JPH051682Y2 - - Google Patents

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JPH051682Y2
JPH051682Y2 JP1986141727U JP14172786U JPH051682Y2 JP H051682 Y2 JPH051682 Y2 JP H051682Y2 JP 1986141727 U JP1986141727 U JP 1986141727U JP 14172786 U JP14172786 U JP 14172786U JP H051682 Y2 JPH051682 Y2 JP H051682Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、揺動回転装置に関する。
〔従来の技術〕
第11図は、従来の揺動回転装置を示すもの
で、この揺動回転装置では、ケーシング11を挿
通してベーン13を有する揺動回転軸15が配置
されている。
このような揺動回転装置では、ケーシング11
に形成される一対の流体出入孔17,18に、
油、空気等の圧力流体を交互に供給することによ
り、揺動回転軸15が揺動回転される。
そして、このような揺動回転装置では、ケーシ
ング11内におけるベーン13の揺動位置を的確
に検出し、これに基づいて圧力流体の供給経路を
変化することにより、種々の自動制御が可能とな
る。
第12図は、実願昭61−8768号に記載される揺
動回転装置を示すもので、この揺動回転装置で
は、ケーシング11内におけるベーン13の揺動
位置を検出するための位置検出機構が配置されて
いる。
すなわち、この揺動回転装置では、ケーシング
11を挿通して揺動回転軸15が配置されてお
り、この揺動回転軸15の一端には、永久磁石2
1の固定されるアーム23が固着されている。
一方、ケーシング11のアーム23側側面に
は、ベースブラケツト25が固定されており、こ
のベースブラケツト25には、スイツチブラケツ
ト27が固定されている。スイツチブラケツト2
7には、永久磁石21の接近を検出する位置検出
器29が固定されている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、このような従来の揺動回転装置
では、永久磁石21あるいは位置検出器29等が
取り付け金具により保護具もなく取り付けられて
いるため、揺動回転装置の取り付け時等に永久磁
石21あるいは位置検出器29等に外的衝撃が加
わり、位置検出機構の故障の原因になるという問
題があつた。
〔考案の目的〕
本考案は、上記のような問題を解決したもの
で、外的衝撃による位置検出機構の故障を確実に
防止することのできる揺動回転装置を提供するこ
とを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案に係わる揺動回転装置は、ケーシングを
挿通してベーンを有する揺動回転軸を配置してな
る揺動回転装置において、前記ケーシングの外部
に位置する前記揺動回転軸に、被検出体の配置さ
れるロータを固着するとともに、前記ロータを覆
つて、前記ケーシングに固定されるカバーを配置
し、このカバー内に前記被検出体の接近を検出す
る位置検出器を配置したものである。
〔考案の作用〕
本考案においては、ケーシングの外部に位置す
る揺動回転軸に、被検出体の配置されるロータを
固着するとともに、ロータを覆つて、ケーシング
に固定されるカバーを配置し、このカバー内に被
検出体の接近を検出する位置検出器を配置したの
で、揺動回転軸の回転とともにロータが回転し、
被検出体が回転する。この被検出体の回転は、位
置検出器により検出され、この位置検出器からの
信号に基づいて種々の制御が行なわれる。
そして、本考案では、被検出体および位置検出
器がカバー内に配置されているため、被検出体お
よび位置検出器に外的衝撃が作用することはな
い。
〔考案の実施例〕
以下、本考案の詳細を図面に示す一実施例につ
いて説明する。
第1図は、本考案の揺動回転装置の一実施例を
示すもので、図において符号31は、ケーシング
を示している。このケーシング31を挿通して揺
動回転軸33が配置されている。
ケーシング31の外部に位置する揺動回転軸3
3には、後述する永久磁石の配置されるロータ3
5が固着されている。このロータ35を覆つて、
ケーシング31に固定されるカバー37が配置さ
れている。このカバー37内には、永久磁石の接
近を検出する位置検出器39,40が配置されて
いる。この位置検出器39,40は、カバー37
に、例えば、モールドにより固定されている。ま
た、カバー37には、位置検出器39,40に接
続されるケーブル41が固定されている。
第2図は、第1図の側面図を示すもので、カバ
ー37は、ボルト43によりケーシング31に固
定されている。
第3図は、ロータ35の詳細を示すもので、こ
のロータ35には、ロータ35を揺動回転軸33
に固定するためのビス45を螺合する螺子孔47
が形成されている。また、ロータ35の周面に
は、被検出体である永久磁石49,50を収容固
定するための永久磁石用孔51が90度の角度を置
いて4ヵ所に形成されている。
第4図は、ロータ35に配置される永久磁石4
9,50と、カバー37に配置される位置検出器
39,40との位置関係を示すもので、この例で
は、ロータ35には、2個の永久磁石49,50
が90度の角度を置いて配置され、カバー37に
は、2個の位置検出器39,40が90度の角度を
置いて配置されている。
以上のように構成された揺動回転装置では、ケ
ーシング31の外部に位置する揺動回転軸33
に、永久磁石49,50の配置されるロータ35
を固着するとともに、ロータ35を覆つて、ケー
シング31に固定されるカバー37を配置し、こ
のカバー37内に永久磁石49,50の接近を検
出する位置検出器39,40を配置したので、揺
動回転軸33が、例えば、第4図の反時計方向に
回転すると、揺動回転軸33とともに、永久磁石
49,50が回動する。
この回動により、永久磁石49が位置検出器3
9に接近すると、位置検出器39により、永久磁
石49の接近が検出され、位置検出器39から電
気信号が出力され、例えば、油圧回路の電磁弁が
切り換えられ、揺動回転軸33が時計方向に回転
される。
しかして、以上のように構成された揺動回転装
置では、カバー37内に配置されるロータ35に
永久磁石49,50が固定され、カバー37内に
位置検出器39,40がモールドされているた
め、永久磁石49,50および位置検出器39,
40に外的衝撃が加わることがなく、また、位置
検出器39,40にゴミ等の異物が付着すること
がないため、位置検出機構の故障のおそれを従来
より大幅に低減することができる。
また、以上のように構成された揺動回転装置で
は、カバー37内に位置検出器39,40をモー
ルドしたので、揺動回転装置を非常にコンパクト
にすることが可能となる。
さらに、以上のように構成された揺動回転装置
では、ロータ35に永久磁石49,50を収容す
る永久磁石用孔51を90度の角度を置いて4ヵ所
形成したので、この永久磁石用孔51に収容され
る永久磁石49,50の位置関係を変更すること
により、同一のロータ35を使用して、90度、
180度および270度の揺動回転角を得ることが可能
となる。
すなわち、第5図のように、永久磁石53,5
4および位置検出器39,40を配置する時に
は、90度の揺動回転角を得ることが可能となり、
また、第6図のように、永久磁石55および位置
検出器39,40を配置する時には、270度の揺
動回転角を得ることが可能となる。
第7図および第8図は、ロータ57に配置され
る永久磁石59,60の角度を調整可能にした実
施例を示すもので、この実施例では、永久磁石5
9,60は、角度調節部材63に固定されてお
り、この角度調節部材63に形成される長孔65
部において、角度調節部材63は、ビス67によ
りロータ57に固定されている。
このように構成された揺動回転装置では、ビス
67を緩め、長孔65とビス67との相対位置を
変化することにより、永久磁石59,60の角度
調整が容易に可能となる。
第9図は、カバー37に接続されるケーブル4
1の取り出し角度を調整自在とした実施例を示す
もので、この実施例では、カバー37へのケーブ
ル41の接続部69には、ゴム等の可撓性部材7
1が配置されており、ケーブル41は図の矢符方
向に移動することが可能である。
第10図は、カバー37へのケーブル41の接
続をコネクタ73を用いて行なつた例を示すもの
で、この実施例では、カバー37の側面および周
面にコネクタ孔75,76が形成されている。
このように構成された揺動回転装置では、揺動
回転装置の使用状態に応じて、コネクタ孔75,
76を選択することが可能となる。
なお、以上述べた実施例では、被検出体として
永久磁石を用いた例について説明したが、本考案
はかかる実施例に限定されるものではなく、例え
ば鉄板動作型センサーにおいては、鉄板等を用い
ても良いことは勿論である。
また、以上述べた実施例では、被検出体である
永久磁石49,50の位置を移動、あるいは永久
磁石49,50の数を変更することにより揺動回
転角を変更するようにした例について述べたが、
本考案は、かかる実施例に限定されるものではな
く、例えば、位置検出器39,40からの出力信
号を以下のように制御することにより、第4図に
示した被検出体である永久磁石49,50の配置
のみで90度、180度、270度の揺動回転角を容易に
得ることが可能となる。
すなわち、第4図において、揺動回転軸33を
図の時計方向に回転する場合には、位置検出器3
9の位置に永久磁石50が位置し、位置検出器4
0の位置に永久磁石49が位置している時を起点
位置として検出し、位置検出器39の位置に永久
磁石49が位置し、位置検出器40の位置に永久
磁石が位置していない時を終点位置として検出し
て制御することにより90度の揺動回転角を得るこ
とができる。
また、180度の揺動回転角は、位置検出器40
の位置に永久磁石50が位置し、位置検出器39
の位置に永久磁石が位置していない時を起点位置
として検出し、位置検出器39の位置に永久磁石
49が位置し、位置検出器40の位置に永久磁石
が位置していない時を終点位置として検出して制
御することにより得ることができる。
さらに、270度の揺動回転角は、位置検出器3
9の位置に永久磁石50が位置し、位置検出器4
0の位置に永久磁石49が位置している時を起点
位置として検出し、位置検出器40の位置に永久
磁石50が位置し、位置検出器39の位置に永久
磁石が位置していない時を終点位置として検出し
て制御することにより得ることができる。
一方、第4図において、揺動回転軸33を図の
反時計方向に回転する場合には、位置検出器40
の位置に永久磁石49が位置し、位置検出器39
の位置に永久磁石50が位置している時を起点位
置として検出し、位置検出器40の位置に永久磁
石50が位置し、位置検出器39の位置に永久磁
石が位置していない時を終点位置として検出して
制御することにより90度の揺動回転角を得ること
ができる。
また、180度の揺動回転角は、位置検出器40
の位置に永久磁石50が位置し、位置検出器39
の位置に永久磁石が位置していない時を起点位置
として検出し、位置検出器39の位置に永久磁石
49が位置し、位置検出器40の位置に永久磁石
が位置していない時を終点位置として検出して制
御することにより得ることができる。
さらに、270度の揺動回転角は、位置検出器4
0の位置に永久磁石49が位置し、位置検出器3
9の位置に永久磁石50が位置している時を起点
位置として検出し、位置検出器39の位置に永久
磁石49が位置し、位置検出器40の位置に永久
磁石が位置していない時を終点位置として検出し
て制御することにより得ることができる。
〔考案の効果〕
以上述べたように、本考案によれば、ケーシン
グの外部に位置する揺動回転軸に、被検出体の配
置されるロータを固着するとともに、ロータを覆
つて、ケーシングに固定されるカバーを配置し、
このカバー内に被検出体の接近を検出する位置検
出器を配置したので、被検出体および位置検出器
に外的衝撃が作用することがなくなり、位置検出
機構の外的衝撃による故障を確実に防止すること
ができるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の揺動回転装置の一実施例を示
す一部縦断面図、第2図は第1図の揺動回転装置
の側面図、第3図は第1図のロータの詳細を示す
側面図、第4図は永久磁石と位置検出器との配置
関係を示す説明図、第5図および第6図は永久磁
石と位置検出器との他の配置関係例を示す説明
図、第7図はロータの他の実施例を示す正面図、
第8図は第7図の側面図、第9図はカバーへのケ
ーブルの接続部を示す斜視図、第10図はカバー
へのケーブルの接続部の他の例を示す斜視図、第
11図は揺動回転装置の原理を示す縦断面図、第
12図は従来の揺動回転装置を示す側面図であ
る。 13……ベーン、31……ケーシング、33…
…揺動回転軸、35……ロータ、37……カバ
ー、39,40……位置検出器、49,50,5
3,54,55,59,60……永久磁石。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ケーシングを挿通してベーンを有する揺動回転
    軸を配置してなる揺動回転装置において、前記ケ
    ーシングの外部に位置する前記揺動回転軸に、被
    検出体の配置されるロータを固着するとともに、
    前記ロータを覆つて、前記ケーシングに固定され
    るカバーを配置し、このカバー内に前記被検出体
    の接近を検出する位置検出器を配置したことを特
    徴とする揺動回転装置。
JP1986141727U 1986-09-16 1986-09-16 Expired - Lifetime JPH051682Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986141727U JPH051682Y2 (ja) 1986-09-16 1986-09-16

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986141727U JPH051682Y2 (ja) 1986-09-16 1986-09-16

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Publication Number Publication Date
JPS6348004U JPS6348004U (ja) 1988-04-01
JPH051682Y2 true JPH051682Y2 (ja) 1993-01-18

Family

ID=31049784

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986141727U Expired - Lifetime JPH051682Y2 (ja) 1986-09-16 1986-09-16

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0728402Y2 (ja) * 1988-05-13 1995-06-28 黒田精工株式会社 揺動回転装置
JPH0729287Y2 (ja) * 1988-07-06 1995-07-05 株式会社コガネイ ロータリアクチュエータの位置検出装置
JP6143443B2 (ja) * 2012-11-29 2017-06-07 キヤノン株式会社 センサ

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5125671U (ja) * 1974-08-14 1976-02-25
JPS57195902A (en) * 1981-05-28 1982-12-01 Toyooki Kogyo Co Ltd Hydraulic system
JPS57195907A (en) * 1981-05-26 1982-12-01 Inoue Denshi Kk Fluid pressure cylinder

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57179602U (ja) * 1981-05-08 1982-11-13
JPS61141802U (ja) * 1985-02-22 1986-09-02

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JPS6348004U (ja) 1988-04-01

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