JPH0516742A - 自動車用プラスチツク製装飾体およびその製法 - Google Patents
自動車用プラスチツク製装飾体およびその製法Info
- Publication number
- JPH0516742A JPH0516742A JP3202486A JP20248691A JPH0516742A JP H0516742 A JPH0516742 A JP H0516742A JP 3202486 A JP3202486 A JP 3202486A JP 20248691 A JP20248691 A JP 20248691A JP H0516742 A JPH0516742 A JP H0516742A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- decorative body
- plastic
- plastic decorative
- air dam
- net shape
- Prior art date
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- Pending
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- Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
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- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 自動車用プラスチック製装飾体およびその製
法に関する。 【構成】 あらかじめ製作されたプラスチック製装飾体
の裏面に、金属製網状物を載置し、熱板を加熱圧着して
その金属製網状物をプラスチック製装飾体に一体化した
ことを特徴とする自動車用プラスチック製装飾体、およ
びあらかじめ製作されたプラスチック製装飾体の裏面
に、金属製網状物を載置し、熱板を加熱圧着してその金
属製網状物をプラスチック製装飾体に一体化することを
特徴とする自動車用プラスチック製装飾体の製法。
法に関する。 【構成】 あらかじめ製作されたプラスチック製装飾体
の裏面に、金属製網状物を載置し、熱板を加熱圧着して
その金属製網状物をプラスチック製装飾体に一体化した
ことを特徴とする自動車用プラスチック製装飾体、およ
びあらかじめ製作されたプラスチック製装飾体の裏面
に、金属製網状物を載置し、熱板を加熱圧着してその金
属製網状物をプラスチック製装飾体に一体化することを
特徴とする自動車用プラスチック製装飾体の製法。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、自動車用プラスチッ
ク製装飾体およびその製法に関するものである。
ク製装飾体およびその製法に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】自動車のプラスチック製外装品を、自動
車ボディーを構成する板金材の線膨張率に近ずけるため
に、そのプラスチック製外装品の成形時、成形用金型内
に金属製網状物をセットし同時成形する技術として、本
件出願人の出願にかかる特願昭６３−３６６３２号「自
動車の外装装飾体とその製造方法」、特願平１−２２６
３１２号「自動車の外装装飾体の製造方法およびそれに
用いる金属製網状物」があるが、これらの技術の製法に
より製造されるプラスチック製装飾体は、成形時、成形
金型内での冷却工程において、とくに平坦で肉薄形状の
ものにおいては、成形収縮から起きる寸法変化により一
部に変形が生じる問題があった。
車ボディーを構成する板金材の線膨張率に近ずけるため
に、そのプラスチック製外装品の成形時、成形用金型内
に金属製網状物をセットし同時成形する技術として、本
件出願人の出願にかかる特願昭６３−３６６３２号「自
動車の外装装飾体とその製造方法」、特願平１−２２６
３１２号「自動車の外装装飾体の製造方法およびそれに
用いる金属製網状物」があるが、これらの技術の製法に
より製造されるプラスチック製装飾体は、成形時、成形
金型内での冷却工程において、とくに平坦で肉薄形状の
ものにおいては、成形収縮から起きる寸法変化により一
部に変形が生じる問題があった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記の既出願の製法に
より製造されるプラスチック製装飾体の成形時、成形金
型内での冷却工程において、成形収縮から起きる寸法変
化により変形が生じる問題を解決すことを解決課題とす
るもので、通常の射出成形により成形され、既に冷却さ
れたプラスチック製装飾体に、金属製網状物を溶着し線
膨張率のきわめて小さいプラスチック装飾体を得ること
を目的とするものである。
より製造されるプラスチック製装飾体の成形時、成形金
型内での冷却工程において、成形収縮から起きる寸法変
化により変形が生じる問題を解決すことを解決課題とす
るもので、通常の射出成形により成形され、既に冷却さ
れたプラスチック製装飾体に、金属製網状物を溶着し線
膨張率のきわめて小さいプラスチック装飾体を得ること
を目的とするものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】あらかじめ製作されたプ
ラスチック製装飾体の裏面に、金属製網状物を載置し、
熱板を加熱圧着して、その金属製網状物をプラスチック
製装飾体に一体化したことを特徴とする自動車用プラス
チック製装飾体およびあらかじめ製作されたプラスチッ
ク製装飾体の裏面に、金属製網状物を載置し、熱板を加
熱圧着してその金属製網状物をプラスチック製装飾体に
一体化することを特徴とする自動車用プラスチック製装
飾体の製法。
ラスチック製装飾体の裏面に、金属製網状物を載置し、
熱板を加熱圧着して、その金属製網状物をプラスチック
製装飾体に一体化したことを特徴とする自動車用プラス
チック製装飾体およびあらかじめ製作されたプラスチッ
ク製装飾体の裏面に、金属製網状物を載置し、熱板を加
熱圧着してその金属製網状物をプラスチック製装飾体に
一体化することを特徴とする自動車用プラスチック製装
飾体の製法。
【０００５】
【作用】あらかじめ製作され冷却されたプラスチック製
装飾体の裏面に、金属製網状物を溶着させることによ
り、前記既出願の成形用金型に金属製網状物をセットし
て同時成形した製品と同様の強度を有し、形状により変
形することがないプラスチック製装飾体を得るものであ
り、またそれを効率的に製造することができる。
装飾体の裏面に、金属製網状物を溶着させることによ
り、前記既出願の成形用金型に金属製網状物をセットし
て同時成形した製品と同様の強度を有し、形状により変
形することがないプラスチック製装飾体を得るものであ
り、またそれを効率的に製造することができる。
【０００６】
【実施例】図１は、自動車(A) の外観図であり、この自
動車(A) のボディーを形成する板金部分に組み付けられ
るプラスチック製装飾体としては、ルーフモール(1) 、
ドアガーニッシュ(2) 、エアダム(3) などがある。図２
はドアガーニッシュ(2) 、図３はエアダム(3) のそれぞ
れの裏面を示し、ともに金属製網状物(4) を加熱圧着し
た部分を示している。この金属製網状物(4) は図４に示
す長尺状の金網(5)から、所望のプラスチック製装飾体
の必要な長さ寸法に見合うように裁断して使用する。以
下、プラスチック製装飾体としてエアダム(3) を実施例
として説明する。すなわち図５は熱板加圧によりプラス
チック製装飾体であるエアダム(3) と金属製網状物(4)
を一体化溶着する例を説明するもので、上治具(6) の取
り付け板(7) には加熱容量の充分なヒーター(8) を内蔵
した熱板(9) が取り付けられ、押え板(10)の押え面(1
0') はエアダム(3) 裏面の形状を型取っており、それに
溶着時において溶融樹脂の付着が起きないように、フッ
素系樹脂などで溌水性のよい表面処理を施してある。下
治具(6')にはエアダム(3) を冷やす冷却パイプ(11)が設
けられてあり、エアダム(3) 表面の熱による影響を取り
除くようになっている。上治具(6) はこの製品の連続組
み付けのためには、常時、設定温度まで加熱されている
もので、この設定温度はプラスチック製装飾体の合成樹
脂材の溶融温度に設定する。
動車(A) のボディーを形成する板金部分に組み付けられ
るプラスチック製装飾体としては、ルーフモール(1) 、
ドアガーニッシュ(2) 、エアダム(3) などがある。図２
はドアガーニッシュ(2) 、図３はエアダム(3) のそれぞ
れの裏面を示し、ともに金属製網状物(4) を加熱圧着し
た部分を示している。この金属製網状物(4) は図４に示
す長尺状の金網(5)から、所望のプラスチック製装飾体
の必要な長さ寸法に見合うように裁断して使用する。以
下、プラスチック製装飾体としてエアダム(3) を実施例
として説明する。すなわち図５は熱板加圧によりプラス
チック製装飾体であるエアダム(3) と金属製網状物(4)
を一体化溶着する例を説明するもので、上治具(6) の取
り付け板(7) には加熱容量の充分なヒーター(8) を内蔵
した熱板(9) が取り付けられ、押え板(10)の押え面(1
0') はエアダム(3) 裏面の形状を型取っており、それに
溶着時において溶融樹脂の付着が起きないように、フッ
素系樹脂などで溌水性のよい表面処理を施してある。下
治具(6')にはエアダム(3) を冷やす冷却パイプ(11)が設
けられてあり、エアダム(3) 表面の熱による影響を取り
除くようになっている。上治具(6) はこの製品の連続組
み付けのためには、常時、設定温度まで加熱されている
もので、この設定温度はプラスチック製装飾体の合成樹
脂材の溶融温度に設定する。
【０００７】つぎにエアーシリンダー(12)で加圧し上治
具(6) を下治具(6')に圧締し、エアダム(3) 中に金属製
網状物(4) が埋め込まれた状態にする。図７は図６にお
けるａ−ａ’線断面を示し、組み付け後のエアダム(3)
の断面である。このように完全にエアダム(3) 中に金属
製網状物(4) が埋め込まれた状態となる。図６のエアダ
ム(3) は前述の既出願の技術で得られたプラスチックス
製装飾体と同様に、金属製網状物(4) の効力できわめて
線膨張率の小さいプラスチック製装飾体とすることがで
きる。これはエアダム(3) において、その成形収縮、成
形後の熱収縮による寸法変化と、形状要素との絡み合い
から生じる変形が生じることなく、常に一定の規格に合
う精度を有する形状と構成を維持することができる。な
おこの発明は他の用途にも応用可能である。
具(6) を下治具(6')に圧締し、エアダム(3) 中に金属製
網状物(4) が埋め込まれた状態にする。図７は図６にお
けるａ−ａ’線断面を示し、組み付け後のエアダム(3)
の断面である。このように完全にエアダム(3) 中に金属
製網状物(4) が埋め込まれた状態となる。図６のエアダ
ム(3) は前述の既出願の技術で得られたプラスチックス
製装飾体と同様に、金属製網状物(4) の効力できわめて
線膨張率の小さいプラスチック製装飾体とすることがで
きる。これはエアダム(3) において、その成形収縮、成
形後の熱収縮による寸法変化と、形状要素との絡み合い
から生じる変形が生じることなく、常に一定の規格に合
う精度を有する形状と構成を維持することができる。な
おこの発明は他の用途にも応用可能である。
【０００８】
【発明の効果】この発明は、プラスチック製装飾体の形
状要素にかかわり無く、変形の無い、きわめて自動車用
ボディー形成板金材部分に近い線膨張率を有し、高品
質、高精度の自動車用プラスチック製装飾体を得ること
ができる。
状要素にかかわり無く、変形の無い、きわめて自動車用
ボディー形成板金材部分に近い線膨張率を有し、高品
質、高精度の自動車用プラスチック製装飾体を得ること
ができる。
【図１】自動車の概観図。
【図２】ドアガーニッシュの裏面図。
【図３】エアダムの裏面図。
【図４】網状物を形成する長尺状の金網の斜視図。
【図５】この発明のプラスチック製装飾体の形成工程の
説明図。
説明図。
【図６】この発明の完成したプラスチック製装飾体の裏
面斜視図。
面斜視図。
【図７】図６のａ−ａ’線における拡大断面図。
(A) 自動車
(1) ルーフモール
(2) ドアガーニッシュ
(3) エアダム
(4) 金属製網状物
(6) 上治具
(6') 下治具
(7) 取り付け板
(8) ヒーター
(9) 熱板
(10) 押え板
(10') 押え面
(11) 冷却パイプ
(12) エアーシリンダー
Claims (2)
- 【請求項１】 あらかじめ製作されたプラスチック製装
飾体の裏面に、金属製網状物を載置し、熱板を加熱圧着
してその金属製網状物をプラスチック製装飾体に一体化
したことを特徴とする自動車用プラスチック製装飾体。 - 【請求項２】 あらかじめ製作されたプラスチック製装
飾体の裏面に、金属製網状物を載置し、熱板を加熱圧着
してその金属製網状物をプラスチック製装飾体に一体化
することを特徴とする自動車用プラスチック製装飾体の
製法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3202486A JPH0516742A (ja) | 1991-07-17 | 1991-07-17 | 自動車用プラスチツク製装飾体およびその製法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3202486A JPH0516742A (ja) | 1991-07-17 | 1991-07-17 | 自動車用プラスチツク製装飾体およびその製法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0516742A true JPH0516742A (ja) | 1993-01-26 |
Family
ID=16458303
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3202486A Pending JPH0516742A (ja) | 1991-07-17 | 1991-07-17 | 自動車用プラスチツク製装飾体およびその製法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0516742A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100644926B1 (ko) * | 2005-08-30 | 2006-11-10 | 강명호 | 분리형 금형을 구비한 사출장치 및 그 제어방법 |
| KR100644920B1 (ko) * | 2005-03-24 | 2006-11-10 | 김동학 | 사출 성형기용 금형장치 |
| CN112810011A (zh) * | 2020-12-30 | 2021-05-18 | 上海圣奎机械科技有限公司 | 用于a级防火保温板的生产设备 |
-
1991
- 1991-07-17 JP JP3202486A patent/JPH0516742A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100644920B1 (ko) * | 2005-03-24 | 2006-11-10 | 김동학 | 사출 성형기용 금형장치 |
| US7540989B2 (en) | 2005-03-24 | 2009-06-02 | Myung-Ho Kang | Method of using injection molding machine |
| US7740473B2 (en) | 2005-03-24 | 2010-06-22 | Myung-Ho Kang | Injection molding machine with heating plate |
| KR100644926B1 (ko) * | 2005-08-30 | 2006-11-10 | 강명호 | 분리형 금형을 구비한 사출장치 및 그 제어방법 |
| WO2007026987A1 (en) * | 2005-08-30 | 2007-03-08 | Myung-Ho Kang | Injection molding apparatus having separation type mold and controlling method thereof |
| US7670539B2 (en) | 2005-08-30 | 2010-03-02 | Myung-Ho Kang | Method and apparatus of injection molding using a heat-transfer enhancing layer |
| CN112810011A (zh) * | 2020-12-30 | 2021-05-18 | 上海圣奎机械科技有限公司 | 用于a级防火保温板的生产设备 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |