流入し
て吐出バルブ32を開いて噴射ノズル19より噴
射されるのである。
(ト) 考案の効果 以上のような構成により、本考案は次のような
効果が得られるのである。
第1に、噴射ノズルを手元レバーの開閉操作に
より噴射を止めた状態で、バルブケース30の部
分までは高圧の状態が維持されたままで、モータ
ー6が停止され、次に噴射ノズル19を開いた場
合には、直ぐに高圧の噴射が可能であり、噴射を
開始しながらモーター6を始動するので、噴射ノ
ズル19の手元レバーの動きにより操作されるス
イツチを設けて、モーター6を始動停止する場合
のように、噴霧圧の上昇低下のタイムラグを無く
すことが出来るのである。また噴霧の開始・停止
の前後に於ける圧力のムラを無くすことが出来る
のである。
第2に、噴射ノズルの手元レバーの開閉操作に
より、噴射を止めると直ちにモーターも停止さ
れ、手元レバーを再び開けるとモーターが始動し
て噴射できるようになり、作業者の手元でモータ
ーの遠隔操作ができるようになつたのである。
第3に、噴射を止める毎にモーターを止めるこ
とができるので、エネルギーの無駄な消費がなく
なり、ポンプの温度上昇を防ぎポンプを保護する
こともできるようになつたのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は洗浄装置正面図。第2図は同じく側面
断面図。第3図は始動・停止装置とその電気制御
回路図。第4図は停止・始動装置側面断面図。第
5図は同じくバルブケース部拡大図である。 A……始動・停止装置、5……ポンプ、6……
モーター、17……高圧ホース、19……噴射ノ
ズル、19a……手元レバー、26……リミツト
スイツチ、26a……接点、30……バルブケー
ス、31……ボールバルブ、32……吐出バル
ブ、33……ピストン、34……制御シヤフト、
36……接触片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ポンプ5をモーター6により駆動し、ポンプ5
    の吐出口と噴射ノズル19の間に、バルブケース
    30を配置し、該バルブケース30内に、流入口
    30aと吐出口29の間を開閉する吐出バルブ3
    2と、流入口30aと戻り口30bの間を開閉す
    るボールバルブ31と、該ボールバルブ31を開
    閉するピストン33を配置し、前記噴射ノズル1
    9の開閉に連動してピストン33を摺動すること
    によりボールバルブ31を閉開し、更にピストン
    33の摺動によりモーター6を始動・停止するス
    イツチ26をON−OFF操作すべく構成したこと
    を特徴とする洗浄ポンプの始動・停止装置。
JP1986191872U 1986-12-13 1986-12-13 Expired - Lifetime JPH0517174Y2 (ja)

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JP1986191872U JPH0517174Y2 (ja) 1986-12-13 1986-12-13

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JP1986191872U JPH0517174Y2 (ja) 1986-12-13 1986-12-13

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JPS6398763U JPS6398763U (ja) 1988-06-27
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4418181B2 (ja) * 2003-06-20 2010-02-17 日本電産シバウラ株式会社 高圧洗浄機
JP2014100687A (ja) * 2012-11-21 2014-06-05 Makita Corp 噴霧器

Non-Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
EQUIPAGGIAMENTI TECNICI DEL LAVAGGIO=1985 *
EQUIPAGGIAMENTI TECNICI DEL LAVAGGIO=1986 *
EQUIPAGGIAMENTI TECNICI DEL LAVAGIO=1987 *
SERIES A42/A45=1982 *

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JPS6398763U (ja) 1988-06-27

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