JPH0516660A - 車両用脱臭芳香装置 - Google Patents

車両用脱臭芳香装置

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JPH0516660A
JPH0516660A JP3194886A JP19488691A JPH0516660A JP H0516660 A JPH0516660 A JP H0516660A JP 3194886 A JP3194886 A JP 3194886A JP 19488691 A JP19488691 A JP 19488691A JP H0516660 A JPH0516660 A JP H0516660A
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smoking
vehicle
blower fan
sensor
deodorizing
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JP3194886A
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Toshio Harada
利雄 原田
Shinichi Hara
慎一 原
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Bosch Corp
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Zexel Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 人体に有害な二酸化窒素や、悪臭などを発生
させることのない車両用脱臭芳香装置を提供する。 【構成】 オゾンを生成するオゾナイザ13と、オゾン
をそのまゝ車室内に放出しないように分解するオゾン分
解触媒16と、送風ファン15とを備え、内気を清浄化
して車室内に放出する車両用脱臭装置である。喫煙を感
知するセンサ17と、喫煙終了を感知するセンサ19と
が設けられ、喫煙を感知してから喫煙終了を感知するま
での間は、オゾナイザ13及び送風ファン15を休止さ
せるように構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車両用脱臭芳香装置に係
り、特に車室内で喫煙した場合に、脱臭、芳香を自動的
に停止する機能を備えた車両用脱臭芳香装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、オゾンを生成するオゾナイザ
と、オゾンを車室内にそのまゝ放出しないように分解す
るオゾン分解触媒と、送風ファンとを備え、内気を清浄
化して車室内に放出する車両用脱臭装置や、種々の芳香
を発する芳香器と、送風ファンとを備え、内気に香りを
混入して車室内に放出する車両用芳香装置などは知られ
ている。これらはそれぞれ独立して又は組合せて使用さ
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
脱臭装置では、脱臭装置の作動中に車室内で喫煙する
と、喫煙時に発生する一酸化窒素(NO)とオゾン(O
3 )とが反応して、人体に有害な二酸化窒素(NO2
が発生するという問題がある。
【0004】また、従来の芳香装置では、芳香装置の作
動中に車室内で喫煙すると、煙草臭と芳香とが混在し
て、かえって悪臭が発生するという問題がある。
【0005】これを解消するには、二酸化窒素(N
2 )を除去するアルカリ性のフィルタを設ければよい
が、これだと圧力損失が増大すると共に、フィルタを定
期的に交換しなければならないという問題が生じる。
【0006】そこで、本発明の目的は、上述した従来の
技術が有する問題点を解消し、人体に有害な二酸化窒素
(NO2 )や、悪臭を発生させることのない車両用脱臭
芳香装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、オゾンを生成するオゾナイザと、オゾン
をそのまゝ車室内に放出しないように分解するオゾン分
解触媒と、送風ファンとを備え、内気を清浄化して車室
内に放出する車両用脱臭装置において、喫煙を感知する
センサと、喫煙終了を感知するセンサとを設け、喫煙を
感知してから喫煙終了を感知するまでの間は、オゾナイ
ザ及び送風ファンを休止させるように構成したことを特
徴とするものである。
【0008】また、他の発明は、種々の芳香を発する芳
香器と、送風ファンとを備え、内気に香りを混入して車
室内に放出する車両用芳香装置において、喫煙を感知す
るセンサと、喫煙終了を感知するセンサとを設け、喫煙
を感知してから喫煙終了を感知するまでの間は、芳香器
及び送風ファンを休止させるように構成したことを特徴
とするものである。
【0009】
【作用】本発明によれば、喫煙を感知するセンサにより
喫煙を感知してから、喫煙終了を感知するセンサにより
喫煙終了を感知するまでの間は、オゾナイザ及び送風フ
ァン、あるいは芳香器及び送風ファンを休止させるよう
にしたので、人体に有害な二酸化窒素(NO2 )や、悪
臭などが発生することはなく、極めて快適な車室内の空
気調和が行われる。
【0010】
【実施例】以下、本発明による車両用脱臭芳香装置の一
実施例を図1乃至図4を参照して説明する。
【0011】図1において、1は脱臭ユニットを、3は
芳香ユニットを示し、使用に際しては、脱臭ユニット1
の凹所1a内に、芳香ユニット3を嵌め込むように構成
されている。脱臭ユニット1には、図2に示すように、
12〔V〕電源Eを含む制御部11が設けられ、この制
御部11には、トランス12を介してオゾンを発生させ
るオゾナイザ13が接続されると共に、矢印Aの方向に
空気流を発生させる送風ファン15が接続されている。
16はオゾンを車室内にそのまゝ放出しないようにそれ
を分解するオゾン分解触媒である。
【0012】また、この実施例によれば、喫煙を感知す
るための応答の速い炎センサ17が設けられると共に、
喫煙終了を感知するためのガスセンサ19が設けられ、
これらはそれぞれ制御部11に接続されている。炎セン
サ17には、赤外線式のものなどが使用され、ガスセン
サ19には、煙草の主流煙、副流煙中に含まれる成分を
検出するもの(Sn 2 の抵抗変化を検出する半導体ガ
スセンサなど)や、定電位電解式のNO2 センサなどが
使用されている。
【0013】次に、図3を参照して実施例の作用を説明
する。
【0014】スタートして電源Eが投入されると(ステ
ップ1)、制御部11内のタイマーが作動する(ステッ
プ2)。このタイマーは3時間タイマーであり、この間
は、まず炎センサ17により、喫煙の有無が連続的にチ
ェックされる(ステップ3)。喫煙が無ければ、脱臭が
開始され(ステップ4)、その後は、脱臭モードで制御
される(ステップ5)。この脱臭モードは、オゾン(O
3 )を生成するオゾナイザ13と、オゾン(O3 )をそ
のまゝ車室内に放出しないように分解するオゾン分解触
媒16と、送風ファン15とを利用して、内気を清浄化
した後、それを車室内に放出するモードである。
【0015】脱臭モードに移行した後、3時間経過の有
無がチェックされ(ステップ6)、3時間経過前であれ
ば、喫煙の有無がチェックされ(ステップ7)、喫煙が
無ければ、脱臭モードを維持する。なお、3時間経過の
場合には(ステップ6)、再びスタートさせない限り脱
臭停止する。
【0016】しかして、この実施例によれば、ステップ
7で喫煙有りとチェックされると、脱臭が休止される
(ステップ8)。この場合には、オゾナイザ13及び送
風ファン15への給電が断たれる。また、車室内は通常
自然換気されるので、NO、NO2 、煙草臭などのガス
濃度は急速に低下すると考えられる。そのため、車室内
のガス濃度が検出され(ステップ9)、これが所定の濃
度以下と判断されると、リセットがかかって再びステッ
プ2に移行される。なお、ガス濃度はガスセンサ19を
介して検出される。
【0017】これによれば、喫煙時には脱臭が休止され
るので、オゾン(O3 )が生成されることはなく、オゾ
ン(O3 )と一酸化窒素(NO)との反応により生成さ
れる二酸化窒素(NO2 )の発生を確実に抑制すること
ができる。また、煙草中のタール分やその他の有機成分
がオゾン分解触媒16に付着することはなく、触媒の性
能劣化などを確実に防止することができる。
【0018】なお、車室内で喫煙する際には、通常、窓
を開けた状態で喫煙するので、このような場合に、脱臭
装置を作動させても実効はなく、これを休止させること
自体に何等問題が生じることはない。
【0019】図4は芳香ユニット3を示している。この
芳香ユニット3には、9〔V〕電源Eを含む制御部31
が設けられ、この制御部31には矢印Bの方向に空気の
流れを発生させる送風ファン33が接続されている。ま
た、芳香ユニット3には、種々の芳香を発する芳香器3
5a〜35cが設けられ、芳香選択釦36により芳香を
選択することにより、種々の芳香を取出せるよう構成さ
れている。また、上記実施例と同様に、喫煙を感知する
ための応答の速い炎センサ37が設けられると共に、喫
煙終了を感知するためのガスセンサ39が設けられ、こ
れらはそれぞれ制御部31に接続されている。
【0020】この実施例の作用は、上記実施例の作用と
ほぼ同じである。図3に括弧で示すように、ステップ
4,5,8において、脱臭が芳香に入替るだけである。
これによれば、喫煙時には芳香が休止されるので、煙草
臭と芳香とが混在することはなく、悪臭の発生を確実に
抑制することができる。
【0021】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、喫煙を感知するセンサと、喫煙終了を感知す
るセンサとを設け、喫煙を感知してから喫煙終了を感知
するまでの間は、オゾナイザ及び送風ファン、あるいは
芳香器及び送風ファンを休止させるようにしたので、人
体に有害な二酸化窒素や、悪臭などが発生することはな
く、快適な車室内の空気調和を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による車両用脱臭芳香装置の一実施例を
示す斜視図である。
【図2】車両用脱臭装置の一実施例を示すブロック図で
ある。
【図3】車両用脱臭装置のフローチャートである。
【図4】車両用芳香装置の一実施例を示すブロック図で
ある。
【符号の説明】
13 オゾナイザ 15,33 送風ファン 16 オゾン分解触媒 17,37 炎センサ 19,39 ガスセンサ 35a〜35c 芳香器

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オゾンを生成するオゾナイザと、オゾン
    をそのまゝ車室内に放出しないように分解するオゾン分
    解触媒と、送風ファンとを備え、内気を清浄化して車室
    内に放出する車両用脱臭装置において、喫煙を感知する
    センサと、喫煙終了を感知するセンサとを設け、喫煙を
    感知してから喫煙終了を感知するまでの間は、前記オゾ
    ナイザ及び前記送風ファンを休止させるように構成した
    ことを特徴とする車両用脱臭装置。
  2. 【請求項2】 種々の芳香を発する芳香器と、送風ファ
    ンとを備え、内気に香りを混入して車室内に放出する車
    両用芳香装置において、喫煙を感知するセンサと、喫煙
    終了を感知するセンサとを設け、喫煙を感知してから喫
    煙終了を感知するまでの間は、前記芳香器及び前記送風
    ファンを休止させるように構成したことを特徴とする車
    両用芳香装置。
JP3194886A 1991-07-09 1991-07-09 車両用脱臭芳香装置 Expired - Lifetime JP2855294B2 (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005018690A1 (en) * 2003-08-16 2005-03-03 Reckitt Benckiser (Uk) Limited Dispenser
WO2016208145A1 (ja) * 2015-06-23 2016-12-29 パナソニックIpマネジメント株式会社 車両用空気清浄機
JP2018166945A (ja) * 2017-03-30 2018-11-01 富士工業株式会社 消臭システム

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WO2005018690A1 (en) * 2003-08-16 2005-03-03 Reckitt Benckiser (Uk) Limited Dispenser
WO2016208145A1 (ja) * 2015-06-23 2016-12-29 パナソニックIpマネジメント株式会社 車両用空気清浄機
JP2018166945A (ja) * 2017-03-30 2018-11-01 富士工業株式会社 消臭システム

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