JPH0516334A - 湿し水供給制御方法および湿し水供給装置 - Google Patents

湿し水供給制御方法および湿し水供給装置

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JPH0516334A
JPH0516334A JP3172750A JP17275091A JPH0516334A JP H0516334 A JPH0516334 A JP H0516334A JP 3172750 A JP3172750 A JP 3172750A JP 17275091 A JP17275091 A JP 17275091A JP H0516334 A JPH0516334 A JP H0516334A
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国雄 西
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尚義 高柳
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電磁開閉弁の制御によって、平版印刷機へ圧
送された湿し水を噴霧供給する湿し水供給方法および同
装置において、印刷物の濃度乱れを防止する。 【構成】 電磁開閉弁の制御を、平版印刷機の回転速度
に対応した信号で行い、さらにこれを印刷物の濃度変化
に対応した信号で修正する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、平版印刷用の湿し水供
給制御方法ならびに湿し水供給装置に関し、特に本発明
は、印刷物の品質を検知しながら、印刷速度に対応した
湿し水を、最適な状態で供給することによって、安定し
た品質の印刷を可能にした湿し水供給制御方法ならびに
湿し水供給装置を提供しようとするものである。
【0002】
【従来の技術】平版印刷(通常、オフセット印刷と呼ば
れている。)に用いられる印刷版は、画像部と非画像部
とが同一平面上に形成されている。画像部は、親油性
(疎水性)であり、油性インキに対して受理性が高く、
水に対して受容性がないように処理されており、一方、
非画像部は、親水性(疎油性)であり、水に対して受理
性が高く、油性インキに対して受容性がないように処理
されている。
【0003】このような処理が施された平版印刷版を用
いたオフセット印刷においては、先ず親水性の非画像部
に、水(湿し水)を付与し、均一で薄い水の膜を印刷版
上に形成させることが必要である。
【0004】オフセット印刷においては、印刷版上に非
画像部に湿し水を付与した後、この湿し水の膜が乾かな
い内に、油性インキを印刷版上に与える必要があり、か
つ、印刷品質を維持するためには印刷版上の湿し水と油
性インキとのバランスが極めて重要である。湿し水の供
給量を必要以上に多くすると、油性インキが乳化するな
どの問題が生じ、印刷ができなくなるものである。そこ
で、湿し水を最小限になるよう調整するが、湿し水が少
なくなりすぎると、逆に非画像部に均一な水膜を形成し
なかったり、インキが付与されるまでに乾いてしまった
りして、汚れが発生し、同様印刷ができなくなるもので
ある。
【0005】したがって、印刷作業者は必要最小限の湿
し水を均一に印刷版に与えることに常に注意をはらわな
ければならない。以上のように、オフセット印刷の歴史
は、印刷版にいかに確実に湿し水を付与するかの開発の
歴史でもあり、従来いろいろな湿し水の供給方式が開発
され、実施されてきた。
【0006】最も一般的な湿し水供給方法は、ゴムロー
ラにモルトンと呼ばれる布を巻付け、これに水を含ませ
るもので、この水付けローラが、印刷版上を接触回転す
ることによって印刷版の非画像部に水を付与するもので
ある。このモルトンを用いた方法は、モルトンがインキ
で汚れたり布目が変化したりするもので、常に均一な状
態で印刷版に湿し水を付与することは困難となるもので
ある。
【0007】モルトンの代わりに、より湿し水を均一に
付与するために、前述ゴムローラに紙を巻いたり、細か
い均一な凹凸をもったプラスチックシートを巻いたりい
ろいろな工夫がされているが、いずれも、印刷中に印刷
インキなどが付着してローラは徐々に汚れ、湿し水を均
一に印刷版に付与することは難しいものである。
【0008】この問題を解決するために、回転ブラシを
用いる方式があり、湿し水の付着したブラシの毛をはじ
くことによって、湿し水を印刷版に付与する。この方法
の場合、ブラシにはインキが付着しにくいが、時間とと
もにブラシは汚れ、湿し水の付与量が変わってくると言
う問題を有する。
【0009】以上述べた従来方法の湿し水供給装置は、
水舟に水付けローラを湿す方法であり、さらにこの水舟
の湿し水がインキ、紙粉などで汚れるものである。この
ため湿し水の化学組織が変化し、湿し水としての機能が
低下するという問題も有するものである。
【0010】これらの従来方法の問題点を解決した湿し
水供給装置として、近年、スプレ方式の湿し水供給装置
が実用されている。この方法は常に新しい湿し水を一定
量印刷版に与えるという点では、すぐれた方法と言え
る。
【0011】スプレ方式には、湿し水と圧力エアーを混
合させて噴霧供給(二流体方式という)する方式と、加
圧した湿し水をノズルから噴霧供給(一流体方式とい
う)する方式の2つのタイプがある。たとえば、特公昭
49−29241号には、代表的な二流体方式を採用し
たスプレ式湿し水供給装置が開示されている。この方式
によれば、印刷速度に連動して湿し水を供給するための
ポンプ装置が駆動してスプレーノズルに湿し水を供給す
る一方、当該ノズルに圧縮空気を混入させ、湿し水を印
刷版に噴霧供給するものである。この場合、印刷速度に
対応した形での湿し水供給は可能であるが、スプレーノ
ズルからポンプの一回転で押出される湿し水の供給量に
ついては、個々のスプレーノズルに対応する各ポンプの
ストローク幅を手動で調整しなければならないものであ
る。したがって、従来の湿し水供給装置に比べ、多くの
利点は有するものの、湿し水の微妙な供給量調整までも
自動的に行うことができないという問題を有するもので
ある。
【0012】一方、後者の加圧した湿し水をノズルから
噴霧供給(一流体方式という)する方式では、適当に加
圧された湿し水をスプレーノズルに供給する工程内に電
磁開閉弁を設け、この開閉弁を印刷速度に対応したパル
ス周波数を有する信号でもって制御するものである。こ
の方式の湿し水供給装置てしとは、米国特許第4,70
8,058、米国特許第4,873,925、米国特許
第4.815,375あるいは特開平1−308631
等が提案されている。これら一流体方式の湿し水供給装
置においては、前述のとおり印刷速度に対応したパルス
周波数を有する信号で電磁開閉弁を制御できることに加
え、パルス幅をも制御できることから、個々のスプレー
ノズル単位で、湿し水の供給量調整ができる。したがっ
て、二流体方式のスプレ式湿し水供給装置よりも自動化
に適した装置と言える。
【0013】この方式のスプレ式湿し水供給装置におい
ては、印刷速度、印刷紙、印刷作業環境等の種々の印刷
条件に対応した最適な湿し水供給量に関する情報を、た
とえばメモリ等に記憶させておき、その情報にしたがっ
て電磁開閉弁を制御することは可能である。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、実際の
印刷作業においては、予め設定した量の湿し水を供給で
きたとしても、印刷作業の継続中に印刷版の温度上昇、
印刷版の摩耗、印刷版の感脂部の変化等によって、汚れ
が発生する場合が多くある。また、印刷図柄等による印
刷版に供給する印刷インキの供給量の変化、印刷インキ
の流動性等性状の変化等により同様汚れが発生し、印刷
の品質が著しく損なわれるという問題点を有するもので
あった。
【0015】本発明は、従来の一流体方式のスプレー式
湿し水供給装置における前述の問題点を解決した湿し水
供給方法および装置を提供しようとするものである。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は、電磁開閉弁の
制御によって、圧送された湿し水を噴射供給する平版印
刷機の湿し水供給方法において、当該電磁開閉弁が、平
版印刷機の回転速度に対応した信号および、印刷物の濃
度変化に対応した信号によって制御されることを特徴と
する湿し水供給制御方法である。
【0017】また本発明は、前記平版印刷機の回転速度
に対応した信号が、パルス周波数信号およびパルス幅信
号によって構成され、前記印刷物の濃度変化に対応した
信号が、前記パルス幅を修正する信号によって構成され
ることを特徴とする。
【0018】また本発明は、平版印刷機のプレートシリ
ンダの回転速度を検出する速度検出手段と、印刷物の濃
度変化を検出する印刷濃度検出手段と、湿し水をダンプ
ニングローラに供給するための噴射ノズル、電磁開閉弁
から主として構成される湿し水噴射手段と、噴射ノズル
へ湿し水を圧送するための湿し水貯蔵タンク、管路およ
び加圧器から主として構成される湿し水供給手段と、前
記速度検出手段と前記印刷濃度検出手段からの出力に応
答して、前記湿し水噴射手段を制御する制御手段とから
構成されることを特徴とする湿し水供給装置である。
【0019】また本発明は、印刷条件ならびにプレート
シリンダの回転速度に対応して供給すべき湿し水供給量
の制御信号を予め記憶させた第1のメモリ手段を有し、
速度検出手段からの出力に応答して、当該第1メモリ手
段に記憶されている制御信号に従い、前記湿し水噴射手
段を制御することを特徴とする。
【0020】また本発明は、印刷物の図柄に対応した画
像濃度に関する濃度信号を予め記憶させた第2のメモリ
手段を有し、印刷濃度検出手段からの画像濃度に関する
信号と、第2のメモリ手段に記憶された画像濃度に関す
る信号との間に差が生じたとき、当該第2メモリ手段に
記憶されている制御信号に従い、前記湿し水噴射手段を
制御することを特徴とする。
【0021】また本発明は、前記制御手段が、電磁開閉
弁を駆動するための周波数可変のパルス発生回路と、パ
ルス発生回路からのパルス幅を変化して調整するパルス
幅調整回路とを含むことを特徴とする。
【0022】
【作用】本発明の方法に従えば、印刷物の濃度を検知す
るための印刷濃度検知器を、それぞれの噴射ノズルに対
応した形で配置し、たとえば1つ噴射ノズルによりカバ
ーされる湿し水供給部において、ある特定領域の濃度が
所定の濃度より高くなったとき、すなわち非画像部にイ
ンキ汚れが発生したとき、湿し水の供給量を所定の量よ
り多くするようパルス幅を修正し、また逆にある特定領
域の濃度が所定の濃度より低くなったとき、すなわち画
像部のインキ付着量が低下したとき、湿し水の供給量を
所定の量より少なくなるようパルス幅を修正し、これに
よって電磁開閉弁の開閉比率を調整することとなる。
【0023】以上、本発明に係る湿し水供給方法につい
て説明したが、本発明はさらに上記方法を実施するため
の湿し水供給装置を提供しようとするものである。
【0024】
【実施例】以下、実施例でもって本発明に係る湿し水供
給装置をより具体的に説明するが、これに限定されるも
のではない。
【0025】図1は、本発明に係る湿し水供給装置の一
実施例の構成を示す斜視図である。本装置は、速度検出
手段1、水噴射手段2、水供給手段3、制御手段4およ
び濃度検出手段9から構成される。
【0026】図1において、5は平版印刷機のプレート
シリンダを示し、6はプレートシリンダに巻付けられた
オフセットの印刷版を示し、7はプレートシリンダの軸
を示す。また8は、ダンプニングローラを示す。
【0027】通常、1つの印刷機で4色以上の印刷が行
われるため、プレートシリンダは4本以上あるが、図1
では2本のみを5a,5b等で示している。
【0028】先ず、平版印刷機のプレートシリンダの回
転速度を検出する速度検出手段1において、プレートシ
リンダ5の軸7には、プーリ11が固定され、ベルト1
2が、回転速度を検出する回転速度検出器15の軸14
に固定されたプーリ13に懸架されている。プレートシ
リンダ5aの回転は、軸7、プーリ11、ベルト12、
プーリ13、軸14を介して回転速度検出器15に伝達
され、この回転速度検出器15によって、プレートシリ
ンダの回転速度が検出される。
【0029】なお、具体例では、プレートシリンダの軸
の回転から、回転速度を検出する形の説明をしたが、そ
の他のローラ、たとえば、インプレッションローラ、ブ
ランケットローラ等の軸から回転速度を検出することも
できる。
【0030】また、印刷物の濃度を検出する印刷濃度検
出手段9は、1つの噴射ノズルにそれぞれ対応し、か
つ、その噴射領域に相当する印刷紙面上の、特定領域の
印刷紙面の積分濃度を検出する濃度センサが配置されて
いる。なお、印刷図柄に対応する非画像部または画像部
の特定する部分の印刷紙面濃度を検出する形であっても
よい。濃度センサとしては、発光素子と受光素子とから
成るセンサもしくはCCDカメラなどが使用できる。な
お、印刷濃度検出手段9の具体的な構成、測定方法につ
いては、図3を用いて後で説明する。
【0031】また、湿し水を供給するための湿し水噴射
手段2は、ダンプニングローラ8に臨んで設けられた複
数の噴射ノズル21a〜21hおよびそれぞれの噴射ノ
ズルに対応した電磁開閉弁22a〜22hから主として
構成され、湿し水供給手段3の供給管35を介して湿し
水が噴射ノズル21a〜21hに供給される。図1で
は、噴射ノズルおよび電磁開閉弁が、1つのダンプニン
グローラ8に対して4個の連結した場合を示している
が、各ダンプニングローラに対応する噴射ノズルおよび
電磁開閉弁の個数は、ダンプニングローラすなわち印刷
機のプレートシリンダの長さによって変更でき、また異
なるものである。
【0032】また、印刷品質を高度に維持するために
は、噴霧される湿し水の粒子径を細かく、たとえば50
〜150μmにすることが望ましく、このため噴射ノズ
ル21のオリフィスの直径は、0.2〜0.6mm、好
ましくは、0.2〜0.4mmがよい。
【0033】ここで、噴射ノズルのオリフィス径を、
0.6mmより大きくすると、噴射される湿し水の単位
時間当たりの供給量が多くなり、電磁開閉弁の開口時間
を短くする必要から水ムラ発生の原因となり、また粗い
粒子径となり水アトの原因にもなる。さらに、噴射角度
が広くなり水の飛散が多くなるものである。一方、噴射
ノズルのオリフィス径を、0.2mmより小さくする
と、噴射される湿し水の供給量が少なくなり、かつ、噴
射角度が狭くなるため、ノズル数を増やさなければなら
ず、湿し水供給量の制御が複雑になるばかりか、ノズル
の目詰まりが問題となる。さらに、前記噴射ノズルをダ
ンプニングローラに対向して、70〜100mmの距離
をおいて配置し、噴射ノズルを、ダンプニングローラの
長手方向に沿って、100〜120mm間隔で複数個配
置するとともに、互いに隣接する噴射ノズルから噴射さ
れる湿し水の重なり部分が、ダンプニングローラ上で5
0〜150mmの範囲になるようにすることが好まし
い。
【0034】また、噴射ノズルへ湿し水を圧送するため
の湿し水供給手段3は、湿し水を貯留する貯蔵タンク3
1、これに貯留された湿し水を加圧するポンプ32、圧
力調整弁33および主供給管34から構成される。圧力
調整弁33は、送出される湿し水の圧力を最適に調整し
ている。主供給管34に接続される供給管35には、停
止弁36と、フィルタ37とが設けられている。なお、
フィルタ37の設置位置は、上記場所に限定されるもの
でなく、圧力調整弁33の手前や、それぞれの電磁開閉
弁の手前に設けてもよく、また前記位置に2重、3重に
設けることもできる。印刷機には、前述のとおり通常多
数の印刷ユニットが設けられており、全ての印刷ユニッ
トを使用しない場合などには、停止するユニットの停止
弁36によって湿し水の供給を停止することができる。
またフィルタ37は、湿し水中に混入した異物が噴射ノ
ズル21へ送られ、目詰まりが発生することを防止して
いる。
【0035】なお、湿し水の供給圧としては、3〜10
kg/cm2 の範囲が好ましく、湿し水の供給圧を3k
g/cm2 以下にすると、噴射角が狭くなり、かつ、噴
射される湿し水の粒子径も粗くなるため、前述の水ム
ラ、水アトの原因となる。一方、湿し水の供給圧を10
kg/cm2 以上にすると、微粒子になり過ぎ、飛散が
多くなり、供給効率の低下はもとより、印刷機周辺を濡
らすこととなり、錆の発生、水のボタ落ちから断紙の原
因にもなる。また、配管も高圧に耐えることが必要とな
り、経費高を招くものである。
【0036】噴射ノズルのオリフィス径を0.2〜0.
6mmに、また湿し水の供給圧を、3〜10kg/cm
2 になるよう設定することによって、噴射される湿し水
の粒子径を、50〜150μmの範囲に調整することが
できる。
【0037】供給管35を経由して電磁開閉弁22に供
給される湿し水は、制御手段4から出力される湿し水供
給量に対応した信号によって制御される。前記回転速度
検出器15によって検出された出力は、制御手段4に与
えられ、制御手段4には、プレートシリンダ5a,5b
などに個別的に対応する制御回路41a,41bなどを
含み、たとえば制御回路41aは、プレートシリンダ5
aに関連して設けられた電磁開閉弁22a〜22dの開
閉動作を制御する。
【0038】図2(1),(2),(3)は、本発明に
係る湿し水供給装置のダンプニングローラに対する噴射
ノズルの配列状態および湿し水のスプレーパターンを示
すものである。図2(1)は、プレートシリンダ5と、
ダンプニングローラ8(ダンプニングローラは、吹付け
用ローラ81と付けローラ82から構成されている)
と、噴射ノズル21との位置関係を示すものであり、噴
射ノズル21は、吹付け用ローラ81に対して、L1=
70〜100mmの距離をおいて対向し、点線XYで示
した範囲のいずれかの方向から湿し水を噴射させること
ができる。また、図2(2)および(3)は、互いに隣
接する噴射ノズルたとえば21bと21cとの位置関係
および噴射されるスプレーパターンの吹付け用ローラ8
1上でのオーバーラップ状況を示すものである。図2
(2)および(3)で示すように、互いに隣接する噴射
ノズル21b,21cは、距離L2=100〜120m
mをおいて配置され、吹付け用ローラ81上では、L3
=50〜100mmがオーバーラップすることとなる。
なお、図2(3)ではスプレーパターンを斜線の範囲で
示し、その形状は図2(3)で示すような楕円形になる
噴射ノズルを使用することが湿し水の飛散を防止する上
で好ましい。
【0039】図3は、印刷濃度検出手段9の具体的な構
成および測定方法を示すものである。図3において、印
刷濃度検出手段9は、たとえば発光素子97a〜97d
と受光素子98a〜98dを含む印刷濃度検出センサ9
a〜9dから構成される。印刷濃度センサ9a〜9d
は、噴射ノズル21a〜21dのそれぞれから噴射され
る湿し水噴射領域(図3の区画した領域)に対応する形
で、複数個配列されている。図3に示した印刷物10
は、たとえば新聞紙の1頁分に相当する領域を示し、1
頁を縦に4分割し、印刷濃度検出センサ9a〜9dで検
査する場合を示す。ここで、101〜106は、印刷濃
度センサ9dで検査する新聞紙の1/4頁の領域をさら
に横に6分割したもので、この各分割領域の濃度が、印
刷スピードに同期して測定され、その濃度に関する信号
が、図4の濃度検出用制御部91dに順次送られること
となる。
【0040】図4は、制御回路41aおよび濃度検出用
制御部91d(濃度検出用制御回路は、電磁開閉弁21
dに対応するものだけを示し、電磁開閉弁21a,21
b,21cに対応する91a,91b,91cは省略し
た)の構成を示すブロック図である。
【0041】制御回路41aは、A/D変換器42、変
換テーブル43a、メモリ43bと、パルス発生回路4
4と、パルス幅調整回路45a〜45dと、駆動回路4
6a〜46dとを含んで構成される。
【0042】一方、濃度検出用制御部91dは、A/D
変換器92d、特定領域(たとえば前述の各分割領域1
01)の濃度値を積算する積算器93d、特定領域10
1の基準濃度積算値を記憶させた濃度値メモリ95d、
検出した濃度値と濃度値メモリに記憶された所定の濃度
値との比較を行う比較回路94d、比較結果に基づきパ
ルス幅修正のための信号を発生するためのパルス幅修正
信号発生回路96dとを含んで構成される。
【0043】この制御回路41aは、回転速度検出器1
5からの信号に基づいて印刷条件に対応したパルス周波
数およびパルス幅に相当する信号で電磁開閉弁22a〜
22dを駆動する。これによって、電磁開閉弁22a〜
22dを開閉して、噴射ノズル21a〜21dから印刷
条件に対応した湿し水を供給する。
【0044】回転速度検出器15からのプレートシリン
ダ5aの回転速度の検出信号は、アナログ/デジタル変
換器(以下、A/D変換器と略す。)42に与えられ
る。この検出信号は、プレートシリンダ5aの回転速
度、たとえば0〜600rpmに対応した0〜10Vの
アナログ信号である。A/D変換器42は、この検出信
号をたとえば8ビットのデジタル信号に変換して、変換
テーブル43aに出力する。メモリ43bには、画像濃
度、印刷機の種類、用紙の種類、あるいは印刷作業環境
などの異なる複数の印刷条件に対応した印刷速度と、噴
射ノズル21a〜21dから噴射される最適な湿し水供
給量との関係を表す複数データD1〜Dnが記憶されて
いる。メモリ43bのデータに基づき変換された回転速
度に関する信号は、変換テーブル43aからたとえば8
ビットの湿し水の供給量を表す信号として、パルス発生
回路44に出力される。パルス発生回路44は、たとえ
ばデジタル/アナログ変換器および電圧/周波数変換器
を含んで構成され、変換テーブル43aから出力される
デジタル信号に対応して周波数可変のパルス周波数信号
を発生する。
【0045】パルス発生回路44からのパルス周波数信
号は、電磁開閉弁22a〜22dに個別的に対応するパ
ルス幅調整回路45a〜45dに与えられる。パルス幅
調整回路45a〜45dでは、入力されたパルス周波数
信号の周波数を変化せずにデューティ比を0〜100%
まで変化して出力し、これによってパルス幅を調整し、
噴射ノズルから噴射される湿し水の供給量を補正するこ
とができる。
【0046】パルス幅調整回路45a〜45dからのパ
ルス周波数信号は、駆動回路46a〜46dにそれぞれ
与えられ、電力増幅されて電磁開閉弁22a〜22dを
それぞれ駆動する。
【0047】一方、濃度検出器9dは、噴射ノズル21
dの噴霧領域に相当する特定領域たとえば101の部分
の印刷濃度を検出し、検出された検出信号は、A/D変
換器92dでそれぞれデジタル信号に変換される。濃度
検出器9dで検出された濃度値に相当する信号が、積算
器93dで積算され、噴射ノズル21dの噴射領域の濃
度値が求められる。
【0048】ここで、濃度値メモリ95dに記憶された
所定の範囲の濃度値と比較回路94dで比較される。
【0049】そして、記憶された濃度範囲の下限より検
出信号の方が低い値を示す場合は、画像部にインキ付着
量が減少している(インキ切れが生じている)ことを示
し、湿し水の供給量が多いと判断し、記憶された濃度範
囲の上限より検出信号の方が高い値を示す場合は、非画
像部にもインキが付着している(汚れが発生している)
ことを示し、湿し水の供給量が少ないと判断し、パルス
幅修正信号発生回路96dにそれぞれの信号を伝達す
る。なお、濃度検出器9dで検出された濃度値が、濃度
値メモリ95dに記憶された濃度値の所定の許容範囲内
にある場合は、パルス幅修正信号発生回路96dに信号
を伝達しない。
【0050】パルス幅修正のための信号を受けたパルス
幅修正信号発生回路96dにおいては、予め設定された
ステップに相当するパルス幅修正のための信号を発生
し、制御部41aのパルス幅調整部45dを、1ステッ
プだけ増大もしくは低減させる。これに基づき電磁開閉
弁が制御され、湿し水供給量が変化することとなる。
【0051】湿し水供給量が変化した後の印刷物におい
て、濃度検出器9dで検出された濃度値に相当する信号
が、濃度値メモリ95dに記憶された所定の濃度範囲以
内に修正されれば、修正されたパルス幅でもって、以後
電磁開閉弁が制御され、湿し水を供給することとなる。
もし、1ステップだけパルス幅の増大もしくは低減を行
っても所定の濃度範囲内に入らない場合には、さらに1
ステップだけパルス幅を増大もしくは低減を繰返して行
い、所定の濃度範囲内になるよう調整される。
【0052】ここで1ステップとは、設定されたパルス
の1周期の時間Tをn等分した単位期をいう。パルスの
1周期は、電磁開閉弁の開いているパルス幅の時間T1
と電磁開閉弁の閉じている時間T2=T−T1とから成
り、1ステップはT1 /5〜10程度とすることが好ま
しい。
【0053】以上の具体例では、印刷物の特定領域を1
01〜106の各々6領域としたが、101,102と
103,104と105,106の各々3領域、101
〜103と104〜106の各々2領域または101〜
106を1領域として、各特定領域の積算濃度値を比較
してもよいし、各特定領域の平均濃度値で比較してもよ
い。また、印刷物の特定の画像部および非画像部の濃度
値を個別に検出して、比較することもできる。
【0054】図5は、本実施例の制御手段4の動作を説
明するためのフローチャートである。これを用いて、制
御手段4の動作を説明する。
【0055】装置をスタートすることによって、ステッ
プn1からステップn2に移る。先ず、印刷条件を入力
することによって、43bのメモリからその条件に合っ
た制御信号、たとえばD1が選ばれる。次にステップn
3に移り、標準印刷物を印刷濃度検出センサーで測定す
ることによって、各噴射ノズルの噴霧領域毎の積算濃度
が濃度値メモリ95dに記憶される。次にステップn4
に移り、積算濃度値C0 に対する許容範囲aを入力し、
これを濃度値メモリ95dに記憶させる。
【0056】ここで印刷操作が開始され(ステップn
5)ステップn6に移る。印刷速度が回転速度検出器1
5から入力され、これと先にメモリ43bによって選ば
れたD1とからパルス周波数fが決まり、次にステップ
n7に移り、パルス幅T1 が決められる。次にステップ
n8に移り、たとえば21dの噴射領域を印刷するため
に必要な湿し水が、パルス周波数fでパルス幅T1の期
間供給され実際の印刷が行われる。ステップn9に移
り、たとえば噴射ノズル21dの噴射領域の印刷物の濃
度が濃度検出手段9により濃度検出され、その積算濃度
Cが計算される。次にステップn10に移り、比較回路
94dでC0 +a≧Cが満足されるかどうかを判断す
る。これが満足されるとステップn11に移り、再度比
較回路94dでC0 −a≦Cが満足されるかどうかを判
断する。これが満足されると、パルス幅を修正せずT1
=T1としてステップn13に移り、印刷が継続してい
わばステップn8に戻る。
【0057】ステップn10でC0 +a≧Cが満足され
ないと、パルス幅をT1=T1+ΔTと修正して、ステッ
プn13に移り、印刷が継続していればステップn8に
戻る。
【0058】ステップn11でC0 −a≦Cが満足され
ないと、パルス幅をT1=T1−ΔTと修正して、ステッ
プn13に移り印刷が継続していればステップn8に戻
る。
【0059】ステップn13では、印刷が終了したかど
うかを判断し、印刷が継続している限り、連続してステ
ップn8からステップn13までを繰返して行い、これ
が満足されればステップn14に移り、印刷を完了す
る。
【0060】このように本実施例においては、印刷濃度
検出手段9で常時、印刷物の濃度を検出し、常に、所定
の濃度値になるよう湿し水供給量を修正しているため、
印刷環境の変化に対応した形で、湿し水をダンプニング
ローラ8に安定して供給することができる。
【0061】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、多様な印
刷条件に応じて、最適量に制御した湿し水を、さらに印
刷物の濃度を常時検出して、常に所定の濃度値になるよ
うに修正しているため、印刷の汚れやインキ濃度低下の
発生を防ぐことができ、印刷品質を格段に安定すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を示す斜視図である。
【図2】本発明の一実施例における噴射ノズルとダンプ
ニングローラの関係を示す図である。
【図3】本発明の一実施例の印刷濃度検出手段および測
定方法を示す図である。
【図4】本発明の一実施例の制御回路の電気的構成を示
すブロック図である。
【図5】本発明の一実施例の制御回路のフローチャート
である。
【符号の説明】
1 速度検出手段 2 水噴射手段 3 水供給手段 4 制御手段 5 プレートシリンダ 8 ダンプニングローラ 9 印刷濃度検出手段 10 印刷物 21 噴射ノズル 22 電磁開閉弁 32 ポンプ 33 圧力調整弁 41 制御回路 43b メモリ 44 パルス発生回路 45 パルス調整回路 81 吹付け用ローラ 82 付けローラ 91d 濃度検出用制御部 95d 濃度値メモリ 96d パルス幅修正信号発生回路

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電磁開閉弁の制御によって、圧送された
    湿し水を噴射供給する平版印刷機の湿し水供給方法にお
    いて、当該電磁開閉弁が、平版印刷機の回転速度に対応
    した信号および、印刷物の濃度変化に対応した信号によ
    って制御されることを特徴とする湿し水供給制御方法。
  2. 【請求項2】 前記平版印刷機の回転速度に対応した信
    号が、パルス周波数信号およびパルス幅信号によって構
    成され、前記印刷物の濃度変化に対応した信号が、前記
    パルス幅を修正する信号によって構成されることを特徴
    とする請求項1記載の湿し水供給制御方法。
  3. 【請求項3】 平版印刷機のプレートシリンダの回転速
    度を検出する速度検出手段と、 印刷物の濃度変化を検出する印刷濃度検出手段と、 湿し水をダンプニングローラに供給するための噴射ノズ
    ル、電磁開閉弁から主として構成される湿し水噴射手段
    と、 噴射ノズルへ湿し水を圧送するための湿し水貯蔵タン
    ク、管路および加圧器から主として構成される湿し水供
    給手段と、 前記速度検出手段と前記印刷濃度検出手段からの出力に
    応答して、前記湿し水噴射手段を制御する制御手段とか
    ら構成されることを特徴とする湿し水供給装置。
  4. 【請求項4】 印刷条件ならびにプレートシリンダの回
    転速度に対応して供給すべき湿し水供給量の制御信号を
    予め記憶させた第1のメモリ手段を有し、速度検出手段
    からの出力に応答して、当該第1メモリ手段に記憶され
    ている制御信号に従い、前記湿し水噴射手段を制御する
    ことを特徴とする請求項3記載の湿し水供給装置。
  5. 【請求項5】 印刷物の図柄に対応した画像濃度に関す
    る濃度信号を予め記憶させた第2のメモリ手段を有し、
    印刷濃度検出手段からの画像濃度に関する信号と、第2
    のメモリ手段に記憶された画像濃度に関する信号との間
    に差が生じたとき、当該第2メモリ手段に記憶されてい
    る制御信号に従い、前記湿し水噴射手段を制御すること
    を特徴とする請求項3記載の湿し水供給装置。
  6. 【請求項6】 前記制御手段が、電磁開閉弁を駆動する
    ための周波数可変のパルス発生回路と、パルス発生回路
    からのパルス幅を変化して調整するパルス幅調整回路と
    を含むことを特徴とする請求項3記載の湿し水供給装
    置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6050186A (en) * 1998-04-20 2000-04-18 Kabushiki Kaisha Tokyo Kikai Seisakusho Adjustable supply rate dampening mechanism for planographic printing plates
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JP2008509017A (ja) * 2004-08-06 2008-03-27 ゴス・グラフィック・システムズ・リミテッド 印刷機用の湿し制御法
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JP2021529105A (ja) * 2018-06-29 2021-10-28 ボールドウィン ジメック アーベー スプレーバー等のためのサービス追跡システム

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