JPH0517070Y2 - - Google Patents
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- JPH0517070Y2 JPH0517070Y2 JP8019788U JP8019788U JPH0517070Y2 JP H0517070 Y2 JPH0517070 Y2 JP H0517070Y2 JP 8019788 U JP8019788 U JP 8019788U JP 8019788 U JP8019788 U JP 8019788U JP H0517070 Y2 JPH0517070 Y2 JP H0517070Y2
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- Expired - Lifetime
Links
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- 238000001802 infusion Methods 0.000 claims description 9
- SNIOPGDIGTZGOP-UHFFFAOYSA-N Nitroglycerin Chemical compound [O-][N+](=O)OCC(O[N+]([O-])=O)CO[N+]([O-])=O SNIOPGDIGTZGOP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 8
- 239000000006 Nitroglycerin Substances 0.000 claims description 8
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- 239000003814 drug Substances 0.000 description 7
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Landscapes
- Infusion, Injection, And Reservoir Apparatuses (AREA)
- Materials For Medical Uses (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案はダブル・ルーメン延長チユーブに係わ
る。さらに詳細には、輸液投与カテーテルやカニ
ユーラ等と輸液セツトを接続する延長チユーブの
改良に係わる。
る。さらに詳細には、輸液投与カテーテルやカニ
ユーラ等と輸液セツトを接続する延長チユーブの
改良に係わる。
(従来の技術、考案が解決しようとする問題点)
カテーテルおよび/またはカニユーラを使つて
輸液を体内に供与する場合、これらカテーテル等
と輸液セツトとの間に延長チユーブが使用され
る。この延長チユーブは通常単一管で、このカテ
ーテル等を利用して別の薬剤を体内に供与する時
には延長チユーブと輸液セツトの間にY字管を取
付けて、このY字管の分岐管から薬剤を投与させ
ていた。
輸液を体内に供与する場合、これらカテーテル等
と輸液セツトとの間に延長チユーブが使用され
る。この延長チユーブは通常単一管で、このカテ
ーテル等を利用して別の薬剤を体内に供与する時
には延長チユーブと輸液セツトの間にY字管を取
付けて、このY字管の分岐管から薬剤を投与させ
ていた。
この方法では、Y字管を別途取付けねばならな
いだけでなく、輸液中に送り込まれた薬剤は、輸
液によつて希釈され、しかも輸液の通過を待たな
いと体内に供与できず、少量の薬剤を正確に、迅
速にかつ有効に投与させることが困難であつた。
いだけでなく、輸液中に送り込まれた薬剤は、輸
液によつて希釈され、しかも輸液の通過を待たな
いと体内に供与できず、少量の薬剤を正確に、迅
速にかつ有効に投与させることが困難であつた。
さらに、ニトログリセリンのような通常のチユ
ーブ材料に吸収され易い薬液は、Y字管と延長チ
ユーブを使つて投与される時はこれらのチユーブ
中に滞留する時間が長くなる程チユーブ材料に吸
収されて、必要な体内への投与薬液が希薄化し、
適正な投与が困難な状態にあつた。
ーブ材料に吸収され易い薬液は、Y字管と延長チ
ユーブを使つて投与される時はこれらのチユーブ
中に滞留する時間が長くなる程チユーブ材料に吸
収されて、必要な体内への投与薬液が希薄化し、
適正な投与が困難な状態にあつた。
(問題点を解決するための手段)
本願考案者らは、これらの問題点を解決するた
めに種々の検討と思索を行なつた結果以下に示す
ような考案を完成させた。
めに種々の検討と思索を行なつた結果以下に示す
ような考案を完成させた。
即ち、延長チユーブをダブル・ルーメン(2重
管)として、一方を細くし、副ルーメンとしてY
字管の分岐機能を持たせ、さらに主ルーメンと連
通する副ルーメンの出口を主ルーメンの出口付近
とし、入口は主ルーメンの入口付近から分岐、分
離させるようにした。
管)として、一方を細くし、副ルーメンとしてY
字管の分岐機能を持たせ、さらに主ルーメンと連
通する副ルーメンの出口を主ルーメンの出口付近
とし、入口は主ルーメンの入口付近から分岐、分
離させるようにした。
また、この別途薬剤を追加投入する副ルーメン
の内腔面をニトログリセリン非吸収材料で処理す
るかあるいはその材料で造られたチユーブを副ル
ーメンとして装着、使用することによつて、投与
されたニトログリセリンがチユーブ材料に吸収さ
れるという問題点も解決できた。
の内腔面をニトログリセリン非吸収材料で処理す
るかあるいはその材料で造られたチユーブを副ル
ーメンとして装着、使用することによつて、投与
されたニトログリセリンがチユーブ材料に吸収さ
れるという問題点も解決できた。
本願考案の構成を明確化するために、添付図面
に基づいて詳細に説明する。
に基づいて詳細に説明する。
第1図に見られるように、本考案に基づくダブ
ル・ルーメン延長チユーブ10は、主ルーメン1
2と副ルーメン14とで一体構成され、副ルーメ
ン14は主ルーメン12よりも細く、その入口2
0は主ルーメンの入口16付近から外部へ分岐、
分離しており、出口22は主ルーメンの出口18
付近で開口し、連通化している。
ル・ルーメン延長チユーブ10は、主ルーメン1
2と副ルーメン14とで一体構成され、副ルーメ
ン14は主ルーメン12よりも細く、その入口2
0は主ルーメンの入口16付近から外部へ分岐、
分離しており、出口22は主ルーメンの出口18
付近で開口し、連通化している。
また、主ルーメンの入口16付近には、逆止弁
24が設けられていて、副ルーメンから投与され
た薬剤の圧力で、主ルーメンを流れる輸液が逆流
しないようになつている。
24が設けられていて、副ルーメンから投与され
た薬剤の圧力で、主ルーメンを流れる輸液が逆流
しないようになつている。
この副ルーメン14は、ニトログリセリン非吸
収性の、好ましくはポリエチレン、ポリプロピレ
ン、EVA等のようなポリオレフイン系の重合体
および/または共重合体で内部処理または製作さ
れたチユーブ28でできており、第2図a〜eに
示すように、主ルーメン中に挿入、一体化されて
いる。
収性の、好ましくはポリエチレン、ポリプロピレ
ン、EVA等のようなポリオレフイン系の重合体
および/または共重合体で内部処理または製作さ
れたチユーブ28でできており、第2図a〜eに
示すように、主ルーメン中に挿入、一体化されて
いる。
第1図は、本発明に基づくダブル・ルーメン延
長チユーブの部分断面図である。第2図は、第1
図の−の所で切断したダブル・ルーメン延長
チユーブの横断面図である。 添付図面において、10……ダブル・ルーメン
延長チユーブ、12……主ルーメン、14……副
ルーメン、16……主ルーメンの入口、18……
主ルーメンの出口、20……副ルーメンの入口、
22……副ルーメンの出口、24……逆止弁、2
6……通常のチユーブ材料、28……ニトログリ
セリン非吸収材料。
長チユーブの部分断面図である。第2図は、第1
図の−の所で切断したダブル・ルーメン延長
チユーブの横断面図である。 添付図面において、10……ダブル・ルーメン
延長チユーブ、12……主ルーメン、14……副
ルーメン、16……主ルーメンの入口、18……
主ルーメンの出口、20……副ルーメンの入口、
22……副ルーメンの出口、24……逆止弁、2
6……通常のチユーブ材料、28……ニトログリ
セリン非吸収材料。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 輸液を投与するカテーテル、カニユーラ等と
輸液セツトを係合する延長チユーブであつて、 (イ) このチユーブの内腔が主・副2つのルー
メンで構成され、 (ロ) 前記副ルーメンが、一端が主ルーメンの先
端付近で互いに連通する開口部を有し、他端
は前記主ルーメンの手元端付近で主ルーメン
から別れるようになつている ことを特徴とするダブル・ルーメン延長チユー
ブ。 (2) 実用新案登録請求の範囲第1項に記載の延長
チユーブであつて、前記主ルーメン手元端と前
記連通する開口部の中間において、前記主ルー
メンに逆止弁を配したことを特徴とするダブ
ル・ルーメン延長チユーブ。 (3) 実用新案登録請求の範囲第1項または第2項
に記載の延長チユーブであつて、前記副ルーメ
ンまたはその内壁がニトログリセリン非吸着性
材料でできていることを特徴とするダブル・ル
ーメン延長チユーブ。 (4) 実用新案登録請求の範囲第1項または第2項
に記載の延長チユーブであつて、前記チユーブ
を構成する主・副両ルーメンまたはそれらの内
壁がニトログリセリン非吸着性材料でできてい
ることを特徴とするダブル・ルーメン延長チユ
ーブ。 (5) 実用新案登録請求の範囲第3項または第4項
に記載の延長チユーブであつて、前記ニトログ
リセリン非吸着性材料がポリオレフインまたは
それらの共重合物であることを特徴とするダブ
ル・ルーメン延長チユーブ。 (6) 実用新案登録請求の範囲第3項または第4項
に記載の延長チユーブであつて、前記副ルーメ
ンが、主ルーメン内に挿入されたニトログリセ
リン非吸着性材料製のチユーブであることを特
徴とするダブル・ルーメン延長チユーブ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8019788U JPH0517070Y2 (ja) | 1988-06-17 | 1988-06-17 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8019788U JPH0517070Y2 (ja) | 1988-06-17 | 1988-06-17 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH023741U JPH023741U (ja) | 1990-01-11 |
JPH0517070Y2 true JPH0517070Y2 (ja) | 1993-05-07 |
Family
ID=31305031
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8019788U Expired - Lifetime JPH0517070Y2 (ja) | 1988-06-17 | 1988-06-17 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0517070Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-06-17 JP JP8019788U patent/JPH0517070Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH023741U (ja) | 1990-01-11 |
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