JPH05168511A - ヒンジ付き収納容器 - Google Patents
ヒンジ付き収納容器Info
- Publication number
- JPH05168511A JPH05168511A JP34535191A JP34535191A JPH05168511A JP H05168511 A JPH05168511 A JP H05168511A JP 34535191 A JP34535191 A JP 34535191A JP 34535191 A JP34535191 A JP 34535191A JP H05168511 A JPH05168511 A JP H05168511A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resin
- product
- injection
- molding
- hollow
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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- Purses, Travelling Bags, Baskets, Or Suitcases (AREA)
- Casings For Electric Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 射出成形において溶融した合成樹脂を型キャ
ビティー内に射出した後ガス体又は、液体を注入しつつ
圧入して型キャビティーを満たす中空射出成形を用いて
上底、下底を一体成形し、製品内部に中空部を持つこと
を特徴とするヒンジ付成形品。 【効果】 本発明の収納容器は、成形時に、射出圧力が
従来に比して低圧ですむので、成形品には、ヒケ、ソ
リ、歪み等がなく、また、中空部を有するので冷却時間
が短く、成形サイクルの短縮が可能である。
ビティー内に射出した後ガス体又は、液体を注入しつつ
圧入して型キャビティーを満たす中空射出成形を用いて
上底、下底を一体成形し、製品内部に中空部を持つこと
を特徴とするヒンジ付成形品。 【効果】 本発明の収納容器は、成形時に、射出圧力が
従来に比して低圧ですむので、成形品には、ヒケ、ソ
リ、歪み等がなく、また、中空部を有するので冷却時間
が短く、成形サイクルの短縮が可能である。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、中空射出成形法により
形成される合成樹脂性のヒンジ付き収納ケース、例えば
カセットテープ収納容器、ビデオカセット収納容器、フ
ロッピーディスクの収納容器などの収納容器（ケース）
に関するものである。
形成される合成樹脂性のヒンジ付き収納ケース、例えば
カセットテープ収納容器、ビデオカセット収納容器、フ
ロッピーディスクの収納容器などの収納容器（ケース）
に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来の技術としては、実開平１ー８２１
９０がある。また、一体で成形する場合は、薄肉部に樹
脂を高圧で射出しなければならないために、樹脂が過充
填されて製品、ヒンジ部に歪を生じたり、安定した寸法
精度が得られない。また、高圧射出が必要なため、成形
時に高型締め力、高圧射出が必要となり、成形が困難で
あった。
９０がある。また、一体で成形する場合は、薄肉部に樹
脂を高圧で射出しなければならないために、樹脂が過充
填されて製品、ヒンジ部に歪を生じたり、安定した寸法
精度が得られない。また、高圧射出が必要なため、成形
時に高型締め力、高圧射出が必要となり、成形が困難で
あった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記問題点
を解消してケースの少なくとも一辺にヒンジ部を持つ製
品の成形を簡易化すること目的とするものである。
を解消してケースの少なくとも一辺にヒンジ部を持つ製
品の成形を簡易化すること目的とするものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記、課題を解決するた
めに、射出成形において溶融した合成樹脂を型キャビテ
ィー内に射出した後ガス体または液体を注入しつつ圧入
して型キャビティーを満たす中空射出成形法を用いて成
形を行い樹脂の過充填を防ぐ。樹脂としては、ポリスチ
レン系樹脂、ポリオレフィン系樹脂、アクリル、ポリフ
ェニレンエーテル，ポリアミド、塩化ビニルなどの熱可
塑性樹脂、また、熱硬化性樹脂などで使用できる。
めに、射出成形において溶融した合成樹脂を型キャビテ
ィー内に射出した後ガス体または液体を注入しつつ圧入
して型キャビティーを満たす中空射出成形法を用いて成
形を行い樹脂の過充填を防ぐ。樹脂としては、ポリスチ
レン系樹脂、ポリオレフィン系樹脂、アクリル、ポリフ
ェニレンエーテル，ポリアミド、塩化ビニルなどの熱可
塑性樹脂、また、熱硬化性樹脂などで使用できる。
【０００５】製品の中空率としては、２０％前後のもの
が望ましいが、１％から５０％の中空率の製品で使用で
きる。製品の形状としては、平面部、少しの湾曲が多い
ものが望ましいが球状製品や、円柱形製品などの曲面が
多いものでも使用できる。またヒンジ部の肉厚は、０．
５ｍｍ程度が望ましいが、１ｍｍ以下かならよい。
が望ましいが、１％から５０％の中空率の製品で使用で
きる。製品の形状としては、平面部、少しの湾曲が多い
ものが望ましいが球状製品や、円柱形製品などの曲面が
多いものでも使用できる。またヒンジ部の肉厚は、０．
５ｍｍ程度が望ましいが、１ｍｍ以下かならよい。
【０００６】
【作用】本発明は、上記した構成により、合成樹脂性の
ケースの少なくとも一辺にヒンジ部を持つ製品であり安
価な成形品が製作できる。
ケースの少なくとも一辺にヒンジ部を持つ製品であり安
価な成形品が製作できる。
【０００７】
【実施例】次に、本発明の実施例を図１に従って説明す
る。
る。
【０００８】
【実施例】図１の製品のヒンジ１を折り畳むことによ
り、図２のように箱状になる。図１は、本発明の一実施
例に係る方法で成形された、樹脂性ケースを示すもので
ある。このようなケースを、樹脂にハイインパクトポリ
スチレンを用い、２の位置よりピンゲートで樹脂を射出
し、樹脂射出後、樹脂射出と同じノズル口から同じゲー
ト２を通り、窒素ガスを圧入する中空射出成形法で成形
すると中空部を持った成形品が得られる。
り、図２のように箱状になる。図１は、本発明の一実施
例に係る方法で成形された、樹脂性ケースを示すもので
ある。このようなケースを、樹脂にハイインパクトポリ
スチレンを用い、２の位置よりピンゲートで樹脂を射出
し、樹脂射出後、樹脂射出と同じノズル口から同じゲー
ト２を通り、窒素ガスを圧入する中空射出成形法で成形
すると中空部を持った成形品が得られる。
【０００９】
【発明の効果】本発明の収納容器は成型時に、射出圧力
が従来に比して低くてすむので、成型品には、ソリ、ヒ
ケ、歪み等が無く、また、中空部を有するので冷却時間
が短く、成型サイクルの短縮が可能である。
が従来に比して低くてすむので、成型品には、ソリ、ヒ
ケ、歪み等が無く、また、中空部を有するので冷却時間
が短く、成型サイクルの短縮が可能である。
【図１】実施例１のヒンジ付収納容器の概略図。
【図２】図１の収納容器の閉状態の図。
１ ヒンジ部。 ２ 樹脂、ガス注入口。
Claims (1)
- 【請求項１】 射出成形において溶融した合成樹脂を型
キャビティー内に射出した後ガス体または液体を注入し
つつ圧入して型キャビティーを満たす中空射出成形法を
用いて上底、下底を一体成形し、製品内部に中空部を持
つすること特徴とするヒンジ付成形品。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34535191A JPH05168511A (ja) | 1991-12-26 | 1991-12-26 | ヒンジ付き収納容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34535191A JPH05168511A (ja) | 1991-12-26 | 1991-12-26 | ヒンジ付き収納容器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05168511A true JPH05168511A (ja) | 1993-07-02 |
Family
ID=18376014
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP34535191A Withdrawn JPH05168511A (ja) | 1991-12-26 | 1991-12-26 | ヒンジ付き収納容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05168511A (ja) |
-
1991
- 1991-12-26 JP JP34535191A patent/JPH05168511A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990311 |