JPH05162083A - 研削盤 - Google Patents
研削盤Info
- Publication number
- JPH05162083A JPH05162083A JP33059591A JP33059591A JPH05162083A JP H05162083 A JPH05162083 A JP H05162083A JP 33059591 A JP33059591 A JP 33059591A JP 33059591 A JP33059591 A JP 33059591A JP H05162083 A JPH05162083 A JP H05162083A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- grinding wheel
- grinding
- rotary shaft
- grindstone
- wheel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Constituent Portions Of Griding Lathes, Driving, Sensing And Control (AREA)
- Polishing Bodies And Polishing Tools (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、砥石車の砥石部の方向換えを容易
に行うことができ、作業性の向上が図れ経済性にも優れ
た研削盤を提供する。 【構成】 本発明は、方向性を有する砥石部1aを備え
た砥石車1を回転軸に装着し、この砥石車1の回転によ
り工作物を研削する研削盤において、前記砥石車1の装
着穴をその中央部側が挟径で両端面側を広径とするテー
パ穴6としたものである。これにより、回転軸に対し砥
石車1の両端面いずれの方向からでも装着でき、砥石部
1aの方向換えを作業性よく行うことができる。
に行うことができ、作業性の向上が図れ経済性にも優れ
た研削盤を提供する。 【構成】 本発明は、方向性を有する砥石部1aを備え
た砥石車1を回転軸に装着し、この砥石車1の回転によ
り工作物を研削する研削盤において、前記砥石車1の装
着穴をその中央部側が挟径で両端面側を広径とするテー
パ穴6としたものである。これにより、回転軸に対し砥
石車1の両端面いずれの方向からでも装着でき、砥石部
1aの方向換えを作業性よく行うことができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、機械加工分野で広く利
用されている研削用の砥石車を備えた研削盤に関する。
用されている研削用の砥石車を備えた研削盤に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の研削盤における砥石車及
びこの砥石車に装着され駆動源からの回転力を砥石車に
伝達する回転軸は、強力な伝達力を得るために各々の嵌
合部分をテーパ穴及びテーパ軸に形成している。そし
て、砥石車は、回転軸に装着され、回転軸端部に設けた
受けねじに砥石車固定用のねじ(又はボルト)をねじ込
み締め上げることにより、砥石車を回転軸に完全に固定
するようになっている。
びこの砥石車に装着され駆動源からの回転力を砥石車に
伝達する回転軸は、強力な伝達力を得るために各々の嵌
合部分をテーパ穴及びテーパ軸に形成している。そし
て、砥石車は、回転軸に装着され、回転軸端部に設けた
受けねじに砥石車固定用のねじ(又はボルト)をねじ込
み締め上げることにより、砥石車を回転軸に完全に固定
するようになっている。
【0003】この結果、回転軸の回転は砥石車へ確実に
伝達される。
伝達される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
研削盤における砥石車のテーパ穴はその一方の端面側を
広径とする形状であるため、工作物に対し左右対称の溝
を加工するような場合、一方の溝を加工した後、ねじを
緩めて砥石車を回転軸から取り外した後、さらに砥石車
を構成する円板状の砥石部も分解し、この砥石部の方向
を替え砥石車としての前準備をした後、再度回転軸に再
挿入し直しねじ止めするというような非常に効率の悪い
作業をしなければならなかった。
研削盤における砥石車のテーパ穴はその一方の端面側を
広径とする形状であるため、工作物に対し左右対称の溝
を加工するような場合、一方の溝を加工した後、ねじを
緩めて砥石車を回転軸から取り外した後、さらに砥石車
を構成する円板状の砥石部も分解し、この砥石部の方向
を替え砥石車としての前準備をした後、再度回転軸に再
挿入し直しねじ止めするというような非常に効率の悪い
作業をしなければならなかった。
【0005】場合によっては、作業効率を向上させるた
め砥石部のみ対称形状とした砥石車を別々に保有するこ
ともあり、費用がかさむという問題があった。
め砥石部のみ対称形状とした砥石車を別々に保有するこ
ともあり、費用がかさむという問題があった。
【0006】そこで本発明は、砥石車の砥石部の方向換
えを容易に行うことができ、作業性の向上が図れ経済性
にも優れた研削盤を提供することを目的とするもので
る。
えを容易に行うことができ、作業性の向上が図れ経済性
にも優れた研削盤を提供することを目的とするもので
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、方向性を有す
る砥石部を備えた砥石車を回転軸に装着し、この砥石車
の回転により工作物を研削する研削盤において、前記砥
石車の装着穴をその中央部側が挟径で両端面側を広径と
するテーパ穴としたものである。
る砥石部を備えた砥石車を回転軸に装着し、この砥石車
の回転により工作物を研削する研削盤において、前記砥
石車の装着穴をその中央部側が挟径で両端面側を広径と
するテーパ穴としたものである。
【0008】
【作用】上述した研削盤によれば、砥石車の装着穴をそ
の中央部側が挟径で両端面側を広径とするテーパ穴とし
たので、回転軸に対し両端面いずれの方向からでも装着
でき、これにより、砥石部の方向換えを作業性よく行う
ことができる。
の中央部側が挟径で両端面側を広径とするテーパ穴とし
たので、回転軸に対し両端面いずれの方向からでも装着
でき、これにより、砥石部の方向換えを作業性よく行う
ことができる。
【0009】
【実施例】以下に、本発明の実施例を詳細に説明する。
【0010】図1に示す本実施例の研削盤は、円板状で
突出端部1bが方向性を有する砥石部1aと、この砥石
部1aを保持する砥石車本体2とからなる砥石車1と、
この砥石車1を回転駆動する回転軸5とを具備してい
る。
突出端部1bが方向性を有する砥石部1aと、この砥石
部1aを保持する砥石車本体2とからなる砥石車1と、
この砥石車1を回転駆動する回転軸5とを具備してい
る。
【0011】前記砥石部1aは、砥石車本体2に固定座
金3及び固定ナット4により固定されるようになってい
る。
金3及び固定ナット4により固定されるようになってい
る。
【0012】前記砥石車本体2の中心部には、回転軸5
のテーパ軸5aに対応する装着穴としてのテーパ穴6を
穿設している。このテーパ穴6は、図1に示すように、
砥石車本体2の一方の端面2a及び他方の端面2b側が
広径で、中央部7側が挟径となっている。即ち、テーパ
穴6は中央部7を境として一方の端面2a及び他方の端
面2bに至にしたがい拡開する形状となっている。
のテーパ軸5aに対応する装着穴としてのテーパ穴6を
穿設している。このテーパ穴6は、図1に示すように、
砥石車本体2の一方の端面2a及び他方の端面2b側が
広径で、中央部7側が挟径となっている。即ち、テーパ
穴6は中央部7を境として一方の端面2a及び他方の端
面2bに至にしたがい拡開する形状となっている。
【0013】次に、前記研削盤の作用を、砥石車1の回
転軸5に対する装着状態を主にし、かつ、図2,図3を
も参照して説明する。
転軸5に対する装着状態を主にし、かつ、図2,図3を
も参照して説明する。
【0014】前記砥石車1は、テーパ穴6を前記回転軸
5に挿入し、固定座金8及び固定ボルト9により回転軸
5に固定される。
5に挿入し、固定座金8及び固定ボルト9により回転軸
5に固定される。
【0015】図2は、前記砥石車1を端面2a側から回
転軸5に装着した状態であり、この状態で加工対象物1
0の加工面11を加工した場合、図2において左側が傾
斜した形状の溝11aが形成される。
転軸5に装着した状態であり、この状態で加工対象物1
0の加工面11を加工した場合、図2において左側が傾
斜した形状の溝11aが形成される。
【0016】次に、前記固定座金8及び固定ボルト9を
外し、砥石車1を一端抜き取った後に、砥石車1をひっ
くり返して端面2b側から回転軸5に挿入し、前記車固
定座金8,固定ボルト9で固定すると図3に示す状態と
なる。
外し、砥石車1を一端抜き取った後に、砥石車1をひっ
くり返して端面2b側から回転軸5に挿入し、前記車固
定座金8,固定ボルト9で固定すると図3に示す状態と
なる。
【0017】この状態で加工対象物10を加工した場合
の溝11b、図2に示す溝11aと対称な同図において
右側が傾斜した形状となる。
の溝11b、図2に示す溝11aと対称な同図において
右側が傾斜した形状となる。
【0018】このような砥石車1を具備する研削盤によ
れば、砥石車1の装着穴をその中央部側が挟径で両端面
側を広径とするテーパ穴6としたので、回転軸5に対し
両端面2a,2bのいずれの方向からでも装着でき、こ
れにより、砥石部1aの方向換えを作業性よく行うこと
ができる。また、砥石部1aの方向性のみが異なるもの
を複数購入する必要も無くなり、経済性の面でも優れて
いる。
れば、砥石車1の装着穴をその中央部側が挟径で両端面
側を広径とするテーパ穴6としたので、回転軸5に対し
両端面2a,2bのいずれの方向からでも装着でき、こ
れにより、砥石部1aの方向換えを作業性よく行うこと
ができる。また、砥石部1aの方向性のみが異なるもの
を複数購入する必要も無くなり、経済性の面でも優れて
いる。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、上
述した構成としたので、砥石車の砥石部の方向換えを作
業性よく行うことができ、経済性にも優れた研削盤を提
供することができる。
述した構成としたので、砥石車の砥石部の方向換えを作
業性よく行うことができ、経済性にも優れた研削盤を提
供することができる。
【図1】本実施例の砥石車の概略断面図
【図2】本実施例の砥石車の回転軸への取り付け状態を
示す概略断面図
示す概略断面図
【図3】本実施例の砥石車の回転軸への取り付け状態を
示す概略断面図
示す概略断面図
【符号の説明】 1 砥石車 1a 砥石部 2 砥石車本体 6 テーパ穴 10 加工対象物
Claims (1)
- 【請求項1】 方向性を有する砥石部を備えた砥石車を
回転軸に装着し、この砥石車の回転により工作物を研削
する研削盤において、前記砥石車の装着穴をその中央部
側が挟径で両端面側を広径とするテーパ穴としたことを
特徴とする研削盤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33059591A JPH05162083A (ja) | 1991-12-13 | 1991-12-13 | 研削盤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33059591A JPH05162083A (ja) | 1991-12-13 | 1991-12-13 | 研削盤 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05162083A true JPH05162083A (ja) | 1993-06-29 |
Family
ID=18234414
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33059591A Pending JPH05162083A (ja) | 1991-12-13 | 1991-12-13 | 研削盤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05162083A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2401566A (en) * | 2003-05-13 | 2004-11-17 | Bosch Gmbh Robert | Abrasive cutting disc with means to compensate for disc eccentricity |
-
1991
- 1991-12-13 JP JP33059591A patent/JPH05162083A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2401566A (en) * | 2003-05-13 | 2004-11-17 | Bosch Gmbh Robert | Abrasive cutting disc with means to compensate for disc eccentricity |
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