JPH05161777A - ドラム式洗濯機 - Google Patents

ドラム式洗濯機

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Publication number
JPH05161777A
JPH05161777A JP3333071A JP33307191A JPH05161777A JP H05161777 A JPH05161777 A JP H05161777A JP 3333071 A JP3333071 A JP 3333071A JP 33307191 A JP33307191 A JP 33307191A JP H05161777 A JPH05161777 A JP H05161777A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
drum
vibration
amount
water receiving
cloth
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3333071A
Other languages
English (en)
Inventor
Kimihiko Otsuka
公彦 大塚
Katsuaki Yoshida
勝昭 吉田
Hidekazu Yamashita
秀和 山下
Taketo Takahashi
武人 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP3333071A priority Critical patent/JPH05161777A/ja
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Pending legal-status Critical Current

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  • Main Body Construction Of Washing Machines And Laundry Dryers (AREA)
  • Control Of Washing Machine And Dryer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 水平軸周りに回転駆動されるドラムで洗濯物
の洗濯と遠心脱水とを行うドラム式洗濯機において、ド
ラム内の洗濯物の量を精度よく検知し、布量にあった洗
濯、すすぎ、脱水を行うことを目的とする。 【構成】 水受槽内に内包し水平軸回りに回転駆動され
るドラムを駆動するモータ3の回転を制御手段12によ
り制御し、このモータ3の回転数を回転数検知手段13
により検知する。回転数検知手段13の出力と水受槽の
振動を検知する振動検知手段14の出力より布量を判定
する布量判定手段15を備え、布量判定手段15は、ド
ラムを一定回転数で回転させたときの水受槽の振動と一
定回転中のドラム1の駆動を停止したときの回転数の変
化とより布量を判定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水平軸回りに回転駆動
されるドラムで洗濯物の洗濯と遠心脱水とを行ない、洗
濯物の量を判定できるようにしたドラム式洗濯機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、一般の全自動洗濯機では洗濯物の
量をセンサで判定して布量に合わせて洗濯の仕方を変え
るという方式がとられている。しかし、ドラム式洗濯機
では構成上の関係で全自動洗濯機で採用されている布量
判定装置をそのまま取り付けることができないため、新
しい布量判定装置の開発が望まれている。
【0003】従来、この種のドラム式洗濯機は図4に示
すような構成が一般的であった。以下、その構成につい
て説明する。
【0004】図に示すように、ドラム1は、水平軸回り
に回転自在に支持されており、水受槽2に内包されてい
る。水受槽2の下部にはドラム1を駆動するモ−タ3を
配設し、上部には給水弁4と洗剤ケース5とを連結する
給水管路6を設け、水受槽2内に給水するようにしてい
る。水受槽2はホースにより排水ポンプ7に連結してい
る。水受槽2の裏面には水受槽2内の水位を検知する水
位知装置8を配設している。
【0005】一方、一般の全自動洗濯機は図5に示すよ
うに構成しており、布量判定は、洗濯兼脱水槽9内に
水、洗濯物を入れた状態で運転をし、運転のオン、オフ
のオフ時のモータ10の回転の変化より布量を判定をす
るようにしている。全自動洗濯機の回転翼11は垂直軸
回りに回転駆動しているため、洗濯物の回転はバランス
がよく、低速回転でもバランスがよいので、上述のよう
にして布量を判定できる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらドラム式
洗濯機では、ドラム1を水平軸回りに回転駆動している
ため、洗濯のような低速回転ではドラム1内の洗濯物は
片寄りが起き、また水の抵抗によって運転のオフ時のモ
ータ3の回転の変化は、短時間で停止してしまい布量を
判定できない。また、全自動洗濯機の布量判定の精度
は、モータ10の回転を止めようとする力が主として洗
濯兼脱水槽9の底部に設置した回転翼11と洗濯物の接
触によって決まるため、布量判定は洗濯物全体を判定し
てるとはいえないものである。また、全自動洗濯機で
は、脱水時の洗濯兼脱水槽9の回転の立ち上がりをモー
タ10に接続されたコンデンサの端子電圧より求める方
法もあるが、この場合、洗濯物の量とアンバランスとを
同時に測定しており、布量が少なくてもアンバランス状
態では布量が多いと判定してしまう。このように全自動
洗濯機で採用されている布量判定は、ドラム式洗濯機で
は採用できないという問題を有しており、また、全自動
洗濯機での布量判定精度は不確かであるという問題を有
していた。
【0007】本発明は上記課題を解決するもので、洗濯
物の量を精度よく検知し、布量にあった洗濯、すすぎ、
脱水を行うようにすることを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、水平軸回りに回転駆動されるドラムを内包
する水受槽と、前記ドラムを駆動するモータと、前記モ
ータの回転を制御する制御手段と、前記モータの回転数
を検知する回転数検知手段と、前記水受槽の振動を検知
する振動検知手段と、前記回転数検知手段と振動検知手
段の出力より布量を判定する布量判定手段とを備え、前
記布量判定手段は、前記ドラムを一定回転数で回転させ
たときの前記水受槽の振動と一定回転中のドラムの駆動
を停止したときの回転数の変化とより布量を判定するよ
うにしたことを第1の課題解決手段としている。
【0009】また、上記第1の課題解決手段の布量判定
手段は、ドラムを一定回転数で回転させたときの水受槽
の振動と回転中のドラムの駆動を停止したときの回転数
の変化をメンバ−シップ関数としファジィ推論により布
量を判定するようにしたことを第2の課題解決手段とし
ている。
【0010】
【作用】本発明は上記した第1および第2の課題解決手
段により、ドラム内の洗濯物の量をドラムが一定回転数
のときのアンバランス状況と減速時の回転数の変化より
洗濯物の慣性力を求め、両者の値から布量を精度よく判
定できる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1および図2を
参照しながら説明する。なお、従来例と同じ構成のもの
は同一符号を付して説明を省略する。
【0012】図に示すように、制御手段12は、モータ
3の回転を制御するもので、モータ3の回転数を回転数
検知手段13により検知するようにしている。振動検知
手段14は水受槽2に取り付け、水受槽2のの振動を検
知する。布量判定手段15は、回転数検知手段13と振
動検知手段14の出力より布量を判定するもので、ドラ
ム1を一定回転数で回転させたときの水受槽2の振動と
一定回転中のドラム1の駆動を停止したときの回転数の
変化とより布量を判定するようにしている。
【0013】上記構成において動作を説明すると、ま
ず、ドラム1内に洗濯物を投入し、モータ3に通電しド
ラム1の回転数を徐々に上昇してドラム1内の洗濯物を
ドラム1の内壁に均一に張りつけていく。ドラム1の回
転数を回転数検知手段10により検知して制御手段13
によりモータ3を制御し一定回転数に保つ。このときの
水受槽2の振動を振動検知手段11により検知する。水
受槽2の振動はドラム1内の洗濯物がアンバランスかど
うかを判定するための手段として使っている。つぎに、
モータ3への通電を止めると、ドラム1は慣性力で回転
をするが回転は徐々に低下していく。この回転数の変化
を回転数検知手段10により測定する。同じアンバラン
ス状態であれば、洗濯物の量が多いほど回転体であるド
ラム1と洗濯物の質量が大きくなって慣性力が大きくな
り、回転数の変化率は小さくなる。すなわち、止まりに
くくなる。また、同じ洗濯物の量であればアンバランス
量が大きいほどドラム1の回転数の変化率は大きくなり
止まりやすくなる。したがって一定回転時のアンバラン
ス状況を振動検知手段11により検知し、ドラム1の慣
性力を回転数検知手段10で検知すれば、ドラム1内の
布量を判定できる。この行程は洗濯の初期に行うと洗濯
物の量が判り、それを発光ダイオードなどで表示すれ
ば、使用者が適量の洗剤を使うことができる。また、こ
の行程をすすぎ前の脱水で行えば脱水の回転を利用して
そのまま使える。
【0014】つぎに、本発明の他の実施例について説明
する。上記実施例では、布量判定において水受槽2の振
動が同じであってもドラム1内のアンバランスが同じと
はいえない。それはドラム1内の洗濯物が多いと慣性質
量が増え、同じアンバランスでも水受槽2は振動しにく
くなるからである。そこで、布量を判定する場合、水受
槽2の振動とドラム1の回転数の変化をメンバ−シップ
関数としたファジィ推論により判定する。
【0015】図2の布量判定手段15はファジィ推論部
を備え、このファジィ推論部は、ドラム1を一定回転数
で回転させたときの振動検知手段14の出力、すなわち
水受槽2の振動と、回転中のドラム1の駆動を停止した
ときの回転数検知手段13の出力、すなわち回転数の変
化とをメンバ−シップ関数としファジィ推論し、布量を
判定する。
【0016】本実施例のファジィ推論の推論ルールは、
「ドラムを一定回転数で回転させたときの水受槽の振動
が大きく、回転中のドラムの駆動を停止したときの回転
数の変動が少ないと、洗濯物の量は多いと判定し、ドラ
ムの回転数を標準とし、最長の洗濯時間で洗濯する」と
いった一般的な判断を基に形成されている。ここで、水
受槽の振動が「大きい」とか、ドラムの回転数の変動が
「少ない」といった定性的な概念は、図3(a)、(b)に示
すようなメンバーシップ関数により定量的に表現され
る。
【0017】
【表1】
【0018】(表1)はファジィ推論の推論ル−ルを示
したもので、ドラム1を一定回転数で回転させたときの
水受槽2の振動と回転中のドラム1の駆動を停止したと
きの回転数の変化とより洗濯時間とドラム1の回転数を
設定したものである。たとえば、洗濯物の量が少ないと
きは短い洗濯時間でも十分洗浄できるが、洗濯物がドラ
ム1の内周にへばり付き洗浄が不十分になるため、ドラ
ム1の回転数は落とすなどの対応をしている。また、布
量を判定した結果、布量や必要な洗剤量を表示したり、
洗濯時のドラム1の反転周期の最適化を図ることがで
き、すすぎにおいても同様な対処ができる。また、すす
ぎではすすぎの回数を変える対応もできる。さらに、脱
水においては脱水回転数や脱水時間を洗濯物の量に合わ
せて最適化を図るれる。
【0019】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように本発明
によれば、水平軸回りに回転駆動されるドラムを内包す
る水受槽と、前記ドラムを駆動するモータと、前記モー
タの回転を制御する制御手段と、前記モータの回転数を
検知する回転数検知手段と、前記水受槽の振動を検知す
る振動検知手段と、前記回転数検知手段と振動検知手段
の出力より布量を判定する布量判定手段とを備え、前記
布量判定手段は、前記ドラムを一定回転数で回転させた
ときの前記水受槽の振動と一定回転中のドラムの駆動を
停止したときの回転数の変化とより布量を判定するよう
にしたから、洗濯物の量を精度よく検知し、布量にあっ
た洗濯、すすぎ、脱水を行うことができる。
【0020】また、布量判定手段は、ドラムを一定回転
数で回転させたときの水受槽の振動と回転中のドラムの
駆動を停止したときの回転数の変化をメンバ−シップ関
数としファジィ推論により布量を判定するようにしたか
ら、洗濯物の検知精度を一層向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のドラム式洗濯機の要部ブロ
ック図
【図2】同ドラム式洗濯機の縦断面図
【図3】(a)、(b) 同ドラム式洗濯機のメンバーシップ
関数を示す図
【図4】従来のドラム式洗濯機の縦断面図
【図5】従来の全自動洗濯機の縦断面図
【符号の説明】
1 ドラム 2 水受槽 3 モータ 12 制御手段 13 回転数検知手段 14 振動検知手段 15 布量判定手段
フロントページの続き (72)発明者 高橋 武人 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水平軸回りに回転駆動されるドラムを内
    包する水受槽と、前記ドラムを駆動するモータと、前記
    モータの回転を制御する制御手段と、前記モータの回転
    数を検知する回転数検知手段と、前記水受槽の振動を検
    知する振動検知手段と、前記回転数検知手段と振動検知
    手段の出力より布量を判定する布量判定手段とを備え、
    前記布量判定手段は、前記ドラムを一定回転数で回転さ
    せたときの前記水受槽の振動と一定回転中のドラムの駆
    動を停止したときの回転数の変化とより布量を判定する
    ようにしたドラム式洗濯機。
  2. 【請求項2】 布量判定手段は、ドラムを一定回転数で
    回転させたときの水受槽の振動と回転中のドラムの駆動
    を停止したときの回転数の変化をメンバ−シップ関数と
    しファジィ推論により布量を判定するようにした請求項
    1記載のドラム式洗濯機。
JP3333071A 1991-12-17 1991-12-17 ドラム式洗濯機 Pending JPH05161777A (ja)

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JPH05161777A true JPH05161777A (ja) 1993-06-29

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107653627A (zh) * 2017-10-24 2018-02-02 青岛海尔洗衣机有限公司 洗衣机内水量检测控制方法和洗衣机

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107653627A (zh) * 2017-10-24 2018-02-02 青岛海尔洗衣机有限公司 洗衣机内水量检测控制方法和洗衣机
CN107653627B (zh) * 2017-10-24 2022-08-02 天津海尔洗涤电器有限公司 洗衣机内水量检测控制方法和洗衣机

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