JPH05167877A - 水平偏向回路 - Google Patents
水平偏向回路Info
- Publication number
- JPH05167877A JPH05167877A JP35282091A JP35282091A JPH05167877A JP H05167877 A JPH05167877 A JP H05167877A JP 35282091 A JP35282091 A JP 35282091A JP 35282091 A JP35282091 A JP 35282091A JP H05167877 A JPH05167877 A JP H05167877A
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- JP
- Japan
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- capacitor
- horizontal
- transistor
- damper
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 台形歪補正の過補正を防止し、水平出力トラ
ンジスタのロスを軽減する水平偏向回路を得る。 【構成】 水平偏向コイルLDY,S字補正コンデンサC
s,コンデンサC1及びC2,ダンパーダイオードD
1,D2よりなる直列回路の両端に水平出力トランジス
タTr2を接続し、フライバックトランスT2の1次巻線
を介して直流電源電圧Eを印加するダイオードモジュレ
ータ方式の水平偏向回路において、ダンパーダイオード
D1,D2及びコンデンサC1,C2の接続点にドライ
ブトランジスタTr1より出力されるパルスをトランジス
タTr3を介して入力する。これにより、走査期間のみコ
ンデンサC2をショートさせる。
ンジスタのロスを軽減する水平偏向回路を得る。 【構成】 水平偏向コイルLDY,S字補正コンデンサC
s,コンデンサC1及びC2,ダンパーダイオードD
1,D2よりなる直列回路の両端に水平出力トランジス
タTr2を接続し、フライバックトランスT2の1次巻線
を介して直流電源電圧Eを印加するダイオードモジュレ
ータ方式の水平偏向回路において、ダンパーダイオード
D1,D2及びコンデンサC1,C2の接続点にドライ
ブトランジスタTr1より出力されるパルスをトランジス
タTr3を介して入力する。これにより、走査期間のみコ
ンデンサC2をショートさせる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は水平偏向回路に係り、特
に、ダイオードモジュレータ方式による画像歪補正を行
う水平偏向回路に関する。
に、ダイオードモジュレータ方式による画像歪補正を行
う水平偏向回路に関する。
【0002】
【従来の技術】テレビジョン受像機においては、画像歪
補正を行わない場合、例えば黒地に白の長方形というよ
うな画面を表示すると、図4(A)に示すように台形に
歪む傾向がある。これは白の長方形を表示するために陰
極線管(CRT)に供給していた高圧電圧がフライバッ
クトランスの内部抵抗等の原因で低下し、水平の偏向電
力が変化しないとすると、結果的に偏向角度が広がって
しまうことに起因している。これを改善するために、ダ
イオードモジュレータ方式による画像歪補正を行う水平
偏向回路が用いられている。
補正を行わない場合、例えば黒地に白の長方形というよ
うな画面を表示すると、図4(A)に示すように台形に
歪む傾向がある。これは白の長方形を表示するために陰
極線管(CRT)に供給していた高圧電圧がフライバッ
クトランスの内部抵抗等の原因で低下し、水平の偏向電
力が変化しないとすると、結果的に偏向角度が広がって
しまうことに起因している。これを改善するために、ダ
イオードモジュレータ方式による画像歪補正を行う水平
偏向回路が用いられている。
【0003】図2は、上記したダイオードモジュレータ
方式による画像歪補正を行う従来の水平偏向回路を示す
回路図である。図2に示す水平偏向回路は、水平偏向コ
イルLDYとS字補正コンデンサCsとの直列回路に並列
に第1のコンデンサC1と第1のダンパーダイオードD
1とをそれぞれ接続し、この並列接続した回路に直列に
第2のダンパーダイオードD2と第2のコンデンサC2
との並列回路をダンパーダイオードD2の極性がダンパ
ーダイオードD1の極性と同極性になるように接続し、
この全体の直列回路の両端に水平出力トランジスタTr2
を接続すると共に、フライバックトランスT2の1次巻
線を介して直流電源電圧Eを印加してなるものである。
方式による画像歪補正を行う従来の水平偏向回路を示す
回路図である。図2に示す水平偏向回路は、水平偏向コ
イルLDYとS字補正コンデンサCsとの直列回路に並列
に第1のコンデンサC1と第1のダンパーダイオードD
1とをそれぞれ接続し、この並列接続した回路に直列に
第2のダンパーダイオードD2と第2のコンデンサC2
との並列回路をダンパーダイオードD2の極性がダンパ
ーダイオードD1の極性と同極性になるように接続し、
この全体の直列回路の両端に水平出力トランジスタTr2
を接続すると共に、フライバックトランスT2の1次巻
線を介して直流電源電圧Eを印加してなるものである。
【0004】図示せぬCRTに輝度の高い信号が映出さ
れ、フライバックトランスT2の2次側に流れる電流i
2が増加すると、それに比例して1次側に流れる電流i
1も増加し、コンデンサC1,C2は帰線期間内に充電
される。ここで、コンデンサC1,C2及びS字補正コ
ンデンサCsの両端電圧をそれぞれVc1,Vc2,Vcsと
すると、Vc2+Vcs=Eとなる。1次側電流i1の増加
に伴ってコンデンサC2の両端電圧Vc2が増加するの
で、S字補正コンデンサCsの両端電圧Vcsは減少する
ことになる。即ち、偏向電力が減るため偏向角度が狭く
なり、従って、高圧低下から起こる画像歪を補正するこ
とができる。
れ、フライバックトランスT2の2次側に流れる電流i
2が増加すると、それに比例して1次側に流れる電流i
1も増加し、コンデンサC1,C2は帰線期間内に充電
される。ここで、コンデンサC1,C2及びS字補正コ
ンデンサCsの両端電圧をそれぞれVc1,Vc2,Vcsと
すると、Vc2+Vcs=Eとなる。1次側電流i1の増加
に伴ってコンデンサC2の両端電圧Vc2が増加するの
で、S字補正コンデンサCsの両端電圧Vcsは減少する
ことになる。即ち、偏向電力が減るため偏向角度が狭く
なり、従って、高圧低下から起こる画像歪を補正するこ
とができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来の水平偏向回路においては、画像歪の補正量となるコ
ンデンサC2の両端電圧Vc2は、コンデンサC1とコン
デンサC2の静電容量の比により決定され、十分な補正
量を確保するためにはコンデンサC2の静電容量を小さ
くする必要がある。すると、次のような問題点を生ず
る。
来の水平偏向回路においては、画像歪の補正量となるコ
ンデンサC2の両端電圧Vc2は、コンデンサC1とコン
デンサC2の静電容量の比により決定され、十分な補正
量を確保するためにはコンデンサC2の静電容量を小さ
くする必要がある。すると、次のような問題点を生ず
る。
【0006】即ち、図3(c)に示すドライブパルス
が、水平出力トランジスタTr2のベースに入力されるよ
りも前にダンパー期間が終了し、ダンパーダイオードD
2の電圧がオフすると、コンデンサC2の両端電圧Vc2
には、図3(e)に示すように、不連続パルスが発生す
る。この不連続パルスにより、走査期間中のS字補正コ
ンデンサCsの両端電圧Vcsは下がる方向に働くため、
あるレベル以上の輝度の高さの信号では過補正となり、
図4(B)に示すように、逆台形歪となってしまう。ま
た、不連続パルスのある状態で水平出力トランジスタT
r2がオンすると、水平出力トランジスタTr2にはダンパ
ーダイオードD1を通して、図3(f)に示すように上
記不連続パルスの位置にパルス電流を有するコレクタ電
流Icpが流れる。その結果、水平出力トランジスタTr2
のロスが増加してしまう。
が、水平出力トランジスタTr2のベースに入力されるよ
りも前にダンパー期間が終了し、ダンパーダイオードD
2の電圧がオフすると、コンデンサC2の両端電圧Vc2
には、図3(e)に示すように、不連続パルスが発生す
る。この不連続パルスにより、走査期間中のS字補正コ
ンデンサCsの両端電圧Vcsは下がる方向に働くため、
あるレベル以上の輝度の高さの信号では過補正となり、
図4(B)に示すように、逆台形歪となってしまう。ま
た、不連続パルスのある状態で水平出力トランジスタT
r2がオンすると、水平出力トランジスタTr2にはダンパ
ーダイオードD1を通して、図3(f)に示すように上
記不連続パルスの位置にパルス電流を有するコレクタ電
流Icpが流れる。その結果、水平出力トランジスタTr2
のロスが増加してしまう。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述した従来
の技術の課題を解決するため、水平偏向コイルとS字補
正コンデンサとの直列回路に並列に第1のコンデンサと
第1のダンパーダイオードとをそれぞれ接続し、この並
列接続した回路に直列に第2のダンパーダイオードと第
2のコンデンサとの並列回路を前記第2のダンパーダイ
オードの極性が前記第1のダンパーダイオードの極性と
同極性になるように接続し、この全体の直列回路の両端
に水平出力トランジスタを接続すると共に、フライバッ
クトランスの1次巻線を介して直流電源電圧を印加して
なる水平偏向回路において、前記第1,第2のダンパー
ダイオード、及び、前記第1,第2のコンデンサの接続
点にスイッチ回路を接続し、水平走査期間中、前記第2
のコンデンサをショートさせることを特徴とする水平偏
向回路を提供するものである。
の技術の課題を解決するため、水平偏向コイルとS字補
正コンデンサとの直列回路に並列に第1のコンデンサと
第1のダンパーダイオードとをそれぞれ接続し、この並
列接続した回路に直列に第2のダンパーダイオードと第
2のコンデンサとの並列回路を前記第2のダンパーダイ
オードの極性が前記第1のダンパーダイオードの極性と
同極性になるように接続し、この全体の直列回路の両端
に水平出力トランジスタを接続すると共に、フライバッ
クトランスの1次巻線を介して直流電源電圧を印加して
なる水平偏向回路において、前記第1,第2のダンパー
ダイオード、及び、前記第1,第2のコンデンサの接続
点にスイッチ回路を接続し、水平走査期間中、前記第2
のコンデンサをショートさせることを特徴とする水平偏
向回路を提供するものである。
【0008】
【実施例】以下、本発明の水平偏向回路について、添付
図面を参照して説明する。図1は本発明の水平偏向回路
の一実施例を示す回路図であり、図2と同一部分には同
一符号を付してある。図3は本発明の水平偏向回路を説
明するための波形図であって、図3(a)〜(f)は図
1中のa〜fにおける電圧あるいは電流波形を示してい
る。即ち、(a)はドライブトランジスタTr1に入力す
る水平ドライブパルス、(b)はドライブトランジスタ
Tr1のコレクタ電圧Vc、(c)は水平出力トランジス
タTr2のベース電圧Vb、(d)は水平出力トランジス
タTr2のコレクタ電圧Vcp、(e)はコンデンサC2の
両端電圧Vc2、(f)は水平出力トランジスタTr2のコ
レクタ電流Icp、(g)は水平偏向コイルLDYに流れる
偏向電流を示している。
図面を参照して説明する。図1は本発明の水平偏向回路
の一実施例を示す回路図であり、図2と同一部分には同
一符号を付してある。図3は本発明の水平偏向回路を説
明するための波形図であって、図3(a)〜(f)は図
1中のa〜fにおける電圧あるいは電流波形を示してい
る。即ち、(a)はドライブトランジスタTr1に入力す
る水平ドライブパルス、(b)はドライブトランジスタ
Tr1のコレクタ電圧Vc、(c)は水平出力トランジス
タTr2のベース電圧Vb、(d)は水平出力トランジス
タTr2のコレクタ電圧Vcp、(e)はコンデンサC2の
両端電圧Vc2、(f)は水平出力トランジスタTr2のコ
レクタ電流Icp、(g)は水平偏向コイルLDYに流れる
偏向電流を示している。
【0009】図1において、ドライブトランジスタTr1
には図3(a)に示す水平発振からの水平ドライブパル
スが供給され、ドライブトランジスタTr1がスイッチン
グし、そのコレクタには図3(b)に示す電圧波形Vc
が得られる。水平出力トランジスタTr2のベースには、
ドライブトランスT1によってドライブトランジスタT
r1のコレクタ電圧Vcと同位相の、図3(c)に示すベ
ース電圧Vbが印加され、図3(f)に示すコレクタ電
流Icpが流れる。ここで、ドライブトランジスタTr1に
供給されるドライブパルスと水平出力トランジスタTr2
がスイッチングするタイミングは、図3(a)及び
(c)より分かるように、ランジスタTr1,Tr2のスト
レージ及びドライブトランスT1の遅れ等により位相遅
れを生じる。
には図3(a)に示す水平発振からの水平ドライブパル
スが供給され、ドライブトランジスタTr1がスイッチン
グし、そのコレクタには図3(b)に示す電圧波形Vc
が得られる。水平出力トランジスタTr2のベースには、
ドライブトランスT1によってドライブトランジスタT
r1のコレクタ電圧Vcと同位相の、図3(c)に示すベ
ース電圧Vbが印加され、図3(f)に示すコレクタ電
流Icpが流れる。ここで、ドライブトランジスタTr1に
供給されるドライブパルスと水平出力トランジスタTr2
がスイッチングするタイミングは、図3(a)及び
(c)より分かるように、ランジスタTr1,Tr2のスト
レージ及びドライブトランスT1の遅れ等により位相遅
れを生じる。
【0010】ダイオードモジュレータ方式を用いた水平
偏向回路においては、上述した如く、画像歪に対して十
分な補正量を得るために、コンデンサC2の値を小さく
した場合、図3(c)に示すベース電圧Vbが水平出力
トランジスタTr2に入力されるよりも前にダンパーダイ
オードD2がオフすると、コンデンサC2の両端電圧V
c2には、図3(e)に示すように、走査期間内に不連続
パルスが発生する。そこで、本発明では、以下の構成と
することにより、走査期間のみコンデンサC2をショー
トさせて不連続パルスの発生を防止する。
偏向回路においては、上述した如く、画像歪に対して十
分な補正量を得るために、コンデンサC2の値を小さく
した場合、図3(c)に示すベース電圧Vbが水平出力
トランジスタTr2に入力されるよりも前にダンパーダイ
オードD2がオフすると、コンデンサC2の両端電圧V
c2には、図3(e)に示すように、走査期間内に不連続
パルスが発生する。そこで、本発明では、以下の構成と
することにより、走査期間のみコンデンサC2をショー
トさせて不連続パルスの発生を防止する。
【0011】即ち、ダンパーダイオードD1,D2、コ
ンデンサC1,C2の接続点に水平ドライブパルスと逆
極性のタイミングでスイッチングさせるスイッチ回路で
あるトランジスタTr3を接続する。ドライブトランジス
タTr1より出力された図3(b)に示すパルスはトラン
ジスタTr3のベース抵抗R2を介してトランジスタTr3
に入力される。そして、トランジスタTr3のコレクタか
らはトランジスタTr3の入力パルスとは逆極性のパルス
が出力され、トランジスタTr3の保護用抵抗R1を介し
てダンパーダイオードD1,D2、コンデンサC1,C
2の接続点に入力される。これにより、ドライブトラン
ジスタTr1に入力するドライブパルスと逆極性のタイミ
ングで、走査期間のみコンデンサC2をショートするこ
とができる。
ンデンサC1,C2の接続点に水平ドライブパルスと逆
極性のタイミングでスイッチングさせるスイッチ回路で
あるトランジスタTr3を接続する。ドライブトランジス
タTr1より出力された図3(b)に示すパルスはトラン
ジスタTr3のベース抵抗R2を介してトランジスタTr3
に入力される。そして、トランジスタTr3のコレクタか
らはトランジスタTr3の入力パルスとは逆極性のパルス
が出力され、トランジスタTr3の保護用抵抗R1を介し
てダンパーダイオードD1,D2、コンデンサC1,C
2の接続点に入力される。これにより、ドライブトラン
ジスタTr1に入力するドライブパルスと逆極性のタイミ
ングで、走査期間のみコンデンサC2をショートするこ
とができる。
【0012】図1中破線で囲んだ部分は、走査期間中コ
ンデンサC2をショートさせる手段を構成している。な
お、R3はトランジスタTr3のベースと接地間に接続さ
れた抵抗である。本発明により新たに加えた回路による
動作は、走査期間のみの動作であるので、帰線期間内に
行われる歪補正に対しては何ら影響を与えない。本発明
は、図4(A)に示す台形歪を補正するのみならず、走
査期間内に発生する不連続パルスの発生に起因してコン
デンサC2の両端電圧Vc2が本来の電圧より高くなるこ
とにより起こる、図4(B)に示す過補正(逆台形歪)
をも防止することができる。さらに、水平出力トランジ
スタTr2のロスも軽減することができるのである。
ンデンサC2をショートさせる手段を構成している。な
お、R3はトランジスタTr3のベースと接地間に接続さ
れた抵抗である。本発明により新たに加えた回路による
動作は、走査期間のみの動作であるので、帰線期間内に
行われる歪補正に対しては何ら影響を与えない。本発明
は、図4(A)に示す台形歪を補正するのみならず、走
査期間内に発生する不連続パルスの発生に起因してコン
デンサC2の両端電圧Vc2が本来の電圧より高くなるこ
とにより起こる、図4(B)に示す過補正(逆台形歪)
をも防止することができる。さらに、水平出力トランジ
スタTr2のロスも軽減することができるのである。
【0013】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明は、
水平偏向コイルとS字補正コンデンサとの直列回路に並
列に第1のコンデンサと第1のダンパーダイオードとを
それぞれ接続し、この並列接続した回路に直列に第2の
ダンパーダイオードと第2のコンデンサとの並列回路を
前記第2のダンパーダイオードの極性が前記第1のダン
パーダイオードの極性と同極性になるように接続し、こ
の全体の直列回路の両端に水平出力トランジスタを接続
すると共に、フライバックトランスの1次巻線を介して
直流電源電圧を印加してなる水平偏向回路において、前
記第1,第2のダンパーダイオード、及び、前記第1,
第2のコンデンサの接続点にスイッチ回路を接続し、水
平走査期間中、前記第2のコンデンサをショートさせる
よう構成したので、台形歪補正の過補正を防止すること
ができると共に、水平出力トランジスタのロスを軽減す
ることができるという実用上極めて優れた効果がある。
水平偏向コイルとS字補正コンデンサとの直列回路に並
列に第1のコンデンサと第1のダンパーダイオードとを
それぞれ接続し、この並列接続した回路に直列に第2の
ダンパーダイオードと第2のコンデンサとの並列回路を
前記第2のダンパーダイオードの極性が前記第1のダン
パーダイオードの極性と同極性になるように接続し、こ
の全体の直列回路の両端に水平出力トランジスタを接続
すると共に、フライバックトランスの1次巻線を介して
直流電源電圧を印加してなる水平偏向回路において、前
記第1,第2のダンパーダイオード、及び、前記第1,
第2のコンデンサの接続点にスイッチ回路を接続し、水
平走査期間中、前記第2のコンデンサをショートさせる
よう構成したので、台形歪補正の過補正を防止すること
ができると共に、水平出力トランジスタのロスを軽減す
ることができるという実用上極めて優れた効果がある。
【図1】本発明の水平偏向回路の一実施例を示す回路図
である。
である。
【図2】従来の水平偏向回路を示す回路図である。
【図3】本発明及び従来の水平偏向回路を説明するため
の波形図である。
の波形図である。
【図4】従来の水平偏向回路の問題点である台形歪を示
す図である。
す図である。
C1 第1のコンデンサ C2 第2のコンデンサ Cs S字補正コンデンサ D1 第1のダンパーダイオード D2 第2のダンパーダイオード E 直流電源 T2 フライバックトランス Tr2 水平出力トランジスタ Tr3 トランジスタ(スイッチ回路)
Claims (1)
- 【請求項1】水平偏向コイルとS字補正コンデンサとの
直列回路に並列に第1のコンデンサと第1のダンパーダ
イオードとをそれぞれ接続し、 この並列接続した回路に直列に第2のダンパーダイオー
ドと第2のコンデンサとの並列回路を前記第2のダンパ
ーダイオードの極性が前記第1のダンパーダイオードの
極性と同極性になるように接続し、 この全体の直列回路の両端に水平出力トランジスタを接
続すると共に、フライバックトランスの1次巻線を介し
て直流電源電圧を印加してなる水平偏向回路において、 前記第1,第2のダンパーダイオード、及び、前記第
1,第2のコンデンサの接続点にスイッチ回路を接続
し、 水平走査期間中、前記第2のコンデンサをショートさせ
ることを特徴とする水平偏向回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35282091A JPH05167877A (ja) | 1991-12-16 | 1991-12-16 | 水平偏向回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35282091A JPH05167877A (ja) | 1991-12-16 | 1991-12-16 | 水平偏向回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05167877A true JPH05167877A (ja) | 1993-07-02 |
Family
ID=18426663
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP35282091A Pending JPH05167877A (ja) | 1991-12-16 | 1991-12-16 | 水平偏向回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05167877A (ja) |
-
1991
- 1991-12-16 JP JP35282091A patent/JPH05167877A/ja active Pending
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