JPH0516468A - 画像形成方法およびその装置 - Google Patents

画像形成方法およびその装置

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JPH0516468A
JPH0516468A JP3229961A JP22996191A JPH0516468A JP H0516468 A JPH0516468 A JP H0516468A JP 3229961 A JP3229961 A JP 3229961A JP 22996191 A JP22996191 A JP 22996191A JP H0516468 A JPH0516468 A JP H0516468A
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JP3229961A
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Akimi Shiokawa
晶巳 塩川
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Fujifilm Business Innovation Corp
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Fuji Xerox Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 コピー印字および通常印字の何れのモードの
場合においても、ホストコンピュータ側の画像データ処
理以外のプリンタを制御する部分での負担を軽減できる
ようにし、印字処理のスループットを向上させる。 【構成】 通常印字モードの場合には、ホストコンピュ
ータ22側のCPU35は搬送指令を出力するととも
に、画像データの出力が可能な状態になった後に第1の
印字指令および画像データを出力する。プリンタ本体2
1側のCPU32は、搬送指令を受けて用紙を同期搬送
部の位置に待機させた後、第1の印字指令を受けて待機
させた用紙を搬送させるとともに、ホストコンピュータ
から出力される画像データの印字動作を行わせる。コピ
ー印字モードの場合には、CPU35は、第2の印字指
令を出力し、かつ画像データ要求信号に応じて画像デー
タを出力する。CPU32は、第2の印字指令を受けて
用紙供給部から用紙を搬送させ、かつこの用紙が同期搬
送部の位置に達したときに画像データ要求信号を出力し
て、画像データ供給部から出力された画像データの印字
動作を行わせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は複写機、レーザビームプ
リンタ等の画像形成装置に係わり、特に通常印字モード
とコピー印字モードの2つの印字モードで印字を行う画
像形成方法およびその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、レーザビームプリンタでは、図2
に表すように複数段たとえば3段の用紙トレイ1〜3を
有している。用紙4はこれらのトレイ1〜3から、ホス
トコンピュータからの制御信号を受けたピックアップロ
ーラ5により選択的に取り出される。ピックアップロー
ラ5により取り出された用紙4は、搬送ローラ6a、6
b、7a、7bにより同期搬送部としてのレジストロー
ラ8a、8bまで送り出される。そして、印字開始タイ
ミング、すなわち画像形成部9の感光体ドラム10への
露光開始から所定のタイミングでレジストローラ8a、
8bが駆動され、これにより用紙4と感光体ドラム10
に形成された画像との位置合わせが行われる。感光体ド
ラム10では画像形成部9により静電潜像が形成され、
この静電潜像が現像部11により可視像化される。この
可視像化された画像は転写部12において用紙4に転写
される。その後、この用紙4は定着ローラ13a、13
bにより画像が熱定着された後に、搬送ローラ14a、
14bおよび排出ローラ、15a、15bにより排出ト
レイ16へ排出される。
【0003】ところで、このレーザビームプリンタにお
いては、装置の構成上、各トレイ1〜3からレジストロ
ーラ8a、8bへの進入角度が相違し、各トレイ1〜3
から搬送された用紙4の先端がレジストローラ8a、8
bに到達するまでの時間には差がある。つまりトレイ
1、トレイ2、トレイ3と進むにつれてより時間がかか
る。したがってホストコンピュータ側がこのことを考慮
せずに、印字しようとする場合、印字指令をプリンタ本
体側に出力すると、印字指令を出してから画像データを
出力するまでにトレイ1よりトレイ2、トレイ2よりト
レイ3の方が時間がかかる。そのため印字処理のスルー
プット(単位時間当たりの処理量)がトレイによって差
が出てしまう。従来、このことを考慮して、用紙4の給
送から印字処理までの制御は、たとえば図11(a)〜
(g)に示すようなタイミングチャートによる方法で行
われていた。
【0004】この方法では、プリンタ本体側ではホスト
コンピュータからの印字指令を受けてピックアップロー
ラ5に対して搬送信号を出力し、用紙4を搬送させる。
そして、レジストセンサ17がこの用紙4の到着を検知
すると、プリンタ本体はレジストローラ8a、8bを待
機させた状態でホストコンピュータに対して垂直同期信
号要求信号を出力する。ホストコンピュータはこの要求
信号を受けてプリンタ本体に対して垂直同期信号および
画像データを出力する。プリンタ本体はこれに合わせて
レジストローラ8a、8bを駆動させ、転写部12にお
いて感光体ドラム10上の画像と用紙4の位置が一致す
るように制御する。
【0005】すなわち、この方法ではトレイ1〜3から
搬送された用紙4がレジストローラ8a、8bに到着
し、プリンタ本体側の印字準備が可能となった時点で、
ホストコンピュータ側に垂直同期信号の出力を要求す
る。この時点でホストコンピュータ側に印字すべき画像
データが用意されている場合、すなわち受信した文字コ
ード群をイメージデータに変換したり、イメージデータ
の座標をポートレートやランドスケープに変換する等の
画像データ処理が完了している場合には、垂直同期信号
をプリンタ本体側へ出力して画像データの出力を開始す
る。
【0006】この方法によれば、印字毎に画像データが
違うような、いわゆる通常印字モードの場合は、印字指
令をホストコンピュータが出力し、かつ用紙4がレジス
トローラ8a、8bの位置まで到着し、プリンタ本体側
から垂直同期信号要求信号が出力されていても、ホスト
コンピュータ側が受信した文字コード群をイメージデー
タに変換したり、イメージデータの座標をポートレート
やランドスケープに変換する等の画像データ処理を完了
していない場合には、ホストコンピュータ側が垂直同期
信号を出力しなければ、用紙4はレジストローラ8a、
8bの位置で待機している。
【0007】このためホストコンピュータ側で、受信し
た文字コード群をイメージデータに変換したり、イメー
ジデータの座標をポートレートやランドスケープに変換
する等の画像データ処理を完了した時点で、プリンタ本
体側に垂直同期信号を出力すれば印字が可能となる。し
たがって、この方法ではホストコンピュータは画像デー
タの量、処理時間により印字指令タイミングを決定する
必要がないので、特にトレイ3から用紙4を搬送して印
字を行う場合には、ホストコンピュータ側の画像データ
処理以外のプリンタを制御する部分での負担が軽減さ
れ、スループットが向上する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来の方法では、同じ画像データを複数枚印字する、いわ
ゆるコピー印字モードの場合には、プリンタ本体とホス
トコンピュータとの間で、印字毎に垂直同期信号要求信
号と垂直同期信号のやりとりを行わなければならず、極
めて煩雑であり、そのためホストコンピュータ側の負担
が大きくなるという問題があった。
【0009】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
ので、その目的は、コピー印字および通常印字のいずれ
のモードの場合においても、ホストコンピュータ側の画
像データ処理以外のプリンタを制御する部分での負担を
軽減でき、印字処理のスループットを向上させることが
できる画像形成方法およびその装置を提供することにあ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、用紙供給部か
ら、同期搬送部を有する搬送路を通して画像形成部に用
紙を搬送して画像形成を行う画像形成方法において、第
1の印字モードの場合には、前記搬送路の同期搬送部に
用紙を待機させ、その後に送られた画像データの印字動
作を画像形成部に行わせ、第2の印字モードの場合に
は、前記同期搬送部に用紙が搬送された時に画像データ
の送出を要求し、送られた画像データの印字動作を画像
形成部に行わせるものである。
【0011】本発明の画像形成方法によれば、第1の印
字モードおよび第2の印字モードのモードの違いに合わ
せて、搬送および印字の制御を使い分けることができ
る。したがって、画像データ供給部側の画像データ処理
以外の印字制御部を制御する部分での負担を軽減でき、
第1および第2の印字モードのいずれのモードの場合に
もスループットが向上する。
【0012】また、本発明では、用紙供給部から、同期
搬送部を有する搬送路を通して画像形成部に用紙を搬送
して画像形成を行う画像形成装置において、第1の印字
モードと第2の印字モードとを切り換える印字モード切
換手段と、前記第1の印字モードに設定された場合には
搬送指令を出力するとともに画像データの出力が可能な
状態になった後に第1の印字指令および画像データを出
力し、前記第2の印字モードに設定された場合には第2
の印字指令を出力し、かつ画像データ要求信号に応じて
画像データを出力する画像データ供給部と、前記画像デ
ータ供給部から出力された搬送指令を受けて用紙を搬送
させて前記同期搬送部の位置に待機させた後、前記第1
の印字指令を受けて待機させた用紙を搬送させるととも
に、前記画像データ供給部から出力される画像データの
印字動作を行わせ、前記第2の印字指令を受けて前記用
紙供給部から用紙を搬送させ、かつこの用紙が同期搬送
部の位置に達したときに前記画像データ要求信号を出力
して前記画像データ供給部から出力された画像データの
印字動作を行わせる印字制御部とを備えている。
【0013】このような構成により本発明の画像形成装
置では、画像データ供給部が、第1の印字モードおよび
第2の印字モードのモードの違いに合わせて、搬送指令
と第1の印字指令、あるいは第2の印字指令を使い分け
ることができる。したがって印字制御部側の動作を停止
させることなく、効率良く印字のタイミングを図ること
が可能となる。このため、画像データ供給部側の画像デ
ータ処理以外の印字制御部を制御する部分での負担を軽
減でき、第1および第2の印字モードのいずれのモード
の場合にもスループットが向上する。
【0014】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。
【0015】図1は本発明の一実施例に係わるレーザビ
ームプリンタの構成を表わすブロック図である。このプ
リンタはプリンタ本体21と、このプリンタ本体21に
対して画像データを供給する画像データ供給部としての
ホストコンピュータ22とにより構成されている。な
お、プリンタ本体21の機構的構成は図2の構成と同様
であるので、その説明は省略する。
【0016】プリンタ本体21側には図2に示した感光
体ドラム2等を含む印字部31、およびこの印字部31
を制御するためのCPU(中央処理装置)32が設けら
れている。CPU32にはROM(リード・オンリ・メ
モリ)36が接続されている。このROM36には後述
の図9に表すプログラムが格納されており、そのプログ
ラムにしたがってCPU32が印字制御動作を行うよう
になっている。
【0017】CPU32はコネクタ33、34を介して
ホストコンピュータ32側のCPU35に接続されてい
る。CPU35にはROM(リード・オンリ・メモリ)
37が接続されている。ROM37には後述の図8に表
すプログラムが格納されており、そのプログラムにした
がってCPU35が画像データの供給動作を行うように
なっている。
【0018】このCPU32、35間で制御信号および
画像信号等のインターフェイス信号のやりとりが行われ
る。このなかで制御信号では、ステータス信号等によ
り、用紙サイズ、エラー等のプリンタ本体21側の状態
をホストコンピュータ22側に知らせ、また後述の搬送
指令、印字指令1、2などのコマンドにより、印字スタ
ートやトレイ1〜3の選択等の命令をホストコンピュー
タ22からプリンタ本体21側へ指示するようになって
いる。また、画像信号では頁、ラインおよびドットに対
応する同期信号をプリンタ本体21とホストコンピュー
タ22との間においてやりとりを行い、これにより印字
を行うようになっている。
【0019】図3は印字データの種類によりプリンタ本
体21の制御をコピー印字モードまたは通常印字モード
に切り換えるホストコンピュータ22のタスクの流れの
一例を表わすものである。ホストコンピュータ22で
は、印字データの入力タスクを登録し(ステップS1
1)、次いで入力データ交換タスクを登録する(ステッ
プS12)。その後印刷ジョブが終了した場合(ステッ
プS13;Y)にはステップS11へ戻る。
【0020】図4は印字データの入力タスクを表わすも
ので、印字データの入力処理を行い(ステップS2
1)、印字データの入力が完了している場合(ステップ
S22;Y)には図5に示すようなジョブテーブルを作
成する(ステップS23)。
【0021】図6は入力データの変換タスクを表わすも
ので、ジョブテーブルを読み込み(ステップS31)、
読み込みが完了する(ステップS32;Y)と、入力デ
ータを画像データに変換(ステップS33)した後、プ
リンタ本体21への印刷タスクを登録し(ステップS3
4)、その後印刷ジョブ終了フラグをセットする(ステ
ップS35)。
【0022】図7は印刷タスクを表わすもので、ジョブ
テーブルを読み込み(ステップS41)、その編集を行
った後(ステップS42)、コピー印字の指示があった
か否かを判断する(ステップS43)。コピー印字の指
示があった場合(Y)にはコピー印字動作によりプリン
タ本体21を制御し(ステップS44)、続いて画像デ
ータをプリンタ本体21に対して出力し(ステップS4
6)、全ての枚数について画像データを出力する(ステ
ップS47)と、その制御動作を終了する。一方、ステ
ップS43において、コピー印字の指示がなかった場合
(N)には通常印字動作によりプリンタ本体21を制御
し(ステップS45)、その後ステップS46以下の動
作を行う。
【0023】次に、図8および図9図の流れ図、および
図10(a)〜(h)のタイミングチャートを参照して
このレーザビームプリンタの用紙4の搬送から印字処理
までの制御動作を説明する。ここで、図8はホストコン
ピュータ22側の画像データ供給動作を表す流れ図であ
る。図9はプリンタ本体21側における印字制御動作を
表す流れ図である。なお、本実施例では、第1の印字モ
ードとして通常印字モード、第2の印字モードとしてコ
ピー印字モードとしている。
【0024】先ず、ホストコンピュータ22側では、オ
ペレータが印字モードを設定する(ステップS51)。
設定されたモードが通常印字モードの場合(ステップS
52;N)には、ホストコンピュータ22側で印字すべ
き画像データの処理が終了していない状態A(図10
(h))、すなわち、前述の受信した文字コード群をイ
メージデータに変換したり、イメージデータの座標をポ
ートレートやランドスケープに変換する等の画像データ
処理が完了していない場合には、CPU35は印字前の
搬送指令をプリンタ本体21へ出力し(ステップS6
1)、選択したトレイ、たとえばトレイ3からの用紙4
の搬送を指令する。続いて、CPU35は完了していな
い画像処理を行う(ステップS62)。すなわち、受信
した文字コード群をイメージデータに変換したり、イメ
ージデータの座標をポートレートやランドスケープに変
換する等の画像データ処理を行う。続いて、CPU35
は印字指令1を出力し(ステップS63)、さらに画像
データを出力する(ステップS64)。
【0025】一方、ステップS52において、設定され
た印字モードがコピー印字モードの場合(ステップS5
2;Y)には、CPU35は図示しない枚数メモリに印
字枚数(M)をセットする(ステップS53)。続い
て、CPU35はこの印字処理が一枚目の用紙について
のものであるか否かを判断し(ステップS54)、一枚
目の用紙であれば(Y)、通常印字モードの場合と同様
に搬送指令を出力し(ステップS61)、画像データの
処理を行う(ステップS62)。続いて、CPU35は
印字指令1を出力し(ステップS63)、さらに画像デ
ータを出力する(ステップS64)。
【0026】この画像データを出力した後、CPU35
は再び、現在のモードがいずれのモードであるかを判断
し(ステップS65)、通常印字モードである場合
(Y)には処理を終了する。一方、コピー印字モードで
ある場合(ステップS65;Y)には後述のステップ5
8へ移行する。
【0027】ホストコンピュータ22側のCPU35
は、コピー印字モードのステップ54において、用紙が
2枚目以降であると判断した場合(N)には、印字指令
2の出力をセットする(ステップS55)。その後、プ
リンタ本体21側のCPU32から画像データ要求信号
が出力され、これを受信した場合(ステップS56;
Y)には、画像データを出力する。そして、CPU35
は枚数メモリに記憶された枚数の印字がなされたか否か
を判断し(ステップS58、59)、設定された枚数の
印字が終了した(ステップS59;Y)場合には、印字
指令2の出力をリセットする(ステップS60)。印字
が終了していない場合(ステップS59;N)には、ス
テップS55へ戻る。
【0028】このようなホストコンピュータ22の画像
データ供給動作に対して、プリンタ本体21は、図9に
表すような印字制御動作を行う。まず、オペレータが電
源をオンする(ステップS71)と、CPU32はプリ
ンタを初期化する(ステップS72)とともに、ウォー
ムアップが終了したか否かを判断する(ステップS7
3)。このウォームアップが終了する(Y)と、CPU
32は、定着器の不良や用紙ジャム等のエラーが発生し
たか否か判断し(ステップS74)、エラーが発生して
いる場合(Y)にはエラー処理状態とし(ステップS8
3)、オペレータにエラー処理を促す。
【0029】エラーが発生していない場合(ステップS
74;N)には、CPU32は、ホストコンピュータ2
2側のCPU35からの搬送指令があったか否かを判断
する(ステップS75)。この搬送指令を受信した場合
には(Y)、CPU32は搬送信号を出力してピックア
ップローラ5、搬送ローラ6a、6bを駆動させ、用紙
4をトレイ3からレジストローラ8a、8bの位置まで
搬送させる(ステップS84)。そして、レジストセン
サ17がこの用紙4の到着を検知し、CPU32がこの
レジストセンサ17からの検知信号を受信する(ステッ
プS85;Y)と、CPU32はレジストローラ停止信
号を出力してレジストローラ8a、8bの駆動を停止
し、用紙4を待機状態とする(ステップS86)。
【0030】その後、ホストコンピュータ22側で画像
データの処理が終了し、画像データを出力できる状態B
(図10(h))になれば、ホストコンピュータ22側
のCPU35は、前述のようにプリンタ本体21側のC
PU32に対して印字指令1および画像データを出力す
る。CPU32はこの印字指令1を受信する(ステップ
S87;Y)と、レジストローラ8a、8bを駆動させ
るとともに、ホストコンピュータ22から送られてきた
画像データを受信し(ステップS88)、印字部31に
通常印字動作を行わせる(ステップS82)。
【0031】一方、ステップS65において搬送指令が
なかった場合(N)には、CPU32はコピー印字モー
ドと判断し、ホストコンピュータ22側からの印字指令
2を待つ。CPU32はこの印字指令2を受信する(ス
テップS76;Y)と、搬送信号を出力してピックアッ
プローラ5、搬送ローラ6a、6bを駆動させ、用紙4
をトレイ3からレジストローラ8a、8bの位置まで搬
送させる(ステップS77)。次いで、レジストセンサ
17がこの用紙4の到着を検知し、その検知信号を受信
する(ステップS78;Y)と、CPU32はホストコ
ンピュータ22側のCPU35に対して画像データ要求
信号を出力する(ステップS79)とともに、レジスト
ローラ8a、8bを駆動させる(ステップS80)。そ
して、ホストコンピュータ22からの画像データを受信
する(ステップS81)と、印字部31に印字動作を行
わせる(ステップS82)。印字終了後は、ステップS
75に戻り、搬送指令の有無により次の印字が通常印字
モードかコピー印字モードかを判断し、以後同様の動作
を行う。
【0032】このように本実施例のレーザビームプリン
タでは、通常印字モードの場合には、ホストコンピュー
タ22は搬送指令を出力し、用紙4をレジストローラ8
a、8bの位置に搬送させる。この状態で、プリンタ本
体21側から画像データ要求信号が出力されていても、
ホストコンピュータ22側が画像データの準備が完了し
て印字指令1を出力しなければ、用紙4はレジストロー
ラ8a、8bの位置で待機している。そして、ホストコ
ンピュータ22側で画像データの準備が完了してから印
字指令1を出力した時点で、レジストローラ8a、8b
が駆動されて印字が可能となる。このような動作によ
り、ホストコンピュータ22側では、画像データの量、
処理時間により印字指令のタイミングを決定する必要が
ない。特にトレイ3から用紙4を搬送して印字を行う場
合には、ホストコンピュータ22側の画像データ以外の
プリンタ本体21を制御する部分での負担が軽減され、
スループットが向上する。
【0033】一方、コピー印字モードの場合には、プリ
ンタ本体21側はホストコンピュータ22からの印字指
令2を受信すると、ホストコンピュータ22側からの指
示を待つことなく、ホストコンピュータ22側への画像
データ要求信号の出力に合わせてレジストローラ8a、
8bを駆動させる。したがって、ホストコンピュータ2
2側は、画像データの準備が完了して後、一旦印字指令
2を各用紙毎に出力すれば、その後はプリンタ本体21
側からの画像データ要求信号に合わせて画像データの出
力を行えばよいので、非常に簡便であり、この場合も処
理の負担が軽減されスループットが向上する。
【0034】このように本実施例のレーザビームプリン
タでは、ホストコンピュータ22自身の画像データの処
理状況に合わせて搬送指令と印字指令1、または印字指
令2を使い分けることにより、プリンタ本体21側の動
作を停止させることなく、効率良く印字のタイミングを
図ることが可能となり、通常印字、コピー印字のいずれ
のモードの場合にもスループットが向上する。
【0035】また、本実施例のレーザビームプリンタで
は、コピー印字モードであっても、1枚目の用紙4につ
いては、通常印字モードと同様に、ホストコンピュータ
22側のCPU35から搬送指令を出力することによ
り、予め用紙をレジストローラ8a、8bの位置に待機
させるようにしている(図8、ステップS54、61〜
64)。したがって、ホストコンピュータ22側が画像
データの準備が完了した時点で直ちに印字を行うことが
できる。このため1枚目の用紙4の処理を迅速に行うこ
とができる。
【0036】以上実施例を挙げて本発明を説明したが、
本発明は上記実施例に限定されるものではなく、その要
旨を変更しない範囲で種々変更可能である。たとえば、
上記実施例においては、レジストローラ8a、8bへの
搬送距離が異なる3つのトレイ1〜3から用紙4を搬送
させる構成としたが、この搬送距離は同じとしてもよ
い。
【0037】また、上記実施例においては、コピー印字
モードの場合の1枚目の用紙4の処理については、通常
印字モードの場合の処理と同じとして複合化させる構成
としたが、このような複合化を行うことなく、両モード
を完全に分離する構成としてもよい。
【0038】さらに、上記実施例においては、プリンタ
本体21に対してホストコンピュータ22から直接各種
指令を送るよう構成したが、ホストコンピュータとして
パーソナルコンピュータ、ワードプロセッサ等を用いた
場合は、このパーソナルコンピュータ等とプリンタ本体
21との間にコントローラを設け、パーソナルコンピュ
ータ等からの指令を一旦コントローラのCPUへ格納
し、このコントローラからプリンタ本体21に対して各
種指令を送るような構成としてもよい。また、上記実施
例においては本発明をレーザビームプリンタに適用した
例について説明したが、これに限定するものではないこ
とは勿論である。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の画像
形成方法によれば、第1の印字モードの場合には、前記
搬送路の同期搬送部に用紙を待機させ、その後に送られ
た画像データの印字動作を画像形成部に行わせ、第2の
印字モードの場合には、前記同期搬送部に用紙が搬送さ
れた時に画像データの送出を要求し、送られた画像デー
タの印字動作を画像形成部に行わせるようにしたので、
第1の印字モードおよび第2の印字モードのモードの違
いに合わせて、搬送および印字の制御を使い分けること
ができ、したがって画像データ供給部側の画像データ処
理以外の印字制御部を制御する部分での負担を軽減で
き、第1および第2の印字モードのいずれのモードの場
合にもスループットが向上するという効果がある。
【0040】また、請求項2記載の画像形成装置によれ
ば、第1の印字モードの場合には、画像データ供給部か
らの搬送指令により用紙を同期搬送部に印字毎に待機さ
せるとともに、画像データの準備が完了し第1の印字指
令が出力された後に通常印字を行い、一方、第2の印字
モードの場合には、用紙を同期搬送部に印字毎に待機さ
せることなく第2の印字指令によりコピー印字を行うよ
うにしたので、印字制御部側の動作を停止させることな
く、効率良く印字のタイミングを図ることが可能とな
る。よって画像データ供給部側の画像データ処理以外の
印字制御部側を制御する部分での処理の負担が軽減さ
れ、通常印字、コピー印字のいずれのモードの場合にも
スループットを向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例に係わるレーザビームプリ
ンタの要部のブロック構成図である。
【図2】 図1のプリンタの全体構成を表す縦断面図で
ある。
【図3】 ホストコンピュータのタスクの流れを表す流
れ図である。
【図4】 印字データの入力タスクを表す流れ図であ
る。
【図5】 ジョブテーブルの一例を表す図である。
【図6】 入力データの変換タスクを表す流れ図であ
る。
【図7】 印刷タスクを表す流れ図である。
【図8】 ホストコンピュータ側の画像データ供給動作
を説明するための流れ図である。
【図9】 プリンタ本体側の印字制御動作を説明するた
めの流れ図である。
【図10】 図1のプリンタの動作を説明するためのタ
イミングチャートである。
【図11】 従来のプリンタの動作を説明するためのタ
イミングチャートである。
【符号の説明】
1〜3…トレイ、4…用紙、8a、8b…レジストロー
ラ(同期搬送部)、9…画像形成部、21…プリンタ本
体、22…ホストコンピュータ、31…印字部、32…
CPU(プリンタ本体側)、35…CPU(ホストコン
ピュータ側)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 用紙供給部から、同期搬送部を有する搬
    送路を通して画像形成部に用紙を搬送して画像形成を行
    う画像形成方法において、 第1の印字モードの場合には、前記搬送路の同期搬送部
    に用紙を待機させ、その後に送られた画像データの印字
    動作を画像形成部に行わせ、第2の印字モードの場合に
    は、前記同期搬送部に用紙が搬送された時に画像データ
    の送出を要求し、送られた画像データの印字動作を画像
    形成部に行わせることを特徴とする画像形成方法。
  2. 【請求項2】 用紙供給部から、同期搬送部を有する搬
    送路を通して画像形成部に用紙を搬送して画像形成を行
    う画像形成装置において、 第1の印字モードと第2の印字モードとを切り換える印
    字モード切換手段と、 前記第1の印字モードに設定された場合には搬送指令を
    出力するとともに画像データの出力が可能な状態になっ
    た後に第1の印字指令および画像データを出力し、前記
    第2の印字モードに設定された場合には第2の印字指令
    を出力し、かつ画像データ要求信号に応じて画像データ
    を出力する画像データ供給部と、 前記画像データ供給部から出力された搬送指令を受けて
    用紙を搬送させて前記同期搬送部の位置に待機させた
    後、前記第1の印字指令を受けて待機させた用紙を搬送
    させるとともに、前記画像データ供給部から出力される
    画像データの印字動作を行わせ、前記第2の印字指令を
    受けて前記用紙供給部から用紙を搬送させ、かつこの用
    紙が同期搬送部の位置に達したときに前記画像データ要
    求信号を出力して前記画像データ供給部から出力された
    画像データの印字動作を行わせる印字制御部とを備えた
    ことを特徴とする画像形成装置。
JP3229961A 1990-09-21 1991-09-10 画像形成方法およびその装置 Pending JPH0516468A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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