JPH05163250A - 置換ピリミジノン誘導体およびそれを含有する抗潰瘍剤 - Google Patents

置換ピリミジノン誘導体およびそれを含有する抗潰瘍剤

Info

Publication number
JPH05163250A
JPH05163250A JP35294191A JP35294191A JPH05163250A JP H05163250 A JPH05163250 A JP H05163250A JP 35294191 A JP35294191 A JP 35294191A JP 35294191 A JP35294191 A JP 35294191A JP H05163250 A JPH05163250 A JP H05163250A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
phenoxy
tetrahydro
pyrimidinone
propylamino
compound
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP35294191A
Other languages
English (en)
Inventor
Osamu Kitagawa
治 北川
Katsuyuki Ishii
克幸 石井
Akinobu Hayashi
明伸 林
Toshihiko Takemasa
俊彦 武政
Hiroko Yamada
広子 山田
Masao Seiki
雅雄 清木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Zeria Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Zeria Pharmaceutical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Zeria Pharmaceutical Co Ltd filed Critical Zeria Pharmaceutical Co Ltd
Priority to JP35294191A priority Critical patent/JPH05163250A/ja
Publication of JPH05163250A publication Critical patent/JPH05163250A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Heterocyclic Carbon Compounds Containing A Hetero Ring Having Oxygen Or Sulfur (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Nitrogen Condensed Heterocyclic Rings (AREA)
  • Plural Heterocyclic Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【構成】下記式(I) (式中、RおよびRは同一または異なって低級アル
キル基、又は一緒になって置換基を有していてもよい環
を形成し、Xはメチレン基または−CH=CH−を示
し、nは1〜3の整数を示し、Yはイオウ原子、酸素原
子、スルホキシド基、スルホン基、メチレン基、低級ア
ルキル基で置換された炭素原子またはアラルキル基ある
いは低級アルキル基で置換された窒素原子を示す。)で
表わされる置換ピリミジノン誘導体およびそれを含有す
る抗潰瘍剤に関する。 【効果】本発明の化合物は強い胃酸分泌抑制作用および
防御因子増強作用を有し、かつ安全性も高いことから優
れた抗潰瘍剤として有用である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、下記一般式(I)
【0002】
【化2】
【0003】(式中、R1 およびR2 は同一または異な
って低級アルキル基、又は一緒になって置換基を有して
いてもよい環を形成し、Xはメチレン基または−CH=
CH−を示し、nは1〜3の整数を示し、Yはイオウ原
子、酸素原子、スルホキシド基、スルホン基、メチレン
基、低級アルキル基で置換された炭素原子またはアラル
キル基あるいは低級アルキル基を有する窒素原子を示
す。)で表される置換ピリミジノン誘導体およびその医
薬的に許容し得る塩、ならびにそれを有効成分とする抗
潰瘍剤に関するものである。
【0004】
【従来の技術】消化性潰瘍の発生機序は様々な要因があ
り複雑であるが、胃粘膜に対する攻撃因子と防御因子と
のバランスが崩れることにより発生するといわれてい
る。その為、攻撃因子である胃酸の分泌を抑制すること
は潰瘍の予防または治療の手段として有用な方法であ
る。従来より、胃酸分泌を抑制するのに有効な薬剤とし
て、一群の抗コリン薬や、シメチジンなどのヒスタミン
2 受容体遮断薬が広く臨床に用いられている。さら
に、最近では胃酸分泌抑制作用および防御因子増強作用
を併有する薬剤の検討も行われている(特開昭61-15537
3 号)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】抗コリン薬は、胃排出
運動の抑制、口渇、散瞳、発汗の抑制などの副作用を有
し、また、胃酸の分泌をほとんど抑え得る用量において
も潰瘍の悪化の阻止および再発の予防に対する使用には
限界がある。またシメチジンは、望ましくない中枢作用
や、抗アンドロゲン作用などの副作用を示し、また、特
に長期治療下に認められる胃粘膜の防御因子の低下が問
題とされ、シメチジン使用中断後の再発潰瘍の大きな原
因となるといわれている。また、胃酸分泌抑制作用およ
び防御因子増強作用を併有する薬剤においては、有効
性、安全性などの点において満足できるものはない。従
って、攻撃因子である胃酸の分泌を強力に抑制し、防御
因子増強作用(細胞保護作用)を併有し、かつ安全性の
優れた抗潰瘍剤の提供が強く望まれている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を解決するために鋭意研究を行い本発明を完成した。す
なわち、本発明は一般式(I)で表される置換ピリミジ
ノン誘導体およびそれを有効成分とする抗潰瘍剤に関す
るものであり、本発明の化合物は強力に胃酸の分泌を抑
制し、防御因子増強作用(細胞保護作用)を併有し、か
つ安全性の優れた抗潰瘍剤である。本発明化合物(I)
は例えば以下の製造法によって得ることができる。
【0007】
【化3】
【0008】(式中、R1 、R2 、X、nおよびYは前
記と同意義。)すなわち、一般式(II)で表されるアミ
ン誘導体と、一般式( III)で表されるメチルチオピリ
ミジノン誘導体を反応させることにより、本発明化合物
(I)が製造される。
【0009】上記の反応は、反応に影響を及ぼさない溶
媒中で行うことが好ましく、例えばジメチルホルムアミ
ド、ジエチルホルムアミド等のアミド類;ジエチルエー
テル、ジイソプロピルエーテル、テトラヒドロフラン、
ジオキサン等のエーテル類;ジクロロメタン、クロロホ
ルム等のハロゲン化炭化水素;ベンゼン、トルエン、キ
シレン等の芳香族炭化水素類;水;アセトニトリル、ジ
メチルスルホキシドなどを単独もしくは混合して使用す
ることができる。反応温度は使用する原料化合物に応じ
て変化させればよく、通常は常圧下、0℃ないし還流温
度の範囲で選ぶのが有利である。
【0010】また、原料化合物であるアミン誘導体(I
I)は公知の方法(特開昭56-12366号、特開昭61-207375
号、特開平1-149774号、特開平2-56449 号)に準拠し
て製造することができ、メチルチオピリミジノン誘導体
( III)も公知の方法(特開昭61-155373 号)に準拠し
て製造することができる。
【0011】本発明における低級アルキル基としては、
炭素数1〜4の直鎖又は分枝鎖のアルキル基が挙げら
れ、メチル、エチル、プロピル、ブチル基及びその異性
体が好ましい。また、本発明の化合物は薬理学的に許容
される塩として用いることができ、塩酸、硝酸、硫酸、
酢酸、マレイン酸、フマル酸、シュウ酸、クエン酸、臭
化水素酸、コハク酸、スルファミン酸、マンデル酸、マ
ロン酸、リン酸等の酸付加塩、またはナトリウム塩、カ
リウム塩、リチウム塩、カルシウム塩等の塩基性塩を挙
げることができる。
【0012】かくして得られる本発明化合物(I)とし
て、実施例以外に次の化合物が挙げられる。 ・ 5,6,7,8−テトラヒドロ−2−[4−[3−(ピペリ
ジノメチル)フェノキシ−シス−2−ブテニル]アミ
ノ]−4(1H)−キナゾリノン ・6−エチル− 5,6,7,8−テトラヒドロ−2−[4−
[3−(ピペリジノメチル)フェノキシ−シス−2−ブ
テニル]アミノ]−4(1H)−キナゾリノン ・6−ベンジル− 5,6,7,8−テトラヒドロ−2−[4−
[3−(ピペリジノメチル)フェノキシ−シス−2−ブ
テニル]アミノ]−4(1H)−ピリド[4,3-d]ピリミ
ジノン ・2−[4−[3−(ピペリジノメチル)フェノキシ−
シス−2−ブテニル]アミノ]−4(1H)−チアノ[4,
3-d]ピリミジノン ・2−[4−[3−(ピペリジノメチル)フェノキシ−
シス−2−ブテニル]アミノ]−4(1H)−チアノ[4,
3-d]ピリミジノン− 6,6−ジオキシド ・ 6,7−ジヒドロ−2−[4−[3−(ピペリジノメチ
ル)フェノキシ−シス−2−ブテニル]アミノ]−4
(1H,5H)−シクロペンタピリミジノン ・ 5,7−ジヒドロ−2−[4−[3−(ピペリジノメチ
ル)フェノキシ−シス−2−ブテニル]アミノ]−4
(1H)−チエノ[3,4-d]ピリミジノン ・ 5,7−ジヒドロ−2−[4−[3−(ピペリジノメチ
ル)フェノキシ−シス−2−ブテニル]アミノ]−4
(1H)−フロ[3,4-d]ピリミジノン ・ 6,7,8,9−テトラヒドロ−2−[4−[3−[(4−
メチル)ピペリジノメチル]フェノキシ−シス−2−ブ
テニル]アミノ]−4(1H,5H)−シクロヘプタピリミ
ジノン ・ 6,7,8,9−テトラヒドロ−2−[4−[3−(1−ピ
ロリジニルメチル)フェノキシ−シス−2−ブテニル]
アミノ]−4(1H,5H)−シクロヘプタピリミジノン ・ 6,7,8,9−テトラヒドロ−2−[4−[3−[1−
(3−ヒドロキシ)ピロリジニルメチル)フェノキシ−
シス−2−ブテニル]アミノ]−4(1H,5H)−シクロ
ヘプタピリミジノン ・2−[4−[3−(N−エチル−N−メチル)アミノ
メチル]フェノキシ−シス−2−ブテニル]アミノ]−
6,7,8,9−テトラヒドロ−4(1H,5H)−シクロヘプタ
ピリミジノン ・ 5,6,7,8−テトラヒドロ−2−[3−[3−((4−
メチル)ピペリジノメチル)フェノキシ]プロピルアミ
ノ]−4(1H)−キナゾリノン ・6−エチル− 5,6,7,8−テトラヒドロ−2−[3−
[3−((4−メチル)ピペリジノメチル)フェノキ
シ]プロピルアミノ]−4(1H)−キナゾリノン ・6−ベンジル− 5,6,7,8−テトラヒドロ−2−[3−
[3−((4−メチル)ピペリジノメチル)フェノキ
シ]プロピルアミノ]−4(1H)−ピリド[4,3-d]ピ
リミジノン ・2−[3−[3−((4−メチル)ピペリジノメチ
ル)フェノキシ]プロピルアミノ]−4(1H)−チアノ
[4,3-d]ピリミジノン ・2−[3−[3−((4−メチル)ピペリジノメチ
ル)フェノキシ]プロピルアミノ]−4(1H)−チアノ
[4,3-d]ピリミジノン− 6,6−ジオキシド ・ 6,7−ジヒドロ−2−[3−[3−((4−メチル)
ピペリジノメチル)フェノキシ]プロピルアミノ]−4
(1H,5H)−シクロペンタピリミジノン ・ 5,7−ジヒドロ−2−[3−[3−((4−メチル)
ピペリジノメチル)フェノキシ]プロピルアミノ]−4
(1H)−チエノ[3,4-d]ピリミジノン ・ 5,7−ジヒドロ−2−[3−[3−((4−メチル)
ピペリジノメチル)フェノキシ]プロピルアミノ]−4
(1H)−フロ[3,4-d]ピリミジノン ・ 5,6,7,8−テトラヒドロ−2−[3−[3−(1−ピ
ロリジニルメチル)フェノキシ]プロピルアミノ]−4
(1H)−キナゾリノン ・6−エチル− 5,6,7,8−テトラヒドロ−2−[3−
[3−(1−ピロリジニルメチル)フェノキシ]プロピ
ルアミノ]−4(1H)−キナゾリノン ・6−ベンジル− 5,6,7,8−テトラヒドロ−2−[3−
[3−(1−ピロリジニルメチル)フェノキシ]プロピ
ルアミノ]−4(1H)−ピリド[4,3-d]ピリミジノン ・2−[3−[3−(1−ピロリジニルメチル)フェノ
キシ]プロピルアミノ]−4(1H)−チアノ[4,3-d]
ピリミジノン ・2−[3−[3−(1−ピロリジニルメチル)フェノ
キシ]プロピルアミノ]−4(1H)−チアノ[4,3-d]
ピリミジノン− 6,6−ジオキシド ・ 6,7−ジヒドロ−2−[3−[3−(1−ピロリジニ
ルメチル)フェノキシ]プロピルアミノ]−4(1H,5
H)−シクロペンタピリミジノン ・ 5,7−ジヒドロ−2−[3−[3−(1−ピロリジニ
ルメチル)フェノキシ]プロピルアミノ]−4(1H)−
チエノ[3,4-d]ピリミジノン ・ 5,7−ジヒドロ−2−[3−[3−(1−ピロリジニ
ルメチル)フェノキシ]プロピルアミノ]−4(1H)−
フロ[3,4-d]ピリミジノン ・ 5,6,7,8−テトラヒドロ−2−[3−[3−(1−
(3−ヒドロキシ)ピロリジニルメチル)フェノキシ]
プロピルアミノ]−4(1H)−キナゾリノン ・6−エチル− 5,6,7,8−テトラヒドロ−2−[3−
[3−(1−(3−ヒドロキシ)ピロリジニルメチル)
フェノキシ]プロピルアミノ]−4(1H)−キナゾリノ
ン ・6−ベンジル− 5,6,7,8−テトラヒドロ−2−[3−
[3−(1−(3−ヒドロキシ)ピロリジニルメチル)
フェノキシ]プロピルアミノ]−4(1H)−ピリド[4,
3-d]ピリミジノン ・2−[3−[3−(1−(3−ヒドロキシ)ピロリジ
ニルメチル)フェノキシ]プロピルアミノ]−4(1H)
−チアノ[4,3-d]ピリミジノン ・2−[3−[3−(1−(3−ヒドロキシ)ピロリジ
ニルメチル)フェノキシ]プロピルアミノ]−4(1H)
−チアノ[4,3-d]ピリミジノン− 6,6−ジオキシド ・ 6,7−ジヒドロ−2−[3−[3−(1−(3−ヒド
ロキシ)ピロリジニルメチル)フェノキシ]プロピルア
ミノ]−4(1H,5H)−シクロペンタピリミジノン ・ 5,7−ジヒドロ−2−[3−[3−(1−(3−ヒド
ロキシ)ピロリジニルメチル)フェノキシ]プロピルア
ミノ]−4(1H)−チエノ[3,4-d]ピリミジノン ・ 5,7−ジヒドロ−2−[3−[3−(1−(3−ヒド
ロキシ)ピロリジニルメチル)フェノキシ]プロピルア
ミノ]−4(1H)−フロ[3,4-d]ピリミジノン ・ 5,
6,7,8−テトラヒドロ−2−[3−[3−( N,N−ジメ
チル)アミノメチル]フェノキシプロピルアミノ]−4
(1H)−キナゾリノン ・6−エチル− 5,6,7,8−テトラヒドロ−2−[3−
[3−( N,N−ジメチル)アミノメチル ]フェノキシ
プロピルアミノ]−4(1H)−キナゾリノン ・6−ベンジル− 5,6,7,8−テトラヒドロ−2−[3−
[3−(N,N−ジメチル)アミノメチル ]フェノキシプ
ロピルアミノ]−4(1H)−ピリド[4,3-d]ピリミジ
ノン ・2−[3−[3−( N,N−ジメチル)アミノメチル
]フェノキシプロピルアミノ]−4(1H)−チアノ
[4,3-d]ピリミジノン ・2−[3−[3−( N,N−ジメチル)アミノメチル
]フェノキシプロピルアミノ]−4(1H)−チアノ
[4,3-d]ピリミジノン− 6,6−ジオキシド ・ 6,7−ジヒドロ−2−[3−[3−( N,N−ジメチ
ル)アミノメチル ]フェノキシプロピルアミノ]−4
(1H,5H)−シクロペンタピリミジノン ・ 5,7−ジヒドロ−2−[3−[3−( N,N−ジメチ
ル)アミノメチル ]フェノキシプロピルアミノ]−4
(1H)−チエノ[3,4-d]ピリミジノン ・ 5,7−ジヒドロ−2−[3−[3−( N,N−ジメチ
ル)アミノメチル ]フェノキシプロピルアミノ]−4
(1H)−フロ[3,4-d]ピリミジノン ・ 5,6,7,8−テトラヒドロ−2−[3−[3−( N,N−
ジエチル)アミノメチル]フェノキシプロピルアミノ]
−4(1H)−キナゾリノン ・6−エチル− 5,6,7,8−テトラヒドロ−2−[3−
[3−( N,N−ジエチル)アミノメチル ]フェノキシ
プロピルアミノ]−4(1H)−キナゾリノン ・6−ベンジル− 5,6,7,8−テトラヒドロ−2−[3−
[3−(N,N−ジエチル)アミノメチル ]フェノキシプ
ロピルアミノ]−4(1H)−ピリド[4,3-d]ピリミジ
ノン ・2−[3−[3−( N,N−ジエチル)アミノメチル
]フェノキシプロピルアミノ]−4(1H)−チアノ
[4,3-d]ピリミジノン ・2−[3−[3−( N,N−ジエチル)アミノメチル
]フェノキシプロピルアミノ]−4(1H)−チアノ
[4,3-d]ピリミジノン− 6,6−ジオキシド ・ 6,7−ジヒドロ−2−[3−[3−( N,N−ジエチ
ル)アミノメチル ]フェノキシプロピルアミノ]−4
(1H,5H)−シクロペンタピリミジノン ・ 5,7−ジヒドロ−2−[3−[3−( N,N−ジエチ
ル)アミノメチル ]フェノキシプロピルアミノ]−4
(1H)−チエノ[3,4-d]ピリミジノン ・ 5,7−ジヒドロ−2−[3−[3−( N,N−ジエチ
ル)アミノメチル ]フェノキシプロピルアミノ]−4
(1H)−フロ[3,4-d]ピリミジノン ・ 5,6,7,8−テトラヒドロ−2−[3−[3−(N−エ
チル−N−メチル)アミノメチル]フェノキシプロピル
アミノ]−4(1H)−キナゾリノン ・6−エチル− 5,6,7,8−テトラヒドロ−2−[3−
[3−(N−エチル−N−メチル)アミノメチル ]フ
ェノキシプロピルアミノ]−4(1H)−キナゾリノン ・6−ベンジル− 5,6,7,8−テトラヒドロ−2−[3−
[3−(N−エチル−N−メチル)アミノメチル ]フ
ェノキシプロピルアミノ]−4(1H)−ピリド[4,3-
d]ピリミジノン ・2−[3−[3−(N−エチル−N−メチル)アミノ
メチル ]フェノキシプロピルアミノ]−4(1H)−チ
アノ[4,3-d]ピリミジノン ・2−[3−[3−(N−エチル−N−メチル)アミノ
メチル ]フェノキシプロピルアミノ]−4(1H)−チ
アノ[4,3-d]ピリミジノン− 6,6−ジオキシド ・ 6,
7−ジヒドロ−2−[3−[3−(N−エチル−N−メ
チル)アミノメチル ]フェノキシプロピルアミノ]−
4(1H,5H)−シクロペンタピリミジノン ・ 5,7−ジヒドロ−2−[3−[3−(N−エチル−N
−メチル)アミノメチル ]フェノキシプロピルアミ
ノ]−4(1H)−チエノ[3,4-d]ピリミジノン ・ 5,7−ジヒドロ−2−[3−[3−(N−エチル−N
−メチル)アミノメチル ]フェノキシプロピルアミ
ノ]−4(1H)−フロ[3,4-d]ピリミジノン
【0013】本発明化合物(I)は、本発明者らによっ
て創製された新規な化合物であり、後記のごとく優れた
胃酸分泌抑制作用および防御因子増強作用を有し、かつ
安全性も高いので、抗潰瘍剤として有用である。本発明
化合物(I)およびその医薬的に許容し得る塩は胃潰
瘍、十二指腸潰瘍、胃炎、胃酸過多症の予防ならびに治
療用の医薬として、本発明化合物(I)自体をそのまま
人間を含む哺乳動物に投与する事もできるが、一般には
医薬として許容される補助剤を配合し、種々の製剤組成
物として、経口的あるいは非経口的に投与することがで
きる。
【0014】経口投与用の製剤としては、上記化合物を
適当な添加剤、たとえば乳糖、マンニット、トウモロコ
シデンプン、結晶セルロース等の賦形剤、セルロース誘
導体、アラビアゴム、ゼラチン等の結合剤、カルボキシ
メチルセルロースカルシウム等の崩壊剤、タルク、ステ
アリン酸マグネシウム等の滑沢剤等々と適当に組み合わ
せることにより錠剤、散剤、顆粒剤、カプセル剤とする
ことができる。また、これらの固型製剤をヒドロキシプ
ロピルメチルセルロースフタレート、ヒドロキシプロピ
ルメチルセルロースアセテートサクシネート、セルロー
スアセテートフタレート、メタアクリレートコーポリマ
ーなどの被覆用基剤を用いて腸溶性製剤とすることがで
きる。非経口投与の形態としては、例えば水、エタノー
ル、グリセリン等と組み合わせることにより注射用液剤
とすることができる。投与量は年齢、症状、治療効果、
投与方法、投与期間により異なるが、通常、経口投与の
場合には1〜500 mg/kg/日の投与範囲で1日1〜3回
の範囲で投与するのが好適である。
【0015】
【作用】次に本発明化合物(I)の抗潰瘍作用につい
て、無麻酔フィストララットにおけるヒスタミン刺激に
よる胃酸分泌に対する効果および塩酸エタノール潰瘍に
対する効果により説明する。
【0016】胃酸分泌抑制作用 体重 180〜200 gの雄性SD系ラットを24時間絶食後、エ
ーテル麻酔下で開腹し、十二指腸に被験薬物注入用のフ
ィーデング・チューブ(fr.3.5)を挿入し、幽門を結紮
した。前胃にポリエチレン・チューブ(内径7mm)を使
用して胃フィストラを施し、加温した生理食塩液(37
℃)で胃内を数回洗浄後、腹部を閉じた。尾静脈内に翼
付チューブ針を挿入しテープで固定後インフュージョン
・ポンプ(ハーバード)に接続した。ラットをKN式ボー
ルマンII型ケージ(夏目製作所)に入れ、フィストラよ
り流出する胃液をメス付試験管で採取した。ヒスタミン
(8mg/kg/時)を尾静脈より1.4 ml/1時間の速度で
持続注入し、被験化合物(10mg/kg)は 0.5%CMC-Naに
懸濁してヒスタミン注入開始1時間後、前記フィーデン
グ・チューブを経由して投与した。薬物投与後1時間か
ら4時間に採取した胃液は胃液量を測定した後、自動滴
定装置(東亜電波)を使用して、0.1N NaOH でpH7まで
滴定し、総酸排出量から抑制率(%)を求めた。その結
果を表1に示す。
【0017】
【表1】
【0018】塩酸エタノール潰瘍に対する作用 体重 180〜200 gの雄性SD系ラットを24時間絶食後、被
験薬を経口投与し、30分後に塩酸エタノール(80%エタ
ノールに150 mM塩酸を含む)5ml/kgを経口投与した。
塩酸エタノール投与1時間後にラットを屠殺し、胃を取
り出して腺胃部に発現した潰瘍の長さを測定した。な
お、評価は各個体の潰瘍の全長の平均値を算出し、各検
体群の媒体対照群に対する抑制率をED50値(50%有効
量)を用いて表2に示した。
【0019】
【表2】
【0020】毒性試験 各実施例化合物を3%アラビアゴム溶液に懸濁させ、5
週令 ICR:Crj雄性マウス5匹に 500mg/kg/日の用量で
14日間連続強制経口投与した結果、死亡例や体重の減少
は認められなかった。
【0021】以上のごとく本発明化合物(I)は、無麻
酔フィストララットにおけるヒスタミン刺激による胃酸
の分泌を強く抑制し、塩酸エタノール潰瘍モデルにおい
て潰瘍形成を強力に抑制することから、優れた抗潰瘍物
質であることが認められた。また、本発明化合物(I)
は、毒性試験において認められるようにきわめて安全性
の高い化合物であり、これを含有する抗潰瘍剤は急性、
慢性の胃潰瘍、十二指腸潰瘍、胃炎、胃酸過多症の予防
ならびに治療用医薬として有用である。
【0022】
【実施例】次に、参考例および実施例により本発明をさ
らに具体的に説明するが、本発明はこれら実施例により
限定されるものではない。なお、参考例には本発明化合
物(I)の原料化合物であるメチルチオピリミジノン誘
導体( III)の製造例を示した。 参考例1
【0023】
【化4】
【0024】ナトリウム 2.3gを無水エタノール 100ml
に溶解し、チオウレア 7.6gを加えて加熱溶解した。こ
の溶液に60℃で攪拌下、2−エトキシカルボニルシクロ
ヘキサノン17gをエタノール50mlに溶解した溶液を滴下
した。溶媒を留去後、得られた残留物を水に溶解し、濃
塩酸を加えて酸性とし、析出した結晶をメタノールから
再結晶して、 5,6,7,8−テトラヒドロ−2−メルカプト
−4(1H)−キナゾリノン14.9gを得た。 融点: 300℃以上 MS(m/z): 182(M+ ) IR(KBr )cm-1:1680,1585,1225 5,6,7,8−テトラヒドロ−2−メルカプト−4(1H)−
キナゾリノン14gをエタノール 100mlに懸濁し、10%水
酸化ナトリウム溶液31.6mlを加えて溶解した後、ヨウ化
メチル 11.83gを滴下した。60℃で30分間攪拌後、水 1
00mlを加えて析出した結晶をろ取し、 5,6,7,8−テトラ
ヒドロ−2−メチルチオ−4(1H)−キナゾリノン13.5
gを得た。 融点: 224〜226 ℃ MS(m/z): 196(M+ ) IR(KBr )cm-1:1630,1580,1250 NMR(CDCl3 )δ:1.62(2H,s),1.76(4H,
m),2.49(2H,t),2.56(3H,s),2.59(1H,
t)
【0025】参考例2〜5 参考例1の方法に準拠し、適宜化合物を選択して表3に
示す参考例2〜5のメチルチオピリミジノン誘導体を得
た。
【0026】
【表3】
【0027】参考例6
【0028】
【化5】
【0029】2−エトキシカルボニルシクロペンタノン
3.1gを水30mlに懸濁し、S−メチルイソチオウレア 1
/2硫酸塩 2.8g、炭酸カリウム 1.4gを加えて24時間
攪拌した。攪拌後、析出した結晶をエタノールから再結
晶して 6,7−ジヒドロ−2−メチルチオ−4(1H,5H)
−シクロペンタピリミジノン 2.1gを得た。 融点: 279℃(分解) MS(m/z): 182(M+ ) IR(KBr )cm-1:1635,1545,1260 NMR(DMSO-d6 )δ:1.94(2H,q),2.58(2H,
t),2.73(2H,t),3.31(3H,s)
【0030】参考例7〜9 参考例6の方法に準拠し、適宜化合物を選択して表4に
示す参考例7〜9のメチルチオピリミジノン誘導体を得
た。
【0031】
【表4】
【0032】実施例1 5,6,7,8−テトラヒドロ−2−[3−[3−(ピペリジ
ノメチル)フェノキシ]プロピルアミノ]−4(1H)−
キナゾリノン
【0033】
【化6】
【0034】参考例1で得た 5,6,7,8−テトラヒドロ−
2−メチルチオ−4(1H)−キナゾリノン 755mgをトル
エン10mlに溶解し、3−[(3−ピペリジノメチル)フ
ェノキシ]プロピルアミン1gを加えて24時間還流し
た。冷後、析出した結晶をエタノールから再結晶して標
記化合物 730mgを得た。 融点: 170〜171 ℃ MS(m/z): 396(M+ ) IR(KBr )cm-1:1649,1611,1582 NMR(CDCl3 )δ:1.41(2H,m),1.42〜1.70( 1
0H,m),2.08(2H,q),2.20〜2.47(7H,m),3.
41(2H,s),3.55(2H,m),4.05(2H,m),6.40
(1H,br),6.70〜7.20(4H,m)
【0035】実施例2〜14 実施例1の方法に準拠し、適宜原料化合物を選択して表
5〜8に示す実施例2〜14の化合物を得た。なお、表中
1 、R2 、X、nおよびYは、本発明化合物である一
般式(I)に含まれた記号を表す。各々の化合物名は以
下の通りである。 実施例2 6−エチル− 5,6,7,8−テトラヒドロ−2−[3−[3
−(ピペリジノメチル)フェノキシ]プロピルアミノ]
−4(1H)−キナゾリノン 実施例3 6−ベンジル− 5,6,7,8−テトラヒドロ−2−[3−
[3−(ピペリジノメチル)フェノキシ]プロピルアミ
ノ]−4(1H)−ピリド[4,3-d]ピリミジノン 実施例4 2−[3−[3−(ピペリジノメチル)フェノキシ]プ
ロピルアミノ]−4(1H)−チアノ[4,3-d]ピリミジ
ノン 実施例5 2−[3−[3−(ピペリジノメチル)フェノキシ]プ
ロピルアミノ]−4(1H)−チアノ[4,3-d]ピリミジ
ノン− 6,6−ジオキシド 実施例6 6,7−ジヒドロ−2−[3−[3−(ピペリジノメチ
ル)フェノキシ]プロピルアミノ]−4(1H,5H)−シ
クロペンタピリミジノン 実施例7 5,7−ジヒドロ−2−[3−[3−(ピペリジノメチ
ル)フェノキシ]プロピルアミノ]−4(1H)−チエノ
[3,4-d]ピリミジノン 実施例8 5,7−ジヒドロ−2−[3−[3−(ピペリジノメチ
ル)フェノキシ]プロピルアミノ]−4(1H)−フロ
[3,4-d]ピリミジノン 実施例9 6,7,8,9−テトラヒドロ−2−[3−[3−(ピペリジ
ノメチル)フェノキシ]プロピルアミノ]−4(1H,5
H)−シクロヘプタピリミジノン 実施例10 6,7,8,9−テトラヒドロ−2−[4−[3−(ピペリジ
ノメチル)フェノキシ−シス−2−ブテニル]アミノ]
−4(1H,5H)−シクロヘプタピリミジノン 実施例11 6,7,8,9−テトラヒドロ−2−[3−[3−[(4−メ
チル)ピペリジノメチル]フェノキシ]プロピルアミ
ノ]−4(1H,5H)−シクロヘプタピリミジノン 実施例12 6,7,8,9−テトラヒドロ−2−[3−[3−(1−ピロ
リジニルメチル)フェノキシ]プロピルアミノ]−4(1
H,5H)−シクロヘプタピリミジノン 実施例13 6,7,8,9−テトラヒドロ−2−[3−[3−[1−(3
−ヒドロキシ)ピロリジニルメチル)フェノキシ]プロ
ピルアミノ]−4(1H,5H)−シクロヘプタピリミジノ
ン 実施例14 2−[3−[3−(N−エチル−N−メチル)アミノメ
チル]フェノキシプロピルアミノ]− 6,7,8,9−テトラ
ヒドロ−4(1H,5H)−シクロヘプタピリミジノン
【0036】
【表5】
【0037】
【表6】
【0038】
【表7】
【0039】
【表8】
【0040】製剤例1 実施例1の化合物 20g 乳糖 315g トウモロコシデンプン 125g 結晶セルロース 25g 上記組成の成分を均一に混合し、 7.5%ヒドロキシプロ
ピルセルロース水溶液200mlを加え、押出し造粒機によ
り、直径 0.5mmスクリーンを用いて顆粒とし、直ちにマ
ルメライザーにより丸めた後、乾燥し顆粒剤とした。
【0041】製剤例2 実施例4の化合物 20g 乳糖 100g トウモロコシデンプン 36g 結晶セルロース 30g カルボキシメチルセルロースカルシウム 10g ステアリン酸マグネシウム 4g 上記組成の成分を均一に混合し、単発打錠機にて直径
7.5mmの杵で1錠 200mgの錠剤とした。
【0042】製剤例3 実施例9の化合物 40g 乳糖 232g トウモロコシデンプン 108g ポリビニルピロリドン 20g 上記組成の成分を均一に混合し、70%( v/v)イソプロ
ピルアルコール 180mlを加え、押出し造粒機に直径 0.8
mmスクリーンを用いて顆粒とし、直ちにマルメライザー
により丸めた後乾燥し、顆粒とした。さらに、顆粒を2
号の硬ゼラチンカプセルにて充填して1カプセル内容量
240mgのカプセル剤とした。
【0043】
【発明の効果】上記のごとく、本発明の化合物は優れた
抗潰瘍作用を有し、かつ安全性が高いため、これを含有
する抗潰瘍剤は急性、慢性の胃潰瘍、十二指腸潰瘍、胃
炎、胃酸過多症の予防ならびに治療用医薬として有用で
ある。さらに、種々の抗潰瘍作用を有する化合物の中間
体としても有用である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 武政 俊彦 埼玉県大里郡江南町大字押切字沼上2512− 1 ゼリア新薬工業株式会社中央研究所内 (72)発明者 山田 広子 埼玉県大里郡江南町大字押切字沼上2512− 1 ゼリア新薬工業株式会社中央研究所内 (72)発明者 清木 雅雄 埼玉県大里郡江南町大字押切字沼上2512− 1 ゼリア新薬工業株式会社中央研究所内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一般式(I) 【化1】 (式中、R1 およびR2 は同一または異なって低級アル
    キル基、又は一緒になって置換基を有していてもよい環
    を形成し、Xはメチレン基または−CH=CH−を示
    し、nは1〜3の整数を示し、Yはイオウ原子、酸素原
    子、スルホキシド基、スルホン基、メチレン基、低級ア
    ルキル基で置換された炭素原子またはアラルキル基ある
    いは低級アルキル基で置換された窒素原子を示す。)で
    表される置換ピリミジノン誘導体およびその医薬的に許
    容し得る塩。
  2. 【請求項2】請求項1記載の置換ピリミジノン誘導体ま
    たはその医薬的に許容し得る塩を有効成分とする抗潰瘍
    剤。
JP35294191A 1991-12-17 1991-12-17 置換ピリミジノン誘導体およびそれを含有する抗潰瘍剤 Pending JPH05163250A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35294191A JPH05163250A (ja) 1991-12-17 1991-12-17 置換ピリミジノン誘導体およびそれを含有する抗潰瘍剤

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35294191A JPH05163250A (ja) 1991-12-17 1991-12-17 置換ピリミジノン誘導体およびそれを含有する抗潰瘍剤

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05163250A true JPH05163250A (ja) 1993-06-29

Family

ID=18427501

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP35294191A Pending JPH05163250A (ja) 1991-12-17 1991-12-17 置換ピリミジノン誘導体およびそれを含有する抗潰瘍剤

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05163250A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000042025A1 (fr) * 1999-01-14 2000-07-20 Meiji Seika Kaisha, Ltd. Inhibiteurs de poly(adp-ribose) polymerase consistant en des derives de pyrimidine
WO2006094604A1 (en) * 2005-03-11 2006-09-14 Merck Patent Gmbh Tetrahydro- and dihydroquinazolinones
WO2008102659A1 (ja) 2007-02-22 2008-08-28 Adeka Corporation オレフィン類のエポキシ化用酸化剤組成物及びオレフィン類のエポキシ化方法

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000042025A1 (fr) * 1999-01-14 2000-07-20 Meiji Seika Kaisha, Ltd. Inhibiteurs de poly(adp-ribose) polymerase consistant en des derives de pyrimidine
WO2006094604A1 (en) * 2005-03-11 2006-09-14 Merck Patent Gmbh Tetrahydro- and dihydroquinazolinones
JP2008532955A (ja) * 2005-03-11 2008-08-21 メルク パテント ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフトング テトラヒドロキナゾリノンおよびジヒドロキナゾリノン
US8268845B2 (en) 2005-03-11 2012-09-18 Merck Patent Gmbh Tetrahydro- and dihydroquinazolinones
WO2008102659A1 (ja) 2007-02-22 2008-08-28 Adeka Corporation オレフィン類のエポキシ化用酸化剤組成物及びオレフィン類のエポキシ化方法
JP5364572B2 (ja) * 2007-02-22 2013-12-11 株式会社Adeka オレフィンのエポキシ化方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3897444A (en) Pharmacologically active compounds
SU1375127A3 (ru) Способ получени производных 1,2-диаминоциклобутен-3,4-диона или их хлоргидратов
AU757290B2 (en) Imidazolone anorectic agents: II. phenyl derivatives
RU2434851C1 (ru) Циклические n, n'-диарилтиомочевины или n, n'-диарилмочевины - антагонисты андрогенных рецепторов, противораковое средство, способ получения и применения
EP0443568A1 (en) Fused thiophene derivatives, their production and use
JPH054983A (ja) イソキノリノン誘導体、その製造方法およびその誘導体を有効成分として含有する5−ht3 レセプター拮抗剤
KR900003368B1 (ko) 신규한 인데노티아졸 유도체의 제조방법
WO1997005129A1 (fr) (r)-5-bromo-n-(1-ethyl-4-methylhexahydro-1h-1,4-diazepin-6-yl)-2-methoxy-6-methylamino-3-pyridine-carboxamide, son procede d'obtention et medicament le contenant
JPH05163250A (ja) 置換ピリミジノン誘導体およびそれを含有する抗潰瘍剤
JP2726999B2 (ja) イミダゾ[2,1−b]ベンゾチアゾール誘導体及び該化合物を有効成分とする抗潰瘍剤
GB1598365A (en) Pharmaceutically active amines di-substituted by hetero cyclic groups
HU181608B (en) Process for producing imidazo-thieno-pyrimidine derivatives
US4361567A (en) Treatment of peptic ulcer disease
JP3265083B2 (ja) 2−[2−(置換アミノ)ベンジルチオ]−5,6,7,8−テトラヒドロ−4(3h)−キナゾリノン誘導体
CN114656480B (zh) 噻吩并嘧啶类化合物、异构体或盐及其制备方法和用途
JPH0753730B2 (ja) イミダゾピラゾール誘導体
JPH0680041B2 (ja) 2−ピリジル酢酸誘導体、その製法およびそれを含む医薬
CN114671876B (zh) 新型茶碱类化合物、异构体或盐及其制备方法和用途
JPS631314B2 (ja)
CN114891003B (zh) 新型二氢嘧啶类化合物、中间体或盐及其制备方法和用途
JP2895665B2 (ja) ベンズイミダゾール誘導体、その製造法およびその製造用中間体
JP3035745B2 (ja) 縮合チオフェン誘導体
KR100188575B1 (ko) 벤즈이미다졸 유도체, 그의 제조법, 그를 유효성분으로서 함유하는 제토제 및 그의 제조용 중간체
AU732722B2 (en) 2-{4-{4-(4,5-dichloro-2- methylimidazol-1-yl)butyl} -1-piperazinyl}-5-fluoropyrimidine, its preparation and its therapeutic use
FI70894B (fi) Foerfarande foer framstaellning av terapeutiskt anvaendbar n-/2-(dimetylaminometylfuran-2-ylmetyltio)etyl/-3-pyridinkarboxamid-oxid och dess salter