JPH0516581Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0516581Y2 JPH0516581Y2 JP5802787U JP5802787U JPH0516581Y2 JP H0516581 Y2 JPH0516581 Y2 JP H0516581Y2 JP 5802787 U JP5802787 U JP 5802787U JP 5802787 U JP5802787 U JP 5802787U JP H0516581 Y2 JPH0516581 Y2 JP H0516581Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- liquid crystal
- crystal displays
- positive type
- reflecting plate
- type liquid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 239000004973 liquid crystal related substance Substances 0.000 claims description 55
- 210000002858 crystal cell Anatomy 0.000 description 11
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 8
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 1
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 1
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 1
- 239000003973 paint Substances 0.000 description 1
- 238000007740 vapor deposition Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[考案の利用分野]
本考案は、液晶による各種表示部が前後方向に
隔設表示されて、奥行方向に立体的表示を行なわ
せしめることができるように構成した液晶表示装
置に関するものである。
隔設表示されて、奥行方向に立体的表示を行なわ
せしめることができるように構成した液晶表示装
置に関するものである。
[考案の背景]
本考案者等は、従来の液晶表示装置(例えば特
開昭60−31086号公報に記載のもの)では得るこ
とができなかつた立体表示を可能ならしめるた
め、例えば自動車の運転席の正面に表示される速
度表示、エンジンの回転表示、温度表示、燃料液
量表示等の複数の各表示を、限られたスペース内
に液晶表示することができるようにすると共に、
それらの各表示情報は、運転席から見て前後方向
に奥行を有して、顕著な立体表示感を得ることが
できるものであつて、従来の液晶表示では得るこ
とができなかつた新規性のある液晶表示装置の開
発を進めている。さらにこの液晶表示装置の先行
例を第2図に基いて説明すると、1Aと1Bは、
前後双方のポジ型の液晶セルであつて、前方液晶
セル1Aの構造は、スペーサ2を介して液晶封入
空間3を形成する前後方向2枚の透明基板4a,
4bと、その封入空間3内に充填されるTN型液
晶5を有し、その一方の透明基板4aの内側面に
は、透明なる共通電極6aが形成され、また他方
の透明基板4bの内側面には、車速表示のための
バーグラフ及び文字記号等の表示を行なうパター
ン電極6bが形成されているものである。以上が
前方液晶セル1Aの構成であるが、後方液晶セル
1も同様に構成されている。即ち2がスペーサ、
4a及び4bは透明基板、5は液晶封入空間3内
に封入されているTN型液晶、6aは一方の透明
基板4aの内側面に形成した共通電極、6cは他
方の透明基板4bの内側面に形成され、かつ、回
転数、燃料量、温度、等の表示をバーグラフ及び
文字記号で行なうための表示パターンである。こ
のように構成された2枚の液晶セル1Aと1B
は、その双方液晶セル1A,1Bによる表示を立
体化せしめるための空間7を確保する間隔保持用
の枠8により隔設されており、例えばこの前後双
方の液晶セル1A,1B相互間は、10〜20mm(望
ましくは15mm)の間隔が確保されている。さらに
前方液晶セル1Aの前面と、後方液晶セル1Bの
前面及び後面には、偏光板9が重合されてポジ型
液晶表示器A及びBが構成される。10は後方ポ
ジ型液晶表示器Bの後方に配置されている光拡散
反射板であつて、この反射板10はその後方ポジ
型液晶表示器Bの後面と、光拡散反射板10との
間に空間の奥行き11を形成するためにドーム状
(碗状)に形成されている。この空間11は5〜
10cm(望ましくは7cm)を確保している。12は
その光拡散反射板10の周囲又はその一部に配置
されて、光拡散反射板10の表面を略均一に照明
するための冷陰極放電管(光源)を示し、さらに
この光源12からの光が直接目に入ることを避け
るため遮光部材又は半透過性部材からなる傘13
が、その光源12に近設されている。14は前方
ポジ型液晶表示器Aの前面に取付けられている基
枠、15は各透明基板4bの上側部に取付けられ
ている駆動用の集積回路を示す。
開昭60−31086号公報に記載のもの)では得るこ
とができなかつた立体表示を可能ならしめるた
め、例えば自動車の運転席の正面に表示される速
度表示、エンジンの回転表示、温度表示、燃料液
量表示等の複数の各表示を、限られたスペース内
に液晶表示することができるようにすると共に、
それらの各表示情報は、運転席から見て前後方向
に奥行を有して、顕著な立体表示感を得ることが
できるものであつて、従来の液晶表示では得るこ
とができなかつた新規性のある液晶表示装置の開
発を進めている。さらにこの液晶表示装置の先行
例を第2図に基いて説明すると、1Aと1Bは、
前後双方のポジ型の液晶セルであつて、前方液晶
セル1Aの構造は、スペーサ2を介して液晶封入
空間3を形成する前後方向2枚の透明基板4a,
4bと、その封入空間3内に充填されるTN型液
晶5を有し、その一方の透明基板4aの内側面に
は、透明なる共通電極6aが形成され、また他方
の透明基板4bの内側面には、車速表示のための
バーグラフ及び文字記号等の表示を行なうパター
ン電極6bが形成されているものである。以上が
前方液晶セル1Aの構成であるが、後方液晶セル
1も同様に構成されている。即ち2がスペーサ、
4a及び4bは透明基板、5は液晶封入空間3内
に封入されているTN型液晶、6aは一方の透明
基板4aの内側面に形成した共通電極、6cは他
方の透明基板4bの内側面に形成され、かつ、回
転数、燃料量、温度、等の表示をバーグラフ及び
文字記号で行なうための表示パターンである。こ
のように構成された2枚の液晶セル1Aと1B
は、その双方液晶セル1A,1Bによる表示を立
体化せしめるための空間7を確保する間隔保持用
の枠8により隔設されており、例えばこの前後双
方の液晶セル1A,1B相互間は、10〜20mm(望
ましくは15mm)の間隔が確保されている。さらに
前方液晶セル1Aの前面と、後方液晶セル1Bの
前面及び後面には、偏光板9が重合されてポジ型
液晶表示器A及びBが構成される。10は後方ポ
ジ型液晶表示器Bの後方に配置されている光拡散
反射板であつて、この反射板10はその後方ポジ
型液晶表示器Bの後面と、光拡散反射板10との
間に空間の奥行き11を形成するためにドーム状
(碗状)に形成されている。この空間11は5〜
10cm(望ましくは7cm)を確保している。12は
その光拡散反射板10の周囲又はその一部に配置
されて、光拡散反射板10の表面を略均一に照明
するための冷陰極放電管(光源)を示し、さらに
この光源12からの光が直接目に入ることを避け
るため遮光部材又は半透過性部材からなる傘13
が、その光源12に近設されている。14は前方
ポジ型液晶表示器Aの前面に取付けられている基
枠、15は各透明基板4bの上側部に取付けられ
ている駆動用の集積回路を示す。
このように、2枚の液晶表示器A,Bを、間隔
保持用の枠8を介して前後方向に隔設して、それ
ら液晶表示器A,Bにより表示される表示情報を
立体表示させることができるように構成したもの
であるが、この構造にあつては、双方の液晶表示
器A、Bとの間に介在されている間隔保持用の枠
8の内周面8′が観者側から見えるために、その
枠8の内周面8′による反射と、光拡散反射板1
0による反射面との反射輝度及び反射色に大幅な
差を生じて異和感を生じるといつた不具合があつ
た。
保持用の枠8を介して前後方向に隔設して、それ
ら液晶表示器A,Bにより表示される表示情報を
立体表示させることができるように構成したもの
であるが、この構造にあつては、双方の液晶表示
器A、Bとの間に介在されている間隔保持用の枠
8の内周面8′が観者側から見えるために、その
枠8の内周面8′による反射と、光拡散反射板1
0による反射面との反射輝度及び反射色に大幅な
差を生じて異和感を生じるといつた不具合があつ
た。
本考案は、かかる不具合を解消するためになさ
れたもので、上記液晶表示装置における間隔保持
用枠8の内周面8′と光拡散反射板10とをポジ
型液晶表示器を透してみるとき、その内周面8′
と光拡散反射板10との色調が同一となるように
設定して、上記不具合を解消する液晶表示装置を
提供することにある。
れたもので、上記液晶表示装置における間隔保持
用枠8の内周面8′と光拡散反射板10とをポジ
型液晶表示器を透してみるとき、その内周面8′
と光拡散反射板10との色調が同一となるように
設定して、上記不具合を解消する液晶表示装置を
提供することにある。
[考案の実施例]
以下本考案を第1図に示す実施例に基いて詳細
に説明するが、本実施例における構造と、従来例
で示した構造との同一部分は従来例で引用した符
号を付してその同一構造部の説明は省略する。
に説明するが、本実施例における構造と、従来例
で示した構造との同一部分は従来例で引用した符
号を付してその同一構造部の説明は省略する。
本実施例による構造において、先行例で示した
構造と異なるところは、前後方向に隔設されるポ
ジ型液晶表示器AとBとの間に介装した間隔保持
枠8の内周面に、光拡散反射板10の内周面と同
一反射色となる色調の処理層16を施したことに
あり、その他の構造は両者とも同じである。
構造と異なるところは、前後方向に隔設されるポ
ジ型液晶表示器AとBとの間に介装した間隔保持
枠8の内周面に、光拡散反射板10の内周面と同
一反射色となる色調の処理層16を施したことに
あり、その他の構造は両者とも同じである。
即ち本実施例において施した処理層16は、上
記構造の液晶表示器を正面から見たときに、光拡
散反射板10における反射面の色調と、間隔保持
枠8の内周面における反射色調とが同一となるよ
うな塗料、コーテイング材、蒸着材等を選択的に
使用する。
記構造の液晶表示器を正面から見たときに、光拡
散反射板10における反射面の色調と、間隔保持
枠8の内周面における反射色調とが同一となるよ
うな塗料、コーテイング材、蒸着材等を選択的に
使用する。
このように、本実施例においては、液晶表示装
置の双方液晶表示器AとBとの間に介装した間隔
保持枠8の内周面に、その液晶表示装置を正面か
ら視たとき、光拡散反射板10の反射面と、間隔
保持枠8の内周面との反射色調が同一となるた
め、特に双方の液晶表示器AとBにより表示され
た表示情報が宙に浮いた状態となつて表示され、
効果的な立体表示が期待できる効果がある。
置の双方液晶表示器AとBとの間に介装した間隔
保持枠8の内周面に、その液晶表示装置を正面か
ら視たとき、光拡散反射板10の反射面と、間隔
保持枠8の内周面との反射色調が同一となるた
め、特に双方の液晶表示器AとBにより表示され
た表示情報が宙に浮いた状態となつて表示され、
効果的な立体表示が期待できる効果がある。
[考案の概要]
以上のように、本考案は前後に隔設されるポジ
型液晶表示器A,Bと、該ポジ型液晶表示器A,
Bを所定の間隔に離間せしめる間隔保持枠8と、
前記ポジ型液晶表示器A,Bの背面側に配設され
た光拡散反射板10とを備え、該光拡散反射板1
0と前記間隔保持枠8との、前記ポジ型液晶表示
器A,Bの前面から見た色調を同一に設定したこ
とを特徴とする液晶表示装置である。
型液晶表示器A,Bと、該ポジ型液晶表示器A,
Bを所定の間隔に離間せしめる間隔保持枠8と、
前記ポジ型液晶表示器A,Bの背面側に配設され
た光拡散反射板10とを備え、該光拡散反射板1
0と前記間隔保持枠8との、前記ポジ型液晶表示
器A,Bの前面から見た色調を同一に設定したこ
とを特徴とする液晶表示装置である。
[考案の効果]
従つて、この液晶表示装置によれば、その液晶
表示装置を表面から視たとき、光拡散反射板10
の反射面と、間隔保持枠8の内周面との反射色調
が同一となるため、特に双方の液晶表示器AとB
により表示された表示情報が宙に浮いた状態とな
つて表示され、効果的な立体表示が期待できる効
果がある。
表示装置を表面から視たとき、光拡散反射板10
の反射面と、間隔保持枠8の内周面との反射色調
が同一となるため、特に双方の液晶表示器AとB
により表示された表示情報が宙に浮いた状態とな
つて表示され、効果的な立体表示が期待できる効
果がある。
第1図は本考案よりなる液晶表示装置の実施例
を示した断面説明図、第2図はその先行例を示し
た断面説明図である。 A……前方液晶表示器、B……後方液晶表示
器、1A……前方液晶セル、1B……後方液晶セ
ル、2……スペーサ、3……空間、4a,4b,
4c……透明基板、6b,6c……パターン電
極、7……空間、8……枠、9……偏光板、10
……光拡散反射板、11……空間、12……冷陰
極放電管、13……傘、14……基枠、15……
駆動用集積回路、16……処理層。
を示した断面説明図、第2図はその先行例を示し
た断面説明図である。 A……前方液晶表示器、B……後方液晶表示
器、1A……前方液晶セル、1B……後方液晶セ
ル、2……スペーサ、3……空間、4a,4b,
4c……透明基板、6b,6c……パターン電
極、7……空間、8……枠、9……偏光板、10
……光拡散反射板、11……空間、12……冷陰
極放電管、13……傘、14……基枠、15……
駆動用集積回路、16……処理層。
Claims (1)
- 前後方向に配設された複数のポジ型液晶表示器
A,Bと、該ポジ型液晶表示器A,Bを所定の間
隔に離間せしめる間隔保持枠8と、前記ポジ型液
晶表示器A,Bの背面側に配設された光拡散反射
板10とを備え、該光拡散反射板10と前記間隔
保持枠8との、前記ポジ型液晶表示器A,Bの前
面から見た色調を同一に設定したことを特徴とす
る液晶表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5802787U JPH0516581Y2 (ja) | 1987-04-16 | 1987-04-16 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5802787U JPH0516581Y2 (ja) | 1987-04-16 | 1987-04-16 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63165625U JPS63165625U (ja) | 1988-10-28 |
JPH0516581Y2 true JPH0516581Y2 (ja) | 1993-04-30 |
Family
ID=30888256
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5802787U Expired - Lifetime JPH0516581Y2 (ja) | 1987-04-16 | 1987-04-16 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0516581Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
BR9206133A (pt) * | 1991-06-13 | 1994-11-29 | Minnesota Mining & Mfg | Polarizador retro-reflexivo e sistema ótico |
-
1987
- 1987-04-16 JP JP5802787U patent/JPH0516581Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63165625U (ja) | 1988-10-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS59176767A (ja) | 車両用表示装置 | |
JPH0516581Y2 (ja) | ||
JPH0516580Y2 (ja) | ||
JP3078554B2 (ja) | 反射型液晶表示装置 | |
JPH0328419Y2 (ja) | ||
JPH0422380Y2 (ja) | ||
JPH0422376Y2 (ja) | ||
JPH0422377Y2 (ja) | ||
JPH0722659Y2 (ja) | 液晶表示装置 | |
JPH0422378Y2 (ja) | ||
JP2583224B2 (ja) | 液晶表示装置 | |
JPH0722658Y2 (ja) | 液晶表示装置 | |
JPH0422375Y2 (ja) | ||
JPH01172029U (ja) | ||
JP2003043449A (ja) | 液晶表示素子 | |
JPH0749467Y2 (ja) | 表示装置 | |
JPH0622816Y2 (ja) | 表示装置 | |
JPH0348616Y2 (ja) | ||
JPH0425737Y2 (ja) | ||
JP6558395B2 (ja) | 車両用表示装置 | |
JPH0733214Y2 (ja) | 半透過半反射型液晶表示装置 | |
JPH0450032A (ja) | 車両用表示装置 | |
JPH0434511Y2 (ja) | ||
JPS631335Y2 (ja) | ||
JPH02115040U (ja) |