JPH05164662A - パルスフィルタスラッジサンプリング装置 - Google Patents

パルスフィルタスラッジサンプリング装置

Info

Publication number
JPH05164662A
JPH05164662A JP33237291A JP33237291A JPH05164662A JP H05164662 A JPH05164662 A JP H05164662A JP 33237291 A JP33237291 A JP 33237291A JP 33237291 A JP33237291 A JP 33237291A JP H05164662 A JPH05164662 A JP H05164662A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pot
sampling
attached
suction pump
piston
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP33237291A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2783475B2 (ja
Inventor
Tatsuya Futami
達也 二見
Yoshiaki Murakami
善朗 村上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Metal Mining Co Ltd
Doryokuro Kakunenryo Kaihatsu Jigyodan
Power Reactor and Nuclear Fuel Development Corp
Original Assignee
Sumitomo Metal Mining Co Ltd
Doryokuro Kakunenryo Kaihatsu Jigyodan
Power Reactor and Nuclear Fuel Development Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Metal Mining Co Ltd, Doryokuro Kakunenryo Kaihatsu Jigyodan, Power Reactor and Nuclear Fuel Development Corp filed Critical Sumitomo Metal Mining Co Ltd
Priority to JP33237291A priority Critical patent/JP2783475B2/ja
Publication of JPH05164662A publication Critical patent/JPH05164662A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2783475B2 publication Critical patent/JP2783475B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • Y02E30/30Nuclear fission reactors
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W30/00Technologies for solid waste management
    • Y02W30/50Reuse, recycling or recovery technologies

Landscapes

  • Sampling And Sample Adjustment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 原子炉の使用済核燃料再処理工場内の清澄工
程において、パルスフィルタ内の溶解液中に存在するス
ラッジをサンプリングする装置を実現させる。 【構成】 放射線遮蔽室101の通用孔31aに係合可
能な遮蔽プラグ3の下方に基台51を取付け、基台51
の底面に吸引ポンプ1を取付ける。ポンプ駆動用ロッド
8を遮蔽プラグ3を貫通して、上下方向に移動自在に取
付け、ロッドの下端を吸引ポンプ1に結合する。吸引ポ
ンプ1の吐出口より導出された配管の先端にサンプリン
グポット4をポット取付ナット(ギヤ)42を用いて取
付ける。ポット取外し用ロッド6を遮蔽プラグ3及び基
台51を順次貫通して、それらに回動自在に取付け、そ
の下端に、ポット取付ナット(ギヤ)42を逆回転させ
てサンプリングポット4を分離させるポット取外し用ナ
ット(ギヤ)41を連結する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、原子炉の使用済核燃料
再処理工場内の清澄工程において、清澄機であるパルス
フィルタにて溶解液と分離されるスラッジのサンプリン
グ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ピューレックス法による原子炉の使用済
核燃料再処理工場では、使用済燃料を被覆管とともに剪
断し硝酸により溶解する。この溶解にはウラン、プルト
ニウムの他、核分裂生成物や剪断された燃料被覆管の小
片等が含まれ、これらの内溶解されない物質は不溶解残
渣すなわちスラッジとして溶解液中に存在している。
【0003】このスラッジは溶解液を精製工程へ送る前
に、清澄工程にて清澄機(パルスフィルタ)により溶解
液と分離される。分離されたスラッジは移送ラインを通
って清澄機から排出されるが、ときにはこの移送ライン
を閉塞し再処理工場の運転に多大な支障をきたす場合も
ある。そこで、このスラッジによる移送ライン閉塞を改
善するために、スラッジの成分や物性を調査する必要が
ある。しかしながら、従来の高放射性物質のサンプリン
グ装置は真空吸引またはエアリフトにより液体のサンプ
リングを目的としたものである。従って、高放射性であ
るとともに個体粒子であるスラッジのサンプリングには
適用できず、スラッジをサンプリングする手段がないの
が現状である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の使用済核燃料再
処理工場で使われているサンプリング装置は液体の採取
を目的としており、スラッジのような固形粒子をサンプ
リングする装置は実現されていなかった。本発明は、清
澄機であるパルスフィルタから高放射性のスラッジをサ
ンプリングできる装置を提供することを目的としてい
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】(1)この発明のパルス
フィルタスラッジサンプリング装置には、放射線遮蔽室
の通用孔に係合可能な遮蔽プラグと、その遮蔽プラグの
下方に取付けられた基台と、その基台の底面に取付けら
れた吸引ポンプと、前記遮蔽プラグを貫通して、上下方
向に移動自在にその遮蔽プラグに取付けられ、その下端
が前記吸引ポンプに結合されたポンプ駆動用ロッドとが
設けられる。
【0006】また、前記吸引ポンプの吐出口より導出さ
れた配管の先端に、ポット取付ナットにより取付けられ
て、前記基台の下方に配されたサンプリングポットと、
前記遮蔽プラグ及び基台を順次上下に貫通して、回動自
在にそれら遮蔽プラグまたは基台に取付けられたポット
取外し用ロッドと、そのポット取外し用ロッドの下端に
取付けられ、前記ポット取付ナットを逆回転させて、前
記サンプリングポットを分離させる手段とが備えられ
る。
【0007】(2)前記(1)におけるサンプリングポ
ットを分離させる手段として、前記ポット取外し用ロッ
ドの下端に係合して取付けられ、前記ポット取付ナット
と噛合し、前記ポット取外し用ロッドにより回転され、
その回転により前記ポット取付ナットを逆回転させて、
前記サンプリングポットを前記配管より分離させるポッ
ト取外し用ナットを用いることができる。
【0008】(3)前記(1)における前記サンプリン
グポットが、微細な空孔が分布形成されている焼結金属
で作られ、上端が開口とされ下端が閉塞された円筒状の
サンプリングエレメントと、そのサンプリングエレメン
トの開口端にほゞ同軸心に連結された筒状のオリフィス
部と、そのオリフィス部の上端にほゞ同軸心に連結さ
れ、外周面に取付ねじが形成され、上端の中心孔が流入
口とされたボディと、一端が前記オリフィス部内に同軸
心に配され、他端が前記ボディの中心孔内に突出して、
そのボディと同軸心に配されるコイルバネと、そのコイ
ルバネの上端に配され、前記流入口を閉塞するようにそ
のコイルバネにより偏倚されるボールとを具備するのが
望ましい。
【0009】(4)前記(1)において、前記吸引ポン
プが、全て金属製の下記の部材、すなわちボディと、ピ
ストンと、第1,第2ベローズと、軸受け部とで構成さ
れるのが望ましい。前記ボディは、円筒状に形成され、
その一端は閉塞され、その閉塞端の近傍に流入口が、ボ
ディの他端にピストン導出口がそれぞれ設けられ、その
ボディのやゝ一端寄りの内周面にリング状の第1節部
が、ボディのやゝ他端寄りの内周面にリング状の第2節
部がそれぞれ一体に突設され、その第1節部の内径は第
2節部の内径より大とされ、第2節部の内径は前記ピス
トンの外径よりやゝ大とされ、その第1節部とボディの
一端との間で、第1節部寄りの周壁に吐出口が設けられ
る。
【0010】前記ピストンは、前記ボディの軸心に挿入
され、前記流入口側の一端に金属製の円板が軸方向と直
角に取付けられ、前記第1,第2節部の間で、第1節部
寄りのピストン外周面に、金属製のフランジが突設さ
れ、前記円板の外径は前記第1節部の内径より大きく形
成され、前記フランジの外径は、前記第1節部の内径よ
りやゝ小さく、前記第2節部の内径より大きく形成され
る。
【0011】前記第1ベローズは、ちょうちん状に形成
され、前記円板の外周縁に近傍と前記第1節部との間に
前記ボディと同軸心に取付けられ、前記第2ベローズ
は、ちょうちん状に形成され、前記フランジと前記第2
節部との間に前記ボディと同軸心に取付けられる。前記
軸受け部は、円筒状に形成され、前記ボディの他端と前
記第2節部との間の内周面に同軸心に取付けられ、前記
ピストンを移動自在に保持するものである。
【0012】(5)前記(1)において、前記遮蔽プラ
グの上に、前記吸引ポンプの駆動部を取付けるのが望ま
しい。
【0013】
【実施例】この発明の実施例を図1乃至図8を参照して
説明する。吸引装置として全て金属で構成された往復動
型の強力な吸引ポンプ1を用い、その駆動部2は直接作
業員が保守できるように遮蔽プラグ3の上部に設ける。
吸引されたスラッジはサンプリングポット4に移送され
るが、こゝでスラッジとともに吸引された液は焼結金属
の空孔を通して排出され、スラッジのみがサンプリング
ポット4内に保持される。さらに保持されたスラッジが
サンプリングポット4の回収時にサンプリングポット4
の入口部からもれないよう、その入口部にボールによる
シール機構を持たせる。
【0014】サンプリングポット4はねじによりパルス
フィルタスラッジサンプリング装置(単にサンプリング
装置とも言う)100に取付けられ、回収操作時にサン
プリング装置100をキャスク5に収納した後、遮蔽プ
ラグ3の上部からポット取外し用ロッド6を回転させる
ことにより、サンプリングポット4を分離し、落下させ
て回収する。
【0015】パルスフィルタ本体7にサンプリング装置
100を挿入し、遮蔽プラグ3の上部から吸引ポンプ1
を作動させ、スラッジを液とともに吸引する。吸引され
たスラッジと液はサンプリングポット4へ送られ、液は
ステンレス等の焼結金属の空孔を通って排出されるた
め、スラッジのみをサンプリングポット4内に保持する
ことができる。その後、サンプリング装置100を遮蔽
プラグ3とともにパルスフィルタ7より吊り出し、キャ
スタ5内に収容し、遮蔽プラグ3上部へ延長されたポッ
ト取外し用ロッド6を回転させて、サンプリングポット
4をサンプリング装置100から分離し、落下させる。
落下したサンプリングポット4は高放射性のため遮蔽容
器8に受けるが、落下時の衝撃に対してサンプリングポ
ット入口部にシール機構があるため、保持されたスラッ
ジがポット外に排出されることはない。
【0016】次に実施例の構成を詳細に説明する。図1
〜図3はサンプリング装置100をパルスフィルタ7内
に挿入した側面断面図を示す。パルスフィルタ7に下部
の溶解液入口11から溶解液が供給され、フィルタエレ
メント12を通って上部の溶解液出口13から排出され
る。溶解液とともに供給されるスラッジはフィルタエレ
メント12を通過しないため、パルスフィルタ7内に滞
まる。パルスフィルタ7内に滞留しているスラッジをサ
ンプリングするには、遮蔽プラグ3の上部に設置されて
いる駆動部2(例えばエアーまたはオイルシリンダ)を
作動することにより、吸引ポンプ1を駆動してパルスフ
ィルタ内液とスラッジを吸引し、サンプリングポット4
へ移送する。図4にスラッジをサンプリングするときの
液の流れを矢印で示す。
【0017】図5にサンプリングポット4の側面断面図
を示す。サンプリングポット4にパルスフィルタ内液と
スラッジが移送されてくると、サンプリングエレメント
16がステンレス等の焼結金属でできているため、液は
この空孔(例えば大きさは0.5ミクロン)を通って排
出され、スラッジのみがサンプリングエレメント16内
に保持される。サンプリングポット4の入口部はボール
17がコイルバネ18により支持されており、液の供給
時はその液圧によりボール17が下がり液を受け入れる
が、液の供給時以外はコイルバネ18によりボール17
が入口部を押さえシールする。
【0018】サンプリングポット4は次のように組み立
てられる。サンプリングエレメント16をナット21に
よりオリフィス部22の下端に結合する。オリフィス部
22内に、ベース23に取付けられたコイルバネ18が
同軸心に配され、コイルバネ18の上端にボール17が
載せられる。コイルバネ18及びボール17に筒状のボ
ディ24を同軸心にかぶせ、ボディ24(図6A)の下
端の外周面のねじをオリフィス部22の内周面の上端の
ねじに嵌合させる。液もれを防ぐためOリング25乃至
28が図のように介在される。
【0019】ベース23は、図6Bに示すように、円板
部23aと、その中心部より突設された円柱状の突起2
3bとより成り、円板部23aに複数の透孔23cが形
成される。ボディ24は筒状の大径部24aとその上の
筒状の小径部(取付部とも言う)24bとより成り、大
径部24aの外周面にボディを回転させるための複数の
突堤24cが軸線方向に形成され、小径部24bの外周
面に、サンプリングポット4をサンプリング装置の配管
82にポット取付用ナット(ギヤ)42を用いて取付け
るためのねじ24dが形成される。
【0020】小径部24bの内周面と大径部24aの内
周面との間には、ボール17の表面より小さな曲率のテ
ーパ面24eが形成される。スラッジをサンプリングす
るとき以外は、このテーパ面24eにボール17がコイ
ルバネ18により圧接され、流通経路を遮断している。
スラッジがサンプリングエレメント16内にたまってき
て、オリフィス部まで一杯になると、オリフィス部は急
激に圧力損失を上昇させ、それ以上液を送り込めなくし
ている。
【0021】図7,図8にサンプリングポット回収方法
を示す。駆動部2を必要に応じ除去したのち、コンクリ
ート盤31上にシャッタ部32を、シャッタ孔32aが
コンクリート盤の通用孔31aに重なるように配置し、
シャッタ部32上にキャスク5を、そのシャッタ孔5a
がシャッタ孔32aに重なるように設置する。サンプリ
ング装置100を遮蔽プラグ3とともに、パルスフィル
タ7及び通用孔31aよりキャスク5内に吊り上げて、
ボルト34で固定した後、キャスクシャッタ5bとシャ
ッタ32bを閉め、キャスク5(閉めたキャスクシャッ
タ5bとともに)床37上に設置されたポット回収部3
8の上部の所定位置に移動する。キャスクシャッタ5b
と回収容器シャッタ8aを開けた後、サンプリングポッ
ト取外し用ロッド6を回転させてサンプリングポット4
の取付ねじを緩め、サンプリングポット4のみを回収容
器8へ落下させる。
【0022】すなわち、サンプリングポット取外し用ロ
ッド6を回転させるとポット取外し用ナット(ギヤ)4
1が回転し、キヤ41の回転によりポット取付用ナット
(ギヤ)42が逆回転され、サンプリングポット4(ギ
ヤ42に螺合されて配管82に取付けられていた)との
結合が解除される。落下後、回収容器シャッタ8a及び
キャスクシャッタ5bを閉じる。サンプリングポット回
収後、キャスク5を(閉めたキャスクシャッタ5bとと
もに)ポット回収部38より他に移動する。
【0023】吸引ポンプ1は図4に示すように、金属製
の円筒状ボディ71の軸心にピストン72が挿入され
る。ピストン72の一端はポンプ駆動用ロッド8に連結
される。ボディ71の一端は円板状の端板で閉塞され、
その端板の中心に流入口73が形成される。ボディ71
の内周面にリング状の第1,第2節部74,75が一体
に突設される。第1節部74の内径は第2節部75の内
径より大とされ、第2節部75の内径はピストン72の
外径よりやゝ大きくされる。
【0024】ピストン72の流入口73側の端面に第1
節部74の内径より大きい外径をもつ円板76が取付け
られる。またピストン72の外周面に、第1節部74と
第2節部75との間で第1節部74寄りに、第1節部7
4の内径よりやゝ小さく、第2節部75の内径より大き
い外径のフランジ77が突設される。円板76の外周縁
の近傍と第2節部74との間にちょうちん状の金属製の
第1ベローズ78が、またフランジ77と第2節部75
との間にちょうちん状の金属製の第2ベローズ79がそ
れぞれボディ71と同軸心に取付けられる。
【0025】ボディ71の第2節部75から他端面(流
入口73と反対側)にわたって、金属製で円筒状の軸受
け部80が取付けられ、ピストン72を移動自在に保持
する。ボディ71の他端は基台51に、例えば溶接によ
り取付けられる。ボディ71の第1節部74と流入口7
3との間で、第1節部寄りに吐出口81が設けられ、そ
の吐出口81に配管82が、例えば溶接により取付けら
れる。配管82の途中に吐出側逆止弁91が取付けられ
ている。流入口73には吸込側逆止弁92が取付けられ
る。
【0026】以上述ベた実施例は、基台51内に溶解液
用の流路を設け、基台51の底面側に設けたその流路の
入口に筒状のフィルタエレメント12を下方に向けて取
付け、基台51の側面に設けた流路の出口をパルスフィ
ルタ7の溶解液出口13に連結するように構成した場合
を示したものである。しかし、溶解液の流路を基台と別
に設け、それにフィルタエレメント12を取付けること
もできる。
【0027】
【発明の効果】この発明によって従来採取できなかった
パルスフィルタ内のスラッジを採取することが可能とな
った。これにより採取したスラッジの成分や物性を調査
し、スラッジ移送ラインのつまりなどの障害対策が進め
られるようになるほど、その効果は頗る大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】パルスフィルタ本体内にセットされたこの発明
の実施例の要部を示す縦断面図。
【図2】図1のパルスフィルタ7の下部を示す縦断面
図。
【図3】図1の遮蔽プラグ3上に取付けられた駆動部2
の縦断面図。
【図4】スラッジを採取する際の溶解液の流れを示すた
めの図1の実施例の縦断面図。
【図5】図1のサンプリングポット4の縦断面図。
【図6】図5のサンプリンクポット4の主要構成部品を
示す図で、Aはボディ24の縦断面図、Bはベース23
の斜視図、Cはサンプリングエレメント16の斜視図。
【図7】サンプリンクポット4を回収するために、キャ
スク5内に収容された図1の実施例を示す縦断面図。
【図8】ポット回収部上にキャスク5とともにセットさ
れた図1の実施例を示す縦断面図。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 放射線遮蔽室の通用孔に係合可能な遮蔽
    プラグと、 その遮蔽プラグの下方に取付けられた基台と、 その基台の底面に取付けられた吸引ポンプと、 前記遮蔽プラグを貫通して、上下方向に移動自在にその
    遮蔽プラグに取付けられ、その下端が前記吸引ポンプに
    結合されたポンプ駆動用ロッドと、 前記吸引ポンプの吐出口より導出された配管の先端に、
    ポット取付ナットにより取付けられて、前記基台の下方
    に配されたサンプリングポットと、 前記遮蔽プラグ及び基台を順次上下に貫通して、回動自
    在にそれら遮蔽プラグまたは基台に取付けられたポット
    取外し用ロッドと、 そのポット取外し用ロッドの下端に取付けられ、前記ポ
    ット取付ナットを逆回転させて、前記サンプリングポッ
    トを分離させる手段とを具備することを特徴とする、 パルスフィルタスラッジサンプリング装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記サンプリングポ
    ットを分離させる手段が、前記ポット取外し用ロッドの
    下端に係合して取付けられ、前記ポット取付ナットと噛
    合し、前記ポット取外し用ロッドにより回転され、その
    回転により前記ポット取付ナットを逆回転させて、前記
    サンプリングポットを前記配管より分離させるポット取
    外しナットであることを特徴とするパルスフィルタスラ
    ッジサンプリング装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、前記サンプリングポ
    ットが、微細な空孔が分布形成されている焼結金属で作
    られ、上端が開口とされ下端が閉塞された円筒状のサン
    プリングエレメントと、 そのサンプリングエレメントの開口端にほゞ同軸心に連
    結された筒状のオリフィス部と、 そのオリフィス部の上端にほゞ同軸心に連結され、外周
    面に取付ねじが形成され、上端の中心孔が流入口とされ
    た筒状のボディと、 一端が前記オリフィス部内に同軸心に配され、他端が前
    記ボディの中心孔内に突出して、そのボディと同軸心に
    配されるコイルバネと、 そのコイルバネの上端に配され、前記流入口を閉塞する
    ようにそのコイルバネにより偏倚されるボールとを具備
    することを特徴とする、 パルスフィルタスラッジサンプリング装置。
  4. 【請求項4】 請求項1において、前記吸引ポンプが、
    金属製の、ボディと、ピストンと、第1,第2ベローズ
    と、軸受け部とで構成され、 前記ボディは、円筒状に形成され、その一端は閉塞さ
    れ、その閉塞端の近傍に流入口が、ボディの他端にピス
    トン導出口がそれぞれ設けられ、そのボディのやゝ一端
    寄りの内周面にリング状の第1節部が、ボディのやゝ他
    端寄りの内周面にリング状の第2節部がそれぞれ一体に
    突設され、その第1節部の内径は第2節部の内径より大
    とされ、第2節部の内径は前記ピストンの外径よりやゝ
    大とされ、その第1節部とボディの一端との間で、第1
    節部寄りの周壁に吐出口が設けられ、 前記ピストンは、前記ボディの軸心に挿入され、前記流
    入口側の一端に金属製の円板が軸方向と直角に取付けら
    れ、前記第1,第2節部の間で、第1節部寄りのピスト
    ン外周面に、金属製のフランジが突設され、前記円板の
    外径は前記第1節部の内径より大きく形成され、前記フ
    ランジの外径は、前記第1節部の内径よりやゝ小さく、
    前記第2節部の内径より大きく形成され、 前記第1ベローズは、ちょうちん状に形成され、前記円
    板の外周縁の近傍と前記第1節部との間に前記ボディと
    同軸心に取付けられ、 前記第2ベローズは、ちょうちん状に形成され、前記フ
    ランジと前記第2節部との間に前記ボディと同軸心に取
    付けられ、 前記軸受け部は、円筒状に形成され、前記ボディの他端
    と前記第2節部との間の内周面に同軸心に取付けられ、
    前記ピストンを移動自在に保持するものであることを特
    徴とする、 パルスフィルタスラッジサンプリング装置。
  5. 【請求項5】 請求項1において、前記遮蔽プラグの上
    に、前記吸引ポンプの駆動部が取付けられていることを
    特徴とするパルスフィルタスラッジサンプリング装置。
JP33237291A 1991-12-17 1991-12-17 パルスフィルタスラッジサンプリング装置 Expired - Lifetime JP2783475B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33237291A JP2783475B2 (ja) 1991-12-17 1991-12-17 パルスフィルタスラッジサンプリング装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33237291A JP2783475B2 (ja) 1991-12-17 1991-12-17 パルスフィルタスラッジサンプリング装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05164662A true JPH05164662A (ja) 1993-06-29
JP2783475B2 JP2783475B2 (ja) 1998-08-06

Family

ID=18254230

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33237291A Expired - Lifetime JP2783475B2 (ja) 1991-12-17 1991-12-17 パルスフィルタスラッジサンプリング装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2783475B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019219301A1 (de) * 2018-05-18 2019-11-21 Framatome Gmbh Beseitigungsvorrichtung für nuklearen brennstoff
CN112229679A (zh) * 2020-10-10 2021-01-15 合肥猎知科技有限公司 一种基于物联网控制的水质检测智能取样系统
CN112268747A (zh) * 2020-10-23 2021-01-26 嘉兴学院 一种河道治理用泥沙取样装置

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59125149A (ja) * 1983-01-04 1984-07-19 Nec Corp トランク無効保留検出方式
JPS6137176A (ja) * 1984-07-30 1986-02-22 能美防災株式会社 泡消火装置
JPS6199836A (ja) * 1984-10-19 1986-05-17 ウエーアーカー、ウイーダアウフアルバイツングスアンラーゲ、カールスルーエ、ベトリープスゲゼルシヤフト、ミツト、ベシユレンクテル、ハフツング 試料採取装置
JPS61264295A (ja) * 1985-05-17 1986-11-22 住友金属鉱山株式会社 パルスフイルタ
JPH02201194A (ja) * 1989-01-30 1990-08-09 Toshiba Corp 遠心清澄機の運転方法

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59125149A (ja) * 1983-01-04 1984-07-19 Nec Corp トランク無効保留検出方式
JPS6137176A (ja) * 1984-07-30 1986-02-22 能美防災株式会社 泡消火装置
JPS6199836A (ja) * 1984-10-19 1986-05-17 ウエーアーカー、ウイーダアウフアルバイツングスアンラーゲ、カールスルーエ、ベトリープスゲゼルシヤフト、ミツト、ベシユレンクテル、ハフツング 試料採取装置
JPS61264295A (ja) * 1985-05-17 1986-11-22 住友金属鉱山株式会社 パルスフイルタ
JPH02201194A (ja) * 1989-01-30 1990-08-09 Toshiba Corp 遠心清澄機の運転方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019219301A1 (de) * 2018-05-18 2019-11-21 Framatome Gmbh Beseitigungsvorrichtung für nuklearen brennstoff
CN112229679A (zh) * 2020-10-10 2021-01-15 合肥猎知科技有限公司 一种基于物联网控制的水质检测智能取样系统
CN112229679B (zh) * 2020-10-10 2021-08-20 上海龙象环境科技有限公司 一种基于物联网控制的水质检测智能取样系统
CN112268747A (zh) * 2020-10-23 2021-01-26 嘉兴学院 一种河道治理用泥沙取样装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2783475B2 (ja) 1998-08-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11198630B2 (en) Modular water purification system for nuclear power plants
US4665758A (en) Sample taking device
JPH05164662A (ja) パルスフィルタスラッジサンプリング装置
CN109091926A (zh) 一种化学化工废液的一体化处理装置
US6419833B1 (en) Magnetic filtration method for minimizing radioactive waste during abrasive waterjet cutting
US5588535A (en) Sample preparation system for separating wear particles by size and magnetic characteristics
CA3031631C (en) Tank closure cesium removal
JP4264877B2 (ja) 上下方向に移動可能な夾雑物除去装置
DE2319996A1 (de) Ueberwachungsgeraet fuer radioaktivitaet
JP6059100B2 (ja) 水中浮遊物回収方法
CN208010899U (zh) 一种减速器密封结构
JPH05107159A (ja) スラツジサンプリング装置
US2875345A (en) Method and apparatus for handling radioactive products
GB2283925A (en) Meter and Manifold assembly
JPH04122897A (ja) 不純物除去装置
JPS6134120B2 (ja)
CN217661854U (zh) 一种化碱罐用分离器
CN218434968U (zh) 废液收集处理系统
JP4421643B2 (ja) イオン交換樹脂塔の樹脂排出構造および排出方法
JPS6123824Y2 (ja)
JPH0296698A (ja) 高速炉用の破損燃料検出装置
JPS585399B2 (ja) 軽水型原子炉の冷却材用配管
CN209092805U (zh) 污水处理设备
JP7171281B2 (ja) 線量低減方法
JPS6238001B2 (ja)