JPH051697A - フアン制御回路 - Google Patents

フアン制御回路

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Publication number
JPH051697A
JPH051697A JP3180331A JP18033191A JPH051697A JP H051697 A JPH051697 A JP H051697A JP 3180331 A JP3180331 A JP 3180331A JP 18033191 A JP18033191 A JP 18033191A JP H051697 A JPH051697 A JP H051697A
Authority
JP
Japan
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fan
voltage
time
time timer
turned
Prior art date
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Pending
Application number
JP3180331A
Other languages
English (en)
Inventor
Masataka Imai
雅隆 今井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Filing date
Publication date
Application filed by Omron Corp, Omron Tateisi Electronics Co filed Critical Omron Corp
Priority to JP3180331A priority Critical patent/JPH051697A/ja
Publication of JPH051697A publication Critical patent/JPH051697A/ja
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  • Control Of Positive-Displacement Air Blowers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】被冷却装置の空冷効果を維持しつつ、ファン回
転による風切音に起因する騒音の発生を可及的低減す
る。 【構成】電源スイッチ3,4の投入時および温度センサ
7による高温検出時に起動して所定時間を計時する起動
時間タイマ8と、ファンコイル抵抗に接続した分圧抵抗
17を有するファンコイル分圧回路18と、起動時間タ
イマ8の計時中はファン16に定格電圧を印加し、起動
時間タイマ8の計時後はファン16に分圧電圧を印加す
る制御手段20とを備えたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば、データ処理
装置などの空冷に用いられるファンの回転速度を制御す
るようなファン制御回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上述例のデータ処理装置空冷用の
ファンは、電源投入と同時に常時定格速度で回転駆動す
るように構成されいたので、次のような問題点があっ
た。
【0003】すなわち、比較的発熱量の大きいデータ処
理装置を空冷するためには、風量の大きいファンが要求
され、このファンの風量の増大にともなって、風切音に
起因する騒音が増大する問題点があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、被冷却装
置の空冷効果を維持しつつ、ファン回転による風切音に
起因する騒音の発生を可及的低減することができるファ
ン制御回路の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、電源スイッ
チの投入時および温度センサによる高温検出時に起動し
て所定時間を計時する起動時間タイマと、ファンコイル
抵抗に接続した分圧抵抗を有するファンコイル分圧回路
と、上記起動時間タイマの計時中はファンに定格電圧を
印加し、上記起動時間タイマの計時後は上記ファンに分
圧電圧を印加する制御手段とを備えたファン制御回路で
あることを特徴とする。
【0006】
【作用】この発明によれば、電源スイッチの投入時、並
びに温度センサで周囲温度が高温であることを検出した
時に、上述の起動時間タイマが起動し、この起動時間タ
イマの計時中においては上述の制御手段がファンに定格
電圧を印加するので、ファンは定格速度で回転する一
方、上述の起動時間タイマの計時後においては上述の制
御手段がファンにファンコイル分圧回路により設定され
る分圧電圧を印加するので、ファンは定格速度よりも低
速で回転する。
【0007】
【発明の効果】このように上述の電源スイッチ投入時点
からタイムアップまでの間と高温検出時点からタイムア
ップまでの間においてはファンは定格速度(例えば高
速)で回転するので、被冷却装置の空冷効果を維持する
ことができ、タイムアップ後の通常時においては上述の
ファンは低速で回転するので、風切音に起因する騒音の
発生を可及的低減することができる効果がある。
【0008】
【実施例】この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳
述する。図面はファン制御回路を示し、図1において、
電源入力端子1,2には連投型の電源スイッチ3,4を
介してライン5,6を接続している。
【0009】上述の電源スイッチ3,4の投入時と、周
囲温度を検出して高温時にONとなる温度センサ7の高
温検出時との両時点に起動して所定時間を計時する起動
時間タイマ8を設けている。
【0010】この起動時間タイマ8は、上述のライン
5,6間に直列に接続されたコンデンサ9および抵抗1
0からなるCR時定数回路11と、ライン5,6間に直
列に接続され抵抗値が共に等しい基準レベル設定用の2
つの抵抗12,13と、これら2つの抵抗12,13間
の交点14とライン6との間の基準電圧V1 と、上述の
CR時定数回路11における抵抗10の両端電圧V2
を比較してハイレベルまたはローレベルの出力信号を出
力する比較器15とを備えている。
【0011】ここで、上述のCR時定数回路11におけ
るコンデンサ9の両端電圧をVc とすると、電源スイッ
チ3,4の投入時点(またはスイッチ3,4投入後で、
かつコンデンサ9の放電後における温度センサ7のON
時点)からコンデンサ9の充電が開始されるので、コン
デンサ両端電圧Vc は図2に示すように過度的に増大す
る。
【0012】一方、抵抗10の両端電圧V2 は電源電圧
Vから上述のコンデンサ両端電圧Vc を減算した値とな
るので、図2に示すように過度的に減少する。
【0013】また上述の比較器15の基準電圧V1 は2
つの抵抗12,13の抵抗値が等しいので、V/2とな
り、この比較器15はV2 >V1 の時点to からV2
1 となる時点t1 までハイレベル信号を出力し、時点
o から時点t1 までの間の所定時間t(起動時間タイ
マ8の計時時間)の計時後においてはローレベル信号を
出力する。
【0014】ところで、上述のライン5,6間には直流
駆動タイプのファン16と、可変抵抗により構成した分
圧抵抗17との直列回路を接続し、上述のファン16に
おけるファンコイル抵抗(図示せず)と分圧抵抗17と
の両者によりファンコイル分圧回路18を構成してい
る。
【0015】ここで、上述のファンコイル抵抗の抵抗値
をRF 、分圧抵抗17の抵抗値をR17とすると、ファ
ン16の両端に印加される電圧VF はV・RF /RF
R17となる。
【0016】一方、上述のファン16と分圧抵抗17と
の間の交点19にコレクタ電極を接続したnpn形のト
ランジスタ20を設け、このトランジスタ20のエミッ
タ電極を上述のライン6を介してアース21に、またベ
ース電極を上述の比較器15の出力段にそれぞれ接続し
ている。
【0017】このトランジスタ20は、比較器15の出
力がハイレベルとなる起動時間タイマ8の計時中には導
通してファン16に定格電圧(電源電圧V)を印加し、
起動時間タイマ8の計時後は非導通となって、上述のフ
ァン16に分圧電圧(V・RF /RF +R17)を印加
する制御手段である。なお、上述の交点19とライン5
との間にはファンコイル逆起電力防止用のダイオード2
2を接続している。
【0018】図示実施例は上記の如く構成するものにし
て、以下作用を説明する。
【0019】いま、時点t0 (図2参照)において電源
スイッチ3,4を投入すると、抵抗10の両端電圧V2
は電源や電圧Vと同等になり、比較器15の基準電圧V
1 に対して大となるので、この比較器15の出力段には
ハイレベル信号が出力される。
【0020】このハイレベル信号によりnpn形トラン
ジスタ20が導通するので、ファン16の両端に印加さ
れる電圧VF は分圧されない状態、つまり電源電圧Vと
略等しい電圧値(V・RF /RF +R17の式において
R17に零を代入した値)となり、ファン16は定格速
度(例えば高速)で回転し、データ処理装置などの被冷
却装置を対応風量にて冷却する。
【0021】上述のファン16の定格速度での回転は、
トランジスタ20が非導通になるまで継続される。換言
すれば図2の所定時間Tが経過するまで継続される。
【0022】上述の所定時間Tが経過した時点t1 にお
いて起動時間タイマ8がタイムアップすると、比較器1
5の出力段にはローレベル信号が出力され、このローレ
ベル信号により上述のnpn形トランジスタ20が非導
通となるので、ファン16の両端に印加される電圧VF
はファンコイル分圧回路18で分圧された値(V・RF
/RF +R17)となり、ファン16は定格速度よりも
低速で回転する。なお、この電圧値(V・RF /RF
R17)は可変抵抗により構成した分圧抵抗17で任意
に調整することができる。
【0023】このファン16の低速回転により、被冷却
装置の周囲温度が高くなって、温度センサ7がONにな
ると、上述の電源スイッチ3,4の投入時と同様の作用
を奏する。
【0024】以上要するに、電源スイッチ3,4に投入
時点t0 からタイムアップでの間Tと、高温検出時点t
0 からタイムアップでの間Tにおいてファン16は定格
速度(例えば高速)で回転するので、データ処理装置な
どの被冷却装置を対応風量にて充分空冷することがで
き、斯る空冷効果を維持しつつ、上述の起動時間タイマ
8のタイムアップ後の通常時においては上述のファン1
6は低速で回転するので、風切音に起因する騒音の発生
を可及的低減することができる効果がある。
【0025】この発明の構成と、上述の実施例との対応
において、この発明の制御手段は、npn形のトランジ
スタ20に対応するも、この発明は、上述の実施例の構
成のみに限定されるものではない。
【0026】例えば上述のnpn形のトランジスタ20
に代えてpnp形のトランジスタやFETを用いてもよ
く、あるいはCPUで制御手段を構成してもよい。さら
に、上述の起動時間タイマ8はCR時定数回路11と比
較器15とを含む実施例開示のタイマ以外のタイマ回路
であってもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のファン制御回路を示す電気回路図。
【図2】CR時定数回路の過度現象による電圧変化を示
す説明図。
【符号の説明】
3,4…電源スイッチ 7…起動時間タイマ 16…ファン 17…分圧抵抗 18…ファンコイル分圧回路 20…トランジスタ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】電源スイッチの投入時および温度センサに
    よる高温検出時に起動して所定時間を計時する起動時間
    タイマと、ファンコイル抵抗に接続した分圧抵抗を有す
    るファンコイル分圧回路と、上記起動時間タイマの計時
    中はファンに定格電圧を印加し、上記起動時間タイマの
    計時後は上記ファンに分圧電圧を印加する制御手段とを
    備えたファン制御回路。
JP3180331A 1991-06-24 1991-06-24 フアン制御回路 Pending JPH051697A (ja)

Priority Applications (1)

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JP3180331A JPH051697A (ja) 1991-06-24 1991-06-24 フアン制御回路

Applications Claiming Priority (1)

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JP3180331A JPH051697A (ja) 1991-06-24 1991-06-24 フアン制御回路

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JPH051697A true JPH051697A (ja) 1993-01-08

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ID=16081354

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JP3180331A Pending JPH051697A (ja) 1991-06-24 1991-06-24 フアン制御回路

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005028568A (ja) * 2003-06-20 2005-02-03 Hitachi Koki Co Ltd 燃焼式動力工具

Citations (3)

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JPS50139316A (ja) * 1974-04-26 1975-11-07
JPS6217582A (ja) * 1985-07-13 1987-01-26 富士電機株式会社 冷凍・冷蔵オ−プンシヨ−ケ−スの除霜方法
JPH0394278A (ja) * 1989-09-06 1991-04-19 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置の冷却装置

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