JPH05164207A - 内燃機関におけるタイミングベルトの張力調整方法および張力調整装置 - Google Patents
内燃機関におけるタイミングベルトの張力調整方法および張力調整装置Info
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- JPH05164207A JPH05164207A JP33326591A JP33326591A JPH05164207A JP H05164207 A JPH05164207 A JP H05164207A JP 33326591 A JP33326591 A JP 33326591A JP 33326591 A JP33326591 A JP 33326591A JP H05164207 A JPH05164207 A JP H05164207A
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- tension
- timing belt
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B67/00—Engines characterised by the arrangement of auxiliary apparatus not being otherwise provided for, e.g. the apparatus having different functions; Driving auxiliary apparatus from engines, not otherwise provided for
- F02B67/04—Engines characterised by the arrangement of auxiliary apparatus not being otherwise provided for, e.g. the apparatus having different functions; Driving auxiliary apparatus from engines, not otherwise provided for of mechanically-driven auxiliary apparatus
- F02B67/06—Engines characterised by the arrangement of auxiliary apparatus not being otherwise provided for, e.g. the apparatus having different functions; Driving auxiliary apparatus from engines, not otherwise provided for of mechanically-driven auxiliary apparatus driven by means of chains, belts, or like endless members
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- Devices For Conveying Motion By Means Of Endless Flexible Members (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 内燃機関のタイミングベルトの張力調整を精
密に行う。 【構成】 先ず慣らし装置Bにおいて、テンションプー
リ押圧手段75でテンションプーリ16を押圧してタイ
ミングベルト20に張力を与えながら、ドライブプーリ
駆動手段33でドライブプーリ6を回転させ、タイミン
グベルト20とドリブンプーリ7,8、補機プーリ11
およびテンションプーリ16を充分になじませる。続い
て本調整装置Aにおいて、ドリブンプーリロック手段8
4でドリブンプーリ7をロックした状態でドライブプー
リ6を逆転および正転させ、タイミングベルト20の弛
みをテンションプーリ押圧手段85で押圧されるテンシ
ョンプーリ16の部分に手繰り寄せながら、テンション
測定手段87でタイミングベルト20の張力を測定す
る。前記張力が目標値になると、テンションプーリ固定
手段86でテンションプーリ16の位置を固定する。
密に行う。 【構成】 先ず慣らし装置Bにおいて、テンションプー
リ押圧手段75でテンションプーリ16を押圧してタイ
ミングベルト20に張力を与えながら、ドライブプーリ
駆動手段33でドライブプーリ6を回転させ、タイミン
グベルト20とドリブンプーリ7,8、補機プーリ11
およびテンションプーリ16を充分になじませる。続い
て本調整装置Aにおいて、ドリブンプーリロック手段8
4でドリブンプーリ7をロックした状態でドライブプー
リ6を逆転および正転させ、タイミングベルト20の弛
みをテンションプーリ押圧手段85で押圧されるテンシ
ョンプーリ16の部分に手繰り寄せながら、テンション
測定手段87でタイミングベルト20の張力を測定す
る。前記張力が目標値になると、テンションプーリ固定
手段86でテンションプーリ16の位置を固定する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内燃機関のクランクシ
ャフトの駆動力を動弁機構や補機に伝達するためのタイ
ミングベルトの張力調整方法、および前記方法の実施に
使用されるタイミングベルトの張力調整装置に関する。
ャフトの駆動力を動弁機構や補機に伝達するためのタイ
ミングベルトの張力調整方法、および前記方法の実施に
使用されるタイミングベルトの張力調整装置に関する。
【0002】
【従来の技術】内燃機関のタイミングベルトのテンショ
ンを適切な大きさに調整するために前記タイミングベル
トの外面に圧接されるテンションプーリは、長溝に沿っ
て位置調節されてボルトで固定される。
ンを適切な大きさに調整するために前記タイミングベル
トの外面に圧接されるテンションプーリは、長溝に沿っ
て位置調節されてボルトで固定される。
【0003】従来、テンションプーリを長溝に沿って移
動させながら所定のテンションが得られる位置に固定す
るタイミングベルトの張力調整方法として、特開昭63
−259260号公報に記載されたものが公知である。
この方法は、先ずカムシャフトに設けたドリブンプーリ
を固定した状態でクランクシャフトに設けたドライブプ
ーリを所定角度逆転させ、タイミングベルトの弛み側部
分におけるドリブンプーリと補機プーリとの間の弛みを
補機プーリとドライブプーリとの間に手繰り寄せた後、
今度はドライブプーリを所定角度正転させながらテンシ
ョンプーリでタイミングベルトの弛み側部分を押圧し、
タイミングベルトの張り側部分の弛みを前記補機プーリ
とドライブプーリとの間に手繰り寄せる。続いて前記テ
ンションプーリを後退させながらドライブプーリを再逆
転させ、タイミングベルトの張り側部分のテンションが
目標値になった時に前記テンションプーリの位置を固定
するものである。而して、タイミングベルトの弛みは、
その弛み側部分におけるドリブンプーリと補機プーリと
の間に弛みを残すことなくテンションプーリの位置に手
繰り寄せられるため、タイミングベルトの張力調整を精
密に行うことが可能となる。
動させながら所定のテンションが得られる位置に固定す
るタイミングベルトの張力調整方法として、特開昭63
−259260号公報に記載されたものが公知である。
この方法は、先ずカムシャフトに設けたドリブンプーリ
を固定した状態でクランクシャフトに設けたドライブプ
ーリを所定角度逆転させ、タイミングベルトの弛み側部
分におけるドリブンプーリと補機プーリとの間の弛みを
補機プーリとドライブプーリとの間に手繰り寄せた後、
今度はドライブプーリを所定角度正転させながらテンシ
ョンプーリでタイミングベルトの弛み側部分を押圧し、
タイミングベルトの張り側部分の弛みを前記補機プーリ
とドライブプーリとの間に手繰り寄せる。続いて前記テ
ンションプーリを後退させながらドライブプーリを再逆
転させ、タイミングベルトの張り側部分のテンションが
目標値になった時に前記テンションプーリの位置を固定
するものである。而して、タイミングベルトの弛みは、
その弛み側部分におけるドリブンプーリと補機プーリと
の間に弛みを残すことなくテンションプーリの位置に手
繰り寄せられるため、タイミングベルトの張力調整を精
密に行うことが可能となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
張力調整方法では、ドライブプーリを前述のように逆転
および正転させる前に、ドリブンプーリを自由状態とし
てドライブプーリを所定角度往復回転させて各プーリと
タイミングベルトをなじませている。
張力調整方法では、ドライブプーリを前述のように逆転
および正転させる前に、ドリブンプーリを自由状態とし
てドライブプーリを所定角度往復回転させて各プーリと
タイミングベルトをなじませている。
【0005】しかしながら、ドライブプーリを所定角度
往復回転させるだけでは各プーリとタイミングベルトを
充分になじませることができず、バリ等による各部のフ
リクションによって精密な張力調整が阻害される虞があ
る。
往復回転させるだけでは各プーリとタイミングベルトを
充分になじませることができず、バリ等による各部のフ
リクションによって精密な張力調整が阻害される虞があ
る。
【0006】本発明は前述の事情に鑑みてなされたもの
で、予め各プーリとタイミングベルトを充分になじませ
ることにより一層精密な張力調整を行うことが可能なタ
イミングベルトの張力調整方法、および該方法の実施に
使用する張力調整装置を提供することを目的とする。
で、予め各プーリとタイミングベルトを充分になじませ
ることにより一層精密な張力調整を行うことが可能なタ
イミングベルトの張力調整方法、および該方法の実施に
使用する張力調整装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、クランクシャフトに設けたドライブプー
リと、カムシャフトに設けたドリブンプーリと、補機の
回転軸に設けた補機プーリと、これら各プーリに巻き掛
けたタイミングベルトと、このタイミングベルトの弛み
側部分を外側から加圧するテンションプーリとを備えた
内燃機関におけるタイミングベルトの張力調整方法にお
いて、前記ドリブンプーリを自由状態とし、且つ前記テ
ンションプーリを加圧前進させた状態で、前記ドライブ
プーリを所定回数正転させる慣らし工程と;前記ドリブ
ンプーリを固定状態とし、該ドリブンプーリと前記補機
プーリとの間で前記テンションプーリの弛み側部分に所
定のテンションが与えられるように前記ドライブプーリ
を所定角度逆転させる逆転工程と;前記ドリブンプーリ
を固定状態とし、前記タイミングベルトの張り側部分の
テンションが目標値に一致するように前記ドライブプー
リを正転させつつ前記テンションプーリを一定荷重で押
圧する正転工程と;前記テンションが目標値に一致した
時に前記テンションプーリの位置を固定する固定工程
と;を順次行うことを第1の特徴とする。
に、本発明は、クランクシャフトに設けたドライブプー
リと、カムシャフトに設けたドリブンプーリと、補機の
回転軸に設けた補機プーリと、これら各プーリに巻き掛
けたタイミングベルトと、このタイミングベルトの弛み
側部分を外側から加圧するテンションプーリとを備えた
内燃機関におけるタイミングベルトの張力調整方法にお
いて、前記ドリブンプーリを自由状態とし、且つ前記テ
ンションプーリを加圧前進させた状態で、前記ドライブ
プーリを所定回数正転させる慣らし工程と;前記ドリブ
ンプーリを固定状態とし、該ドリブンプーリと前記補機
プーリとの間で前記テンションプーリの弛み側部分に所
定のテンションが与えられるように前記ドライブプーリ
を所定角度逆転させる逆転工程と;前記ドリブンプーリ
を固定状態とし、前記タイミングベルトの張り側部分の
テンションが目標値に一致するように前記ドライブプー
リを正転させつつ前記テンションプーリを一定荷重で押
圧する正転工程と;前記テンションが目標値に一致した
時に前記テンションプーリの位置を固定する固定工程
と;を順次行うことを第1の特徴とする。
【0008】また本発明は前述の第1の特徴に加えて、
支点回りに揺動自在なレバー上に前記テンションプーリ
を支持し、前記慣らし工程と正転工程において前記テン
ションプーリを加圧前進させる際に、そのテンションプ
ーリの中心を挟んで前記支点の反対側において該テンシ
ョンプーリを押圧することを第2の特徴とする。
支点回りに揺動自在なレバー上に前記テンションプーリ
を支持し、前記慣らし工程と正転工程において前記テン
ションプーリを加圧前進させる際に、そのテンションプ
ーリの中心を挟んで前記支点の反対側において該テンシ
ョンプーリを押圧することを第2の特徴とする。
【0009】また本発明は前述の第1の特徴に加えて、
前記正転工程において、前記テンションプーリを一定荷
重で加圧前進させ、その前進量が所定値に達した時に該
テンションプーリの加圧前進を停止することを第3の特
徴とする。
前記正転工程において、前記テンションプーリを一定荷
重で加圧前進させ、その前進量が所定値に達した時に該
テンションプーリの加圧前進を停止することを第3の特
徴とする。
【0010】また本発明は前述の第1の特徴に加えて、
内燃機関が吸気側ドリブンプーリと排気側ドリブンプー
リを備え、前記逆転工程において、タイミングベルトの
緩み側にある吸気側ドリブンプーリのみを固定すること
を第4の特徴とする。
内燃機関が吸気側ドリブンプーリと排気側ドリブンプー
リを備え、前記逆転工程において、タイミングベルトの
緩み側にある吸気側ドリブンプーリのみを固定すること
を第4の特徴とする。
【0011】また本発明は、クランクシャフトに設けた
ドライブプーリと、カムシャフトに設けたドリブンプー
リと、補機の回転軸に設けた補機プーリと、これら各プ
ーリに巻き掛けたタイミングベルトと、このタイミング
ベルトの弛み側部分を外側から加圧するテンションプー
リとを備えた内燃機関におけるタイミングベルトの張力
調整装置において、前記ドライブプーリを回転駆動する
ドライブプーリ駆動手段と、前記テンションプーリを押
圧して前記タイミングベルトにテンションを与えるテン
ションプーリ押圧手段と、前記タイミングベルトが前記
各プーリ間を移動する際に、該タイミングベルトのずれ
を規制するタイミングベルト押さえ手段と、を備えてな
ることを第5の特徴とする。
ドライブプーリと、カムシャフトに設けたドリブンプー
リと、補機の回転軸に設けた補機プーリと、これら各プ
ーリに巻き掛けたタイミングベルトと、このタイミング
ベルトの弛み側部分を外側から加圧するテンションプー
リとを備えた内燃機関におけるタイミングベルトの張力
調整装置において、前記ドライブプーリを回転駆動する
ドライブプーリ駆動手段と、前記テンションプーリを押
圧して前記タイミングベルトにテンションを与えるテン
ションプーリ押圧手段と、前記タイミングベルトが前記
各プーリ間を移動する際に、該タイミングベルトのずれ
を規制するタイミングベルト押さえ手段と、を備えてな
ることを第5の特徴とする。
【0012】また本発明は前述の第5の特徴に加えて、
前記ドライブプーリ駆動手段が前記クランクシャフトを
把持して該クランクシャフトの軸線回りに回転する把持
手段を備え、この把持手段が、前記クランクシャフトを
クランプ爪得る開閉自在な一対のクランプ爪と、これら
クランプ爪を開方向に付勢するスプリングと、前記クラ
ンプ爪の外面に前記軸線方向に形成したテーパ面と、こ
のテーパ面に前記軸線方向に摺動自在に係合するカム部
材と、このカム部材を前記軸線方向に駆動して前記チャ
ック爪を開閉させる駆動源と、を備えたことを第6の特
徴とする。
前記ドライブプーリ駆動手段が前記クランクシャフトを
把持して該クランクシャフトの軸線回りに回転する把持
手段を備え、この把持手段が、前記クランクシャフトを
クランプ爪得る開閉自在な一対のクランプ爪と、これら
クランプ爪を開方向に付勢するスプリングと、前記クラ
ンプ爪の外面に前記軸線方向に形成したテーパ面と、こ
のテーパ面に前記軸線方向に摺動自在に係合するカム部
材と、このカム部材を前記軸線方向に駆動して前記チャ
ック爪を開閉させる駆動源と、を備えたことを第6の特
徴とする。
【0013】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例を説明
する。
する。
【0014】図1は直列多気筒のダブルオーバーヘッド
カムシャフト型内燃機関Eの正面図であって、この内燃
機関Eのクランクケース1の上部にはシリンダヘッド2
とヘッドカバー3が接合されるとともに、そのクランク
ケース1の下部にはオイルパン4が接合される。クラン
クケース1から前方に延出するクランクシャフト5には
ドライブプーリ6がキー止めされ、シリンダヘッド2と
ヘッドカバー3の接合面から前方に延出する吸気側カム
シャフトと排気側カムシャフトには、吸気側ドリブンプ
ーリ7と排気側ドリブンプーリ8がそれぞれボルト9,
10で固定される。またクランクケース1の上部から前
方に延出するウオータポンプあるいはオイルポンプ等の
補機の回転軸には、補機プーリ11がボルト12で固着
される。前記吸気側ドリブンプーリ7と排気側ドリブン
プーリ8には、それぞれ5個の開口部71 ,81 が円周
方向に形成される。
カムシャフト型内燃機関Eの正面図であって、この内燃
機関Eのクランクケース1の上部にはシリンダヘッド2
とヘッドカバー3が接合されるとともに、そのクランク
ケース1の下部にはオイルパン4が接合される。クラン
クケース1から前方に延出するクランクシャフト5には
ドライブプーリ6がキー止めされ、シリンダヘッド2と
ヘッドカバー3の接合面から前方に延出する吸気側カム
シャフトと排気側カムシャフトには、吸気側ドリブンプ
ーリ7と排気側ドリブンプーリ8がそれぞれボルト9,
10で固定される。またクランクケース1の上部から前
方に延出するウオータポンプあるいはオイルポンプ等の
補機の回転軸には、補機プーリ11がボルト12で固着
される。前記吸気側ドリブンプーリ7と排気側ドリブン
プーリ8には、それぞれ5個の開口部71 ,81 が円周
方向に形成される。
【0015】クランクケース1にピン13で枢支されて
スプリング14で引張付勢されたレバー15には、外周
にテンションプーリ16を回転自在に支持したプーリホ
ルダ17が一体に設けられる。プーリホルダ17に形成
された長孔171 にはクランクケース1に植設されたス
タッドボルト18が貫通し、そのスタッドボルト18に
ナット19を螺入することにより、プーリホルダ17す
なわちテンションプーリ16はクランクケース1の所定
の位置に固定される。
スプリング14で引張付勢されたレバー15には、外周
にテンションプーリ16を回転自在に支持したプーリホ
ルダ17が一体に設けられる。プーリホルダ17に形成
された長孔171 にはクランクケース1に植設されたス
タッドボルト18が貫通し、そのスタッドボルト18に
ナット19を螺入することにより、プーリホルダ17す
なわちテンションプーリ16はクランクケース1の所定
の位置に固定される。
【0016】前記ドライブプーリ6、一対のドリブンプ
ーリ7,8、および補機プーリ11には無端状のタイミ
ングベルト20が巻き掛けられ、そのタイミングベルト
20の外側に前記テンションプーリ16が当接する。そ
して、テンションプーリ16を支持するプーリホルダ1
7の位置を長溝171 で調整してナット19で固定する
ことにより、前記タイミングベルト20のテンションが
適切な大きさに設定される。
ーリ7,8、および補機プーリ11には無端状のタイミ
ングベルト20が巻き掛けられ、そのタイミングベルト
20の外側に前記テンションプーリ16が当接する。そ
して、テンションプーリ16を支持するプーリホルダ1
7の位置を長溝171 で調整してナット19で固定する
ことにより、前記タイミングベルト20のテンションが
適切な大きさに設定される。
【0017】尚、クランクシャフト5およびドライブプ
ーリ6は、矢印a方向が正転方向とされ、矢印b方向が
逆転方向とされる。またタイミングベルト20は、排気
側ドリブンプーリ8とドライブプーリ6の間に位置する
部分が張り側部分とされ、ドライブプーリ6と吸気側ド
リブンプーリ7の間の部分、すなわち補機プーリ11と
テンションプーリ16が介在する部分が弛み側部分とさ
れる。
ーリ6は、矢印a方向が正転方向とされ、矢印b方向が
逆転方向とされる。またタイミングベルト20は、排気
側ドリブンプーリ8とドライブプーリ6の間に位置する
部分が張り側部分とされ、ドライブプーリ6と吸気側ド
リブンプーリ7の間の部分、すなわち補機プーリ11と
テンションプーリ16が介在する部分が弛み側部分とさ
れる。
【0018】図2、図3、および図11に示すように、
前記内燃機関Eを個別に搭載するパレットPは、床面に
立設した多数の支柱21上に支持されたローラコンベア
Cの多数のローラ22によって矢印c方向に搬送され
る。ローラコンベアCの搬送方向上流側と下流側には、
前記各プーリ6,7,8,11,16とタイミングベル
ト20の作動を滑らかにするための慣らし工程を行う慣
らし装置Bと、テンションプーリ16の位置を調整して
タイミングベルト20のテンション調整工程を行う本調
整装置Aが配設される。パレットPが前記慣らし装置B
あるいは本調整装置Aの前で停止すると、前記支柱21
に設けたシリンダ23で昇降する支持部材24が内燃機
関Eのミッションケース25底部に当接し、その内燃機
関Eを安定した状態で支持する。
前記内燃機関Eを個別に搭載するパレットPは、床面に
立設した多数の支柱21上に支持されたローラコンベア
Cの多数のローラ22によって矢印c方向に搬送され
る。ローラコンベアCの搬送方向上流側と下流側には、
前記各プーリ6,7,8,11,16とタイミングベル
ト20の作動を滑らかにするための慣らし工程を行う慣
らし装置Bと、テンションプーリ16の位置を調整して
タイミングベルト20のテンション調整工程を行う本調
整装置Aが配設される。パレットPが前記慣らし装置B
あるいは本調整装置Aの前で停止すると、前記支柱21
に設けたシリンダ23で昇降する支持部材24が内燃機
関Eのミッションケース25底部に当接し、その内燃機
関Eを安定した状態で支持する。
【0019】次に、前記慣らし装置Bの構造を詳述す
る。図4〜図6に示すように、慣らし装置Bは床面に支
持された機枠26を備え、その機枠26の上面に敷設し
た2本のガイドレール27にスライダ28を介してベー
スプレート29が摺動自在に支持される。ベースプレー
ト29の下面に設けたシリンダ30は前記機枠26に固
定したロッド31に沿って移動し、これによりベースプ
レート29はローラコンベアCすなわち内燃機関Eに対
して接近・離間するように駆動される。
る。図4〜図6に示すように、慣らし装置Bは床面に支
持された機枠26を備え、その機枠26の上面に敷設し
た2本のガイドレール27にスライダ28を介してベー
スプレート29が摺動自在に支持される。ベースプレー
ト29の下面に設けたシリンダ30は前記機枠26に固
定したロッド31に沿って移動し、これによりベースプ
レート29はローラコンベアCすなわち内燃機関Eに対
して接近・離間するように駆動される。
【0020】ベースプレート29の前部に立設された支
持板32には、上部開口321 および下部開口322 が
形成される。ベースプレート29の上面には、前記支持
板32の下部開口322 を貫通するようにドライブプー
リ駆動手段33が設けられる。ドライブプーリ駆動手段
33はベースプレート29の上面にブラケット34を介
して支持したモータ35と、前記下部開口322 に位置
するようにブラケット36を介して支持した軸受ブロッ
ク37を備える。軸受ブロック37には前記モータ35
により駆動される入力軸38の前端が支持されるととも
に、その入力軸38に設けた入力ギヤ39に噛合する出
力ギヤ40を有する出力軸41が回転自在に支持され
る。
持板32には、上部開口321 および下部開口322 が
形成される。ベースプレート29の上面には、前記支持
板32の下部開口322 を貫通するようにドライブプー
リ駆動手段33が設けられる。ドライブプーリ駆動手段
33はベースプレート29の上面にブラケット34を介
して支持したモータ35と、前記下部開口322 に位置
するようにブラケット36を介して支持した軸受ブロッ
ク37を備える。軸受ブロック37には前記モータ35
により駆動される入力軸38の前端が支持されるととも
に、その入力軸38に設けた入力ギヤ39に噛合する出
力ギヤ40を有する出力軸41が回転自在に支持され
る。
【0021】図7〜図9を併せて参照すると明らかなよ
うに、前記出力軸41の先端には継手部材42を介して
ガイド部材43が固着される。ガイド部材43には出力
軸41の軸線Lに対して直交する溝431 が形成され、
その溝431 に一対のクランプ爪44が摺動自在に支持
されるとともに、両クランプ爪44の先端部近傍にはガ
イドピン45が摺動自在に貫通する。両クランプ爪44
は2本のスプリング46によって相互に離間する方向、
すなわちアンクランプ方向に付勢される。そして両クラ
ンプ爪44の先端には前記内燃機関Eのクランクシャフ
ト5の先端を把持する三角形の把持溝441 が形成さ
れ、その一方の把持溝441 にはクランクシャフト5の
キー溝に係合するノックピン47が設けられる。
うに、前記出力軸41の先端には継手部材42を介して
ガイド部材43が固着される。ガイド部材43には出力
軸41の軸線Lに対して直交する溝431 が形成され、
その溝431 に一対のクランプ爪44が摺動自在に支持
されるとともに、両クランプ爪44の先端部近傍にはガ
イドピン45が摺動自在に貫通する。両クランプ爪44
は2本のスプリング46によって相互に離間する方向、
すなわちアンクランプ方向に付勢される。そして両クラ
ンプ爪44の先端には前記内燃機関Eのクランクシャフ
ト5の先端を把持する三角形の把持溝441 が形成さ
れ、その一方の把持溝441 にはクランクシャフト5の
キー溝に係合するノックピン47が設けられる。
【0022】両クランプ爪44の外面には前方に向かっ
て先細にテーパするテーパ面442 が形成される。一対
のテーパ面442 には、リング状のカム部材48の内面
に形成した上下一対のカム面481 がそれぞれ係合し、
そのカム部材48は両クランプ爪44と一体で回転する
とともに、前記クランプ爪44に対して軸線L方向に摺
動する。
て先細にテーパするテーパ面442 が形成される。一対
のテーパ面442 には、リング状のカム部材48の内面
に形成した上下一対のカム面481 がそれぞれ係合し、
そのカム部材48は両クランプ爪44と一体で回転する
とともに、前記クランプ爪44に対して軸線L方向に摺
動する。
【0023】ベースプレート29の前部に敷設した1本
のガイドレール49には、スライダ50を介してスライ
ドプレート51が摺動自在に支持され、前記ブラケット
37に設けたシリンダ52に接続されて前記軸線L方向
に駆動される。スライドプレート51にブラケット53
を介して支持した2個のガイドローラ54は前記カム部
材48の外周に形成した環状溝482 に係合するととも
に、前記スライドプレート51に他のブラケット55を
介して支持した2個のガイドローラ56も前記環状溝4
82 に係合する。下側のガイドローラ54は前記軸線L
と同方向に延びる回転軸を備え、主としてカム部材48
の重量を支えながら該カム部材48を回転自在に支持す
るように機能する。一方、上側のガイドローラ56は前
記軸線Lに直交する回転軸を備え、主としてカム部材4
8を軸線L方向に押圧するように機能する。
のガイドレール49には、スライダ50を介してスライ
ドプレート51が摺動自在に支持され、前記ブラケット
37に設けたシリンダ52に接続されて前記軸線L方向
に駆動される。スライドプレート51にブラケット53
を介して支持した2個のガイドローラ54は前記カム部
材48の外周に形成した環状溝482 に係合するととも
に、前記スライドプレート51に他のブラケット55を
介して支持した2個のガイドローラ56も前記環状溝4
82 に係合する。下側のガイドローラ54は前記軸線L
と同方向に延びる回転軸を備え、主としてカム部材48
の重量を支えながら該カム部材48を回転自在に支持す
るように機能する。一方、上側のガイドローラ56は前
記軸線Lに直交する回転軸を備え、主としてカム部材4
8を軸線L方向に押圧するように機能する。
【0024】次に、図5、図6、および図10により、
慣らし装置Bに設けられるドリブンプーリ固定手段57
の構造を詳述する。ドリブンプーリ固定手段57は支持
板32の上部開口321 に臨むように設けられるもの
で、支持板32の後面に上下方向に敷設した一対のガイ
ドレール58にスライダ59を介して摺動自在に支持さ
れ、サーボモータ60で駆動されるボールねじ61によ
って上下方向に駆動される第1基板62を備える。第1
基板62の後面に横方向に敷設した一対のガイドレール
63には、スライダ64を介して摺動自在に支持され、
サーボモータ65で駆動されるボールねじ66によって
左右方向に駆動される第2基板67が設けられる。
慣らし装置Bに設けられるドリブンプーリ固定手段57
の構造を詳述する。ドリブンプーリ固定手段57は支持
板32の上部開口321 に臨むように設けられるもの
で、支持板32の後面に上下方向に敷設した一対のガイ
ドレール58にスライダ59を介して摺動自在に支持さ
れ、サーボモータ60で駆動されるボールねじ61によ
って上下方向に駆動される第1基板62を備える。第1
基板62の後面に横方向に敷設した一対のガイドレール
63には、スライダ64を介して摺動自在に支持され、
サーボモータ65で駆動されるボールねじ66によって
左右方向に駆動される第2基板67が設けられる。
【0025】第2基板67には内燃機関Eの吸気側ドリ
ブンプーリ7を固定するボルト9に係合するソケット6
8を有するナットランナ69と、排気側ドリブンプーリ
8を固定するボルト10に係合するソケット70を有す
るナットランナ71が設けられる。また、第2基板67
の前面に設けたブラケット72には、前記両ドリブンプ
ーリ7,8の開口部71 ,81 に係合可能な4本のピン
73を出没させる4個のシリンダ74が設けられる。
ブンプーリ7を固定するボルト9に係合するソケット6
8を有するナットランナ69と、排気側ドリブンプーリ
8を固定するボルト10に係合するソケット70を有す
るナットランナ71が設けられる。また、第2基板67
の前面に設けたブラケット72には、前記両ドリブンプ
ーリ7,8の開口部71 ,81 に係合可能な4本のピン
73を出没させる4個のシリンダ74が設けられる。
【0026】次に、図3および図4により、慣らし装置
Bに設けられるテンションプーリ押圧手段75の構造を
説明する。支持板32の前面に所定の間隔を存して固定
した基板76にはガイドレール77が敷設され、そのガ
イドレール77にスライダ78を介して支持した摺動部
材79の先端には押圧ローラ80が設けられる。前記基
板76に設けたシリンダ81で摺動部材78を前進駆動
すると前記押圧ローラ80がテンションプーリ16の外
周面に当接する。図1から明らかなように、前記押圧ロ
ーラ80の移動軌跡L1 は、該テンションプーリ16の
中心を通る直線L0 よりもドライブプーリ6側に偏倚し
ている。
Bに設けられるテンションプーリ押圧手段75の構造を
説明する。支持板32の前面に所定の間隔を存して固定
した基板76にはガイドレール77が敷設され、そのガ
イドレール77にスライダ78を介して支持した摺動部
材79の先端には押圧ローラ80が設けられる。前記基
板76に設けたシリンダ81で摺動部材78を前進駆動
すると前記押圧ローラ80がテンションプーリ16の外
周面に当接する。図1から明らかなように、前記押圧ロ
ーラ80の移動軌跡L1 は、該テンションプーリ16の
中心を通る直線L0 よりもドライブプーリ6側に偏倚し
ている。
【0027】図4に示すように、支持板32の前面には
溝型断面を有するタイミングベルト押さえ手段82が設
けられる。タイミングベルト押さえ手段82は、排気側
ドリブンプーリ8とドライブプーリ6との間においてタ
イミングベルト20をガイドし、その振れを規制する。
溝型断面を有するタイミングベルト押さえ手段82が設
けられる。タイミングベルト押さえ手段82は、排気側
ドリブンプーリ8とドライブプーリ6との間においてタ
イミングベルト20をガイドし、その振れを規制する。
【0028】次に、前記本調整装置Aの構造を詳述す
る。図11〜図14に示すように、本調整装置Aは前述
の慣らし装置Bと同様のベースプレート29および支持
板32を備え、そのベースプレート29および支持板3
2は、シリンダ30によりパレットPに搭載された内燃
機関Eに対して接近・離間するように駆動される。ベー
スプレート29には慣らし装置Bのドライブプーリ駆動
手段33と同一構造のドライブプーリ駆動手段83が設
けられる。また、支持板32には慣らし装置Bのドリブ
ンプーリ締結手段57と類似の構造を有するドリブンプ
ーリロック手段84、および慣らし装置Bのテンション
プーリ押圧手段75と類似の構造を有するテンションプ
ーリ押圧手段85が設けられるとともに、それ等に加え
てテンションプーリ固定手段86およびテンション測定
手段87が設けられる。
る。図11〜図14に示すように、本調整装置Aは前述
の慣らし装置Bと同様のベースプレート29および支持
板32を備え、そのベースプレート29および支持板3
2は、シリンダ30によりパレットPに搭載された内燃
機関Eに対して接近・離間するように駆動される。ベー
スプレート29には慣らし装置Bのドライブプーリ駆動
手段33と同一構造のドライブプーリ駆動手段83が設
けられる。また、支持板32には慣らし装置Bのドリブ
ンプーリ締結手段57と類似の構造を有するドリブンプ
ーリロック手段84、および慣らし装置Bのテンション
プーリ押圧手段75と類似の構造を有するテンションプ
ーリ押圧手段85が設けられるとともに、それ等に加え
てテンションプーリ固定手段86およびテンション測定
手段87が設けられる。
【0029】ドリブンプーリロック手段84は支持板3
2の上部開口321に臨むように設けられるもので、支
持板32の後面に上下方向に敷設し一対のガイドレール
88にスライダ89を介して摺動自在に支持され、サー
ボモータ90で駆動されるボールねじ91によって上下
方向に駆動される第1基板92を備える。第1基板92
の後面に横方向に敷設した一対のガイドレール93に
は、スライダ94を介して摺動自在に支持され、サーボ
モータ95で駆動されるボールねじ96によって左右方
向に駆動される第2基板97が設けられる。
2の上部開口321に臨むように設けられるもので、支
持板32の後面に上下方向に敷設し一対のガイドレール
88にスライダ89を介して摺動自在に支持され、サー
ボモータ90で駆動されるボールねじ91によって上下
方向に駆動される第1基板92を備える。第1基板92
の後面に横方向に敷設した一対のガイドレール93に
は、スライダ94を介して摺動自在に支持され、サーボ
モータ95で駆動されるボールねじ96によって左右方
向に駆動される第2基板97が設けられる。
【0030】図15を併せて参照すると明らかなよう
に、第2基板97には外筒部材98が固着され、その内
部には内筒部材99がボールベアリング100を介して
回転自在に支持される。内筒部材99にはアーム991
が一体に結合され、第2基板97から後方に延びるブラ
ケット101に設けたシリンダ102と前記アーム99
1 とを接続することにより、前記内筒部材99は外筒部
材98の内部で回転駆動される。内筒部材99の内部に
支持されるロッド103は、その後部に形成した切欠き
1031 を前記アーム991 の後端に係合させることに
より内筒部材99と一体で回転するとともに、該内筒部
材99に対して軸方向に摺動可能である。ロッド103
の後端は、2個のボールベアリング104を介して前記
ブラケット101に支持したシリンダ105に接続さ
れ、そのシリンダ105の伸縮により前記ロッド103
は軸方向に駆動される。
に、第2基板97には外筒部材98が固着され、その内
部には内筒部材99がボールベアリング100を介して
回転自在に支持される。内筒部材99にはアーム991
が一体に結合され、第2基板97から後方に延びるブラ
ケット101に設けたシリンダ102と前記アーム99
1 とを接続することにより、前記内筒部材99は外筒部
材98の内部で回転駆動される。内筒部材99の内部に
支持されるロッド103は、その後部に形成した切欠き
1031 を前記アーム991 の後端に係合させることに
より内筒部材99と一体で回転するとともに、該内筒部
材99に対して軸方向に摺動可能である。ロッド103
の後端は、2個のボールベアリング104を介して前記
ブラケット101に支持したシリンダ105に接続さ
れ、そのシリンダ105の伸縮により前記ロッド103
は軸方向に駆動される。
【0031】ロッド103の先端に固着した固定爪基板
106には、一対の固定爪107の中間部が各々ピン1
08を介して開閉自在に枢支され、スプリング109で
閉方向に付勢される。固定爪基板106の後端に設けた
シリンダ110により進退する楔部材111は前記一対
の固定爪107の後端に設けたローラ112間に配設さ
れ、前記シリンダ110を伸長駆動して楔部材111で
両ローラ112を左右に押圧することにより、前記一対
の固定爪107はスプリング109に抗して開方向に駆
動される。
106には、一対の固定爪107の中間部が各々ピン1
08を介して開閉自在に枢支され、スプリング109で
閉方向に付勢される。固定爪基板106の後端に設けた
シリンダ110により進退する楔部材111は前記一対
の固定爪107の後端に設けたローラ112間に配設さ
れ、前記シリンダ110を伸長駆動して楔部材111で
両ローラ112を左右に押圧することにより、前記一対
の固定爪107はスプリング109に抗して開方向に駆
動される。
【0032】次に、テンションプーリ押圧手段85の構
造を説明する。支持板32の前面に所定の間隔を存して
固定した基板113にはガイドレール114が敷設さ
れ、そのガイドレール114にスライダ115を介して
支持した摺動部材116の先端には、前記ガイドレール
114と同方向に僅かに摺動可能な押圧ローラ支持部材
117を介して押圧ローラ118が設けられる。前記基
板113に設けたサーボモータ119で回転するボール
ねじ120を介して摺動部材116を前進駆動すると、
前記押圧ローラ118がテンションプーリ16の周面に
当接し、その荷重が押圧ローラ支持部材117の後端に
設けたロードセル121によって検出される。
造を説明する。支持板32の前面に所定の間隔を存して
固定した基板113にはガイドレール114が敷設さ
れ、そのガイドレール114にスライダ115を介して
支持した摺動部材116の先端には、前記ガイドレール
114と同方向に僅かに摺動可能な押圧ローラ支持部材
117を介して押圧ローラ118が設けられる。前記基
板113に設けたサーボモータ119で回転するボール
ねじ120を介して摺動部材116を前進駆動すると、
前記押圧ローラ118がテンションプーリ16の周面に
当接し、その荷重が押圧ローラ支持部材117の後端に
設けたロードセル121によって検出される。
【0033】図1から明らかなように、前記押圧ローラ
118の移動軌跡L1 は、テンションプーリ16の中心
を通る直線L0 よりもドライブプーリ6側に偏倚してい
る。
118の移動軌跡L1 は、テンションプーリ16の中心
を通る直線L0 よりもドライブプーリ6側に偏倚してい
る。
【0034】次に、テンションプーリ固定手段86の構
造を説明する。テンションプーリ固定手段86は支持板
32の下部開口321 に臨むように設けられるもので、
前記一対のガイドレール88にスライダ122を介して
摺動自在に支持され、サーボモータ123で駆動される
ボールねじ124によって上下方向に駆動される第1基
板125を備える。第1基板125の後面に横方向に敷
設した一対のガイドレール126には、スライダ127
を介して摺動自在に支持され、サーボモータ128で駆
動されるボールねじ129によって左右方向に駆動され
る第2基板130が設けられる。第2基板130には、
テンションプーリ16を固定するナット19に係合する
ソケット131を有するナットランナ132が設けられ
る。
造を説明する。テンションプーリ固定手段86は支持板
32の下部開口321 に臨むように設けられるもので、
前記一対のガイドレール88にスライダ122を介して
摺動自在に支持され、サーボモータ123で駆動される
ボールねじ124によって上下方向に駆動される第1基
板125を備える。第1基板125の後面に横方向に敷
設した一対のガイドレール126には、スライダ127
を介して摺動自在に支持され、サーボモータ128で駆
動されるボールねじ129によって左右方向に駆動され
る第2基板130が設けられる。第2基板130には、
テンションプーリ16を固定するナット19に係合する
ソケット131を有するナットランナ132が設けられ
る。
【0035】次に、テンション測定手段87の構造を説
明する。図14から明らかなように、テンション測定手
段87は支持板32の前面に枢軸133を介して支持さ
れて図示せぬ駆動源によって揺動する第1基板134を
備える。第1基板134に一対のガイドレール135と
一対のスライダ136を介して支持される第2基板13
7は、図示せぬ駆動源によってタイミングベルト20に
接近・離間する方向に往復駆動される。
明する。図14から明らかなように、テンション測定手
段87は支持板32の前面に枢軸133を介して支持さ
れて図示せぬ駆動源によって揺動する第1基板134を
備える。第1基板134に一対のガイドレール135と
一対のスライダ136を介して支持される第2基板13
7は、図示せぬ駆動源によってタイミングベルト20に
接近・離間する方向に往復駆動される。
【0036】図12に示すように、第2基板137の前
面中央部には、タイミングベルト20の弛み側部分の略
中央部外側に当接する押圧子138を先端に備えた押圧
子支持部材139と、この押圧子支持部材139を摺動
自在に支持するスライドブロック140と、このスライ
ドブロック140をタイミングベルト20に接近・離間
する方向にボールねじ141で駆動するサーボモータ1
42が設けられる。押圧子支持部材139の後端とスラ
イドブロック140の間には、ロードセル143が設け
られる。また第2基板137の両端部には一対のスライ
ドブロック144が相互に接近・離間自在に支持され、
それぞれシリンダ145により駆動される。各スライド
ブロック144に摺動自在に支持した摺動部材146の
先端には、ドライブプーリ6および排気側ドリブンプー
リ8との接触を検出するタッチローラ147がそれぞれ
設けられる。
面中央部には、タイミングベルト20の弛み側部分の略
中央部外側に当接する押圧子138を先端に備えた押圧
子支持部材139と、この押圧子支持部材139を摺動
自在に支持するスライドブロック140と、このスライ
ドブロック140をタイミングベルト20に接近・離間
する方向にボールねじ141で駆動するサーボモータ1
42が設けられる。押圧子支持部材139の後端とスラ
イドブロック140の間には、ロードセル143が設け
られる。また第2基板137の両端部には一対のスライ
ドブロック144が相互に接近・離間自在に支持され、
それぞれシリンダ145により駆動される。各スライド
ブロック144に摺動自在に支持した摺動部材146の
先端には、ドライブプーリ6および排気側ドリブンプー
リ8との接触を検出するタッチローラ147がそれぞれ
設けられる。
【0037】図16に示すように、慣らし装置Bおよび
本調整装置Aの近傍にはマイクロコンピュータ148、
シーケンサ149、およびサーボアンプ150を有する
制御盤151が設けられる。制御盤151のシーケンサ
149には、ナットランナコントローラ152を介して
慣らし装置Bのドリブンプーリ固定手段57と本調整装
置Aのテンションプーリ固定手段86が接続される。制
御盤151のサーボアンプ150には、慣らし装置Bの
ドライブプーリ駆動手段33とテンションプーリ押圧手
段75が接続されるとともに、本調整装置Aのドライブ
プーリ駆動手段83、ドリブンプーリロック手段84、
テンションプーリ押圧手段85、およびテンション測定
手段87が接続される。また前記テンション測定手段8
7のロードセル121と前記テンションプーリ押圧手段
85のロードセル143は、制御盤151のマイクロコ
ンピュータ148に接続される。更に、制御盤151の
シーケンサ149には、慣らし装置Bの操作盤153と
本調整装置Aの操作盤154が接続される。
本調整装置Aの近傍にはマイクロコンピュータ148、
シーケンサ149、およびサーボアンプ150を有する
制御盤151が設けられる。制御盤151のシーケンサ
149には、ナットランナコントローラ152を介して
慣らし装置Bのドリブンプーリ固定手段57と本調整装
置Aのテンションプーリ固定手段86が接続される。制
御盤151のサーボアンプ150には、慣らし装置Bの
ドライブプーリ駆動手段33とテンションプーリ押圧手
段75が接続されるとともに、本調整装置Aのドライブ
プーリ駆動手段83、ドリブンプーリロック手段84、
テンションプーリ押圧手段85、およびテンション測定
手段87が接続される。また前記テンション測定手段8
7のロードセル121と前記テンションプーリ押圧手段
85のロードセル143は、制御盤151のマイクロコ
ンピュータ148に接続される。更に、制御盤151の
シーケンサ149には、慣らし装置Bの操作盤153と
本調整装置Aの操作盤154が接続される。
【0038】次に、前述の構成を備えた本発明の実施例
の作用を説明する。
の作用を説明する。
【0039】先ず、慣らし装置Bの作用を図17のフロ
ーチャートに基づいて説明する。図2に示すように、内
燃機関Eを搭載したパレットPがローラコンベアCによ
って慣らし装置Bの前に搬入されると、図示せぬロック
ピンをパレットPに嵌入させる等の手段によってパレッ
トPを位置決めする(ステップS1)。続いてシリンダ
23を伸長して支持部材24によって内燃機関Eのミッ
ションケース25下面を支持し、図3に示すように内燃
機関Eを安定させる(ステップS2)。続いてシリンダ
30を駆動して慣らし装置B全体を図3の矢印d方向に
摺動させ、前記位置決めされた内燃機関Eの前面を対向
させる(ステップS3)。
ーチャートに基づいて説明する。図2に示すように、内
燃機関Eを搭載したパレットPがローラコンベアCによ
って慣らし装置Bの前に搬入されると、図示せぬロック
ピンをパレットPに嵌入させる等の手段によってパレッ
トPを位置決めする(ステップS1)。続いてシリンダ
23を伸長して支持部材24によって内燃機関Eのミッ
ションケース25下面を支持し、図3に示すように内燃
機関Eを安定させる(ステップS2)。続いてシリンダ
30を駆動して慣らし装置B全体を図3の矢印d方向に
摺動させ、前記位置決めされた内燃機関Eの前面を対向
させる(ステップS3)。
【0040】上記ステップS2,S3と並行して、当該
内燃機関Eの機種情報が制御盤151に読み込まれ(ス
テップS4)、その内燃機関Eの吸気側ドリブンプーリ
7と排気側ドリブンプーリ8の位置に、図10に示すよ
うにドリブンプーリ固定手段57の一対のナットランナ
69,71の位置を合致させるべく、サーボモータ6
0,65によりドリブンプーリ固定手段57が位置決め
される(ステップS5)。
内燃機関Eの機種情報が制御盤151に読み込まれ(ス
テップS4)、その内燃機関Eの吸気側ドリブンプーリ
7と排気側ドリブンプーリ8の位置に、図10に示すよ
うにドリブンプーリ固定手段57の一対のナットランナ
69,71の位置を合致させるべく、サーボモータ6
0,65によりドリブンプーリ固定手段57が位置決め
される(ステップS5)。
【0041】次に、クランクシャフト駆動手段33によ
って内燃機関Eのクランクシャフト5を把持する。すな
わち、図8においてシリンダ52を収縮させてスライド
プレート51を矢印e方向に摺動させると、そのスライ
ドプレート51に支持した下側の一対のローラ54と上
側の一対のローラ56が係合するカム部材48が同じく
矢印e方向に摺動する。その結果、カム部材48のカム
面481 にテーパ面442 を押圧された一対のクランプ
爪44がスプリング46に抗して閉方向に駆動され、そ
のクランプ爪44の先端に形成した把持溝441 にクラ
ンクシャフト5の先端部を把持する。上記把持はクラン
プ爪44とクランクシャフト5が相対回転できるように
比較的弱い圧力で行われる(ステップS6)。
って内燃機関Eのクランクシャフト5を把持する。すな
わち、図8においてシリンダ52を収縮させてスライド
プレート51を矢印e方向に摺動させると、そのスライ
ドプレート51に支持した下側の一対のローラ54と上
側の一対のローラ56が係合するカム部材48が同じく
矢印e方向に摺動する。その結果、カム部材48のカム
面481 にテーパ面442 を押圧された一対のクランプ
爪44がスプリング46に抗して閉方向に駆動され、そ
のクランプ爪44の先端に形成した把持溝441 にクラ
ンクシャフト5の先端部を把持する。上記把持はクラン
プ爪44とクランクシャフト5が相対回転できるように
比較的弱い圧力で行われる(ステップS6)。
【0042】続いて、図6に示すクランクシャフト駆動
手段33のモータ35を僅かに回転させ、その回転を入
力軸38、入力ギヤ39、および出力ギヤ40を介して
出力軸41に伝達し、この出力軸41の先端に設けた前
記クランプ爪44を回転させる。そして、一方のクラン
プ爪44に設けたノックピン47がクランクシャフト5
のキー溝に一致した時(ステップS7)、前記シリンダ
52を更に収縮させてクランプ爪44でクランクシャフ
ト5を強固に把持する(ステップS8)。
手段33のモータ35を僅かに回転させ、その回転を入
力軸38、入力ギヤ39、および出力ギヤ40を介して
出力軸41に伝達し、この出力軸41の先端に設けた前
記クランプ爪44を回転させる。そして、一方のクラン
プ爪44に設けたノックピン47がクランクシャフト5
のキー溝に一致した時(ステップS7)、前記シリンダ
52を更に収縮させてクランプ爪44でクランクシャフ
ト5を強固に把持する(ステップS8)。
【0043】前記ステップS8と並行して、図4に示す
テンションプーリ押圧手段75のシリンダ81を伸長
し、摺動部材79の先端に設けた押圧ローラ80をタイ
ミングベルト20に介在させた状態でテンションプーリ
16の外周面に圧接する(ステップS9)。この時、テ
ンションプーリ16の位置を固定するナット19は未だ
締め付けられていないため、テンションプーリ16を保
持するプーリホルダ17の長溝171 がクランクケース
1に植設したスタッドボルト18に沿って摺動し、これ
によりタイミングベルト20に所定のテンションが与え
られる。尚、図1に示すように押圧ローラ80でテンシ
ョンプーリ16を押圧する際に、テンションプーリ16
の中心を通るラインL0 よりもレバー15を枢支するピ
ン13から遠いラインL1 に沿って押圧することによ
り、シリンダ81の負荷を軽減してテンションプーリ1
6のこじれを防止することができる。
テンションプーリ押圧手段75のシリンダ81を伸長
し、摺動部材79の先端に設けた押圧ローラ80をタイ
ミングベルト20に介在させた状態でテンションプーリ
16の外周面に圧接する(ステップS9)。この時、テ
ンションプーリ16の位置を固定するナット19は未だ
締め付けられていないため、テンションプーリ16を保
持するプーリホルダ17の長溝171 がクランクケース
1に植設したスタッドボルト18に沿って摺動し、これ
によりタイミングベルト20に所定のテンションが与え
られる。尚、図1に示すように押圧ローラ80でテンシ
ョンプーリ16を押圧する際に、テンションプーリ16
の中心を通るラインL0 よりもレバー15を枢支するピ
ン13から遠いラインL1 に沿って押圧することによ
り、シリンダ81の負荷を軽減してテンションプーリ1
6のこじれを防止することができる。
【0044】前記ステップS9と並行して、両ドリブン
プーリ7,8がボルト9,10により対応するカムシャ
フトに固定される。すなわち、図10に示すドリブンプ
ーリ固定手段57の4個のシリンダ74のうちの所定の
2個が伸長することにより、ピン73が両ドリブンプー
リ7,8の開口部71 ,81 に係合し、それらドリブン
プーリ7,8が連れ回りしないように固定する(ステッ
プS10)。続いて一対のナットランナ69,71が作
動し、前記ボルト9,10を締め付けることにより両ド
リブンプーリ7,8をカムシャフトに固定すると(ステ
ップS11)、シリンダ74が収縮してピン73を両ド
リブンプーリ7,8の開口部71 ,81 から離脱させる
(ステップS12)。
プーリ7,8がボルト9,10により対応するカムシャ
フトに固定される。すなわち、図10に示すドリブンプ
ーリ固定手段57の4個のシリンダ74のうちの所定の
2個が伸長することにより、ピン73が両ドリブンプー
リ7,8の開口部71 ,81 に係合し、それらドリブン
プーリ7,8が連れ回りしないように固定する(ステッ
プS10)。続いて一対のナットランナ69,71が作
動し、前記ボルト9,10を締め付けることにより両ド
リブンプーリ7,8をカムシャフトに固定すると(ステ
ップS11)、シリンダ74が収縮してピン73を両ド
リブンプーリ7,8の開口部71 ,81 から離脱させる
(ステップS12)。
【0045】次に、クランクシャフト駆動手段33によ
ってクランクシャフト5およびドライブプーリ6を正転
方向に8回転〜10回転させると、タイミングベルト2
0を介して一対のドリブンプーリ7,8、補機プーリ1
2、およびテンションプーリ16が回転し、それら各プ
ーリとタイミングベルト20を充分になじませることが
できる(ステップS13)。このとき、タイミングベル
ト20の張り側部分はクランクケース1に設けたタイミ
ングベルト押さえ手段82にガイドされ、その振れが防
止される(図4参照)。
ってクランクシャフト5およびドライブプーリ6を正転
方向に8回転〜10回転させると、タイミングベルト2
0を介して一対のドリブンプーリ7,8、補機プーリ1
2、およびテンションプーリ16が回転し、それら各プ
ーリとタイミングベルト20を充分になじませることが
できる(ステップS13)。このとき、タイミングベル
ト20の張り側部分はクランクケース1に設けたタイミ
ングベルト押さえ手段82にガイドされ、その振れが防
止される(図4参照)。
【0046】続いて、クランクシャフト5が所定の位相
になるようにクランクシャフト駆動手段33を停止させ
(ステップS14)、クランクシャフト5の把持を解放
する(ステップS15)。最後に慣らし装置Bを内燃機
関Eから後退させ(ステップS16)、ローラコンベア
Cで内燃機関Eを搭載したパレットPを本調整装置Aに
向けて搬出する。
になるようにクランクシャフト駆動手段33を停止させ
(ステップS14)、クランクシャフト5の把持を解放
する(ステップS15)。最後に慣らし装置Bを内燃機
関Eから後退させ(ステップS16)、ローラコンベア
Cで内燃機関Eを搭載したパレットPを本調整装置Aに
向けて搬出する。
【0047】次に、本調整装置Aの作用を図18のフロ
ーチャートに基づいて説明する。図2において、内燃機
関Eを搭載したパレットPが前述の慣らし装置Bから矢
印c方向に搬出されて本調整装置Aに前部に搬入される
と(ステップS21)、シリンダ23で支持部材24を
上昇させて内燃機関Eのミッションケース25を支持す
る(ステップS22)。続いて、本調整装置Aを内燃機
関Eに向けて前進させ(ステップS23)、そのクラン
クシャフト駆動手段83によりクランクシャフト5を把
持する(ステップS24)。上記クランクシャフト駆動
手段83の構造および作用は、前述の慣らし装置Bのク
ランクシャフト駆動部材33のそれと同一であるため、
重複する作用の説明は省略する。尚、前述のステップS
14でクランクシャフト5が所定の位相となるように停
止しているため、クランプ爪44のノックピン47は正
しくクランクシャフト5のキー溝に係合する。
ーチャートに基づいて説明する。図2において、内燃機
関Eを搭載したパレットPが前述の慣らし装置Bから矢
印c方向に搬出されて本調整装置Aに前部に搬入される
と(ステップS21)、シリンダ23で支持部材24を
上昇させて内燃機関Eのミッションケース25を支持す
る(ステップS22)。続いて、本調整装置Aを内燃機
関Eに向けて前進させ(ステップS23)、そのクラン
クシャフト駆動手段83によりクランクシャフト5を把
持する(ステップS24)。上記クランクシャフト駆動
手段83の構造および作用は、前述の慣らし装置Bのク
ランクシャフト駆動部材33のそれと同一であるため、
重複する作用の説明は省略する。尚、前述のステップS
14でクランクシャフト5が所定の位相となるように停
止しているため、クランプ爪44のノックピン47は正
しくクランクシャフト5のキー溝に係合する。
【0048】次に、ドリブンプーリロック手段84で吸
気側ドリブンプーリ7をロックすることにより、その回
転を規制する。すなわち、図15において、シリンダ1
02を伸縮することによりアーム991 を介して内筒部
材99を所定角度回転させ、その内筒部材49の先端に
設けた固定爪基板106を一体に回転させる。これによ
り固定爪基板106に支持した一対の固定爪107の回
転角が調整される。したがって、この状態からシリンダ
105を伸長して内筒部材99を外筒部材98に対して
前進させれば、前記固定爪107を吸気側ドリブンプー
リ7の開口部7 1 に正しく係合させることができる。而
して、シリンダ110を伸長して楔部材111で一対の
ローラ112を押圧すると、一対の固定爪107の先端
が吸気側ドリブンプーリ7の開口部71 の内部で拡開し
て該吸気側ドリブンプーリ7をロックする(ステップS
25)。
気側ドリブンプーリ7をロックすることにより、その回
転を規制する。すなわち、図15において、シリンダ1
02を伸縮することによりアーム991 を介して内筒部
材99を所定角度回転させ、その内筒部材49の先端に
設けた固定爪基板106を一体に回転させる。これによ
り固定爪基板106に支持した一対の固定爪107の回
転角が調整される。したがって、この状態からシリンダ
105を伸長して内筒部材99を外筒部材98に対して
前進させれば、前記固定爪107を吸気側ドリブンプー
リ7の開口部7 1 に正しく係合させることができる。而
して、シリンダ110を伸長して楔部材111で一対の
ローラ112を押圧すると、一対の固定爪107の先端
が吸気側ドリブンプーリ7の開口部71 の内部で拡開し
て該吸気側ドリブンプーリ7をロックする(ステップS
25)。
【0049】前記ステップS24,S25と並行して、
ナット19の仮締めにより位置固定されていたテンショ
ンプーリ16が、図14に示すテンションプーリ固定手
段86のナットランナ132で前記ナット19を弛める
ことにより、長溝171 に沿って移動可能な状態となる
(ステップS26)。
ナット19の仮締めにより位置固定されていたテンショ
ンプーリ16が、図14に示すテンションプーリ固定手
段86のナットランナ132で前記ナット19を弛める
ことにより、長溝171 に沿って移動可能な状態となる
(ステップS26)。
【0050】次に、クランクシャフト駆動手段83によ
ってクランクシャフト5を図1の矢印b方向に10°〜
15°だけ逆転させる(ステップS27)。このとき、
前述のように吸気側ドリブンプーリ7がドリブンプーリ
ロック手段84によりロックされているため、タイミン
グベルト20の弛み側部分が張り側部分に手繰り寄せら
れる。また、吸気側ドリブンプーリ7がドリブンプーリ
ロック手段84でロックされているので、排気側ドリブ
ンプーリ8と吸気側ドリブンプーリ7の間のタイミング
ベルト20に弛みを残すことなく、タイミングベルト2
0の弛み側部分のうちで特に弛みが残り易い吸気側ドリ
ブンプーリ7と補機プーリ11の間の弛みを除去するこ
とができる。
ってクランクシャフト5を図1の矢印b方向に10°〜
15°だけ逆転させる(ステップS27)。このとき、
前述のように吸気側ドリブンプーリ7がドリブンプーリ
ロック手段84によりロックされているため、タイミン
グベルト20の弛み側部分が張り側部分に手繰り寄せら
れる。また、吸気側ドリブンプーリ7がドリブンプーリ
ロック手段84でロックされているので、排気側ドリブ
ンプーリ8と吸気側ドリブンプーリ7の間のタイミング
ベルト20に弛みを残すことなく、タイミングベルト2
0の弛み側部分のうちで特に弛みが残り易い吸気側ドリ
ブンプーリ7と補機プーリ11の間の弛みを除去するこ
とができる。
【0051】次に、図12に示すテンション測定手段8
7を、タイミングベルト20の張り側部分に向けて前進
させる(ステップS28)。このとき、一対のタッチロ
ーラ147の位置は予めシリンダ145により調整さ
れ、両タッチローラ147はそれぞれタイミングベルト
20を介在させた状態で排気側ドライブプーリ8とドラ
イブプーリ6に外周面に当接する。そして両タッチロー
ラ147が共に排気側ドライブプーリ8とドライブプー
リ6に当接した位置を基準とし、その位置からサーボモ
ータ142で押圧子138を前進させてタイミングベル
ト20の張り側部分を12mmだけ押圧する(ステップS
29)。
7を、タイミングベルト20の張り側部分に向けて前進
させる(ステップS28)。このとき、一対のタッチロ
ーラ147の位置は予めシリンダ145により調整さ
れ、両タッチローラ147はそれぞれタイミングベルト
20を介在させた状態で排気側ドライブプーリ8とドラ
イブプーリ6に外周面に当接する。そして両タッチロー
ラ147が共に排気側ドライブプーリ8とドライブプー
リ6に当接した位置を基準とし、その位置からサーボモ
ータ142で押圧子138を前進させてタイミングベル
ト20の張り側部分を12mmだけ押圧する(ステップS
29)。
【0052】次に、図12に示すテンションプーリ押圧
手段85のサーボモータ119を駆動し、タイミングベ
ルト20を介在させた状態で押圧ローラ118をテンシ
ョンプーリ16の外周面に押し付ける(ステップS3
0)。このとき、押圧ローラ118の押し付け荷重はロ
ードセル143により検出され、15Kgの一定荷重とな
るように制御される。
手段85のサーボモータ119を駆動し、タイミングベ
ルト20を介在させた状態で押圧ローラ118をテンシ
ョンプーリ16の外周面に押し付ける(ステップS3
0)。このとき、押圧ローラ118の押し付け荷重はロ
ードセル143により検出され、15Kgの一定荷重とな
るように制御される。
【0053】次に、前記テンションプーリ押圧手段85
によってテンションプーリ16を前記一定荷重で押し付
けながら、クランクシャフト駆動手段83によりクラン
クシャフト5を正転させる(ステップS31)。クラン
クシャフト5の正転によりタイミングベルト20の張り
側部分の弛みはタイミングベルト20の弛み側部分に手
繰り寄せられるため、結局タイミングベルト20の全て
の弛みはドライブプーリ6と補機プーリ11との間に集
められ、テンションプーリ16の移動により補償され
る。上記状態でテンション測定手段87の押圧子138
が受ける荷重がロードセル143により検出され、その
荷重が8Kgになった時、タイミングベルト20のテンシ
ョンは目標値となる。
によってテンションプーリ16を前記一定荷重で押し付
けながら、クランクシャフト駆動手段83によりクラン
クシャフト5を正転させる(ステップS31)。クラン
クシャフト5の正転によりタイミングベルト20の張り
側部分の弛みはタイミングベルト20の弛み側部分に手
繰り寄せられるため、結局タイミングベルト20の全て
の弛みはドライブプーリ6と補機プーリ11との間に集
められ、テンションプーリ16の移動により補償され
る。上記状態でテンション測定手段87の押圧子138
が受ける荷重がロードセル143により検出され、その
荷重が8Kgになった時、タイミングベルト20のテンシ
ョンは目標値となる。
【0054】而して、この状態で図14に示すテンショ
ンプーリ固定手段86のナットランナ132でナット1
9を締め付けることにより、テンションプーリ16はタ
イミングベルト20に所定のテンションを与え得る位置
に固定される(ステップS32)。
ンプーリ固定手段86のナットランナ132でナット1
9を締め付けることにより、テンションプーリ16はタ
イミングベルト20に所定のテンションを与え得る位置
に固定される(ステップS32)。
【0055】テンション振れ16の位置が固定される
と、テンション測定手段85を後退させた後(ステップ
S33)、本調整装置Aを元位置に後退させてタイミン
グベルト20の張力調整作業を終了する(ステップS3
4)。
と、テンション測定手段85を後退させた後(ステップ
S33)、本調整装置Aを元位置に後退させてタイミン
グベルト20の張力調整作業を終了する(ステップS3
4)。
【0056】以上、本発明の実施例を詳述したが、本発
明は前記実施例に限定されるものではなく、種々の小設
計変更を行うことが可能である。
明は前記実施例に限定されるものではなく、種々の小設
計変更を行うことが可能である。
【0057】例えば、実施例では本発明をダブルオーバ
ーヘッドカムシャフト型内燃機関に適用した例を示した
が、本発明はシングルオーバーヘッドカムシャフト型内
燃機関に対しても適用することができる。
ーヘッドカムシャフト型内燃機関に適用した例を示した
が、本発明はシングルオーバーヘッドカムシャフト型内
燃機関に対しても適用することができる。
【0058】
【発明の効果】以上のように本発明の第1の特徴によれ
ば、テンションプーリを加圧前進させた状態でドライブ
プーリを所定回数正転させる慣らし工程を行っているの
で、各プーリとタイミングベルトを充分になじませてフ
リクションを減少させ、後工程でのタイミングベルトの
張力調整を精密に行うことができる。また逆転工程とそ
れに続く正転工程でタイミングベルトの弛みを除去した
後、固定工程で直接テンションプーリの位置を固定して
いるので、固定工程でドライブプーリを再逆転させる操
作が不要になり、タイミングベルトの張力調整作業を短
時間で終了させることが可能となる。
ば、テンションプーリを加圧前進させた状態でドライブ
プーリを所定回数正転させる慣らし工程を行っているの
で、各プーリとタイミングベルトを充分になじませてフ
リクションを減少させ、後工程でのタイミングベルトの
張力調整を精密に行うことができる。また逆転工程とそ
れに続く正転工程でタイミングベルトの弛みを除去した
後、固定工程で直接テンションプーリの位置を固定して
いるので、固定工程でドライブプーリを再逆転させる操
作が不要になり、タイミングベルトの張力調整作業を短
時間で終了させることが可能となる。
【0059】また本発明の第2の特徴によれば、テンシ
ョンプーリを加圧前進させる際に、そのテンションプー
リの中心を挟んで該テンションプーリを支持するレバー
の支点の反対側を押圧しているので、テンションプーリ
にこじれを生じさせることなく小さな荷重で押圧するこ
とができる。
ョンプーリを加圧前進させる際に、そのテンションプー
リの中心を挟んで該テンションプーリを支持するレバー
の支点の反対側を押圧しているので、テンションプーリ
にこじれを生じさせることなく小さな荷重で押圧するこ
とができる。
【0060】また、本発明の第3の特徴によれば、正転
工程でテンションプーリを一定荷重で加圧前進させてい
るので、ドライブプーリの正転によりタイミングベルト
の張り側部分の弛みがテンションプーリ側に手繰り寄せ
られても、そのタイミングベルトの張力を所定値に保持
することができる。
工程でテンションプーリを一定荷重で加圧前進させてい
るので、ドライブプーリの正転によりタイミングベルト
の張り側部分の弛みがテンションプーリ側に手繰り寄せ
られても、そのタイミングベルトの張力を所定値に保持
することができる。
【0061】また、本発明の第4の特徴によれば、逆転
工程でタイミングベルトの弛み側にあるドリブンプーリ
を固定しているので、該ドリブンプーリの摩擦の影響を
受けることなく、タイミングベルトの弛み側にある弛み
を充分にテンションプーリ側に手繰り寄せることができ
る。
工程でタイミングベルトの弛み側にあるドリブンプーリ
を固定しているので、該ドリブンプーリの摩擦の影響を
受けることなく、タイミングベルトの弛み側にある弛み
を充分にテンションプーリ側に手繰り寄せることができ
る。
【0062】また、本発明の第5の特徴によれば、タイ
ミングベルトに張力を与えた状態でドライブプーリを回
転させた時、タイミングベルトがタイミングベルト押さ
え手段にガイドされて移動するので、そのタイミングベ
ルトの振れを規制して安定した慣らし工程を行うことが
できる。
ミングベルトに張力を与えた状態でドライブプーリを回
転させた時、タイミングベルトがタイミングベルト押さ
え手段にガイドされて移動するので、そのタイミングベ
ルトの振れを規制して安定した慣らし工程を行うことが
できる。
【0063】また、本発明の第6の特徴によれば、クラ
ンクシャフトをドライブプーリ駆動手段の把持手段で把
持する際に、その把持手段がカム部材で開閉駆動される
一対のクランプ爪を備えるため、クランクシャフトのキ
ー溝をかじる等の不都合を発生させることなく、クラン
クシャフトを確実に把持することができる。
ンクシャフトをドライブプーリ駆動手段の把持手段で把
持する際に、その把持手段がカム部材で開閉駆動される
一対のクランプ爪を備えるため、クランクシャフトのキ
ー溝をかじる等の不都合を発生させることなく、クラン
クシャフトを確実に把持することができる。
【図1】内燃機関の全体正面図
【図2】慣らし装置と本調整装置の正面図
【図3】図2の3方向矢視図
【図4】図3の4−4線矢視図
【図5】図3の5−5線矢視図
【図6】図4の6−6線矢視図
【図7】図6の6−6線矢視図
【図8】図7の8−8線断面図
【図9】図7の9−9線矢視図
【図10】図6の10−10線矢視図
【図11】図2の11方向矢視図
【図12】図11の12−12線矢視図
【図13】図11の13−13線矢視図
【図14】図12の14−14線矢視図
【図15】図14の15−15線断面図
【図16】制御系のブロック図
【図17】慣らし工程のフローチャート
【図18】本調整工程のフローチャート
5 クランクシャフト 6 ドライブプーリ 7 吸気側ドリブンプーリ(ドリブンプーリ) 8 排気側ドリブンプーリ(ドリブンプーリ) 11 補機プーリ 13 ピン(支点) 15 レバー 16 テンションプーリ 20 タイミングベルト 33 ドライブプーリ駆動手段 44 クランプ爪 442 テーパ面 46 スプリング 48 カム部材 52 シリンダ(駆動源) 75 テンションプーリ押圧手段 82 タイミングベルト押さえ手段
Claims (6)
- 【請求項1】 クランクシャフト(5)に設けたドライ
ブプーリ(6)と、カムシャフトに設けたドリブンプー
リ(7,8)と、補機の回転軸に設けた補機プーリ(1
1)と、これら各プーリ(6,7,8,11)に巻き掛
けたタイミングベルト(20)と、このタイミングベル
ト(20)の弛み側部分を外側から加圧するテンション
プーリ(16)とを備えた内燃機関におけるタイミング
ベルトの張力調整方法において、 前記ドリブンプーリ(7,8)を自由状態とし、且つ前
記テンションプーリ(16)を加圧前進させた状態で、
前記ドライブプーリ(6)を所定回数正転させる慣らし
工程と;前記ドリブンプーリ(7,8)を固定状態と
し、該ドリブンプーリ(7,8)と前記補機プーリ(1
1)との間で前記テンションプーリ(16)の弛み側部
分に所定のテンションが与えられるように前記ドライブ
プーリ(6)を所定角度逆転させる逆転工程と;前記ド
リブンプーリ(7,8)を固定状態とし、前記タイミン
グベルト(20)の張り側部分のテンションが目標値に
一致するように前記ドライブプーリ(6)を正転させつ
つ前記テンションプーリ(16)を一定荷重で押圧する
正転工程と;前記テンションが目標値に一致した時に前
記テンションプーリ(16)の位置を固定する固定工程
と;を順次行うことを特徴とする、内燃機関におけるタ
イミングベルトの張力調整方法。 - 【請求項2】 支点(13)回りに揺動自在なレバー
(15)上に前記テンションプーリ(16)を支持し、
前記慣らし工程と正転工程において前記テンションプー
リ(16)を加圧前進させる際に、そのテンションプー
リ(16)の中心を挟んで前記支点(13)の反対側に
おいて該テンションプーリ(16)を押圧することを特
徴とする、請求項1記載の内燃機関におけるタイミング
ベルトの張力調整方法。 - 【請求項3】 前記正転工程において、前記テンション
プーリ(16)を一定荷重で加圧前進させ、その前進量
が所定値に達した時に該テンションプーリ(16)の加
圧前進を停止することを特徴とする、請求項1記載の内
燃機関におけるタイミングベルトの張力調整方法。 - 【請求項4】 内燃機関が吸気側ドリブンプーリ(7)
と排気側ドリブンプーリ(8)を備え、前記逆転工程に
おいて、タイミングベルト(20)の緩み側にある吸気
側ドリブンプーリ(7)のみを固定することを特徴とす
る、請求項1記載の内燃機関におけるタイミングベルト
の張力調整方法。 - 【請求項5】 クランクシャフト(5)に設けたドライ
ブプーリ(6)と、カムシャフトに設けたドリブンプー
リ(7,8)と、補機の回転軸に設けた補機プーリ(1
1)と、これら各プーリ(6,7,8,11)に巻き掛
けたタイミングベルト(20)と、このタイミングベル
ト(20)の弛み側部分を外側から加圧するテンション
プーリ(16)とを備えた内燃機関におけるタイミング
ベルトの張力調整装置において、 前記ドライブプーリ(6)を回転駆動するドライブプー
リ駆動手段(33)と、前記テンションプーリ(16)
を押圧して前記タイミングベルト(20)にテンション
を与えるテンションプーリ押圧手段(75)と、前記タ
イミングベルト(20)が前記各プーリ(6,7,8,
11)間を移動する際に、該タイミングベルト(20)
のずれを規制するタイミングベルト押さえ手段(82)
と、を備えてなる内燃機関におけるタイミングベルトの
張力調整装置。 - 【請求項6】 前記ドライブプーリ駆動手段(33)が
前記クランクシャフト(5)を把持して該クランクシャ
フト(5)の軸線回りに回転する把持手段を備え、この
把持手段が、前記クランクシャフト(5)をチャックし
得る開閉自在な一対のクランプ爪(44)と、これらク
ランプ爪(44)を開方向に付勢するスプリング(4
6)と、前記クランプ爪(44)の外面に前記軸線方向
に形成したテーパ面(442 )と、このテーパ面(44
2 )に前記軸線方向に摺動自在に係合するカム部材(4
8)と、このカム部材(48)を前記軸線方向に駆動し
て前記クランプ爪(44)を開閉させる駆動源(52)
と、を備えたことを特徴とする、請求項5記載の内燃機
関におけるタイミングベルトの張力調整装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33326591A JPH05164207A (ja) | 1991-12-17 | 1991-12-17 | 内燃機関におけるタイミングベルトの張力調整方法および張力調整装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33326591A JPH05164207A (ja) | 1991-12-17 | 1991-12-17 | 内燃機関におけるタイミングベルトの張力調整方法および張力調整装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05164207A true JPH05164207A (ja) | 1993-06-29 |
Family
ID=18264177
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33326591A Pending JPH05164207A (ja) | 1991-12-17 | 1991-12-17 | 内燃機関におけるタイミングベルトの張力調整方法および張力調整装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05164207A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019064257A (ja) * | 2017-09-28 | 2019-04-25 | 三ツ星ベルト株式会社 | ベルトマーク印刷方法及びベルトマーク印刷装置 |
-
1991
- 1991-12-17 JP JP33326591A patent/JPH05164207A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2019064257A (ja) * | 2017-09-28 | 2019-04-25 | 三ツ星ベルト株式会社 | ベルトマーク印刷方法及びベルトマーク印刷装置 |
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