JPH05169532A - 表面に模様、機能等を付与した波板の製造方法 - Google Patents
表面に模様、機能等を付与した波板の製造方法Info
- Publication number
- JPH05169532A JPH05169532A JP34313591A JP34313591A JPH05169532A JP H05169532 A JPH05169532 A JP H05169532A JP 34313591 A JP34313591 A JP 34313591A JP 34313591 A JP34313591 A JP 34313591A JP H05169532 A JPH05169532 A JP H05169532A
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- JP
- Japan
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- synthetic resin
- corrugated
- resin molded
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- Pending
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- Shaping Of Tube Ends By Bending Or Straightening (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 特別な設備を用いることなく、波板に模様
等を施し、装飾性を向上させ、或いは耐候性等の機能を
連続的に付与することができる。 【構成】 模様、機能等の転写層を有する熱転写フィ
ルム7と押出機2により押出金型3から押出された合成
樹脂成形板状体4とを波付けロール5,6の間に供給
し、波付けロール5,6で合成樹脂成形板状体4を波付
けするとともに、合成樹脂成形板状体4の表面に熱転写
フィルム7の模様、機能等の転写層を熱転写する。
等を施し、装飾性を向上させ、或いは耐候性等の機能を
連続的に付与することができる。 【構成】 模様、機能等の転写層を有する熱転写フィ
ルム7と押出機2により押出金型3から押出された合成
樹脂成形板状体4とを波付けロール5,6の間に供給
し、波付けロール5,6で合成樹脂成形板状体4を波付
けするとともに、合成樹脂成形板状体4の表面に熱転写
フィルム7の模様、機能等の転写層を熱転写する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建築資材等に用いられ
る波板に模様、機能等を付与した波板の製造方法に関す
る。
る波板に模様、機能等を付与した波板の製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】合成樹脂製波板は、着色が自在で、透
明、半透明のものが得られる上に、良好な機械的及び化
学的特性を有することから、テラス、ベランダ、ヒサ
シ、間仕切り、ガレージ・カーポート・温室等の屋根、
或いは工場の内外装、採光など多方面で使用されてい
る。
明、半透明のものが得られる上に、良好な機械的及び化
学的特性を有することから、テラス、ベランダ、ヒサ
シ、間仕切り、ガレージ・カーポート・温室等の屋根、
或いは工場の内外装、採光など多方面で使用されてい
る。
【0003】この合成樹脂製波板11の製造方法として
は、図3に示すように、押出機2の先端に付設された押
出金型3から押出された合成樹脂成形板状体4を、表面
に波型形状が形成された一対の波付けロール5,6間を
通すことにより波型形状にする方法が知られている。な
お図示の波付けロール5,6は縦波用であるが、ロール
表面に形成された波型形状により横波の波板も製造可能
であり、また必要に応じて波付けロール5,6は、複数
組の波付けロール(図の例では4組)が用いられてい
る。
は、図3に示すように、押出機2の先端に付設された押
出金型3から押出された合成樹脂成形板状体4を、表面
に波型形状が形成された一対の波付けロール5,6間を
通すことにより波型形状にする方法が知られている。な
お図示の波付けロール5,6は縦波用であるが、ロール
表面に形成された波型形状により横波の波板も製造可能
であり、また必要に応じて波付けロール5,6は、複数
組の波付けロール(図の例では4組)が用いられてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、これまでは
着色が自在で、透明、半透明のものが得られることから
合成樹脂製波板は模様等で加飾されることがなく、単一
色の無地の波板が殆どであった。
着色が自在で、透明、半透明のものが得られることから
合成樹脂製波板は模様等で加飾されることがなく、単一
色の無地の波板が殆どであった。
【0005】しかし最近波板にも模様等を施し、装飾性
を向上させることが必要となり、またさらに耐候性等の
機能を向上させることが求められている。また模様等を
付与する方法として印刷による方法があるが設備化が困
難であり、他の方法、例えばラミネート方法などではフ
ィルムが剥がれる等の欠点があった。
を向上させることが必要となり、またさらに耐候性等の
機能を向上させることが求められている。また模様等を
付与する方法として印刷による方法があるが設備化が困
難であり、他の方法、例えばラミネート方法などではフ
ィルムが剥がれる等の欠点があった。
【0006】本発明は、上記の点に鑑み、特別な設備を
用いることなく、波板に模様等を施し、装飾性を向上さ
せ、或いは耐候性等の機能を連続的に付与することがで
きる波板の製造方法を提供することを目的とする。
用いることなく、波板に模様等を施し、装飾性を向上さ
せ、或いは耐候性等の機能を連続的に付与することがで
きる波板の製造方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の表面に模様、機
能等を付与した波板の製造方法は、模様、機能等の転写
層を有する熱転写フィルムと押出機により押出金型から
押出された合成樹脂成形板状体とを波付けロールの間に
供給し、波付けロールで合成樹脂成形板状体を波付けす
るとともに、合成樹脂成形板状体の表面に熱転写フィル
ムの模様、機能等の転写層を熱転写することを特徴とす
るものである。
能等を付与した波板の製造方法は、模様、機能等の転写
層を有する熱転写フィルムと押出機により押出金型から
押出された合成樹脂成形板状体とを波付けロールの間に
供給し、波付けロールで合成樹脂成形板状体を波付けす
るとともに、合成樹脂成形板状体の表面に熱転写フィル
ムの模様、機能等の転写層を熱転写することを特徴とす
るものである。
【0008】
【作用】押出された合成樹脂成形板状体と波付けロール
との間に熱転写フィルムが挿入されるので、押出された
合成樹脂成形板状体の押出成形時の樹脂熱と波付けロー
ルの波付け圧力とにより、合成樹脂成形板状体が波付け
されると同時に、表面に模様、機能等の転写層が連続的
に熱転写される。
との間に熱転写フィルムが挿入されるので、押出された
合成樹脂成形板状体の押出成形時の樹脂熱と波付けロー
ルの波付け圧力とにより、合成樹脂成形板状体が波付け
されると同時に、表面に模様、機能等の転写層が連続的
に熱転写される。
【0009】
【実施例】以下実施例を図面を用いて説明する。図1、
図2は、本発明の一実施例の説明図である。
図2は、本発明の一実施例の説明図である。
【0010】7は熱転写フィルムであり、模様、機能等
を付与するための転写層12とこの転写層12を保持す
るための離型紙10とからなる。8は熱転写フィルムの
送りロールであり、9は熱転写後不要になった離型紙1
0の巻取軸である。
を付与するための転写層12とこの転写層12を保持す
るための離型紙10とからなる。8は熱転写フィルムの
送りロールであり、9は熱転写後不要になった離型紙1
0の巻取軸である。
【0011】押出機2、押出金型3、縦波用の波付けロ
ール5,6は従来と同じ設備のものが用いられている。
1は本発明方法で製造された表面に模様、機能等が付与
された波板である。
ール5,6は従来と同じ設備のものが用いられている。
1は本発明方法で製造された表面に模様、機能等が付与
された波板である。
【0012】本発明の波板の製造方法は次のように行な
われる。模様、機能等の転写層12を有する熱転写フィ
ルム7と押出機2により押出金型3から押出された合成
樹脂成形板状体4とを4組の波付けロール5,6の間に
供給し、波付けロール5,6で合成樹脂成形板状体4を
波付けするとともに、合成樹脂成形板状体4の表面に熱
転写フィルム7の模様、機能等の転写層12を熱転写す
る。
われる。模様、機能等の転写層12を有する熱転写フィ
ルム7と押出機2により押出金型3から押出された合成
樹脂成形板状体4とを4組の波付けロール5,6の間に
供給し、波付けロール5,6で合成樹脂成形板状体4を
波付けするとともに、合成樹脂成形板状体4の表面に熱
転写フィルム7の模様、機能等の転写層12を熱転写す
る。
【0013】なお熱転写フィルム7は送りロール8によ
りx矢印の方向に送られ、波付けロール5,6間で模様
或いは機能等が合成樹脂成形体4の表面に転写された
後、不要になった離型紙10はy矢印の方向に送られ、
巻取軸9に巻取られる。
りx矢印の方向に送られ、波付けロール5,6間で模様
或いは機能等が合成樹脂成形体4の表面に転写された
後、不要になった離型紙10はy矢印の方向に送られ、
巻取軸9に巻取られる。
【0014】
【発明の効果】押出された合成樹脂成形板状体の押出成
形時の樹脂熱と波付けロールの波付け圧力とにより、合
成樹脂成形板状体が波付けされると同時に、表面に模
様、機能等の転写層が連続的に熱転写されるので、特別
な装置を必要とせずに波板の表面に模様、機能等を連続
的に付与することができる。
形時の樹脂熱と波付けロールの波付け圧力とにより、合
成樹脂成形板状体が波付けされると同時に、表面に模
様、機能等の転写層が連続的に熱転写されるので、特別
な装置を必要とせずに波板の表面に模様、機能等を連続
的に付与することができる。
【図1】本発明の一実施例の説明図である。
【図2】図1で用いられる熱転写フィルムの断面図であ
る。
る。
【図3】従来の波板の製造方法の説明図である。
1,11 波板 2 押出機 3 押出金型 4 合成樹脂成形板状体 5,6 波付けロール 7 熱転写フィルム 8 送出しロール 9 巻取軸 10 離型紙 12 転写層
Claims (1)
- 【請求項1】 模様、機能等の転写層を有する熱転写フ
ィルムと押出機により押出金型から押出された合成樹脂
成形板状体とを波付けロールの間に供給し、波付けロー
ルで合成樹脂成形板状体を波付けするとともに、合成樹
脂成形板状体の表面に熱転写フィルムの模様、機能等の
転写層を熱転写することを特徴とする表面に模様、機能
等を付与した波板の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34313591A JPH05169532A (ja) | 1991-12-25 | 1991-12-25 | 表面に模様、機能等を付与した波板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34313591A JPH05169532A (ja) | 1991-12-25 | 1991-12-25 | 表面に模様、機能等を付与した波板の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05169532A true JPH05169532A (ja) | 1993-07-09 |
Family
ID=18359186
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34313591A Pending JPH05169532A (ja) | 1991-12-25 | 1991-12-25 | 表面に模様、機能等を付与した波板の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05169532A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108045074A (zh) * | 2017-11-22 | 2018-05-18 | 合肥宏图彩印有限公司 | 一种瓦楞纸裱贴装置 |
CN117818148A (zh) * | 2024-02-26 | 2024-04-05 | 绍兴越特包装有限公司 | 一种浮雕成型设备及浮雕瓦楞纸板 |
-
1991
- 1991-12-25 JP JP34313591A patent/JPH05169532A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108045074A (zh) * | 2017-11-22 | 2018-05-18 | 合肥宏图彩印有限公司 | 一种瓦楞纸裱贴装置 |
CN117818148A (zh) * | 2024-02-26 | 2024-04-05 | 绍兴越特包装有限公司 | 一种浮雕成型设备及浮雕瓦楞纸板 |
CN117818148B (zh) * | 2024-02-26 | 2024-05-31 | 绍兴越特包装有限公司 | 一种浮雕成型设备及浮雕瓦楞纸板 |
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