JPH0516763B2 - - Google Patents

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JPH0516763B2
JPH0516763B2 JP9068885A JP9068885A JPH0516763B2 JP H0516763 B2 JPH0516763 B2 JP H0516763B2 JP 9068885 A JP9068885 A JP 9068885A JP 9068885 A JP9068885 A JP 9068885A JP H0516763 B2 JPH0516763 B2 JP H0516763B2
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JP
Japan
Prior art keywords
feeding
primary radiator
radiating element
radiating elements
radiating
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP9068885A
Other languages
English (en)
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JPS61251210A (ja
Inventor
Masayuki Sugano
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
Nippon Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nippon Electric Co Ltd filed Critical Nippon Electric Co Ltd
Priority to JP9068885A priority Critical patent/JPS61251210A/ja
Publication of JPS61251210A publication Critical patent/JPS61251210A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、空中線の反射鏡を共用する周波数帯
の異なる二つのレーダ装置に用いる複合給電方式
空中線に関する。
(従来の技術) 従来、この種の複合給電方式空中線の例として
は、空港等で使用する空港監視レーダ(以下単に
ASRという)と、同じく二次監視レーダ(以下
単にSSRという)が空中線の反射鏡を共用する
ASR/SSR複合給電方式空中線がある。
従来の複合給電方式空中線において反射鏡を共
用するための給電方式の例を図面に基づいて説明
する。
第5図は第1の一次放射器の放射素子1および
同2を中心として、その左右両側に所定の距離を
おいて第2の一次放射器の放射素子15および同
16を設けたものである。このような配置では、
上記第2の一次放射器の放射素子15および同1
6は、ASR用の第1の一次放射器の放射素子1
および同2が存在するために素子の間隔が広くな
り、このため放射素子15および同16の電波放
射の合成一次パターンのビーム幅が狭くなるとい
う問題がある。
第9図は上記第2の一次放射器の電波放射特性
を示す一次パターン特性の実測データの一例であ
る。
第9図において、反射鏡の焦点から見た反射鏡
の水平方向のエツジ見込み角度は基本的には
ASR用の第1の一次放射器から放射された電波
が所定の2次パターンを形成するように定められ
ている。
このため第9図に示すSSR用の第2の一次放射
器から放射される一次パターンのサイドローブが
反射鏡を照射し、反射鏡が形成するSSR用の二次
パターン特性が劣化するという欠点があつた。
第6図は第1の一次放射器の放射素子1および
同2と第2の一次放射器の放射素子17および同
18を上下に所定の距離をおいて交互に設けた例
である。
上記の構造においては第1の一次放射器の放射
素子1と同2との間隔が第2の一次放射器の放射
素子18のために広くなるという問題がある。こ
のため該第1の一次放射器からの放射により反射
鏡が形成するASR用の2次パターンのうちハイ
ビームが高仰角となり水平方向の利得が低下する
という欠点がある。
第7図は上記二列の欠点を改善した例を示す図
である。第1の一次放射器の放射素子1および同
2を中心にして、その左右両側に第2の一次放射
器を構成する放射素子のうち給電を受ける放射素
子(以下給電放射素子という)19および同20
を設け、更にその左右方向外側に所定距離を置い
て、前記給電素子19および同20とは逆位相の
励振を受ける給電放射素子21および同22を設
けている。第8図は前記逆位相給電の給電系統図
でありその動作は次の通りである。
図示されていない送信装置からの送電電力は方
向性結合器25は入力端へ加えられ、その主出力
端からの送信電力は等分配器23へ加へられ、こ
こで等分配されて給電放射素子19および同20
に加えられ放射される。一方、結合出力端からは
予め所定値に設定された結合度に応じた送信電力
が取り出され、移相器24へ加えられる。該移相
器24へ加えられた送信電力はここで逆位相にな
るように移相された後、等分配器26へ加えられ
等分配された後、給電放射素子21及び同22へ
加えられ放射される。
このように、上記第2の一次放射器の放射素子
19および同20により形成される放射パターン
と、該放射素子と逆位相且つ低電力で給電された
放射素子21および同22の形成する放射パター
ンの両者が合成されると合成一次パターン特性が
第4図に示すようにそのサイドローブが反射鏡エ
ツジの外側になり、望ましい一次パターン特性が
得られ、複合給電方式空中線の第2の一次放射器
からの放射にるビームパターン特性が改善され
る。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら前記従来の複合給電方式空中線に
おいては所望のビームパターンを得るために複雑
な回路構成から成る逆位相給電回路を必要とする
という欠点があつた。
本発明の目的は上記の欠点を解決し、複雑な給
電回路を設けることなく所望のビームパターン特
性を有する複合給電方式空中線を提供しようとす
るものである。
(問題点を解決するための手段) 本発明は上記の目的を達成するために下記の構
成を有する。
即ち、反射鏡と、該反射鏡を共用する第1の一
次放射器と、周波数帯の異なる第2の一次放射器
とを有する空中線において、前記第2の一次放射
器が、前記第1の一次放射器を中心としてその左
右両側に所定の距離を置いて各1個づつ設けられ
た左側給電放射素子と、右側給電放射素子と、前
記左側給電放射素子の左側に所定の距離を置いて
設けられた左側無給電終端放射素子と、前記右側
給電放射素子の右側に所定の距離を置いて設けら
れた右側無給電終端放射素子とからなる一群の放
射素子群又は該一群の放射素子群が上下方向に複
数段配列された放射素子群から成る複合給電方式
空中線である。
(実施例) 以下、本発明の作用を実施例に基づいて説明す
る。
本発明の複合給電方式空中線の構成を第1図及
び第2図に示す。
第1の一次放射器の放射素子1および同2を中心
として、その左右両側に所定の距離を置いて第2
の一次放射器の給電放射素子3および同4を設
け、該給電放射素子の左右両外側に、無反射終端
器27で終端された放射素子(以下無給電終端放
射素子という)5および同6を設ける。
第2図は上記第2の一次放射器の放射素子3お
よび同4に給電する系統図である。等分配器23
に送られた信号は等分配され給電放射素子3およ
び同4に等位相、等振幅で給電され放射される。
無給電終端放射素子5は給電放射素子3と、無給
電終端放射素子6は給電放射素子4と相互に電磁
界結合し無給電終端放射素子が励振される。本発
明ではこの励振によつて無給電終端放射素子から
放射される放射電界が相互に略逆位相の関係とな
るような距離に配置されている。このため、上記
両放射パターンの合成パターンは第4図の実施例
に示すようなパターン特性となる。
これによるとビーム幅が広がり一次ビームパタ
ーンのサイドローブが反射鏡を照射しないため所
望の二次パターン特性が得られる。この結果は前
記従来の技術における複雑な給電回路を必要とす
る複合給電方式空中線における放射ビームパター
ン特性と同等である。即ち無給電終端放射素子を
給電放射素子の左右両側に所定の距離をおき各1
個設けることのみで複雑な給電回路を設ける事な
く所望の放射ビームパターン特性をもつ複合給電
方式空中線を得ることが出来る。
第3図は本発明の第2の実施例である。
即ち、第1の一次放射器を中心として左右両側
に所定の距離をおき第2の一次放射器の給電放射
素子7および同8を設け該素子の左右両外側に設
けた無給電終端放射素子11および同12からな
る一群の放射素子群と同じ放射素子群を上下方向
に2段配列したものである。なお更に段数を重ね
てもよい。この例では給電放射素子7,同8,同
9および同10だけに給電される。無給電終端放
射素子11,同12,同13および同14は、給
電放射素子の放射電界により逆位相の励振を受け
たようになり逆位相の放射電界を発生し水平方向
の放射ビームパターンの改善は前記例と同様に得
られ、更に垂直方向の放射素子が増えた分だけ垂
直方向のビーム幅を狭くすることが出来る。従来
は垂直ビーム幅が、第2の一次放射器と反射鏡の
上辺、下辺とのなす角より大きかつたために反射
鏡を照射しない漏えい電力が大きかつたが、垂直
ビーム幅が小さくなつたことにより漏えい電力が
少なくなり空中線能率が高くなる。
従つて、本実施例の第2の一次放射器によれば
二次放射パターンの水平方向のサイドローブを低
くすることができるとともに高い空中線能率を得
ることができる。
(発明の効果) 以上説明したように本発明は、複合給電方式空
中線における第2の一次放射器を構成する放射素
子の一部を無給電終端放射素子とし且つ、給電素
子との電磁界結合によつて、あたかも給電素子と
は逆位相で励振されたと同じような放射電界を発
生する位置に設けたことにより、簡単な給電回路
で、第2の一次放射器からのサイドローブが反射
鏡を照射しない望ましいビームパターン特性を有
する複合給電方式空中線を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明において、共用する反射鏡に対
向して設けられた放射素子を開口面より見た第1
の一次放射器と第2の一次放射器の配列図、第2
図は第1図に示す第2の一次放射器の無給電終端
放射素子と、給電放射素子に対する給電系統図、
第3図は第2の一次放射器の放射素子群を上下に
複数段配列した例を示す図、第4図は第1図に示
す第2の一次放射器による一次放射パターン特性
の実測例を示す図、第5図、第6図、および第7
図は従来の第1の一次放射器および第2の一次放
射器の放射素子の配列図、第8図は上記第7図に
示す第2の一次放射器の放射素子に対する給電系
統図、第9図は上記第5図に示す配列の第2の一
次放射器による一次放射パターン特性の実測例を
示す図である。 1,2……第1の一次放射器の放射素子、3,
4,7,〜10……第2の一次放射器の給電放射
素子、5,6,11〜14……第2の一次放射器
の無給電終端放射素子、15〜22……第2の一
次放射器の給電放射素子、23……等分配器、2
4……移相器、25……方向性結合器、26……
等分配器、27……無反射終端器。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 反射鏡と、該反射鏡を共用する第1の一次放
    射器と、周波数帯の異なる第2の一次放射器とを
    有する空中線において、前記第2の一次放射器
    が、前記第1の一次放射器を中心としてその左右
    両側に所定の距離を置いて各1個づつ設けられた
    左側給電放射素子と、右側給電放射素子と、前記
    左側給電放射素子の左側に所定の距離を置いて設
    けられた左側無給電終端放射素子と、前記右側給
    電放射素子の右側に所定の距離を置いて設けられ
    た右側無給電終端放射素子とからなる一群の放射
    素子群又は該一群の放射素子群が上下方向に複数
    段配列された放射素子群から成ることを特徴とす
    る複合給電方式空中線。
JP9068885A 1985-04-26 1985-04-26 複合給電方式空中線 Granted JPS61251210A (ja)

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JPS61251210A JPS61251210A (ja) 1986-11-08
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