JPH05170231A - ヒートシール装置 - Google Patents
ヒートシール装置Info
- Publication number
- JPH05170231A JPH05170231A JP3332057A JP33205791A JPH05170231A JP H05170231 A JPH05170231 A JP H05170231A JP 3332057 A JP3332057 A JP 3332057A JP 33205791 A JP33205791 A JP 33205791A JP H05170231 A JPH05170231 A JP H05170231A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- seal
- detector
- servomotor
- defective
- bar
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 シール不良発生時に速やかにシールバーの作
動停止を図った。 【構成】 シールバー3をサーボモータ13を介して開
閉駆動させると共に、該サーボモータ13をシールバー
3に設けたシール不良検出器10を介して制御させたこ
とを特徴としている。
動停止を図った。 【構成】 シールバー3をサーボモータ13を介して開
閉駆動させると共に、該サーボモータ13をシールバー
3に設けたシール不良検出器10を介して制御させたこ
とを特徴としている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は包装機械のうちピロー包
装機に適用されるヒートシール装置に関する。
装機に適用されるヒートシール装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図7に本発明の対象とするシール製品1
を示す。平面フイルムを筒状に成形し中央シール2aを
行ったのち上・下端をシール2,2′したものである。
本発明ではこの上下シール部2,2′のシール装置を対
象とする。図8にシール工程を示す。図8(a)の様に
下端2′がシールされた袋フイルム1に製品を充填す
る。この時シールバー3は図示の様に開いている。製品
充填後、図8(b)の様にシールバー3がフイルム1を
圧縮シールする。その後シール部上下方向中央部をカッ
ター等で切り離し、図7に示す1個のシール体としたの
ち、フイルム1を1ケ分下降させ再び図8(a)の状態
としてこの工程を繰返すものである。
を示す。平面フイルムを筒状に成形し中央シール2aを
行ったのち上・下端をシール2,2′したものである。
本発明ではこの上下シール部2,2′のシール装置を対
象とする。図8にシール工程を示す。図8(a)の様に
下端2′がシールされた袋フイルム1に製品を充填す
る。この時シールバー3は図示の様に開いている。製品
充填後、図8(b)の様にシールバー3がフイルム1を
圧縮シールする。その後シール部上下方向中央部をカッ
ター等で切り離し、図7に示す1個のシール体としたの
ち、フイルム1を1ケ分下降させ再び図8(a)の状態
としてこの工程を繰返すものである。
【0003】この様なシール装置の従来装置を図9に平
面図で示す。(a)はシール前、(b)はシール時の状
態を示す。ここで3はシールバー、4はシールバーガイ
ド、5はエアシリンダ、6は架台を示す。図示の様に、
シールはエアシリンダ5を前進させエアシリンダの設定
圧力P0 で加圧シールするものである。
面図で示す。(a)はシール前、(b)はシール時の状
態を示す。ここで3はシールバー、4はシールバーガイ
ド、5はエアシリンダ、6は架台を示す。図示の様に、
シールはエアシリンダ5を前進させエアシリンダの設定
圧力P0 で加圧シールするものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この様なシール装置に
おいては、シールバーの駆動がエアシリンダ5のためそ
の特性として設定圧力P0 でストロークエンドまで前進
する。そのためシール不良が発生し、例えば過負荷とな
った場合はストロークエンドに達していなくても設定圧
力P0 オーバ時点でストップしてしまい、逆にフイルム
が切断されてシール箇所にフイルムが無い時でもストロ
ークエンドまで作動し、設定圧力P0 で加圧する。
おいては、シールバーの駆動がエアシリンダ5のためそ
の特性として設定圧力P0 でストロークエンドまで前進
する。そのためシール不良が発生し、例えば過負荷とな
った場合はストロークエンドに達していなくても設定圧
力P0 オーバ時点でストップしてしまい、逆にフイルム
が切断されてシール箇所にフイルムが無い時でもストロ
ークエンドまで作動し、設定圧力P0 で加圧する。
【0005】この様に途中で停止する事ができないた
め、シール不良時の対策が行えない欠点がある。本発明
は上記エアシリンダによるシールバー駆動方法の欠点を
解決し、シール不良発生時にはすみやかに作動停止、復
帰を可能としたシール装置を提供するものである。
め、シール不良時の対策が行えない欠点がある。本発明
は上記エアシリンダによるシールバー駆動方法の欠点を
解決し、シール不良発生時にはすみやかに作動停止、復
帰を可能としたシール装置を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明の構成を実施例に対応する図1乃至図4を用
いて説明すると本発明はサーボモータ13を介してシー
ルバー3を開閉駆動させると共に、該サーボモータ13
を、前記シールバー3に設けたシール不良検出器を介し
て制御させたことを特徴とする。
めの本発明の構成を実施例に対応する図1乃至図4を用
いて説明すると本発明はサーボモータ13を介してシー
ルバー3を開閉駆動させると共に、該サーボモータ13
を、前記シールバー3に設けたシール不良検出器を介し
て制御させたことを特徴とする。
【0007】そしてシール不良検出器としてはシールバ
ーの荷重分布検出器か、シールバーのギャップ検出器
か、或はフイルム幅検出器とした。
ーの荷重分布検出器か、シールバーのギャップ検出器
か、或はフイルム幅検出器とした。
【0008】
【作用】そして本発明は上記の手段によりサーボモータ
はその特性として任意の速度、位置制御が可能であるた
めシール不良検出器が異常信号を発したら直ちに前進を
停止し、原点位置へ後退する。そしてシール不良検出器
が例えばロードセルによる荷重分布法の場合は、シール
途中で過負荷が発生した時点で、又シール不良検出器が
ギャップ方式の場合は右左ギャップ差が発生した時点で
更にシール不良検出器がフイルム幅変化法の場合はフイ
ルム幅に変化が生じた時点で異常信号を発する。
はその特性として任意の速度、位置制御が可能であるた
めシール不良検出器が異常信号を発したら直ちに前進を
停止し、原点位置へ後退する。そしてシール不良検出器
が例えばロードセルによる荷重分布法の場合は、シール
途中で過負荷が発生した時点で、又シール不良検出器が
ギャップ方式の場合は右左ギャップ差が発生した時点で
更にシール不良検出器がフイルム幅変化法の場合はフイ
ルム幅に変化が生じた時点で異常信号を発する。
【0009】シール不良発生時はシールを停止するとと
もにシール不良警報を発し、不良品排除を行う。これに
より過負荷によるトラブル、不良シールによるトラブル
は未然に防止できる。
もにシール不良警報を発し、不良品排除を行う。これに
より過負荷によるトラブル、不良シールによるトラブル
は未然に防止できる。
【0010】
【実施例】図1及び図2に本発明の第1実施例を示す。
図1はシール前、図2はシール時の状況を示し、シール
バー3はサーボモータ13により開閉駆動され、該サー
ボモータ13はシールバーに設けたシール不良検出器1
0により制御させた。そしてシール不良検出器10とし
ては、図示のものでは、これをシールバーの荷重分布検
出器とし、該荷重分布検出器はロードセルとしてシール
バー3の幅方向に3ケ所に配設した。図中15は保持
盤、14は前後シールバー3の連結リンク、11は駆動
リンク、12はサーボモータ13のカップリング及び連
結リンク取付台で図示しないがクランクの様なものであ
る。
図1はシール前、図2はシール時の状況を示し、シール
バー3はサーボモータ13により開閉駆動され、該サー
ボモータ13はシールバーに設けたシール不良検出器1
0により制御させた。そしてシール不良検出器10とし
ては、図示のものでは、これをシールバーの荷重分布検
出器とし、該荷重分布検出器はロードセルとしてシール
バー3の幅方向に3ケ所に配設した。図中15は保持
盤、14は前後シールバー3の連結リンク、11は駆動
リンク、12はサーボモータ13のカップリング及び連
結リンク取付台で図示しないがクランクの様なものであ
る。
【0011】図3は本発明の第2実施例を示し、シール
不良検出器10としてシールバーの左右の相対位置差を
検出するギャップセンサーとしたもので、該ギヤップセ
ンサーはシールバーの両端に対向して配設した。図4は
本発明の第3実施例を示し、シール不良検出器10とし
てフイルム幅を検出する幅センサーとしたもので該幅セ
ンサーはシールバーの両側に対向して配設した。
不良検出器10としてシールバーの左右の相対位置差を
検出するギャップセンサーとしたもので、該ギヤップセ
ンサーはシールバーの両端に対向して配設した。図4は
本発明の第3実施例を示し、シール不良検出器10とし
てフイルム幅を検出する幅センサーとしたもので該幅セ
ンサーはシールバーの両側に対向して配設した。
【0012】この様な構成のシール装置において、通常
のシール工程は、図5(イ)のパターンで示す様に、原
点でシール作動を開始し、シールバーは前進してゆき、
シール基準下死点に達したら所定時間、加圧保持してシ
ールする。その後後退を開始し、原点にもどるのが一工
程となる。シール異常の場合は図5(ロ)に示すパター
ンとなる。
のシール工程は、図5(イ)のパターンで示す様に、原
点でシール作動を開始し、シールバーは前進してゆき、
シール基準下死点に達したら所定時間、加圧保持してシ
ールする。その後後退を開始し、原点にもどるのが一工
程となる。シール異常の場合は図5(ロ)に示すパター
ンとなる。
【0013】シール作動を開始し、基準下死点に達する
前にシール不良の異常信号が発せられたら直ちに後退し
原点へもどる工程となる。この例の他に、シール保持中
の異常発生もある。図6には各々のシール不良検出法の
検出パターンを示す。 (a)はロードセルを3ケ用いたシールバー荷重分布検
出法のパターン (b)はギャップセンサによるシールバー相対位置差検
出法のパターン (c)は幅センサによるフイルム幅変動検出法のパター
ンを示す。 (a),(b),(c)いずれも(イ)で示すパターン
は正常シール時を示す。(ロ)はシールバー右例に異常
が発生した時のパターン、(ハ)はシールバー左例に異
常が発生したパターン、(ニ)はシールバー中央部に異
常が発生した時の検出パターンを示す。
前にシール不良の異常信号が発せられたら直ちに後退し
原点へもどる工程となる。この例の他に、シール保持中
の異常発生もある。図6には各々のシール不良検出法の
検出パターンを示す。 (a)はロードセルを3ケ用いたシールバー荷重分布検
出法のパターン (b)はギャップセンサによるシールバー相対位置差検
出法のパターン (c)は幅センサによるフイルム幅変動検出法のパター
ンを示す。 (a),(b),(c)いずれも(イ)で示すパターン
は正常シール時を示す。(ロ)はシールバー右例に異常
が発生した時のパターン、(ハ)はシールバー左例に異
常が発生したパターン、(ニ)はシールバー中央部に異
常が発生した時の検出パターンを示す。
【0014】これ以外のパターンとして、荷重分布検出
器の場合、所定シール荷重との差(過負荷又は低負荷)
による検出パターンがある。又ギャップセンサの場合は
正常値よりギャップが小さくするパターンがある。更に
幅センサの場合は正常値より幅が大きくなる場合(破れ
によるはみ出し)等のパターンもある。
器の場合、所定シール荷重との差(過負荷又は低負荷)
による検出パターンがある。又ギャップセンサの場合は
正常値よりギャップが小さくするパターンがある。更に
幅センサの場合は正常値より幅が大きくなる場合(破れ
によるはみ出し)等のパターンもある。
【0015】図6で示す正常値に対し、各々の検出法に
て上記シール不良検出パターンで異常が発生した場合
は、その信号がサーボモータ13に伝信され、サーボモ
ータ13は停止、後退する。これによりシール不良時の
トラブルが解消される。このトラブル解消以外のサーボ
モータの利用価値として、例えばシール圧力が不足して
いる場合や、所定シール位置までシールバーが達してい
ない時は正常値に達するまでサーボモータを前進させる
様、常に正常値に近づける制御も可能である。又、袋の
サイズに応じてストロークLS の変更が可能なため、機
械の高速化を計ることが出来る。
て上記シール不良検出パターンで異常が発生した場合
は、その信号がサーボモータ13に伝信され、サーボモ
ータ13は停止、後退する。これによりシール不良時の
トラブルが解消される。このトラブル解消以外のサーボ
モータの利用価値として、例えばシール圧力が不足して
いる場合や、所定シール位置までシールバーが達してい
ない時は正常値に達するまでサーボモータを前進させる
様、常に正常値に近づける制御も可能である。又、袋の
サイズに応じてストロークLS の変更が可能なため、機
械の高速化を計ることが出来る。
【0016】
【発明の効果】このように本発明によるときはシールバ
ーをサーボモータを介して開閉駆動させると共に該サー
ボモータを、シールバーに設けたシール不良検出器を介
して制御させたものであるからシール不良時のトラブル
が未然に防止できると共に正常値になる様にシールバー
を駆動でき、従来のエアシリンダ駆動に比較して高精度
のシールが可能となり操業効率が向上する等の効果を有
する。
ーをサーボモータを介して開閉駆動させると共に該サー
ボモータを、シールバーに設けたシール不良検出器を介
して制御させたものであるからシール不良時のトラブル
が未然に防止できると共に正常値になる様にシールバー
を駆動でき、従来のエアシリンダ駆動に比較して高精度
のシールが可能となり操業効率が向上する等の効果を有
する。
【図1】本発明の第1実施例を示すシール前の平面図で
ある。
ある。
【図2】本発明の第1実施例を示すシール後の平面図で
ある。
ある。
【図3】本発明の第2実施例を示すシール前の平面図で
ある。
ある。
【図4】本発明の第3実施例を示すシール前の平面図で
ある。
ある。
【図5】本発明のシール工程説明図である。
【図6】本発明のシール不良検出パターン説明図であ
る。
る。
【図7】本発明の対象とするシール製品の斜視図であ
る。
る。
【図8】本発明の対象とするシール方法の工程説明図で
ある。
ある。
【図9】従来例を示す平面図である。
3 シールバー 10 シール不良検出器 13 サーボモータ
Claims (4)
- 【請求項1】 シールバーをサーボモータを介して開閉
駆動させると共に、該サーボモータを、シールバーに設
けたシール不良検出器を介して制御させたことを特徴と
するヒートシール装置。 - 【請求項2】 前記シール不良検出器を前記シールバー
の荷重分布検出器としたことを特徴とする請求項1記載
のヒートシール装置。 - 【請求項3】 前記シール不良検出器を前記シールバー
のギャップ検出器としたことを特徴とする請求項1記載
のヒートシール装置。 - 【請求項4】 前記シール不良検出器をフイルム幅検出
器としたことを特徴とする請求項1記載のヒートシール
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3332057A JPH05170231A (ja) | 1991-12-16 | 1991-12-16 | ヒートシール装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3332057A JPH05170231A (ja) | 1991-12-16 | 1991-12-16 | ヒートシール装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05170231A true JPH05170231A (ja) | 1993-07-09 |
Family
ID=18250662
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3332057A Pending JPH05170231A (ja) | 1991-12-16 | 1991-12-16 | ヒートシール装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05170231A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07187153A (ja) * | 1993-12-28 | 1995-07-25 | Ishida Co Ltd | 包材の封止部に介在する介在物の有無の判定方法 |
JP2000289718A (ja) * | 1999-04-07 | 2000-10-17 | Ishida Co Ltd | 包装システム |
JP2015058976A (ja) * | 2013-09-20 | 2015-03-30 | 株式会社イシダ | 包装機 |
JP2018162090A (ja) * | 2017-03-27 | 2018-10-18 | Tdk株式会社 | 部品パッケージング方法と部品パッケージ装置 |
-
1991
- 1991-12-16 JP JP3332057A patent/JPH05170231A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07187153A (ja) * | 1993-12-28 | 1995-07-25 | Ishida Co Ltd | 包材の封止部に介在する介在物の有無の判定方法 |
JP2000289718A (ja) * | 1999-04-07 | 2000-10-17 | Ishida Co Ltd | 包装システム |
JP2015058976A (ja) * | 2013-09-20 | 2015-03-30 | 株式会社イシダ | 包装機 |
JP2018162090A (ja) * | 2017-03-27 | 2018-10-18 | Tdk株式会社 | 部品パッケージング方法と部品パッケージ装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19990126 |