JPH0516185A - 射出成形機における製品カツトの位置決め装置 - Google Patents
射出成形機における製品カツトの位置決め装置Info
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- JPH0516185A JPH0516185A JP19475791A JP19475791A JPH0516185A JP H0516185 A JPH0516185 A JP H0516185A JP 19475791 A JP19475791 A JP 19475791A JP 19475791 A JP19475791 A JP 19475791A JP H0516185 A JPH0516185 A JP H0516185A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- product
- positioning
- chuck
- injection molding
- molding machine
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/17—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C45/38—Cutting-off equipment for sprues or ingates
- B29C45/382—Cutting-off equipment for sprues or ingates disposed outside the mould
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】射出成形機における製品カット工程において、
最終固定位置での位置決め作動を簡略化し、且つ正確な
位置決めを行う。 【構成】製品Tを把持したチャック3が位置決め機構P
に移動する際、製品TのランナーT2 の両端が位置決め
プレート20、20に当接すると、その押圧力でスイッ
チ板19、調整ボルト24b、シャフト24aを介して
ベースプレート16に取付けられたリミットスイッチ2
4を作動させ、チャックONを解除する。そしてフリー
状態となったチャック3はそのまま前進し、適正な最終
固定位置で停止して再度チャック3は閉鎖され、製品の
スプールT1 を把持する。 【効果】チャックが位置決め機構の前で一旦停止するこ
となく位置決めが行われるので、従来の位置決め工程を
短縮でき、又製品受け取りの最初の把持位置が一定でな
くとも全ての製品において安定した位置決め、カットが
可能となる。
最終固定位置での位置決め作動を簡略化し、且つ正確な
位置決めを行う。 【構成】製品Tを把持したチャック3が位置決め機構P
に移動する際、製品TのランナーT2 の両端が位置決め
プレート20、20に当接すると、その押圧力でスイッ
チ板19、調整ボルト24b、シャフト24aを介して
ベースプレート16に取付けられたリミットスイッチ2
4を作動させ、チャックONを解除する。そしてフリー
状態となったチャック3はそのまま前進し、適正な最終
固定位置で停止して再度チャック3は閉鎖され、製品の
スプールT1 を把持する。 【効果】チャックが位置決め機構の前で一旦停止するこ
となく位置決めが行われるので、従来の位置決め工程を
短縮でき、又製品受け取りの最初の把持位置が一定でな
くとも全ての製品において安定した位置決め、カットが
可能となる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、射出成形機より取り出
される製品をランナーから切り離す工程において用いる
位置決め装置に関するものである。
される製品をランナーから切り離す工程において用いる
位置決め装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来上記位置決め装置は自動制御或は手
動制御により以下の如く構成されている。まず射出成形
機から取り出される製品は取り出し機ハンドを介してゲ
ートカット機チャック(以下チャックという)に受け渡
され、その後チャックの作動は図1のフローチャートに
示す如く、まずスタートで取り出し機と位置合わせをし
た後、前進して取り出し機へ接近し(ステップ1)、チ
ャックを閉じて製品TのスプールT1 をチャックし(ス
テップ2)、その後位置決め治具まで移動して(ステッ
プ3)位置決め治具のV溝奥の手前まで前進して一旦停
止し(ステップ4)、チャックをOFFしてフリー状態
にして(ステップ5)スプールT1 を深くチャックでき
る位置まで前進し(ステップ6)、再びチャックをON
してスプールT1 をチャックし(ステップ7)、製品T
を位置決め治具に当接させて固定した後、ニッパーによ
り製品とランナーT2 をカットする、という構成を有す
るものであった。
動制御により以下の如く構成されている。まず射出成形
機から取り出される製品は取り出し機ハンドを介してゲ
ートカット機チャック(以下チャックという)に受け渡
され、その後チャックの作動は図1のフローチャートに
示す如く、まずスタートで取り出し機と位置合わせをし
た後、前進して取り出し機へ接近し(ステップ1)、チ
ャックを閉じて製品TのスプールT1 をチャックし(ス
テップ2)、その後位置決め治具まで移動して(ステッ
プ3)位置決め治具のV溝奥の手前まで前進して一旦停
止し(ステップ4)、チャックをOFFしてフリー状態
にして(ステップ5)スプールT1 を深くチャックでき
る位置まで前進し(ステップ6)、再びチャックをON
してスプールT1 をチャックし(ステップ7)、製品T
を位置決め治具に当接させて固定した後、ニッパーによ
り製品とランナーT2 をカットする、という構成を有す
るものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記位置決め、カット
工程にあって、最初に射出成形機から製品Tを取り出す
際、取り出し機ハンドの作動が手動、自動に拘わらず、
スプールT1 における取り出し機ハンドの把持する位置
が一定ではなかった。即ち把持位置がランナーT2 から
の適切な距離L(図2)であれば問題なく位置決めは成
されるが、Lより長い場合や短い場合でもそのままの状
態でステップ2によりチャックに受け渡され、位置決め
を行われるから、手動で位置決め制御を行う場合は、製
品ごとに位置決め治具前における一旦停止位置が相違す
るため、いちいち対応するのは面倒で作業性の低下に繋
がる。更に自動制御での位置決めにあっては、Lより長
い場合L1 では前記ステップ4の一旦停止において、チ
ャックがフリーになる前に該位置決め治具のV型溝に製
品のランナーT2 が当たり(図3のA)、製品を傷つけ
不良化させてしまったり、チャックやその駆動モータに
余計な負荷を与えてしまったりする。逆にLより短い場
合L2 では、同じくステップ4においてチャック停止の
後、製品が位置決め治具に届かない状態でステップ5で
チャックがフリーになるので(図3のB)、製品重量が
大きいものであると、チャックにおけるスプールT1 の
把持位置がズレを起こし、その後の位置決めではV型溝
の中心に製品をうまく固定できなくなる不具合を生じて
しまう。
工程にあって、最初に射出成形機から製品Tを取り出す
際、取り出し機ハンドの作動が手動、自動に拘わらず、
スプールT1 における取り出し機ハンドの把持する位置
が一定ではなかった。即ち把持位置がランナーT2 から
の適切な距離L(図2)であれば問題なく位置決めは成
されるが、Lより長い場合や短い場合でもそのままの状
態でステップ2によりチャックに受け渡され、位置決め
を行われるから、手動で位置決め制御を行う場合は、製
品ごとに位置決め治具前における一旦停止位置が相違す
るため、いちいち対応するのは面倒で作業性の低下に繋
がる。更に自動制御での位置決めにあっては、Lより長
い場合L1 では前記ステップ4の一旦停止において、チ
ャックがフリーになる前に該位置決め治具のV型溝に製
品のランナーT2 が当たり(図3のA)、製品を傷つけ
不良化させてしまったり、チャックやその駆動モータに
余計な負荷を与えてしまったりする。逆にLより短い場
合L2 では、同じくステップ4においてチャック停止の
後、製品が位置決め治具に届かない状態でステップ5で
チャックがフリーになるので(図3のB)、製品重量が
大きいものであると、チャックにおけるスプールT1 の
把持位置がズレを起こし、その後の位置決めではV型溝
の中心に製品をうまく固定できなくなる不具合を生じて
しまう。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで本発明は上記位置
決め、カット工程において、チャックによるスプールの
最初の把持位置がズレたものであっても確実に位置決め
固定を行う製品カットの位置決め装置を提供するもの
で、その構成は、射出成形機から取り出された製品を受
け取り、把持する把持手段と、把持した製品を最終固定
位置で位置決めを行う位置決め手段と、前記最終固定位
置において製品を固定する固定手段よりなる射出成形機
の製品カット位置決め装置であって、前記位置決め手段
が、位置決め部材に製品が到達する作動を検知して該把
持手段における製品の把持を一旦解除し、最終固定位置
において再度製品把持を行う制御機構を備えたことを特
徴とすることにある。尚、本発明で言う最終固定位置と
は、上記位置決め部材に製品が完全に嵌入し、固定手段
によって製品が位置決め部材に最終的に位置決め固定さ
れる位置を指す。
決め、カット工程において、チャックによるスプールの
最初の把持位置がズレたものであっても確実に位置決め
固定を行う製品カットの位置決め装置を提供するもの
で、その構成は、射出成形機から取り出された製品を受
け取り、把持する把持手段と、把持した製品を最終固定
位置で位置決めを行う位置決め手段と、前記最終固定位
置において製品を固定する固定手段よりなる射出成形機
の製品カット位置決め装置であって、前記位置決め手段
が、位置決め部材に製品が到達する作動を検知して該把
持手段における製品の把持を一旦解除し、最終固定位置
において再度製品把持を行う制御機構を備えたことを特
徴とすることにある。尚、本発明で言う最終固定位置と
は、上記位置決め部材に製品が完全に嵌入し、固定手段
によって製品が位置決め部材に最終的に位置決め固定さ
れる位置を指す。
【0005】
【作用】まず射出成形機から取り出される製品を把持手
段により受け取り把持し、把持された製品を最終固定位
置まで停止することなく移動する。移動の際製品が最終
固定位置に到達する前に該位置決め部材に当接するの
で、この時位置決め部材に設けた制御機構により製品の
把持を一旦解除して把持手段をそのまま前進させ、適正
な最終固定位置で再び製品を把持する。
段により受け取り把持し、把持された製品を最終固定位
置まで停止することなく移動する。移動の際製品が最終
固定位置に到達する前に該位置決め部材に当接するの
で、この時位置決め部材に設けた制御機構により製品の
把持を一旦解除して把持手段をそのまま前進させ、適正
な最終固定位置で再び製品を把持する。
【0006】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基いて説明す
る。1は射出成形機における製品カット装置で、テーブ
ル2上において前面に突出したチャック3を備えたモー
タ駆動によるゲートカット機4は、X軸及びZ軸夫々へ
の往復移動が可能で、又チャック3は取付け軸方向(Y
軸方向)への移動及び±220°で回転可能に備えら
れ、一対のレバーチャック3a、3bの開閉作動は、エ
アーホースにより接続された図示しないコンプレッサー
とチャック開放用(ON)、閉鎖用(OFF)の2つの
電磁弁により行われる。ゲートカット機4の前方にはス
プール・ランナー及び製品排出口5(以下排出口とい
う)が設けられ、該排出口5を挟んでチャック2のスタ
ート位置Aの向い側には、射出成形機より取出された製
品Tを取出し機ハンド6が振り出す際の受け取り位置を
検出する光電スイッチ7が、ボルト8によりテーブル2
に固定され、その右側には位置決め機構Pが、中央にス
ライド孔9を設けたスライドベース10を介してスライ
ドボルト10a、10a、背板10bにより固定位置を
上下に変更可能に取着され、スライドベース10も又ゲ
ートカット機4のX軸方向と平行にテーブル4に設けた
移動溝11に、スライドベース10の基盤に設けた長孔
12、12及びボルト13、13、固定板14により前
後左右に固定位置を変更可能に取付けられている。更に
位置決め機構Pの右側にはエアーニッパー15が、前記
位置決め機構Pと同様にスライドベース10を用いて上
下及び前後左右に固定位置の変更が可能にテーブル2に
取着されている。尚上記テーブル2は図示しないハンド
ルにより上下動可能に設定され、テーブル2上のゲート
カット機4、位置決め機構P及びエアーニッパー15
は、外部接続され、プログラミング可能な操作用ティー
チングパネルにより自動制御される。
る。1は射出成形機における製品カット装置で、テーブ
ル2上において前面に突出したチャック3を備えたモー
タ駆動によるゲートカット機4は、X軸及びZ軸夫々へ
の往復移動が可能で、又チャック3は取付け軸方向(Y
軸方向)への移動及び±220°で回転可能に備えら
れ、一対のレバーチャック3a、3bの開閉作動は、エ
アーホースにより接続された図示しないコンプレッサー
とチャック開放用(ON)、閉鎖用(OFF)の2つの
電磁弁により行われる。ゲートカット機4の前方にはス
プール・ランナー及び製品排出口5(以下排出口とい
う)が設けられ、該排出口5を挟んでチャック2のスタ
ート位置Aの向い側には、射出成形機より取出された製
品Tを取出し機ハンド6が振り出す際の受け取り位置を
検出する光電スイッチ7が、ボルト8によりテーブル2
に固定され、その右側には位置決め機構Pが、中央にス
ライド孔9を設けたスライドベース10を介してスライ
ドボルト10a、10a、背板10bにより固定位置を
上下に変更可能に取着され、スライドベース10も又ゲ
ートカット機4のX軸方向と平行にテーブル4に設けた
移動溝11に、スライドベース10の基盤に設けた長孔
12、12及びボルト13、13、固定板14により前
後左右に固定位置を変更可能に取付けられている。更に
位置決め機構Pの右側にはエアーニッパー15が、前記
位置決め機構Pと同様にスライドベース10を用いて上
下及び前後左右に固定位置の変更が可能にテーブル2に
取着されている。尚上記テーブル2は図示しないハンド
ルにより上下動可能に設定され、テーブル2上のゲート
カット機4、位置決め機構P及びエアーニッパー15
は、外部接続され、プログラミング可能な操作用ティー
チングパネルにより自動制御される。
【0007】位置決め機構Pは以下の如く構成される。
スライドベース10には、上部に設けた取付孔16a、
16aによりスライド孔9を介してスライドボルト10
a、10a、背板10bにより鍵形のベースプレート1
6が取着され、前記取付孔16a、16a間には、同じ
く取付孔方向に直交して挿通された回転ピン17によ
り、上部に振止め突起18aを設けた回転継手18が軸
着されて、回転継手18に固着された平板状のスイッチ
板19と共に、回転ピン17を中心として前後に回転可
能に設定されている。又スイッチ板19には、中央部水
平方向に、後述する位置決めプレート20の短軸幅Hよ
りやや大きい幅で同じく位置決めプレート20の厚さ分
の深さで位置決め溝21が設けられたプレートホルダー
22が固着され、該プレートホルダー22には、L字形
に折曲げた一方の折曲げ部先端をV字状に切り欠いた切
欠き部20a、20a、他方の折曲げ部中央には長軸方
向に長孔20b、20bを夫々設けた位置決めプレート
20、20が取着される。該位置決めプレート20、2
0は、切欠き部20a、20aを前方へ向ける形で、前
記長孔20b、20bを設けた折曲げ部側を前記位置決
め溝21に嵌入し、該長孔20b、20bを介して位置
決め溝21aの底部水平方向に左右対称に設けられたボ
ルト穴23、23・・に夫々ボルトで固定され、位置決
めプレート20の切欠き部20a、20a間のピッチを
調整可能に設定している。スライドベース10の裏側に
はリミットスイッチ24が設けられた取付け板25が、
前記ベースプレート16の下部にスライド孔9を通して
取着されたブラケット26を介して一体的に固定され、
該リミットスイッチ24は、取付け板25に設けられた
ホルダー25aに挿通したシャフト24a及び、シャフ
ト24a先端に螺着され、スライド孔9を通って前記ス
イッチ板19の中央下部の嵌入孔19aに先端部が嵌入
する調整ボルト24bを同一線上に備え、スイッチ板1
9への位置決め方向(図でいう右側)からの押圧力をリ
ミットスイッチ24へ伝達可能としている。尚、リミッ
トスイッチ24は前記エアーチャック3を開閉作動させ
る電磁弁と電源間に接続されて、前記調整ボルト24
b、シャフト24aを介して400gの圧力が加えられ
るとスイッチが作動し、その後図示しないスプリングに
より調整ボルト24bは元の位置に復帰する。又前記調
整ボルト24bの先端部に備えた調整ナット24cの位
置を変更することで前記スイッチ作動の設定圧力を変化
させることができる。
スライドベース10には、上部に設けた取付孔16a、
16aによりスライド孔9を介してスライドボルト10
a、10a、背板10bにより鍵形のベースプレート1
6が取着され、前記取付孔16a、16a間には、同じ
く取付孔方向に直交して挿通された回転ピン17によ
り、上部に振止め突起18aを設けた回転継手18が軸
着されて、回転継手18に固着された平板状のスイッチ
板19と共に、回転ピン17を中心として前後に回転可
能に設定されている。又スイッチ板19には、中央部水
平方向に、後述する位置決めプレート20の短軸幅Hよ
りやや大きい幅で同じく位置決めプレート20の厚さ分
の深さで位置決め溝21が設けられたプレートホルダー
22が固着され、該プレートホルダー22には、L字形
に折曲げた一方の折曲げ部先端をV字状に切り欠いた切
欠き部20a、20a、他方の折曲げ部中央には長軸方
向に長孔20b、20bを夫々設けた位置決めプレート
20、20が取着される。該位置決めプレート20、2
0は、切欠き部20a、20aを前方へ向ける形で、前
記長孔20b、20bを設けた折曲げ部側を前記位置決
め溝21に嵌入し、該長孔20b、20bを介して位置
決め溝21aの底部水平方向に左右対称に設けられたボ
ルト穴23、23・・に夫々ボルトで固定され、位置決
めプレート20の切欠き部20a、20a間のピッチを
調整可能に設定している。スライドベース10の裏側に
はリミットスイッチ24が設けられた取付け板25が、
前記ベースプレート16の下部にスライド孔9を通して
取着されたブラケット26を介して一体的に固定され、
該リミットスイッチ24は、取付け板25に設けられた
ホルダー25aに挿通したシャフト24a及び、シャフ
ト24a先端に螺着され、スライド孔9を通って前記ス
イッチ板19の中央下部の嵌入孔19aに先端部が嵌入
する調整ボルト24bを同一線上に備え、スイッチ板1
9への位置決め方向(図でいう右側)からの押圧力をリ
ミットスイッチ24へ伝達可能としている。尚、リミッ
トスイッチ24は前記エアーチャック3を開閉作動させ
る電磁弁と電源間に接続されて、前記調整ボルト24
b、シャフト24aを介して400gの圧力が加えられ
るとスイッチが作動し、その後図示しないスプリングに
より調整ボルト24bは元の位置に復帰する。又前記調
整ボルト24bの先端部に備えた調整ナット24cの位
置を変更することで前記スイッチ作動の設定圧力を変化
させることができる。
【0008】以上の如く構成された射出成形機における
製品カットの位置決め装置は、まず製品Tが取出し機ハ
ンド6により光電スイッチ7前の受け取り位置に振り出
されると、光電スイッチ7が検知してスタート位置Aに
あったレバーチャック3a、3bが開状態で受け取り位
置まで前進し、チャックONで閉鎖用の電磁弁が作動し
てエアーが出力し、チャック3が閉じてスプールT1 を
把持する。そしてそのまま前記位置決め機構Pの位置決
めプレート20、20の前方位置へ移動し、チャック3
を回転させてランナーT2 の方向を位置決めプレート2
0、20の設定方向(水平方向)に合わせ、位置決めプ
レート20、20に向かって前進する。製品のランナー
T2 の両端が位置決めプレート20、20のV字形切欠
き部20a、20aに夫々嵌入してそのままチャック3
が前進すると、位置決めプレート20、20、プレート
ホルダー22を介してスイッチ板19に押圧力が加えら
れ、該押圧力は調整ボルト24b、シャフト24aを伝
わってリミットスイッチ24に伝達する。(図5点線位
置)そして該押圧力が一定の値を超えるとリミットスイ
ッチ24はONされ、その作動により電源は遮断される
から、チャック3のONは解除されてレバーチャック3
a、3bはフリー状態となる。フリー状態となったチャ
ック3はスプールT1 を深く把持できる位置まで前進し
(図5一点鎖線)、位置決めプレート20、20も調整
ボルト24aに設けたスプリングにより元の位置へ復帰
しているから、チャック3が設定された停止位置で停止
し、再びレバーチャック3a、3bがONされた時は適
正な最終固定位置でスプールT1 が確りと把持される。
その後エアーニッパー15が作動して製品Tとランナー
T2 とを切り離し、チャック3は後退する。そしてチャ
ックOFFで開放用の電磁弁が作動してレバーチャック
3a、3bが開状態になり、スプールT1 及びランナー
T2 の把持を解いて、前記排出口5よりスプールT1 、
ランナーT2 を排出し、再びチャック3は最初のスター
ト位置Aまで帰還する。尚上記スプール及びランナーの
排出は、製品と同じ排出口5により排出されるものばか
りでなく、スプール、ランナー排出用にコンベヤを設け
たものがあるが、この場合は排出口5でなく、前記コン
ベヤ上においてチャック3は開放され、コンベヤ上に落
下されたスプール、ランナーは製品とは別途に排出され
る。
製品カットの位置決め装置は、まず製品Tが取出し機ハ
ンド6により光電スイッチ7前の受け取り位置に振り出
されると、光電スイッチ7が検知してスタート位置Aに
あったレバーチャック3a、3bが開状態で受け取り位
置まで前進し、チャックONで閉鎖用の電磁弁が作動し
てエアーが出力し、チャック3が閉じてスプールT1 を
把持する。そしてそのまま前記位置決め機構Pの位置決
めプレート20、20の前方位置へ移動し、チャック3
を回転させてランナーT2 の方向を位置決めプレート2
0、20の設定方向(水平方向)に合わせ、位置決めプ
レート20、20に向かって前進する。製品のランナー
T2 の両端が位置決めプレート20、20のV字形切欠
き部20a、20aに夫々嵌入してそのままチャック3
が前進すると、位置決めプレート20、20、プレート
ホルダー22を介してスイッチ板19に押圧力が加えら
れ、該押圧力は調整ボルト24b、シャフト24aを伝
わってリミットスイッチ24に伝達する。(図5点線位
置)そして該押圧力が一定の値を超えるとリミットスイ
ッチ24はONされ、その作動により電源は遮断される
から、チャック3のONは解除されてレバーチャック3
a、3bはフリー状態となる。フリー状態となったチャ
ック3はスプールT1 を深く把持できる位置まで前進し
(図5一点鎖線)、位置決めプレート20、20も調整
ボルト24aに設けたスプリングにより元の位置へ復帰
しているから、チャック3が設定された停止位置で停止
し、再びレバーチャック3a、3bがONされた時は適
正な最終固定位置でスプールT1 が確りと把持される。
その後エアーニッパー15が作動して製品Tとランナー
T2 とを切り離し、チャック3は後退する。そしてチャ
ックOFFで開放用の電磁弁が作動してレバーチャック
3a、3bが開状態になり、スプールT1 及びランナー
T2 の把持を解いて、前記排出口5よりスプールT1 、
ランナーT2 を排出し、再びチャック3は最初のスター
ト位置Aまで帰還する。尚上記スプール及びランナーの
排出は、製品と同じ排出口5により排出されるものばか
りでなく、スプール、ランナー排出用にコンベヤを設け
たものがあるが、この場合は排出口5でなく、前記コン
ベヤ上においてチャック3は開放され、コンベヤ上に落
下されたスプール、ランナーは製品とは別途に排出され
る。
【0009】上記作動により製品の位置決め、カットを
行えば、最初の時点における取出し機ハンドからの製品
の受け渡しの際、スプールのチャック把持位置が一定で
なく、適正な距離Lより長い場合でも短い場合でも、製
品のランナーが位置決めプレートに接触して押圧した時
点でリミットスイッチが作動し、必ずチャックはフリー
状態となるから、製品を傷つけたりチャックに余計な負
荷を与えたりすることが解消される。又、前記従来の位
置決めサイクルにおいての、位置決め治具前でのチャッ
ク一旦停止、チャックOFF、チャック再前進、チャッ
クONの工程(前記従来の技術で述べたステップ4〜
7)が短縮できる。尚上記実施例においては位置決め手
段における制御機構を、位置決め部材に製品が当接する
作動に連動するリミットスイッチを用いたものについて
説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものでは
なく、例えば前記位置決め部材に非接触式の検出器を設
け、該検出器によって得られる信号により電磁弁の作動
を制御するものとする等、本発明の趣旨を逸脱しない範
囲で各部の形状、構成を適宜に変更して具体化しても差
し支えない。
行えば、最初の時点における取出し機ハンドからの製品
の受け渡しの際、スプールのチャック把持位置が一定で
なく、適正な距離Lより長い場合でも短い場合でも、製
品のランナーが位置決めプレートに接触して押圧した時
点でリミットスイッチが作動し、必ずチャックはフリー
状態となるから、製品を傷つけたりチャックに余計な負
荷を与えたりすることが解消される。又、前記従来の位
置決めサイクルにおいての、位置決め治具前でのチャッ
ク一旦停止、チャックOFF、チャック再前進、チャッ
クONの工程(前記従来の技術で述べたステップ4〜
7)が短縮できる。尚上記実施例においては位置決め手
段における制御機構を、位置決め部材に製品が当接する
作動に連動するリミットスイッチを用いたものについて
説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものでは
なく、例えば前記位置決め部材に非接触式の検出器を設
け、該検出器によって得られる信号により電磁弁の作動
を制御するものとする等、本発明の趣旨を逸脱しない範
囲で各部の形状、構成を適宜に変更して具体化しても差
し支えない。
【0010】
【発明の効果】以上本発明によれば、製品における取出
し機からの最初の把持位置が均一でなくとも製品カット
においては正確な位置決めができ、又位置決めの最終工
程が一貫して同じになるから製品ごとにカット面にばら
つきが起こることもなく、安定したカット面を得ること
ができる。更に従来の位置決め工程を簡素化、短縮した
ことで、コストダウン、装置の稼働率アップといった種
々の効果も具現でき、その実益は多大である。
し機からの最初の把持位置が均一でなくとも製品カット
においては正確な位置決めができ、又位置決めの最終工
程が一貫して同じになるから製品ごとにカット面にばら
つきが起こることもなく、安定したカット面を得ること
ができる。更に従来の位置決め工程を簡素化、短縮した
ことで、コストダウン、装置の稼働率アップといった種
々の効果も具現でき、その実益は多大である。
【図1】従来の位置決め機構におけるチャックの作動を
示すチャート図である。
示すチャート図である。
【図2】取出し機ハンドが製品を把持する状態を示す説
明図である。
明図である。
【図3】(A)従来の位置決め機構における製品の位置
決め状態を示す説明図である。 (B)従来の位置決め機構における製品の位置決め状態
を示す説明図である。
決め状態を示す説明図である。 (B)従来の位置決め機構における製品の位置決め状態
を示す説明図である。
【図4】上記実施例における製品カット装置の斜視図で
ある。
ある。
【図5】上記実施例における位置決め装置の説明図であ
る。
る。
【図6】上記実施例における位置決め装置の説明図であ
る。
る。
1・・製品カット装置、2・・テーブル、3・・チャッ
ク、3a、3b・・レバーチャック、4・・ゲートカッ
ト機、5・・排出口、6・・取出し機ハンド、7・・光
電スイッチ、8・・取付けボルト、9・・スライド孔、
10・・スライドベース、11・・移動溝、15・・エ
アーニッパー、16・・ベースプレート、16a、16
a・・取付け孔、17・・回転ピン、18・・回転継
手、19・・スイッチ板、19a・・嵌入孔、20、2
0・・位置決めプレート、20a、20a・・切欠き
部、20b、20b・・長孔、21・・位置決め溝、2
2・・プレートホルダー、23・・ボルト穴、24・・
リミットスイッチ、24a・・シャフト、24b・・調
整ボルト、24c・・調整ナット、25・・取付け板、
25a・・ホルダー、26・・ブラケット、P・・位置
決め機構、T・・製品、T1 ・・スプール、T2 ・・ラ
ンナー。
ク、3a、3b・・レバーチャック、4・・ゲートカッ
ト機、5・・排出口、6・・取出し機ハンド、7・・光
電スイッチ、8・・取付けボルト、9・・スライド孔、
10・・スライドベース、11・・移動溝、15・・エ
アーニッパー、16・・ベースプレート、16a、16
a・・取付け孔、17・・回転ピン、18・・回転継
手、19・・スイッチ板、19a・・嵌入孔、20、2
0・・位置決めプレート、20a、20a・・切欠き
部、20b、20b・・長孔、21・・位置決め溝、2
2・・プレートホルダー、23・・ボルト穴、24・・
リミットスイッチ、24a・・シャフト、24b・・調
整ボルト、24c・・調整ナット、25・・取付け板、
25a・・ホルダー、26・・ブラケット、P・・位置
決め機構、T・・製品、T1 ・・スプール、T2 ・・ラ
ンナー。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 射出成形機から取り出された製品を受け
取り、把持する把持手段と、把持した製品を最終固定位
置で位置決めを行う位置決め手段と、前記最終固定位置
において製品を固定する固定手段よりなる射出成形機の
製品カット位置決め装置であって、前記位置決め手段
が、位置決め部材に製品が到達する作動を検知して該把
持手段における製品の把持を一旦解除し、最終固定位置
において再度製品把持を行う制御機構を備えたことを特
徴とする射出成形機における製品カットの位置決め装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19475791A JPH0516185A (ja) | 1991-07-08 | 1991-07-08 | 射出成形機における製品カツトの位置決め装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19475791A JPH0516185A (ja) | 1991-07-08 | 1991-07-08 | 射出成形機における製品カツトの位置決め装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0516185A true JPH0516185A (ja) | 1993-01-26 |
Family
ID=16329736
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19475791A Pending JPH0516185A (ja) | 1991-07-08 | 1991-07-08 | 射出成形機における製品カツトの位置決め装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0516185A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102672927A (zh) * | 2012-04-10 | 2012-09-19 | 昆山嘉华电子有限公司 | 自动嵌件模具防误送检测装置 |
WO2017128456A1 (zh) * | 2016-01-29 | 2017-08-03 | 四维尔丸井(广州)汽车零部件有限公司 | 汽车装饰条胶口修剪设备 |
CN107138704A (zh) * | 2017-03-07 | 2017-09-08 | 芜湖仅机械有限公司 | 一种方向盘压铸件全自动去浇口机 |
CN107379440A (zh) * | 2017-09-08 | 2017-11-24 | 福建富兰光学有限公司 | 一种聚碳酸酯光学球罩自动定位剪料装置 |
CN111571926A (zh) * | 2020-06-03 | 2020-08-25 | 苏州领裕电子科技有限公司 | 一种注塑产品Header的自动切PIN流水线 |
KR102677915B1 (ko) * | 2023-11-15 | 2024-06-24 | 유성일렉트로닉스(주) | 자동차용 사출품 게이트 커팅 및 이송시스템 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6323012B2 (ja) * | 1980-07-31 | 1988-05-14 | Fuji Heavy Ind Ltd |
-
1991
- 1991-07-08 JP JP19475791A patent/JPH0516185A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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