JP2021136788A - 磁気式エンコーダ付きモータの防水構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】簡易な構造で防水性を確保することができる磁気式エンコーダ付きモータを得る。【解決手段】モータ軸2の一端に直接的または間接的に配置される磁石20と、磁石20に対してモータ軸2の中心軸O1方向で対向し磁石20の磁力を検出する検出部とを有する磁気式エンコーダ100を備えた磁気式エンコーダ付きモータ1において、検出部は防水性を備えたケース24に収納されており、ケース24は磁石20と検出部との間に介在する隔壁を兼ねており、磁石20は大気と連通する空間に配置されている。【選択図】 図2
Description
本発明は、磁気式エンコーダ付きモータの防水構造に関するものである。
従来、特許文献1には、ファンカバーの中心に設けられた挿通孔を介して回転軸の端部が外部に突出し、ファンカバーの外部にて回転軸の端部にエンコーダが取り付けられた構造が開示されている。
また、特許文献2には、ファンカバーの内部にてモータ軸に連結された延長軸にエンコーダが取り付けられた構造が開示されている。
また、特許文献3には、アルミニウム製のハウジングと、ハウジングに軸支される回転入力用のステンレス鋼製のシャフトと、シャフトの内端部に固定される磁石と、磁石の端面と所要のギャップをおいて対向するように基板に設けられた磁石検出素子とを備えた磁気式エンコーダの構造が開示されている。この磁気式エンコーダは、ハウジングに対してシャフトを回転可能に支持する2つのベアリングを備えている。
特許文献1のように、ファンカバーの外部にエンコーダを配置する場合や、特許文献2のように、ファンカバーの内部にエンコーダを配置する場合がある。このような場合、エンコーダが配置される部分は密閉された空間ではなく、大気と連通した開放された空間であるため、エンコーダには防水性が求められる場合がある。そこで例えば特許文献3のような磁気式エンコーダを配置した場合、シャフトを支持するベアリング部分の防水性が問題となる。
この対策として、例えば防水性を確保するためにシャフト部分にオイルシールを追加する等が考えられるが、この場合、オイルシールを追加するためにコストアップとなってしまうという問題がある。また、オイルシールによりモータの回転の損失となってしまうという問題がある。
本発明は、上述した問題点を解決するためになされたものであり、モータ軸の反負荷側の軸端に磁石を配置し、検出部を含む基板をケース内に収めることで、簡易な構造でエンコーダの防水性を確保することを目的とする。
この目的を達成するために、請求項1記載の磁気式エンコーダ付きモータの防水構造は、モータ軸と、前記モータ軸の一端に直接的または間接的に配置される磁石と、前記磁石に対して前記モータ軸の軸線方向で対向し、前記磁石の磁力を検出する検出部と、前記磁石と前記検出部との間に介在する隔壁を備え、前記検出部を収納するケースと、を備えた磁気式エンコーダ付きモータの防水構造であって、前記磁石は大気と連通する空間に配置されていることを特徴とするものである。
また、請求項2記載の磁気式エンコーダ付きモータの防水構造は、請求項1に記載の磁気式エンコーダ付きモータの防水構造であって、更に、前記モータ軸に直接的または間接的に固定され、前記モータ軸と一体的に回転するファンを備えていることを特徴とするものである。
また、請求項3記載の磁気式エンコーダ付きモータの防水構造は、請求項1または2に記載の磁気式エンコーダ付きモータの防水構造であって、更に、前記ケースに収納され、前記検出部が配置される基板を備え、前記ケースには、前記磁石に対向する面に凹部が形成されており、前記ケースにおける前記凹部の外方には、前記基板が固定される基板受け部が形成されていることを特徴とするものである。
また、請求項4記載の磁気式エンコーダ付きモータの防水構造は、請求項1から3のいずれか1項に記載の磁気式エンコーダ付きモータの防水構造であって、更に、前記ケースは第1ケース及び第2ケースに分割されており、前記第1ケース及び前記第2ケースを締結する締結部材を備え、前記第1ケースまたは前記第2ケースの一方には、前記磁石に対向する面に凹部が形成されていることを特徴とするものである。
請求項1記載の磁気式エンコーダ付きモータの防水構造によれば、モータ軸の反負荷側の軸端に直接的または間接的に配置された磁石は、大気と連通する空間に配置されており、磁気式エンコーダの検出部はケース内に収容されており、ケースは磁石と検出部との間に介在する隔壁を兼ねている。このため、簡易な構成で検出部の防水性を確保することができる。
また、請求項2記載の磁気式エンコーダ付きモータの防水構造によれば、ファン付のモータに対しても、簡易な構造でエンコーダの防水性を確保できる。
また、請求項3記載の磁気式エンコーダ付きモータの防水構造によれば、ケースの一部に、磁石と対向する凹部が形成され、凹部の外方に基板受け部が形成されているため、磁石と検出部との距離を小さく保ったまま、基板受け部を大きくすることができる。このため、基板をケースにより確実に固定することができる。
また、請求項4記載の磁気式エンコーダ付きモータの防水構造によれば、第1ケースまたは第2ケースの一部に、磁石と対向する凹部が形成されているため、磁石と検出部との距離を小さく保ったままケースの大きさを大きくすることができる。このため、第1ケース及び第2ケースを締結するための締結部材を設けるスペースを十分に確保することができ、第1ケースと第2ケースとをより確実に固定することができる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。図1は、本発明の実施形態における磁気式エンコーダ付きモータ1を正面から見た場合の部分断面図であり、ファンカバー7及びその内部を断面で表現した図である。図2は、磁気式エンコーダ100の概略構成を示す分解斜視図である。尚、図2においてギアヘッド5は省略している。
本実施形態における磁気式エンコーダ100は、回転体の回転位置、回転方向、回転速度等を磁気的に検出する装置であり、モータ200のモータ軸2の回転を検出する。本実施形態では、モータフレーム3を基準にモータ軸2の回転が検出される。ここで、磁気式エンコーダ100はモータ200と一体に構成されており、磁気式エンコーダ付きモータ1を構成している。
モータ200は、筒状のモータフレーム3と、モータフレーム3の負荷側(図1の左側)にギアブラケット4を介して接続されるギアヘッド5と、モータフレーム3の反負荷側(図1の右側)にモータブラケット6を介して接続されるファンカバー7と、モータフレーム3の上面に設置された端子箱8と、ファンカバー7内に設けられたブレーキ9とを備えている。
モータフレーム3の内部には、図示しないステータとロータとからなるモータが収容されており、ロータに設けられたモータ軸2が、ギアブラケット4とモータブラケット6とにそれぞれ軸受を介して回転可能に支持されている。負荷側に突出するモータ軸2の一端は、ギアヘッド5内に設けられた図示しない減速機構の入力側と噛合している。減速機構の出力軸10は、ギアヘッド5から突出している。
一方、モータ軸2の反負荷側の一端はファンカバー7内に突出し、この端部には、ブレーキハブ12を介して延長軸13が連結されている。延長軸13の中心軸O1方向における中央付近にはファン14が固定されており、延長軸13の反負荷側の先端には、後述する磁石20が固定されるための磁石ホルダ(凹部)が形成されている。
モータブラケット6には、ファン14を越えて反負荷側へ突出するスペーサボルト15を介してエンコーダ用ステー16が支持されて、このエンコーダ用ステー16に磁気式エンコーダ100のセンサユニット25が支持されている。ブレーキ9については、特許文献2で開示されている公知のブレーキ等と同様の構造であるので、詳細な説明は省略する。
磁気式エンコーダ100は、延長軸13の反負荷側の端面に固定された円形の磁石20と、感磁素子21及び半導体IC22が搭載された基板23をケース24内に内蔵するセンサユニット25とを備えており、感磁素子21は、磁石20に対してモータ軸2の中心軸O1の方向で対向している。
延長軸13の反負荷側の一端には、磁石20が保持される磁石ホルダ(凹部)が形成されている。延長軸13は、例えばアルミ等の非磁性材料で形成されている。磁石20は、磁石ホルダに接着剤により固定されている。ここで、磁石20には、図2に示すように、感磁素子21と対向する面にN極とS極とが一対に、周方向で着磁されている。
センサユニット25の半導体IC22により構成された回転検出回路は、感磁素子21が検出した信号を処理し、基板23上に搭載されたコネクタ27、及びコネクタ27に接続されたケーブル28を介して、外部へ信号を出力する。基板23は、磁石20と対向する表面側の中央に感磁素子21が実装されており、基板23において、その裏面側には、回転検出回路を構成する半導体IC22やコネクタ27が実装されている。センサユニット25のケース24は2分割可能であり、基板23に対して磁石20側に位置する樹脂製の第1ケース31と、基板23に対して磁石20側とは反対側に位置する樹脂製の第2ケース32とから成る。尚、第1ケース31と第2ケース32との分割面は、中心軸O1に対して垂直な方向に形成されている。第1ケース31は、エンコーダ用ステー16の中心に固定されている。
図3は、図1のA部拡大図であり、第1ケース31と第2ケース32との嵌め合い部分の詳細を示した図である。図4は、第1ケース31の平面図であり、センサユニット25を分解し、第1ケース31を第2ケース32の側から見た説明図である。第1ケース31は、略円形の底部311と、底部311の外縁部から第2ケース32側に向けて延設される縁部312とを備えており、底部311には、底部311側から磁石20が位置する外面側に向けて凹む円形の凹部313が形成されている。縁部312の外側には、第1ケース31と第2ケース32とを締結するための突起部314が4箇所形成されており、各々の突起部314には、締結ネジ33が入るためのネジ孔315が形成されている。また、縁部312の外側には、突起部314とは別に、第1ケース31をエンコーダ用ステー16に固定するための突起部316が2箇所形成されている。各々の突起部316には貫通孔317が形成されており、第1ケース31は、第2ケース32側から第1ケース31の貫通孔317を通ってエンコーダ用ステー16に係合される2つの固定ネジ34によって、エンコーダ用ステー16に固定されている。
底部311の内面には、凹部313を囲む部分に、小突起からなり中心にネジ穴が形成された2個の基板受け部318aと、1個の位置決めピン318bが形成されている。基板23は、固定ネジ35によって基板受け部318aに固定されており、位置決めピン318bによって第1ケース31に対して位置決めされている。第1ケース31において、基板23は基板受け部318aに支持された状態となり、感磁素子21は凹部313の内側に配置され、底部311は、感磁素子21と磁石20との間に介在する隔壁として機能する。この状態で、感磁素子21と凹部313との間には隙間が介在し、感磁素子21と凹部313とは非接触の状態にある。
図5は、第2ケース32の平面図であり、センサユニット25を分解し、第2ケース32を第1ケース31の側から見た説明図である。第2ケース32は、第1ケース31の底部311と対向する略円形の底部321と、底部321の外縁部から第1ケース31側に向けて延設される縁部322とを備えている。縁部322の外側には、第1ケース31の突起部314に対応した位置に、突起部324が4箇所形成されており、各々の突起部324には、締結ネジ33が入るための貫通孔325が形成されている。第1ケース31と第2ケース32とは、第1ケース31とは反対側から、第2ケース32の貫通孔325を通って第1ケース31のネジ孔315に係合する4個の締結ネジ33により結合されている。尚、本実施形態では、締結ネジ33、及び固定ネジ35には、タッピングネジを使用している。
図6は、第1ケース31と第2ケース32とが分離した状態の分割面の周辺を拡大して示した模式図である。第1ケース31の縁部312の外周側には、中心軸O1に対して角度θ1を有するテーパ状の第1インロー部319が、ケーブル引出し口40の1箇所を除く全周に亘って形成されており、第2ケース32の縁部322の内周側には、中心軸O1に対して角度θ2を有するテーパ状の第2インロー部329が、ケーブル引出し口40の1箇所を除く全周に亘って形成されている。第1インロー部319の先端の位置は、第1ケース31と第2ケース第32とが分離した状態において、2インロー部329の根元の位置よりも僅かに径方向の外側になるように形成されている。本実施形態では、角度θ1は4°であり、角度θ2は2°である。このような関係(θ1>θ2)で構成することにより、第1ケース31及び第2ケース32を重ね合わせた際、第1インロー部319と第2インロー部329とが当接し、第1インロー部319及び第2インロー部329のテーパ部分が互いにオーバーラップするように重なる。第1ケース31及び第2ケース32には、本実施形態では、弾性のあるナイロン6等の樹脂材料を使用している。このため、第1インロー部319と第2インロー部329とでオーバーラップした部分は、縁部312,322が変形し、第1インロー部319と第2インロー部329とが面で接触し、ケース24の防水性が確保される。また、第2インロー部329よりも径方向の内側には、縁部312が過剰に内側に倒れ込むのを防止するための支持部36が形成されている。
図7は、図4のB部拡大図であり、第1ケース31の第1切り欠き41の周辺を拡大して示した図である。図8は、図5のC部拡大図であり、第2ケース32の第2切り欠き42の周辺を拡大して示した図である。第1ケース31及び第2ケース32の分割面のうち一箇所には、ケーブル28を引き出すためのケーブル引出し口40が形成されている。第1ケース31側には半円状の第1切り欠き41が形成されており、第2ケース32側には、第1ケース31側の第1切り欠き41に対向する位置に同じく半円状の第2切り欠き42が形成されている。第1ケース31と第2ケース32とを重ね合わせることで、第1切り欠き41と第2切り欠き42とが対向し、円形のケーブル引出し口40が形成される。ケーブル引出し口40の両側において、第1インロー部319と第2インロー部329とは、ケーブル引出し口40を両側から挟むように、ケーブル28の引き出し方向Fと平行な向きに延長されて形成されている。
第1切り欠き41及び第2切り欠き42の内周面には、ケーブル28の外周に合わせた2重の突条43が、ケーブル28の引出し方向Fに垂直な方向に延びるように形成されている。突条43が形成する円の内径は、ケーブル28の外被の外径よりもわずかに小さく形成されているため、第1ケース31と第2ケース32とを重ね合わせることで、突条43がケーブル28の外被に全周に亘って押し付けられる。このように構成することで、突条43はケーブル28の外周に密着し、ケーブル28が固定されると同時に、ケーブル引出し口40の防水性も確保される。
締結ネジ33は、底部311及び底部321の外周に沿って均等ではなく、ケーブル引出し口40に近い位置に集中的に配置されている。より詳細には、締結ネジ33のうち2個は、ケーブル引出し口40を両側から挟む位置に配置されている。このように配置することで、第1ケース31と第2ケース32とを締結ネジ33により固定する際、ケーブル引出し口40の周辺がより確実に固定され、ケーブル引出し口40における防水性をより高めることができる。
第1ケース31における第1切り欠き41と第1インロー部319との間には、中心軸O1方向と垂直な方向に第1平面44が形成されている。図7において二点鎖線で囲んだ範囲が第1平面44である。第1平面44は、ケーブル28の引出し方向Fに平行な方向に長く形成されている。より詳細には、第1平面44の形状は、ケーブル28の引出し方向Fの長さL1が、第1インロー部319と第1切り欠き41との距離L2よりも長くなっている。
第2ケース32における第2切り欠き42と第2インロー部329との間には、中心軸O1方向と垂直な方向に、第1平面44に当接する第2平面45が形成されている。図8において二点鎖線で囲んだ範囲が第2平面45である。第2平面45は、ケーブル28の引出し方向Fに平行な方向に長く形成されている。より詳細には、第2平面45の形状は、ケーブル28の引出し方向Fの長さL3が、第2インロー部329と第2切り欠き42との距離L4よりも長くなっている。
第1インロー部319及び第2インロー部329で囲まれた領域より内側においては、第1平面44と第2平面45とが当接しており、それ以外には分割面に垂直な方向には当接していない。より詳細には、第1平面44と第2平面45とを除き、図3に示すように第1ケース31の縁部312の先端と第2ケース32との間には、中心軸O1方向に隙間Gが空いている。
以上の如く構成された磁気式エンコーダ付きモータ1において、モータ200が給電によってONすると、モータ軸2及び延長軸13と結合されたファン14も一体的に回転する。そして、ファンカバー7の側面に多数設けられた空気吸入口17から空気が取り込まれ、ファン14の回転により空気が径方向外方に向かって押し出され、モータフレーム3とファンカバー7との隙間を通って中心軸O1方向に空気の流れが生じ、モータフレーム3の表面が冷却される。
このように、上記形態の磁気式エンコーダ付きモータ1によれば、磁石20は大気と連通する空間に配置されており、感磁素子21はケース24内に収納されており、磁石20と感磁素子21との間には隔壁が介在している。このため、簡易な構成で感磁素子21を含む磁気式エンコーダ100の防水性を確保することができる。
また、ファン14を備えたモータであっても、ファン14による空気の流れを妨げることなく、かつ簡易な構造で、磁気式エンコーダ100の防水性を確保できる。
また、第1ケース31の中心に磁石20と対向するように凹部313が形成され、凹部313を囲む部分に基板受け部318aが形成されていることにより、磁石20と感磁素子21との距離を小さく保ったまま、基板受け部318aを大きくすることができる。このため、固定ネジ35の掛かりを十分に確保することができ、基板23をより確実に第1ケース31に固定することができる。また、磁石20が凹部313の内側に配置されているため、外部からの飛来物等に対して磁石20を保護することができる。
また、第1ケース31の中心に凹部313を設け、凹部313と対向するように磁石20を配置することで、磁石20と感磁素子21との距離を小さく保ったまま第1ケース31の大きさを大きくすることができる。このため、締結ネジ33が螺合するために必要な第1ケース31の大きさを十分に確保することができ、第1ケース31と第2ケース32とをより確実に固定することができる。また、磁石20が凹部313の内側に配置されているため、外部からの飛来物等に対して磁石20を保護することができる。
以上のように、本実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、種々の変更が可能である。以下に、上記実施形態に加えうる変更の例について説明する。
例えば、本実施形態では、磁気式エンコーダ100をファンカバー7の内部に配置したが、延長軸13をファンカバー7の外部まで延長し、磁気式エンコーダ100をファンカバー7の外部に配置しても良い。
[本発明と実施形態との構成の対応関係]
本実施形態の磁気式エンコーダ100は、本発明のセンサの一例である。本実施形態の感磁素子21は、本発明の検出部の一例である。本実施形態の締結ネジ33は、本発明の締結部材の一例である。
本実施形態の磁気式エンコーダ100は、本発明のセンサの一例である。本実施形態の感磁素子21は、本発明の検出部の一例である。本実施形態の締結ネジ33は、本発明の締結部材の一例である。
1 磁気式エンコーダ付きモータ
100 モータ
200 磁気式エンコーダ
2 モータ軸
7 ファンカバー
14 ファン
20 磁石
21 感磁素子
23 基板
24 ケース
25 センサユニット
28 ケーブル
31 第1ケース
313 凹部
318a 基板受け部
32 第2ケース
33 締結ネジ
100 モータ
200 磁気式エンコーダ
2 モータ軸
7 ファンカバー
14 ファン
20 磁石
21 感磁素子
23 基板
24 ケース
25 センサユニット
28 ケーブル
31 第1ケース
313 凹部
318a 基板受け部
32 第2ケース
33 締結ネジ
Claims (4)
- モータ軸と、
前記モータ軸の一端に直接的または間接的に配置される磁石と、
前記磁石に対して前記モータ軸の軸線方向で対向し、前記磁石の磁力を検出する検出部と、
前記磁石と前記検出部との間に介在する隔壁を備え、前記検出部を収納するケースと、
を備えた磁気式エンコーダ付きモータの防水構造であって、
前記磁石は大気と連通する空間に配置されている
ことを特徴とする磁気式エンコーダ付きモータの防水構造。 - 前記モータ軸に直接的または間接的に固定され、前記モータ軸と一体的に回転するファンを備えている
ことを特徴とする請求項1に記載の磁気式エンコーダ付きモータの防水構造。 - 前記ケースに収納され、前記検出部が配置される基板を備え、
前記ケースには、前記磁石に対向する面に凹部が形成されており、
前記ケースにおける前記凹部の外方には、前記基板が固定される基板受け部が形成されている
ことを特徴とする請求項1または2に記載の磁気式エンコーダ付きモータの防水構造。 - 前記ケースは第1ケース及び第2ケースに分割されており、
前記第1ケース及び前記第2ケースを締結する締結部材を備え、
前記第1ケースまたは前記第2ケースの一方には、前記磁石に対向する面に凹部が形成されている
ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の磁気式エンコーダ付きモータの防水構造。
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JP2020031836A JP2021136788A (ja) | 2020-02-27 | 2020-02-27 | 磁気式エンコーダ付きモータの防水構造 |
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WO2023133482A1 (en) * | 2022-01-07 | 2023-07-13 | Nidec Motor Corporation | Motor encoder anti-rotation device |
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2020
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2023133482A1 (en) * | 2022-01-07 | 2023-07-13 | Nidec Motor Corporation | Motor encoder anti-rotation device |
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