JPH0516845Y2 - - Google Patents

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JPH0516845Y2
JPH0516845Y2 JP12446086U JP12446086U JPH0516845Y2 JP H0516845 Y2 JPH0516845 Y2 JP H0516845Y2 JP 12446086 U JP12446086 U JP 12446086U JP 12446086 U JP12446086 U JP 12446086U JP H0516845 Y2 JPH0516845 Y2 JP H0516845Y2
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circuit
actuator
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (考案の技術分野) この考案は、例えばSHF受信設備におけるパ
ラボラアンテナを駆動するアクチユエータモータ
の電源回路に関する。
(従来の技術) パラボラアンテナのアクチユエータを駆動する
には、従来第4図に示すような回路が用いられて
いる。1は商用交流電源に接続されるプラグであ
り、このプラグ1の端子1aは、アクチユエータ
用電源トランス2aを構成する第1の1次巻線L
1の一種に接続される。またプラグ1の端子1b
は、正方向温度依存抵抗3を介して第1の1次巻
線L1の他端に接続される。更にまた、プラグ1
の端子1a,1bは、ドライブ回路用電源トラン
ス2bの第2の1次巻線L2に接続される。
アクチユエータ用電源トランス2aの2次側に
は、第1の2次巻線L3が、またドライブ回路用
電源トランス2bの2次側には、第2、第3の2
次巻線L4,L5が各々設けられる。第1の2次
巻線L3の両端は、第1の整流回路4の端子4
a,4bに接続され、第2の2次巻線L4の両端
は、第2の整流回路5の端子5a,5bに接続さ
れる。また、第3の2次巻線L5の一端は接地さ
れ、他端は、ダイオード6aとコンデンサ6bで
構成される第3の整流回路6に接続される。
ところで、前記第1の整流回路4の出力端子4
c,4dは、それぞれリレースイツチ7a,7b
を介して直流モータ8の端子8a,8bに接続さ
れる。また、第2の整流回路5の端子5cは接地
され、端子5dはコンデンサを介して接地される
とともにレギユレータ9に接続される。レギユレ
ータ9の第1出力電圧V1は、リレーコイル7c
の一端に供給され、第2出力電圧V2はマイクロ
プロセツサ10の電源端子に供給される。
また、前記第3の整流回路6の出力は、電圧検
出回路11に接続される。そして電圧検出回路1
1の検出出力は、マイクロプロセツサ10に入力
される。
マイクロプロセツサ10に対しては、位置検出
回路12からのリターンパルスも供給される。位
置検出回路12は、直流モータ8の回転を検出し
てパルスを発生するもので、その出力リターンパ
ルス数は、モータの回転量、つまりアンテナアク
チユエータの移動量に相当する。また、マイクロ
プロセツサ10に対しては、メモリ(書きかえ可
能なEAROM)13が接続され、瞬間的な停電
時に、アクチユエータの位置データ、サテライト
の位置データ等を記憶できるようになされてい
る。
更にまたマイクロプロセツサ10には、キー1
4からも制御信号を入力することができ、このキ
ー14からの信号があると、マイクロプロセツサ
は、例えばリレートランジスタ7dをオンし、ア
クチユエータ駆動を開始する。そして、位置検出
回路12からのリターンパルス数が所望の値にな
ると、トランジスタ7dをオフし、アクチユエー
タ駆動を停止する。
上記の回路において、整流回路6、検出回路1
1は、停電が生じたときにこのことを検出し、マ
イクロプロセツサ10に対し、例えば現在のアク
チユエータの位置データ(リターンパルスデー
タ)をメモリ13に記憶させるためのものであ
る。今、アンテナを駆動している途中に停電が生
じた場合を、時間的経過に沿つて示すと、第5図
に示すようになる。
第5図において、ステツプS1で停電が生じる
と、整流回路6の出力電圧が低下する(ステツプ
S2)。この電圧降下を検出回路11が検出しマイ
クロプロセツサ10に知らせる(ステツプS3)。
マイクロプロセツサ10は、リレードライブ回路
に停止信号を送る、つまりトランジスタ7dへオ
フ制御信号を送る(ステツプS4)。これによりリ
レー7はオフしアクチユエータは停止する(ステ
ツプS5)。ここでマイクロプロセツサ10は、リ
ターンパルスデータ、つまり現在のアクチユエー
タ位置を示すデータをメモリ13に格納する(ス
テツプS6,S7)。
次に、停電が復帰したときは、メモリ13のリ
ターンパルスデータが読み出され、このデータ
に、新たなリターンパルスデータが加算され、ア
クチユエータの移動量判定が行なわれる。
(考案が解決しようとする問題点) ところで、上記の回路には、電源トランス2の
1次側に正方向温度依存抵抗3が用いられてい
る。この抵抗3は、平均負荷電流以上の電流が流
れると、発熱動作(抵抗値大)となる。これによ
り、電源トランス2の2次側電流を低減させるも
のである。このように正方向温度依存抵抗3を用
いているのは、電源トランス2の2次側で異常が
生じ、電源トランス2の破損を防止するためであ
る。
電源トランス2は、短時間定格で設計されてい
る。これは、使用条件を考慮すると、アンテナの
位置制御であり、その制御は短時間で済むことか
ら、必要以上に容量の大きなものを用いる必要が
ないからである。大容量の電源トランスを用いる
と、占有空間、重量、価格の面で無汰となる。し
かし一方では、アンテナが凍結したり、強風を受
けて駆動負荷が増大すると、電源トランス2に大
きな電流が流れて発熱し破損する。まして、短時
間定格で小容量であると、このような発熱は避け
る必要がある。
このような事態を防止するために、上記正方向
温度依存抵抗3が設けられ、2次側に必要以上の
電流が流れると抵抗値を増大し、電源トランス2
の安全を図つている。
しかしながら、上記抵抗3を採用するにあたつ
て設計上に新たな制約が加わり、問題となつてい
る。
即ち、異常が生じた場合、電源トランス2の出
力端子電圧は第6図に示すように変化する。異常
が発生し、抵抗3の抵抗値が増大すると出力端子
電圧は低下する。そして、理想的は、異常が解除
されると、抵抗3の放熱とともにその抵抗値が低
減し、抵抗3が不動作となり、電源トランス2か
らは所望の定格電圧が得られることが好ましい。
しかしながら、上記の回路の結線からわかるよう
に、抵抗3には、常に励磁電流が流れていること
になる。このため、1度発熱し、抵抗値大の状態
に突入すると、この励磁電流のために、永久に発
熱が続き復帰不可能となる。これを防ぐには、励
磁電流の大きさを、抵抗3が自己復帰できる程度
に設計する必要がある。しかしこれでは、放熱時
間も長くなるとともに、励磁電流が低く押さえら
れることから、電源トランスのパワーも充分に発
揮できなくなるなどの問題を生じる。
そこでこの考案は、正方向温度依存抵抗の自己
復帰を、他の回路の設計条件に制約を与えること
なく確実とし得るアクチユエータモータの電源回
路を提供することを目的とする。
[考案の構成] (問題点を解決するための手段) この考案では、電源トランスの2次側において
電源トランスの端子電圧が低下したのを検出する
手段を設け、正方向温度依存抵抗が完全動作に突
入する以前に異常事態を検出して負荷と電源トラ
ンスの2次側の間をリレースイツチによりオフす
るものである。
(作用) 上記の手段により、正方向温度依存抵抗が完全
動作に突入する手前で2次側電流がオフするため
に、正方向温度依存抵抗の自己復帰が容易とな
る。
(実施例) 以下この考案の実施例を図面を参照して説明す
る。
第1図はこの発明の一実施例である。商用交流
電源に接続されるプラグ21の端子21aは、電
源トランス22の1次巻線L11の一端に接続さ
れる。またプラグ21の端子21bは、正方向温
度依存抵抗23を介して1次巻線L11の他端に
接続される。
電源トランス22の2次側における第1の2次
巻線L21の両端は、第1の整流回路24の端子
24a,24bに接続される。また、2次側にお
ける第2の2次巻線L22の一端は、ダイオード
25a、コンデンサ25bで構成される第2の整
流回路25に接続され、他端は接地されている。
更に、第3の2次巻線L23の両端は、第3の整
流回路26の端子26a,26bに接続される。
第1の整流回路24の出力端子24c,24d
は、それぞれリレースイツチ27a,27bを介
して直流モータ28の両端28a,28bに接続
される。また、第3の整流回路26の一方の出力
端子26cは接地され、他方の出力端子26d
は、コンデンサを介して接地されるとともにスイ
ツチングレギユレータ29に接続される。このス
イツチングレギユレータ29の第1出力電圧V1
はリレーコイル27cの一端に供給され、第2出
力電圧V2は、マイクロプロセツサ30の電源端
子に供給される。リレーコイル27cの他端は、
スイツチングトランジスタ27dのコレクタに接
続されている。スイツチングトランジスタ27d
は、マイクロプロセツサ30からの制御信号によ
りオイオフ制御されるもので、オンしたときはリ
レーコイル27cに電流を流しリレースイツチ2
7a,27bをオンすることができる。
第3の整流回路25の出力は、その電圧値を検
出する検出回路31に供給される。検出回路31
は、整流出力が所定レベル以下になると検出信号
を得、これをマイクロプロセツサ30に与える。
マイクロプロセツサ30に対しては、位置検出回
路12からのリターンパルスも供給される。位置
検出回路12は、直流モータ28の回転を検出し
てパルスを発生するもので、そのリターンパルス
数は、モータの回転量、つまりアンテナアクチユ
エータの移動量に相当する。また、マイクロプロ
セツサ30に対しては、メモリ(書きかえ可能な
EAROM)33が接続され、瞬間的な停電時、
又は異常発生がありモータを停止させるような時
にアクチユエータの位置データ等を記憶できるよ
うになつている。更にまた、キー34は、例えば
アクチユエータを駆動する際に、スタート信号を
マイクロプロセツサ30に与えるためのものであ
る。アクチユエータの駆動時には、マイクロプロ
セツサ30は、トランジスタ27dをオンさせ
る。これによりリレースイツチ27a,27bが
オンし、モータ28が回転し、アクチユエータが
駆動される。アクチユエータの移動量は、位置検
出回路32からのリターンパルス数によつて把握
することができ、このパルス数が所望の値になる
と、マイクロプロセツサ30は、トランジスタ2
7dをオフさせアクチユエータ駆動を停止させ
る。
この考案の一実施例は上記の如く構成される。
今、アクチユエータを駆動している途中に停電が
あつた場合の動作を第2図を参照して説明する。
停電が発生すると、整流回路25の出力電位が低
下し(ステツプS11,S12)、このことを検出回路
31が検出する(ステツプS13)。これによりマ
イクロプロセツサ30は、停止信号を発生しトラ
ンジスタ27dをオフさせる(ステツプS14)。
従つて、リレースイツチ27a,27bはオフ
し、直流モータ28が停止し、アクチユエータの
移動が停止する。このときマイクロプロセツサ3
0は、リターンパルスデータをメモリ33に格納
し、停電時のアクチユエータ移動量をデータとし
て保持する(ステツプS16,S17)。停電が復帰し
たときには、メモリ33に記憶されているリター
ンパルスデータに更に新たなリターンパルスデー
タを加算して、アクチユエータ移動量を判定する
ことになる。
次に、トランスの2次側において異常が発生し
た場合を説明する。2次側で負荷が短絡するよう
な異常が発生すると、2次側のコイル電流の影響
が1次側のコイル電流に現れ、1次側の電流量が
多くなるために、正方向温度依存抵抗23が作動
し始める(ステツプS21,S22)。これにより、抵
抗23の抵抗値が大きくなり、トランスの入力電
圧が低下する(ステツプS23)。トランスの入力
電圧が低下すれば、当然整流回路25の出力が低
下し、このことを検出回路31が検出する(ステ
ツプS12,S13)。よつて、停電の時と同様な動作
が得られ、リレースイツチ27a,27bがオフ
される(ステツプS13,S14,S15,S16,S17)。
そして異常が解除されれば、正方向温度依存抵抗
23は、放熱により自己復帰し、不動作となる
(S24)。
上記したように、従来は1次側における停電状
態のみを検出して、負荷のスイツチをオフしてい
た検出回路の系統を、この考案では簡単な構成
で、2次側の異常状態を検出して負荷の保護を図
る機能にも有効に活用し、かつ、温度依存抵抗2
3の復帰も容易にできる効果を得られるようにし
たものである。
第3図は上記異常事態発生時における電源トラ
ンスの端子電圧変化と、正方向温度依存抵抗の発
熱、放熱経過を示している。即ち、本回路による
と、正方向温度依存抵抗23の抵抗値が最大とな
るまで待たずにリレースイツチ27a,27bを
オフしている。このため、正方向温度依存抵抗2
3の放熱時間も短くて済み、自己復帰も容易であ
る。これは、従来の回路が正方向温度依存抵抗を
充分発熱(抵抗値を増大させた状態)させた状態
から、放熱を行うので、復帰しにくい結果となつ
ていたが、これに対しこの考案回路では、早い時
期に2次側を開放し(検出回路を有効活用したた
め)、発熱が従来よりも小さい状態から放熱を行
うからである。
[考案の効果] 以上説明したようにこの考案によると正方向温
度依存抵抗の自己復帰が確実となり信頼性の高い
アクチユエータモータの電源回路を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す回路図、第
2図はこの考案回路の動作説明図、第3図はこの
考案における電源トランスの端子電圧と正方向温
度依存抵抗の状態を示す説明図、第4図は従来の
アクチユエータモータの電源回路を示す図、第5
図は第4図の回路の動作説明図、第6図は従来の
回路における電源トランスの端子電圧と正方向温
度依存抵抗の状態を示す説明図である。 22……電源トランス、23……正方向温度依
存抵抗、24,25,26……整流回路、27
a,27b……リレースイツチ、28……直流モ
ータ、30……マイクロプロセツサ、31……検
出回路、32……位置検出回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 1次巻線に正方向温度依存抵抗が直列接続され
    た電源トランスと、前記電源トランスの第1の2
    次巻線の出力を整流し、その整流出力をリレース
    イツチを介してモータに供給する第1の整流回路
    と、前記電源トランスの第2の2次巻線の出力を
    整流する第2の整流回路と、前記第2の整流回路
    の出力電位が、前記正方向温度依存抵抗の発熱に
    よる抵抗値増大により所定レベル以下に低下した
    ことを検出して前記リレースイツチをオフし、前
    記正方向温度依存抵抗の放熱による自己復帰を促
    進せしめる手段とを具備したことを特徴とするア
    クチユエータモータの電源回路。
JP12446086U 1986-08-13 1986-08-13 Expired - Lifetime JPH0516845Y2 (ja)

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