JPH0516958Y2 - - Google Patents
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- JPH0516958Y2 JPH0516958Y2 JP14030388U JP14030388U JPH0516958Y2 JP H0516958 Y2 JPH0516958 Y2 JP H0516958Y2 JP 14030388 U JP14030388 U JP 14030388U JP 14030388 U JP14030388 U JP 14030388U JP H0516958 Y2 JPH0516958 Y2 JP H0516958Y2
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- JP
- Japan
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- food
- sealing
- heating plate
- heating
- plates
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- Expired - Lifetime
Links
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Landscapes
- Food Preservation Except Freezing, Refrigeration, And Drying (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、家庭や飲食店等で、調理済み食品を
袋詰めし、これを簡便に密封・殺菌することので
きる食品用密封・殺菌装置に関する。
袋詰めし、これを簡便に密封・殺菌することので
きる食品用密封・殺菌装置に関する。
ビーフシチユーやハンバーグ、煮豆等の調理済
み食品を袋詰めしたレトルト食品は、食品社会の
工場で、調理済み食品を断熱性のプラスチツク袋
またはチユーブ等の食品収納体に充填して密封し
たのち、高圧レトルト釜で加熱殺菌して製造され
る。
み食品を袋詰めしたレトルト食品は、食品社会の
工場で、調理済み食品を断熱性のプラスチツク袋
またはチユーブ等の食品収納体に充填して密封し
たのち、高圧レトルト釜で加熱殺菌して製造され
る。
しかしながら、上述のレトルト食品の製造は、
商業規模で行なわれるものであつて、装置が大掛
りであると共に設備費が高く、また密封と加熱殺
菌とが別工程でランニングコストが嵩むことか
ら、少量の食品を保存したい家庭や飲食店等での
使用には不向きであつた。
商業規模で行なわれるものであつて、装置が大掛
りであると共に設備費が高く、また密封と加熱殺
菌とが別工程でランニングコストが嵩むことか
ら、少量の食品を保存したい家庭や飲食店等での
使用には不向きであつた。
本考案は、かかる実情を背景にしてなされたも
ので、家庭や飲食店においても少量の未調理或い
は調理済みの食品を簡便に密封・殺菌することの
できる食品用密封・殺菌装置を提供することを目
的としている。
ので、家庭や飲食店においても少量の未調理或い
は調理済みの食品を簡便に密封・殺菌することの
できる食品用密封・殺菌装置を提供することを目
的としている。
上述の目的を達成するため、本考案の食品用密
封・殺菌装置は、ヒータを有する一対の加熱板を
ヒンジにて開閉可能に連結し、 該加熱板の対向面の少なくとも一方に、食品収
納体を収納する収納部を凹設すると共に、加熱板
の収納部周囲に、それぞれ突合わせ面を形成し、 該突合わせ面の食品包装体の既シール部を挟持
する部分に、収納部周縁から加熱板外縁に向けて
断熱性パツキンをそれぞれ設け、 該突合わせ面の食品包装体の未シール部を挟持
する部分に、収納部周縁から加熱板外縁に向けて
断熱板を対向配置し、 一方の断熱板は、他方の断熱板より加熱板外方
に延出する延出部を有し、 該延出部とこの延出部に対向する加熱板の対向
部とにより、食品包装体の未シール部を熱触着す
るシール部を形成したものである。
封・殺菌装置は、ヒータを有する一対の加熱板を
ヒンジにて開閉可能に連結し、 該加熱板の対向面の少なくとも一方に、食品収
納体を収納する収納部を凹設すると共に、加熱板
の収納部周囲に、それぞれ突合わせ面を形成し、 該突合わせ面の食品包装体の既シール部を挟持
する部分に、収納部周縁から加熱板外縁に向けて
断熱性パツキンをそれぞれ設け、 該突合わせ面の食品包装体の未シール部を挟持
する部分に、収納部周縁から加熱板外縁に向けて
断熱板を対向配置し、 一方の断熱板は、他方の断熱板より加熱板外方
に延出する延出部を有し、 該延出部とこの延出部に対向する加熱板の対向
部とにより、食品包装体の未シール部を熱触着す
るシール部を形成したものである。
延出部と対向する加熱板の対向部には、未シー
ルの開口部の密封時間をより短縮するために、補
助ヒータを設けるとよい。
ルの開口部の密封時間をより短縮するために、補
助ヒータを設けるとよい。
食品包装体は、三方をシールした袋状に形成さ
れ、食品を充填した食品包装体は、密封・殺菌装
置の収納部に、外周の四辺を両加熱板の間に挟ん
で収納される。次に、両加熱板をヒータが加熱し
て、加熱板の対向部若しくはこの対向部に設けた
補助ヒータにて、未シールの開口部を熱触着して
密封する。
れ、食品を充填した食品包装体は、密封・殺菌装
置の収納部に、外周の四辺を両加熱板の間に挟ん
で収納される。次に、両加熱板をヒータが加熱し
て、加熱板の対向部若しくはこの対向部に設けた
補助ヒータにて、未シールの開口部を熱触着して
密封する。
密封された食品は、更に両加熱板にて密封時の
食品温度よりも高い温度で所定時間加熱殺菌され
る。
食品温度よりも高い温度で所定時間加熱殺菌され
る。
以下、本考案の第1実施例を第1図に基づいて
説明する。
説明する。
食品用密封・殺菌装置1は、外面を断熱性のカ
バー2にて被覆される一対の加熱板3,3が、突
合わせされる外周のフランジ3a,3a下縁をヒ
ンジ4にて開閉可能に連結され、フランジ3a,
3aの上縁には、両加熱板3,3を閉塞する掛止
め具5が設けられている。
バー2にて被覆される一対の加熱板3,3が、突
合わせされる外周のフランジ3a,3a下縁をヒ
ンジ4にて開閉可能に連結され、フランジ3a,
3aの上縁には、両加熱板3,3を閉塞する掛止
め具5が設けられている。
各加熱板3は、熱伝導性に優れる金属等を材料
に形成され、外面側の嵌着凹部3bに、加熱用の
ヒータ6が埋設されると共に、両加熱板3,3の
突合わせ面中央には、食品を充填した食品包装体
7を収納する収納部8が設けられており、収納部
8の外周部は、その周囲を囲繞するフランジ3
a,3aの突合わせ面に向けてテーパ状に絞り込
んで形成され、食品包装体7は、この収納部8に
未シールの開口部7aを上側にして収納される。
に形成され、外面側の嵌着凹部3bに、加熱用の
ヒータ6が埋設されると共に、両加熱板3,3の
突合わせ面中央には、食品を充填した食品包装体
7を収納する収納部8が設けられており、収納部
8の外周部は、その周囲を囲繞するフランジ3
a,3aの突合わせ面に向けてテーパ状に絞り込
んで形成され、食品包装体7は、この収納部8に
未シールの開口部7aを上側にして収納される。
食品包装体7には、加熱による溶解や変形がな
く、また収納された食品の味覚や色、芳香を損う
ことがないよう、耐熱性があり且つ水蒸気、ガ
ス、油等に対するバリヤ性に優れた、例えば、ポ
リエチレンテレフタレート+ナイロン+ポリプロ
ピレンの積層フイルムや、アルミニユームを含む
積層フイルムを用い、その三方をシールした袋状
のものが用いられ、食品包装体7の開口部7aと
接合部7bは、それぞれ本考案の未シール部と既
シール部に相当する。
く、また収納された食品の味覚や色、芳香を損う
ことがないよう、耐熱性があり且つ水蒸気、ガ
ス、油等に対するバリヤ性に優れた、例えば、ポ
リエチレンテレフタレート+ナイロン+ポリプロ
ピレンの積層フイルムや、アルミニユームを含む
積層フイルムを用い、その三方をシールした袋状
のものが用いられ、食品包装体7の開口部7aと
接合部7bは、それぞれ本考案の未シール部と既
シール部に相当する。
収納部8を囲繞するフランジ3a,3aの突合
わせ面のうち、両側部と下部の突合わせ面には、
収納部8に収納された食品包装体7の接合部7b
の三方を挟持する耐熱性のパツキン9,9が、そ
れぞれ対向して設けられている。
わせ面のうち、両側部と下部の突合わせ面には、
収納部8に収納された食品包装体7の接合部7b
の三方を挟持する耐熱性のパツキン9,9が、そ
れぞれ対向して設けられている。
また収納部8の上部突合わせ面には、食品包装
体7の開口部7aを挟持する部分に、一対の断熱
板10,11が、収納部8の周縁から加熱板3の
外縁に向けて対向配置されている。
体7の開口部7aを挟持する部分に、一対の断熱
板10,11が、収納部8の周縁から加熱板3の
外縁に向けて対向配置されている。
断熱板10,11と上記パツキン9,9には、
食品包装体7の食品収容部とその周囲の開口部7
aや他の接合部7bとの境目7cに、熱影響によ
る延びやズレ或いは亀裂等の損傷を生じないよう
に、収納部8のテーパ状の外周部に加熱板3の内
壁面に沿つて延びる突片10a,11a,9aが
設けられている。
食品包装体7の食品収容部とその周囲の開口部7
aや他の接合部7bとの境目7cに、熱影響によ
る延びやズレ或いは亀裂等の損傷を生じないよう
に、収納部8のテーパ状の外周部に加熱板3の内
壁面に沿つて延びる突片10a,11a,9aが
設けられている。
また一方の断熱板10には、他方の断熱板11
よりも加熱板3の外方に突出する延出部10bが
延設され、該延出部10bとこの延出部10bに
対向する加熱板3の対向部3cとで、食品包装体
7の開口部7aを熱触着するシール部12が形成
される。
よりも加熱板3の外方に突出する延出部10bが
延設され、該延出部10bとこの延出部10bに
対向する加熱板3の対向部3cとで、食品包装体
7の開口部7aを熱触着するシール部12が形成
される。
次に、上記のように構成した本実施例の作用を
実験例を基に説明する。
実験例を基に説明する。
本実験例では、食品包装体7として、ポリエチ
レンテレフタレート+ナイロン+ポリプロピレン
の3層フイルムでなる130×170mmの袋体を用い、
食品として180gのビーフシチユーを充填した食
品包装体7を、密封・殺菌装置1の収納部8に、
開口部7aを上向きにして、三方の接合部7bを
それぞれパツキン9,9の間に、また開口部7a
を断熱板10、11の間に挟んで収納する。
レンテレフタレート+ナイロン+ポリプロピレン
の3層フイルムでなる130×170mmの袋体を用い、
食品として180gのビーフシチユーを充填した食
品包装体7を、密封・殺菌装置1の収納部8に、
開口部7aを上向きにして、三方の接合部7bを
それぞれパツキン9,9の間に、また開口部7a
を断熱板10、11の間に挟んで収納する。
そして、食品包装体7を収納した両加熱板3,
3を、掛止め具5にて閉塞したのち、ヒータ6に
て加熱し、開口部7aを、食品包装体7内の食品
温度が90℃程度に昇温するまでの間に、シール部
12の対向部3cにて熱触着で密封する。
3を、掛止め具5にて閉塞したのち、ヒータ6に
て加熱し、開口部7aを、食品包装体7内の食品
温度が90℃程度に昇温するまでの間に、シール部
12の対向部3cにて熱触着で密封する。
上述のように、開口部7aを食品温度が90℃程
度に昇温する間にシールすると、ビーフシチユー
の水分が蒸発し、食品包装体7が膨張して加熱板
3,3の内壁に密着するため伝熱性が高まり、ま
たビーフシチユーの沸騰による開口部7aの汚れ
を防止することができる。
度に昇温する間にシールすると、ビーフシチユー
の水分が蒸発し、食品包装体7が膨張して加熱板
3,3の内壁に密着するため伝熱性が高まり、ま
たビーフシチユーの沸騰による開口部7aの汚れ
を防止することができる。
開口部7aの熱触部は、シール部12の延出部
10bと対向部3cとに挟まれる部分のみで、シ
ール部12の下部で両断熱板10,11に挟まれ
る開口部7aの下部と、パツキン9,9に挟まれ
る三方の接合部7bは、加熱板3,3の熱影響を
受けない。更に、熱影響に比較的弱い四方の境目
7cを、断熱板10,11とパツキン9の突片1
0a,11a,9aが保護するので、延びやズ
レ、亀裂等の損傷を生じにくい。
10bと対向部3cとに挟まれる部分のみで、シ
ール部12の下部で両断熱板10,11に挟まれ
る開口部7aの下部と、パツキン9,9に挟まれ
る三方の接合部7bは、加熱板3,3の熱影響を
受けない。更に、熱影響に比較的弱い四方の境目
7cを、断熱板10,11とパツキン9の突片1
0a,11a,9aが保護するので、延びやズ
レ、亀裂等の損傷を生じにくい。
次に、食品包装体7内に密封したビーフシチユ
ーを、120℃以上に昇温して数分間殺菌したのち
ヒータ6を切り、所定温度まで冷却したのち、加
熱板3,3を開いて食品を取出す。
ーを、120℃以上に昇温して数分間殺菌したのち
ヒータ6を切り、所定温度まで冷却したのち、加
熱板3,3を開いて食品を取出す。
上記のように密封・殺菌されたビーフシチユー
は、加熱処理に味覚や色、芳香を損わず、食品包
装体7にも、性能の劣化を生じなかつた。また本
実験例では、上述の密封シールと加熱殺菌処理と
を、20分以内の短時間で行なうことができた。
は、加熱処理に味覚や色、芳香を損わず、食品包
装体7にも、性能の劣化を生じなかつた。また本
実験例では、上述の密封シールと加熱殺菌処理と
を、20分以内の短時間で行なうことができた。
第2図及び第3図は、それぞれ上記第1実施例
の変形例を示す第2、第3実施例で、第2図に示
す第2実施例では、補助ヒータ13を対向部3c
の外側に設けて、食品包装体7の開口部7aを間
接的に、また第3図に示す第3実施例では、補助
ヒータ13を対向部3cの内側に設けて、開口部
7aを直接熱触着するようにしている。
の変形例を示す第2、第3実施例で、第2図に示
す第2実施例では、補助ヒータ13を対向部3c
の外側に設けて、食品包装体7の開口部7aを間
接的に、また第3図に示す第3実施例では、補助
ヒータ13を対向部3cの内側に設けて、開口部
7aを直接熱触着するようにしている。
上記第2,3実施例では、対向部3cに補助ヒ
ータ13を増設することにより、密封時間の短縮
化を図つたもので、本出願人が第2図に示す装置
を用いて行なつた他の実験例では、補助ヒータ1
3を150℃以上で30秒保持したのち、補助ヒータ
13の加熱を停止して、充分なシール性能を得
た。
ータ13を増設することにより、密封時間の短縮
化を図つたもので、本出願人が第2図に示す装置
を用いて行なつた他の実験例では、補助ヒータ1
3を150℃以上で30秒保持したのち、補助ヒータ
13の加熱を停止して、充分なシール性能を得
た。
このようにして密封・殺菌された食品は、常温
下においても日持ちがよく、半年程度の間は、腐
敗や変質を伴わずに保存食品としても貯蔵が可能
である。また使用時には、熱湯や電子レンジで暖
めるか、或いはそのまま開封して食することがで
きる。
下においても日持ちがよく、半年程度の間は、腐
敗や変質を伴わずに保存食品としても貯蔵が可能
である。また使用時には、熱湯や電子レンジで暖
めるか、或いはそのまま開封して食することがで
きる。
従つて、上記各実施例で示した密封・殺菌装置
によれば、家庭や飲食店等でも、食品の多少に拘
らず、オリジナルな食品を短時間で簡便に作るこ
とができ、特に食事療法やカロリー制限を行なつ
ている人の食事や外出時の持出し用として、或い
はアウトドアライフや非常時の保存・即席食品等
として好適である。
によれば、家庭や飲食店等でも、食品の多少に拘
らず、オリジナルな食品を短時間で簡便に作るこ
とができ、特に食事療法やカロリー制限を行なつ
ている人の食事や外出時の持出し用として、或い
はアウトドアライフや非常時の保存・即席食品等
として好適である。
尚、上記各実施例では、食品包装体に充填され
る食品がビーフシチユーであることから、密封・
殺菌装置を縦方向に用いて説明したが、食品が汁
の流出のない固型物であれば、横向きにして使用
しても差支えない。
る食品がビーフシチユーであることから、密封・
殺菌装置を縦方向に用いて説明したが、食品が汁
の流出のない固型物であれば、横向きにして使用
しても差支えない。
また、両断熱板とシール部は、ヒンジと対向す
る突合わせ面に限らず、ヒンジと交差方向の他の
突合わせ面に設けてもよく、更に食品包装体用の
収納部は、一方の加熱板のみを凹設して形成して
もよい。
る突合わせ面に限らず、ヒンジと交差方向の他の
突合わせ面に設けてもよく、更に食品包装体用の
収納部は、一方の加熱板のみを凹設して形成して
もよい。
本考案の食品用密封・殺菌装置は、ヒータを有
する一対の加熱板をヒンジにて開閉可能に連結
し、該加熱板の対向面の少なくとも一方に、食品
収納体を収納する収納部を凹設すると共に、加熱
板の収納部周囲に、それぞれ突合わせ面を形成
し、該突合わせ面の食品包装体の既シール部を挟
持する部分に、収納部周縁から加熱板外縁に向け
て断熱性パツキンをそれぞれ設け、該突合わせ面
の食品包装体の未シール部を挟持する部分に、収
納部周縁から加熱板外縁に向けて断熱板を対向配
置し、一方の断熱板は、他方の断熱板より加熱板
外方に延出する延出部を有し、該延出部とこの延
出部に対向する加熱板の対向部とにより、食品包
装体の未シール部を熱触着するシール部となした
もので、従来家庭や飲食店等ではできなかつたオ
リジナルな食品を、量の多少に拘らず、短時間で
簡便に作ることができる。
する一対の加熱板をヒンジにて開閉可能に連結
し、該加熱板の対向面の少なくとも一方に、食品
収納体を収納する収納部を凹設すると共に、加熱
板の収納部周囲に、それぞれ突合わせ面を形成
し、該突合わせ面の食品包装体の既シール部を挟
持する部分に、収納部周縁から加熱板外縁に向け
て断熱性パツキンをそれぞれ設け、該突合わせ面
の食品包装体の未シール部を挟持する部分に、収
納部周縁から加熱板外縁に向けて断熱板を対向配
置し、一方の断熱板は、他方の断熱板より加熱板
外方に延出する延出部を有し、該延出部とこの延
出部に対向する加熱板の対向部とにより、食品包
装体の未シール部を熱触着するシール部となした
もので、従来家庭や飲食店等ではできなかつたオ
リジナルな食品を、量の多少に拘らず、短時間で
簡便に作ることができる。
更に従来の商業規模で使われる装置では、密封
と加熱殺菌とが別工程であつたが、本考案の装置
では、密封と加熱殺菌との双方が行なえるので、
ランニングコストの低減とコンパクト化が図れ、
家庭や飲食店等に安価に提供することができる。
と加熱殺菌とが別工程であつたが、本考案の装置
では、密封と加熱殺菌との双方が行なえるので、
ランニングコストの低減とコンパクト化が図れ、
家庭や飲食店等に安価に提供することができる。
また、対向部に補助ヒータを設けると、密封時
間の短縮化が図れる。
間の短縮化が図れる。
第1図は第1実施例を示す密封・殺菌装置の断
面正面図、第2図は第2実施例の要部断面図、第
3図は第3実施例の要部断面図である。 1……密封・殺菌装置、3……加熱板、3a…
…フランジ、3c……対向部、4……ヒンジ、6
……ヒータ、7……食品包装体、7a……未シー
ル部となる開口部、7b……既シール部となる接
合部、7c……境目、8……収納部、9……パツ
キン、10,11……断熱板、10b……延出
部、9a、10a,11a……突片、12……シ
ール部、13……補助ヒータ。
面正面図、第2図は第2実施例の要部断面図、第
3図は第3実施例の要部断面図である。 1……密封・殺菌装置、3……加熱板、3a…
…フランジ、3c……対向部、4……ヒンジ、6
……ヒータ、7……食品包装体、7a……未シー
ル部となる開口部、7b……既シール部となる接
合部、7c……境目、8……収納部、9……パツ
キン、10,11……断熱板、10b……延出
部、9a、10a,11a……突片、12……シ
ール部、13……補助ヒータ。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 ヒータを有する一対の加熱板をヒンジにて開
閉可能に連結し、 該加熱板の対向面の少なくとも一方に、食品
収納体を収納する収納部を凹設すると共に、加
熱板の収納部周囲に、それぞれ突合わせ面を形
成し、 該突合わせ面の食品包装体の既シール部を挟
持する部分に、収納部周縁から加熱板外縁に向
けて断熱性パツキンをそれぞれ設け、 該突合わせ面の食品包装体の未シール部を挟
持する部分に、収納部周縁から加熱板外縁に向
けて断熱板を対向配置し、 一方の断熱板は、他方の断熱板より加熱板外
方に延出する延出部を有し、 該延出部とこの延出部に対向する加熱板の対
向部とにより、食品包装体の未シール部を熱融
着するシール部を形成したことを特徴とする食
品用密封・殺菌装置。 2 前記延出部と対向する加熱板の対向部に、補
助ヒータを設けたことを特徴とする請求項1記
載の食品用密封・殺菌装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14030388U JPH0516958Y2 (ja) | 1988-10-27 | 1988-10-27 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14030388U JPH0516958Y2 (ja) | 1988-10-27 | 1988-10-27 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0260597U JPH0260597U (ja) | 1990-05-02 |
JPH0516958Y2 true JPH0516958Y2 (ja) | 1993-05-07 |
Family
ID=31404346
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14030388U Expired - Lifetime JPH0516958Y2 (ja) | 1988-10-27 | 1988-10-27 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0516958Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3450319B1 (ja) * | 2002-08-02 | 2003-09-22 | 関 精二 | レトルト殺菌用圧力容器並びにレトルト殺菌方法 |
-
1988
- 1988-10-27 JP JP14030388U patent/JPH0516958Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0260597U (ja) | 1990-05-02 |
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