JPH05164984A - 流体軸受型光偏向器の固定方法 - Google Patents
流体軸受型光偏向器の固定方法Info
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- JPH05164984A JPH05164984A JP36088591A JP36088591A JPH05164984A JP H05164984 A JPH05164984 A JP H05164984A JP 36088591 A JP36088591 A JP 36088591A JP 36088591 A JP36088591 A JP 36088591A JP H05164984 A JPH05164984 A JP H05164984A
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- JP
- Japan
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- optical deflector
- type optical
- hollow rotary
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- Pending
Links
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- 238000000034 method Methods 0.000 title claims abstract description 7
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- BGPVFRJUHWVFKM-UHFFFAOYSA-N N1=C2C=CC=CC2=[N+]([O-])C1(CC1)CCC21N=C1C=CC=CC1=[N+]2[O-] Chemical compound N1=C2C=CC=CC2=[N+]([O-])C1(CC1)CCC21N=C1C=CC=CC1=[N+]2[O-] BGPVFRJUHWVFKM-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract description 3
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Landscapes
- Mechanical Optical Scanning Systems (AREA)
- Sliding-Contact Bearings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 輸送中の衝撃に対し、流体軸受型光偏向器の
面倒れ、ジッタ等の性能が変化することのない固定方法
を確立する。 【構成】 動圧発生用溝Sを設けた固定軸1とこの固定
軸1に嵌合する中空回転軸3とを有し、中空回転軸3に
は、回転駆動用マグネット3、及び多面鏡6とを有する
流体軸受型光偏向器において、前記、多面鏡6にネジ部
6a,6a・・・を設け、上ケース10の穴より固定ネ
ジ20,20・・・を挿入して多面鏡6のネジ部6a,
6a・・・にネジ止めし、上ケース10の低面に、中空
回転軸3の上端のキャップ11を接触するようにして前
記中空回転軸3を固定したものである。
面倒れ、ジッタ等の性能が変化することのない固定方法
を確立する。 【構成】 動圧発生用溝Sを設けた固定軸1とこの固定
軸1に嵌合する中空回転軸3とを有し、中空回転軸3に
は、回転駆動用マグネット3、及び多面鏡6とを有する
流体軸受型光偏向器において、前記、多面鏡6にネジ部
6a,6a・・・を設け、上ケース10の穴より固定ネ
ジ20,20・・・を挿入して多面鏡6のネジ部6a,
6a・・・にネジ止めし、上ケース10の低面に、中空
回転軸3の上端のキャップ11を接触するようにして前
記中空回転軸3を固定したものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、流体軸受型光偏向器の
固定方法に関する。
固定方法に関する。
【0002】
【従来の技術】以下、従来例を図3を参照して説明す
る。中空回転体Rは、中空回転軸3とハブ4と駆動用マ
グネット5と多面鏡(ミラー)6と、キャップ11とか
らなる。特に、中空回転軸3はハブ4と焼きばめ等で固
定部Aで示すように固定されている。これらの部材から
なる中空回転体Rは、固定軸1にR対し、空気を介して
回転する。従って、通常回転中の中空回転体Rは、どこ
も固定されていない状態にある。そのため輸送時には、
中空回転体Rをどこかに固定しなくてはいけなくなる。
従来は、図3に示すように中空回転体Rの上端のキャッ
プ11と上ケース10との間に、緩衝材30を設けるこ
とで中空回転体Rを固定していた。
る。中空回転体Rは、中空回転軸3とハブ4と駆動用マ
グネット5と多面鏡(ミラー)6と、キャップ11とか
らなる。特に、中空回転軸3はハブ4と焼きばめ等で固
定部Aで示すように固定されている。これらの部材から
なる中空回転体Rは、固定軸1にR対し、空気を介して
回転する。従って、通常回転中の中空回転体Rは、どこ
も固定されていない状態にある。そのため輸送時には、
中空回転体Rをどこかに固定しなくてはいけなくなる。
従来は、図3に示すように中空回転体Rの上端のキャッ
プ11と上ケース10との間に、緩衝材30を設けるこ
とで中空回転体Rを固定していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
方法では、ミラー6の慣性が大きくなったとき、例えば
輸送中光偏向器全体(特に軸方向)に衝撃を加えた場
合、ミラー6の慣性が大きいため、固定部Aにズレが生
じ、光偏向器の性能としての面倒れ、ジツタ、バランス
等が悪くなる等の問題があった。
方法では、ミラー6の慣性が大きくなったとき、例えば
輸送中光偏向器全体(特に軸方向)に衝撃を加えた場
合、ミラー6の慣性が大きいため、固定部Aにズレが生
じ、光偏向器の性能としての面倒れ、ジツタ、バランス
等が悪くなる等の問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するためになされたもので、実施例に対応する図1で
説明すると、本発明による流体軸受型光偏向器の固定方
法は、動圧発生用溝Sを設けた固定軸1とこの固定軸1
に嵌合する中空回転軸3とを有し、中空回転軸3には、
回転駆動用マグネット5、及び多面鏡6とを有する流体
軸受型光偏向器において、前記、多面鏡6にネジ部6
a,6a・・・を設け、上ケース10の穴より固定ネジ
20,20・・・を挿入して多面鏡6のネジ部6a,6
a・・・にネジ止めし、上ケース10の低面に、中空回
転軸3の上端のキャップ11を接触するようにして前
記、中空回転軸3を固定したものである。また輸送後、
固定ネジ20,20・・・をはずした後には、上ケース
10の穴を封入材40で塞ぐようにしたものである。
決するためになされたもので、実施例に対応する図1で
説明すると、本発明による流体軸受型光偏向器の固定方
法は、動圧発生用溝Sを設けた固定軸1とこの固定軸1
に嵌合する中空回転軸3とを有し、中空回転軸3には、
回転駆動用マグネット5、及び多面鏡6とを有する流体
軸受型光偏向器において、前記、多面鏡6にネジ部6
a,6a・・・を設け、上ケース10の穴より固定ネジ
20,20・・・を挿入して多面鏡6のネジ部6a,6
a・・・にネジ止めし、上ケース10の低面に、中空回
転軸3の上端のキャップ11を接触するようにして前
記、中空回転軸3を固定したものである。また輸送後、
固定ネジ20,20・・・をはずした後には、上ケース
10の穴を封入材40で塞ぐようにしたものである。
【0005】
【作用】上ケース10にて、固定ネジ20,20・・・
を介して、大きな慣性を持つミラー6を固定するため
に、外部より衝撃を与えてもズレを生じることがなくな
る。
を介して、大きな慣性を持つミラー6を固定するため
に、外部より衝撃を与えてもズレを生じることがなくな
る。
【0006】
【実施例】以下、本発明を図により説明する。図1は本
発明による一実施例を示し、図中、固定ネジ20を除い
ては、図3で説明した従来例と同一の構成であるので同
一符号を用いた部材については詳細な説明を省略する。
中空回転体Rを固定するために上ケース10より複数個
の固定ネジ20,20・・・を挿入し、ミラー6に設け
たネジ穴6a,6a・・・にそれぞれネジ止めする。こ
れら固定ネジ20による止め方は、ミラー6の固定位置
が固定軸1を中心として同心円上に等距離であり、止め
る箇所は、例えば3カ所、叉は4カ所がよい。固定ネジ
20,20・・・を締めていくに伴い、中空回転体Rは
上方へ持ち上げられてゆき、上フタ10の下端に中空回
転体Rの上端のキャップ11が接触する。この状態は、
慣性の大きい中空回転体R側を上フタ10を通じてケー
ス2に固定されていることになる。従って外部から衝撃
を受けても固定部Aがズレることはなくなる。よって、
輸送中の衝撃対策として有効である。また、固定ネジ2
0,20・・・を抜いたあとに、上フタ10の固定ネジ
用穴は外部と遮断するために、図2のようにゴム40等
の封入材で塞ぐと更に良い。
発明による一実施例を示し、図中、固定ネジ20を除い
ては、図3で説明した従来例と同一の構成であるので同
一符号を用いた部材については詳細な説明を省略する。
中空回転体Rを固定するために上ケース10より複数個
の固定ネジ20,20・・・を挿入し、ミラー6に設け
たネジ穴6a,6a・・・にそれぞれネジ止めする。こ
れら固定ネジ20による止め方は、ミラー6の固定位置
が固定軸1を中心として同心円上に等距離であり、止め
る箇所は、例えば3カ所、叉は4カ所がよい。固定ネジ
20,20・・・を締めていくに伴い、中空回転体Rは
上方へ持ち上げられてゆき、上フタ10の下端に中空回
転体Rの上端のキャップ11が接触する。この状態は、
慣性の大きい中空回転体R側を上フタ10を通じてケー
ス2に固定されていることになる。従って外部から衝撃
を受けても固定部Aがズレることはなくなる。よって、
輸送中の衝撃対策として有効である。また、固定ネジ2
0,20・・・を抜いたあとに、上フタ10の固定ネジ
用穴は外部と遮断するために、図2のようにゴム40等
の封入材で塞ぐと更に良い。
【0007】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、慣性の大き
い中空回転体R側を固定するために、外部からの衝撃に
対し、固定部がズレることがなくなり、光偏向器の面倒
れ、ジッタ等の性能を変えることなく輸送が可能とな
る。
い中空回転体R側を固定するために、外部からの衝撃に
対し、固定部がズレることがなくなり、光偏向器の面倒
れ、ジッタ等の性能を変えることなく輸送が可能とな
る。
【図1】 本発明による一実施例を示す断面図。
【図2】 本発明による上ケースの固定ネジ穴を封入材
で塞いだ状態を示す断面図。
で塞いだ状態を示す断面図。
【図3】 従来例の断面図
1 固定軸 2 ケース 3 中空回転軸 4 ハブ 5 回転駆動用マグネット 6 ミラー 7 基板 8 コイル 9 バックヨーク 10 上ケース 11 キャップ 20 固定ネジ 30 緩衝材 40 ゴム R 中空回転体 S 動圧発生用溝
Claims (2)
- 【請求項1】 動圧発生用溝(S)を設けた固定軸
(1)とこの固定軸(1)に嵌合する中空回転軸(3)
とを有し、前記中空回転軸(3)には回転駆動用マグネ
ット(5)及び多面鏡(6)とを有する流体軸受型光偏
向器において、前記多面鏡(6)にネジ部(6a),
(6a)・・・を設け、上ケース(10)の穴より固定
ネジ(20),(20)・・・を挿入して多面鏡(6)
のネジ部(6a),(6a)ににネジ止めし、上ケース
(10)の低面に、中空回転軸(3)の上端のキャップ
(11)を接触するようにして中空回転体(R)を固定
することを特徴とする流体軸受型光偏向器の固定方法。 - 【請求項2】 輸送後、固定ネジ(20),(20)・
・・をはずした後に、上ケース(10)の穴を封入材
(40)で塞いだことを特徴とする特許請求項第1項に
かかる流体軸受型光偏向器の固定方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP36088591A JPH05164984A (ja) | 1991-12-13 | 1991-12-13 | 流体軸受型光偏向器の固定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP36088591A JPH05164984A (ja) | 1991-12-13 | 1991-12-13 | 流体軸受型光偏向器の固定方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05164984A true JPH05164984A (ja) | 1993-06-29 |
Family
ID=18471326
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP36088591A Pending JPH05164984A (ja) | 1991-12-13 | 1991-12-13 | 流体軸受型光偏向器の固定方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05164984A (ja) |
-
1991
- 1991-12-13 JP JP36088591A patent/JPH05164984A/ja active Pending
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