JPH05168277A - 三相dcブラシレスモ−タ - Google Patents

三相dcブラシレスモ−タ

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JPH05168277A
JPH05168277A JP3350748A JP35074891A JPH05168277A JP H05168277 A JPH05168277 A JP H05168277A JP 3350748 A JP3350748 A JP 3350748A JP 35074891 A JP35074891 A JP 35074891A JP H05168277 A JPH05168277 A JP H05168277A
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transistors
current
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resistors
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JP3350748A
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Kenji Yamazaki
賢二 山崎
Hitoshi Ishimine
均 石嶺
Shinichiro Katagiri
紳一郎 片桐
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Shibaura Mechatronics Corp
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Shibaura Engineering Works Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 モ−タが外力により逆転された場合に、イン
バ−タ部のスイッチング素子等が破損されるのを防止す
ることができる三相DCブラシレスモ−タを提供する。 【構成】 スイッチング素子を三相ブリッジ接続して構
成したインバ−タ部と、回転子磁極位置検出器と、回転
子磁極位置に対応して所定のスイッチング素子をチョッ
ピングあるいはオン・オフ制御する制御部と、を備え、
回転子磁極位置に基づいて電機子巻線の電流および相を
切換える三相DCブラシレスモ−タにおいて、外力によ
る回転子の逆転時に前記電機子巻線に発生する誘起電流
を検出する手段と、この誘起電流が設定値を越えると全
ての前記スイッチング素子をオフにする保護手段とを備
える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インバ−タ部のスイッ
チング素子を回転子磁極位置に基づいて制御し、電機子
巻線の電流および相を切換える三相DCブラシレスモ−
タに関するものである。
【0002】
【従来の技術および発明の背景】従来の三相DCブラシ
レスモ−タは、図2に示す構成を持つ。この図で符号1
0は直流電源、12はトランジスタ三相ブリッジ回路か
らなるインバ−タ部、14は回転子、16(16a、1
6b、16c)は固定子である三相電機子巻線である。
回転子は永久磁石を内蔵するクロ−ポ−ル形またはくし
形の塊状回転子であり、界磁となるものである。
【0003】インバ−タ部12は、電源10の+側に接
続された3個の入力側スイッチング素子としてのトラン
ジスタTr1,Tr2,Tr3と、電源10の−側に接続され
た3個の出力側スイッチング素子としてのトランジスタ
r4,Tr5,Tr6とを持つ。各トランジスタTr1〜Tr6
には逆並列にフライホイ−リング用のダイオ−ドD1
6 が接続されている。
【0004】対をなすトランジスタTr1とTr4、Tr2
r5、Tr3とTr6の接続点は、3相電機子巻線16a〜
16cの一端に接続されている。各巻線16a〜16c
の他端は相互に接続され、結局スタ−接続の電機子巻線
16が形成される。
【0005】18は回転子磁極位置検出器であり、回転
子14に直結された永久磁石板20と、これを囲むよう
に等間隔に配置された3つの磁気センサ22と、これら
センサ22の出力に基づいて回転子14の磁極位置を判
別する分配器24とを有する。
【0006】26は制御部であり、分配器24が出力す
る回転子磁極位置を示す信号に基づいて、トランジスタ
r1〜Tr3を選択的にオン・オフすると共に、速度指令
に基づいてトランジスタTr4〜Tr6のいずれかを選択し
てチョッピング制御する。ここに外部の機器から供給さ
れる速度指令1V1 と、制御部26からフィ−ドバック
される速度信号Vとの差(V1 −V)=V2 が、速度指
令2V2 として制御部26に入力される。
【0007】この制御部26は、ドライバ28、30に
よって入力側トランジスタTr1〜Tr3と、出力側トラン
ジスタTr4〜Tr6とを別々に制御する。すなわち入力側
トランジスタTr1〜Tr3は、所定の回転子磁極位置の範
囲内ではオンまたはオフ状態に保持されるようにオン・
オフ制御される。出力側トランジスタTr4〜Tr6は速度
指令V3 に対応したデュ−ティ−比となるように、例え
ばPWM(パルス幅制御)方式によりチョッピング制御
される。
【0008】ここにオン・オフ制御あるいはチョッピン
グ制御されるトランジスタTr1〜Tr6は、回転子磁極位
置の変化によって順番に変わるのは勿論である。この結
果電機子巻線16は回転磁界を発生させ、回転子14を
回転させるものである。
【0009】
【従来技術の問題点】このように構成されるモ−タにお
いて、回転子14に外力が加って強制的に逆転される場
合がありうる。例えば空調機器の外部ユニットの送風フ
ァン駆動用にこのモ−タを使用した場合には、外気の風
がこのファンを逆方向に駆動してモ−タを逆転させるこ
とが起こる。この逆転によりモ−タは発電機として機能
し、電機子巻線16に逆極性の誘起電圧を発生する。
【0010】この時にチョッピング制御される側のトラ
ンジスタTr4〜Tr6が全てオフあるいはオフに近い状態
であると、例えばトランジスタTr1がオンの時には、誘
起電圧により巻線16aに電流i1 が流れ、この電流i
1 は巻線16bと16cの電流i2 、i3 に分かれてダ
イオ−ドD2 、D3 に流れるように還流する。
【0011】オン・オフ制御されるトランジスタTr1
r3は、オン期間が重ならないように回転子磁極位置に
同期して順番にオンとなるように制御されているからで
ある。この誘起電圧が大きいと、ダイオ−ドD1 〜D3
あるいはトランジスタTr1〜Tr3を破壊するおそれがあ
った。
【0012】また前記のような経路で電流i1 、i2
3 が流れている時にトランジスタTr1がオフになる
と、このオフになる瞬間に巻線16の誘導成分によりこ
の電流i1 に相当する電流がダイオ−ドD4 を通して電
源10から流れることになり、巻線16による回生エネ
ルギ−がダイオ−ドD4 を通して放出される。このため
電池10の両極間電圧が急上昇し、トランジスタTr1
r6やダイオ−ドD1 〜D6 を破損するおそれが生じ得
る。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような事
情に鑑みなされたものであり、モ−タが外力により逆転
された場合に、インバ−タ部のスイッチング素子等が破
損されるのを防止することができる三相DCブラシレス
モ−タを提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明によればこの目的
は、スイッチング素子を三相ブリッジ接続して構成した
インバ−タ部と、回転子磁極位置検出器と、回転子磁極
位置に対応して所定のスイッチング素子をチョッピング
あるいはオン・オフ制御する制御部と、を備え、回転子
磁極位置に基づいて電機子巻線の電流および相を切換え
る三相DCブラシレスモ−タにおいて、外力による回転
子の逆転時に前記電機子巻線に発生する誘起電流を検出
する手段と、この誘起電流が設定値を越えると全ての前
記スイッチング素子をオフにする保護手段とを備えるこ
とを特徴とする三相DCブラシレスモ−タにより達成さ
れる。
【0015】
【実施例】図1は本発明の一実施例の構成図である。こ
の図においては前記図2と同一部分に同一符号を付した
ので、その説明は繰り返さない。
【0016】この図で前記図2のものと異なるのは、オ
ン・オフ制御される入力側トランジスタTr1〜Tr3のコ
レクタ側に電流検出用抵抗50を、またダイオ−ドD1
〜D3 に電流検出用抵抗52をそれぞれ接続した点と、
これらの抵抗50、52による検出電流の大きさを判別
して所定値以上の時にストップ信号Sを出力する保護手
段54とを設けた点である。
【0017】保護手段54は、抵抗50、52における
電圧降下を設定器で設定される設定値と比較する比較器
を持ち、それぞれの抵抗50、52の降下電圧が一定以
上に増大した時にストップ信号Sを出力するものであ
る。制御部26はこのストップ信号Sが出力されると、
全てのトランジスタTr1〜Tr6を同時にオフにするよう
に各ドライバ28、30に信号を出力する。この結果全
てのトランジスタTr1〜Tr6は完全にオフとなり、イン
バ−タ部12は保護される。
【0018】なお抵抗50、52の一方を省き、1つの
抵抗50または52のみで誘起電流を検出するようにし
てもよい。また抵抗50による電流検出は、モ−タ起動
時の大電流に対してはストップ信号Sを出力しないよう
に保護手段54を構成するのが望ましい。このため、例
えばモ−タ起動時の一定時間だけこの保護手段54を不
作動にするタイマ56を設けておくことができる。
【0019】本発明は前記誘起電流が設定値を越えると
全てのトランジスタTr1〜Tr6をオフにするものであ
り、これを入力側のトランジスタTr1〜Tr6のみをオフ
にしたのでは所期の目的は達成できない。なぜなら制御
部26が速度指令V3 に基づいて正転方向に回転させる
ように信号をドライバ30に出力している時には、電源
10の両電極電圧が急激に増大するからである。その理
由は次の通りである。
【0020】この時にはトランジスタTr4〜Tr6のいず
れかがチョッピングしているから、例えばトランジスタ
r4がチョッピングしているとすればこれがオンの瞬間
に流れた電流i1 は次のオフの瞬間にはフライホイ−ル
用ダイオ−ドD4 を通って還流することになる。この間
も他の巻線16b、16cの電流i2 、i3 はダイオ−
ドD5 、D6 を介して電源10の負極から流れ出してい
るから、電源10の両電極間電圧が急増することにな
る。このためトランジスタTr1〜Tr6やダイオ−ドD1
〜D6 を破壊するおそれが生じるからである。
【0021】以上の実施例では出力側のトランジスタT
r4〜Tr6をチョッピング制御することにより電機子巻線
16の電流を制御してモ−タトルクを制御している。し
かし電源10の電圧を可変とし出力側トランジスタTr4
〜Tr6を入力側と同様にオン・オフ制御することも可能
である。本発明はこのようなものも包含する。またスイ
ッチング素子はトランジスタTr1〜Tr6に代えて、サイ
リスタなど他の素子を用いてもよいのは勿論である。
【0021】
【発明の効果】本発明は以上のように、外力により回転
子が逆転する時に電機子巻線に発生する誘起電流を検出
し、この誘起電流が設定値を越えると全てのスイッチン
グ素子をオフにするものであるから、逆転時の誘起電流
によるスイッチング素子等の破損を防止してインバ−タ
部を保護することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成図
【図2】従来装置の構成図
【符号の説明】
10 直流電源 12 インバ−タ部 14 回転子 16 電機子巻線 18 回転子磁極位置検出器 26 制御部 50、52 誘起電流検出手段としての抵抗 54 保護手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スイッチング素子を三相ブリッジ接続し
    て構成したインバ−タ部と、回転子磁極位置検出器と、
    回転子磁極位置に対応して所定のスイッチング素子をチ
    ョッピングあるいはオン・オフ制御する制御部と、を備
    え、回転子磁極位置に基づいて電機子巻線の電流および
    相を切換える三相DCブラシレスモ−タにおいて、外力
    による回転子の逆転時に前記電機子巻線に発生する誘起
    電流を検出する手段と、この誘起電流が設定値を越える
    と全ての前記スイッチング素子をオフにする保護手段と
    を備えることを特徴とする三相DCブラシレスモ−タ。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100447401B1 (ko) * 2000-02-11 2004-09-04 엘지전자 주식회사 에스 알 엠 구동용 인버터의 보호방법
CN104734577A (zh) * 2013-12-24 2015-06-24 日本电产高科电机株式会社 马达驱动装置
JP2017028959A (ja) * 2015-07-28 2017-02-02 ヤンマー株式会社 ファン駆動回路及びエンジン発電機

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JP2017028959A (ja) * 2015-07-28 2017-02-02 ヤンマー株式会社 ファン駆動回路及びエンジン発電機

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