JPH0422377Y2 - - Google Patents

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JPH0422377Y2
JPH0422377Y2 JP3635987U JP3635987U JPH0422377Y2 JP H0422377 Y2 JPH0422377 Y2 JP H0422377Y2 JP 3635987 U JP3635987 U JP 3635987U JP 3635987 U JP3635987 U JP 3635987U JP H0422377 Y2 JPH0422377 Y2 JP H0422377Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の利用分野〕 本考案は、液晶による各種表示部が前後方向に
隔設表示されて、奥行方向に立体的表示を行なわ
せしめることができるように構成した液晶表示装
置における透光性表示パネルの照明装置に関する
ものである。
〔考案の背景〕
本考案者等は、従来の液晶表示装置では得るこ
とができなかつた立体表示を可能ならしめるた
め、例えば自動車の運転席の正面に表示される速
度表示、エンジンの回転表示、温度表示、燃料液
量表示等の複数の各表示を、限られたスペース内
に液晶表示することができるようにすると共に、
それらの各表示情報は、運転席から見て前後方向
に奥行を有して、顕著な立体表示感を得ることが
できるものであつて、従来の液晶表示では得るこ
とができなかつた新規性のある液晶表示装置の開
発を進めている。さらにこの液晶表示装置の先行
例を第3図に基いて説明すると、1Aと1Bは前
後双方のポジ型の液晶セルであつて、前方液晶セ
ル1Aの構造は、スペーサ2を介して液晶封入空
間3を形成する前後方向2枚の透明基板4a,4
bと、その封入空間3内に充填されるTN型液晶
5を有し、その一方の透明基板4aの内側面に
は、透明なる共通電極6aが形成され、また、他
方の透明基板4bの内側面には、第4図で示す車
速表示のためのバーグラフ及び文字記号等の表示
16aを行なうパターン電極6bが形成されてい
るものである。以上が前方液晶セル1Aの構成で
あるが、後方液晶セル1Bも同様に構成されてい
る。即ち2がスペーサ、4a及び4bは透明基
板、5は液晶封入空間3内に封入されているTN
型液晶、6aは一方の透明基板4aの内側面に形
成した共通電極、6cは他方の透明基板4b内側
面に形成され、かつ、第4図で示す回転数、燃料
量、温度、等の表示をバーグラフ及び文字記号に
より表示16bを行なうための表示パターンであ
る。このように構成された2枚の液晶セル1Aと
1Bは、その双方液晶セル1A,1Bによる表示
を立体化せしめるための空間7を確保する間隙保
持用の枠8により隔設されており、例えばこの前
後双方の液晶セル1A,1B相互間は、10〜20mm
(望ましくは15mm)の間隔が確保されている。さ
らに前方液晶セル1Aの前面と、後方液晶セル1
Bの前面及び後面には、偏光板9が重合されてポ
ジ型液晶表示器A及びBが構成される。10は後
方ポジ型液晶表示器Bの後方に配置されている光
拡散反射板であつて、この反射板10は、その後
方ポジ型液晶表示器Bの後面と、光拡散反射板1
0との間に空間の奥行き11を形成するためにド
ーム状(碗状)に形成されている。この空間11
は5〜10cm(望ましくは7cm)を確保している。
12は、その光拡散反射板10の周囲又はその一
部に配置されて、光拡散反射板10の表面を略均
一に照明するための冷陰極放電管(光源)を示
し、さらにこの光源12からの光が直接目に入る
ことを避けるため遮光部材又は半透過性部材から
なる傘13が、その光源12に近設されている。
14は前方ポジ型液晶表示器Aの前面に取付けら
れている基枠、15は各透明基板4bの上側部に
取付けられている駆動用の集積回路を示す。
このように、2枚の液晶表示器A,Bを、間隔
保持用の枠8を介して前後方向に隔設して、それ
ら液晶表示器A,Bにより表示される表示情報を
立体表示させることができるように構成したもの
であるが、この構造にあつては、その液晶表示器
A及びBによつて表示されるポジ型の情報表示1
6a及び16bが、宙に浮いているかのように立
体的に表示せしめるため、それらの液晶表示器
A,Bの背面に位置せしめる光拡散反射板10を
ドーム状に形成して、空間11を確保せしめてい
ることから、奥行のあるそのドーム状・光拡散反
射板10の使用によつて、液晶表示装置全体の奥
行寸法が大となつていた。
特に自動車等の限られた狭いスペース個所に設
備する透過式液晶表示装置にあつては、その小型
化が要望されるものであつた。
〔考案の目的〕
本考案は、かかる要望に答えるためなされたも
ので、光拡散反射板10を偏平化して、液晶表示
装置全体の奥行幅を大幅に削減することができる
ようにすると共に各液晶表示装置によりポジ型情
報表示16a,16bは、その光拡散反射板10
より前方へ浮いて見える立体感を充分に得ること
ができる透光性表示器の照明装置を提供すること
にある。
〔考案の実施例〕
以下に本考案の実施例を、第1図及び第2図に
示す実施例に基いて詳細に説明するが、本実施例
における構造と、従来例で示した構造との同一部
分は従来例で引用した符号を付してその同一構造
部の説明は省略する。
即ち本実施例における特長は、光拡散反射板を
含む照明構造であつて、その他の構造は先行技術
例と同じである。
17は後方の液晶表示器Bの背面に配置した光
拡散反射板であつて、この光拡散反射板17の背
面には、後述する調光膜18が粘着されている。
19はその調光膜18の背後に位置されている導
光板であつて、この導光板19には、光源20か
らの光が入光されて、この光源20と光拡散反射
板17との作用によつて平面的な光反射面が得ら
れる。本実施例の要点は、光拡散反射板17の背
面に調光膜18を設けて、平面的な光反射面が、
正面から見て奥行方向に湾曲しているかのように
見えて、その光反射面の前方に位置されている液
晶表示器A及びBによる表示16a及び16b
が、前方へ浮いている如く見え立体的表示感をも
たせることができるようにしたものである。
この調光膜18の構成は、正面においてその中
央部の透光性は小であつてその中央部より放射方
向(周方向)に沿つて透光性が漸次大きくなるよ
うに構成されたフイルタ構造であつて、例えば第
2図イでは、透光性の大なる部分と、透光性の小
なる部分を形成する調光手段がスモーク状18a
に形成されているものであり、また第2図ロでは
網目状18bに形成され、第2図ハでは大中小の
透光18cの配置により形成されているものであ
る。またこれらの調光膜18を形成するには、第
2図イ,ロ,ハに示す如きパターンを、例えばス
クリーン印刷等や凹版転写印刷等の印刷手段を用
いて、不透明又は半透明の塗料を塗布することに
より得られる。
このように、正面からみて、その中央部が一番
暗く、その周方向に沿うにつれて漸次明るくなる
ように形成されている調光膜18を光拡散反射板
17に重ね合せることにより光源の点灯によつて
その光拡散反射板17の中央部が奥行方向に湾曲
しているかのように見えるために、その光拡散反
射板17の前方に位置される各液晶表示器で示さ
れる各情報表示16a,16bが、光拡散反射板
19の前方で浮いているかのように見えて所期の
目的とする効果的な立体的表示感が得られる。さ
らに本実施例では液晶表示器の背後に位置される
光拡散反射板17、調光膜18、透光板19は、
いずれも平板であることから、それらの平板材で
構成される照明構造の奥行幅が大幅に削減でき、
これによつて各情報表示16a,16bが前後方
向に立体的表示することができる透光性液晶表示
器における照明装置の奥行幅を狭めることができ
る小型の照明装置が提供できる効果がある。
なお上記の実施例では、光拡散反射板17を平
板として説明したが、スペースが許す範囲で若干
の曲面を有するものであつてもよい。その光拡散
反射板17が曲面であれば、調光膜18と相乗作
用により、表示の立体感が一層高められる効果が
ある。
〔考案の概要〕
以上のように本考案は、ポジ型の透光性表示器
A,Bの背後に設置した平板状又は曲面状の光拡
散反射板17に、周縁部より、中央部に向つて光
透過率が漸次小さくなるように形成されている調
光膜18を形成していることを特徴とする透光性
表示器の照明装置である。
〔考案の効果〕
従つてこの透光性表示器の照明装置によれば、
上記調光膜18の使用によつて、光拡散反射板1
7が平板であつても、その液晶表示装置を正面か
ら見て奥行方向に湾曲しているかのように見え
て、その光拡散反射板17の前方に位置されてい
る液晶表示器A及びBによる表示16a,16b
が前方へ浮いている如く見え、立体的表示感を得
ることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案よりなる照明装置の実施例を示
した断面説明図、第2図イ,ロ,ハは、調光膜の
各態様を示した説明図、第3図その先行例を示し
た断面説明図、第4図各表示器による表示態様を
示した説明図である。 A……前方液晶表示器、B……後方液晶表示
器、1A……前方液晶セル、1B……後方液晶セ
ル、2……スペーサ、3……空間、4a,4b,
4c……透明基板、5……TN型液晶、6a……
共通電極、6b,6c……パターン電極、7……
空間、8……枠、9……偏光板、10……光拡散
反射板、11……空間、12……冷陰極放電管、
13……傘、14……基枠、15……駆動用集積
回路、16a,16b……表示、17……光拡散
反射板、18……調光膜、19……導光板、20
……光源。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ポジ型の透光性表示器A,Bの背後に設置した
    平板状又は曲面状の光拡散反射板17に、周縁部
    より、中央部に向つて光透過率が漸次小さくなる
    ように形成されている調光膜18を形成している
    ことを特徴とする透光性表示器の照明装置。
JP3635987U 1987-03-12 1987-03-12 Expired JPH0422377Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3635987U JPH0422377Y2 (ja) 1987-03-12 1987-03-12

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JP3635987U JPH0422377Y2 (ja) 1987-03-12 1987-03-12

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Publication Number Publication Date
JPS63144674U JPS63144674U (ja) 1988-09-22
JPH0422377Y2 true JPH0422377Y2 (ja) 1992-05-21

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