JPH0516804Y2 - - Google Patents

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JPH0516804Y2
JPH0516804Y2 JP2419988U JP2419988U JPH0516804Y2 JP H0516804 Y2 JPH0516804 Y2 JP H0516804Y2 JP 2419988 U JP2419988 U JP 2419988U JP 2419988 U JP2419988 U JP 2419988U JP H0516804 Y2 JPH0516804 Y2 JP H0516804Y2
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busbar
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barrier
holes
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、各種の制御装置を収納するコントロ
ールセンターにおける垂直母線間の相間絶縁のた
めの相間バリヤを備えた絶縁装置に関する。
〔従来の技術〕
発電所や製造プラント等の設備を集中制御する
場合、各制御装置をユニツト化し、そのユニツト
を多数段積して一つのケース内に収納した配電盤
が用いられている。ユニツトが多い場合には、配
電盤を列盤構成にし、電力の供給は、各配電盤を
貫通するように張設した。通常3相の水平母線よ
り行われる。各配電盤においては、この水平母線
から各相毎に垂直母線を分岐し、各ユニツトに設
けられた接触子を垂直母線に接触させることによ
り、ユニツト内の機器に給電する。
このような構成のコントロールセンターにおい
て配置される垂直母線は、短絡事故電流によつて
母線間に大きい電磁力が作用して撓み、これによ
つて母線が変形したり母線同志の短絡事故、母線
支持体の破損を引き起こすことがある。また、垂
直母線には各ユニツトの接触子が接続するため
に、垂直母線の幅方向の寸法精度を一定範囲に規
制する必要がある。そこで、一般的には、垂直母
線を一定高さ方向に支持するための絶縁材料にて
なる支持体を設け、これにより垂直母線の強度及
び寸法精度を保持している。
このようにして、垂直母線は支持体により所定
併設間隔で支持されるのであるが、支持体に塵埃
が溜まつたりして支持体の表面に沿う絶縁性が低
下し、遂には絶縁破壊に至り、事故につながつた
り、またコントロールセンター内の他の部分で短
絡事故が発生した場合に、その事故が垂直母線へ
波及して大事故に発展するおそれがある。特に、
最近のコントロールセンターの小型化に伴い、垂
直母線間の距離も極力短くなつており、母線間の
絶縁強化が必要となつている。
このような問題を解決する絶縁装置としては、
例えば実開昭60−181111号公報において提案され
ているものがある。これは、垂直母線を前後から
挟み付けて支持固定する2分割された絶縁台の相
間に相間バリヤを配置し、前記の2分割された絶
縁台を組み立てるときに相間バリヤを固定する構
造のものである。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、この従来の構造のものでは、絶
縁台を2個使用し、両側から垂直母線を押さえて
締め付ける際に、この固定作業と同時に相間バリ
ヤを組み込む必要があるため、作業が煩雑とな
る。また、通常は3本の垂直母線と2枚の相間バ
リヤを同時に組み込む必要があり、各々がばらば
らで取り扱い難く、困難な作業を強いられること
になる。また、絶縁台は、垂直母線の高さ方向に
複数設置されるため、絶縁台の数が多くなるにし
たがつてさらにその作業は難しくなる。さらに、
垂直母線と相間バリアを同時に組み立てる必要が
あるため、部品納期等の関係で相間バリアの納品
が遅れた場合には、その納品の時期までコントロ
ールセンターの組み立てが全くできないという問
題があつた。
本考案は、このような従来の問題点に鑑みて案
出されたものであり、組立作業を短時間で簡単に
でき、また、垂直母線と相間バリヤを同時に絶縁
に組み立てる必要のない構造、言い換えれば、絶
縁台や母線の組み込みの前後に別途相間バリヤを
組み込むことができる構造とすることを目的とす
る。
〔課題を解決するための手段〕
この目的を達成するため、本考案の垂直母線絶
縁装置は、コントロールセンター内に並行して配
設される垂直母線の断面形状と略等しい断面形状
を有する貫通孔を前記垂直母線の併設間隔で形成
し、かつ該貫通孔間に該貫通孔に並行して貫通す
る相間バリヤ挿通孔を形成した絶縁物にてなる一
体の母線支持体と、該母線支持体における前記相
間バリヤ挿通孔の幅のほぼ半分の厚みを有し、前
記母線支持体の厚みに相当する高さの切欠部をそ
れぞれ前方及び後方に形成した前後一対の絶縁材
にてなる相間バリヤとを備えたことを特徴とす
る。
〔実施例〕
以下、本考案を図面に示す実施例に基づいて具
体的に説明する。
第1図は、本考案の支持装置を組み込んだコン
トロールセンターの実施例の構造を示す横断平面
図である。図において、1はコントロールセンタ
ーの外枠、2は制御ユニツトを収納するユニツト
室、3は垂直母線室、4は外部機器からのケーブ
ルを通すケーブル室、5はユニツト室2の外壁と
外枠1との間に形成される放熱用通気室である。
垂直母線室3内には、3相の場合、3本の垂直母
線6が配置される。7は垂直母線6を支持するた
めの母線支持体である。この母線支持体7は、た
とえばガラス繊維入りの不飽和ポリエステル樹脂
(プレミツクス)等の絶縁性が高く強度の大きな
材質を用い、各室を仕切るための内部枠8にボト
ル締めされた取付板9に、所定高さ毎に取り付け
られる。前記母線支持体7には、垂直母線6の中
間部に相間バリヤ10が取り付けられる。
第3図は、母線支持体7の拡大平面図である。
同図に示されているように、母線支持体7には、
垂直母線6を挿通するための3相分の貫通孔7
a,7b,7cが設けられている。7d,7eは
垂直母線が3相4線式のときの接地母線を通すた
めの貫通孔、7fは相間バリヤ10を挿通するた
めの相間バリヤ挿通孔である。
相間バリヤ10は、第2図a,bに示すよう
に、前方に切欠10aを有するバリヤ板10Aと
後方に切欠10bを有するバリヤ板10Bの一対
より構成されている。前記切欠10a,10bの
高さは母線支持体7の厚みより若干大きく、また
第2図cのように一対を重ね合わせたときに母線
支持体7の相間バリヤ挿通孔7fに挿入できる寸
法とする。切欠10a,10bの形成間隔は、第
4図に示すように母線支持体7を所要高さ間隔で
設けたときに、それぞれの母線支持体7の高さに
切欠10a,10bが位置する間隔とする。ま
た、バリヤ板10A,10Bには後で両者を一体
化するための合成樹脂製のピン11を装着するた
めのピン穴10cを設けている。なお、バリヤ板
10Aと10Bとは、対称形であるため、同一の
形状のものを切欠の方向を前後にすることにより
使用することもできる。
以上の構成にてなる母線支持体7と相間バリヤ
10との組立方法について説明する。
第2図bに示すように、バリヤ板10A,10
Bを切欠部10a,10bを前方及び後方に向け
た状態で幅方向に一体に重ね合わせ、第2図cに
示すように母線支持体7の相間バリヤ挿通孔7f
に挿入する。その挿入した状態の縦断側面図が第
2図dである。その後、第2図eに示すようにバ
リヤ板10A,10Bを前後にずらし、バリヤ板
10A,10Bの切欠10a,10bの上下内縁
部が母線支持体7の相間バリヤ挿通孔7fの前後
端を越えて母線支持体7の上下面に接するように
する。その後、ピン穴10cにピン11を通して
両バリヤ板10A,10Bを固定する。このと
き、両バリヤ板10A,10Bの前後端縁が母線
支持体7の前後面よりも突出するような寸法とす
ることにより、相間の仕切面を広くし、絶縁性を
向上させることができる。
第4図は、以上の方法で相間バリヤ10及び垂
直母線6を取り付けた母線支持ユニツトの正面
図、第5図はその側面図である。バリヤ板10
A,10Bは切欠10a,10bにより、母線支
持体7に対して上下方向の固定を兼ねることがで
きる。なお、第4図に示すように母線支持体7の
相間バリヤ挿通孔7fの上下周壁に凸壁7gを形
成することにより、垂直母線6間の沿面距離を長
くすることができる。
〔考案の効果〕
以上に説明したように、本考案においては、垂
直母線貫通孔及び相間バリヤ挿通孔を形成した一
体の母線支持体を用い、前記相間バリヤ挿通孔
に、それぞれ切欠を形成した前後一対の絶縁材に
てなる相間バリヤを挿通し、挿通後に前後に開い
て母線支持体に固定する構成としている。これに
より、従来の2分割型の母線支持体(絶縁台)を
用いる組立作業に対して著しく工数及び手間を削
減することができる。また、垂直母線を完全に組
み立てた後で相間バリヤのみを挿入することがき
るので、母線支持ユニツトの組付とは無関係に相
間バリヤの組立作業ができる。その逆に、相間バ
リヤを母線支持体に組み付けた後に、垂直母線を
組み付けることも可能である。このことは、完全
に部品が揃つていなくても、前作業として仕事を
進めることが可能となり、納期を短縮することが
できることになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の垂直母線絶縁装置を組み込ん
でコントロールセンターの実施例の構造を示す横
断平面図、第2図は本考案による相間バリヤの組
立工程を示す説明図、第3図は本考案に係る母線
支持体の実施例を示す平面図、第4図及び第5図
はそれぞれ母線支持ユニツトの正面図及びその側
面図である。 1……外枠、2……ユニツト室、3……垂直母
線室、4……ケーブル室、5……放熱用通気室、
6……垂直母線、7……母線支持体、7a,7
b,7c……垂直母線用貫通孔、7d,7e……
接地母線用貫通孔、7f……相間バリヤ貫通孔、
7g……凸部、8……内部枠、9……取付板、1
0……相間バリヤ、10A,10B……バリヤ
板、10a,10b……切欠、10c……ピン
穴、11……ピン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. コントロールセンター内に並行して配設される
    垂直母線の断面形状と略等しい断面形状を有する
    貫通孔を前記垂直母線の併設間隔で形成し、かつ
    該貫通孔間に該貫通孔に並行して貫通する相間バ
    リヤ挿通孔を形成した絶縁物にてなる一体の母線
    支持体と、該母線支持体における前記相間バリヤ
    挿通孔の幅のほぼ半分の厚みを有し、前記母線支
    持体の厚みに相当する高さの切欠部をそれぞれ前
    方及び後方に形成した前後一対の絶縁材にてなる
    相間バリヤとを備えたことを特徴とする垂直母線
    絶縁装置。
JP2419988U 1988-02-24 1988-02-24 Expired - Lifetime JPH0516804Y2 (ja)

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JPH01127307U JPH01127307U (ja) 1989-08-31
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