JPH05170206A - 荷作り装置 - Google Patents

荷作り装置

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JPH05170206A
JPH05170206A JP35152991A JP35152991A JPH05170206A JP H05170206 A JPH05170206 A JP H05170206A JP 35152991 A JP35152991 A JP 35152991A JP 35152991 A JP35152991 A JP 35152991A JP H05170206 A JPH05170206 A JP H05170206A
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JP
Japan
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container
containers
cassette
packing
storage
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JP35152991A
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English (en)
Inventor
Manfred Hauers
ハウエルス マンフレット
Dieter Vits
ヴィッツ ディーター
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Original Assignee
Individual
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 実質上三角形または水滴形状の断面をもつ、
剛性または柔軟性を有する容器、特に、中身の詰められ
たホイル製の袋状容器を荷作りするための装置が提供さ
れる。 【構成】 装置1は、容器を順次受け渡し手段4に送り
込む搬送手段2、3を有している。受け渡し手段4は、
容器を順次、その下方に配置された、180°回転可能
な収容カセット7に受け渡す。収容カセット7は、2個
の容器を互いに反対向きに、少なくともそれぞれの容器
の先細となる端部断面を重ね合わせたものからなる少な
くとも1つの組を形成する。収容カセット7の下方に
は、収納手段10が配置される。収容カセット7は、回
転しない位置で第1の容器を収容し、180°回転した
位置で第2の容器を収容する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の目的】本発明は、実質上三角形または水滴形状
の断面をもつ、剛性または柔軟性を有する容器、特に中
身の詰められたホイル製の袋状容器を荷作りする装置に
関するものである。
【0002】従来のこの種の装置においては、容器は、
柔軟なホイル製の袋状容器が取り扱われる場合には、個
々の容器が横に重ね合わせられた(鱗状の層をなす)1
つの組を形成する。この組は、例えばダンボール箱のよ
うな、対応する大きな容器に収容される。
【0003】本発明の目的は、容器を、僅かなスペース
中に自動的に荷作りすることがきる装置を提供すること
である。
【0004】
【発明の構成および効果】この目的は、実質上三角形ま
たは水滴形状の断面をもつ、剛性または柔軟性を有する
容器、特に、中身の詰められたホイル製の袋状容器を荷
作りするための装置において、(1)容器を搬送する搬
送手段と、(2)前記搬送手段から前記容器を順次送り
込まれ、回転しない位置で第1の前記容器を収容し、1
80°回転した位置で第2の前記容器を収容することに
より、前記2個の容器を互いに反対向きに、少なくとも
それぞれの容器の先細となる端部断面を重ね合わせたも
のからなる少なくとも1つの組を形成した後、前記容器
の組を受け渡すべく下方に向かって開放される収容カセ
ットと、(3)前記収容カセットの下方に配置された、
前記容器の重なりの少なくとも1つの組を収納する収納
手段とを有していることを特徴とする荷作り装置を構成
することによって達成される。
【0005】本発明によれば、2個の容器が、互いに反
対方向を向いて並べられ、互いの先細の端部断面が重な
るように配置される。重なりの程度は、予め設定される
条件に応じて0〜100%の範囲内で変化させることが
可能である。こうして、2個の互いに反対方向を向いて
並べられた(鱗状の)容器からなる組が形成され、これ
によって、容器の横方向に、そして容器の重なりの程度
に応じてその長さ方向に、必要なスペースが最小とな
る。収容カセットによって、容器の重なりの1つの組、
または多数の組が、上下に重ねられて配置される。収納
手段によって、多数のこのような重なりの組が並んで配
置され、一対の反対方向を向いて配置された容器からな
る多数の組から、全体的な組が形成される。収納手段
が、一端開口を閉じることによって荷作りする大きな荷
作り容器、例えばダンボール箱からなっている場合に
は、かかる全体的な組は、直接、荷作り容器の内側に収
容される。収納手段が中間搬送手段からなっている場合
には、全体的な組は、中間段階において、荷作り容器内
への搬入の前に形成された後、前記荷作り容器内に収容
される。
【0006】2個の互いに反対方向を向いて配置された
容器からなる組は、受け渡し手段の下側に配置された、
180°回転可能な収容カセットによって形成される。
第1の容器が、まず収容カセット内に受け渡された後、
カセットは180°回転する。その後、第2の容器がカ
セット内に搬入される。このとき、第2の容器の先細と
なった端部断面が、第1の容器の先細となった端部断面
に対向するように、ないしは、所望の重なりの程度に応
じて、第2の容器の端部断面が、対応する第1の容器の
端部断面と重なり合う。2個の容器を完全に重なり合わ
せることが必要な場合には、第2の容器は、第1の容器
の上に完全に重なるように置かれ、2個の容器それぞれ
の、三角形のまたは水滴形状の断面は、重なり合いによ
って実質上矩形となる。収容カセットは、2個の容器
の、横方向へのずれの防止を確実にする。これは、それ
ぞれの容器に対するストッパ手段として機能する、収容
カセットの側壁の対応する構造によって達成される。収
容カセットの前壁の対応する移動によって、(受け渡し
手段の対応する移動に関係して)重なりの程度、または
鱗形状の程度が変化する。
【0007】本発明による容器を荷作りする装置におい
ては、剛性または柔軟性をもつ、空のまたは中身の詰め
られた容器が取り扱われる。本発明による装置は、特
に、実質上三角形あるいは水滴形状の縦断面をもつ、中
身の詰められたホイル製の袋状容器(細長く偏平な容
器)を荷作りするのに適している。このような容器は、
搬送手段上を、順次、収容カセットまで搬送される。こ
の搬送手段は、個々の容器を、互いに十分な距離離して
搬送することにより、受け渡し手段が、容器を前記受け
渡し手段の下側に配置された収容カセットに受け渡し、
次の容器が受け渡し手段に送り込まれる前に、その初期
位置に確実にもどり得るようにする。対応する容器は、
適当な位置決め手段によって、受け渡し手段上あるいは
受け渡し手段内において、対応する収容カセットのすぐ
上にあるように位置決めされ、重力にちよって、収容カ
セット内に落下するようになっている。第1の容器が収
容カセットに受け渡され、収容カセットが180°回転
した後、次の容器が、前の容器と同様にして、受け渡し
手段上または受け渡し手段内に送り込まれ、重力によっ
て収容カセット内に落下する。
【0008】収容カセット内での、2個の容器の重なり
の程度を変化させるために、収容カセットの前壁の隣に
おいて、駆動手段の位置決め手段が位置を変化させる。
これによって、受け渡し手段上または受け渡し手段内に
ある容器は、受け渡し手段の下側に配置された収容カセ
ットの旋回点からより離れた位置をとり、収容カセット
内での用いの重なりの程度は、より小さくなる。位置決
め手段が、反対方向に、受け渡し手段側に接近するよう
に位置を変化させることによって、容器の向きを変える
ことによる効果が得られる。
【0009】収容カセットは、2個の容器を収容して重
なりの組を形成した後、その下側を開放してカセット内
の容器の重なりの組を下方に落下させるか、あるいは、
既に形成された第1の重なりの組の上に、2つの互いに
反対方向に向けられた2個の容器からなる第2の重なり
の組を形成する。必要に応じて、カセットは、容器の重
なりの組を、2つ以上、上下に重ねて収容することがで
きる。カセットの下側を開放することによって、カセッ
ト内のすべての重なりの組が、カセットの下側に配置さ
れた収納手段内に落下する。
【0010】収容カセットの下側に配置された収納手段
は、上端開口を閉じることによって荷作りする容器とし
て(ダンボール箱)、あるいは中間搬送手段として形成
される。前者の場合には、容器の重なりの1つの組、ま
たは多数の組が、上端開口を閉じることによって荷作り
する容器内に直接落下する。上端開口を閉じることによ
って荷作りする容器が、相並んで配置された多数の組を
収容するように意図されている場合には、荷作り容器
は、収容カセットの下側において移動可能に配置され
る。そして、収容カセットの下側が開放されるごとに、
先に収容された組の横に、新たな組が収容される。こう
して、荷作り容器内の全体にわたって、容器の重なりの
組が収容されていく。荷作り容器の底が、重なりの組で
満たされると、荷作り容器はその初期位置まで戻され、
再び、第1の組の上に、新たな組が収容される。
【0011】収納手段が、中間搬送装置として形成され
ている場合にも、本質的にこれと同じ原理が適用され
る。この場合、容器の重なりの組は、例えば、横方向に
移動可能な搬送ベルト上に落下する。この搬送コンベヤ
上において、横方向の移動により、容器の全体的な組が
形成される。このようにして容器の全体的な組が搬送ベ
ルト上に形成されると、組は、例えば、静止した吸引手
段の下で横方向に移動する。この吸引手段は、組の全体
を搬送ベルトから取り上げ、これを適当な一端開口を閉
じることによって荷作りする容器内に落とすように作動
する。その後、新たな全体的な組が、搬送ベルト上に形
成される。しかしながら、収納手段を、例えば、大きな
フラップの対として形成し、これらフラップ対の横方向
の運動によって、容器の重なりの組の全体を形成するこ
とも可能である。全体的な組が形成されると、フラップ
対が開放され、全体的な組は、前述の一端開口を閉じる
ことによって荷作りする容器(ダンボール箱)内に落と
される。フラップ対の開放の後、フラップ対は再び閉鎖
されるとともに、初期位置に戻る。そして、次の2個の
容器(1つの組)を収容するための準備がなされる。
【0012】収納手段のさらに別の実施例が、また可能
である。いずれにせよ、本発明は、ここに記載した実施
例に限定されるものではない。
【0013】また別の実施例において、1つの組が、搬
送ベルトとして形成された収納手段上に落下する。この
搬送ベルト上において、横方向の運動により、組の全体
が形成される。組の全体が形成されると、横方向の送り
が大きくなって、個々の組が離れるようになり、離れた
組は、次の工程において吸引手段の下に位置し、ないし
は配置される。詰め込み手段が、少なくとも2つの吸引
手段から形成される。吸引手段は、十字形状の回転体に
固定される。この十字形状の回転体は、180°回転可
能である。一方の吸引手段は搬送ベルトの上方に配置さ
れ、他方の吸引手段は収納容器(ダンボール箱)の開口
の上方に配置される。これら2つの吸引手段は、共に下
降運動可能であり、一方は、搬送ベルトから組を取り、
他方は、収納容器内に組を落下させるべく機能する。2
つの吸引手段は、交換しながら作動する。
【0014】本発明による装置は、一連の利点を有して
いる。最大の利点は、容器の前面側を互いに反対向きに
重ね合わせたことによって、荷作りに必要なスペースが
著しく減じられうることである。(袋状の)容器は、均
一に形成される必要はなく、これによって、製品加工コ
ストが著しく低減される。装置は、特別の条件を満たし
ている必要はない(容易に提供され、回転することはな
く、シュートすることもない)。容器の前面側を互いに
反対向きに重ね合わせたことによって、一端開口を閉じ
ることによって荷作りする容器(ダンボール箱)内に、
極めて高い密度で容器を詰めることが可能となる。0〜
100%までの範囲で重ね合わせ(縦方向の重ね合わ
せ)を行うことに加えて、0〜25%の範囲で、容器の
対の横方向の重ね合わせを行うことができる。これによ
って、広範囲にわたる、容器の大きさの規格に対応した
荷作りが可能となる。
【0015】折り畳み荷作りの場合によく知られた、第
1の容器あるいは第1の容器の列のはねあがりが、容器
の組全体を落下させることによって防止される。この場
合、袋状容器は相互に運動を規制する。容器の組全体の
落下によって、はねあがり重量が著しく低減される(ダ
ンボール箱内の空気の追い出しによる)。さらに、これ
によって、袋状容器数/組の全体の比より小さくした場
合には、一端開口を閉じることによって荷作りする容器
(ダンボール箱)の交換時間を最適化することができ
る。本発明による装置は、装置の対応するサイズに関係
して、より小さい設置面積しか必要としない。これは、
高い効率並びに作動信頼性を達成する最短の道のりを提
供するものである。
【0016】本発明のさらに別の実施例において、搬送
手段は、実質上水平に配置された加速搬送ベルトを有し
ている。容器は、例えば容器供給手段から、搬送エスカ
レータを経て、実質上前記エスカレータより高い位置に
ある加速搬送ベルト上を搬送される。このとき、容器
は、特に、その下部(製品の要部が集中する大きな部分
ないし大きな高さをもつ部分)を、搬送方向に向けてい
る。水平な加速搬送ベルトによって、容器の速度が、容
器が確実に受け渡し手段まで滑っていくのに十分な大き
さまで増大する。また、これによって搬送される各容器
の間隔が十分に大きくなり、受け渡し手段の(開放よび
閉鎖)機能が担保される。
【0017】受け渡し手段は、適宜、少なくとも1つの
フラップを有している。このフラップは、水平位置にお
いて容器を収容し、回転した位置において容器を下方に
受け渡す。特に好ましい実施例では、受け渡し手段は、
隣接して配置され、かつ同時に作動する2つのフラップ
を有している。これら2つのフラップは、水平位置にお
いて、それぞれが、容器の各半分の部分を支持し、その
後同時に回転することによって、容器を下方に落とすよ
うになっている。前述の実施例において、一方のフラッ
プのみが下方に回転すると、容器は、落下の際にその縦
軸のまわりに180°回転する。容器を回転させること
なく落下させる場合には、2つのフラップが同時に開放
される。容器の落下の高さおよび容器の幅が、連続的に
合わせられる。
【0018】フラップは、好ましくは、搬送方向の前端
に、移動可能でかつ揺動可能なストップ板を設けられて
いる。このストップ板の移動によって、対応する容器の
位置が変化する。これによって、既に説明したように、
下側に配置された収容カセット内に種々の容器の重なり
の組を収容することができる。こうして、収容カセット
内の2個の容器の重なりの程度が変化する。ストップ板
が揺動することによって、装置に故障が生じた場合に、
容器は、フラップを越えて、例えばシュートに達する
か、または装置から取り除かれる。加速搬送ベルトの速
度は、これに対応して増大する。
【0019】収容カセットは、適宜、同心に開口するフ
ラップ状の底壁を有している。これによって、容器の重
なりの1つの組、あるいは上下に重なった多数の組が、
例えば、容器のずれを生じることなく、収容カセットか
らその下側に配置された収納手段へと確実に落下するこ
とが保証される。
【0020】収容カセットの回転は、好ましくは、ステ
ップモータによって行われる。そして、収容カセットが
回転しない状態で、容器がカセット内に送り込まれ、カ
セットから容器の重なりの組が落下しうるようになって
いる。第1の容器が、カセット内に正確に位置決めされ
て配置されたとき、カセットが180°回転する。次
に、第2の容器がカセット内に送り込まれる。第2の容
器が、カセット内において第1の容器とともに組を形成
したとき、カセットの底壁が開放され、容器の組がカセ
ットの下方に配置された収納手段内に落とされるか、あ
るいは、前述のような回転過程を経て、カセット内にさ
らに容器が搬入されることによって、容器の重なりの多
数の組が形成される。
【0021】前述の過程、すなわち、受け渡し手段のフ
ラップの開放および閉鎖、収容カセットの回転、収容カ
セットの底壁の開放および閉鎖のために、適当な制御装
置が配置される。
【0022】本発明による装置は、容器の大きさが異な
っている場合にも適している。大きな容器の上に小さい
容器が重ねられねばならない場合、収容カセットの前
壁、および/または側壁が位置を変えるか、または現在
取付けられている収容カセットが、より大きな収容カセ
ットと交換されると共に、取付手段からカセットが取り
外され、新たなカセットが取付けられる。容器の大きさ
に応じて、位置決め手段(ストップ板)が、受け渡し手
段に対して位置を変化させなければならない。大きな容
器を、小さい容器の上に重ねる必要がある場合には、上
記したのと逆の方法で、構成要素が位置を変え、または
交換される。本発明による装置は、このため、極めて迅
速に準備され、また大きさの異なる種々の用いに対して
も適合する。
【0023】既に説明したように、収納手段の種々の変
形例が、また可能である。
【0024】
【実施例】以下、添付図面を参照しながら、本発明の実
施例について説明する。図1において、容器、この実施
例では、中身の詰められたホイル製の袋状容器が取り扱
われるが、このような容器が、容器供給装置から、搬送
エスカレータ2を経て、エスカレータ2より高い位置に
ある、水平な加速搬送ベルト3上を搬送される。この場
合、袋状容器は、搬送方向に、その下部側(製品の要部
が集中する部分)を向けている。
【0025】水平な加速搬送ベルト3は、袋状容器の速
度を増大させ、容器が、搬送方向における加速搬送ベル
トの後方に配置された受け渡し手段のストップ板6まで
確実に滑走することができるようにし、また、搬送され
る個々の容器の間隔を十分大きくし、受け渡し手段が、
その下側に確実に受け渡しできるようにする。受け渡し
手段4は、フラップ機構として形成され、とりわけ図2
および図3から明らかなように、2つの隣接して配置さ
れ、かつ水平軸のまわりに回転可能なフラップユニット
から構成されている。このフラップユニットは、それぞ
れ、3つのフラップ5を有している。図示した位置にお
いて、フラップユニットは、その1つのフラップ5が水
平位置にあり、この水平位置にある、隣接した2つのフ
ラップ5上に、1個の容器が支持されている。この場
合、容器の前進運動は、前面側に配置さてたストップ板
6によって規制される。容器は、各半分の部分が、それ
ぞれ1つのフラップ5上に位置するように、2つの隣接
するフラップ5上に置かれる。この状態で、容器はその
受渡し位置をとる。
【0026】前面側に備えられたストップ板6は、移動
可能でかつ揺動可能である。後者の場合には、容器は、
受け渡し手段を越えて移動し、例えばシュートによって
搬出され得る。これは、装置が万一故障した場合に用い
られる。ストップ板6の移動は、装置によって別の大き
さの容器が荷作りされなければならない場合に行われ
る。
【0027】容器が、受け渡し手段内において、2つの
フラップ5上に支持されている場合、各フラップユニッ
トの回転軸13が、適当な駆動手段によって、互いに反
対方向に回転することによって、容器は、下側の収容カ
セット7内に落とされる。容器が、縦軸のまわりに18
0°回転することが必要な場合には、一方のフラップ5
のみが下方に回転する。
【0028】収容カセット7は、上端開口、側壁、前
壁、および底壁8を有する、実質上矩形の箱からなって
いる。底壁8は、2つの部分底壁からなっている。これ
らの部分底壁は、カセット側壁から横方向にのび、かつ
適当な駆動機構12によって、下方に揺動可能となって
いる。そして、2つの部分底壁が、下方に揺動すると
き、カセット内に収容された容器が下方に落下するよう
になっている。
【0029】図1に示した位置において、容器は収容カ
セット7内にある。容器は、その下部端が、カセット前
壁を向き、その先細となった端部が、カセットの中央に
位置するように配置される。図1に示したように、収容
カセット7は、容器が配置された前記位置に対して、1
80°回転する。これは、受渡し手段のフラップ上に位
置する第2の容器を収容するための準備としてなされ
る。第2の容器が収容カセット内に落とされたとき、そ
の先細となった端部は、第1の容器の先細となった端部
上に重なり、よって、2個の容器の対応する重なり合い
が生じる。2個の容器は1つの組を形成する。このよう
に、2個の容器を互いに反対向きに配置しかつ重ね合わ
せることによって、必要なスペースが最適化される。第
1の組に加えて、同じく2個の容器から形成される第2
の組を、カセット内に配置することが可能である。この
ような組を形成するために、カセットが再び180°回
転しなければならないが、これは適当な駆動機構9によ
って実行される。
【0030】容器のカセット内へより良好な収容のため
に、側壁および前壁が、上方に向かってロート状に拡げ
られる。容器は、カセットの前壁並びに側壁に接触す
る。ロート状に拡張することによって、容器の位置のず
れが補整され、容器の正確な上下方向への重なり構造を
得ることができる。
【0031】収容カセット7の前壁、および/または側
壁の移動によって、容器の別の形状に対応することがで
きる。これは、ストップ板6の移動とともになされ得
る。こうして、容器の重なり合いの程度がまた、変更さ
れる。
【0032】収容カセット7内に所望の組が形成された
後、2つの部分壁が、同時に下方へ揺動することによっ
て、カセット底壁が開放される。そして、容器の組は、
カセットの下側に位置する、例えばダンボール箱のよう
な、一端開口を閉じることによって荷作りする荷作り容
器10内に落とされる。この荷作り容器10は、横方向
搬送ベルト11上に配置されており、カセットからの容
器の受渡過程に応じて、順次移動するようになってい
る。このようにして、荷作り容器10は、袋状容器によ
って完全に満たされる。個々の袋状容器の重なりの組に
よって、必要なスペースが最適化される。
【0033】上述の、本発明による荷作り装置において
は、特別に形成された受渡し手段4が、収容カセットの
上方に配置される。しかしながら、このような受渡し手
段4が絶対的なものではない。搬送手段の対応する速度
制御および高さ調整がなされる場合には、むしろ、容器
は、搬送手段から直接収容カセット内に送り込まれる
(投じられる)。この変形例においても、収容カセット
は、回転しない位置で第1の容器を収容し、180°回
転した位置で第2の容器を収容する。
【0034】また、受渡し手段4が、前述のフラップ手
段として形成される場合に限定されるものではない。例
えば、回転可能な星形部材からなる構成も、また可能で
ある。
【0035】本発明による装置のさらに別の実施例で
は、搬送手段上の各容器の間隔、および/または容器の
状態を監視する手段が設けられている。この場合、適当
な光電池システムが用いられ得る。この監視手段から発
生する信号によって、制御手段が機能し、容器の飛び出
しに対して、受け渡し手段4のストップ板6が、一時的
に間隔をあけるように調節される。そのために、監視手
段が、容器の間隔が狭くなるように固定されている場合
には、ストップ板6が対応して一時的な間隔をあける
(一次的に揺動する)ことによって、容器の狭小となっ
た間隔が制御される。ストップ板は、その後初期位置に
戻り、次の容器が、収容カセット内に正確に受け渡され
得る。このような監視機能は、不正確な状態、例えば中
身があまり詰められていない、ないしは不完全な状態に
ある容器に関しても同様に生じ得る。このような状態
は、同様に、適当な監視手段によって検出される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による荷作り装置の要部を示す側断面図
である。
【図2】図1に示した装置の部分的な正面断面図であ
る。
【図3】図1および図2に示した装置の上面図である。
【符号の説明】
1 荷作り装置 2、3 搬送手段 4 受け渡し手段 5 フラップ手段 6 ストッパ手段 7 収容カセット 8 フラップ状の底壁 9 ステップモータ 10 収納手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 マンフレット ハウエルス ドイツ連邦共和国、デー‐4060 フィーゼ ン 11、アルト ブレイエレル ヴェーク 21 (72)発明者 ディーター ヴィッツ ドイツ連邦共和国、デー‐4040 ノイス 1、ゲルリッツェル シュトラーセ 5− 7

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 実質上三角形または水滴形状の断面をも
    つ、剛性または柔軟性を有する容器、特に、中身の詰め
    られたホイル製の袋状容器を荷作りするための装置にお
    いて、 (1)容器を搬送する搬送手段2、3と、 (2)前記搬送手段から前記容器を順次送り込まれ、回
    転しない位置で第1の前記容器を収容し、180°回転
    した位置で第2の前記容器を収容することにより、前記
    2個の容器を互いに反対向きに、少なくともそれぞれの
    容器の先細となる端部断面を重ね合わせたものからなる
    少なくとも1つの組を形成した後、前記容器の組を受け
    渡すべく下方に向かって開放される収容カセットと、 (3)前記収容カセット7の下方に配置された、前記容
    器の重なりの少なくとも1つの組を収納する収納手段1
    0とを有していることを特徴とする荷作り装置。
  2. 【請求項2】 前記収容カセット7の上方に配置され、
    前記搬送手段2、3から送り込まれる前記容器を、順次
    前記収容カセットに受け渡す受け渡し手段4を有してい
    ることを特徴とする請求項1に記載の荷作り装置。
  3. 【請求項3】 前記搬送手段2、3が、実質上水平な加
    速搬送ベルト3を有していることを特徴とする請求項1
    または請求項2に記載の荷作り装置。
  4. 【請求項4】 前記受け渡し手段4が、水平軸のまわり
    に回転可能な、少なくとも1つのフラップ手段5を有し
    ており、前記フラップ手段5は、前記容器を収容する水
    平な位置と、前記容器を下方に受け渡す回転した位置と
    をとることを特徴とする請求項2または請求項3に記載
    の荷作り装置。
  5. 【請求項5】 前記受け渡し手段4が、隣接して配置さ
    れかつ協同する2つのフラップ手段5を有しており、前
    記2つのフラップ手段5は、前記容器を収容する互いに
    水平な位置と、前記容器を下方に受け渡す互いに同時に
    回転した位置とをとることを特徴とする請求項4に記載
    の荷作り装置。
  6. 【請求項6】 前記少なくとも1つのフラップ手段5
    が、搬送方向における前端に、移動可能でかつ揺動可能
    なストッパ手段6を備えていることを特徴とする請求項
    4または請求項5に記載の荷作り装置。
  7. 【請求項7】 前記収容カセット7が、同心に開口する
    フラップ状の底壁8を有していることを特徴とする請求
    項1〜請求項6にいずれか1項に記載の荷作り装置。
  8. 【請求項8】 前記収容カセット7がステップモータ9
    によって駆動され、前記収容カセット7が駆動されない
    とき、前記収容カセット7内に容器が送り込まれ、前記
    カセットから既に形成された前記容器の重なりの組が下
    方へ受け渡されることを特徴とする請求項1〜請求項7
    のいずれか1項に記載の荷作り装置。
  9. 【請求項9】 前記収納手段10が移動装置11上に移
    動可能に配置されており、前記収容カセットから受け渡
    され前記容器の重なりの組が、種々の位置にある前記収
    納手段に受け渡されることを特徴とする請求項1〜請求
    項8のいずれか1項に記載の荷作り装置。
  10. 【請求項10】 前記収納手段10が、上端開口を閉じ
    ることによって荷作りする大きな荷作り容器からなって
    いることを特徴とする請求項9に記載の荷作り装置。
  11. 【請求項11】 前記収納手段10が、その下側に大き
    な容器が配置されたフラップの対からなっていることを
    特徴とする請求項9に記載の荷作り装置。
  12. 【請求項12】 前記収納手段10が、搬送ベルトらな
    っていることを特徴とする請求項9に記載の荷作り装
    置。
  13. 【請求項13】 前記収容カセット7の前壁、および/
    または側壁が、異なる容器の大きさに適合すべく移動可
    能となっていることを特徴とする請求項1〜請求項12
    のいずれか1項に記載の荷作り装置。
  14. 【請求項14】 異なる大きさの収容カセットを配置す
    るための取付け手段を有していることを特徴とする請求
    項1〜請求項12のいずれか1項に記載の荷作り装置。
  15. 【請求項15】 前記搬送手段2、3上の前記容器の距
    離、および/または前記容器の状態を監視する、少なく
    とも1つの手段を有し、前記監視手段は、前記容器の飛
    び出しに対して、前記ストップ手段6が、一時的に間隔
    をあけるように制御することを特徴とする請求項6〜請
    求項14のいずれか1項に記載の荷作り装置。
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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09278007A (ja) * 1996-04-10 1997-10-28 Mitsuhashi Seisakusho:Kk 小袋自動投入装置
KR100858481B1 (ko) * 2007-03-30 2008-09-12 한대중 단위 포장장치
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