JPH05167580A - ネットワーク管理装置 - Google Patents

ネットワーク管理装置

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Publication number
JPH05167580A
JPH05167580A JP3350433A JP35043391A JPH05167580A JP H05167580 A JPH05167580 A JP H05167580A JP 3350433 A JP3350433 A JP 3350433A JP 35043391 A JP35043391 A JP 35043391A JP H05167580 A JPH05167580 A JP H05167580A
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JP
Japan
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alarm
fault
alarm message
failure
devices
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Application number
JP3350433A
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English (en)
Inventor
Tomoaki Ando
智章 安藤
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 障害箇所の特定を自動的にできるとともに一
定レベルでの障害箇所の特定化を簡単かつ容易に行える
ネットワーク管理装置を得る。 【構成】 ネットワークを構成する機器か回線に障害が
生じると、一定時間内に発生した管理装置10a〜10
dからのアラームメッセージが障害特定キューに順次蓄
積される。障害特定キューに先頭のアラームメッセージ
が蓄積されてから一定時間後に先頭のアラームメッセー
ジを取り出す。障害特定キューに先頭の次のアラームメ
ッセージが蓄積されてから一定時間後に先頭の次のアラ
ームメッセージを取り出す。取り出された2つのアラー
ムメッセージの機器番号及びチャネル番号と障害箇所特
定処理手段11aに記憶させた接続情報及び交換情報に
よって2つのアラームメッセージの関係を導き出す。こ
の導き出された関係と各アラームメッセージにおけるア
ラームコードに対する障害の内容、重要度、及び障害度
等の情報とを用いて、最も障害原因に近いアラームメッ
セージを選別する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、通信ネットワークに
おける障害箇所の特定を自動的に行うことがネットワー
ク管理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、時分割多重化装置、パケット交
換機、回線交換機、ブリッジやルータなどのLAN構成
機器、ホストマシン、端末、及びモデムなどの通信ネッ
トワークを構成する機器毎に、対応した機器の立ち上が
り時のパラメータの設定と、障害箇所の情報の収集及び
蓄積と、機器の状態を監視及び制御とを行う管理装置が
おかれている。これら管理装置を、運用者が監視し、運
用者が、障害箇所の状況を示す情報の傾向や異なる機器
の接続関係を知ったうえで、過去の経験等から総合的に
判断、類推して通信ネットワークにおける障害箇所の根
本原因となっている機器の障害箇所を特定化していた。
【0003】図6は上記した通信ネットワークの管理を
説明するための図であり、多種の機器によって構成され
た実際のネットワーク配置図と、ネットワーク監視の場
面を示している。この図6において、1a〜1hはそれ
ぞれ通信ネットワークを構成する同じ種類の第1の機
器、2a〜2dはそれぞれ通信ネットワークを構成する
同じ種類の第2の機器で、上記第1の機器1a〜1hと
は異なる種類の機器である。3a〜3bはそれぞれ通信
ネットワークを構成する同じ種類の第3の機器で、上記
第1及び第2の機器1a〜1h及び2a〜2dとは異な
る種類の機器である。4a〜4cはそれぞれ通信ネット
ワークを構成する同じ種類の第4の機器で、上記第1な
いし第3の機器1a〜1h、2a〜2d及び3a〜3b
とは異なる種類の機器である。
【0004】そして、この図6に示した通信ネットワー
クにおいては、第1の機器1a及び1bと第2の機器2
aとが、第1の機器1c及び1dと第2の機器2bと
が、第1の機器1e及び1fと第2の機器2cとが、第
1の機器1g及び1hと第2の機器2dとがそれぞれ回
線によって物理的もしくは論理的に接続されているもの
であり、第2の機器2a及び2bと第4の機器4aと
が、第2の機器2c及び第3の機器3aと第4の機器4
bとが、第2の機器2d及び第3の機器3bと第4の機
器4cとがそれぞれ回線によって物理的もしくは論理的
に接続されているものであり、さらに第4の機器4a〜
4c同志が回線によって物理的もしくは論理的に接続さ
れてネットワークを構成しているものであり、例えば、
第1の機器1gと第1の機器1eとが通信を行う場合、
第1の機器1g→第2の機器2d→第4の機器4c→第
4の機器4b→第2の機器2c→第1の機器1eの経路
で継がるものである。
【0005】また、図6において、5は上記第1の機器
1a〜1hにおける立ち上がり時のパラメータの設定
と、障害箇所の情報の収集及び蓄積と、機器の状態を監
視及び制御とを行う第1の管理装置、6は上記第2の機
器2a〜2dにおける立ち上がり時のパラメータの設定
と、障害箇所の情報の収集及び蓄積と、機器の状態を監
視及び制御とを行う第2の管理装置、7は上記第3の機
器3a及び3bにおける立ち上がり時のパラメータの設
定と、障害箇所の情報の収集及び蓄積と、機器の状態を
監視及び制御とを行う第3の管理装置、8は上記第4の
機器4aないし4cにおける立ち上がり時のパラメータ
の設定と、障害箇所の情報の収集及び蓄積と、機器の状
態を監視及び制御とを行う第4の管理装置である。
【0006】次に、このように構成された通信ネットワ
ークの障害箇所の特定化の仕方について説明する。今、
通信ネットワークを構成している第1の機器ないし第4
の機器1a〜1h、2a〜2d、3a、3b、4a〜4
cのいずれかもしくは各機器間の回線に障害が生じたと
する。すると、この障害が生じた機器に直接もしくは回
線等でつながった障害が生じていない第1の機器ないし
第4の機器1a〜1h、2a〜2d、3a、3b、4a
〜4cは、ネットワークの異常を検知、例えば、呼(V
C)の切断を検知したり、応答待タイムアウトやリトラ
イアウトを認識し、この検知あるいは認識した情報を対
応した第1ないし第4の管理装置5ないし8に伝達す
る。
【0007】異常を検知した情報を受けた第1ないし第
4の管理装置5ないし8は、その内容をアラーム、ブザ
ーもしくは表示の変更等によって運用者9に通知する。
運用者9は、これら第1内容を第4の管理装置5ないし
8から得られた情報を、障害を示す機器の分布、障害を
示すアラームメッセージのログ、ネットワークを構成す
る機器の接続関係、及び経験(過去に生じた同様な実
例)に基づき総合的に判断して障害箇所を特定化するも
のである。
【0008】また、近年、通信ネットワークの障害箇所
を判定する方法が提案されている。例えば、特開平2−
311040号公報には、通信ネットワークにおける複
数箇所の障害の有無を表示するアラームパターンから上
記障害の発生源以外の障害波及び箇所の表示を消すため
の消去パターンを予め記憶させたメモリ手段と、通信ネ
ットワークから収集した上記アラームパターンと上記メ
モリ手段から読み出した上記消去パターンとの演算処理
により上記障害発生源を特定する処理手段を備えたもの
が示されている。
【0009】また、特開平2−50540号公報には、
各機器からのアラーム情報をアラーム発生時刻順にアラ
ーム情報列として記憶するアラーム情報蓄積手段と、各
機器と回線とそれらの接続関係を記憶するネットワーク
構成管理データ格納部と、各機器からのアラーム情報の
関連発生の確率を記憶した基本障害データ格納部と、ア
ラーム情報列に対応して障害原因となった装置及び回線
の確率を記憶するネットワーク運用障害履歴データ格納
部と、上記アラーム情報蓄積手段からのアラーム情報列
を上記ネットワーク構成管理データと上記ネットワーク
基本障害データとを用いて相互に関連のあるサブセット
に分類し、サブセットのアラーム情報列と上記ネットワ
ーク運用障害履歴データの中のアラーム情報列との集合
としての一致性を比較して、障害原因として機器又は回
線を判定するネットワーク障害箇所判定手段と、この判
定手段からの障害箇所判定データをネットワーク運用障
害履歴データへ追加して、障害原因となった機器または
回線の確率を更新する障害履歴データ更新手段とを備え
たものが示されている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、上記した図
1に示した従来のものにあっては、運用者が複数の管理
装置5ないし8を監視し、運用者の経験と知識に基づい
て障害箇所が特定されるため、運用者の経験及び知識レ
ベルによらずに常に一定レベルの障害箇所の特定化が図
り難いものであった。また、特開平2−311040号
公報に示されたものにあっては、複数箇所の障害の有無
を表示するアラームパターンとメモリ手段から読み出し
た消去パターンとの演算処理を行うという複雑な処理を
行う必要があり、特開平2−50540号公報に示され
たものにあっては、サブセットのアラーム情報列とネッ
トワーク運用障害履歴データの中のアラーム情報列との
集合としての一致性を比較して、障害原因として機器又
は回線を判定するという複雑な処理を行う必要があっ
た。
【0011】この発明は、上記した点に鑑みてなされた
ものであり、障害箇所の特定を自動的にできるとともに
一定レベルでの障害箇所の特定化を簡単かつ容易に行え
るネットワーク管理装置を得ることを目的とするもので
ある。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明に係わるネット
ワーク管理装置は、ネットワークを構成する複数の機器
を管理する管理装置からの機器番号及びアラームコード
などの要素を有したアラームメッセージを複数蓄積する
障害特定キューを有し、この障害特定キューに蓄積され
た2つのアラームメッセージと上記複数の機器の接続情
報などからなる構成情報とによって障害原因に近いアラ
ームメッセージを選別する障害箇所特定処理手段を設け
たこともある。
【0013】
【作用】この発明にあっては、障害特定キューが管理装
置からの複数のアラームメッセージを蓄積し、障害箇所
特定処理手段が障害特定キューに蓄積された2つのアラ
ームメッセージと機器の構成情報とによって障害特定キ
ューに蓄積された複数のアラームメッセージのうちから
障害原因に近いアラームメッセージを選別し、障害箇所
を示す1つのアラームメッセージを特定せしめる。
【0014】
【実施例】図1ないし図5はこの発明の一実施例を示す
ものである。図1において、10a〜10dはそれぞれ
同じ機種からなる複数の機器における立ち上がり時のパ
ラメータの設定と、障害箇所の情報の収集及び蓄積と、
機器の状態を監視及び制御とを行う管理装置で、図6に
示した第1ないし第4の管理装置5ないし8に相当する
ものであり、図3に示すように機器番号、チャネル番
号、及びアラームコードなどの要素を有したアラームメ
ッセージ100を出力するものである。11はそれぞれ
の管理装置10a〜10dとのプロトコルにおいてアラ
ームメッセージを収集するこの発明の実施例となるネッ
トワーク管理装置で、上記管理装置10a〜10dと通
信を行い、図5に示したフローチャートに基づいた処理
を行って障害箇所の特定処理を行う障害箇所特定処理手
段11aと、上記管理装置10a〜10dからのアラー
ムメッセージ100を受け、障害箇所特定処理手段11
aとの間でマン・マシン・インターフェースを実現する
ためのインターフェース手段11bとによって構成され
ているものである。なお、障害箇所特定処理手段11a
にはアラームメッセージ100におけるアラームコード
に対応する付加情報、重要度、種別、対応する日本語、
他のアラームコードとの関係等の固定的な情報を記憶さ
せてあるものである。
【0015】そして、上記管理装置10a〜10dから
のアラームメッセージ100は、図2に示すように障害
箇所特定処理手段11aにおける障害特定キュー200
に順次蓄積されるものであり、障害特定キュー200は
ファースト・イン、ファースト・アウト(First−in、
First−out)であり、複数のアラームメッセージ10
0a〜100eを蓄積できるとともに途中のアラームメ
ッセージ100a〜100eの書き換えも可能なもので
ある。
【0016】また、図4は図1に示した管理装置10a
〜10dによる管理対象となっている機器及びそれらの
接続をモデル化して示したものであり、KA1及びKA
2はそれぞれ通信ネットワークを構成する同じ種類の機
器で、機器番号をも示している。KB1及びKB2はそ
れぞれ通信ネットワークを構成する同じ種類の機器で、
機器番号をも示しているとともに上記機器KA1及びK
A2とは異なる種類の機器である。KC1及びKC2は
それぞれ通信ネットワークを構成する同じ種類の機器
で、機器番号をも示しているとともに上記機器KA1、
KA2、KB1及びKB2とは異なる種類の機器であ
る。
【0017】CH0は上記機器KA2のチャネルで、チ
ャネル番号をも示している。CH1は上記機器KA1の
チャネルで、チャネル番号をも示している。CH2及び
CH3は上記機器KB1のチャネルで、チャネル番号を
も示している。CH4及びCH5は上記機器KC1のチ
ャネルで、チャネル番号をも示している。CH6及びC
H7は上記機器KC2のチャネルで、チャネル番号をも
示している。CH8及びCH9は上記機器KB2のチャ
ネルで、チャネル番号をも示している。
【0018】300は上記各機器とチャネルとの間の接
続の情報を示す接続情報で、どの2つの機器の互いのチ
ャネル間に接続関係があるかを示したものであり、例え
ば、“KA1・CH1−KB1・CH2”は機器KA1
のチャネルCH1が機器KB1のチャネルCH2に接続
されていることを示すデータであり、上記ネットワーク
管理装置11の障害箇所特定処理手段11a内に記憶さ
せてあるものである。400は1つの機器内部において
のチャネルの接続を示す交換情報で、例えば“CH2−
CH3”は機器KB1内のチャネルCH2とチャネルC
H3が互いに機器KB1内で交換する関係をもっている
ことを示すデータであり、上記ネットワーク管理装置1
1の障害箇所特定処理手段11a内に記憶させてあるも
のである。
【0019】つぎに、上記のように構成したネットワー
ク管理装置11の動作について、図5に示したフローチ
ャートに基づいて説明する。通信ネットワークを構成し
ている複数の機器のいずれかもしくは各機器間の回線に
障害が生じると、一定時間内にこの通信ネットワーク内
で発生した管理装置10a〜10dからのアラームメッ
セージ100a〜100eがネットワーク管理装置11
の障害箇所特定処理手段11aにおける障害特定キュー
200に、図2に示すように順次蓄積されるとともに、
障害箇所特定処理手段11aがステップS1からの処理
を行なうことになる。この時、障害箇所特定処理手段1
1aは、障害特定キュー200にアラームメッセージ1
00a〜100eが蓄積されるたびごとに内蔵のタイマ
を動作させ、アラームメッセージ100a〜100eご
とに対応させて時間をカウントアップさせている。
【0020】ステップS1ではネットワーク管理装置1
1の障害箇所特定処理手段11aが障害特定キュー20
0にアラームメッセージ100a〜100eが蓄積され
ているか否かを判定するが、今、アラームメッセージ1
00a〜100eが蓄積されたことにより処理が始まっ
たので、アラームメッセージ100a〜100eが蓄積
されていると判定してステップS2に進む。ステップS
2では、タイマが障害特定キュー200に先頭のアラー
ムメッセージ100aが蓄積されてから一定時間後にタ
イムアウトしてトリガを発生したのを障害箇所特定処理
手段11aが受け、この障害箇所特定処理手段11aが
障害特定キュー200から先頭のアラームメッセージ1
00aを取り出し、ステップS3に進む。この時のタイ
マにおける一定時間は単一のネットワーク障害の際に非
同期に現れるアラームメッセージを受け入れることので
きる最小の時間以上であれば良いが、あまり大きくない
時間が目安となる。
【0021】ステップS3では、タイマが障害特定キュ
ー200に先頭の次のアラームメッセージ100bが蓄
積されてから一定時間後にタイムアウトしてトリガを発
生したのを障害箇所特定処理手段11aが受け、この障
害箇所特定処理手段11aが障害特定キュー200から
先頭の次のアラームメッセージ100bを取り出す。こ
のステップS3では障害特定キュー200に蓄積された
他のアラームメッセージ100c〜100eについても
タイマが蓄積されてから一定時間後にトリガを出力して
取り出される。
【0022】ステップS4では、ステップS3にて障害
特定キュー200から取り出された2つのアラームメッ
セージ100aと100bにおける機器番号及びチャネ
ル番号と、障害箇所特定処理手段11aに記憶させた図
4に示した接続情報300及び交換情報400とによっ
て2つのアラームメッセージ100aと100bとの関
係を障害箇所特定処理手段11aが導き出す。例えば、
先頭のアラームメッセージ100aが、アラームを発生
した機器番号としてKC2を、アラームを示すチャネル
番号としてCH6を、アラームコードとしてerror
100を有しており、次のアラームメッセージ100b
が、アラームを発生した機器番号としてKC2を、アラ
ームを示すチャネル番号としてCH7を、アラームコー
ドとしてerror101を有していたとすると、アラ
ームを発生した機器は機器番号KC2を持つ機器KC2
と同一であり、アラームを発生した機器のチャネルはチ
ャネル番号CH6とCH7を持つチャネルCH6とチャ
ネルCH7であるとともに、これらチャネルCH6とC
H7とは交換情報400と照らし合わされることによっ
て機器KC2内で交換される関係にあることが導き出さ
れることになる。
【0023】ステップS5では、ステップS4で導かれ
た2つのアラームメッセージ100a及び100bの関
係と各アラームメッセージ100a、100bが持つ属
性、つまり、アラームメッセージにおけるアラームコー
ドerror100、error101に対する障害箇
所特定処理手段11aに記憶された障害の内容、重要
度、及び障害度等の情報とを用いて、所定のルールに従
って最も障害原因に近いアラームメッセージを選別する
障害の特定処理を行う。なお、上記所定のルールは、こ
の実施例において、(1)2つのアラームメッセージ10
0aと100bに対して比較した結果を付与する、(2)
各々の比較した結果は、他のアラームメッセージと比較
される際に更新されるが、以前に付与された比較結果よ
り重要な方向への更新はない等のルールである。
【0024】そして、ステップS6にて、障害特定キュ
ー200に次のアラームメッセージがあるか否かを判定
する。この例では、5番目のアラームメッセージは10
0eまで障害特定キュー200に蓄積されているのでス
テップS1に戻り、ステップS2及びステップS3を介
してステップS4に進み、このステップS4で、障害特
定キュー200から取り出された先頭のアラームメッセ
ージ100aと3番目のアラームメッセージ100cに
おける機器番号及びチャネル番号と、障害箇所特定処理
手段11aに記憶させた接続情報300及び交換情報4
00とによって2つのアラームメッセージ100aと1
00cとの関係を障害関係特定処理手段11aが導き出
し、ステップS5に進む。
【0025】ステップS5では、ステップS4で導かれ
た2つのアラームメッセージ100a及び100cの関
係と各アラームメッセージ100a、100cが持つ属
性とを用いて、所定のルールに従って最も障害原因に近
いアラームメッセージを選別する障害の特定処理を行な
い、ステップS6を介してステップS1に戻る。この一
連の処理は、先頭のアラームメッセージ100aと4番
目のアラームメッセージ100d、先頭のアラームメッ
セージ100aと5番目のアラームメッセージ100e
と順次行われ、先頭のアラームメッセージ100aと5
番目のアラームメッセージ100eとの処理が終了する
と、ステップS7に進んで先頭のアラームメッセージ1
00aが障害特定キュー200から削除され、ステップ
S1に戻る。
【0026】そして、ステップS2及びS3を介してス
テップS4に進み、障害特定キュー200から取り出さ
れた2番目のアラームメッセージ100bと3番目のア
ラームメッセージ100cにおける機器番号及びチャネ
ル番号と、障害箇所特定処理手段11aに記憶させた接
続情報300及び交換情報400とによって2つのアラ
ームメッセージ100bと100cとの関係を障害関係
特定処理手段11aが導き出し、ステップS5に進み、
ステップS4で導かれた2つのアラームメッセージ10
0b及び100cの関係と各アラームメッセージ100
b、100cが持つ属性とを用いて、特定のルールに従
って最も障害原因に近いアラームメッセージを選別する
障害の特定処理を行ない、ステップS6を介してステッ
プS1に戻る。
【0027】この一連の処理は、2番目のアラームメッ
セージ100bと4番目のアラームメッセージ100
d、2番目のアラームメッセージ100bと5番目のア
ラームメッセージ100eと順次行われ、2番目のアラ
ームメッセージ100aがステップS7にて障害特定キ
ュー200から削除され、次に、3番目のアラームメッ
セージ100cと4番目のアラームメッセージ100
d、3番目のアラームメッセージ100cと5番目のア
ラームメッセージ100eと順次行われ、さらに、4番
目のアラームメッセージ100dと5番目のアラームメ
ッセージ100eとが行われる。そして、障害特定キュ
ー200からアラームメッセージがすべて削除されるこ
とになり、ステップS1にて障害特定キュー200が空
であるとして一連の処理が終了するものである。
【0028】要するに、上記ネットワーク管理装置11
は、管理装置10a〜10dからのネットワークを構成
する機器もしくは回線の障害を検知したことによるアラ
ームメッセージ100a〜100eを障害特定キュー2
00に蓄積した場合、アラームメッセージ100aと1
00b、100aと100c、100aと100d、1
00aと100e、100bと100c、100bと1
00d、100bと100e、100cと100d、1
00cと100e、100dと100eの順番に、2つ
のアラームメッセージを図5に示したステップS4及び
S5によってどちらのアラームメッセージがより障害の
根本原因に近いかを示す障害の度合いを決定するための
特定処理するものである。その結果、障害特定キュー2
00に蓄積されたアラームメッセージは全てが比較の対
象とされ、2つのアラームメッセージごとにどちらがよ
り根本原因に近いかを判断する上記した特定処理が施さ
れるため、最も障害原因に近いアラームメッセージが選
別されることになり、最終的に障害箇所を示す1つのア
ラームメッセージが特定、絞り込まれることになるもの
である。
【0029】なお、上記実施例については、通信ネット
ワークにおけるネットワーク管理装置について説明した
が、プラントの運転上関連のある機器もしくはプロセス
にて構成されるネットワークにおけるネットワーク管理
装置として適用しても良く、この場合、機器もしくはプ
ロセス間を接続情報もしくは交換情報とし、各機器もし
くは各プロセスが発生するアラームを処理し、制御すれ
ば良いものである。
【0030】
【発明の効果】この発明は、以上に述べたように、ネッ
トワークを構成する複数の機器を管理する管理装置から
の機器番号及びアラームコードなどの要素を有したアラ
ームメッセージを複数蓄積する障害特定キューを有し、
この障害特定キューに蓄積された2つのアラームメッセ
ージと上記複数の機器の接続情報などからなる構成情報
とによって障害原因に近いアラームメッセージを選別す
る障害箇所特定処理手段を設けたものとしたので、障害
箇所の特定を自動的にできるとともに運用者のレベルに
かかわらず一定レベルでの障害箇所の特定化を簡単かつ
容易に行えるという効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示すネットワーク管理装
置11と複数の管理装置10a〜10dとの接続関係を
示す図。
【図2】この発明の一実施例における複数のアラームメ
ッセージ100a〜100eが蓄積された障害特定キュ
ー200を示す図。
【図3】この発明の一実施例において用いられるアラー
ムメッセージ100を示す図。
【図4】この発明の一実施例における管理装置10a〜
10dによる管理対象となっている機器及びそれらの接
続をモデル化したものと、各機器とチャネルとの間の接
続の情報を示す接続情報300と、1つの機器内部にお
いてのチャネルの接続を示す交換情報400とを示す
図。
【図5】この発明の一実施例における障害特定処理を示
すフローチャート。
【符号の説明】
10a〜10d 管理装置 11 ネットワーク管理装置 11a 障害箇所特定処理手段 11b インターフェース手段 100 アラームメッセージ 100a〜100e アラームメッセージ 200 障害特定キュー 300 接続情報 400 交換情報
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年6月8日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明に係わるネット
ワーク管理装置は、ネットワークを構成する複数の機器
を管理する管理装置からの機器番号及びアラームコード
などの要素を有したアラームメッセージを複数蓄積する
障害特定キューを有し、この障害特定キューに蓄積され
た2つのアラームメッセージと上記複数の機器の接続情
報などからなる構成情報とによって障害原因に近いアラ
ームメッセージを選別する障害箇所特定処理手段を設け
たことある。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正内容】
【0020】ステップS1ではネットワーク管理装置1
1の障害箇所特定処理手段11aが障害特定キュー20
0にアラームメッセージ100a〜100eが蓄積され
ているか否かを判定するが、今、アラームメッセージ1
00a〜100eが蓄積されたことにより処理が始まっ
たので、アラームメッセージ100a〜100eが蓄積
されていると判定してステップS2に進む。ステップS
2では、タイマが障害特定キュー200に先頭のアラー
ムメッセージ100aが蓄積されてから一定時間後にタ
イムアウトしてトリガを発生したのを障害箇所特定処理
手段11aが受け、この障害箇所特定処理手段11aが
障害特定キュー200から先頭のアラームメッセージ1
00aを取り出し、ステップS3に進む。この時のタイ
マにおける一定時間は単一のネットワーク障害の際に非
同期に現れるアラームメッセージを受け入れることので
きる最小の時間以上であれば良いが、あまり大きくない
時間が目安となる。ステップS2の処理を行なう際は、
取り出すアラームメッセージ100a〜100eのそれ
ぞれ対応するタイムアウトがトリガとなる。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】変更
【補正内容】
【0021】ステップS3では、障害箇所特定処理手段
11aが障害特定キュー200から先頭の次のアラーム
メッセージ100bを取り出す。このステップS3では
障害特定キュー200に蓄積された他のアラームメッセ
ージ100c〜100eについても取り出される。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0024
【補正方法】変更
【補正内容】
【0024】そして、ステップS6にて、障害特定キュ
ー200に次のアラームメッセージがあるか否かを判定
する。この例では、5番目のアラームメッセージは10
0eまで障害特定キュー200に蓄積されているのでス
テップSに戻り、ステップS3を介してステップS4
に進み、このステップS4で、障害特定キュー200か
ら取り出された先頭のアラームメッセージ100aと3
番目のアラームメッセージ100cにおける機器番号及
びチャネル番号と、障害箇所特定処理手段11aに記憶
させた接続情報300及び交換情報400とによって2
つのアラームメッセージ100aと100cとの関係を
障害関係特定処理手段11aが導き出し、ステップS5
に進む。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0025
【補正方法】変更
【補正内容】
【0025】ステップS5では、ステップS4で導かれ
た2つのアラームメッセージ100a及び100cの関
係と各アラームメッセージ100a、100cが持つ属
性とを用いて、所定のルールに従って最も障害原因に近
いアラームメッセージを選別する障害の特定処理を行な
い、ステップS6を介してステップSに戻る。この一
連の処理は、先頭のアラームメッセージ100aと4番
目のアラームメッセージ100d、先頭のアラームメッ
セージ100aと5番目のアラームメッセージ100e
と順次行われ、先頭のアラームメッセージ100aと5
番目のアラームメッセージ100eとの処理が終了する
と、ステップS7に進んで先頭のアラームメッセージ1
00aが障害特定キュー200から削除され、ステップ
S1に戻る。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図6
【補正方法】追加
【補正内容】
【図6】従来の通信ネットワークの管理を説明するため
の図。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークを構成する複数の機器を管
    理する管理装置からの機器番号及びアラームコードなど
    の要素を有したアラームメッセージを複数蓄積する障害
    特定キューを有し、この障害特定キューに蓄積された2
    つのアラームメッセージと上記複数の機器の接続情報な
    どからなる構成情報とによって障害原因に近いアラーム
    メッセージを選別する障害箇所特定処理手段を設けたこ
    とを特徴とするネットワーク管理装置。
JP3350433A 1991-12-11 1991-12-11 ネットワーク管理装置 Pending JPH05167580A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3350433A JPH05167580A (ja) 1991-12-11 1991-12-11 ネットワーク管理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3350433A JPH05167580A (ja) 1991-12-11 1991-12-11 ネットワーク管理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05167580A true JPH05167580A (ja) 1993-07-02

Family

ID=18410468

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3350433A Pending JPH05167580A (ja) 1991-12-11 1991-12-11 ネットワーク管理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05167580A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004002115A1 (ja) * 2002-06-21 2003-12-31 Fujitsu Limited 伝送装置の監視システム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004002115A1 (ja) * 2002-06-21 2003-12-31 Fujitsu Limited 伝送装置の監視システム

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