JPH05161963A - チッソリフロー装置 - Google Patents

チッソリフロー装置

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Publication number
JPH05161963A
JPH05161963A JP31047391A JP31047391A JPH05161963A JP H05161963 A JPH05161963 A JP H05161963A JP 31047391 A JP31047391 A JP 31047391A JP 31047391 A JP31047391 A JP 31047391A JP H05161963 A JPH05161963 A JP H05161963A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heating chamber
nitrogen gas
inlet
outlet
exhaust passage
Prior art date
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Pending
Application number
JP31047391A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiyuki Wada
義之 和田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP31047391A priority Critical patent/JPH05161963A/ja
Publication of JPH05161963A publication Critical patent/JPH05161963A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 入口部および出口部から加熱室内に外部空気
が流入するのを防止できるチッソリフロー装置を提供す
る。 【構成】 入口部5および/または出口部6の下部に連
通する排気路7を設け、この排気路7に、上記入口部5
および/または出口部6から加熱室1外へ流出しようと
する高温のチッソガスN2 と、この入口部5および/ま
たは出口部6からこの加熱室1内に流入しようとする外
部空気Eとを上記排気路7に吸入するファン8を設けた
ものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はチッソリフロー装置に係
り、詳しくは入口部や出口部から加熱室内に外部空気が
流入するのを防止するための手段に関する。
【0002】
【従来の技術】基板に電子部品を実装するにあたって
は、基板に形成された銅箔などの回路パターンの電極部
にクリーム半田や半田メッキなどの半田を形成し、この
半田上に電子部品を搭載した後、この基板をリフロー装
置へ送り半田の加熱処理をする。
【0003】従来、このような半田の加熱処理は、空気
を加熱して行われていたが、空気中には酸素が含まれて
いるので、銅箔などから成る回路パターンや半田などの
金属部が加熱されて酸化しやすく、酸化すると半田のヌ
レ性が低下し、電子部品を基板に良好に接着できなくな
りやすい問題があった。
【0004】その改善策として、回路パターンや半田が
酸化する虞れのないチッソガス雰囲気中において、加熱
処理を行うチッソリフロー装置が提案されている。
【0005】以下、図2を参照しながら、従来のチッソ
リフロー装置を説明する。ヒータ100およびファン1
01が配設された加熱室102内に、コンベア103に
より基板104を搬送し、このヒータ100により半田
の加熱処理をする。このとき、この加熱室102内に
は、図外のチッソガス供給部からチッソガスN2 が供給
されている。また、この加熱室102の入口部105お
よび図外の出口部の上部には、排気路106が設けられ
ている。この排気路106は、ヒータ100により約3
00度に加熱されて上昇気流となったチッソガスN2
が、入口部105の開口部105aから外部へ流亡する
のを防いで回収するための通路である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このように
高温のチッソガスN2は、上昇気流となって同図実線矢
印のように排気路106へ流入されることから、冷たい
外部空気Eは、同図破線矢印のように、このチッソガス
N2 の流れを避けるように、入口部105の底面105
bに沿って加熱室102内に流れ込み、このため加熱室
102内の酸素濃度が次第に高くなって、上述した回路
パターンや半田の酸化による弊害を起こすという問題点
があった。このような問題点は、図示しない出口部にお
いても同様に発生する。
【0007】また、従来装置として、これらの入口部1
05および出口部にシャッタを設け、基板104の出し
入れに応じてシャッタを開閉することにより、チッソガ
スの流れと外部空気の流入を防止するようにしたものが
あるが、このようにすると装置が複雑化して制御が面倒
となり、またシャッタの開閉の際には外部空気Eが流入
することから、外部空気Eの流入を十分に防止すること
はできないものであった。
【0008】そこで本発明は、簡単な手段により、外部
空気が加熱室内に流入するのを防止できるチッソリフロ
ー装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、入口部および
/または出口部の下部に連通する排気路を設け、上記入
口部および/または出口部から加熱室外へ流出しようと
する高温のチッソガスと、この入口部および/または出
口部からこの加熱室内に流入しようとする外部空気とを
上記排気路に吸入するファンを設けたものである。
【0010】
【作用】上記構成において、ファンを駆動すると、この
ファンの吸引力により、入口部および/または出口部か
ら加熱室外へ流出しようとする高温のチッソガスが、流
れの向きを変えて排気路内に吸入される。一方、冷たい
外部空気は、入口部および/または出口部の下部を通過
して加熱室内に流入しようとするが、この排気路側へ向
きが変えられたチッソガスにその流れを遮られて、この
チッソガスとともに、排気路内に吸入される。これによ
り、外部空気の加熱室内への流入を防止することができ
る。
【0011】
【実施例】次に、図面を参照しながら本発明の実施例を
説明する。図1はチッソリフロー装置の側面図である。
1は加熱室であり、その内部にはヒータ2、ファン3が
配設されている。4は加熱室1内に配設されたコンベヤ
であって、電子部品Pが実装された基板Sを入口部5か
ら出口部6へ向かって搬送する。7は加熱室1の下部に
沿って設けられた排気路であって、この排気路7の両側
部の吸気口7aは、入口部5および出口部6の下部に各
々連通している。後述するように、入口部5や出口部6
から加熱室1外へ流出しようとするチッソガスN2 や、
加熱室1内へ流入しようとする外部空気Eを、この吸気
口7aから排気路7に吸入する。8はこの排気路7の途
中に設けられたファンであり、9は加熱室1内にチッソ
ガスN2 を供給するチッソガス供給手段である。
【0012】本装置は、上記のような構成より成り、次
に動作を説明する。図1において、コンベア4に搬送さ
れた基板Sは入口部5から加熱室1内へ入り、次いでこ
の加熱室1内を通過中に、ヒータ2により半田が加熱処
理され、その後基板Sは出口部6から加熱室1の外へ搬
出される。
【0013】この作業中、加熱室1内にはチッソガス供
給手段9からチッソガスN2 が供給されるが、オーバー
フローした高温のチッソガスN2 は、高温であるがゆえ
に鎖線矢印に示すように上昇気流となり、入口部5およ
び出口部6の上部から外部へ流亡しようとする。ところ
が、本手段ではファン8の吸引力により、チッソガスN
2 は実線矢印方向に流れの向きを変え、入口部5、出口
部6の下部の吸気口7aから排気路7内に吸入される。
一方冷たい外部空気Eは、破線矢印で示すように、入口
部5と出口部6の下部に沿って加熱室1内へ流入しよう
とするが、吸入口7a側へ向きが変えられたチッソガス
N2 に流れを遮られ、チッソガスN2 とともに、吸気口
7aから排気路7内に吸入される。これにより、外部空
気Eの加熱室1内への流入を防止することができる。
【0014】本発明は上記実施例に限定されないのであ
って、例えば図2に示す従来装置と同様に、入口部5と
出口部6の上部にチッソガスの排気路を設けることによ
り、排気路7に吸入されずに外部へ流出しようとする高
温のチッソガスを回収するようにしてもよい。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、入口部お
よび/または出口部の下部に連通する排気路を設け、上
記入口部および/または出口部から加熱室外へ流出しよ
うとする高温のチッソガスと、この入口部および/また
は出口部からこの加熱室内に流入しようとする外部空気
とを上記排気路に吸入するファンを設けているので、フ
ァンの吸引力により、入口部および/または出口部の下
部を通過して加熱室内に流入しようとする冷たい外部空
気は、排気路側へ向きが変えられたチッソガスにその流
れを遮られて、このチッソガスとともに、排気路内に吸
入される。これにより、外部空気の加熱室内への流入を
防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るチッソリフロー装置の側面図
【図2】従来手段に係るチッソリフロー装置の要部側面
【符号の説明】
1 加熱室 2 ヒータ 4 コンベア 5 入口部 6 出口部 7 下部排気路 9 チッソガス供給部 E 外部空気 N2 チッソガス S 基板

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ヒータが配設された加熱室と、この加熱室
    の入口部から出口部へ基板を搬送するコンベアと、上記
    加熱室にチッソガスを供給するチッソガス供給部とを備
    えたチッソリフロー装置において、上記入口部および/
    または出口部の下部に連通する排気路を設け、上記入口
    部および/または出口部から加熱室外へ流出しようとす
    る高温のチッソガスと、この入口部および/または出口
    部からこの加熱室内に流入しようとする外部空気とを上
    記排気路に吸入するファンを設けたことを特徴とするチ
    ッソリフロー装置。
JP31047391A 1991-11-26 1991-11-26 チッソリフロー装置 Pending JPH05161963A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31047391A JPH05161963A (ja) 1991-11-26 1991-11-26 チッソリフロー装置

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JP31047391A JPH05161963A (ja) 1991-11-26 1991-11-26 チッソリフロー装置

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Publication Number Publication Date
JPH05161963A true JPH05161963A (ja) 1993-06-29

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ID=18005671

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31047391A Pending JPH05161963A (ja) 1991-11-26 1991-11-26 チッソリフロー装置

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